JP7254164B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍サイクル装置に関する。
潤滑用の油を圧縮機へ戻す油戻し運転の機能を備えた冷凍サイクル装置が知られている。たとえば、特許文献1に記載の冷凍サイクル装置は、圧縮機への油戻し運転が必要となる低容量で運転されていることを判定して低容量での運転時間を積算する機能と、圧縮機の発停回数を積算する機能と、圧縮機の低容量での積算運転時間が予め設定した設定積算運転時間を経過した場合、及び圧縮機の発停回数が予め設定した設定発停回数を超過した場合に、油戻し運転制御を行う機能とを備える。
特開2016-194389号公報
しかしながら、特許文献1記載の冷凍サイクル装置では、予め設定した設定積算運転時間、および予め設定した設定発停回数は一定である。そのため、冷凍サイクル装置の状態、または冷媒回路の特性などによっては、油枯渇が生じていない場合でも、油戻し運転が実行される。また、油戻し運転の結果、油枯渇が解消された場合でも、適切なタイミングで油戻し運転を終了することができない。その結果、冷凍サイクル装置が提供する快適性および冷凍サイクル装置の性能が低下するおそれがある。
それゆえに、本発明の目的は、油枯渇が生じている可能性が高いときにのみ、油戻し運転が実行される冷凍サイクル装置を提供することである。
本発明の第1の局面の冷凍サイクル装置は、冷媒配管によって環状に接続された圧縮機と、高圧側熱交換器と、減圧装置と、低圧側熱交換器とを含み、冷媒を循環させるように構成された冷媒回路と、圧縮機内の油量を検出するセンサとを備える。冷媒回路の通常運転中の圧縮機の運転履歴と、圧縮機内の油量とに基づいて、冷媒回路は、油回収運転するように構成される。
本発明の第2の局面の冷凍サイクル装置は、冷媒配管によって環状に接続された圧縮機と、高圧側熱交換器と、減圧装置と、低圧側熱交換器とを含み、冷媒を循環させるように構成された冷媒回路と、圧縮機内の油量を検出するセンサとを備える。冷媒回路の通常運転における運転履歴に基づいて、冷媒回路は、油回収運転するように構成される。冷媒回路の油回収運転中において、センサによって検出された圧縮機内の油量が規定値以上の場合に、冷媒回路は、油回収運転を終了する。
本発明の第1の局面によれば、冷媒回路の通常運転中の圧縮機の運転履歴と、圧縮機内の油量とに基づいて、冷媒回路は、油回収運転するので、油枯渇が生じている可能性が高いときにのみ、油戻し運転を実行することができる。
本発明の第2の局面によれば、冷媒回路の油回収運転中において、センサによって検出された圧縮機内の油量が規定値以上の場合に、冷媒回路は、油回収運転を終了するので、油枯渇が生じている可能性が高いときにのみ、油戻し運転を実行することができる。
実施の形態1の冷凍サイクル装置の構成を表わす図である。 実施の形態1の冷凍サイクル装置の制御手順を表わすフローチャートである。 実施の形態2の冷凍サイクル装置の制御手順を表わすフローチャートである。 実施の形態3の冷凍サイクル装置の制御手順を表わすフローチャートである。 実施の形態4の冷凍サイクル装置の制御手順を表わすフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の冷凍サイクル装置の構成を表わす図である。
冷凍サイクル装置は、冷媒回路80と、油枯渇検出センサ6と、制御装置5とを備える。
冷媒回路80は、冷媒配管81によって環状に接続された圧縮機1と、高圧側熱交換器2と、減圧装置3と、低圧側熱交換器4とを含む。
冷媒回路80は、冷媒を循環させるように構成される。圧縮機1は、容量制御が可能に構成される。圧縮機1は、低圧冷媒を吸入して圧縮し、高圧冷媒を吐出する。高圧側熱交換器2は、凝縮器として機能する。高圧側熱交換器2は、圧縮機1によって圧縮された高圧冷媒を凝縮させる。減圧装置3は、高圧側熱交換器2によって凝縮された高圧冷媒を減圧する。低圧側熱交換器4は、蒸発器として機能する。低圧側熱交換器4は、減圧装置3によって減圧された冷媒を蒸発させる。
冷媒回路80に冷凍機油が封入されている。以下の説明では、冷凍機油を単に油と記載する。冷媒回路80は、通常運転と油回収運転のいずれかで運転される。
(通常運転)
圧縮機1から吐出された冷媒と油の混合液は、高圧側熱交換器2、減圧装置3、低圧側熱交換器4の順に移動し、圧縮機1へ流入される。通常運転では、圧縮機1の起動時には、圧縮機1から流出される混合液の量が増加するため、圧縮機1の周波数が短時間で低下する。その結果、高圧側熱交換器2、減圧装置3、低圧側熱交換器4、および冷媒配管81内に混合液が滞留し、圧縮機1への混合液の流入量が低下する。圧縮機1が最終的に停止した後、冷媒回路80中の混合液は、冷媒回路80内の圧力差に従って移動する。したがって、通常運転では、圧縮機1の起動から停止までの1サイクルにおいて、圧縮機1の流出量は増加するが、流入量(返油量)は低下する。圧縮機1の断続運転を繰り返し実施すると圧縮機1内の油量が低下する。冷媒回路80の通常運転中において、圧縮機1は起動および停止を繰り返す。冷媒回路80の通常運転中の圧縮機1の積算運転時間Ttは、冷媒回路80の通常運転中における圧縮機1が運転動作した時間の累計である。積算運転時間Ttは、圧縮機1が起動してから停止するまでの時間をサイクル時間としたときに、冷媒回路80の通常運転中の1以上のサイクル時間の和である。冷媒回路80の通常運転中の圧縮機1の発停回数Ntは、冷媒回路80の通常運転中の圧縮機1が起動した回数と停止した回数の和である。
(油回収運転)
通常運転において、冷媒回路80の各要素に油が滞留している。油回収運転では、例えば、圧縮機1の周波数を通常運転時の周波数よりも増加させ、あるいは、減圧装置3の開度を増加させる。これによって、冷媒回路80の各要素からの油が流出され、圧縮機1への流入量(返油量)が増加する。
油枯渇検出センサ6は、圧縮機1内の油量Omを検出する。油枯渇検出センサ6は、液面高さセンサ、または油濃度センサによって構成される。
本実施の形態では、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転中の圧縮機1の積算運転時間Ttが予め定められた基準時間Tthを経過し、かつ圧縮機1内の油量Omが規定値Oth以下の場合に、冷媒回路80を油回収運転させる。
制御装置5は、冷媒回路80の通常運転中の圧縮機1の積算運転時間Ttが予め定められた基準時間Tthを経過し、かつ圧縮機1内の油量Omが規定値Othを超える場合に、積算運転時間Ttを0にリセットする。
図2は、実施の形態1の冷凍サイクル装置の制御手順を表わすフローチャートである。
ステップS401において、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転を開始させる。
ステップS402において、制御装置5は、油枯渇検出センサ6からの信号に従って、油量Omの検出を開始する。
ステップS403において、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転開始からの圧縮機1の積算運転時間Ttのカウントを開始する。
ステップS405において、Tt<基準時間Tthのときに、処理がステップS406に進む。Tt≧基準時間Tthのときには、処理がステップS407に進む。基準時間Tthは、予め設定されている。
ステップS406において、制御装置5は、積算運転時間Ttのカウントを継続する。その後、処理がステップS405に戻る。
ステップS407において、油量Om≦規定値Othの場合には、処理がステップS409に進む。油量Om>規定値Othの場合には、処理がステップS408に進む。規定値Othは、予め設定されている。
ステップS408において、制御装置5は、積算運転時間Ttを0にリセットする。その後、処理がステップS403に戻る。
ステップS409において、制御装置5は、冷媒回路80を油回収運転させる。油回収運転では、たとえば、制御装置5は、圧縮機1の回転数を増加させる。これによって、冷媒回路80の各構成要素からの油の流出量が増加し、圧縮機1への流入量(返油量)が増加する。
ステップS410おいて、冷媒回路80の油回収運転が終了した場合に、処理が終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、圧縮機の積算運転時間が短い、または圧縮機内の油量が多いときには、油回収運転の必要性が低いので、油回収運転を実行しないことによって、快適性低下を抑制することができる。本実施の形態によれば、圧縮機の積算運転時間が長く、かつ圧縮機内の油量が少ないときには、油回収運転の必要性が高いので、油回収運転を実行することによって、圧縮機1の信頼性を向上させることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転中の圧縮機1の発停回数Ntが予め定められた基準回数Nthを経過し、かつ圧縮機1内の油量Omが規定値Oth以下の場合に、冷媒回路80を油回収運転させる。
制御装置5は、冷媒回路80の通常運転中の圧縮機1の発停回数Ntが予め定められた基準回数Nthを経過し、かつ圧縮機1内の油量Omが規定値Othを超える場合に、発停回数Ntを0にリセットする。
図3は、実施の形態2の冷凍サイクル装置の制御手順を表わすフローチャートである。
ステップS901において、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転を開始させる。
ステップS902において、制御装置5は、油枯渇検出センサ6からの信号に従って、油量Omの検出を開始する。
ステップS903において、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転開始からの圧縮機1の発停回数Ntのカウントを開始する。
ステップS905において、Nt<基準回数Nthのときに、処理がステップS906に進む。Nt≧基準回数Nthのときには、処理がステップS907に進む。基準回数Nthは、予め設定されている。
ステップS906において、制御装置5は、発停回数Ntのカウントを継続する。その後、処理がステップS905に戻る。
ステップS907において、油量Om≦規定値Othの場合には、処理がステップS909に進む。油量Om>規定値Othの場合には、処理がステップS908に進む。
ステップS908において、制御装置5は、発停回数Ntを0にリセットする。その後、処理がステップS903に戻る。
ステップS909おいて、制御装置5は、冷媒回路80を油回収運転させる。油回収運転では、たとえば、制御装置5は、圧縮機1の回転数を増加させる。これによって、冷媒回路80の各構成要素からの油の流出量が増加し、圧縮機1への流入量(返油量)が増加する。
ステップS910において、冷媒回路80の油回収運転が終了した場合に、処理が終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、圧縮機の発停回数が少ない、または圧縮機内の油量が多いときには、油回収運転の必要性が低いので、油回収運転を実行しないことによって、快適性低下を抑制することができる。本実施の形態によれば、圧縮機の発停回数が多く、かつ圧縮機内の油量が少ないときには、油回収運転の必要性が高いので、油回収運転を実行することによって、圧縮機1の信頼性を向上させることができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転中の圧縮機1の積算運転時間Ttが予め定められた基準時間Tthを経過した場合に、冷媒回路80を油回収運転させる。制御装置5は、油回収運転中において、圧縮機1内の油量Omが規定値Oth以上の場合に、冷媒回路80の油回収運転を終了させる。
図4は、実施の形態3の冷凍サイクル装置の制御手順を表わすフローチャートである。
ステップS501において、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転を開始させる。
ステップS502において、制御装置5は、油枯渇検出センサ6からの信号に従って、油量Omの検出を開始する。
ステップS503において、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転開始からの圧縮機1の積算運転時間Ttのカウントを開始する。
ステップS505において、Tt<基準時間Tthのときに、処理がステップS506に進む。Tt≧基準時間Tthのときには、処理がステップS507に進む。基準時間Tthは、予め設定されている。
ステップS506において、制御装置5は、積算運転時間Ttのカウントを継続する。その後、処理がステップS505に戻る。
ステップS507において、制御装置5は、冷媒回路80を油回収運転させる。油回収運転では、たとえば、制御装置5は、圧縮機1の回転数を増加させる。これによって、冷媒回路80の各構成要素からの油の流出量が増加し、圧縮機1への流入量(返油量)が増加する。
ステップS508において、油量Om≧規定値Othの場合には、処理がステップS509に進む。油量Om<規定値Othの場合には、処理がステップS507に戻る。規定値Othは、予め設定されている。
ステップS509において、制御装置5は、冷媒回路80の油回収運転を終了させる。
以上のように、本実施の形態によれば、冷媒回路80の油回収運転中において、圧縮機内の油量を検出することによって油回収運転を適切なタイミングで終了することができるので、快適性および圧縮機の性能を向上させることができる。
実施の形態4.
本実施の形態では、本実施の形態では、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転中の圧縮機1の発停回数Ntが予め定められた基準回数Nthを経過した場合に、冷媒回路80を油回収運転させる。制御装置5は、油回収運転中において、圧縮機1内の油量Omが規定値Oth以上の場合に、冷媒回路80の油回収運転を終了させる。
図5は、実施の形態4の冷凍サイクル装置の制御手順を表わすフローチャートである。
ステップS1001において、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転を開始させる。
ステップS1002において、制御装置5は、油枯渇検出センサ6からの信号に従って、油量Omの検出を開始する。
ステップS1003において、制御装置5は、冷媒回路80の通常運転開始からの圧縮機1の発停回数Ntのカウントを開始する。
ステップS1005において、Nt<基準回数Nthのときに、処理がステップS1006に進む。Nt≧基準回数Nthのときには、処理がステップS1007に進む。基準回数Nthは、予め設定されている。
ステップS1006において、制御装置5は、発停回数Ntのカウントを継続する。その後、処理がステップS1005に戻る。
ステップS1007において、制御装置5は、冷媒回路80を油回収運転させる。油回収運転では、たとえば、制御装置5は、圧縮機1の回転数を増加させる。これによって、冷媒回路80の各構成要素からの油の流出量が増加し、圧縮機1への流入量(返油量)が増加する。
ステップS1008において、油量Om≧規定値Othの場合には、処理がステップS1009に進む。油量Om<規定値Othの場合には、処理がステップS1007に戻る。規定値Othは、予め設定されている。
ステップS1009において、制御装置5は、冷媒回路80の油回収運転を終了させる。
以上のように、本実施の形態によれば、冷媒回路80の油回収運転中において、圧縮機内の油量を検出することによって油回収運転を適切なタイミングで終了することができるので、快適性および圧縮機の性能を向上させることができる。
(変形例)
なお、上記の実施形態では、冷媒回路80の特性に関わりなく、予め定められた基準時間Tthを設定し、予め定められた基準回数Nthを設定するものとしたが、これに限定されるものではない。
制御装置5は、冷媒回路80の特性に基づいて、基準時間Tthを設定するものとしてもよい。
制御装置5は、冷媒配管81の長さが長いほど、基準時間Tthが小さくなるように設定することができる。あるいは、制御装置5は、冷媒配管81の長さが規定値以上のときに、基準時間TthをA1とし、冷媒配管81の長さが規定値未満のときに、基準時間TthをB1としてもよい。ただし、A1<B1である。
あるいは、制御装置5は、冷媒配管81の高低差が大きいほど、基準時間Tthが小さくなるように設定することができる。あるいは、制御装置5は、冷媒配管81の高低差が規定値以上のときに、基準時間TthをC1とし、冷媒配管81の高低差が規定値未満のときに、基準時間TthをD1としてもよい。ただし、C1<D1である。
あるいは、制御装置5は、外気温度が低いほど、基準時間Tthが小さくなるように設定することができる。あるいは、制御装置5は、外気温度が規定値以上のときに、基準時間TthをE1とし、外気温度が規定値未満のときに、基準時間TthをF1としてもよい。ただし、E1>F1である。
同様に、制御装置5は、冷媒回路80の特性に基づいて、基準回数Nthを設定するものとしてもよい。
制御装置5は、冷媒配管81の長さが長いほど、基準回数Nthが小さくなるように設定することができる。あるいは、制御装置5は、冷媒配管81の長さが規定値以上のときに、基準回数NthをA2とし、冷媒配管81の長さが規定値未満のときに、基準回数NthをB2としてもよい。ただし、A2<B2である。
あるいは、制御装置5は、冷媒配管81の高低差が大きいほど、基準回数Nthが小さくなるように設定することができる。あるいは、制御装置5は、冷媒配管81の高低差が規定値以上のときに、基準回数NthをC2とし、冷媒配管81の高低差が規定値未満のときに、基準回数NthをD2としてもよい。ただし、C2<D2である。
あるいは、制御装置5は、外気温度が低いほど、基準回数Nthが小さくなるように設定することができる。あるいは、制御装置5は、外気温度が規定値以上のときに、基準回数NthをE2とし、外気温度が規定値未満のときに、基準回数NthをF2としてもよい。ただし、E2>F2である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 圧縮機、2 高圧側熱交換器、3 減圧装置、4 低圧側熱交換器、5 制御装置、6 油枯渇検出センサ、80 冷媒回路、81 冷媒配管。

Claims (3)

  1. 冷媒配管によって環状に接続された圧縮機と、高圧側熱交換器と、減圧装置と、低圧側熱交換器とを含み、冷媒を循環させるように構成された冷媒回路と、
    前記圧縮機内の油量を検出するセンサとを備え、
    前記冷媒回路の通常運転中の前記圧縮機の積算運転時間が基準時間を経過し、かつ前記圧縮機内の油量が規定値以下の場合に、前記冷媒回路は、油回収運転し、
    前記冷媒回路の前記通常運転中の前記圧縮機の積算運転時間が前記基準時間を経過し、かつ前記圧縮機内の油量が前記規定値を超える場合に、前記積算運転時間がリセットする冷凍サイクル装置。
  2. 冷媒配管によって環状に接続された圧縮機と、高圧側熱交換器と、減圧装置と、低圧側熱交換器とを含み、冷媒を循環させるように構成された冷媒回路と、
    前記圧縮機内の油量を検出するセンサとを備え、
    前記冷媒回路の通常運転中の前記圧縮機の発停回数が基準回数を超過し、かつ前記圧縮機内の油量が規定値以下の場合に、前記冷媒回路は、油回収運転し、
    前記冷媒回路の前記通常運転中の前記圧縮機の発停回数が前記基準回数を超過し、かつ前記圧縮機内の油量が前記規定値を超える場合に、前記発停回数がリセットする冷凍サイクル装置。
  3. 前記冷媒回路の前記油回収運転中において、前記センサによって検出された前記圧縮機内の油量が規定値以上の場合に、前記冷媒回路は、前記油回収運転を終了する、請求項1または2記載の冷凍サイクル装置。
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