JP7251226B2 - 管理システム及び管理プログラム - Google Patents
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Description
まず、本実施の形態に係る画像形成装置10の全体構成を図1を参照して説明する。
図1に示すように、画像形成装置10は、箱状の装置本体11を備え、この装置本体11内に種々の部材が配置されている。
画像形成部20は、感光体25と、トナーが収容されるとともに、感光体25に作像される静電潜像に対してトナーで現像を行う現像器30と、現像器30にトナーを供給するための円筒状のトナーカートリッジ40と、を備えている。
画像形成部20の下流側には、記録用紙Pに転写されたトナー画像を、その記録用紙Pに定着する定着ユニット60が配置されている。そして、定着ユニット60の下流側には、一対のロールで構成された排出ロール70が配置されている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置10の要部構成について説明する。
図2は、画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
通信部85は、図示しないパーソナルコンピュータ等の端末装置と画像形成装置10とが相互にデータ通信を行うためのインターフェースである。
図3に示すように、CPU81は、機能構成として、取得部90、決定部91、比較部92、判定部93、予測部94、設定部95、生成部96及び配送依頼部97を有する。この機能構成は、CPU81がROM82に記憶された管理プログラムを読み出し、実行することにより実現される。CPU81が管理プログラムを実行することで画像形成装置10は、消耗品の消耗時期を管理する管理システムを構成する。
本実施の形態における「予め定めた時間毎」とは、一例として「24時間毎」としている。
本実施の形態における「トナーカートリッジ40の消耗量の変動に関わる特性値」は、トナーカートリッジ40の使用時間である。なお、このトナーカートリッジ40の使用時間は、トナーカートリッジ40内の図示しないアジテータの回転時間ともいえる。
第2基準は、第1基準よりもトナーカートリッジ40の消耗時期が早く予測される早め基準と、第1基準よりもトナーカートリッジ40の消耗時期が遅く予測される遅め基準と、を含んでいる。
判定部93は、判断基準を設定するにあたって、予め定めた条件を有するか否かを判定するものである。この予め定めた条件には、第2基準が第1基準に優先して設定される優先条件と、第2基準のうち早め基準が設定される遅延防止条件と、第2基準のうち遅め基準が設定される使い切り条件と、が含まれている。
設定部95は、ユーザにより操作された表示部86の操作状態により、判断基準を早め基準又は遅め基準の何れかに設定するものである。
予め定めた値は、可変であり、ユーザによる表示部86の操作により任意の値に設定される。例えば、この予め定めた値は、「3時間」や「5時間」等に設定される。
次に、図4から図14を用いて、本実施の形態における管理システムの流れについて説明する。
図4は、管理システムの流れを示すフローチャートである。この図4に示すフローチャートの処理は、取得部90が使用時間の実測値を取得する都度行われる。例えば、取得部90が毎日12時に実測値を取得する場合、図4に示すフローチャートの処理は、毎日12時に行われる。
図5は、図4のステップS10にて表示部86に表示される表示例である。図中のx軸は、経過日数を示しており、図中左側から右側に行くほど日にちが経過することを示している。図中のy軸は、トナーカートリッジ40の使用時間を示しており、図中下側から上側に行くほど使用時間が増加することを示している。
実測値取得処理の終了後、ステップS11に進む。
図6及び図7は、図4のステップS11にて表示部86に表示される表示例である。図6は、経過日数1日目から5日目までの実測値を用いて決定部91が決定した第1基準を示している。図7は、決定部91が第1基準を決定した後、更に第2基準として早め基準及び遅め基準を決定した後の状態を示している。上記のように、決定部91は、例えば、最小自乗法を用いて回帰直線を生成し、その生成した回帰直線を第1基準に決定する。
決定部91は、次の数式を用いて、早め基準及び遅め基準を決定する。
判断基準決定処理の終了後、ステップS12に進む。
例えば、図7に示す第1基準及び第2基準は、経過日数1日目から5日目までの実測値を用いて、決定部91により決定されたものである。
そして、図8(B)に示す第1基準及び第2基準は、図7に示す第1基準及び第2基準から傾きが変化している。
この比較処理において、図4のステップS10にて取得部90が取得した実測値が第1基準から予め定めた値以上離れていると比較部92が判定した場合には、生成部96により最新の実測値を用いて最新基準を生成する判断基準更新処理が行われる。なお、判断基準更新処理については後述する。
比較処理の終了後、ステップS13に進む。
具体的には、このステップS16は、ユーザ選択モードにおいて、ユーザが遅延防止優先ボタン86Cを押下したため、設定部95により判断基準が早め基準に設定される。その後、ステップS22に進む。
具体的には、このステップS18は、ユーザ選択モードにおいて、ユーザが使い切り優先ボタン86Dを押下したため、設定部95により判断基準が遅め基準に設定される。その後、ステップS22に進む。
図11は、経過日数6日目の実測値を取得部90が取得した際に表示部86に表示される表示例である。図11に示すように、経過日数6日目の実測値は、第1基準よりも上方に位置しており、決定部91が第1基準及び第2基準を決定した後の実測値が第1基準を上回っている。そのため、設定部95は、ユーザ選択モードにおいて、ユーザにより遅延防止優先ボタン86C及び使い切り優先ボタン86Dが押下されなかった場合における判断基準を早め基準に設定する。つまり、設定部95は、ユーザ選択モードにおいて、ユーザにより設定なしボタン86Eが押下された場合における判断基準を早め基準に設定する。その後、ステップS22に進む。
図12は、経過日数6日目の実測値を取得部90が取得した際に表示部86に表示される表示例である。図12に示すように、経過日数6日目の実測値は、第1基準よりも下方に位置しており、決定部91が第1基準及び第2基準を決定した後の実測値が第1基準を下回っている。そのため、設定部95は、ユーザ選択モードにおいて、ユーザにより遅延防止優先ボタン86C及び使い切り優先ボタン86Dが押下されなかった場合における判断基準を遅め基準に設定する。つまり、設定部95は、ユーザ選択モードにおいて、ユーザにより設定なしボタン86Eが押下された場合における判断基準を遅め基準に設定する。その後、ステップS22に進む。
図13は、予測部94が予測した消耗時期を示している。なお、図13は、現在の経過日数が6日目であり、経過日数6日目において予測部94が予測した消耗時期を示している。
消耗時期予測処理の終了後、ステップS23に進む。
まず、生成部96は、図14(B)に示すように、判断基準更新処理において、最小自乗法を用いて経過日数3日目から6日目までの4個の実測値における回帰直線を生成し、最新基準の第1基準を生成する。次に、生成部96は、判断基準更新処理において、経過日数3日目から6日目までの4個の実測値を上記数式に代入し、最新基準の第2基準を生成する。
取得部90は、予め定めた時間毎に、トナーカートリッジ40の使用時間の実測値を取得する。決定部91は、取得部90が取得した実測値を用いて、トナーカートリッジ40の消耗時期を予測するための判断基準として、第1基準と、第1基準よりもトナーカートリッジ40の消耗時期が早くなる場合及び遅くなる場合が予測される第2基準とを決定する。予測部94は、決定部91が決定した第1基準又は第2基準を用いて、トナーカートリッジ40の消耗時期を予測する。
表示部86には、早め基準を示す遅延防止優先ボタン86Cと、遅め基準を示す使い切り優先ボタン86Dとが表示される(図10参照)。
そのため、本実施の形態によれば、ユーザの要求により、第1基準よりもトナーカートリッジ40の消耗時期を早く予測させたり、遅く予測させたりすることができる。
そのため、本実施の形態によれば、ユーザの操作によらず、最新の実測値を踏まえて判断基準が早め基準に設定される。
そのため、本実施の形態によれば、ユーザの操作によらず、最新の実測値を踏まえて判断基準が遅め基準に設定される。
そのため、本実施の形態によれば、予め定めた値が不変である構成に比べて、ユーザの様々な要求に対応したトナーカートリッジ40の消耗時期が予測される。
上記の実施形態では、取得部90は、予め定めた時間毎に、トナーカートリッジ40の使用時間の実測値を取得することとした。しかし、取得部90が実測値を取得する契機となる予め定めた時間は、一定の時間間隔とすることに限らず、予め定めた時間は、使用時間の増加に伴い、短くなることとしてもよい。
そのため、この構成によれば、予め定めた時間が不変である構成に比べて、使用時間が増加するほど、トナーカートリッジ40の消耗時期の予測精度が高められる。
91 決定部 94 予測部
95 設定部 96 生成部
Claims (7)
- 予め定めた時間毎に、交換又は補充可能な消耗品の消耗量の変動に関わる特性値の実測値を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記実測値を用いて、前記消耗品の交換又は補充が必要な消耗時期を予測するための判断基準として、第1基準と、前記第1基準よりも前記消耗品の消耗時期が早くなる場合又は遅くなる場合の少なくとも一方が予測される第2基準と、を決定する決定部と、
前記決定部が決定した前記第1基準又は前記第2基準を用いて、前記消耗品の消耗時期を予測する予測部と、
を備え、
前記第2基準は、前記第1基準よりも前記消耗品の消耗時期が早く予測される早め基準を少なくとも含み、
前記早め基準を示す操作子が表示される表示部と、
ユーザにより操作された前記表示部の操作状態により、前記予測部が予測に用いる前記判断基準を前記早め基準に設定する設定部と、
を備え、
ユーザによる前記表示部の操作が行われなかった場合、前記設定部は、前記決定部が前記第1基準及び前記第2基準を決定した後に、前記取得部が取得した前記特性値の実測値が、前記第1基準を上回るときには、前記予測部が予測に用いる前記判断基準を前記早め基準に設定する管理システム。 - 予め定めた時間毎に、交換又は補充可能な消耗品の消耗量の変動に関わる特性値の実測値を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記実測値を用いて、前記消耗品の交換又は補充が必要な消耗時期を予測するための判断基準として、第1基準と、前記第1基準よりも前記消耗品の消耗時期が早くなる場合又は遅くなる場合の少なくとも一方が予測される第2基準と、を決定する決定部と、
前記決定部が決定した前記第1基準又は前記第2基準を用いて、前記消耗品の消耗時期を予測する予測部と、
を備え、
前記第2基準は、前記第1基準よりも前記消耗品の消耗時期が遅く予測される遅め基準を少なくとも含み、
前記遅め基準を示す操作子が表示される表示部と、
ユーザにより操作された前記表示部の操作状態により、前記予測部が予測に用いる前記判断基準を前記遅め基準に設定する設定部と、
を備え、
ユーザによる前記表示部の操作が行われなかった場合、前記設定部は、前記決定部が前記第1基準及び前記第2基準を決定した後に、前記取得部が取得した前記特性値の実測値が、前記第1基準を下回るときには、前記予測部が予測に用いる前記判断基準を前記遅め基準に設定する管理システム。 - 前記第2基準は、前記第1基準よりも前記消耗品の消耗時期が早く予測される早め基準と、前記第1基準よりも前記消耗品の消耗時期が遅く予測される遅め基準と、を含み、
前記表示部には、前記早め基準及び前記遅め基準の各々を示す操作子が表示され、
前記設定部は、ユーザにより操作された前記表示部の操作状態により、前記予測部が予測に用いる前記判断基準を前記早め基準又は前記遅め基準の何れかに設定する、
請求項1又は2に記載の管理システム。 - 前記決定部が前記第1基準及び前記第2基準を決定した後に、前記取得部が取得した前記特性値の実測値が、前記第1基準から予め定めた値以上離れている場合に、最新の前記特性値の実測値を用いて、別の前記判断基準を生成する生成部を備える請求項1から3の何れか1項に記載の管理システム。
- 前記予め定めた値は、可変である請求項4に記載の管理システム。
- 前記予め定めた時間は、前記特性値の増加に伴い、短くなる請求項1から5の何れか1項に記載の管理システム。
- コンピュータを、請求項1から6の何れか1項に記載の管理システムにおける各部として機能させるための管理プログラム。
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