JP7256363B2 - ラップラウンドケーサ - Google Patents

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本発明は、所定個数に集積されて搬送されてきた物品群をラップラウンドケーサ用シート上に載置し、下流側のシート搬送コンベヤに受け渡して封緘部に送り、各フラップを折り込んで封緘するラップラウンドケーサに関する。
従来、ラップラウンドケーサとして特許文献1に開示された構成が知られている。このラップラウンドケーサでは、容器群の搬送方向に沿って、容器供給コンベヤとシート搬送コンベヤが直列に設けられ、容器供給コンベヤの下流端とシート搬送コンベヤの上流端との間であるシート供給位置に、シート供給装置によってラップラウンドケーサ用シートが供給される。容器供給コンベヤによって供給された容器群はフライトバーによってシート搬送コンベヤ側に押され、シート供給装置から供給されたラップラウンドケーサ用シート上に載せられてシート搬送コンベヤに受け渡される。
シート供給装置は、複数枚のラップラウンドケーサ用シートを保持するマガジンから1枚のラップラウンドケーサ用シートを取出して把持し、シート供給位置へ移送する。マガジンはシート供給位置の側方に配置されており、ラップラウンドケーサ用シートを把持する把持部材は通常、マガジンとシート供給位置の間を直線的に往復動するように構成されている。
特開2014-105022号公報
上述した従来装置のように、ラップラウンドケーサ用シートをシート供給位置へ供給するための把持部材がマガジンとシート供給位置の間を往復動する構成では、把持部材がマガジン側へ復帰する間はラップラウンドケーサ用シートを移送することができず、このためラップラウンドケーサの処理能力には一定の限界があった。
本発明は、マガジンからシート供給位置へのラップラウンドケーサ用シートの供給能力を高めることにより、ラップランドケーサ全体の処理能力を向上させることを目的としている。
本発明に係るラップラウンドケーサは、物品を搬送する物品搬送手段と、マガジンから取出されシート取出し位置に定められたラップラウンドケーサ用シートを把持するグリッパを有し、物品搬送手段の搬送方向に直交する方向にグリッパを移動させることにより、物品搬送手段によって搬送されてくる物品の前方にあるシート供給位置にラップラウンドケーサ用シートを供給するシート供給手段と、物品搬送手段の下流側に設けられ、物品が載置されたラップラウンドケーサ用シートを受け取って封緘部へ搬送するシート搬送手段と、シート取出し位置に設けられ、開放状態にあるグリッパを閉鎖状態に切替えるグリッパ閉鎖手段と、シート供給位置に設けられ、閉鎖状態にあるグリッパを開放状態に切替えるグリッパ開放手段とを備え、シート供給手段は、グリッパが取付けられ、一方向に回転する無端搬送体を有し、グリッパは、固定爪と、揺動軸を中心として揺動可能に設けられた可動爪と、可動爪に取付けられた弾性部材とを有し、弾性部材は、可動爪が所定角度範囲内にあるときは可動爪を固定爪に近づく方向に揺動するように付勢し、可動爪が所定角度範囲外にあるときは可動爪を固定爪から離れる方向に揺動するように付勢し、グリッパ閉鎖手段は、第1当接部材を突出させることにより、開放状態にあるグリッパの可動爪を回動させて固定爪に近接させ、開放状態にあるグリッパを閉鎖状態に切替え、グリッパ開放手段は、第2当接部材を突出させることにより、閉鎖状態にあるグリッパの可動爪を回動させて固定爪から離間させ、閉鎖状態にあるグリッパを開放状態に切替えることを特徴としている。
好ましくは、無端搬送体には、シート取出し位置とシート供給位置に対応する間隔で、複数のグリッパが取付けられる。
本発明によれば、マガジンからシート供給位置へのラップラウンドケーサ用シートの供給能力を高めることにより、処理能力を向上させたラップラウンドケーサが得られる。
本発明の一実施形態であるラップラウンドケーサの配置を概略的に示す平面図である。 図1のX矢視方向から見たシート供給装置の正面図である。 図1のY矢視方向から見たシート供給装置を示し、図1のZ-Z矢視断面図である。 グリッパと、グリッパを開閉するための機構の説明図である。
以下、図示された実施形態を参照して本発明を説明する。
図1は本発明の一実施形態であるラップラウンドケーサの配置を概略的に示している。物品を搬送する物品搬送コンベヤ(物品搬送手段)10とラップラウンドケーサ用シートSを搬送するシート搬送コンベヤ(シート搬送手段)11とは同一直線上に配置される。物品搬送コンベヤ10の下流端とシート搬送コンベヤ11の上流端との間はシート供給位置Pであり、シート供給位置Pにはシート供給装置(シート供給手段)20によってラップラウンドケーサ用シートSが供給される。シート供給装置20は物品搬送コンベヤ10の搬送方向に直交する方向、すなわち一点鎖線Lに沿ってラップラウンドケーサ用シートSを移送する。
物品搬送コンベヤ10において、物品は所定個数に集積されて物品群(ワーク)Aとして形成され、シート供給位置Pに供給されたラップラウンドケーサ用シートS上に載置される。シート搬送コンベヤ11はワークAが載置されたラップラウンドケーサ用シートSを受け取り、下流側に設けられた封緘部12へ搬送する。封緘部12では、ラップラウンドケーサ用シートSの各フラップが折込まれてワークAが封緘され、下流側の排出部13へ搬送されて外部へ排出される。
図2は、図1のX矢視方向から見たシート供給装置20の正面図である。シート供給装置20は、複数枚のラップラウンドケーサ用シートSを重合した状態で保持するマガジン21(図3参照)と、マガジン21から取出された1枚のラップラウンドケーサ用シートSをシート供給位置Pへ移送するシート移送機構30とを有する。シート移送機構30は一対のスプロケット31、32を有する。スプロケット31、32は、水平方向に延びるフレーム38に回転自在に支持され、シート取出し位置Qに対応した位置と、シート供給位置Pに対応した位置に、それぞれ設けられる。なおシート取出し位置Qはマガジン21に近接した位置である。
スプロケット31、32には無端状のチェーン(無端搬送体)33が掛け回される。チェーン33には、シート取出し位置Qとシート供給位置Pに対応する間隔で、3つのグリッパ34、35、36が取付けられる。これらのグリッパ34、35、36はチェーン33の外側を向いており、第1および第2のグリッパ34、35が上方を向き、第1のグリッパ34がシート供給位置Pにあるとき、第2のグリッパ35はシート取出し位置Qにあり、第3のグリッパ36は下側を向いて、シート供給位置Pとシート取出し位置Qの間にある。
チェーン33はスプロケット32に連結されたサーボモータ37(図3参照)により駆動され、図2において反時計方向(矢印B方向)に回動する。グリッパ34~36は開閉可能であり、シート取出し位置Qにおいて開放状態から閉鎖状態に切替えられてラップラウンドケーサ用シートSを把持し、シート供給位置Pにおいて閉鎖状態から開放状態に切替えられてラップラウンドケーサ用シートSを解放する。グリッパ34~36を開閉するため、シート取出し位置Qとシート供給位置Pには、ノッカ71、72(図4参照)が設けられる。
サーボモータ37によりチェーン33が一方向に回転する間に、ラップラウンドケーサ用シートSはシート取出し位置Qにおいてグリッパに把持され、シート供給位置Pへ移送され、グリッパから開放されてシート搬送コンベヤ11に受け渡される。またラップラウンドケーサ用シートSを移送して開放したグリッパは、スプロケット32に沿って下方へ移動し、シート供給位置Pからシート取出し位置Qへ復帰する。
シート供給装置20の支持枠22には、マガジン21から取出され、シート取出し位置Qに定められたラップラウンドケーサ用シートSを支持するガイド部材23が設けられる。またシート取出し位置Qとシート供給位置Pの間に設けられた補助枠16には、グリッパ34~36により移送されるラップラウンドケーサ用シートSに係合して案内するガイド部材24が設けられる。一方シート供給位置Pには、ラップラウンドケーサ用シートSが係止するストッパ15が設けられる。
本実施形態は、大きさの異なるラップラウンドケーサ用シートSを移送できるように構成されている。すなわちグリッパ34~36の高さ位置は調整可能であり、このため、支持枠22には、フレーム38を昇降自在に支持する案内機構25と、フレーム38を昇降させるためのボールネジ26とが設けられる。案内機構25は、フレーム38に固定されたスライダと、スライダが摺動自在に取付けられるレールとを備えた従来公知の構成を有する。
ボールネジ26は垂直方向に延び、フレーム38に連結されたナット39(図3参照)が螺合する。ボールネジ26の下端部に設けられたベベルギア27は、支持枠22に設けられて水平方向に延びるシャフト28の一端に固定されたベベルギア29に螺合する。シャフト28の他端は支持枠22から突出し、突出端にはハンドル40が設けられる。ハンドル40を回転させると、シャフト28とベベルギア27、29を介してボールネジ26が軸心周りに回転し、フレーム38が昇降する。
図3は、図1のY矢視方向から見たシート供給装置20を示し、図1のZ-Z矢視断面図である。マガジン21は、複数枚のラップラウンドケーサ用シートSを重合した状態で保持する。マガジン21の近傍には取出しアーム41が設けられ、取出しアーム41には、負圧源(図示せず)に接続された吸盤42が設けられる。取出しアーム41の基端部はシート供給装置20の天井43に設けられたサーボモータ44の駆動軸45に固定され、取出しアーム41はサーボモータ44により揺動駆動される。
ラップラウンドケーサ用シートSはマガジン21において約45°に傾斜した状態で保持されている。最も下側に位置するラップラウンドケーサ用シートSは、吸盤42に吸着され、取出しアーム41が回動することによりガイド部材23に当接する位置まで取出される。この位置がシート取出し位置Qであり、この位置においてグリッパ35が閉鎖してラップラウンドケーサ用シートSを把持する。グリッパ35はチェーン33に連結された支持部材51に取付けられ、チェーン33とともに、図2の矢印B方向に回動する。
図4を参照して、グリッパ35の構成と、グリッパ35を開閉するための機構を説明する。図4(a)はグリッパの平面図、図4(b)は図3のX'矢視方向から見たグリッパの正面図、図4(c)は図4(a)のY'矢視方向から見た閉鎖状態にあるグリッパの側面図、図4(d)は図4(a)のY'矢視方向から見た開放状態にあるグリッパの側面図、図4(e)はシート取出し位置でのグリッパの閉鎖動作を示す側面図、図4(f)はシート供給位置でのグリッパの開放動作を示す側面図である。なお、他のグリッパ34、36も同じ構成を有する。
図4(a)、(b)に示されるように、グリッパ35は固定爪52と可動爪53と揺動軸54とを有する。固定爪52は板状部材であって支持部材51に固定される。可動爪53は固定爪52に対向する一対の板状部材であり、各可動爪53には下方へ延びる連結片55がそれぞれ形成され、連結片55は揺動軸54により一体的に連結される。固定爪52の下部には揺動軸保持部56が設けられ、揺動軸保持部56に形成された穴には揺動軸54が嵌入される。これにより可動爪53は揺動軸54を中心として揺動可能である。
可動爪53の連結片55において、揺動軸54からずれた位置にはピン57が設けられ、ピン57にはスプリング(弾性部材)58の一端が取付けられる。スプリング58の他端は、支持部材51に設けられたピン59に連結される。スプリング58は引張りバネであり、可動爪53のピン57を常時、支持部材51のピン59側に付勢する。
揺動軸54には、回転板60がキー(図示せず)を介して一体的に連結される。回転板60において、揺動軸54を挟んで反対側に位置する両端部にはそれぞれ突起61、62が設けられる。シート取出し位置Qとシート供給位置Pには、突起61または62に当接して回転板60を、揺動軸54を中心として回動させるためのノッカ71、72が設けられる(図2参照)。ノッカ71、72によって回転板60が回動すると、これと一体的に揺動軸54と可動爪53が回動して、グリッパ35が開閉する。
図4(c)は閉鎖状態にあるグリッパ35を示し、このとき可動爪53のピン57は揺動軸54よりも上側にあり、スプリング58は可動爪53を固定爪52に近づく方向に揺動するように付勢している。したがって可動爪53と固定爪52はラップラウンドケーサ用シートSを挟んだ状態で静止している。これに対して図4(d)は開放状態にあるグリッパ35を示し、このとき可動爪53のピン57は揺動軸54よりも下側にあり、スプリング58は可動爪53を固定爪52から離れる方向に揺動するように付勢し、可動爪53は固定爪52から離間している。
図4(e)はシート取出し位置Qに設けられ、開放状態にあるグリッパ35を閉鎖状態に切替える第1のノッカ(グリッパ閉鎖手段)71を示している。このノッカ71は上方を向く当接部材73を有し、当接部材73はノッカ71から真上に突出して突起62を突き上げる。これにより開放状態にある可動爪53は、図において反時計回りに回動して固定爪52に近接し、グリッパ53は閉鎖状態になる。
図4(f)はシート供給位置Pに設けられ、閉鎖状態にあるグリッパ35を開放動作に切替える第2のノッカ(グリッパ開放手段)72を示している。このノッカ72は斜め上方を向く当接部材74を有し、当接部材74はノッカ72から斜め上方に突出して突起61を突き上げる。これにより閉鎖状態にある可動爪53は、図において時計回りに回動して固定爪52から遠ざかり、グリッパ53は開放状態になる。
次に本実施形態の作用を説明する。
グリッパ35がシート取出し位置Qに到達したとき、グリッパ35は開放状態にある。このとき、マガジン21において最も下側に位置するラップラウンドケーサ用シートSに取出しアーム41の吸盤42が吸着し、取出しアーム41が図3において反時計方向に回動する。これによりラップラウンドケーサ用シートSはマガジン21から取出され、ガイド部材23、24とグリッパ35の固定爪52に当接した状態で停止する。次いで、第1のノッカ71が作用し、当接部材73が突出して突起62を突き上げ、これにより可動爪53が図4(e)において反時計回りに回動してグリッパ35が閉鎖状態に切替えられ、ラップラウンドケーサ用シートSを把持する。
グリッパ35の閉鎖状態では、図4(c)に示されるように、スプリング58が可動爪53を固定爪52側に付勢している。したがってグリッパ35は安定的に閉鎖状態に維持され、チェーン33が矢印B方向(図2参照)に回動されることにより、ラップラウンドケーサ用シートSは移送されて、物品搬送コンベヤ10により搬送されてくるワークAの前方にあるシート供給位置P(図1参照)に停止する。
シート供給位置Pでは第2のノッカ72が作用し、当接部材74が突出して突起61を突き上げ、これにより可動爪53が図4(f)において時計回りに回動してグリッパ35が開放状態に切替えられ、ラップラウンドケーサ用シートSを解放する。グリッパ35の開放状態では、図4(d)に示されるように、スプリング58が可動爪53を固定爪52とは反対方向に付勢している。したがってグリッパ35は安定的に開放状態に維持され、チェーン33の回動により、シート取出し位置Qへ復帰する。一方シート供給位置Pでは、物品搬送コンベヤ10から供給されるワークAがラップラウンドケーサ用シートS上に載置され、ワークAとラップラウンドケーサ用シートSはシート搬送コンベヤ11上に移載されて封緘部12へ搬送される。
以上のように本実施形態では、グリッパ34~36はチェーン33により一方向に回動する間にラップラウンドケーサ用シートSをシート取出し位置Qからシート供給位置Pまで移送する。すなわち、シート取出し位置Qではグリッパ34~36は開放状態から閉鎖状態に切替えられてラップラウンドケーサ用シートSを把持し、シート供給位置Pでは閉鎖状態から開放状態に切替えられてラップラウンドケーサ用シートSをシート搬送コンベヤ11へ受け渡す。そしてグリッパ34~36は開放状態を維持したまま再びシート取出し位置Qへ回帰し、上述した動作を繰り返す。
このようにグリッパ34~36はシート取出し位置Qとシート供給位置Pの間を直線的に往復するのではなく、無端状のチェーン33に沿って一定方向に回動する。したがって、マガジン21からシート供給位置Pへのラップラウンドケーサ用シートSの供給能力が高められ、ラップラウンドケーサの処理能力が向上する。
またグリッパ34~36は、可動爪53のピン57が揺動軸54と支持部材51のピン59とを結ぶ直線よりも上方にあるとき(図4(c)参照)は、スプリング58が可動爪53を固定爪52に近づく方向に付勢し、ピン57が揺動軸54とピン59とを結ぶ直線よりも下方にあるとき(図4(d)参照)は、スプリング58が可動爪53を固定爪52から遠ざける方向に付勢するように構成されている。換言すると、揺動軸54を中心として可動爪53と固定爪52の成す角が所定角度範囲内にあるとき、可動爪53は固定爪52側に付勢され、可動爪53と固定爪52の成す角が所定角度範囲外にあるとき、可動爪53は固定爪52とは反対側に付勢される。
したがってノッカ71、72は、可動爪53のピン57が揺動軸54とピン59とを結ぶ直線を越える分だけ突起61、62を移動させればよく、突起61、62を変位させるためのストロークを最小限に抑えることができる。またグリッパ34~36の開閉状態はスプリング58の張力により常に安定した状態に保持され、ラップラウンドケーサ用シートSの移送動作が安定する。
ラップラウンドケーサにおいて処理されるラップラウンドケーサ用シートSの大きさが変更される場合、ハンドル40を回転操作することによりフレーム38を昇降させればよい。これによりグリッパ34~36が移動する高さ位置が調整され、ラップラウンドケーサは相対的に大きいラップラウンドケーサ用シートS(図2の実線)と、相対的に小さいラップラウンドケーサ用シートS'(図2の破線)とに対応可能となる。
なお、スプリング58に代えてマグネットを用いてもよい。この場合、閉鎖維持用のマグネットを固定爪52と可動爪53に設けることにより、グリッパ34~36の閉鎖状態を維持することができる。また開放状態の維持に関しては、開放維持用のマグネットを固定爪52と可動爪53に設けることにより、実現できる。
上記実施形態では、シート供給装置20は平板状のラップラウンドケーサ用シートSを移送するように構成されていたが、本発明は例えば特許4641256号に開示されたように、マガジンから取出された時点でL字状に折曲したラップラウンドケーサ用シートをケーサに供給するラップラウンドケーサにも適用できる。
10 物品搬送コンベヤ(物品搬送手段)
11 シート搬送コンベヤ(シート搬送手段)
20 シート供給装置(シート供給手段)
21 マガジン
33 チェーン(無端搬送体)
34~36 グリッパ
71 第1のノッカ(グリッパ閉鎖手段)
72 第2のノッカ(グリッパ開放手段)
A ワーク(物品)
P シート供給位置
Q シート取出し位置
S ラップラウンドケーサ用シート


Claims (2)

  1. 物品を搬送する物品搬送手段と、
    マガジンから取出されシート取出し位置に定められたラップラウンドケーサ用シートを把持するグリッパを有し、前記物品搬送手段の搬送方向に直交する方向に前記グリッパを移動させることにより、前記物品搬送手段によって搬送されてくる物品の前方にあるシート供給位置にラップラウンドケーサ用シートを供給するシート供給手段と、
    前記物品搬送手段の下流側に設けられ、物品が載置されたラップラウンドケーサ用シートを受け取って封緘部へ搬送するシート搬送手段と、
    前記シート取出し位置に設けられ、開放状態にあるグリッパを閉鎖状態に切替えるグリッパ閉鎖手段と、
    前記シート供給位置に設けられ、閉鎖状態にあるグリッパを開放状態に切替えるグリッパ開放手段とを備え、
    前記シート供給手段は、前記グリッパが取付けられ、一方向に回転する無端搬送体を有し、
    前記グリッパは、固定爪と、揺動軸を中心として揺動可能に設けられた可動爪と、前記可動爪に取付けられた弾性部材とを有し、
    前記弾性部材は、前記可動爪が所定角度範囲内にあるときは前記可動爪を前記固定爪に近づく方向に揺動するように付勢し、前記可動爪が所定角度範囲外にあるときは前記可動爪を前記固定爪から離れる方向に揺動するように付勢し、
    前記グリッパ閉鎖手段は、第1当接部材を突出させることにより、開放状態にあるグリッパの前記可動爪を回動させて前記固定爪に近接させ、開放状態にある前記グリッパを閉鎖状態に切替え、
    前記グリッパ開放手段は、第2当接部材を突出させることにより、閉鎖状態にあるグリッパの前記可動爪を回動させて前記固定爪から離間させ、閉鎖状態にある前記グリッパを開放状態に切替える
    ことを特徴とするラップラウンドケーサ。
  2. 前記無端搬送体には、前記シート取出し位置と前記シート供給位置に対応する間隔で、複数のグリッパが取付けられることを特徴とする請求項1に記載のラップラウンドケーサ。
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