JP5867328B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関わり、特に現像器内の推定されるキャリア量に基づいてトナー濃度を適正に制御する画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置がある。この画像形成装置は、一般に感光体ドラムを一様に帯電させて初期化し、この感光体ドラムに光書込みによって静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー像化して、そのトナー像を直接または間接に用紙等の転写材に転写して定着器で定着させる。
このような電子写真方式の画像形成装置には、トナーのみから成る一成分現像剤を用いるものと、トナーとキャリアから成る二成分現像剤を用いるものとがある。近年、要望が強い印字(以下、印刷ともいう)処理の高速化に対処するには二成分現像剤を用いる方式の方がよく対応できる。
上記の二成分現像剤のキャリアは、現像器内でトナーと混合撹拌されてトナーに所定の電荷を与える。電荷を与えられたトナーはキャリアの表面に一時的に付着してキャリアの表面を被覆する。
磁性体の現像ローラに付着したキャリアは電荷を帯びたトナーを感光体上に運び、感光体上の静電潜像にトナーを転移させて静電潜像上にトナー像を現像させる。
表面のトナーを放出したキャリアは現像ローラ上に残り、再び現像器内に戻って現像器に補給される新たなトナーと再び混合撹拌され、トナーに電荷を与え、そのトナーを感光体上に運ぶ、というように繰り返し使用される。
現像器へのトナーの補給はトナー供給装置から行われる。トナー供給装置から現像器へのトナーの補給路には、コイルスクリューを内蔵したパイプや、更にはトナーの重力による自然落下経路を併用した補給路が用いられる。
そして現像器にはトナー混合撹拌機構が内蔵されている。トナー混合撹拌機構は2つあり、1つはトナー供給装置から供給(補給)されたトナーを、トナー濃度の低下した二成分現像剤(以下、単に現像剤という)と混合撹拌しながら搬送する循環搬送スクリューである。
2つ目は、循環搬送スクリューで送り込まれた現像剤を攪拌搬送しながら磁性体現像ローラに供給して、残余の現像剤を循環搬送スクリューに送り戻す供給搬送スクリューである。
ここで、現像器の現像剤中のトナー濃度が高すぎると地汚れ等が発生する。逆にトナー濃度が低すぎると高濃度な画像が得られない。したがって高画質な画像を得るためには、トナー像担持体に供給される現像器内の現像剤のトナー濃度を一定範囲内に制御することが必要である。
そこで、このような現像剤を使って画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置の現像器では、印字して消費したトナー量を測定するためのトナー濃度センサが設けられている。そしてトナー濃度が所定以下に低いことが検知されると現像器にトナーを補給するようにしている。
一般に、トナー濃度センサには透磁率を検知するセンサが使用される。この透磁率の検知には、コイルのインダクタンス成分を利用するものや、周波数型、磁気ブリッジ型など、いくつかの方式がある。
いずれにしても、トナー濃度センサとしては、現像器の内壁面の一部に検知面を露出させ、この検知面周辺の現像剤中のキャリアからの透磁率の変化を検知する。すなわち、トナー濃度が高いと透磁率が下りセンサ出力は弱くなる。トナー濃度が低いと透磁率が上がりセンサ出力は強くなる。
そして補給基準電圧値よりもセンサ出力が上回った場合トナーを不足分だけ補給し、出力が基準電圧値よりも下回れば補給を停止する。この時のトナー量は補給される時間当たり定量の補給が好ましい。
トナーの補給が不足すると現像剤のキャリアがトナーと共にトナー像担持体に移転するキャリア引き等の不具合が起きる。また、トナーの補給が過多になると、トナー飛散等の不具合が発生する。
また、現像器内の現像剤のキャリア量が低下すると、トナー濃度センサの出力が初期設定した現像剤トナー濃度で制御できず、トナー濃度が変化してしまい、キャリア引きやトナー飛散等の不具合が発生して問題となる。
ところで、トナー濃度センサの誤検知によるトナー濃度過多を防ぎ、安定したトナー濃度を維持するために、トナー補給と同時に濃度検知を行うことをせず、補給されたトナーがトナー濃度センサを最初に通過するときのトナー濃度を検知するようにした画像記録装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
これは、トナー補給口から補給されたトナーが最初にトナー濃度センサを通過する前のタイミングではトナー濃度検知を行なわないため、補給されたトナーの濃度を確実に検知することができる、というものである。
また、 画像形成装置の使用状況や使用環境にかかわらず正確にトナー濃度を検出できるように、制御端子に印加される制御電圧に基づいて感度勾配を変えずに出力電圧を調整する信号処理部を備えたインダクタンス検知型のトナー濃度センサを設け、制御電圧の切り替えの前後における出力電圧の相関関係に基づいて出力電圧を補正するトナー濃度制御装置が提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
特開2003−076130号公報 特開2006−276630号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の技術は、補給されたトナーが攪拌されながらトナー濃度検知センサの位置に来たタイミングで検知するというものであり、いわば単にトナー濃度そのものを適正に検知しようとするものであって、キャリア引きについては考慮されていない。
また、上記の特許文献2に記載の技術は、トナーの帯電量の変化により、当初設定された制御電圧ではトナー濃度を設定通りに制御できなくなるので、変化したトナーの帯電量を推定してセンサを駆動制御する制御電圧を補正するというものであり、キャリア引きを考慮して制御電圧を補正するものではない。
ところで、現像剤のキャリア量が低下すると、トナー濃度センサの出力が初期設定した現像剤トナー濃度で適正に制御できないことは前述した。トナー濃度が適正に制御出来ないと、トナー濃度の変化により更なるキャリア引きやトナー飛散等の不具合が発生する。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、現像器内の推定されるキャリア量に基づいてトナー濃度を適正に制御する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、像担持体上の静電潜像を現像するトナーとキャリアを含む現像剤を循環可能に収容する現像槽と、該現像槽の上記現像剤の循環経路中に配設され、上記現像剤中の上記トナーの濃度情報を出力するトナー濃度センサと、上記循環経路中に配設される補給口と、上記トナー濃度センサの出力値に基づいてトナー補給の要否を判断して、補給要と判断された際に、上記補給口からトナーを上記現像槽に一定の補給量で補給するトナー補給部と、上記補給要と判断された際の上記トナー濃度センサの上記トナーの補給前の出力値と、上記トナー補給部により上記補給口から補給された上記トナーを含む現像剤部分が上記トナー濃度センサの配設位置へ移動したタイミングにおける上記トナー濃度センサの出力値とを比較する比較部と、該比較部による比較結果が示すトナー補給前後の上記トナー濃度センサの出力値の差分、環境補正値、及び初期のトナー補給前後の上記トナー濃度センサの出力値の差分に基づいて上記現像剤中のキャリア量を推定するキャリア量推定部と、該キャリア量推定部により上記現像剤中のキャリア量が意図されていたキャリア量よりも少ないと推定された場合に、上記トナー濃度センサの出力値を制御する制御電圧を、上記トナー濃度センサの出力値が上昇るよう補正する制御電圧補正部と、を備えるように構成される。
本発明は、現像器内の推定されるキャリア量に基づいてトナー濃度を適正に制御する画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係るフルカラーの画像形成装置(プリンタ、本体装置)の内部構成を説明する断面図である。 実施例1に係るプリンタの制御装置を含む回路ブロック図である。 (a),(b)は実施例1に係るプリンタの現像器を感光体ドラムと共に示す拡大断面図である。 (a)は実施例1に係るプリンタの現像器の現像槽内の各部材の配置関係を分かりやすく示すため現像槽内を横方向から見た図である。 (a)はトナー濃度センサの本来の出力値であるべき出力信号に重畳して現れる小幅周期のパルス信号を示す図、(b)は現像器の内部構成と現像剤の還流経路を示す断面図である。 (a)は現像剤のトナー濃度とトナー濃度センサの出力との関係を示す特性図、(b)は現像剤のキャリアの変動量とトナー濃度センサの出力との関係を示す特性図である。 (a),(b),(c)はキャリア量の変動によって生じるトナー濃度の変化の状態をやや極端な例を挙げて示す特性図である。 (a)は環境補正値のテーブルを示す図、(b)はトナー補給前後のトナー濃度から取得された差分演算値、差分演算値から推測されるキャリア量、キャリア量に対応する制御電圧補正値のテーブルである。 制御装置によって制御されるトナー濃度センサの出力を制御する制御電圧の設定に関わる処理動作のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の実施例では、トナーとキャリアから成る二成分現像剤が使用されるが、以下の説明では二成分現像剤を単に現像剤という。
図1は、本発明の実施例1に係るフルカラーの画像形成装置(以下、単にプリンタという)の内部構成を説明する断面図である。
図1に示す画像形成装置1は、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置であり、画像形成部2、転写ベルトユニット3、トナー供給部4、給紙部5、ベルト式定着ユニット6、で構成されている。
上記画像形成部2は、転写ベルトユニット3の転写ベルト8の下部走行部表面8aに接して同図の右から左へ4個の現像装置9(9y、9m、9c、9k)を多段式に並設した構成からなる。この画像形成部2は、図1に示す印刷実行時位置から、それより下方の保守位置に、昇降可能に画像形成装置1本体のフレームに保持されている。
上記4個の現像装置9のうち下流側(図の右側)の3個の現像装置9y、9m及び9cは、それぞれ減法混色の三原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の色トナーによるモノカラー画像を形成し、現像装置9kは、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
上記の各現像装置9は、画像を現像するトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下ブラック(K)のトナー用の現像装置9kを例にしてその構成を説明する。
現像装置9は、最上部に感光体ドラム10を備えている。この感光体ドラム10は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム10の周面近傍を取り巻いて、クリーナ11、帯電ローラ12、光書込ヘッド13、及び現像器14の現像ローラ15が配置されている。
現像器14は、現像ローラ15の下方に位置する2つの現像槽内に、第1の攪拌搬送部材16、及び第2の攪拌搬送部材17を備えている。第1及び第2の攪拌搬送部材16及び17については詳しくは後述する。
転写ベルトユニット3は、本体装置のほぼ中央で図の左右方向に扁平なループ状になって延在する無端状の上述した転写ベルト8と、この転写ベルト8を掛け渡されて転写ベルト8を図の矢印a及びbで示す反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ18と従動ローラ19を備えている。
上記の転写ベルト8は、下方を循環移動するベルト表面に、ユニットと一体に組み込まれて転写ベルト8を介して感光体ドラム10に圧接する一次転写ローラ21によりトナー像を直接転写(一次転写)されて、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく用紙への二次転写部23まで搬送する。
この転写ベルトユニット3には、駆動ローラ18に掛け渡されている表面に、ベルトクリーナ24のクリーニングブレード25が当接して配置されている。ベルトクリーナ24の下方には廃トナー回収容器26が着脱自在に配置されている。
ベルトクリーナ24は、クリーニングブレード25が転写ベルト8の表面に当接して廃トナーを擦り取って除去し、その廃トナーを搬送部材により下方の廃トナー回収容器26に送り込んでいる。
トナー供給部4は、転写ベルト8の上部走行部の上方に配置されている4個のトナーホッパー27(27y、27m、27c、27k)で構成される。4個のトナーホッパー27y、27m、27c、27kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーを収容している。
図1に示すように、画像形成部2とトナー供給部4は、転写ベルトユニット3を挟んで上下に分かれている。トナー供給部4のトナーホッパー27と、画像形成部2の現像装置9とは、特には図示しないが、パイプ、このパイプの内部に設けられたコイルスクリュー、縦に配置されたトナー自然落下パイプ等を有するトナー供給装置で連結されている。
トナー供給部4は、同図にY、M、C、K(以下、関連する記載を「YMCK」として表わす)で示すようにイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれかのトナーを、トナー供給路を介して現像装置9の現像器14に供給する。
給紙部5は、1個の給紙カセット29を備えている。給紙カセット29の給紙口(図の右方)近傍には、用紙取出ローラ31、給送ローラ32、捌きローラ33、待機搬送ローラ対34が配置されている。
待機搬送ローラ対34の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、転写ベルト8を介して従動ローラ19に圧接する二次転写ローラ35が配設されて、前述した用紙への二次転写部23を形成している。
この二次転写部23と最下流の現像装置9mとの略中間位置で、転写ベルト8の下部走行部表面8aに近接して、拡散反射型濃度センサ36が配設されている。また、二次転写部の下流(図では上方)側にはベルト式熱定着ユニット6が配置されている。
ベルト式熱定着ユニット6の更に下流側には、定着後の用紙をベルト式熱定着ユニット6から搬出する不図示の搬出ローラ対及びその搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレー37に排紙する不図示の排紙ローラ対が配設されている。排紙トレー37より右方に位置する本体上面端部はやや傾斜して操作パネル部38が配置されている。
図2は、上記のプリンタ1の制御装置を含む回路ブロック図である。図2に示すように回路ブロックは、プリンタコントローラ部40が中心となっている。このプリンタコントローラ部40には、複数のバス41を介してネットワークコントローラ部42のI/F(インターフェイス)43、ヘッドコントローラ部44が接続されている。
上記のネットワークコントローラ部42のI/F43には他のバス41を介して前述した操作パネル部38が接続されている。また、I/F43には、例えばパーソナルコンピュータ等の図外のホスト機器から印字データ等の信号が入力される。
ネットワークコントローラ部42は、I/F43を介して外部から入力される印字データをヘッドコントローラ部44に送信し、印字データに含まれるコマンドデータや操作パネル部38から入力される指示データをプリンタコントローラ部40に送信する。
プリンタコントローラ部40には、バス41を介して、更に、EEPROM(electrically erasable programmable ROM) 45、ROM(read only memory)46、給紙モータ47が接続されている。
プリンタコントローラ部40は、ROM46に格納されている制御プログラムを読出し、その読み出した制御プログラムにしたがって、拡散反射型センサ36、レジストセンサ49、YMCKごとのDDS(developer drum set、本例では現像装置9を指す)新旧検知センサ51等から受信するセンサ出力に応じて各部を制御する。
また、プリンタコントローラ部40は、YMCKごとのトナー濃度センサ62(62y、62m、62c、62k)から受信するセンサ出力信号が、トナー補給閾値を超えるか否かを監視し、トナー補給閾値を超えたときは、YMCKごと対応するトナー補給装置57、58、59、60を駆動してトナーを現像装置9に補給する。
また、プリンタコントローラ部40は、YMCKごとのトナー濃度センサ62(62y、62m、62c、62k)の出力電圧を制御する制御電圧をトナー濃度センサ62y、62m、62c、62kに印加するセンサ制御電圧印加部61を備えている。
センサ制御電圧印加部61は、詳しくは後述するが、プリンタコントローラ部40が推定したキャリア量に基づいて、YMCKごとのトナー濃度センサ62(62y、62m、62c、62k)に印加するセンサ制御電圧を補正して変更する。
また、プリンタコントローラ部40は、ネットワークコントローラ部42から受信した印字データに基づいて、一方ではヘッドコントローラ部44を介しYMCKごとのヘッド(光書込ヘッド13)の光書き込みを制御する。
また、プリンタコントローラ部40は、上記の印字データに基づいて、他方では給紙モータ47を制御して用紙を二次転写部23まで搬送させ、高圧ユニット52を制御してYMCKごとの駆動装置53、54、55、56の帯電ローラ12、現像ローラ15、一次転写ローラ21、二次転写ローラ35等へバイアス電圧を印加する。
また、プリンタコントローラ部40は、YMCKごとのトナー濃度センサ62がトナー補給閾値を検知するために出力する出力信号と、トナー補給後の出力信号とに基づいて、詳しくは後述するキャリア量を推定し、その推定値に応じた新たなトナー濃度センサ制御電圧値を取得して、その取得した新たなトナー濃度センサ制御電圧値によりトナー濃度センサを駆動する。
図3(a),(b)は、上記現像器14を感光体ドラム10と共に示す拡大断面図である。図3に示すように、現像器14は、外壁63と内部隔壁64とで仕切られる2つの現像槽65(65a、65b)を備えている。
上方の現像槽65aには、前述した現像ローラ15と第1の攪拌搬送部材16が配置されている。現像ローラ15には、ドクターブレード66が当接している。下方の現像槽65aには前述した第2の攪拌搬送部材17が配置されている。この現像槽65aにはトナー濃度センサ62がその検知面67を槽内に露出して配置されている。
第1の攪拌搬送部材16は、回転軸68とこの回転軸68に螺旋状に固設された螺旋状フィン69とで構成されている。第2の攪拌搬送部材17は、回転軸71とこの回転軸71に螺旋状に固設された螺旋状フィン72とで構成されている。
第1の攪拌搬送部材16は、矢印cで示すように図の反時計回り方向に回転し、現像槽65a内の現像剤を螺旋状フィン69で攪拌しながら矢印eで示すように図の紙面奥行き方向手前から向こう側へ搬送し、その現像剤を現像ローラ15に供給する。
現像ローラ15は、現像剤のトナーのみを感光体ドラム10に供給して、感光体ドラム10周面上の静電潜像をトナー像化(現像)する。トナーのみを感光体ドラム10に引き取られた現像ローラ15上の現像剤のキャリアは、現像槽65a内の現像剤に混合され、図の紙面奥行き方向向こう側の不図示の出口で現像槽65bに送り戻す。
現像槽65b内の第2の攪拌搬送部材17は、矢印dで示すように図の反時計回り方向に回転し、現像槽65b内の現像剤を螺旋状フィン72で攪拌しながら矢印fで示すように図の紙面奥行き方向向こう側から手前へ搬送する。
もし、現像剤のトナー濃度が規定以下に薄くなっていれば、トナー濃度センサ62がトナー濃度低下を検出する。トナー濃度低下が検出されると、トナー供給部4の当該現像器14に対応するトナーホッパー27から補給口を介し、詳しくは後述する補正値に基づく所定量のトナーが補給される。
第2の攪拌搬送部材17は、現像剤を攪拌搬送しながら、図の紙面奥行き方向手前側の不図示の供給口で、現像剤を現像槽65aに送り出す。このように、現像剤の還流とトナーの補給が繰り返されて、トナーによる現像が逐次進行する。
上記のトナー濃度センサ62の検知面67は槽内に露出して配置されているので、現像剤が検知面67に滞留しやすい。現像剤が検知面67に滞留するとトナー濃度センサ62の検知精度が低下する。
このトナー濃度センサ62の検知精度の低下を防止するために、現像槽65b内の第2の攪拌搬送部材17の回転軸71には、トナー濃度センサ62の検知面67に対向して回転する位置に、ブレード保持部73とこのブレード保持部73に保持された弾性体シート(ブレード)74から成るクリーニングブレード75が固設されている。
クリーニングブレード75は、攪拌搬送部材17の回転軸71と共に回転し、図3(b)に示すように、トナー濃度センサ62の検知面67を弾性体シート74により摺擦して、検知面67に滞留しようとする現像剤を払い飛ばして、直後に搬送されてくる現像剤と入替える。
これにより、トナー濃度センサ62の検知面67に現像剤が滞留することによって生じる虞のあるトナー濃度の誤検知を防止している。
図4(a)は、上記の現像槽65b内の第2の攪拌搬送部材17とクリーニングブレード75とトナー濃度センサ62の各部の配置関係を分かりやすく示すため、現像槽65b内の各部の構成を、図3(b)の矢印gで示す横方向から見た図である。
図4(b)は、図4(a)の破線hで囲んで示す部分の拡大図である。なお、図4(a)と図4(b)では第2の攪拌搬送部材17の螺旋状フィン72の傾きが逆になっているが、これは図4(b)には図4(a)を紙面の反対側から見た場合を示しているためである。
尚、図4(a),(b)には、図3(a),(b)に示す構成と同一の構成部分には図3(a),(b)と同一の番号を付与して示している。図4(a)に示すように、トナー濃度センサ62は、検出精度を上げるために、その検知面67を現像槽65bの槽内にやや突き出るように露出して配置されている。
ただし、現像剤の流れを円滑にするように、槽内の内壁は、トナー濃度センサ62の検知面67の突出した角部から前後左右に傾斜をもってなだらかに形成されている。
ところで、トナー濃度センサ62の出力値は、出力値の平均を示している。ここでいう平均とは、トナー濃度センサ62の本来の出力値であるべき出力信号に重畳して現れる小幅周期のパルス信号の値を平均することである。
図5(a)は、トナー濃度センサ62の本来の出力値であるべき出力信号に重畳して現れる小幅周期のパルス信号70を示す図である。図5(b)は現像器14を図3(b)の矢印gで示す向に切断して内部構成と現像剤の還流経路を示す断面図である。
なお、図5(b)には図1、図3(a),(b)及び図4(a),(b)に示した構成と同一の構成部分には図1、図3(a),(b)及び図4(a),(b)と同一の番号を付与して示している。また、図5(b)では図3(a),(b)及び図4(a),(b)に示したクリーニングブレード75の図示を省略し、トナー濃度センサ62も極く簡略に示している。
ここで、トナー濃度センサ62の本来の出力値に重畳されて上述した小幅周期のパルス信号70が発生する理由を説明する。図3(b)に示したように、クリーニングブレード75の弾性体シート74は、第2の攪拌搬送部材17の回転軸71の回転に伴われて一定周期でトナー濃度センサ62の検知面67を摺擦する。
弾性体シート74が検知面67を摺擦中は、弾性体シート74が検知面67に対して現像剤を押し付ける状態となって検知面67における現像剤の密度が上昇し、トナー濃度センサ62の出力値がやや上昇する。
そして、弾性体シート74による検知面67の摺擦が終了した直後は、弾性体シート74が検知面67近傍の現像剤を跳ね飛ばすため、検知面67近傍に空隙が生じて検知面67における現像剤の密度が低下し、トナー濃度センサ62の出力値がやや下降する。
このように、第2の攪拌搬送部材17による撹拌動作時に弾性体シート74が検知面67を摺擦する周期に合わせて、トナー濃度センサ62の検知出力値が周期的に変化する。これが図5(a)に示す小幅周期のパルス信号76である。
すなわち、パルス信号76のMax値76aは、クリーニングブレード75の弾性体シート74がトナー濃度センサ62の検知面67を摺擦したタイミングを示している。そして、パルス信号76のMin値76bは、弾性体シート74が検知面67から離れたタイミングを示している。以下に記載されるトナー濃度センサ62の出力値は、上記のようなパルス信号76の出力値の平均値を算出して得たものである。
一方、図5(b)に示す現像器14は、図3(a)にも示したが、外壁63と内部隔壁64とで仕切られる2つの現像槽65(65a、65b)を備えている。上方の現像槽65aには、前述した現像ローラ15と第1の攪拌搬送部材16が配置されている。
下方の現像槽65aには前述した第2の攪拌搬送部材17が配置されている。この現像槽65aにはトナー濃度センサ62が図3(a)に示した検知面67を槽内に露出して配置されている。
第1の攪拌搬送部材16は、図3(a)の矢印cで示すように反時計回り方向に回転し、現像槽65a内の現像剤を螺旋状フィン69で攪拌しながら図5(b)の矢印e(e1、e2、e3)で示すように、図3(a)の紙面奥行き方向手前から向こう側、図5(b)では右から左方へ搬送しながら、その現像剤を現像ローラ15に供給する。
現像ローラ15は、現像剤のトナーのみを図3に示す感光体ドラム10に供給して、感光体ドラム10周面上の静電潜像をトナー像化(現像)する。トナーのみを感光体ドラム10に引き取られた現像ローラ15上の現像剤のキャリアは、現像槽65a内の現像剤に混合され、図3(a)の紙面奥行き方向向こう側、図5(b)では左端部の出口77で現像槽65bに送り戻す。
現像槽65b内の第2の攪拌搬送部材17は、図3(a)の矢印dで示すように図3(a)の反時計回り方向に回転し、現像槽65b内の現像剤を螺旋状フィン72で攪拌しながら図5(b)の矢印f(f1、f2、f3)で示すように図3(a)の紙面奥行き方向向こう側から手前、図5(b)では左から右方へ搬送する。
もし、現像剤のトナー濃度が規定以下に薄くなっていれば、トナー濃度センサ62がトナー濃度低下を検出する。トナー濃度低下が検出されると、トナー供給部4の当該現像器14に対応するトナーホッパー27から不図示のトナー補給路を介して、図5(b)に示すように、トナーTnが補給される。
なお、図5(b)には、トナー補給口を特には示していないが、トナー補給口は出口77とほぼ同じ位置に連結されている。つまり、現像でトナー濃度が低下した現像槽65a内の現像剤が現像槽65bに送り戻される出口77近傍で、補給トナーが補給されるようになっている。
第2の攪拌搬送部材17は、現像剤を攪拌搬送しながら、図3(a)の紙面奥行き方向手前側、図5(b)の右側の供給口78で、現像剤を現像槽65aに送り出す。このように、現像剤の還流とトナーの補給が繰り返されて、トナーによる現像が逐次進行する。
上記のトナー補給が必要か否かの判断に関わるトナー濃度セン62のセンさ出力は、現像器14内部のトナーが減少していくと、現像剤の透磁率が上り、出力が上昇していく。制御部は、センサ出力から現像剤のトナー濃度(%)を算出し、トナー濃度がトナー補給閾値Dthよりも低下したらトナー補給を行い現像剤のトナー濃度を一定に保つ。
現像器14内の現像剤は現像器14内を循環する様に構成されているが、出口77とほぼ同一にあるトナー補給口とトナー濃度センサ62とは離れているためトナー補給を行ってもトナー補給された現像剤がセンサ位置に届くまで時間を要するが、現像剤が流れる速さは一定速度(t時間)である。
したがって、制御部は、トナー補給指令を出してから、t時間後にトナー濃度センサ62の出力を取得して、上記のように現像剤のトナー濃度を算出する。なお、この場合、制御部は、トナー濃度の低下が検知され、トナー補給指令を出した後も、t時間後にトナー濃度が上昇しないときは、トナーホッパー27にトナーが無いと判断する。
図6(a)は現像剤のトナー濃度とトナー濃度センサ62の出力との関係を示す特性図であり、図6(b)は現像剤のキャリアの変動量とトナー濃度センサ62の出力との関係を示す特性図である。
図6(a)は横軸に現像剤のトナー濃度を示し、縦軸にトナー濃度センサ62の出力を示している。本例では、トナー濃度は6%を最適値とし、そのときのセンサ出力が2.5vになるようにセンサ制御電圧が初期設定されている。トナー濃度が例えば5%に低下するとセンサ出力は大きく上昇する。トナー濃度が例えば7%に上昇するとセンサ出力は大きく低下する。
図6(b)は横軸に現像剤のキャリアの変動量を示し、縦軸にトナー濃度センサ62の出力を示している。本例では、初期のキャリア量を280gとしている。図6(b)に示すように、キャリア量が280gから270g(−10g)に変動すると、トナー濃度がやや上昇するためセンサ出力はやや低下する。
そして、キャリア量が更に減って、初期値の280gから260g(−20g)に変動すると、トナー濃度が大きく上昇するためセンサ出力は大きく低下する。ところで、トナー補給部は一定量のトナーを補給することが出来る機構になっている。
図7(a),(b),(c)は上記のようにキャリア量の変動によって生じるトナー濃度の変化の状態を、やや極端な例を挙げて示す特性図である。なお、図7(a),(b),(c)は横軸に時間(s)を示し、縦軸にトナー濃度とトナー濃度センサ62の出力(V)を示している。
ここで、縦軸に示すトナー濃度は、下になるほど高濃度、上に行くほど低濃度となることを示している。つまり、図7(a),(b),(c)に示す濃度グラフa、b、及びcの縦軸に対する値を、トナー濃度センサ62の出力(V)であると同時に、この出力(V)に逆比例するトナー濃度(%)としている。
また、座標の時間軸である横軸には、現像器14内のトナー濃度センサ62の配設位置psから、トナー補給口の位置ptまでの時間差tを示している。ここで、濃度グラフa、b、及びcは、それぞれ、時間軸に沿って、トナー補給口の位置ptからトナー濃度センサ62の位置psの方向へ移動して原点に戻るという循環型のグラフであると考えると分かり易い。
また、破線Dthは、トナー濃度センサ出力(V)のトナー補給閾値を示し、その下方の破線D0、D1、D2は、それぞれ基準補給量Tnのトナーが補給された直後のトナー濃度に対応するトナー濃度センサ62の出力(V)を示している。
また、図7(a)は、キャリア量が通常時(現像器が新品のとき)の特性図を示している。このとき、グラフa´のようにトナー濃度を示すセンサ出力がトナー補給閾値Dthを下回ったことが検知されると、時刻ptで基準補給量Tnのトナーが補給される。
この場合、キャリア量が通常であるので、時刻ptでトナーを補給された補給直後のトナーを含む現像剤が時間t後に時刻psでトナー濃度を検知されたときのトナー濃度センサ62の出力(V)はD0であり、やや濃度が高くなる程度で、グラフaのように、トナー補給閾値Dthをやや上回る程度の正常な濃度で推移する。
なお、このときのトナー補給前のトナー濃度センサ48の出力値と、トナー補給後のトナー濃度センサ48の出力値との差分をVdh_stdとする。
図7(b)は、キャリア量が通常よりもやや不足(例えば、−10g)したときの特性図を示している。このとき、グラフb´のようにトナー濃度を示すセンサ出力がトナー補給閾値Dthを下回ったことが検知されると、時刻ptでこの場合も基準補給量Tnのトナーが補給されたとする。
この場合、キャリア量がやや不足であるので、時間t後の時刻psで補給直後のトナー濃度に対応するトナー濃度センサ62の出力(V)D1は、図7(a)に示した通常時の補給直後よりもやや濃度が高く、グラフbのように、トナー補給閾値Dthを通常時よりもやや上回る程度の濃度で推移する。
このときの、トナー補給前のトナー濃度センサ48の出力値と、トナー補給後のトナー濃度センサ48の出力値との差分をVdh1とする。
図7(c)は、キャリア量が通常よりも大きく不足(例えば、−20g)したときの特性図を示している。このとき、グラフc´のようにトナー濃度を示すセンサ出力がトナー補給閾値Dthを下回ったことが検知されると、時刻ptでこの場合も基準補給量Tnのトナーが補給される。
この場合、キャリア量が大きく不足しているので、時間t後の時刻psで補給直後のトナー濃度に対応するトナー濃度センサ62の出力(V)D2は、図7(a)に示した通常時の補給直後よりも大きく濃度が高くなり、グラフcのように、トナー補給閾値Dthを通常時よりも大きく上回る濃度で推移する。
このときの、トナー補給前のトナー濃度センサ48の出力値と、トナー補給後のトナー濃度センサ48の出力値との差分をVdh2とする。
このように、キャリア引きによって、キャリア量が経時的に減少していくと、一定量のトナーであってもトナー濃度が高くなり、トナー濃度センサ48がトナー補給のタイミングを誤検知する可能性が生じる。
ところで、消耗品である感光体ドラム10を含む現像装置9は不揮発メモリを実装しており、本体装置1に装着すると本体装置の制御部は不揮発メモリのデータを読み取り、現像装置9が新品であると判断すると、トナー濃度センサ62を制御する電圧値等の値を読み込み、それらの値をEEPROM45の所定の記憶領域に設定している。
このトナー濃度センサを制御する電圧値は、感光体ドラム10を含む現像装置9を組立生産して出荷する際に、現像装置9の現像器14に充填されている現像剤のトナー濃度が6%に設定されているとき、出力2.5Vになるように設定されている。
ところが、図7(a),(b),(c)に示したように、経時的にキャリア量が減少した場合、当初設定の一定量のトナー量を供給してもトナー濃度が当初設定された濃度にならないという問題がある。
そこで、本発明者は、図7(a),(b),(c)に示した特性図に基づいて、一定量のトナー補給を行い、補給されたトナーを含む現像剤がトナー濃度センサ62の位置に届いたときのセンサ出力の変動の状態から現像器14内のキャリア量を推測することにした。
そして、センサ出力の変動が少ないときはトナー濃度センサ48への制御電圧はそのままとし、センサ出力の変動が大きいときは現像器14内のキャリア量が減少したと判断して、そのキャリア量を推測し、この推測したキャリア量に基づいてトナー濃度センサ48への制御電圧を補正することにした。また、環境によりその変動値は変わるため環境補正値も持つようにした。
図8(a)は環境補正値のテーブルを示し、図8(b)はトナー補給前後のトナー濃度から取得された差分演算値と、この差分演算値から推測されるキャリア量と、このキャリア量に対応する制御電圧の補正値のテーブルである。
図8(a)に示す環境補正値テーブル79は、最低温度と最低湿度の環境値を「1」とし、最高温度と最高湿度の環境値を「10」として、全体を1〜10まで10等分し、環境値「1」の環境補正値を「+10mV」、環境値「10」の環境補正値を「+28mV」として「+10mV」から「+28mV」まで順次「+2mV」ずつ増加させた値が環境補正値として設定されている。
また、図8(b)に示す制御電圧補正値テーブル80において、左端欄81はトナー補給前のトナー濃度センさの出力をVdb、トナー補給直後の現像剤がt時間後にトナー濃度セン28により濃度を検知されたときのトナー濃度センサ48の出力をVda、この差分「Vda−Vdb」に環境補正値を加算したものを補正の基準値として、0、−100、−200、−300、−400、−500(mV)の6段階で示している。
また、制御電圧補正値テーブル80の中央欄82には、左端欄81の基準値に基づいて推測される現像器14内のキャリア量の初期量からの差分を、0、−5、−10、−15、−20、−25(g)の6段階で示している。
そして、制御電圧補正値テーブル80の右端欄83には、上記のように推測されたキャリア量の初期量からの差分(変動量)に対して所定のトナー濃度検知出力を維持するための制御電圧の補正値(初期設定の2.5Vからの差分)を0、+120、+145、+170、+195、+220(mV)の5段階で示している。
図6(b)に示したように、現像剤のキャリア量の変動量とトナー濃度センサ62の出力の関係は、キャリア量が基準量から減っていくと、トナーの全体量が通常の量であってもセンサ出力は低下する。したがって、制御装置はトナー濃度が高いと判断してしまう。
この誤った判断を防止して、トナー補給閾値Dthに対応する正常なトナー量を維持するためには、図8(b)の制御電圧補正値テーブル80に示すように、キャリア量の減少に逆比例して、トナー濃度センサ62への制御電圧を上方に修正する。
そうすれば、キャリア量が基準量から減った場合、基準の制御電圧では、正常なトナー量であってもトナー濃度が高いという信号(低下したセンサ出力)を出す場合でも、制御電圧を上方に修正されているので、トナー濃度センサ62も上方に修正されたセンサ出力を出力する。
これにより、キャリア量が基準量から減っても、トナー濃度センサ62の上方に修正されたセンサ出力に基づいてトナー補給の適正なタイミングが得られ、したがって、適正なトナー量を維持することができる。
図9は、図2に示した制御装置によって制御されるトナー濃度センサ62の制御電圧の設定に関わる処理動作のフローチャートである。なお、この処理では、図8(a),(b)に示した環境補正値テーブル79と制御電圧補正値テーブル80が使用される。また、この処理はトナー濃度センサ62の出力値がトナー補給電圧閾値を超えたとき行われる。
図9において、トナー補給の処理が開始されると(ステップS1)、制御装置は、まずYMCK補給モータの回転数を設定する(ステップS2)。この処理では、YMCKのトナーホッパー27ごとに係合しているトナー補給用モータの回転数が予め設定されている回転数に設定される。
次に、トナー補給前おトナー濃度センサ62の出力値Vdbを保持する(ステップS3)。この処理では、トナー補給前のトナー濃度センサ62の出力値VdbがEEPROM45の所定の記憶領域に格納される。
続いて、ステップS2の処理で設定された回転数に基づき当該トナーの補給に対応するトナー補給用モータが回転駆動されて、一定量のトナーの補給が実施される(ステップS4)。
次に、制御装置は、上記トナーの補給を実施したときよりt時間後に、トナー濃度センサ62の出力値Vdaを取得して、その取得したセンサ出力値Vdaを保持する(ステップS5)。この処理では、トナー補給後のトナー濃度センサ62の出力値VdaがEEPROM45の所定の記憶領域に格納される。
続いて、制御装置は、上記トナー補給後のトナー濃度センサ62の出力値Vdaとトナー補給前のトナー濃度センサ62の出力値Vdbと差「Vda−Vdb」に現在の環境補正値を加味した値Vdhを算出する(ステップS6)。
この処理は、図7(b),(c)のVdh1又はVdh2に、現在の環境補正値、つまり図8(a)の環境補正値テーブル79に示す+10mV〜+28mVまで10個の環境補正値の中から、現在の環境値に対応する環境補正値を選択し、その選択した環境補正値を「Vda−Vdb」に加算した結果を値Vdhとする処理である。
続いて、制御装置は、上記演算によって得られた値Vdhと、初期のトナー補給前後のトナー濃度センサ62の出力の差Vdh_std(図7(a)参照)とを比較する(ステップS7)。この処理では、比較した結果の差分をΔVとして「|ΔV|≧100mV」か否かの判別を行う。
そして、「|ΔV|≧100mV」であれば、ΔVの値から現像器14の現像剤内のキャリア量を決定し、トナー濃度センサ62への制御電圧を再設定する(ステップS8)。この処理では、図8(b)の制御電圧補正値テーブル80が参照される。
「|ΔV|≧100mV」ということは、ΔVは、制御電圧補正値テーブル80の左端欄81において、−100mV以下−200mV未満、−200mV以下−300mV未満、−300mV以下−400mV未満、−400mV以下−500mV未満、−500mV以下の5通りのいずれかである。
これに対応して推測により決定されるキャリア量の初期量からの差は、制御電圧補正値テーブル80の中央欄82に示す、−5g、−10g、−15g、−20g、−25gのいずれかである。
この決定されたいずれかのキャリア量に対応してトナー濃度センサ62の初期センサ出力2.5Vに対応する初期制御電圧に対する補正値として、制御電圧補正値テーブル80の右端欄83に示す、+120mV、+145mV、+170mV、+195mV、+220mVのいずれかが補正値として用いられトナー濃度センサ62への制御電圧が再設定されて、処理が終了する。
また、ステップS7の判別において、「|ΔV|<100mV」の場合のように、センサ出力変動が少ないときは、トナー濃度センサ62への制御電圧はそのままとして、処理を終了する。
このように、本実施例によれば、トナー補給を一定量で行い、トナー補給前後のセンサ出力の変動の大小の状態から現像器内のキャリア量を推測し、センサ出力の変動が大きいときは現像器内のキャリア量が減少したと判断する。
そして、その減少したキャリア量に応じて、トナー濃度センサ62の出力電圧を制御する制御電圧の設定を、トナー濃度センサ62の出力が上昇するように修正するので、キャリア量が減少しても、トナー濃度センサ62のセンサ出力に基づいてトナー補給の適正なタイミングを検知して、適正なトナー量を常に維持することができる。
なお、上記の実施例では、制御電圧補正値テーブル80の左端欄81において、環境補正値を含むVdhとVdh_stdとの差を、−100mV刻みで見るようにしているが、これに限ることなく、例えば−50mVというように、より細かく分けて見るようにしてもよい。
また、上記の実施例では、トナー濃度センサの出力に基づいてトナー補給動作を行うように記載したが、印字するドットカウント値からトナー補給量を決定する方式としてもよい。また、現像装置9の新品時のVdh_stdを不揮発メモリに保持するようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
像担持体上の静電潜像を現像するトナーとキャリアを含む現像剤を循環可能に収容する現像槽と、
該現像槽の前記現像剤の循環経路中に配設され、前記現像剤中の前記トナーの濃度情報を出力するトナー濃度センサと、
前記循環経路中に配設される補給口と、
前記トナー濃度センサの出力値に基づいてトナー補給の要否を判断して、補給要と判断された際に、前記補給口からトナーを前記現像槽に一定の補給量で補給するトナー補給部と、
前記補給要と判断された際の前記トナー濃度センサの前記トナーの補給前の出力値と、前記トナー補給部により前記補給口から補給された前記トナーを含む現像剤部分が前記トナー濃度センサの配設位置へ移動したタイミングにおける前記トナー濃度センサの出力値とを比較する比較部と、
該比較部による比較結果が示す前記トナーの補給前後の前記トナー濃度センサの出力値の差分に基づいて前記現像剤中のキャリア量を推定するキャリア量推定部と、
該キャリア量推定部により前記現像剤中のキャリア量が意図されていたキャリア量よりも少ないと推定された場合に、前記トナー濃度センサの出力値を制御する制御電圧を、前記トナー濃度センサの出力値が上昇するように補正する制御電圧補正部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
[付記2]
前記制御電圧補正部は、環境補正値を加味した制御電圧補正値で前記制御電圧を補正する、ことを特徴とする付記1記載の画像形成装置。
[付記3]
像担持体上の静電潜像を現像するトナーとキャリアを含む現像剤を循環可能に収容する現像槽と、
該現像槽の前記現像剤の循環経路中に配設され、前記現像剤中のトナーの濃度情報を出力するトナー濃度センサと、
前記循環経路中に配設される補給口と、
を有する画像記録装置のトナー補給方法であって、
前記トナー濃度センサの出力値に基づいてトナー補給の要否を判断して、補給要と判断された際に、前記補給口からトナーを前記現像槽に一定の補給量で補給するトナー補給工程と、
前記補給要と判断された際の前記トナー濃度センサの前記トナーの補給前の出力値と、前記トナー補給部により前記補給口から補給された前記トナーを含む現像剤部分が前記トナー濃度センサの配設位置へ移動したタイミングにおける前記トナー濃度センサの出力値とを比較する比較工程と、
該比較工程による比較結果が示す前記トナーの補給前後の前記トナー濃度センサの出力値の差分に基づいて前記現像剤中のキャリア量を推定するキャリア量推定工程と、
該キャリア量推定工程により前記現像剤中のキャリア量が意図されていたキャリア量よりも少ないと推定された場合に、前記トナー濃度センサの出力値を制御する制御電圧を、前記トナー濃度センサの出力値が上昇するように、環境補正値を加味した制御電圧補正値で補正する制御電圧補正工程と、
を含むることを特徴とするトナー補給方法。
[付記4]
像担持体上の静電潜像を現像するトナーとキャリアを含む現像剤を循環可能に収容する現像槽と、
該現像槽の前記現像剤の循環経路中に配設され、前記現像剤中のトナーの濃度情報を出力するトナー濃度センサと、
前記循環経路中に配設される補給口と、
を有する画像記録装置の制御部に読み取られて実行されるトナー補給プログラムであって、
前記トナー濃度センサの出力値に基づいてトナー補給の要否を判断して、補給要と判断された際に、前記補給口からトナーを前記現像槽に一定の補給量で補給するトナー補給手順と、
前記補給要と判断された際の前記トナー濃度センサの前記トナーの補給前の出力値と、前記トナー補給部により前記補給口から補給された前記トナーを含む現像剤部分が前記トナー濃度センサの配設位置へ移動したタイミングにおける前記トナー濃度センサの出力値とを比較する比較手順と、
該比較手順による比較結果が示す前記トナーの補給前後の前記トナー濃度センサの出力値の差分に基づいて前記現像剤中のキャリア量を推定するキャリア量推定手順と、
該キャリア量推定手順により前記現像剤中のキャリア量が意図されていたキャリア量よりも少ないと推定された場合に、前記トナー濃度センサの出力値を制御する制御電圧を、前記トナー濃度センサの出力値が上昇するように、環境補正値を加味した制御電圧補正値で補正する制御電圧補正手順と、
を含むことを特徴とするトナー補給プログラム。
本発明は、現像器内の推定されるキャリア量に基づいてトナー濃度を適正に制御する画像形成装置に利用することができる。
1 フルカラー画像形成装置(プリンタ)
2 画像形成部
3 転写ベルトユニット
4 トナー供給部
5 給紙部
6 ベルト式定着ユニット
8 転写ベルト
8a 下部走行部表面
9(9m、9c、9y、9k) 現像装置
10 感光体ドラム
11 クリーナ
12 帯電ローラ
13 光書込ヘッド
14 現像器
15 現像ローラ
16 第1の攪拌搬送部材
17 第2の攪拌搬送部材
18 駆動ローラ
19 従動ローラ
21 一次転写ローラ
23 二次転写部
24 ベルトクリーナ
25 クリーニングブレード
26 廃トナー回収容器
27(27m、27c、27y、27k) トナーホッパー
29 給紙カセット
31 用紙取出ローラ
32 給送ローラ
33 捌きローラ
34 待機搬送ローラ対
35 二次転写ローラ
36 拡散反射型濃度センサ
37 排紙トレー
38 操作パネル部
40 プリンタコントローラ
41 バス
42 ネットワークコントローラ部
43 I/F(インターフェイス)
44 ヘッドコントローラ部
45 EEPROM(electrically erasable programmable ROM)
46 ROM(read only memory)
47 給紙モータ
49 レジストセンサ
51 DDS(developer drum set:現像装置)新旧検知センサ
52 高圧ユニット
53 Y−駆動装置
54 M−駆動装置
55 C−駆動装置
56 K−駆動装置
57 Yトナー補給装置
58 Mトナー補給装置
59 Cトナー補給装置
60 Kトナー補給装置
61 センサ制御電圧印加部
62 トナー濃度センサ
62y Yトナー濃度センサ
62m Mトナー濃度センサ
62c Cトナー濃度センサ
62k Kトナー濃度センサ
63 外壁
64 内部隔壁
65(65a、65b) 現像槽
66 ドクターブレード
67 検知面
68、71 回転軸
69、72 螺旋状フィン
73 ブレード保持部
74 弾性体シート(ブレード)
75 クリーニングブレード
76 パルス信号
77 出口
78 供給口
79 環境補正値テーブル
80 制御電圧補正値テーブル
81 左端欄
82 中央欄
83 右端欄

Claims (4)

  1. 像担持体上の静電潜像を現像するトナーとキャリアを含む現像剤を循環可能に収容する現像槽と、
    該現像槽の前記現像剤の循環経路中に配設され、前記現像剤中の前記トナーの濃度情報を出力するトナー濃度センサと、
    前記循環経路中に配設される補給口と、
    前記トナー濃度センサの出力値に基づいてトナー補給の要否を判断して、補給要と判断された際に、前記補給口からトナーを前記現像槽に一定の補給量で補給するトナー補給部と、
    前記補給要と判断された際の前記トナー濃度センサの前記トナーの補給前の出力値と、前記トナー補給部により前記補給口から補給された前記トナーを含む現像剤部分が前記トナー濃度センサの配設位置へ移動したタイミングにおける前記トナー濃度センサの出力値とを比較する比較部と、
    該比較部による比較結果が示すトナー補給前後の前記トナー濃度センサの出力値の差分、環境補正値、及び初期のトナー補給前後の前記トナー濃度センサの出力値の差分に基づいて前記現像剤中のキャリア量を推定するキャリア量推定部と、
    該キャリア量推定部により前記現像剤中のキャリア量が意図されていたキャリア量よりも少ないと推定された場合に、前記トナー濃度センサの出力値を制御する制御電圧を、前記トナー濃度センサの出力値が上昇するように補正する制御電圧補正部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御電圧補正部は、前記環境補正値を加味した制御電圧補正値で前記制御電圧を補正する、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 像担持体上の静電潜像を現像するトナーとキャリアを含む現像剤を循環可能に収容する現像槽と、
    該現像槽の前記現像剤の循環経路中に配設され、前記現像剤中のトナーの濃度情報を出力するトナー濃度センサと、
    前記循環経路中に配設される補給口と、
    を有する画像記録装置のトナー補給方法であって、
    前記トナー濃度センサの出力値に基づいてトナー補給の要否を判断して、補給要と判断された際に、前記補給口からトナーを前記現像槽に一定の補給量で補給するトナー補給工程と、
    前記補給要と判断された際の前記トナー濃度センサの前記トナーの補給前の出力値と、前記トナー補給部により前記補給口から補給された前記トナーを含む現像剤部分が前記トナー濃度センサの配設位置へ移動したタイミングにおける前記トナー濃度センサの出力値とを比較する比較工程と、
    該比較工程による比較結果が示すトナー補給前後の前記トナー濃度センサの出力値の差分、環境補正値、及び初期のトナー補給前後の前記トナー濃度センサの出力値の差分に基づいて前記現像剤中のキャリア量を推定するキャリア量推定工程と、
    該キャリア量推定工程により前記現像剤中のキャリア量が意図されていたキャリア量よりも少ないと推定された場合に、前記トナー濃度センサの出力値を制御する制御電圧を、前記トナー濃度センサの出力値が上昇するように補正する制御電圧補正工程と、
    を含むことを特徴とするトナー補給方法。
  4. 像担持体上の静電潜像を現像するトナーとキャリアを含む現像剤を循環可能に収容する現像槽と、
    該現像槽の前記現像剤の循環経路中に配設され、前記現像剤中のトナーの濃度情報を出力するトナー濃度センサと、
    前記循環経路中に配設される補給口と、
    を有する画像記録装置の制御部に読み取られて実行されるトナー補給プログラムであって、
    前記トナー濃度センサの出力値に基づいてトナー補給の要否を判断して、補給要と判断された際に、前記補給口からトナーを前記現像槽に一定の補給量で補給するトナー補給手順と、
    前記補給要と判断された際の前記トナー濃度センサの前記トナーの補給前の出力値と、前記トナー補給部により前記補給口から補給された前記トナーを含む現像剤部分が前記トナー濃度センサの配設位置へ移動したタイミングにおける前記トナー濃度センサの出力値とを比較する比較手順と、
    該比較手順による比較結果が示すトナー補給前後の前記トナー濃度センサの出力値の差分、環境補正値、及び初期のトナー補給前後の前記トナー濃度センサの出力値の差分に基づいて前記現像剤中のキャリア量を推定するキャリア量推定手順と、
    該キャリア量推定手順により前記現像剤中のキャリア量が意図されていたキャリア量よりも少ないと推定された場合に、前記トナー濃度センサの出力値を制御する制御電圧を、前記トナー濃度センサの出力値が上昇するように補正する制御電圧補正手順と、
    を含むことを特徴とするトナー補給プログラム。
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