JP7250220B2 - 擬綿化ポリエステル繊維及びその製造方法 - Google Patents
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Description
POY工程に対応する紡糸口金上の吐出孔は円形であり、FDY工程に対応する紡糸口金上の吐出孔は三つ葉型であり、FDY工程は、環状吹きによる冷却を用い、
全ての三つ葉型吐出孔の三つ葉スリットはT字型を成し、2つの横方向スリットと1つの縦方向スリットとからなり、縦方向スリットの中心線と横方向スリットの中心線とがなす角はいずれも90°であり、縦方向スリットと2つの横方向スリットとの長さの比率は1:1.5~2:1.5~2であり、3つのスリットの幅は同一であり、且つ縦方向スリットの長幅比は2.5~3.5:1であり、
すべての三つ葉型吐出孔は同心円を成すように位置し、各三つ葉型吐出孔の縦方向スリットの中心線は円心を通り、且つ円心から離れる方向に配向する。
巻縮収縮率が20~25%、巻縮安定度が73~75%、巻縮伸長率が50~53、巻縮弾性回復率が78~82%であり、
破断強度が2.3~2.5cN/dtex、破断伸長率が20~30%、沸水収縮率が3.0~4.0%、単糸繊度が1.5~1.7dtexである。
(1)本発明に提出した擬綿化ポリエステル繊維の製造方法においては、FDY工程とPOY工程を採用しながらFDY工程に係る吐出孔はT字型とすることによって、擬綿化ポリエステル繊維にらせん状立体捲縮形態を与える。
(2)本発明に提出した製造方法による擬綿化ポリエステル繊維は、膨らんだ自発捲縮のT形断面FDYによるらせんを持つため、従来技術よりその嵩高性、手触り及び光沢が綿繊維にもっと似て、よい擬綿化効果がある。
なお、本発明におけるT字型吐出孔の見取図は図1、口金の吐出孔配置概念図は図2と示す。T字型吐出孔は2つの横スリット及び1つの縦スリットで組みたて、さらに、縦スリットの中心線と横スリットの2中心線とのなす角は全部90°とし、縦スリットと2つの横スリットとの長さ比率は1:1.5~2:1.5~2として幅は同一にし、縦スリットの長幅比は2.5~3.5:1とする。そのうえに、全部のT字型吐出孔は同心円により位置し、各吐出孔の縦スリットは円心の反対方向へ配向しながらその中心線は円心を通る。図1と図2はただ表示のためであって、本発明を限定することがない。
擬綿化ポリエステル繊維の製造方法は、固有粘度の0.6dL/gのPETを別々に円形吐出孔を有する口金によりPOYになさせT字型吐出孔を有するによりFDYになさせ、さらにPOYとFDYとを並べ、インターレースし、巻取り、弛緩熱処理することであって、具体的に、以下の通りである。
(1)FDY加工に係る口金の吐出孔は、2つの横スリット及び1つの縦スリットで組みたて、そして縦スリットの中心線と横スリットの2中心線とのなす角は全部90°とし、縦スリットと2つの横スリットとの長さ比率は1:1.5:1.6として幅は同一にし、縦スリットの長幅比は2.7:1とするものである。そのうえに、すべての24つのT字型吐出孔は等間隔で円のように位置し、各吐出孔の縦スリットは円心の反対方向へ配向しながらその中心線は円心を通る。
POY工程のパラメータは、冷却風速度は0.4m/sとする。
FDY工程のパラメータは、紡糸温度が280°C、環状吹き温度が20℃、環状吹き速度が2m/s、インターレースノズル圧力が3.5bar、第1ローラ速度が3000m/min、第1ローラ温度が85℃、第2ローラ速度が3640m/min、第2ローラ温度が156℃、ガイドローラー速度が3640m/min、巻取速度が3570m/minとする。
(2)混ぜた糸の中にPOYとFDYとの質量比は40:60とする。
(3)弛緩熱処理の温度は92℃、時間は29minとする。
得られた擬綿化ポリエステル繊維は、T形断面の複数のポリエステルFDYと円形断面の複数のポリエステルPOYとの混繊糸であってらせん状立体捲縮形態であり、その巻縮収縮率が24%、巻縮安定度が73%、巻縮伸長率が52%、巻縮弾性回復率が82%とし、並びに、その破断強度が2.3cN/dtex、破断伸長率が30%、沸水収縮率が3%、単糸繊度が1.5dtexとする。
擬綿化ポリエステル繊維の製造方法は、固有粘度の0.65dL/gのPETを別々に円形吐出孔を有する口金によりPOYになさせT字型吐出孔を有するによりFDYになさせ、さらにPOYとFDYとを並べ、インターレースし、巻取り、弛緩熱処理することであって、具体的に、以下の通りである。
(1)FDY加工に係る口金の吐出孔は、2つの横スリット及び1つの縦スリットで組みたて、そして縦スリットの中心線と横スリットの2中心線とのなす角は全部90°とし、縦スリットと2つの横スリットとの長さ比率は1:1.5:1.5として幅は同一にし、縦スリットの長幅比は3.5:1とするものである。そのうえに、すべての36つのT字型吐出孔は等間隔で円のように位置し、各吐出孔の縦スリットは円心の反対方向へ配向しながらその中心線は円心を通る。
POY工程のパラメータは、冷却風速度は0.5m/sとする。
FDY工程のパラメータは、紡糸温度が285°C、環状吹き温度が25℃、環状吹き速度が2.3m/s、インターレースノズル圧力が4.5bar、第1ローラ速度が3000m/min、第1ローラ温度が95℃、第2ローラ速度が3800m/min、第2ローラ温度が170℃、ガイドローラー速度が3800m/min、巻取速度が3710m/minとする。
(2)混ぜた糸の中にPOYとFDYとの質量比は50:50とする。
(3)弛緩熱処理の温度は120℃、時間は20minとする。
得られた擬綿化ポリエステル繊維は、多本のT形断面のポリエステルFDYと円形断面の複数のポリエステルPOYとの混繊糸であってらせん状立体捲縮形態がしており、その巻縮収縮率が25%、巻縮安定度が75%、巻縮伸長率が53%、巻縮弾性回復率が82%とし、並びに、その破断強度が2.3cN/dtex、破断伸長率が29%、沸水収縮率が4%、単糸繊度が1.7dtexとする。
擬綿化ポリエステル繊維の製造方法は、固有粘度の0.61dL/gのPETを別々に円形吐出孔を有する口金によりPOYになさせT字型吐出孔を有するによりFDYになさせ、さらにPOYとFDYとを並べ、インターレースし、巻取り、弛緩熱処理することであって、具体的に、以下の通りである。
(1)FDY加工に係る口金の吐出孔は、2つの横スリット及び1つの縦スリットで組みたて、そして縦スリットの中心線と横スリットの2中心線とのなす角は全部90°とし、縦スリットと2つの横スリットとの長さ比率は1:2:2として幅は同一にし、縦スリットの長幅比は2.5:1とするものである。そのうえに、すべての24つのT字型吐出孔は等間隔で円のように位置し、各吐出孔の縦スリットは円心の反対方向へ配向しながらその中心線は円心を通る。
POY工程のパラメータは、冷却風速度は0.3m/sとする。
FDY工程のパラメータは、紡糸温度が282°C、環状吹き温度が21℃、環状吹き速度が2.3m/s、インターレースノズル圧力が4bar、第1ローラ速度が2820m/min、第1ローラ温度が91℃、第2ローラ速度が3680m/min、第2ローラ温度が159℃、ガイドローラー速度が3680m/min、巻取速度が3610m/minとする。
(2)混ぜた糸の中にPOYとFDYとの質量比は30:70とする。
(3)弛緩熱処理の温度は104℃、時間は28minとする。
得られた擬綿化ポリエステル繊維は、多本のT形断面のポリエステルFDYと円形断面の複数のポリエステルPOYとの混繊糸であってらせん状立体捲縮形態がしており、その巻縮収縮率が20%、巻縮安定度が74%、巻縮伸長率が51%、巻縮弾性回復率が80%とし、並びに、その破断強度が2.4cN/dtex、破断伸長率が28%、沸水収縮率が3%、単糸繊度が1.7dtexとする。
擬綿化ポリエステル繊維の製造方法は、固有粘度の0.62dL/gのPETを別々に円形吐出孔を有する口金によりPOYになさせT字型吐出孔を有するによりFDYになさせ、さらにPOYとFDYとを並べ、インターレースし、巻取り、弛緩熱処理することであって、具体的に、以下の通りである。
(1)FDY加工に係る口金の吐出孔は、2つの横スリット及び1つの縦スリットで組みたて、そして縦スリットの中心線と横スリットの2中心線とのなす角は全部90°とし、縦スリットと2つの横スリットとの長さ比率は1:1.5:2として幅は同一にし、縦スリットの長幅比は3.1:1とするものである。そのうえに、すべての30つのT字型吐出孔は等間隔で円のように位置し、各吐出孔の縦スリットは円心の反対方向へ配向しながらその中心線は円心を通る。
POY工程のパラメータは、冷却風速度は0.4m/sとする。
FDY工程のパラメータは、紡糸温度が282°C、環状吹き温度が23℃、環状吹き速度が2.1m/s、インターレースノズル圧力が3.8bar、第1ローラ速度が2710m/min、第1ローラ温度が88℃、第2ローラ速度が3610m/min、第2ローラ温度が167℃、ガイドローラー速度が3610m/min、巻取速度が3540m/minとする。
(2)混ぜた糸の中にPOYとFDYとの質量比は40:60とする。
(3)弛緩熱処理の温度は110℃、時間は28minとする。
得られた擬綿化ポリエステル繊維は、多本のT形断面のポリエステルFDYと円形断面の複数のポリエステルPOYとの混繊糸であってらせん状立体捲縮形態がしており、その巻縮収縮率が25%、巻縮安定度が74%、巻縮伸長率が52%、巻縮弾性回復率が82%とし、並びに、その破断強度が2.5cN/dtex、破断伸長率が26%、沸水収縮率が3%、単糸繊度が1.7dtexとする。
擬綿化ポリエステル繊維の製造方法は、固有粘度の0.65dL/gのPETを別々に円形吐出孔を有する口金によりPOYになさせT字型吐出孔を有するによりFDYになさせ、さらにPOYとFDYとを並べ、インターレースし、巻取り、弛緩熱処理することであって、具体的に、以下の通りである。
(1)FDY加工に係る口金の吐出孔は、2つの横スリット及び1つの縦スリットで組みたて、そして縦スリットの中心線と横スリットの2中心線とのなす角は全部90°とし、縦スリットと2つの横スリットとの長さ比率は1:2:1.5として幅は同一にし、縦スリットの長幅比は3.1:1とするものである。そのうえに、すべての42つのT字型吐出孔は等間隔で円のように位置し、各吐出孔の縦スリットは円心の反対方向へ配向しながらその中心線は円心を通る。
POY工程のパラメータは、冷却風速度は0.5m/sとする。
FDY工程のパラメータは、紡糸温度が283°C、環状吹き温度が24℃、環状吹き速度が2.2m/s、インターレースノズル圧力が4.4bar、第1ローラ速度が2810m/min、第1ローラ温度が95℃、第2ローラ速度が3750m/min、第2ローラ温度が164℃、ガイドローラー速度が3750m/min、巻取速度が3680m/minとする。
(2)混ぜた糸の中にPOYとFDYとの質量比は35:65とする。
(3)弛緩熱処理の温度は112℃、時間は24minとする。
得られた擬綿化ポリエステル繊維は、多本のT形断面のポリエステルFDYと円形断面の複数のポリエステルPOYとの混繊糸であってらせん状立体捲縮形態がしており、その巻縮収縮率が23%、巻縮安定度が74%、巻縮伸長率が50%、巻縮弾性回復率が81%とし、並びに、その破断強度が2.5cN/dtex、破断伸長率が22%、沸水収縮率が3%、単糸繊度が1.6dtexとする。
擬綿化ポリエステル繊維の製造方法は、固有粘度の0.63dL/gのPETを別々に円形吐出孔を有する口金によりPOYになさせT字型吐出孔を有するによりFDYになさせ、さらにPOYとFDYとを並べ、インターレースし、巻取り、弛緩熱処理することであって、具体的に、以下の通りである。
(1)FDY加工に係る口金の吐出孔は、2つの横スリット及び1つの縦スリットで組みたて、そして縦スリットの中心線と横スリットの2中心線とのなす角は全部90°とし、縦スリットと2つの横スリットとの長さ比率は1:1.7:1.7として幅は同一にし、縦スリットの長幅比は2.5:1とするものである。そのうえに、すべての48つのT字型吐出孔は等間隔で円のように位置し、各吐出孔の縦スリットは円心の反対方向へ配向しながらその中心線は円心を通る。
POY工程のパラメータは、冷却風速度は0.4m/sとする。
FDY工程のパラメータは、紡糸温度が283°C、環状吹き温度が23℃、環状吹き速度が2m/s、インターレースノズル圧力が3.9bar、第1ローラ速度が2670m/min、第1ローラ温度が93℃、第2ローラ速度が3700m/min、第2ローラ温度が164℃、ガイドローラー速度が3700m/min、巻取速度が3630m/minとする。
(2)混ぜた糸の中にPOYとFDYとの質量比は40:60とする。
(3)弛緩熱処理の温度は114℃、時間は23minとする。
得られた擬綿化ポリエステル繊維は、多本のT形断面のポリエステルFDYと円形断面の複数のポリエステルPOYとの混繊糸であってらせん状立体捲縮形態がしており、その巻縮収縮率が23%、巻縮安定度が74%、巻縮伸長率が51%、巻縮弾性回復率が81%とし、並びに、その破断強度が2.5cN/dtex、破断伸長率が21%、沸水収縮率が3%、単糸繊度が1.6dtexとする。
擬綿化ポリエステル繊維の製造方法は、固有粘度の0.6dL/gのPETを別々に円形吐出孔を有する口金によりPOYになさせT字型吐出孔を有するによりFDYになさせ、さらにPOYとFDYとを並べ、インターレースし、巻取り、弛緩熱処理することであって、具体的に、以下の通りである。
(1)FDY加工に係る口金の吐出孔は、2つの横スリット及び1つの縦スリットで組みたて、そして縦スリットの中心線と横スリットの2中心線とのなす角は全部90°とし、縦スリットと2つの横スリットとの長さ比率は1:1.8:2として幅は同一にし、縦スリットの長幅比は2.5:1とするものである。そのうえに、すべての36つのT字型吐出孔は等間隔で円のように位置し、各吐出孔の縦スリットは円心の反対方向へ配向しながらその中心線は円心を通る。
POY工程のパラメータは、冷却風速度は0.3m/sとする。
FDY工程のパラメータは、紡糸温度が280°C、環状吹き温度が20℃、環状吹き速度が1.8m/s、インターレースノズル圧力が3.5bar、第1ローラ速度が2500m/min、第1ローラ温度が85℃、第2ローラ速度が3600m/min、第2ローラ温度が150℃、ガイドローラー速度が3600m/min、巻取速度が3530m/minとする。
(2)混ぜた糸の中にPOYとFDYとの質量比は50:50とする。
(3)弛緩熱処理の温度は90℃、時間は30minとする。
得られた擬綿化ポリエステル繊維は、多本のT形断面のポリエステルFDYと円形断面の複数のポリエステルPOYとの混繊糸であってらせん状立体捲縮形態がしており、その巻縮収縮率が20%、巻縮安定度が73%、巻縮伸長率が50%、巻縮弾性回復率が78%とし、並びに、その破断強度が2.5cN/dtex、破断伸長率が20%、沸水収縮率が3%、単糸繊度が1.5dtexとする。
擬綿化ポリエステル繊維の製造方法は、固有粘度の0.62dL/gのPETを別々に円形吐出孔を有する口金によりPOYになさせT字型吐出孔を有するによりFDYになさせ、さらにPOYとFDYとを並べ、インターレースし、巻取り、弛緩熱処理することであって、具体的に、以下の通りである。
(1)FDY加工に係る口金の吐出孔は、2つの横スリット及び1つの縦スリットで組みたて、そして縦スリットの中心線と横スリットの2中心線とのなす角は全部90°とし、縦スリットと2つの横スリットとの長さ比率は1:1.5:1.8として幅は同一にし、縦スリットの長幅比は2.9:1とするものである。そのうえに、すべての42つのT字型吐出孔は等間隔で円のように位置し、各吐出孔の縦スリットは円心の反対方向へ配向しながらその中心線は円心を通る。
POY工程のパラメータは、冷却風速度は0.3m/sとする。
FDY工程のパラメータは、紡糸温度が282°C、環状吹き温度が22℃、環状吹き速度が2m/s、インターレースノズル圧力が4.5bar、第1ローラ速度が2580m/min、第1ローラ温度が86℃、第2ローラ速度が3780m/min、第2ローラ温度が151℃、ガイドローラー速度が3780m/min、巻取速度が3710m/minとする。
(2)混ぜた糸の中にPOYとFDYとの質量比は30:70とする。
(3)弛緩熱処理の温度は115℃、時間は22minとする。
得られた擬綿化ポリエステル繊維は、多本のT形断面のポリエステルFDYと円形断面の複数のポリエステルPOYとの混繊糸であってらせん状立体捲縮形態がしており、その巻縮収縮率が20%、巻縮安定度が75%、巻縮伸長率が50%、巻縮弾性回復率が80%とし、並びに、その破断強度が2.5cN/dtex、破断伸長率が20%、沸水収縮率が4%、単糸繊度が1.5dtexとする。
Claims (5)
- PET(ポリエステル)をそれぞれPOY工程及びFDY工程に従って紡糸した後、ダブリングし、インターレース、巻取成形及び弛緩熱処理を経て製造される擬綿化ポリエステル繊維の製造方法であって、
POY工程に対応する紡糸口金上の吐出孔は円形であり、FDY工程に対応する紡糸口金上の吐出孔は三つ葉型であり、FDY工程は、環状吹きによる冷却を用い、
全ての三つ葉型吐出孔の三つ葉スリットはT字型を成し、2つの横方向スリットと1つの縦方向スリットとからなり、縦方向スリットの中心線と横方向スリットの中心線とがなす角はいずれも90°であり、縦方向スリットと2つの横方向スリットとの長さの比率は1:1.5~2:1.5~2であり、3つのスリットの幅は同一であり、且つ縦方向スリットの長幅比は2.5~3.5:1であり、
すべての三つ葉型吐出孔は同心円を成すように位置し、各三つ葉型吐出孔の縦方向スリットの中心線は円心を通り、且つ円心から離れる方向に配向する、
ことを特徴とする擬綿化ポリエステル繊維の製造方法。 - PETの固有粘度は0.60~0.65dL/gである、
ことを特徴とする請求項1に記載の擬綿化ポリエステル繊維の製造方法。 - FDY工程のパラメータは、紡糸温度が280~285°C、冷却温度が20~22℃、冷却風速度が1.8~2.3m/s、インターレースノズル圧力が3.5~4.5bar、第1ローラ速度が2500~3000m/min、第1ローラ温度が85~95℃、第2ローラ速度が3600~3800m/min、第2ローラ温度が150~170℃、ガイドローラー速度が3600~3800m/min、巻取速度が3530~3710m/minとし、POY工程のパラメータは、冷却風速度が0.3~0.5m/sである、
ことを特徴とする請求項2に記載の擬綿化ポリエステル繊維の製造方法。 - POY工程に従って製造されたPOYと、FDY工程に従って製造されたFDYの質量比は、30:70~50:50である、
ことを特徴とする請求項1に記載の擬綿化ポリエステル繊維の製造方法。 - 前記弛緩熱処理の温度は90~120℃、時間は20~30minである、
ことを特徴とする請求項1に記載の擬綿化ポリエステル繊維の製造方法。
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