JP7256020B2 - 剥離機能付き多層フィルム及びその包装体 - Google Patents
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Description
(1)基層と剥離可能な接着層が設けられた多層フィルムにおいて、
基層と接着層とバリア層がこの順に積層されており、
基層と接着層が接しており、接着層とバリア層が接しており、
基層がスチレン系樹脂を含有し、
接着層がオレフィン系樹脂と酸変性オレフィン系樹脂を含有し、
接着層が2層構成であり、
接着層の2層のうち、基層と接着する側の層は、オレフィン系樹脂を50重量%以上とした組成の層であり、バリア層と接着する側の層は、酸変性オレフィン系樹脂を50重量%以上とした組成の層である多層フィルム。
(2)前記スチレン系樹脂が、スチレン-アクリル酸共重合樹脂、スチレン-メタクリル酸共重合樹脂、スチレン-無水マレイン酸共重合樹脂、及び、これら3種の共重合樹脂のいずれか1種を構成するモノマー成分に更にエステル成分を含む三元共重合樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む樹脂である(1)に記載の多層フィルム。
(3)前記スチレン系樹脂を構成するスチレンモノマー由来の構成成分が、前記スチレン系樹脂100質量%あたり、70質量%以上97質量%以下である(1)または(2)に記載の多層フィルム。
(4)前記基層の、JIS Z1707の突刺し強さ試験に準拠して測定される突刺し強さが1N以上5N以下である(1)ないし(3)のいずれか1項に記載の多層フィルム。
(5)前記基層の厚さが3μm以上50μm以下である(1)ないし(4)のいずれか1
項に記載の多層フィルム。
(6)前記酸変性オレフィン系樹脂が、無水マレイン酸、マレイン酸、アクリル酸から選ばれる少なくとも1種のカルボン酸で変性されたオレフィン系樹脂から選ばれる少なくとも1種の樹脂である(1)ないし(5)のいずれか1項に記載の多層フィルム。
(7)前記酸変性オレフィン系樹脂における酸変性成分の含有量が、1質量%以上10質量%以下である(1)ないし(6)のいずれか1項に記載の多層フィルム。
(8)前記オレフィン系樹脂が、エチレン系重合体、プロピレン系重合体、1-ブテン系重合体、1-ヘキセン系重合体、4-メチル-1-ペンテン系重合体から選ばれる少なくとも1種の樹脂である(1)ないし(7)のいずれか1項に記載の多層フィルム。
(9)前記バリア層が、エチレン-ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデンより選ばれる少なくとも1種を含むバリア樹脂である(1)ないし(8)のいずれか1項に記載の多層フィルム。
(10)バリア保護層が、バリア層の基層が積層されている側の面とは他方の面側に、積層されている(1)ないし(9)のいずれか1項に記載の多層フィルム。
(11)ヒートシール層が、基層のバリア層が積層されている側の面とは他方の面側に、積層されている(1)ないし(10)のいずれか1項に記載の多層フィルム。
(12)基層と接着層の密着強度が0.5N/15mm巾以上2.0N/15mm巾以下である(1)ないし(11)のいずれか1項に記載の多層フィルム。
(13)(1)ないし(12)のいずれか1項に記載の多層フィルムからなるプレススルーパック包装体用蓋材
(14)(13)に記載のプレススルーパック包装体用蓋材と、内容物を収容する凹部を有する底材からなる、プレススルーパック包装体。
<プレススルーパック(PTP)包装体用蓋材>
図1に示す本実施形態のPTP包装体10は、底材1と本実施形態のPTP包装体用蓋材8とを備える。底材1には、成型されたポケット状の凹部1aとフランジ部1bとが成型されており、凹部1aに内容物(錠剤)2が充填されている。蓋材8は、ヒートシール層3と表面保護層6とにその両面を挟まれた蓋材フィルム4を備える。ここで、凹部1aは内容物を収容し、また、フランジ部1bは蓋材8に貼り合わせられる。
<蓋材フィルム>
本実施形態の蓋材フィルム4は、図2に示す様に、基層4-Aと接着層4-Cとバリア層4-Bが順に積層された層構成である。
<基層>
蓋材フィルム4の基層4-Aは、内容物を押し出すことによって容易に破れるという性質(プレススルー性)を持つ素材であり、剛性と脆性の観点から、好ましくはスチレン系樹脂を含む熱可塑性樹脂からなるフィルムが好ましい。
蓋材フィルム4のバリア層4-Bは、ガスバリア性を有する素材、バリア樹脂である。具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合体等の樹脂からなる樹脂を使用することができるが、これらに限定されない。上記樹脂の中でも、特に、エチレン・ビニルアルコール共重合体もしくはポリ塩化ビニリデンからなる樹脂等を用いることが望ましい。
蓋材フィルムの接着層4-Cは、基層4-Aと接着層4-Cが剥離可能且つバリア層4-Bと接着層4-Cが剥離しない様に、設けられた層である。
本実施形態の蓋材フィルム4を製造する方法の代表的な例として、基層4-A、接着層4-C(4-Caと4-Cb)、バリア層4-Bを構成する熱可塑性樹脂を、各々スクリュー押出機等により溶融混錬し、単層又は多層のTダイによりフィルム状にキャスト製膜する方法、単層又は多層のTダイによりシート状にした後、ロール延伸又はテンター延伸により一軸延伸する方法、ロール延伸に続いてテンター延伸することにより二軸延伸する方法、単層又は多層の円形ダイによりインフレーション法により延伸する方法、得られた単層フィルム又は多層フィルムをラミネート法により積層する方法等が挙げられる。蓋材フィルム4を製造する方法として、単層ではフィルム化の困難な数μmの薄膜層(接着層4-Caと接着層4-Cbに相当)を積層可能な多層のTダイ又は円形ダイを用いる方法が好ましく、更には、押出-積層-製膜の工程が一体化された多層の円形ダイよる共押出インフレーション法により延伸する方法が、より好ましい。
バリア層4-Bは、図1に示す本実施形態のPTP包装体10の様に、接着層4-C(4-Caと4-Cb)を介してプレススルー性を有する基層4-A側のF1面とは反対側のF2面にてバリア層4-B表面に印刷5や表面保護層6が形成される場合、図3に示す様に、バリア層4-Bを表面保護する目的で、接着層4-Cbを介してバリア保護層4-Dを設けても良い。
蓋材8を構成するヒートシール層3は、図1に示す本実施形態のPTP包装体10の様に、基層4-A側のF1面に形成されるが、後述するヒートシール剤を原料とするものである。
蓋材8を構成する表面保護層6は、図1に示す本実施形態のPTP包装体10の様に、蓋材フィルム4のF2面に形成されるが、後述するOPニスを原料とするものであり、蓋材フィルム4Aの底材1と反対側の表面F2上に製品名称ロゴ等の印刷部分5がある場合に印刷部の保護用として有用である。OP剤は、高温雰囲気下での保管にも適応可能な優れた耐ブロッキング性やヒートシール時の耐熱性を得やすくする観点から、例えば、アクリル系樹脂、酸変性ポリオレフィン系樹脂等を挙げることができる。
本実施形態のプレススルーパック包装体用蓋材8は、前述の通り、ヒートシール層3の原料である前述のヒートシール剤、及び表面保護層6の原料である前述のOP剤を、それぞれ蓋材フィルム4の両表面に対して適用することによって、製造することができる。以下、蓋材フィルム4にヒートシール剤や酸変性ポリオレフィン系樹脂を塗工して乾燥する方法を用いた例について、その詳細を説明する。
たとえば、バリア層とバリア保護層の間に接着層を配置してもよい。
(1)蓋材フィルム
(i)基層
SMAA:スチレン-メタクリル酸-メタクリル酸アルキルエステル共重合体(PSジャパン製PSJ-ポリスチレン MM290、スチレン構造含有率85%、メチルメタクリルレート含量5質量%、メタクリル酸含量10質量%)
アルミ箔:アルミニウム箔(東洋アルミニウム製 厚み17μ)
(ii)バリア層
EVOH:エチレン-ビニルアルコール共重合樹脂(日本合成化学製ソアノール(登録商標) DC3203)
PVDC:塩化ビニリデン/アクリル酸メチル共重合樹脂(旭化成製サラン(登録商標)UB)
(iii)接着層
PE-1:直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(宇部丸善ポリエチレン製ユメリット(登録商標)20B)
PE-2:低密度ポリエチレン(旭化成社製サンテックLD F1920)
酸変性PE:無水マレイン酸変性ポリエチレン樹脂(三井化学製アドマー(登録商標) NF587)
(iv)バリア保護層
Ny:ナイロン6/66(宇部興産製UBEナイロン5023B)
(2)ヒートシール剤
(i)HS剤-1:アクリル系樹脂エマルジョン型ヒートシール剤(BASF株式会社製、ジョンクリル、スチレン-アクリル酸エステル共重合体のアンモニウム塩の水分散体の固形分100重量部に対して、ポリメチルメタクリレート架橋重合体ビーズ(積水化成品工業製、テクポリマーMBX、SSXシリーズ、平均粒子径:8~30μm)8重量部配合した水分散体
(ii)HS剤-2: エチレン-酢酸ビニル共重合体(宇部丸善ポリエチレン製UBEポリエチレン(EVA)VF215C)
不揮発分:43重量%、ガラス転移温度:-4℃)
(3)OPニス剤
アクリル系樹脂エマルジョン(株式会社T&K TOKA製、アクアパックワニスCL-1JST、スチレンアクリル樹脂の水分散体、不揮発分:38~42重量%、融解ピーク温度:107℃、121℃)
(4)印刷インキ
アクリル系樹脂エマルジョン(DICグラフィックス株式会社製、マリーングロスPEメジューム、アクリル樹脂の水分散体、不揮発分:10~20重量%、融解ピーク温度:なし)にカーボンブラック5~15重量%を配合したインキ。
基層にSMAA、接着層(1)にPE-1を90重量%と酸変性PEを10重量%の配合原料、接着層(2)に酸変性PEを80重量%とPE-2を10重量%の配合原料、バリア層にEVOHを4台の押出機により溶融押出して、この順になる様、共押出インフレーション法により延伸し、その後、フィルムの両面に50mN/mのコロナ処理を施して作製した蓋材フィルム-1(厚み25μm、基層/接着層(1)/接着層(2)/バリア層の各層厚み=12μm/3μm/3μm/7μm)を得た。
ロール状に巻かれた蓋材フィルム-1(基層/接着層/バリア層からなるフィルム)のバリア層側の面に、グラビア印刷機にて、黒色文字を印刷インキにて印刷し、その上にOPニス剤を塗工・乾燥(厚み1μm)した後、その反対側の基層側の面に上記と同様の印刷インキにて印刷を行い、その上にHS剤-1を塗工・乾燥(ヒートシール剤の厚み8μm)して、PTP包装体用蓋材-1を得た。
ヒートシール層にHS剤―2、基層にSMAA、接着層(1)にPE-1を90重量%と酸変性PEを10重量%の配合原料、接着層(2)に酸変性PEを80重量%とPE-2を10重量%の配合原料、バリア層にEVOH、接着層(3)に接着層(2)と同じ配合原料、バリア保護層にNyを7台の押出機により溶融押出して、この順になる様、共押出インフレーション法により延伸し、その後、フィルムのバリア保護層側片面のみに50mN/mのコロナ処理を施して作製した蓋材フィルム-2(厚み45μm、ヒートシール層/基層/接着層(1)/接着層(2)/バリア層/接着層(3)/バリア保護層の各層厚み=7μm/12μm/3μm/3μm/7μm/3μm/10μm)を得た。
ロール状に巻かれた蓋材フィルム-2(ヒートシール層/基層/接着層(1)/接着層(2)/バリア層/接着層(3)/バリア保護層からなるフィルム)のバリア保護層側の面に、グラビア印刷機にて、黒色文字を印刷インキにて印刷し、その上にOPニス剤を塗工・乾燥して、PTP包装体用蓋材-2を得た。
実施例3は、バリア層にPVDCを用いた以外は、実施例2と同様に、蓋材を作製し、PTP包装体用蓋材-3を得た後、実施例1及び実施例2と同様に、PTP成形機によりPTP包装体を得た。得られたPTP包装体の外観及び蓋材の剥離性は実施例2と同様に良好で、CRSF機能として実用上問題ないレベルであった。PTP包装体用蓋材-3の基層と接着層の層間の密着強度は、1.5N/15mmであった。JIS Z1707の突刺し強さ試験に準拠して測定される突刺し強さが2.0Nであった。又、PTP包装体と成した後のJIS K7126-2の酸素透過度試験に準拠して測定される酸素透過度が1cc/m2・24hr・atmに加え、JIS K7129Bの透湿度試験に準拠して測定される透湿度が1g/m2・24hrとなり、更に良好なバリア性を示した。
比較例1では、接着層(1)~(3)に酸変性PEを使用しないこと以外は、実施例2と同様に、蓋材を作製し、PTP包装体用蓋材-4を得た後、実施例1及び実施例2と同様に、PTP成形機によりPTP包装体を得た。得られたPTP包装体の蓋材層間で剥離が見られ、CRSF機能として実用上使用できないものと判断された。
比較例2では、基層にアルミ箔を使用した構成とするため、接着層(1)にPE-1、接着層(2)に酸変性PEを80重量%とPE-2を10重量%の配合原料、バリア層にEVOHを3台の押出機により、この順になる様、Tダイ法で共押出したものを、押出ラミネーション法により、キャストロール上の基層アルミ箔と接着層(1)との面で積層一体化し、フィルムの両面に50mN/mのコロナ処理を施して作製した蓋材フィルム-5(厚み30μm、基層/接着層(1)/接着層(2)/バリア層の各層厚み=17μm/3μm/3μm/7μm)を得た後、実施例1と同様に、蓋材を作製してPTP包装体用蓋材-5となし、PTP成形機によりPTP包装体を得た。得られたPTP包装体の端部より指で蓋材を剥離する際に、基層のアルミ箔側から底材に入っている錠剤が見えないことにより、錠剤の位置に合わせて剥がすことができない為、必要個数以上に錠剤を底材側から錠剤を親指で押し出すことが可能となり、CRSF機能として実用上使用できないものと判断された。
Claims (14)
- 基層と剥離可能な接着層が設けられた多層フィルムにおいて、
基層と接着層とバリア層がこの順に積層されており、
基層と接着層が接しており、接着層とバリア層が接しており、
基層がスチレン系樹脂を含有し、
接着層がオレフィン系樹脂と酸変性オレフィン系樹脂を含有し、
接着層が2層構成であり、
接着層の2層のうち、基層と接着する側の層は、オレフィン系樹脂を50重量%以上とした組成の層であり、バリア層と接着する側の層は、酸変性オレフィン系樹脂を50重量%以上とした組成の層である多層フィルム。 - 前記スチレン系樹脂が、スチレン-アクリル酸共重合樹脂、スチレン-メタクリル酸共重合樹脂、スチレン-無水マレイン酸共重合樹脂、及び、これら3種の共重合樹脂のいずれか1種を構成するモノマー成分に更にエステル成分を含む三元共重合樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む樹脂である請求項1に記載の多層フィルム。
- 前記スチレン系樹脂を構成するスチレンモノマー由来の構成成分が、前記スチレン系樹脂100質量%あたり、70質量%以上97質量%以下である請求項1または2に記載の多層フィルム。
- 前記基層の、JIS Z1707の突刺し強さ試験に準拠して測定される突刺し強さが1N以上5N以下である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の多層フィルム。
- 前記基層の厚さが3μm以上50μm以下である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の多層フィルム。
- 前記酸変性オレフィン系樹脂が、無水マレイン酸、マレイン酸、アクリル酸から選ばれる少なくとも1種のカルボン酸で変性されたオレフィン系樹脂から選ばれる少なくとも1種の樹脂である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の多層フィルム。
- 前記酸変性オレフィン系樹脂における酸変性成分の含有量が、1質量%以上10質量%以下である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の多層フィルム。
- 前記オレフィン系樹脂が、エチレン系重合体、プロピレン系重合体、1-ブテン系重合体、1-ヘキセン系重合体、4-メチル-1-ペンテン系重合体から選ばれる少なくとも1種の樹脂である請求項1ないし7のいずれか1項に記載の多層フィルム。
- 前記バリア層が、エチレン-ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデンより選ばれる少なくとも1種を含むバリア樹脂である請求項1ないし8のいずれか1項に記載の多層フィルム。
- バリア保護層が、バリア層の基層が積層されている側の面とは他方の面側に、積層されている請求項1ないし9のいずれか1項に記載の多層フィルム。
- ヒートシール層が、基層のバリア層が積層されている側の面とは他方の面側に、積層されている請求項1ないし10のいずれか1項に記載の多層フィルム。
- 基層と接着層の密着強度が0.5N/15mm巾以上2.0N/15mm巾以下であることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の多層フィルム。
- 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の多層フィルムからなるプレススルーパック包装体用蓋材
- 請求項13に記載のプレススルーパック包装体用蓋材と、内容物を収容する凹部を有する底材からなる、プレススルーパック包装体。
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