JP7255088B2 - 包装袋の製造方法 - Google Patents
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Description
少なくともプラスチックフィルムからなる基材層、ガスバリア層、接着剤層およびシーラント層を有する積層体からなる包装袋の製造方法であって、
前記積層体は、前記ガスバリア層よりも前記シーラント側に前記接着剤層を形成してなることを特徴とし、
前記ガスバリア層は、前記基材との一方に面に接し、無機金属または無機化合物層を他方のプラスチックフィルム面に有するガスバリアフィルム、または前記基材と一方の面に接し、表面改質層を他方の面に有するアルミニウム箔を形成し、
前記ガスバリアフィルムを用いる場合には、該ガスバリア層とシーラント層の間に、ポリアミドフィルムからなる中間フィルム層を形成し、
前記ガスバリア層と前記中間フィルム層、前記中間フィルム層と前記シーラント層の間、あるいは前記ガスバリア層と前記シーラント層の間に、接着剤層を形成し、
前記接着剤層は、その塗布後、積層体の状態でシーラント層の溶融温度を下回り、100℃の加熱ロールで、50m/分~100m/分の速度で熱処理する工程を含み、100℃より低い融点を有するポリオレフィンを主成分とした組成物と2官能基以上のイソシアネート化合物からなり、
前記接着剤層の厚さは2μm~4μmの範囲であり、
前記積層体を2枚または折り曲げた1枚の対向する前記シーラント層同士を重ね合わせ、周縁部をシールしてなることを特徴とする包装袋の製造方法である。
前記無機化合物は、無機酸化物SiOxを蒸着したもの、あるいは無機酸化物SiOx
蒸着しさらに無機化合物のコーティング層を設けて形成したものであることを特徴とする
請求項1に記載の包装袋の製造方法である。
前記アルミニウム箔層の表面改質層は、重金属またはその塩を含む無機皮質と、窒素原
子を含み該無機皮質を覆う有機高分子被膜とを設けて形成したものであることを特徴とす
る請求項1に記載の包装袋の製造方法である。
前記ガスバリア層は、酸素透過度が、1.0cc/m 2 ・day・atm以下であるよ
う形成したものであることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の包装袋の
製造方法である。
回り、100℃以上の温度である加熱ロールで、積層体を50m/分~100m/分の速
度で熱処理することによって、強塩基性の内容物を収納可能な包装袋において、ガスバリ
ア性を有してかつ、積層体の接着強度を向上させ、また金属箔の腐食、プラスチックフィ
ルムの劣化を起こすことのない包装袋の製造方法を提供することが可能である。
の、あるいは無機酸化物SiOx蒸着しさらに無機化合物のコーティング層を設けて形成
したものであることによって、強塩基性の内容物を収納可能な包装袋において、ガスバリ
ア性をより高度に有してかつ、積層体の接着強度の劣化、プラスチックフィルムの劣化を
起こすことのない包装袋の製造方法を提供することが可能である。
その塩を含む無機皮質と、窒素原子を含み該無機皮質を覆う有機高分子被膜とを設けて形
成したものであることによって、強塩基性の内容物を収納可能な包装袋において、ガスバ
リア性を高度に有してかつ、積層体の接着強度を向上させ、また金属箔の腐食、プラスチ
ックフィルムの劣化を起こすことのない包装袋の製造方法を提供することが可能である。
2・day・atm以下であるよう形成したものであることによって、強塩基性の内容物
を収納可能な包装袋において、ガスバリア性を高度に有してかつ、積層体の接着強度、プ
ラスチックフィルムの劣化を起こすことのない包装袋の製造方法を提供することが可能で
ある。
ト層(2)を有して接着剤層(5)で貼りあわせた積層体(20)からなる包装袋の製造方法および包装袋である。包装袋は、積層体(20)のシーラント層(2)同士を対向させて重ね合わせ、周縁部をシールしてなる。
ガスバリアフィルムを用いる場合には、ガスバリア層とシーラント層(2)の間に、ポリアミドフィルムからなる中間フィルム層を形成してなる。
したガスバリアフィルム(10)を用いることができる。またガスバリア層としてアルミニウムなどの金属箔を用いることができる。いずれの場合においてもガスバリア性能の向上において、きわめて有効である。
めに、内容物を包装材料の外側から目で見ることが可能である。これらは、用途、目的、要求品質によって、金属箔などのガスバリア層などと、適宜使い分けをすればよい。
ガスバリア層に本発明によってガスバリアフィルムを用いる場合:ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)に、無機化合物層(SiOx)を真空蒸着して設けた。但し比較例1、比較例2においては、無機化合物(Al2O3)を真空蒸着して設けた。
ポリオレフィン系を用いる場合:変性ポリオレフィン主鎖の主剤と硬化剤:三井化学社製A3070を用いた。
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE) タマポリ社製 UB106Tを用いた。
厚さは、40μm、または60μmであって、実施例、および比較例の層構成に記載した。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ2.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム)/オレフィン系接着剤(厚さ2.1μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.0μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム)/オレフィン系接着剤(厚さ3.0μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.3μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム)/オレフィン系接着剤(厚さ3.3μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.8μm)/中間フィルム層(ポリア
ミドフィルム)/オレフィン系接着剤(厚さ3.8μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
層構成は以下のとおりである。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/アルミニウム箔(厚さ7μm)+表面改質層/オレフィン系接着剤(厚さ3.2μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
層構成は以下のとおりである。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/アルミニウム箔(厚さ7μm)+表面改質層/オレフィン系接着剤(厚さ3.0μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム)/オレフィン系接着剤(厚さ3.0μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにアルミナを蒸着)/エステル系接着剤(厚さ3.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム)/エステル系接着剤(厚さ3.1μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにアルミナを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.5μm)/中間フィルム層:ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)にアルミナを蒸着/オレフィン系接着剤(厚さ3.5μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.2μm)/中間フィルム層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.2μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ1.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム)/オレフィン系接着剤(厚さ1.1μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.0μm)/中間フィルム層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.0μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
層構成は以下のとおりである。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/アルミニウム箔(厚さ7μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.2μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
積層体をシーラント層同士を対向させて積層し、3方をヒートシールして製袋したのち、内容物としてヘアカラー1剤を充填し、漏れないように残りの1方をヒートシーして密閉した。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ2.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム)/オレフィン系接着剤(厚さ2.1μm)/シーラント層(厚さ40μm)となっている。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ2.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ2.1μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
ロール圧:0.5MPa
加工速度:70m/分。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.0μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.0μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
ロール圧:0.5MPa
加工速度:100m/分。
層構成は以下のとおりである。
基材フィルム(ポリアミドフィルム 厚さ15μm)/ガスバリア層(アルミニウム箔 厚さ9μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.0μm)//シーラント層(厚さ40μm)。
ロール圧:0.5MPa
加工速度:75m/分。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム 厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
ロール圧:0.5MPa
加工速度:50m/分。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/シーラント層(厚さ40μm)。
ロール圧:0.2MPa
加工速度:30m/分。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
ロール圧:0.2MPa
加工速度:30m/分。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
。
ロール圧:0.2MPa
加工速度:30m/分。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
ロール圧:0.4MPa
加工速度:30m/分。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
ロール圧:0.4MPa
加工速度:50m/分。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.1μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
ロール圧:0.5MPa
加工速度:100m/分。
層構成は以下のとおりである。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ3.8μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ3.8μm)/シーラント層(厚さ60μm)。
ロール圧:0.5MPa
加工速度:30m/分。
積層体をシーラント層同士を対向させて積層し、3方をヒートシールして製袋したのち、内容物としてヘアカラー1剤を充填し、漏れないように残りの1方をヒートシールして密閉した。
〇:剥離強度合格、および加工速度の両方が合格のもの。
△:剥離強度合格、であって、加工速度不合格のもの。
×:剥離強度が不合格のもの、または加工不可のもの。
ガスバリア層(ガスバリアフィルム:ポリエチレンテレフタレートフィルム厚さ12μmにSiOxを蒸着)/オレフィン系接着剤(厚さ2.1μm)/中間フィルム層(ポリアミドフィルム:厚さ15μm)/オレフィン系接着剤(厚さ2.1μm)/シーラント層(厚さ60μm)
となっている。
加工速度において不合格である。これは、接着剤塗布後の加熱ロールの温度は80℃と低いが、加工速度が合格基準を下回る30m/分であり、ロール圧も0.4で比較例9より高いため、接着剤の接着強度を向上させることができたと考えられる。
2・・・シーラント層
3・・・アルミニウム箔層
4・・・表面改質層
5・・・接着剤層
6・・・プラスチックフィルム層
7・・・無機化合物層
8・・・接着剤層
9・・・中間フィルム層
10・・・ガスバリアフィルム
11・・・接着剤層
20・・・積層体
Claims (4)
- 少なくともプラスチックフィルムからなる基材層、ガスバリア層、接着剤層およびシーラント層を有する積層体からなる包装袋の製造方法であって、
前記積層体は、前記ガスバリア層よりも前記シーラント側に前記接着剤層を形成してなることを特徴とし、
前記ガスバリア層は、前記基材との一方に面に接し、無機金属または無機化合物層を他方のプラスチックフィルム面に有するガスバリアフィルム、または前記基材と一方の面に接し、表面改質層を他方の面に有するアルミニウム箔を形成し、
前記ガスバリアフィルムを用いる場合には、該ガスバリア層とシーラント層の間に、ポリアミドフィルムからなる中間フィルム層を形成し、
前記ガスバリア層と前記中間フィルム層、前記中間フィルム層と前記シーラント層の間、あるいは前記ガスバリア層と前記シーラント層の間に、接着剤層を形成し、
前記接着剤層は、その塗布後、積層体の状態でシーラント層の溶融温度を下回り、100℃の加熱ロールで、50m/分~100m/分の速度で熱処理する工程を含み、100℃より低い融点を有するポリオレフィンを主成分とした組成物と2官能基以上のイソシアネート化合物からなり、
前記接着剤層の厚さは2μm~4μmの範囲であり、
前記積層体を2枚または折り曲げた1枚の対向する前記シーラント層同士を重ね合わせ、周縁部をシールしてなることを特徴とする包装袋の製造方法。 - 前記無機化合物は、無機酸化物SiOxを蒸着したもの、あるいは無機酸化物SiOx蒸着しさらに無機化合物のコーティング層を設けて形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の包装袋の製造方法。
- 前記アルミニウム箔層の表面改質層は、重金属またはその塩を含む無機皮質と、窒素原子を含み該無機皮質を覆う有機高分子被膜とを設けて形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の包装袋の製造方法。
- 前記ガスバリア層は、酸素透過度が、1.0cc/m2・day・atm以下であるよう形成したものであることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の包装袋の製造方法。
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JP2013078919A (ja) | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 積層フィルムおよびその製造方法 |
WO2013114934A1 (ja) | 2012-02-01 | 2013-08-08 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 成形用包装材及びその製造方法 |
JP2018024143A (ja) | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 凸版印刷株式会社 | 積層体、包装袋、および積層体の製造方法 |
-
2018
- 2018-05-18 JP JP2018096285A patent/JP7255088B2/ja active Active
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