JP7250057B2 - 学習装置、学習方法及び学習プログラム - Google Patents

学習装置、学習方法及び学習プログラム Download PDF

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本発明は、学習装置、学習方法及び学習プログラムに関する。
従来、インターネットを介した情報配信に関する技術が提供されている。このような技術の一例として、指定した相手へ感謝メッセージを送信する技術が提供されている。
特開2019-101646号公報
しかしながら、上述した技術では、利用者の購買行動に応じて提供するメッセージの精度を向上させることができるとは限らない。
例えば、上述した技術では、利用者が入力したメッセージ内容の送受信をしているに過ぎず、利用者の購買行動に応じて提供するメッセージの精度を向上させているとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者の購買行動に応じて提供するメッセージの精度を向上させることを目的とする。
本願に係る学習装置は、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動に応じて当該利用者に提供されるメッセージであって、当該購買行動のコンテキストに基づくメッセージが提供された後の当該利用者の行動情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された行動情報に基づいて、前記メッセージを評価する評価部と、前記評価部による評価結果をモデルに学習させる学習部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者の購買行動に応じて提供するメッセージの精度を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報提供処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る取引対象情報データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、情報提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る学習装置、学習方法及び学習プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る学習装置、学習方法及び学習プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の学習装置等により実現される情報提供処理を説明する。図1は、実施形態に係る情報提供処理の一例を示す図である。なお、図1では、本願に係る提供装置の一例である情報提供装置10によって、実施形態に係る情報提供処理などが実現されるものとする。
図1に示すように、実施形態に係る情報提供システム1は、情報提供装置10と、端末装置100とを含む。情報提供装置10及び端末装置100は、ネットワークN(例えば、図2参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した情報提供システム1には、複数台の情報提供装置10及び複数台の端末装置100が含まれていてもよい。
図1に示す情報提供装置10は、情報提供処理を行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。図1の例において、情報提供装置10は、例えば、取引対象(商品)に関する商品情報や、利用者に関する利用者情報などの情報を管理し、これらの情報に基づいて電子商取引に関する各種サービスを利用者に提供する。図1に示す例では、情報提供装置10が電子商取引サービスの一例であるショッピングサービスを提供する例を示す。
なお、情報提供装置10は、サービスに係るウェブサイトを提供するウェブサーバとしての機能を有していてもよい。また、情報提供装置10は、端末装置100にインストールされた各種サービスに関するアプリケーションに表示する情報を、情報提供装置10に配信する装置であってもよい。また、情報提供装置10は、アプリケーションのデータそのものを配信するサーバであってもよい。
また、情報提供装置10は、端末装置100に制御情報を配信する配信装置として機能してもよい。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語により記述される。なお、情報提供装置10から配信されるアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
図1に示す端末装置100は、利用者によって利用される情報処理装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、端末装置100は、情報提供装置10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、端末装置100がスマートフォンである場合を示す。
以下、図1を用いて、情報提供装置10が行う情報提供処理の一例について説明する。なお、以下の説明において、端末装置100は、利用者U1によって利用されるものとする。また、以下の説明では、端末装置100を利用者U1と同一視する場合がある。すなわち、以下では、利用者U1を端末装置100と読み替えることもできる。
まず、情報提供装置10は、自装置が提供するショッピングサービスにおいて、利用者の商品の購買に関連する購買行動を検知する(ステップS1)。例えば、情報提供装置10は、商品のお気に入り登録に関する操作や、商品の評価(レビュー)の投稿、ショッピングサービスにおける仮想的なカートへ商品を投入する操作、商品の購入操作などといった購買行動を検知する。なお、図1の例において、情報提供装置10は、利用者U1による商品#1の購入操作を検知したものとする。
続いて、情報提供装置10は、購買行動のコンテキストと、購買行動に応じて利用者に提供するメッセージとの関係性を学習したモデルMを用いて、利用者U1に提供するメッセージを抽出する(ステップS2)。例えば、情報提供装置10は、利用者の購買行動の内容や、利用者情報(例えば、デモグラフィック属性やサイコグラフィック属性など)、購買行動の対象である商品の商品情報(例えば、カテゴリ(コンセプト)や、価格、在庫など)、購買行動に至るまでの利用者の行動履歴(例えば、商品情報の閲覧履歴や、商品の購入履歴など)などといった情報を含む購買行動のコンテキストが入力された場合に、購買行動に対する利用者の承認欲求を満たすメッセージを出力するよう学習されたモデルMを生成する。そして、情報提供装置10は、利用者U1の購買行動のコンテキストをモデルMに入力し、メッセージを出力させることで、利用者U1に提供するメッセージを抽出する。
具体的な例を挙げると、情報提供装置10は、購買行動のコンテキストと、購買行動に対する利用者の承認欲求を満たすメッセージ群(例えば、「いい商品かいましたね」や、「さすがですね」、「ついに買ったんですね!」など)との関係性を特定するためのABテストを実施し、購買行動のコンテキストを入力した場合に、ABテストにおいてより肯定的な反応を利用者から得られたと判定したメッセージを出力するようにモデルMを学習する。ここで、情報提供装置10は、メッセージが提供された利用者が投稿した商品若しくはショッピングサービスのレビューが所定の閾値以上である場合や、メッセージが提供された利用者が商品を再度購入した場合などに、肯定的な反応を利用者から得られたと判定する。
続いて、情報提供装置10は、端末装置100にメッセージを提供し、出力させる(ステップS3)。例えば、情報提供装置10は、端末装置100にモデルMから出力されたメッセージを提供し、商品#1の購入操作が完了したことを示す画面に表示させる。
なお、情報提供装置10は、購入操作が完了したことを示す画面から、ショッピングサービスのトップ画面に遷移したタイミングでメッセージを表示させてもよい。
続いて、情報提供装置10は、メッセージが提供された後の利用者U1の行動情報を取得する(ステップS4)。例えば、情報提供装置10は、ショッピングサービスにおける利用者U1の行動情報を取得する。具体的な例を挙げると、情報提供装置10は、商品#1に関して利用者が投稿したレビューや、利用者U1が商品#1を再度購入したか否かを示す情報、商品#1に関する情報をSNSサービス等において他の利用者と共有するための操作(例えば、シェアボタンの押下)を行ったか否かを示す情報などを取得する。
続いて、情報提供装置10は、取得した行動情報に基づいて、利用者U1に提供したメッセージを評価する(ステップS5)。例えば、情報提供装置10は、提供したメッセージに対し利用者U1が肯定的であるかを評価する。具体的な例を挙げると、情報提供装置10は、商品#1に関して利用者が投稿したレビューが所定の閾値以上である場合や、利用者U1が商品#1を再度購入した場合、商品#1に関する情報に対してシェアボタンを押下した場合などに、提供したメッセージに対し利用者U1が肯定的であると評価する。
続いて、情報提供装置10は、利用者U1に提供したメッセージの評価結果をモデルMに学習させる(ステップS6)。例えば、情報提供装置10は、利用者U1に提供したメッセージに対し、利用者Uが肯定的であったかを示す評価結果や、商品#1の商品情報、利用者U1の利用者情報などを学習データとして、モデルMの機械学習を行う。
なお、モデルMの学習には機械学習に関する種々の従来技術を適宜用いて行われてもよい。例えば、モデルMの学習は、SVM(Support Vector Machine)等の教師あり学習の機械学習に関する技術を用いて行われてもよい。また、モデルMの学習は、教師なし学習の機械学習に関する技術を用いて行われてもよい。また、モデルMの学習は、深層学習(ディープラーニング)の技術を用いて行われてもよい。また、モデルMの学習は、DNN(Deep Neural Network)やRNN(Recurrent Neural Network)やCNN(Convolutional Neural Network)等の種々のディープラーニングの技術を適宜用いて行われてもよい。なお、上記モデルMの学習に関する記載は例示であり、モデルMの学習は、取得可能な情報等に応じて適宜選択された学習手法により行われてもよい。
また、例えば、情報提供装置10は、辞書にメッセージを登録し、モデルMが購買行動のコンテキストが入力された際に、対応するメッセージのIDを出力するように学習されていてもよい。
以上のように、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者の購買行動に応じて、利用者の承認欲求を満たすメッセージを、購買行動のコンテキストに基づいて提供する。これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、電子商取引サービスにおけるショッピングのように、店員からの声掛けなどがなく、人との関わり合いで発生しない場合であっても、利用者の購買行動を褒める(承認欲求を満たす)メッセージを提供することにより、次のコンバージョン(新たな購買行動等)を促すことができる。すなわち、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者の購買行動に応じて適切なメッセージを提供することができる。
また、実施形態に係る情報提供装置10は、モデルを用いて提供したメッセージに対する利用者の行動(反応)を評価し、評価結果を用いてモデルの機械学習を行うことを可能とする。すなわち、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者の購買行動に応じて提供するメッセージの精度を向上させることができる。
〔2.メッセージの具体例〕
ここで、図1の例において、利用者U1の購買行動のコンテキストに基づいて情報提供装置10が提供するメッセージの具体例について説明する。例えば、情報提供装置10は、購買行動のコンテキストに基づき、商品#1の購入に至るまでの利用者U1の心情を察するメッセージを提供する。具体的な例を挙げると、利用者U1の商品の閲覧履歴が、商品#1と同一のカテゴリの商品を複数閲覧したことを示す場合(言い換えると、複数の商品から選んで買った場合)、情報提供装置10は、「比較してこれにしたんですね!」といったメッセージを提供する。また、利用者U1の行動履歴が、商品#1をショッピングカートに投入し、その後購入に至らなかったことを複数回示す場合や、商品#1の商品情報を示すコンテンツを複数回閲覧していた場合(言い換えると、商品#1の購入を悩んでいた場合)、情報提供装置10は、「ついに買ったんですね!」といったメッセージを提供する。また、利用者U1の商品の閲覧履歴が、商品#1と同一のカテゴリである他の商品を閲覧していない場合(言い換えると、悩まずに買った場合)、情報提供装置10は、「さすがですね」といったメッセージを提供する。
また、例えば、情報提供装置10は、購買行動のコンテキストに基づき、商品#1の購入に対する安心感やお得感を与えるメッセージを提供する。具体的な例を挙げると、商品#1が生鮮食品であり、商品#1の旬の時期に購入した場合、情報提供装置10は、「商品#1は今が旬で、今年は豊作で例年になく甘いそうです。どうぞ楽しんでください!」といったメッセージを提供する。また、商品#1の売上状況が好調である場合、情報提供装置10は、「いい商品買いましたね」、「今売れてます」などといったメッセージを提供する。また、商品#1の在庫数が所定の閾値以下である場合、情報提供装置10は、「残りN(Nは商品#1の在庫数)個だったんですよ」などといったメッセージを提供する。
また、例えば、商品#1が予め定められた価格(例えば、希望小売価格)から割引された割引価格で購入した場合、情報提供装置10は、割引価格に応じてお得感を与えるメッセージを提供する。具体的な例を挙げると、割引価格で商品#1を購入した場合、情報提供装置10は、「お得に買えましたよ!」、「安く買えましたね!」などといったメッセージを提供する。また、所定の期間内で商品#1が最も安いタイミングで商品#1を購入した場合、情報提供装置10は、「ここ数日で一番安いですよ!」といったメッセージを提供する。また、商品#1を販売する提供者(ストア)が複数存在し、最も安い割引価格で商品#1を販売する提供者から商品#1を購入した場合、情報提供装置10は、「全ショップで一番安いですよ!」などといったメッセージを提供する。
なお、情報提供装置10は、商品#1の購入操作が完了したことを示す画面のみならず、利用者U1の各種の購買行動が検知されたタイミングでメッセージを提供してもよい。例えば、情報提供装置10は、商品#1を利用者U1がお気に入り登録したタイミングや、カートに投入したタイミングで、商品#1の購入に対する安心感やお得感を与えるメッセージを提供してもよい。具体的な例を挙げると、情報提供装置10は、商品#1を利用者U1がお気に入り登録したタイミングや、カートに投入したタイミングで、「いいセンスしてるね!」、「ここ数日で一番安いですよ!」などといったメッセージを提供する。また、情報提供装置10は、商品#1を所定の回数以上お気に入り登録したタイミングや、商品#1の商品情報を示すコンテンツを所定回数以上閲覧したタイミングでメッセージを提供する。
また、情報提供装置10は、利用者U1の各種の購買行動が検知されてから、利用者U1の購買行動のコンテキストが所定の条件を満たしたタイミングでメッセージを提供してもよい。例えば、情報提供装置10は、利用者U1の購入後に商品#1の販売数が所定の閾値以上となったタイミングや、利用者U1の購入後に商品#1に対する他の利用者の評価が所定の閾値以上となったタイミングで、商品#1の購入に対する安心感を与えるメッセージ(例えば、「いい商品買いましたね」)を利用者U1に提供する。また、情報提供装置10は、商品#1と所定の関連性を有する商品(例えば、所定の閾値以上の利用者により商品#1と併せて購入された商品)について、利用者U1の購買行動が検知されたタイミングで、利用者U1の購買行動を褒めるメッセージ(例えば、「いいセンスしてるね!」)を提供する。また、情報提供装置10は、利用者U1が商品#1の商品情報を示すコンテンツを閲覧、または、商品#1をお気に入り登録した後、商品#1が旬の時期となったタイミングで、商品#1の購入に対するお得感を与えるメッセージ(例えば、「今が旬です」)を提供する。
また、情報提供装置10は、利用者U1の各種の購買行動が検知されてから所定の期間が経過したタイミングでメッセージを提供してもよい。例えば、情報提供装置10は、利用者U1が商品#1を購入してから所定の期間が経過した後に、所定の期間における商品#1の販売数に基づくメッセージを提供する。また、情報提供装置10は、利用者U1が商品#1の商品情報を示すコンテンツを閲覧、または、商品#1をお気に入り登録してから所定の期間が経過した後(言い換えると、利用者U1が商品#1の存在を忘れていると推定されるタイミング)で、メッセージを提供する。
また、情報提供装置10は、商品#1の提供者(例えば、商品#1を販売するストアの管理者や、商品#1の製造者など)により設定されたメッセージや、商品#1に対して投稿されたレビュー(例えば、買った理由等)に基づくメッセージなどを提供してもよい。例えば、情報提供装置10は、提供者が入力したメッセージや、情報提供装置10が提供者に提示したメッセージのうち提供者が選択したメッセージなどを提供する。また、情報提供装置10は、購買行動に応じて、商品#1の提供者から利用者U1に対し所定の利益(クーポン等)が付与されたことを示すメッセージを提供する。
〔3.情報提供装置の構成〕
次に、図2を用いて、情報提供装置10の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。図2に示すように、情報提供装置10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部30は、利用者情報データベース31と、取引対象情報データベース32と、モデルデータベース33と有する。
(利用者情報データベース31について)
利用者情報データベース31は、情報提供装置10が提供する電子商取引サービスを利用する利用者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図3を用いて、利用者情報データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図3は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。図3の例において、利用者情報データベース31は、「利用者ID」、「属性」、「行動履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「属性」は、利用者の属性(例えば、デモグラフィック属性やサイコグラフィック属性など)を示す。「行動履歴」は、情報提供装置10が提供する電子決済サービスにおける利用者の行動履歴を示し、例えば、取引対象情報の閲覧履歴や、取引対象の購入履歴などといった情報が格納される。
すなわち、図3では、利用者ID「UID#1」により識別される利用者の属性が「属性#1」、行動履歴が「行動履歴#1」である例を示す。
(取引対象情報データベース32について)
取引対象情報データベース32は、情報提供装置10が提供する電子商取引サービスにおける取引対象に関する各種の情報を記憶する。ここで、図4を用いて、取引対象情報データベース32が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る取引対象情報データベースの一例を示す図である。図4の例において、取引対象情報データベース32は、「取引対象ID」、「提供者ID」、「カテゴリ」、「価格」、「在庫」、「売上状況」、「評価情報」といった項目を有する。
「取引対象ID」は、取引対象を識別するための識別情報を示す。「提供者ID」は、取引対象の提供者を識別するための識別情報を示す。「カテゴリ」は、取引対象のカテゴリを示す。「価格」は、取引対象について予め定められた価格(希望小売価格等)や、割引された価格などを示す。「在庫」は、取引対象の在庫を示す。「売上状況」は、取引対象の売上状況を示す。「評価情報」は、取引対象について利用者等から投稿された評価情報を示す。
すなわち、図4では、取引対象ID「PID#1」により識別される取引対象が、提供者ID「SID#1」により識別される提供者により提供され、カテゴリ「カテゴリ#1」に属し、価格が「価格#1」、在庫が「在庫#1」、売上状況が「売上状況#1」、評価情報が「評価情報#1」である例を示す。
なお、取引対象情報データベース32は、取引対象情報として、取引対象の旬の時期や、取引対象のデザイン(例えば、取引対象の画像)などといった情報をさらに記憶してもよい。
(モデルデータベース33について)
モデルデータベース33は、購買行動のコンテキストを入力した場合に、購買行動に対して利用者の承認欲求を満たすメッセージを出力するモデルを記憶する。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報提供装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図2に示すように、検知部41と、提供部42と、取得部43と、評価部44と、学習部45とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(検知部41について)
検知部41は、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動を検知する。例えば、図1の例において、検知部41は、情報提供装置10が提供するショッピングサービスにおける利用者の購買行動を検知する。
また、検知部41は、電子商取引サービスにおいて取引対象に対する所定の操作が行われたことを示す購買行動を検知してもよい。例えば、図1の例において、検知部41は、商品のお気に入り登録に関する操作や、商品のレビューの投稿などが行われたことを検知する。
また、検知部41は、電子商取引サービスにおける仮想的なカートに取引対象を投入する操作が行われたことを示す購買行動を検知してもよい。例えば、図1の例において、検知部41は、ショッピングサービスにおける仮想的なカートへ商品を投入する操作を検知する。
また、検知部41は、電子商取引サービスにおいて取引対象を利用者が購入したことを示す購買行動を検知してもよい。例えば、図1の例において、検知部41は、利用者U1による商品#1の購入操作を検知する。
また、検知部41は、所定の組み合わせの取引対象に関する購買行動を検知してもよい。例えば、検知部41は、所定の閾値以上の利用者により購入された組み合わせの商品に関する購買行動を検知する。このような、購買行動を検知した場合、後述する提供部42は、利用者の承認欲求を満たすメッセージ(例えば、「いいセンスしてるね!」)を提供する。
なお、利用者が各種操作を行った際に、ボタン等のクリックが行われ、新たなコンテンツを提供することとなるが、検知部41は、ボタン等のクリックに応じてコンテンツ提供の操作が行われたことを契機として、どのような購買行動が行われたかを特定(すなわち、検知)してもよい。
(提供部42について)
提供部42は、検知部41により検知された購買行動に応じて、当該購買行動のコンテキストに基づくメッセージを利用者に提供する。例えば、図1の例において、提供部42は、購買行動に対する利用者U1の承認欲求を満たすメッセージを提供する。
また、提供部42は、他の利用者の取引対象の購買に関連する購買行動に基づくメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、商品#1に関する他の利用者の購買行動に基づいて、商品#1の購入に対する安心感やお得感を与えるメッセージを提供する。
また、提供部42は、取引対象に対して投稿されたレビューに基づくメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、商品#1に対して投稿されたレビューに基づくメッセージを提供する。
また、提供部42は、利用者に関する利用者情報に基づくメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、利用者情報データベース31を参照し、利用者U1のデモグラフィック属性やサイコグラフィック属性などに基づくメッセージを提供する。また、図1の例において、提供部42は、利用者情報データベース31を参照し、利用者U1の商品情報の閲覧履歴や、商品の購入履歴などを含む行動履歴に基づくメッセージを提供する。
なお、提供部42は、利用者の感情に基づくメッセージを提供してもよい。例えば、提供部42は、カートに取引対象を投入してから購入に至るまでの時間や、端末装置100に対する利用者の操作内容(例えば、コンテンツのスクロール速度や、タップの強さなど)、ウェアラブルデバイス等から取得された利用者の生体情報、利用者が閲覧したコンテンツなどから推定される利用者の感情に基づくメッセージを提供する。
また、提供部42は、取引対象に関する取引対象情報に基づくメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、取引対象情報データベース32を参照し、利用者U1の購買行動の対象である商品の商品情報に基づくメッセージを提供する。
また、提供部42は、利用者が取引対象を購入した際の割引価格に基づくメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、商品#1の割引価格に応じて、お得感を与えるメッセージを提供する。
また、提供部42は、利用者が取引対象を購入した際の取引対象の在庫に関する情報に基づくメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、商品#1の売上状況や在庫数などに基づくメッセージを提供する。
また、提供部42は、取引対象の提供者により設定されるメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、商品#1の提供者により設定されたメッセージを提供する。
また、提供部42は、提供者により利用者に対して付与される所定の利益に関する情報を含むメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、購買行動に応じて、商品#1の提供者から利用者U1に対し所定の利益が付与されたことを示すメッセージを提供する。
また、提供部42は、購買行動に至るまでの利用者の行動に基づくメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、利用者U1の商品の閲覧履歴が、商品#1と同一のカテゴリの商品を複数閲覧したことを示す場合や、利用者U1の行動履歴が、商品#1をショッピングカートに投入し、その後購入に至らなかったことを複数回示す場合、商品#1の商品情報を示すコンテンツを複数回閲覧していた場合などに、商品#1の購入に至るまでの利用者U1の心情を察するメッセージを提供する。
また、提供部42は、コンテキストに応じたタイミングでメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、利用者U1の各種の購買行動が検知されてから、利用者U1の購買行動のコンテキストが所定の条件を満たしたタイミングでメッセージを提供する。
また、提供部42は、取引対象に関する取引対象情報に基づくタイミングでメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、利用者U1の購入後に商品#1の販売数が所定の閾値以上となったタイミングや、利用者U1の購入後に商品#1に対する他の利用者の評価が所定の閾値以上となったタイミングで、商品#1の購入に対する安心感を与えるメッセージを利用者U1に提供する。
また、提供部42は、購買行動に応じて利用者が利用する端末装置に表示される画面において出力されるメッセージを提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部42は、商品#1の購入操作が完了したことを示す画面に表示されるメッセージを提供する。
なお、提供部42は、商品のお気に入り登録に関する操作や、商品の評価)の投稿ショッピングサービスにおける仮想的なカートへ商品を投入する操作などといった各種の購買行動が行われた際の画面に表示するメッセージを提供してもよい。また、提供部42は、提供するメッセージを、端末装置100から音声出力させてもよい。例えば、提供部42は、端末装置100に表示されるアバター等の音声として出力されるメッセージを提供する。
また、提供部42は、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動に応じて当該利用者に提供されるメッセージであって、当該購買行動のコンテキストに基づくメッセージが提供された後の当該利用者の行動情報に基づいて当該メッセージを評価した評価結果を学習させたモデルを用いて、メッセージを利用者に提供してもよい。例えば、図1を例にして説明すると、提供部42は、提供したメッセージに対し利用者U1が肯定的であるかを評価し、評価結果を学習させたモデルMを用いて、メッセージを利用者に提供する。
(取得部43について)
取得部43は、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動に応じて当該利用者に提供されるメッセージであって、当該購買行動のコンテキストに基づくメッセージが提供された後の当該利用者の行動情報を取得する。例えば、図1の例において、取得部43は、メッセージが提供された後、ショッピングサービスにおける利用者U1の行動情報を取得する。
(評価部44について)
評価部44は、取得部43により取得された行動情報に基づいて、メッセージを評価する。例えば、評価部44は、提供されたメッセージに対する利用者の反応を評価する。
また、評価部44は、メッセージに対して利用者が肯定的であるかを評価してもよい。例えば、図1の例において、評価部44は、提供したメッセージに対し利用者U1が肯定的であるかを評価する。
また、評価部44は、取引対象を提供する提供者に対応するサイトを利用者が訪問した場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価してもよい。例えば、図1を例にして説明すると、評価部44は、ショッピングサービスにおいて、商品#1を提供する提供者のサイトを利用者U1が再訪問した場合は、メッセージに対して利用者U1が肯定的であると評価する。
また、評価部44は、取引対象を提供する提供者に対して利用者が投稿した評価が所定の閾値以上である場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価してもよい。例えば、図1を例にして説明すると、評価部44は、商品#1を提供する提供者に対する利用者U1の評価が所定の閾値以上である場合は、メッセージに対して利用者U1が肯定的であると評価する。
また、評価部44は、取引対象を利用者が再度購入した場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価してもよい。例えば、図1の例において、評価部44は、利用者U1が商品#1を再度購入した場合は、メッセージに対して利用者U1が肯定的であると評価する。
また、評価部44は、取引対象に対して利用者が投稿した評価が所定の閾値以上である場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価してもよい。例えば、図1の例において、評価部44は、商品#1に関して利用者が投稿したレビューが所定の閾値以上である場合は、メッセージに対して利用者U1が肯定的であると評価する。
また、評価部44は、取引対象を提供する電子商取引サービスにおいて、取引対象に関する情報を他の利用者と共有するための操作を利用者が行った場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価してもよい。例えば、図1の例において、評価部44は、利用者U1が商品#1を再度購入した場合、商品#1に関する情報に対してシェアボタンを押下した場合は、メッセージに対して利用者U1が肯定的であると評価する。
また、評価部44は、メッセージの評価を受け付けるためのコンテンツに対し利用者が入力した情報に基づき、メッセージに対して利用者が肯定的であるかを評価してもよい。例えば、評価部44は、メッセージを提供された際の感情や心境などを入力するコンテンツを利用者に提供し、当該コンテンツに入力された情報に基づきメッセージを評価する。
(学習部45について)
学習部45は、評価部44による評価結果をモデルに学習させる。例えば、図1の例において、学習部45は、利用者U1に提供したメッセージに対し、利用者Uが肯定的であったかを示す評価結果を学習データとして、モデルMの機械学習を行う。
また、学習部45は、利用者に関する利用者情報ごとにモデルを学習させてもよい。例えば、学習部45は、メッセージの評価結果と、当該メッセージを提供した利用者に関する利用者情報とを学習データとし、どのような利用者情報に対応付けられる利用者に対しどのようなメッセージを提供すればより肯定的な評価を得られるかをモデルに学習させる。
また、学習部45は、利用者の属性ごとにモデルを学習させてもよい。例えば、学習部45は、メッセージの評価結果と、当該メッセージを提供した利用者の属性とを学習データとし、どのような属性を有する利用者に対しどのようなメッセージを提供すればより肯定的な評価を得られるかをモデルに学習させる。
また、学習部45は、利用者が購買行動に至るまでの行動ごとにモデルを学習させてもよい。例えば、学習部45は、メッセージの評価結果と、当該メッセージを提供した利用者の購買行動に至るまでの行動(例えば、閲覧履歴や、購入履歴など)とを学習データとし、どのような行動を採った利用者に対しどのようなメッセージを提供すればより肯定的な評価を得られるかをモデルに学習させる。
また、学習部45は、メッセージが提供される際の利用者の感情ごとにモデルを学習させてもよい。例えば、学習部45は、メッセージの評価結果と、当該メッセージを提供した際の利用者の感情とを学習データとし、どのような感情である利用者に対しどのようなメッセージを提供すればより肯定的な評価を得られるかをモデルに学習させる。具体的な例を挙げると、学習部45は、カートに取引対象を投入してから購入に至るまでの時間や、端末装置100に対する利用者の操作内容、ウェアラブルデバイス等から取得された利用者の生体情報、利用者が閲覧したコンテンツなどから推定される利用者の感情を学習データとし、モデルに学習させる。
また、学習部45は、取引対象に関する取引対象情報ごとにモデルを学習させてもよい。例えば、学習部45は、メッセージの評価結果と、購買行動の対象である取引対象に関する取引対象情報とを学習データとし、どのような取引対象を対象として購買行動を行った利用者に対し、どのようなメッセージを提供すればより肯定的な評価を得られるかをモデルに学習させる。
また、学習部45は、取引対象の売上状況ごとにモデルを学習させてもよい。例えば、学習部45は、メッセージの評価結果と、購買行動の対象である取引対象の売上状況とを学習データとし、どのような売上状況である場合にどのようなメッセージを提供すればより肯定的な評価を得られるかをモデルに学習させる。
また、学習部45は、取引対象の在庫数ごとにモデルを学習させてもよい。例えば、学習部45は、メッセージの評価結果と、購買行動の対象である取引対象の在庫数とを学習データとし、どのような在庫数である場合にどのようなメッセージを提供すればより肯定的な評価を得られるかをモデルに学習させる。
また、学習部45は、取引対象のカテゴリごとにモデルを学習させてもよい。例えば、学習部45は、メッセージの評価結果と、購買行動の対象である取引対象のカテゴリとを学習データとし、どのようなカテゴリである場合にどのようなメッセージを提供すればより肯定的な評価を得られるかをモデルに学習させる。
〔4.情報提供処理のフロー〕
図5を用いて、実施形態に係る情報提供装置10の情報提供処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る情報提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、情報提供装置10は、購買行動を検知したか否かを判定する(ステップS101)。購買行動を検知していない場合(ステップS101;No)、情報提供装置10は、購買行動を検知するまで待機する。
一方、購買行動を検知した場合(ステップS101;Yes)、情報提供装置10は、モデルを用いて、購買行動のコンテキストに基づくメッセージを利用者に提供する(ステップS102)。続いて、情報提供装置10は、メッセージが提供された後の利用者の行動情報を取得する(ステップS103)。続いて、情報提供装置10は、行動情報に基づいてメッセージを評価する(ステップS104)。続いて、情報提供装置10は、評価結果をモデルに学習させ(ステップS105)、処理を終了する。
〔5.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔5-1.取引対象情報について〕
上述の実施形態において、提供部42が、取引対象のカテゴリや、価格、在庫、売上状況などを示す取引対象情報に基づくメッセージを提供する例を示したが、取引対象情報はこのような例に限定されず、取引対象に関して取得可能な情報であればどのような情報であってもよい。
〔5-2.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報提供装置10は、検知部41と、提供部42と、取得部43と、評価部44と、学習部45とを有する。検知部41は、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動を検知する。提供部42は、検知部41により検知された購買行動に応じて、当該購買行動のコンテキストに基づくメッセージを利用者に提供する。また、提供部42は、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動に応じて当該利用者に提供されるメッセージであって、当該購買行動のコンテキストに基づくメッセージが提供された後の当該利用者の行動情報に基づいて当該メッセージを評価した評価結果を学習させたモデルを用いて、メッセージを利用者に提供する。取得部43は、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動に応じて当該利用者に提供されるメッセージであって、当該購買行動のコンテキストに基づくメッセージが提供された後の当該利用者の行動情報を取得する。評価部44は、取得部43により取得された行動情報に基づいて、メッセージを評価する。学習部45は、評価部44による評価結果をモデルに学習させる。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、電子商取引サービスにおけるショッピングのように、店員からの声掛けなどがなく、人との関わり合いで発生しない場合であっても、利用者の購買行動を褒めるメッセージを提供することにより、次のコンバージョンを促すことができるため、利用者の購買行動に応じて適切なメッセージを提供することができる。また、実施形態に係る情報提供装置10は、モデルを用いて提供したメッセージに対する利用者の行動を評価し、評価結果を用いてモデルの機械学習を行うことを可能とするため、利用者の購買行動に応じて提供するメッセージの精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る情報提供装置10において、例えば、検知部41は、電子商取引サービスにおいて取引対象に対する所定の操作が行われたことを示す購買行動を検知する。また、検知部41は、電子商取引サービスにおける仮想的なカートに取引対象を投入する操作が行われたことを示す購買行動を検知する。また、検知部41は、電子商取引サービスにおいて取引対象を利用者が購入したことを示す購買行動を検知する。また、検知部41は、所定の組み合わせの取引対象に関する購買行動を検知する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者の各種の購買行動に応じて適切なメッセージを提供することができるため、電子商取引サービスにおける利用者の満足度を向上させることができる。
また、実施形態に係る情報提供装置10において、例えば、提供部42は、他の利用者の取引対象の購買に関連する購買行動に基づくメッセージを提供する。また、提供部42は、取引対象に対して投稿されたレビューに基づくメッセージを提供する。また、提供部42は、利用者に関する利用者情報に基づくメッセージを提供する。また、提供部42は、取引対象に関する取引対象情報に基づくメッセージを提供する。また、提供部42は、利用者が取引対象を購入した際の割引価格に基づくメッセージを提供する。また、提供部42は、利用者が取引対象を購入した際の取引対象の在庫に関する情報に基づくメッセージを提供する。また、提供部42は、取引対象の提供者により設定されるメッセージを提供する。また、提供部42は、提供者により利用者に対して付与される所定の利益に関する情報を含むメッセージを提供する。また、提供部42は、購買行動に至るまでの利用者の行動に基づくメッセージを提供する。また、提供部42は、コンテキストに応じたタイミングでメッセージを提供する。また、提供部42は、取引対象に関する取引対象情報に基づくタイミングでメッセージを提供する。また、提供部42は、購買行動に応じて利用者が利用する端末装置に表示される画面において出力されるメッセージを提供する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者の購買行動のコンテキストに基づき、適切なメッセージを適切なタイミングで提供することができるため、電子商取引サービスにおける利用者の満足度を向上させることができる。
また、実施形態に係る情報提供装置10において、例えば、評価部44は、メッセージに対して利用者が肯定的であるかを評価する。また、評価部44は、取引対象を提供する提供者に対応するサイトを利用者が訪問した場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価する。また、評価部44は、取引対象を提供する提供者に対して利用者が投稿した評価が所定の閾値以上である場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価する。また、評価部44は、取引対象を利用者が再度購入した場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価する。また、評価部44は、取引対象に対して利用者が投稿した評価が所定の閾値以上である場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価する。また、評価部44は、取引対象を提供する電子商取引サービスにおいて、取引対象に関する情報を他の利用者と共有するための操作を利用者が行った場合は、メッセージに対して利用者が肯定的であると評価する。また、評価部44は、メッセージの評価を受け付けるためのコンテンツに対し利用者が入力した情報に基づき、メッセージに対して利用者が肯定的であるかを評価する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者に提供したメッセージを適切に評価し、モデルの学習を行うことができるため、モデルの精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る情報提供装置10において、例えば、学習部45は、利用者に関する利用者情報ごとにモデルを学習させる。また、学習部45は、利用者の属性ごとにモデルを学習させる。また、学習部45は、利用者が購買行動に至るまでの行動ごとにモデルを学習させる。また、学習部45は、メッセージが提供される際の利用者の感情ごとにモデルを学習させる。また、学習部45は、取引対象に関する取引対象情報ごとにモデルを学習させる。また、学習部45は、取引対象の売上状況ごとにモデルを学習させる。また、学習部45は、取引対象の在庫数ごとにモデルを学習させる。また、学習部45は、取引対象のカテゴリごとにモデルを学習させる。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、購買行動のコンテキストごとにモデルの学習を行い、コンテキストごとに適切なメッセージを出力させることができるため、電子商取引サービスにおける利用者の満足度を向上させることができる。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る情報提供装置10は、例えば、図6に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置10を例に挙げて説明する。図6は、情報提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、情報提供装置10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した情報提供装置10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、検知部は、検知手段や検知回路に読み替えることができる。
10 情報提供装置
20 通信部
30 記憶部
31 利用者情報データベース
32 取引対象情報データベース
33 モデルデータベース
40 制御部
41 検知部
42 提供部
43 取得部
44 評価部
45 学習部
100 端末装置

Claims (17)

  1. 購買行動のコンテキストが入力された場合に購買行動に応じたメッセージを出力するよう学習されたモデルに対し、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動のコンテキストを入力し、当該モデルから出力されたメッセージであって、当該利用者の購買行動のコンテキストが所定の条件を満たしたタイミングで当該利用者に提供されるメッセージが提供された後の当該利用者の行動情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された行動情報に基づいて、前記メッセージに対して前記利用者が肯定的であるかを評価する評価部と、
    前記評価部による評価結果を、前記モデルに学習させる学習部と
    を有することを特徴とする学習装置。
  2. 前記学習部は、
    前記利用者に関する利用者情報ごとに前記モデルを学習させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習装置。
  3. 前記学習部は、
    前記利用者の属性ごとに前記モデルを学習させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の学習装置。
  4. 前記学習部は、
    前記利用者が前記購買行動に至るまでの行動ごとに前記モデルを学習させる
    ことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  5. 前記学習部は、
    前記メッセージが提供される際の前記利用者の感情ごとに前記モデルを学習させる
    ことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  6. 前記学習部は、
    前記取引対象に関する取引対象情報ごとに前記モデルを学習させる
    ことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  7. 前記学習部は、
    前記取引対象の売上状況ごとに前記モデルを学習させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の学習装置。
  8. 前記学習部は、
    前記取引対象の在庫数ごとに前記モデルを学習させる
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の学習装置。
  9. 前記学習部は、
    前記取引対象のカテゴリごとに前記モデルを学習させる
    ことを特徴とする請求項6から8のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  10. 前記評価部は、
    前記取引対象を提供する提供者に対応するサイトを前記利用者が訪問した場合は、前記メッセージに対して前記利用者が肯定的であると評価する
    ことを特徴とする請求項1から9のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  11. 前記評価部は、
    前記取引対象を提供する提供者に対して前記利用者が投稿した評価が所定の閾値以上である場合は、前記メッセージに対して前記利用者が肯定的であると評価する
    ことを特徴とする請求項1から10のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  12. 前記評価部は、
    前記取引対象を前記利用者が再度購入した場合は、前記メッセージに対して前記利用者が肯定的であると評価する
    ことを特徴とする請求項1から11のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  13. 前記評価部は、
    前記取引対象に対して前記利用者が投稿した評価が所定の閾値以上である場合は、前記メッセージに対して前記利用者が肯定的であると評価する
    ことを特徴とする請求項1から12のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  14. 前記評価部は、
    前記取引対象を提供する電子商取引サービスにおいて、前記取引対象に関する情報を他の利用者と共有するための操作を前記利用者が行った場合は、前記メッセージに対して前記利用者が肯定的であると評価する
    ことを特徴とする請求項1から13のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  15. 前記評価部は、
    前記メッセージの評価を受け付けるためのコンテンツに対し前記利用者が入力した情報に基づき、前記メッセージに対して前記利用者が肯定的であるかを評価する
    ことを特徴とする請求項1から14のうちいずれか1つに記載の学習装置。
  16. コンピュータが実行する学習方法であって、
    購買行動のコンテキストが入力された場合に購買行動に応じたメッセージを出力するよう学習されたモデルに対し、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動のコンテキストを入力し、当該モデルから出力されたメッセージであって、当該利用者の購買行動のコンテキストが所定の条件を満たしたタイミングで当該利用者に提供されるメッセージが提供された後の当該利用者の行動情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された行動情報に基づいて、前記メッセージに対して前記利用者が肯定的であるかを評価する評価工程と、
    前記評価工程による評価結果を、前記モデルに学習させる学習工程と
    を含むことを特徴とする学習方法。
  17. 購買行動のコンテキストが入力された場合に購買行動に応じたメッセージを出力するよう学習されたモデルに対し、利用者の取引対象の購買に関連する購買行動のコンテキストを入力し、当該モデルから出力されたメッセージであって、当該利用者の購買行動のコンテキストが所定の条件を満たしたタイミングで当該利用者に提供されるメッセージが提供された後の当該利用者の行動情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された行動情報に基づいて、前記メッセージに対して前記利用者が肯定的であるかを評価する評価手順と、
    前記評価手順による評価結果を、前記モデルに学習させる学習手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする学習プログラム。
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