JP2010211006A - 現像装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナー補給を実施した際のトナー濃度センサの出力電圧の変化量に基づいてトナー収容部のトナー残量を検知するトナー残量検知の精度を高めて誤検知を防止する。
【解決手段】トナー濃度センサに印加する制御電圧を、トナー補給の要否を判断する際には、トナー濃度が標準値より高い領域と低い領域との双方で適切な感度を確保可能な第1の制御電圧に設定し、トナーボトルのトナー残量を検知する際には、トナー濃度が標準値より高い領域で良好な感度を確保可能な第2の制御電圧に設定する。特にトナー補給を実施した際のトナー濃度センサの出力電圧の最大値Vmaxと最小値Vminとが共に、トナー濃度センサの出力電圧とトナー濃度とが概ね比例関係を示す略線形領域に入るように第2の制御電圧を設定する。
【選択図】図5
【解決手段】トナー濃度センサに印加する制御電圧を、トナー補給の要否を判断する際には、トナー濃度が標準値より高い領域と低い領域との双方で適切な感度を確保可能な第1の制御電圧に設定し、トナーボトルのトナー残量を検知する際には、トナー濃度が標準値より高い領域で良好な感度を確保可能な第2の制御電圧に設定する。特にトナー補給を実施した際のトナー濃度センサの出力電圧の最大値Vmaxと最小値Vminとが共に、トナー濃度センサの出力電圧とトナー濃度とが概ね比例関係を示す略線形領域に入るように第2の制御電圧を設定する。
【選択図】図5
Description
本発明は、トナーとキャリアからなる現像剤のトナー濃度を一定に保つトナー濃度制御のために設けられたトナー濃度センサを用いてトナー収容部のトナー残量を検知するようにした現像装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式による画像形成装置(プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、及び複合機など)では、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を用いた現像装置が広く普及しており、このような2成分方式の現像装置では、画質を維持するために現像剤のトナー濃度を一定に保つトナー濃度制御が行われており、このトナー濃度制御では、トナー濃度センサにより現像剤のトナー濃度を検出し、このトナー濃度が規定値を下回ると、補給用のトナーを収容したトナー容器からトナーを現像装置に補給してトナー濃度の回復を図るようにしている。
しかしながら、トナー容器にトナー残量がなければ、当然ながら適切なトナー濃度制御を行うことはできず、このため、トナー容器のトナー残量を検知して、残量がなければ警告を行ってトナー容器の交換を使用者に催促する必要がある。このようなトナー容器のトナー残量の検知には、専用のセンサ類を設けることも可能であるが、この場合、構成が煩雑化して装置の大型化やコストアップを招くことから、望ましくない。
そこで、トナー濃度制御用に設けられたトナー濃度センサを用いてトナー容器のトナー残量を検知する手法が採用されている(例えば特許文献1参照)。この手法は、トナー補給を実施した直後にトナー濃度センサで検出されるトナー濃度が大きく変化することを利用したものであり、トナー補給に応じたトナー濃度の変化量が所定の値よりも小さい場合には、規定量のトナーが補給されなかった、すなわちトナー容器にトナー残量が十分にないものと判断する。
特開2008−151839号公報
しかるに、2成分方式の現像装置では、トナーとキャリアの比率に応じて変化する透磁率により現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度センサが多用されているが、このトナー濃度センサは、出力電圧がトナー濃度に概ね比例して大きく変化する略線形領域と、その両側においてトナー濃度に応じた出力電圧の変化があまりない非線形領域とを有する出力特性を示し、この出力特性はトナー濃度センサに印加する制御電圧で調整することができる。したがって、トナー濃度を精度良く検出するには、トナー濃度の標準値に対応する出力電圧値、具体的にはトナー補給の要否を判断する際の出力電圧の閾値が、良好な感度が得られる略線形領域の概ね中心となるように制御電圧を設定すると良い。
ところが、トナー容器のトナー残量を検知する際には、補給トナーによりトナー濃度が標準値よりかなり高い領域にあるため、前記のように制御電圧を設定した状態では、トナー濃度センサの出力電圧が略線形領域を外れて非線形領域に入るようになり、この非線形領域では感度が低いため、トナー濃度センサの出力電圧が大きな誤差を含み、トナー補給に応じたトナー濃度の変化量を精度良く検知することができず、トナー容器に十分なトナー残量があるにもかかわらず、トナー残量がないと判断する誤検知が発生し易くなるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、トナー補給を実施した際のトナー濃度センサの出力電圧の変化量に基づいてトナー収容部のトナー残量を検知するトナー残量検知の精度を高めて誤検知を防止することができるように構成された現像装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明の現像装置は、トナー及びキャリアを含む現像剤を攪拌する攪拌室を備えた現像槽と、前記攪拌室内の現像剤のトナー濃度に応じた電圧を出力するトナー濃度センサと、トナー収容部内のトナーを前記現像槽に送り込む補給動作を行わせるトナー補給手段と、前記トナー濃度センサの出力電圧からトナー補給の要否を判断して前記トナー補給手段による補給動作を制御すると共に、前記トナー補給手段を動作させてトナー補給を実施した際の前記トナー濃度センサの出力電圧の変化量に基づいて前記トナー収容部のトナー残量を検知する制御手段とを有し、前記制御手段が、前記トナー濃度センサに印加する制御電圧を、トナー補給の要否を判断する際には、トナー濃度が標準値より高い領域と低い領域との双方で適切な感度を確保可能な第1の制御電圧に設定し、トナー収容部のトナー残量を検知する際には、トナー濃度が標準値より高い領域で良好な感度を確保可能な第2の制御電圧に設定するようにした構成とする。
また、本発明の画像形成装置は、前記のように構成された現像装置を備えた構成とする。
本発明によれば、トナー補給の要否を判断する際には、第1の制御電圧に設定することで、トナー濃度を精度良く検出することができ、一方、トナー収容部のトナー残量を検知する際には、第2の制御電圧に設定することで、トナー補給時のトナー濃度の変化量を精度良く検出することができ、これによりトナー残量検知の精度を高めて、トナー容器に十分なトナー残量があるにもかかわらずトナー残量がないと判断する誤検知を防止することができる。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、トナー及びキャリアを含む現像剤を攪拌する攪拌室を備えた現像槽と、前記攪拌室内の現像剤のトナー濃度に応じた電圧を出力するトナー濃度センサと、トナー収容部内のトナーを前記現像槽に送り込む補給動作を行わせるトナー補給手段と、前記トナー濃度センサの出力電圧からトナー補給の要否を判断して前記トナー補給手段による補給動作を制御すると共に、前記トナー補給手段を動作させてトナー補給を実施した際の前記トナー濃度センサの出力電圧の変化量に基づいて前記トナー収容部のトナー残量を検知する制御手段とを有し、前記制御手段が、前記トナー濃度センサに印加する制御電圧を、トナー補給の要否を判断する際には、トナー濃度が標準値より高い領域と低い領域との双方で適切な感度を確保可能な第1の制御電圧に設定し、トナー収容部のトナー残量を検知する際には、トナー濃度が標準値より高い領域で良好な感度を確保可能な第2の制御電圧に設定するようにした構成とする。
これによると、トナー補給の要否を判断する際には、トナー濃度が標準値を中心にして変化することから、トナー濃度が標準値より高い領域と低い領域との双方で適切な感度を確保可能な第1の制御電圧に設定することで、トナー濃度を精度良く検出することができる。一方、トナー収容部のトナー残量を検知する際には、トナー濃度が標準値よりかなり高い領域に移行することから、トナー濃度が標準値より高い領域で良好な感度を確保可能な第2の制御電圧に設定することで、トナー補給時のトナー濃度の変化量を精度良く検出することができ、これによりトナー残量検知の精度を高めて、トナー容器に十分なトナー残量があるにもかかわらずトナー残量がないと判断する誤検知を防止することができる。
前記課題を解決するためになされた第2の発明は、前記第1の発明において、トナー補給を実施した際の前記トナー濃度センサの出力電圧の最大値と最小値とが共に、前記トナー濃度センサの出力電圧とトナー濃度とが概ね比例関係を示す略線形領域に入るように第2の制御電圧が設定された構成とする。
これによると、略線形領域では、トナー濃度センサの出力電圧がトナー濃度に概ね比例して大きく変化するため、高い感度を得ることができ、この略線形領域にトナー補給時のトナー濃度センサの出力電圧の最大値と最小値とが共に入るようにすることで、トナー補給時のトナー濃度の変化量を精度良く検知して、トナー残量検知の精度を高めることができる。
前記課題を解決するためになされた第3の発明は、前記第2の発明において、トナー濃度を標準値としたときの前記トナー濃度センサの出力電圧を、複数の異なる制御電圧ごとに取得し、前記トナー濃度センサの出力電圧と制御電圧とが概ね比例関係を示す略線形領域を特定して、その略線形領域における低濃度側の境界値を、第2の制御電圧とした構成とする。
これによると、トナー補給時のトナー濃度は標準値より高い領域で変化することから、トナー補給時のトナー濃度センサの出力電圧が確実に略線形領域に入るようになるため、トナー補給時のトナー濃度の変化量を精度良く検出して、トナー残量検知の精度を高めることができる。
この場合、例えば透磁率によるトナー濃度センサでは、トナー濃度が低くなるのに応じて出力電圧が高くなるため、略線形領域における低濃度側の境界値となる上限値(最高電圧)を第2の制御電圧とすれば良い。
前記課題を解決するためになされた第4の発明は、前記第2の発明において、トナー補給を実施した際の前記トナー濃度センサの出力電圧の変化量を、複数の異なる制御電圧ごとに取得し、その出力電圧の変化量が最も大きくなるときの制御電圧を、第2の制御電圧とした構成とする。
これによると、トナー補給時の出力電圧の変化量が大きくなるため、トナー補給時のトナー濃度の変化量を精度良く検出して、トナー残量検知の精度を高めることができる。
前記課題を解決するためになされた第5の発明は、前記第1〜第4の発明において、前記制御手段は、第1の制御電圧に設定した上で取得した前記トナー濃度センサの出力電圧に応じて、前記トナー補給手段によるトナー補給量を増減する構成とする。
このような構成では、トナー濃度が低い領域で高い検出精度が要求されるが、前記のように第1の制御電圧に設定する構成とすることで、トナー濃度が低い領域でも高い検出精度を確保することができるため、トナー濃度の低下状況に応じた適切なトナー補給を実現することができる。
この場合、トナー補給量の増減は、単位時間当たりのトナー補給量を一定として、トナー補給手段を動作させる補給時間の増減により行う構成とすると良い。
なお、第2の制御電圧は、前記の要領で予め決定しておくことも可能であるが、装置の使用を開始する際や、印字枚数などを基準とした適宜なタイミングで、制御手段が前記の要領の処理を実行して第2の制御電圧を決定する構成とすると良い。このようにすると、装置の個体差や現像剤中のキャリアの経年劣化による特性変化に対応することができ、トナー残量検知の精度をより一層高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の概略構成図である。この画像形成装置1は、電子写真方式、すなわち帯電、露光、現像、転写及び定着の各プロセスを経て用紙(記録媒体)Sに画像を形成する画像形成部2を備え、この画像形成部2には、紙収容部3に収容された用紙Sが逐次送り込まれ、画像形成部2にて所要の画像が形成された用紙Sが排紙部4に排出される。
画像形成部2は、イエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の各色のトナー像を形成する複数のプロセスユニット5〜8と、このプロセスユニット5〜8内の感光体ドラム5a〜8aの作像面に対して露光用のレーザ光を走査するLSU(レーザ・スキャニング・ユニット)9と、感光体ドラム5a〜8a上に作像された各色のトナー像が順次転写される中間転写ベルト(像担持体)10とを有し、各色の感光体ドラム5a〜8aが中間転写ベルト10に沿って並んで配置されたタンデム型の構造となっている。
プロセスユニット5〜8内では、帯電器5b〜8bにより均一に帯電させた感光体ドラム5a〜8aの作像面に対してLSU9から露光用のレーザ光が走査されることで静電潜像が形成され、この感光体ドラム5a〜8aの静電潜像が、現像装置5c〜8cから供給される各色のトナーで現像されて各色のトナー像が感光体ドラム5a〜8aの作像面に形成される。現像装置5c〜8cにはトナーボトル(トナー収容部)15から各色のトナーが補給される。
感光体ドラム5a〜8a上に作像された各色のトナー像は、中間転写ベルト10上に順次転写され、さらに中間転写ベルト10と転写ローラ13との間に送り込まれた用紙Sに転写される。そして、各色のトナー像が転写された用紙Sが定着部14に搬送され、ここで熱及び圧力の作用により用紙S上のトナー像を用紙Sに定着させる処理が行われる。
図2は、図1に示した現像装置の概略構成図である。現像装置5c〜8cは、トナー及びキャリアを含む現像剤を用いるものであり、現像剤を担持して感光体ドラム(潜像担持体)5a〜8aにトナーを供給する現像ローラ(現像剤担持体)21と、現像剤を搬送しながら攪拌して摩擦によりトナーを帯電させる第1・第2の攪拌スクリュー22・23と、これらを収容保持する現像槽24とを有している。
現像ローラ21は、現像スリーブの内部に固定磁石を備えた構成のものであり、この現像ローラ21に所定のバイアス電圧を印可することで、感光体ドラム5a〜8aと現像ローラ21との間に所要の電位差が発生し、この電位差によりトナーに生じる静電力を利用して、感光体ドラム5a〜8aの潜像部に選択的にトナーを付着させて現像が行われる。現像ローラ21の近傍には、その外周面に形成される現像剤層を所定の層厚に規制すると共に摩擦により現像剤を帯電させるドクタブレード25が設けられている。
現像槽24は、第1・第2の攪拌スクリュー22・23がそれぞれ配設される第1・第2の攪拌室27・28を備え、第1の攪拌室27は、現像ローラ21に近接配置されて現像剤を現像ローラ21に接触させるようにしている。この第1の攪拌室27では、経時劣化したキャリアを回収する目的で、現像ローラ21との接触によりトナー濃度が低下した現像剤が徐々に排出されて排出現像剤容器35に収容されるようになっている。
第2の攪拌室28には、トナーボトル15内のトナーがホッパー32を介して送り込まれる。トナーボトル15は、内周面に螺旋状のリブを設けるなどして、トナー補給モータ(トナー補給手段)33により回転駆動されることで、内部のトナーを排出するようになっている。なお、トナーボトル15に収容される補給トナーには、現像槽24内のキャリア濃度が低下しないように適当な量のキャリアが混入されており、以下の説明でトナーボトル15からトナーを補給する際にはトナーと同時にキャリアも補給される。
第2の攪拌室28には、現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度センサ29が設けられている。このトナー濃度センサ29は、トナーとキャリアの比率に応じて変化する現像剤の透磁率に基づいて、トナー濃度に応じた電圧を出力する。
制御部(制御手段)41は、トナー濃度センサ29の出力電圧からトナー補給の要否を判断してトナー補給モータ33による補給動作を制御するトナー濃度制御部42と、トナー補給モータ33を動作させてトナー補給を実施した際のトナー濃度センサ29の出力電圧の変化量に基づいて、トナーボトル15のトナー残量を検知するトナー残量検知部43と、トナー濃度センサ29に印加する制御電圧を調整する電圧制御部44とを有している。
トナー濃度制御部42では、トナー濃度センサ29の出力電圧を所定の閾値と比較してトナー補給の要否を判断し、トナー濃度が低く、トナー補給が必要と判断すると、トナー補給モータ33を作動させてトナーボトル15内のトナーを現像槽24に送り込む補給動作が行われる。トナー残量検知部43での処理については、後に詳しく説明する。電圧制御部44についても、後に詳しく説明するが、トナー補給の要否を判断する際には第1の制御電圧に設定し、トナーボトル15のトナー残量を検知する際には第2の制御電圧に設定する。
図3は、図2に示した現像装置を詳しく示す模式的な平面図である。第1・第2の攪拌スクリュー22・23は、図示しないモータ及びギアにより回転駆動され、この第1・第2の攪拌スクリュー22・23により、第1・第2の攪拌室27・28内の現像剤が互いに逆向きに搬送される。また、第1・第2の攪拌室27・28を仕切る仕切壁51の両端には、両攪拌室27・28を連通する連通口52・53が形成されており、第1の攪拌室27で現像剤を現像ローラ21に接触させながら、両攪拌室27・28間で現像剤が循環搬送される。
第2の攪拌室28の一端側には、ホッパー32からのトナーを受け入れる補給口54を備えた補給部55が設けられており、補給口54から導入されたトナーが、攪拌スクリュー23と同軸的に設けられた搬送スクリュー56により第2の攪拌室28内に送り込まれ、連通口52から第2の攪拌室28に送り込まれた現像剤と合流した後、第2の攪拌室28内で第2の攪拌スクリュー23により攪拌されつつ搬送される。
第1の攪拌室27の一端側には、現像剤を排出する排出口58を備えた排出部59が設けられており、第1の攪拌スクリュー22と同軸的に設けられ排出スクリュー60により搬送された現像剤が排出口58から排出される。排出部59の入口側には、第1の攪拌スクリュー22と逆向きの螺旋状をなす排出規制スクリュー61が第1の攪拌スクリュー22と同軸的に設けられており、排出部59内に送り込まれる現像剤の量を制限するようになっている。
この排出部59の入口側周辺では、排出規制スクリュー61により現像剤が停滞し、ここでの現像剤の嵩高さ(堆積高)に応じて排出部59内に送り込まれて排出される現像剤の量が変化し、現像剤の嵩高さが大きくなると排出量が大きくなり、現像剤の嵩高さが小さくなると排出量が小さくなる。
トナー濃度センサ29は、第2の攪拌室28における連通口52及び補給部55の下流側の近傍位置に配置されており、補給部55から第2の攪拌室28に送り込まれた補給トナーと、連通口52から第2の攪拌室28に送り込まれた現像剤とが合流した直後で、補給トナーが現像剤中にあまり分散されない段階での現像剤のトナー濃度が検出され、これにより以下に示すように、トナー補給によるトナー濃度の変化状況からトナーボトル15のトナー残量を検知することができる。
図4は、図2に示した制御部のトナー残量検知部で行われるトナー残量検知の要領を説明する図である。なお、トナー濃度センサ29の出力電圧は、トナー濃度が低くなるのに応じて高くなる。
現像によるトナーの消費で現像槽24内の現像剤のトナー濃度が低下すると、トナー濃度センサ29の出力電圧が徐々に上昇し、この出力電圧が所定の閾値に到達してトナー補給が必要と判断されると、トナー補給モータ33によりトナーボトル15を回転駆動してトナーボトル15内のトナーを現像槽24に補給する補給動作が開始される。
この補給動作により現像槽24内に補給トナーが送り込まれて、現像剤のトナー濃度が上昇するが、補給トナーを含む現像剤がトナー濃度センサ29の検出位置に到達するまでは、トナー濃度センサ29の出力電圧は上昇を続け、補給トナーを含む現像剤がトナー濃度センサ29の検出位置に到達したところで、トナー濃度センサ29の出力電圧は低下し始め、補給トナーを含む現像剤がトナー濃度センサ29の検出位置を通り過ぎると、トナー濃度センサ29の出力電圧は再度上昇し始める。
そこで、トナー補給を開始した時点から、補給トナーがトナー濃度センサ29の検出位置に到達するまでに要する時間が経過した時点までの間で、トナー濃度センサ29の出力電圧の最大値Vmax及び最小値Vminを取得し、その変化量(V差=Vmax−Vmin)を所定の閾値と比較して、トナーボトル15に十分なトナー残量があると判断することができる有意な変化が出力電圧に現れたか否かの判定を行い、変化量(V差)が閾値より小さく、有意な変化が現れない場合には、トナーボトル15に十分なトナー残量がないものと判断する。
図5は、図2に示したトナー濃度センサの出力特性を示す図である。トナー濃度センサー29の出力電圧は上限値と下限値を有しており、その間に、トナー濃度と出力電圧との相関関係が概ね直線となる略線形領域と、その両側においてトナー濃度と出力電圧との相関関係が曲線となる非線形領域とを有する出力特性を示す。略線形領域では、出力電圧がトナー濃度に概ね比例して大きく変化するため、高い感度を得ることができる。一方、非線形領域では、トナー濃度に応じた出力電圧の変化が小さくなるため、感度が低い。
図6は、図2に示したトナー濃度センサに印加される第1の制御電圧の決定の要領を説明する図である。トナー濃度センサ29は、トナー濃度に変化がなくても制御電圧に応じて出力電圧が変化し、制御電圧と出力電圧との相関関係が概ね直線となる略線形領域と、その両側において制御電圧と出力電圧との相関関係が曲線となる非線形領域とを有する特性を示す。
そこで、トナー補給の要否を判断する際に設定される第1の制御電圧は、通常のトナー濃度の変動範囲でトナー濃度センサ29の出力電圧が略線形領域に入るように設定される。特にここでは、トナー濃度センサ29の出力電圧が、現像によるトナーの消費とトナー補給とに応じて、トナー補給の要否の判定基準となる閾値を中心にして変化することから、トナー濃度が標準値(8%)の場合に、閾値(2V)が略線形領域の概ね中心となるように、第1の制御電圧が設定される。これにより、トナー濃度が標準値より高い領域と低い領域との双方で適切な感度を確保することができ、トナー濃度の変化を精度良く検出することができる。
ところが、前記のように、トナー補給、すなわちトナー補給モータ33によりトナーボトル15を回転駆動してトナーボトル15内のトナーを現像槽24に補給する補給動作に応じて、補給トナーを含む現像剤がトナー濃度センサ29の検出位置を通過した際に検出される出力電圧の最小値Vminは、第1の制御電圧に設定された状態では、図5に示したように、略線形領域を外れて下限値の近傍の非線形領域に入る。この非線形領域では、トナー濃度に応じた出力電圧の変化が小さく、感度が低いため、出力電圧の最小値Vminには大きな誤差を含み、トナー補給時のトナー濃度センサ29の出力電圧の変化量(V差)を正確に検出することができず、トナーボトル15に十分なトナー残量があるにもかかわらず、トナー残量がないと判断する誤検知が発生し易くなる。
図7・図8・図9は、図2に示したトナー濃度センサに印加される第2の制御電圧の決定の要領を説明する図である。
ここでは、図7に示すように、トナーボトル15のトナー残量を検知する際、すなわちトナー濃度が低いためにトナー補給が必要と判定されてトナー補給を実施した際に、トナー濃度センサ29に印加する制御電圧を、第1の制御電圧より高い第2の制御電圧に変更する。このように制御電圧を高くすると、同一のトナー濃度でも出力電圧が高くなり、トナー濃度が標準値より高い領域が略線形領域に入るようになり、トナー濃度が標準値より高い領域で良好な感度を確保することができる。
特にここでは、図5に示したように、トナー補給を実施した際のトナー濃度センサ29の出力電圧の最大値Vmaxと最小値Vminとが共に略線形領域に入るように第2の制御電圧が設定される。略線形領域では、トナー濃度センサ29の出力電圧がトナー濃度に概ね比例して大きく変化することから、高い感度を得ることができるため、トナー補給時のトナー濃度センサ29の出力電圧の変化量(V差)を精度良く検出することができる。
このようにトナー補給を実施した際のトナー濃度センサ29の出力電圧の最大値Vmaxと最小値Vminとが共に略線形領域に入るように第2の制御電圧を決定すれば良いが、特に図8・図9に示す手順で第2の制御電圧を決定すると良い。
図8に示す例では、トナー濃度を標準値(8%)としたときのトナー濃度センサ29の出力電圧を、複数の異なる制御電圧ごとに取得し、トナー濃度センサ29の出力電圧と制御電圧とが概ね比例関係を示す略線形領域を特定して、その略線形領域における低濃度側の境界値となる上限値(最高電圧)を第2の制御電圧とする。この場合、トナー濃度センサ29の制御電圧を段階的に変化させて各制御電圧ごとの出力電圧を計測し、勾配から略線形領域の境界値となる変化点を見つけるようにすれば良い。
このように第2の制御電圧を決定すると、トナー補給時のトナー濃度は標準値より高い領域で変化することから、トナー補給時のトナー濃度センサ29の出力電圧が確実に略線形領域に入るようになるため、トナー補給時のトナー濃度の変化量を精度良く検出することができる。
図9に示す例では、トナー補給を実施した際のトナー濃度センサ29の出力電圧の変化量(V差)を、複数の異なる制御電圧ごとに取得し、その出力電圧の変化量(V差)が最も大きくなるときの制御電圧を第2の制御電圧とする。
このように第2の制御電圧を決定すると、トナー補給時の出力電圧の変化量が大きくなるため、トナー補給時のトナー濃度の変化量を精度良く検出することができる。
なお、第2の制御電圧は、前記の要領で予め決定しておくことも可能であるが、装置の使用を開始する際や、印字枚数などを基準とした適宜なタイミングで、制御部41が前記の要領の処理を実行して第2の制御電圧を決定する構成とすると良い。これにより装置の個体差や現像剤中のキャリアの経年劣化による特性変化に対応することができ、トナー残量検知の精度をより一層高めることができる。また、この他の手法に基づく実験により第2の制御電圧を求めることも可能である。
図10・図11は、図2に示した制御部で行われる補給時間決定の要領を説明する図である。通常は、トナー補給が行われると、図10(A)に示すように、所定の補給時間及び攪拌時間を経過した時点でのトナー濃度センサ29の出力電圧(A点)が、トナー補給の要否を判定する閾値(2V)以下となり、再度トナー補給を行う必要がないが、印字画像が高印字率の場合などはトナーの消費量が多いため、通常のトナー補給量でトナー補給が行われてもトナーが不足した状態が改善されない場合があり、この場合、図10(B)に示すように、トナー濃度センサ29の出力電圧(A点)が、閾値(2V)以下にならない。
このように通常のトナー補給でトナー不足状態が改善されない場合には、再度トナー補給を行うが、このとき通常よりトナー補給量を多くしてトナー補給を行い、特にトナーの低下状況に応じてトナー補給量を増減する制御が行われる。すなわち、図11に示すように、トナー濃度センサ29の出力電圧が高くなるのに応じてトナー補給量を増大する制御が行われる。特にここでは、単位時間当たりのトナー補給量を一定として、トナー補給量の増減を、トナー補給モータ33を動作させる補給時間の増減により行う。
なお、図10(A)に示したように、トナー濃度センサ29の出力電圧が一旦、閾値以下となってトナー不足状態が改善された後に、トナー濃度センサ29の出力電圧が閾値を超えた場合には、通常のトナー補給、すなわちトナー補給量を標準値(t1)としてトナー補給が行われる。
このようにトナー濃度センサ29の出力電圧に応じてトナー補給量を増減する制御を行う場合、トナー濃度が低い領域で高い検出精度が要求されるが、前記のように第1の制御電圧に設定した上でトナー濃度センサ29の出力電圧を取得するようにすると、トナー濃度が低い領域でも高い検出精度を確保することができるため、トナー濃度の低下状況に応じた適切なトナー補給を実現することができる。
図12は、図2に示した制御部での処理の手順を示すフロー図である。まず、トナー濃度センサ29の制御電圧が第1の制御電圧に設定されて(ST101)、トナー濃度の測定、すなわちトナー濃度センサ29の出力電圧を取得する処理が行われる(ST102)。そしてトナー補給の要否判定、すなわちトナー濃度センサ29の出力電圧が所定の閾値(ここでは2V)より大か否かの判定が行われる(ST103)。
このトナー補給の要否判定(ST103)で、出力電圧が閾値より大となり、トナー濃度が低いためにトナー補給が必要であるものと判定されると、次にトナー濃度の異常判定、すなわちトナー濃度センサ29の出力電圧が所定の閾値(ここでは2.8V)より大か否かの判定が行われ(ST104)、ここで出力電圧が閾値より大となり、トナー濃度が異常に低いものと判定されると、トナーがないために装置を停止する旨を示すトナーなしエラーを、コントロールパネルの表示装置に表示する処理が行われ(ST105)、装置が停止される。
一方、トナー濃度の異常判定(ST104)で、出力電圧が閾値より小となり、トナー濃度が異常でないものと判定されると(ST104でNo)、トナー補給の実施が決定され(ST106)、図11に示したように、トナー濃度センサ29の出力電圧に応じたトナー補給時間、すなわちトナー補給モータ33によりトナーボトル15を回転駆動してトナーボトル15内のトナーを現像槽24に補給する補給動作の継続時間が決定される。そして、トナー濃度センサ29の制御電圧が第2の制御電圧に変更設定されて(ST107)、トナー補給が実施される(ST108)。
次に、トナー濃度センサ29の出力電圧の最大値Vmax及び最小値Vminを取得して、出力電圧の変化量(V差=Vmax−Vmin)を算出する処理が行われ(ST109)、トナー濃度センサ29の制御電圧が第1の制御電圧に戻される(ST110)。ついでその変化量(V差)が所定の閾値(ここでは0.2V)より大か否か、すなわち出力電圧に有意な変化が現れたか否かの有意性判定が行われる(ST111)。ここで、変化量(V差)が閾値より大で、出力電圧に有意な変化が現れていれば(ST111でYes)、トナーボトル15に十分なトナー残量があるものと判断して、トナーなしカウンタのカウント値aが初期化され(ST112)、トナー濃度監視(ST102・103)に戻る。
一方、出力電圧の変化量(V差)の有意性判定(ST111)で、変化量(V差)が閾値より小で、出力電圧に有意な変化が現れていないものと判定されると(ST111でNo)、トナーなしカウンタのカウント値aが1増分され(ST113)、ついでそのカウント値aが所定の上限値(ここでは10)以上か否かの判定が行われ(ST114)、カウント値aが上限値以上でなければ、トナー濃度監視(ST102・103)に戻り、トナー濃度が低い場合には前記の処理が繰り返される。
そして、トナーなしカウンタのカウント値aが上限値以上である(ST114でYes)、すなわち所定回数(ここでは10回)連続して出力電圧に有意な変化が現れない場合には、トナーボトル15に十分なトナー残量がないものと判断して、トナーボトル15の入れ替えの作業を促すトナーなし警告を、コントロールパネルの表示装置に表示する処理が行われる(ST115)。
以上のように、トナー補給の要否を判断する際には、第1の制御電圧に設定することで、トナー濃度を精度良く検出することができ、一方、トナー収容部のトナー残量を検知する際には、第2の制御電圧に設定することで、トナー補給時のトナー濃度の変化量を精度良く検出することができ、これによりトナー残量検知の精度を高めて、トナー容器に十分なトナー残量があるにもかかわらずトナー残量がないと判断する誤検知を防止することができる。
本発明にかかる現像装置及びこれを備えた画像形成装置は、トナー補給を実施した際のトナー濃度センサの出力電圧の変化量に基づいてトナー収容部のトナー残量を検知するトナー残量検知の精度を高めて誤検知を防止することができる効果を有し、トナーとキャリアからなる現像剤のトナー濃度を一定に保つトナー濃度制御のために設けられたトナー濃度センサを用いてトナー収容部のトナー残量を検知するようにした現像装置及びこれを備えた画像形成装置などとして有用である。
1 画像形成装置
2 画像形成部
5〜8 プロセスユニット
5a〜8a 感光体ドラム
5c〜8c 現像装置
15 トナーボトル(トナー収容部)
24 現像槽
27・28 攪拌室
29 トナー濃度センサ
33 トナー補給モータ(トナー補給手段)
41 制御部(制御手段)
42 トナー濃度制御部
43 トナー残量検知部
44 電圧制御部
2 画像形成部
5〜8 プロセスユニット
5a〜8a 感光体ドラム
5c〜8c 現像装置
15 トナーボトル(トナー収容部)
24 現像槽
27・28 攪拌室
29 トナー濃度センサ
33 トナー補給モータ(トナー補給手段)
41 制御部(制御手段)
42 トナー濃度制御部
43 トナー残量検知部
44 電圧制御部
Claims (6)
- トナー及びキャリアを含む現像剤を攪拌する攪拌室を備えた現像槽と、前記攪拌室内の現像剤のトナー濃度に応じた電圧を出力するトナー濃度センサと、トナー収容部内のトナーを前記現像槽に送り込む補給動作を行わせるトナー補給手段と、前記トナー濃度センサの出力電圧からトナー補給の要否を判断して前記トナー補給手段による補給動作を制御すると共に、前記トナー補給手段を動作させてトナー補給を実施した際の前記トナー濃度センサの出力電圧の変化量に基づいて前記トナー収容部のトナー残量を検知する制御手段とを有し、
前記制御手段が、前記トナー濃度センサに印加する制御電圧を、トナー補給の要否を判断する際には、トナー濃度が標準値より高い領域と低い領域との双方で適切な感度を確保可能な第1の制御電圧に設定し、トナー収容部のトナー残量を検知する際には、トナー濃度が標準値より高い領域で良好な感度を確保可能な第2の制御電圧に設定するようにしたことを特徴とする現像装置。 - トナー補給を実施した際の前記トナー濃度センサの出力電圧の最大値と最小値とが共に、前記トナー濃度センサの出力電圧とトナー濃度とが概ね比例関係を示す略線形領域に入るように第2の制御電圧が設定されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- トナー濃度を標準値としたときの前記トナー濃度センサの出力電圧を、複数の異なる制御電圧ごとに取得し、前記トナー濃度センサの出力電圧と制御電圧とが概ね比例関係を示す略線形領域を特定して、その略線形領域における低濃度側の境界値を、第2の制御電圧としたことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
- トナー補給を実施した際の前記トナー濃度センサの出力電圧の変化量を、複数の異なる制御電圧ごとに取得し、その出力電圧の変化量が最も大きくなるときの制御電圧を、第2の制御電圧としたことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
- 前記制御手段は、第1の制御電圧に設定した上で取得した前記トナー濃度センサの出力電圧に応じて、前記トナー補給手段によるトナー補給量を増減することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の現像装置。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の現像装置を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009057754A JP2010211006A (ja) | 2009-03-11 | 2009-03-11 | 現像装置及びこれを備えた画像形成装置 |
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JP (1) | JP2010211006A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014021326A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Casio Electronics Co Ltd | 画像形成装置 |
US10074045B2 (en) | 2013-08-19 | 2018-09-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having control based on toner density |
-
2009
- 2009-03-11 JP JP2009057754A patent/JP2010211006A/ja active Pending
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