JP7251283B2 - 2次元コード、2次元コードの形成方法、2次元コードを印刷した印刷物及び包装体 - Google Patents

2次元コード、2次元コードの形成方法、2次元コードを印刷した印刷物及び包装体 Download PDF

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本発明は、2次元コード及びその形成方法に関する。また本発明は2次元コードを印刷した印刷物及び包装体に関する。
2次元コードはラベル、包装材等の印刷物や、包装材により形成される包装体等に設けられ、製品情報等を表示する。特許文献1には2次元コードの一例が開示される。この2次元コードは外形を矩形に形成され、マトリクス状に配列された複数の矩形のセルを有している。
2次元コードの3箇所のコーナーには複数のセルから成る矩形領域に位置検出パターンが設けられ、位置検出パターン間にはデータ格納領域が設けられる。データ格納領域は白色のセル及び黒色のセルの分布パターンによって情報を表現することができる。また、位置検出パターンによって2次元コードの姿勢を検出することができる。
特開2004-206674号公報(第4頁~第10頁、第1図)
上記従来の2次元コードは例えば版胴を用いた印刷によって形成できるが、複数の印刷箇所に対して異なる2次元コードを形成することができない。これに対して、レーザ光を用いて例えば黒色のセルの描画により2次元コードを形成すると、複数の印刷箇所に対して異なる2次元コードを容易に形成することができる。しかしながら、セルに対して十分小さいビーム径のレーザ光によって矩形の各セル内を走査して2次元コードを形成するため、2次元コードの形成時間が長くなる。このため、2次元コードを設けた印刷物や包装体の製造工数が大きくなる問題があった。
本発明は、形成時間を短縮できる2次元コード及び2次元コードの形成方法を提供することを目的とする。また本発明は2次元コードを印刷した印刷物及び包装体の製造工数を削減することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の2次元コードは、マトリクス状に配列された複数のセルにより形成され、所望の各前記セルに一の円形の第1ドットを配して情報を表現するデータ格納領域と、前記第1ドットよりも径の大きい円形の第2ドットにより複数の前記セルを覆う位置検出パターンとを備えることを特徴としている。
また本発明は上記構成の2次元コードにおいて、前記第2ドットの直径が前記第1ドットの直径の2倍以上であることを特徴としている。
また本発明は上記構成の2次元コードにおいて、一の前記位置検出パターンが、連続する複数の前記第2ドットから成ることを特徴としている。
また本発明の印刷物は上記構成の2次元コードが印刷されていることを特徴としている。
また本発明は上記構成の印刷物において、切断により分割予定の複数の分割予定領域を備え、各前記分割予定領域にそれぞれ前記2次元コードが印刷されるとともに、前記分割予定領域に応じて前記2次元コードにより表現される情報が異なることを特徴としている。
また本発明は上記構成の印刷物において、レーザ光の照射により発色するインキを印刷した印刷層を含む積層体により形成されることを特徴としている。
また本発明の包装体は、上記構成の2次元コードが印刷されていることを特徴としている。
また本発明は上記構成の包装体において、レーザ光の照射により発色するインキを印刷した印刷層を含む積層体により形成されることを特徴としている。
また本発明は、マトリクス状に配列された複数のセルにより形成され、所望の前記セルに円形の第1ドットを配して情報を表現するデータ格納領域と、前記第1ドットよりも径の大きい円形の第2ドットにより複数の前記セルを覆う位置検出パターンとを備える2次元コードの形成方法において、
集光レンズにより集光されたレーザ光を照射して前記第1ドット及び前記第2ドットを形成する照射工程を備え、前記第1ドット形成時に対して前記第2ドット形成時の前記集光レンズのピントをずらすことを特徴としている。
また本発明は上記構成の2次元コードの形成方法において、各前記セル内をレーザ光の照射により発色するインキによって印刷した後に前記照射工程を行うことを特徴としている。
本発明によると、2次元コードのデータ格納領域が所望のセルに一の円形の第1ドットを配して形成される。また、位置検出パターンが第1ドットよりも径の大きい円形の第2ドットにより形成される。このため、データ格納領域の第1ドット及び位置検出パターンの第2ドットをレーザ光のビーム径を可変して容易に形成することができる。従って、2次元コードの形成時間を短縮することができ、2次元コードを設けた印刷物及び包装体の製造工数を削減することができる。
また本発明によると、集光レンズにより集光されたレーザ光を照射して第1ドット及び第2ドットが形成され、第1ドット形成時に対して第2ドット形成時の集光レンズのピントをずらしている。これにより、ビーム径の異なるレーザ光を容易に実現することができる。従って、2次元コードの形成時間を短縮することができ、2次元コードを設けた印刷物及び包装体の製造工数を削減することができる。
本発明の第1実施形態の包装袋を示す斜視図 本発明の第1実施形態の包装袋を形成する積層体を示す断面図 本発明の第1実施形態の包装袋の積層体のロール体を示す平面図 本発明の第1実施形態の包装袋の2次元コードを示す平面図 本発明の第1実施形態の包装袋の2次元コードの一部を拡大した平面図 本発明の第1実施形態の包装袋の2次元コードの形成装置を示す概略構成図 本発明の第2実施形態の包装袋の2次元コードを示す平面図 本発明の第3実施形態の包装箱を示す斜視図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の包装袋の斜視図を示している。包装袋1は樹脂フィルムの積層体20(図2参照)によりピロー型に製袋され、食品、薬品、サプリメント等の内容物を収納する。
包装袋1は背シール部2及び端縁シール部3により封止される。背シール部2は積層体20を筒状に配した胴部4の周方向の両端部を熱接着により合掌貼りして形成される。端縁シール部3は胴部4の軸方向の両端部を熱接着して形成される。端縁シール部3の端縁は開封のため鋸歯状に形成される。
図2は包装袋1を形成する積層体20の層構成を示す概略断面図である。積層体20は外面から順に基材層23、中間層25、熱接着性樹脂層27を積層して形成される。
基材層23は二軸延伸ナイロンフィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルム等の樹脂フィルムにより形成される。
基材層23の外面上には印刷層21及び印刷層22が設けられる。印刷層21及び印刷層22を異なる領域に形成してもよく、印刷層22の上面に印刷層21を形成してもよい。また、印刷層21及び印刷層22を基材層23の内面上に設けてもよい。印刷層22はグラビア印刷等により商品名、商品説明等の文字を含む図柄を形成する。
印刷層21はグラビア印刷等によりレーザー発色インキを2次元コード30(図1参照)の形成領域に印刷して形成される。レーザー発色インキは所定の波長域のレーザー光に対して高光吸収性の光吸収材と、レーザー光の吸収による光吸収材の発熱によって発色する発色物質とを含む。
本実施形態ではUVレーザ(波長355nmのYVO4レーザ)の照射によって発色するレーザー発色インキが用いられる。他の波長のレーザ光により発色するレーザー発色インキを用いてもよく、例えばグリーンレーザの照射によって発色するレーザー発色インキを用いることができる。
これにより、印刷層21はレーザ光の非照射領域が例えば白色に形成され、レーザ光の照射領域が例えば黒色に形成される。印刷層21内の所望の領域にレーザ光を照射することにより、表示色の異なるセルが分布した2次元コード30(図1参照)が形成される。印刷層21のレーザ光の非照射領域は白色以外の表示色でもよく、レーザ光の照射領域は黒色以外の表示色でもよい。
中間層25は樹脂フィルムの下面に透明蒸着膜(シリカ、アルミナ等)または金属蒸着膜(アルミニウム等)を蒸着した蒸着フィルムにより形成される。これにより、中間層25は水蒸気、酸素等のガスに対してバリア性を有する。中間層25の樹脂フィルムは例えばポリエステルフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム等により形成される。
熱接着性樹脂層27は熱接着性樹脂から成り、低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム等により形成される。対向する熱接着性樹脂層27を重ね合わせて加圧及び加熱することにより、背シール部2及び端縁シール部3が形成される。
基材層23と中間層25とはアクリル系やウレタン系等のドライラミネート用接着剤から成る接着層24を介してドライラミネートされる。中間層25と熱接着性樹脂層27とはアクリル系やウレタン系等のドライラミネート用接着剤から成る接着層26を介してドライラミネートされる。
図3は包装袋1を形成する積層体20のロール体5の平面図を示している。積層体20をロール状に巻回したロール体5はMD方向に送り出して包装袋1の製袋が行われる。ロール体5は切断線5a上の切断により分割予定の複数の分割予定領域6をMD方向及びTD方向に並設される。各分割予定領域6が分割されることによりそれぞれ包装袋1が形成される。
印刷層21及び印刷層22は各分割予定領域6にそれぞれ設けられる。印刷層21上にレーザ光を照射して2次元コード30が形成される。この時、包装袋1毎に異なる情報の2次元コード30を形成することができる。このため、2次元コード30によって製品毎に追跡可能なナンバリングを施すことができる。
図4は2次元コード30の平面図を示しており、図5は2次元コード30の一部(図4のH部)を拡大した平面図を示している。前述したように、2次元コード30は外形を矩形に形成され、マトリクス状に配列された複数の矩形のセル33を有している。各セル33は図中、破線で示す仮想線33aで区分けされる。2次元コード30の形成領域には全面に例えば白色の印刷層21(図2参照)が印刷される。
2次元コード30の3箇所のコーナーには複数のセル33から成る矩形領域に位置検出パターン32が設けられ、位置検出パターン32間にはデータ格納領域31が設けられる。データ格納領域31は白色のセル33と、黒色の第1ドット31a設けたセル33との分布パターンによって情報を表現することができる。また、位置検出パターン32によって2次元コード30の姿勢を検出することができる。
データ格納領域31は表現される情報に基づいて、所望のセル33内に円形の第1ドット31aが設けられる。位置検出パターン32はそれぞれ複数のセル33を覆い、第1ドット31aよりも径の大きい第2ドット32aにより形成される。
ロール体5(図3参照)を製袋する工程内にはレーザ光を照射する照射工程が設けられ、第1ドット31a及び第2ドット32aは照射工程により形成される。図6は照射工程の概略構成図を示している。照射工程はレーザマーカ50によってロール体5の印刷層21(図2参照)上にレーザ光を照射する。
レーザマーカ50は発振器51、絞り52、集光レンズ53、カルバノミラー54、平面レンズ55を順に配置して構成される。発振器51は印刷層21に応じた波長のレーザ光を出射する。集光レンズ53は絞り52を通るレーザ光を集光する。カルバノミラー54は集光レンズ53で集光されたレーザ光をロール体5上の印刷層21の各セル33(図4参照)に対応する方向に反射し、レーザ光を走査させる。平面レンズ55はロール体5(受光面)に対してレーザ光を垂直に入射させる。
集光レンズ53はピントを合わせるために矢印Dに示すように移動可能に配される。このため、集光レンズ53のピントをずらすことにより、受光面上のレーザ光のビーム径が可変される。
第1ドット31aは集光レンズ53を所定のピントに合わせてレーザ光のビームをセル33内に一点のみ照射することによって形成される。本実施形態では、第1ドット31aはセル33の外形を示す仮想線33aに内接する円に形成される。
第2ドット32aは第1ドット31aの形成時に対して集光レンズ53のピントをずらすことにより、第1ドット31aよりも径の大きい円形に形成される。これにより、複数のセル33が第2ドット32aにより覆われる。本実施形態では、第2ドット32aはレーザ光のビームを4セル×4セルの矩形領域内に一点のみ照射することによって該矩形領域の外形に内接する円に形成される。
データ格納領域31の第1ドット31aを配したセル33が一点のレーザ光の照射により形成されるため、2次元コード30の形成時間を短くすることができる。また、第2ドット32aから成る一の位置検出パターン32が一点のレーザ光の照射により形成されるため、2次元コード30の形成時間をより短くすることができる。これにより、2次元コード30を印刷した印刷物である包装袋1(図1参照)及びロール体5(図3参照)の製造工数を削減することができる。
セル33内の第1ドット31aが大きい場合は小さい場合よりも2次元コード30の読取り精度が高くなる。このため、第1ドット31aの外周がセル33の外形を示す仮想線33aよりも内側に配されてもよいが、仮想線33aに内接するとより望ましい。
第2ドット32aは4セル×4セルの矩形領域の外形に内接するが、他の矩形領域(例えば、2セル×2セルや3セル×3セル)の矩形領域の外形に内接してもよい。第2ドット32aが少なくとも第1ドット31aの2倍以上の直径を有することにより、読取り時に第2ドット32aを第1ドット31aと誤検知することを防止できる。また、第2ドット32aの外周が該矩形領域の外形から内側に離れてもよい。
また、データ格納領域31のセル33に対して第1ドット31aに相当する円形の領域を読み取り範囲としてもよい。位置検出パターン32に対して第2ドット32aに相当する円形の領域を読み取り範囲としてもよい。これにより、2次元コード30の読み取り精度をより高くすることができる。
本実施形態によると、2次元コード30のデータ格納領域31が所望のセル33に一の円形の第1ドット31aを配して形成される。また、位置検出パターン32が第1ドット31aよりも径の大きい円形の第2ドット32aにより形成される。このため、データ格納領域31の第1ドット31a及び位置検出パターン32の第2ドット32aをレーザ光のビーム径を可変して容易に形成することができる。従って、2次元コード30の形成時間を短縮することができ、2次元コード30を設けた印刷物及び包装体の製造工数を削減することができる。
また、第2ドット32aの直径を第1ドット31aの直径の2倍以上にしたので、読取り時に第2ドット32aを第1ドット31aと誤検知することを防止できる。
また、ロール体5が切断により分割予定の複数の分割予定領域6にそれぞれ2次元コード30を印刷され、分割予定領域6に応じて2次元コード30により表現される情報が異なる。これにより、2次元コード30によって製品毎に追跡可能なナンバリングを施すことができる。
また、ロール体5及び包装袋1がレーザ光の照射により発色するインキを印刷した印刷層21を含む積層体20により形成される。このため、レーザ光の照射によって円形の第1ドット31a及び第2ドット32aを含む2次元コード30を容易に実現することができる。
また、照射工程で集光レンズ53により集光されたレーザ光を照射して第1ドット31a及び第2ドット32aが形成され、第1ドット31a形成時に対して第2ドット32a形成時の集光レンズ53のピントをずらしている。これにより、ビーム径の異なるレーザ光を容易に実現することができる。従って、2次元コードの形成時間を短縮することができ、2次元コードを設けた印刷物及び包装体の製造工数を削減することができる。
また、セル33内をレーザ光の照射により発色するレーザ発色インキによって印刷した後に照射工程を行うので、第1ドット31a及び第2ドット32aを容易に形成することができる。
<第2実施形態>
次に、図7は第2実施形態の包装袋1の2次元コード30を示す平面図である。説明の便宜上、図1~図6に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は位置検出パターン32が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
位置検出パターン32は2次元コードの3箇所のコーナーに設けられる。各位置検出パターン32は2セル×4セルの矩形領域内に設けた円形の2つの第2ドット32aを連続して形成される。各第2ドット32aは2セル×2セルの矩形領域内に一点のみ照射することによって該矩形領域の外形に内接する円に形成される。これにより、それぞれの位置検出パターン32はレーザ光を2回照射することにより形成される。
本実施形態によると、一の位置検出パターン32が2点のレーザ光の照射により2つの第2ドット32aを連続して形成されるため、2次元コード30の形成時間を短くすることができる。これにより、2次元コード30を印刷した印刷物である包装袋1(図1参照)及びロール体5(図3参照)の製造工数を削減することができる。
尚、一の位置検出パターン32を3つ以上の第2ドット32aにより形成してもよい。また、一の位置検出パターン32を一部が重なる複数の第2ドット32aにより形成してもよい。
<第3実施形態>
次に、図8は第3実施形態の包装箱40を示す斜視図である。説明の便宜上、図1~図6に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態の包装箱40は第1実施形態と同様の2次元コード30を有している。
包装箱40は所定形状に切断された樹脂シート等の積層体20(図2参照)から成るブランク板(不図示)を折曲して形成される。包装箱40は矩形の底板41の対向する2辺にそれぞれ前面板42及び背面板44が折り線を介して連設され、他の2辺にそれぞれ側面板43、45が折り線を介して連設される。背面板44の上端には天板46が折り線を介して連設され、天板46の前端には差込み片46aが設けられる。
側面板43、45の上端にはそれぞれフラップ43a、45aが折り線を介して連設される。また、側面板43の前後端は糊代(不図示)により前面板42及び背面板44に接着される。側面板45の前後端は糊代(不図示)により前面板42及び背面板44に接着される。差込み片46aをフラップ43a、45aと前面板42との間に差し込むことにより包装箱40が閉じられる。
側面板43上にはレーザ光の照射によって前述の図4に示す2次元コード30が形成される。本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、ロール状またはシート状の包装材を切断し、包装箱40を形成する複数のブランク板を形成してもよい。この時、包装材上の各ブランク板に対して異なる情報の2次元コード30を印刷すると、製品毎に追跡可能になるためより望ましい。また、包装箱40に前述の図7に示す2次元コード30を形成してもよい。
本発明は上記各実施形態に限られず、種々の変形が可能である。例えば、2次元コード30の位置検出パターン32が3箇所のコーナーに設けられるが、所定位置の1箇所に設けられてもよい。
また、図3に示すロール体5と同様に、複数の分割予定領域6に2次元コード30を配したロール状またはシート状の印刷物を切断し、各分割予定領域6によってラベルを形成してもよい。また、樹脂成形品や金属等の対象物に2次元コード30をレーザ光の照射によって刻印してもよい。
本発明によると、食品等の包装袋、包装箱、包装材、ラベル等に利用することができる。
1 包装袋
2 背シール部
3 端縁シール部
4 胴部
5 ロール体
5a 切断線
6 分割予定領域
20 積層体
21、22 印刷層
23 基材層
24 接着層
25 中間層
26 接着層
27 熱接着性樹脂層
30 2次元コード
31 データ格納領域
31a 第1ドット
32 位置検出パターン
32a 第2ドット
33 セル
33a 仮想線
40 包装箱
41 底板
42 前面板
43、45 側面板
43a、45a フラップ
44 背面板
46 天板
46a 差込み片
50 レーザマーカ
51 発振器
52 絞り
53 集光レンズ
54 カルバノミラー
55 平面レンズ

Claims (9)

  1. マトリクス状に配列された複数のセルにより形成され、所望の各前記セルに一の円形の第1ドットを配して情報を表現するデータ格納領域と、前記第1ドットよりも径の大きい円形の第2ドットにより複数の前記セルを覆う位置検出パターンとを備え
    一の前記位置検出パターンが、連続する複数の前記第2ドットから成ることを特徴とする2次元コード。
  2. 前記第2ドットの直径が前記第1ドットの直径の2倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の2次元コード。
  3. 請求項1または請求項2に記載の2次元コードが印刷されていることを特徴とする印刷物。
  4. 切断により分割予定の複数の分割予定領域を備え、各前記分割予定領域にそれぞれ前記2次元コードが印刷されるとともに、前記分割予定領域に応じて前記2次元コードにより表現される情報が異なることを特徴とする請求項に記載の印刷物。
  5. レーザ光の照射により発色するインキを印刷した印刷層を含む積層体により形成されることを特徴とする請求項または請求項に記載の印刷物。
  6. 請求項1または請求項2に記載の2次元コードが印刷されていることを特徴とする包装体。
  7. レーザ光の照射により発色するインキを印刷した印刷層を含む積層体により形成されることを特徴とする請求項に記載の包装体。
  8. マトリクス状に配列された複数のセルにより形成され、所望の前記セルに円形の第1ドットを配して情報を表現するデータ格納領域と、前記第1ドットよりも径の大きい円形の第2ドットにより複数の前記セルを覆う位置検出パターンとを備え、一の前記位置検出パターンが、連続する複数の前記第2ドットから成る2次元コードの形成方法において、
    集光レンズにより集光されたレーザ光を照射して前記第1ドット及び前記第2ドットを形成する照射工程を備え、前記第1ドット形成時に対して前記第2ドット形成時の前記集光レンズのピントをずらすことを特徴とする2次元コードの形成方法。
  9. 各前記セル内をレーザ光の照射により発色するインキによって印刷した後に前記照射工程を行うことを特徴とする請求項に記載の2次元コードの形成方法。
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