JP7249796B2 - スパウト付き容器及び容器用スパウト - Google Patents
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Description
特許文献1では、注出口部の内部に、液体内容物を注出するための孔設部が孔設されているため、注出口部をリサイクル樹脂により形成した場合、例えば、容器を輸送したり、店頭に展示したりしているときに、内容物が注出口部に触れて、内容物が汚染等されてしまう可能性がある。このように、スパウトを形成する樹脂として、リサイクル樹脂等の内容物に接触させたくない樹脂を用いることは困難であった。
図1に示すスパウト付容器100は、本発明のスパウト付容器の一実施形態であり、本発明の容器用スパウトの一実施形態である容器用スパウト1を備えている。
本実施形態のスパウト付容器100は、内容物の収容部25を備えた容器本体2と、筒状部11を備えた容器用スパウト1と、筒状部11に螺合されるキャップ3とを有している。スパウト付容器100の容器用スパウト1は、図2に示す容器用スパウト1を、容器本体2に固定することによって形成されている。より詳細には、図2に示す容器用スパウト1は、筒状部11と、容器本体2に固着される固着部19とを備えており、その容器用スパウトが、筒状部11が容器本体2から突出するように固定されている。筒状部11は、筒状部11の軸方向Zの一端部、より詳細には、筒状部11の突出方向の端部である上端部に上端開口部12を有している。キャップ3は、筒状部11に脱着自在に螺合可能である。
スパウト付容器100の筒状部11には、内部に内容物の注出路12Aが形成されている。筒状部11の上端開口部12は、内容物を注ぎだす際に注出口となることが好ましいが、それに制限されるものではなく、上端開口部12を覆うように、筒状部11に、ポンプディスペンサーやノズル付きのキャップを装着して、そのポンプディスペンサーやノズルを介して内容物が吐出又は注出されるようにしてもよい。
容器本体2を構成する各シート部間の接合や、容器本体2に固着部19を固着する接合の方法としては、ヒートシール、超音波シール、高周波シール、接着剤等の各種公知の方法を用いることができる。また、図1に示すスパウト付容器100は、容器本体2が可撓性のシート材からなるパウチ容器であるが、本発明のスパウト付容器における容器本体は、シート材からなるものに制限されず、射出成形等の型成形等によって形成されたプラスティック容器等であっても良い。また本発明のスパウト付容器は、自立可能なものに限られないが、自立可能な容器であることが好ましい。
キャップ3の一部と接触する内筒部4の上部の部位は、内筒部4を、その高さH2(図5(a)参照)を3等分して3領域に区分したときの最も上端側の領域であることが好ましく、前記高さH2を4等分して4領域に区分したときの最も上端側の領域であることがより好ましい。
内筒部4は、その上部における内面、外面及び上端面等の少なくとも一部分が、内筒部4の周方向の全域にわたって連続して、キャップ3の一部と接触することが好ましい。
トルク特性を向上させるための添加剤としては、パラフィンワックス等の炭化水素系物質、ステアリン酸等の脂肪酸、高級アルコール系物質、ステアリン酸アミド等の脂肪酸アミド系物質、ステアリン酸Ca等の金属せっけん系物質、グリセリンモノステアレート等のエステル系物質等が挙げられる。第2の樹脂として、トルク特性を向上させるための添加剤を含む樹脂を用いた場合は、螺合部材5のトルク特性を向上させることが可能となる。
第2の樹脂として、精製度の低い樹脂を用いた場合は、螺合部材5の製造コストを抑えることが可能となる。
尚、「内容物に移行させたくない成分を含む樹脂」とは、内容物に移行させたくない成分を、実際に含んでいる樹脂のみならず、実際には、内容物に移行させたくない成分を含んでいないが、一般的には、内容物に移行させたくない成分を含んでいると考えられている樹脂を含む意味である。
内筒部4の上端4aと螺合部材5の上端5aとの軸方向Zの高さ位置が一致していない場合は、図5に示すように、内筒部4の上部42が螺合部材5の上端5aよりも上方に延出して、内筒部4の上端4aが螺合部材5の上端5aよりも上方に位置していてもよい。このとき、内筒部4の上端4aが、筒状部11の上端11aとなる。
キャップ3Bは、第3の樹脂からなる外殻体30と、該外殻体30の内側に配置された、該外殻体30と異なる材料からなる封止部材60とを有している。
封止部材60は、該封止部材60から垂下するように環状のインナーリング65が形成されていてもよいし(図7(b)参照)、形成されていなくてもよい(図7(a)参照)。図7(b)に示すように、螺合部材5の上部53が内筒部4の上端4aよりも上方に延出している場合、封止部材60にはインナーリング65が形成されていることが好ましい。
また、キャップ3Bを有するスパウト付き容器100においては、キャップ3Bを閉蓋したときに、内容物がキャップ3Bを構成する外殻体30に接触することも防ぐことができるため、外殻体30を構成する第3の樹脂として、内容物に移行させたくない成分を含む樹脂を用いることができる。
図7(a)に示すキャップ3Bは、内筒部4の上端4aと螺合部材5の上端5aとの筒状部11の軸方向Zの高さ位置が一致している容器用スパウト1に限らず、図5(a)に示すような、内筒部4の上端4aが螺合部材5の上端5aよりも上方に延出している容器用スパウト1と組み合わせて用いてもよい。
キャップ3Cは、内周部に形成された螺条が間欠螺条33Cとなっている。間欠螺条33Cは、キャップ3Cの内周部に螺旋状に配された複数の凸部38からなる。
キャップ3Cの間欠螺条33Cを構成する樹脂は、螺合部材5の外周部に形成された螺条を構成する樹脂と同じ硬さであるか又は螺合部材5の外周部に形成された螺条を構成する樹脂よりも硬い。本実施形態では、キャップ3Cを構成する第3の樹脂が、螺合部材5を構成する第2の樹脂と同じ硬さであるか又は螺合部材5を構成する第2の樹脂よりも硬いことが好ましく、キャップ3Cを構成する第3の樹脂が、螺合部材5を構成する第2の樹脂よりも硬いことがより好ましい。具体的には、第3の樹脂としてバージン樹脂を用い、第2の樹脂としてリサイクル樹脂を用いることが好ましい。第2の樹脂及び第3の樹脂の硬さは、以下の方法により測定することができる。
樹脂の硬さの測定方法には種々あるが、歪―応力の相関についての硬さの指標として一般的には弾性率(ヤング率)を測定することが有効である。例えば、測定したい樹脂でダンベル試験片を作製し、それを用いて曲げ弾性率又は引っ張り弾性率の測定を行う。曲げ弾性率測定は、例えば、JIS K7171に規定される方法により行い、ダンベル試験片は、80×10×h4mmのものを用いる。引っ張り弾性率測定は、例えば、JIS K7161に規定される方法により行い、ダンベル試験片は、1A形もしくは1B形を用いる。
スパウト付き容器は、少なくとも水を収容して容器を室温で24時間倒立状態に保持する評価試験を行ったときに、水である内容物の螺合部材への接触が認められないことが好ましい。
例えば、内筒部4は、円筒状に代えて角筒状であってもよい。
また、本発明のスパウト付き容器は、容器本体とは別に製造した容器用スパウトを該容器本体に固着してなるものに限られず、例えば、内筒部及び固着部と容器本体部とが射出成形等の型成形等やブロー成形等により一体成形されたスパウト付き容器であっても良い。そのようなスパウト付き容器においても、内筒部の外周部に固定され、キャップと螺合するための螺条を有する環状の螺合部材を設け、キャップの閉蓋時に、内筒部の上部とキャップの一部とが接触して、該内筒部と該キャップとの間に、内容物を螺合部材に接触させる隙間が形成されないようにすることにより、前述したスパウト付容器100と同様の効果が得られる。また本発明のスパウト付き容器は、射出成形やブロー成形等の任意の方法により製造した容器本体に、別に製造した筒状体を固定して内筒部としたものであっても良い。また、前述した容器用スパウト1の筒状部11に関する構成や好ましい構成は、全部又は一部を、本発明のスパウト付き容器の筒状部に適用することもできる。
<1>
内容物の収容部を備えた容器本体と、上端開口部を有する筒状部を備えたスパウトと、該筒状部に螺合されるキャップとを有するスパウト付き容器であって、
前記スパウトの前記筒状部は、第1の樹脂からなる内筒部と、該内筒部の外周部に固定された、第2の樹脂からなる環状の螺合部材とを有し、該螺合部材は、外周部に前記キャップを螺合させるための螺条を有しており、
前記キャップを閉蓋したときに、前記内筒部の上部と該キャップの一部とが接触して、該内筒部と該キャップとの間に、前記内容物を前記螺合部材に接触させる隙間が形成されないようになされている、スパウト付き容器。
<2>
第2の樹脂が、前記内容物に移行させたくない成分を含む樹脂である、前記<1>に記載のスパウト付き容器。
<3>
前記キャップは、第3の樹脂からなる外殻体と、該外殻体の内側に配置され、該外殻体とは異なる材料からなる封止部材とを有しており、
前記キャップを閉蓋したときに、前記内筒部の上部と前記封止部材とが、前記隙間を生じないように接触する、前記<1>又は前記<2>に記載のスパウト付き容器。
<4>
第3の樹脂が、前記内容物に移行させたくない成分を含む樹脂である、前記<3>に記載のスパウト付き容器。
<5>
前記内容物に移行させたくない成分を含む樹脂が、リサイクル樹脂、トルク特性を向上させるための添加剤を含む樹脂、精製度の低い樹脂、又は樹脂の酸化劣化や色相変化を防止するための添加剤を含む樹脂である、前記<2>又は前記<4>に記載のスパウト付き容器。
<6>
前記内筒部の高さが、前記筒状部の高さの80%以上100%以下である、前記<1>~<5>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<7>
前記内筒部の上端と前記螺合部材の上端との高さ位置が一致しているか、又は前記内筒部の上端が前記螺合部材の上端よりも上方に位置している、前記<1>~前記<6>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<8>
前記キャップの内周部に、前記螺合部材と螺合するための螺条として、複数の凸部からなる間欠螺条が形成されており、
前記キャップの前記間欠螺条を構成する樹脂が、前記螺合部材の外周部に形成された螺条を構成する樹脂と同じ硬さであるか又はそれよりも硬い、前記<1>~前記<7>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<9>
前記内筒部は、その上部における内面、外面及び上端面等の少なくとも一部分が、該内筒部の周方向の全域にわたって連続して、前記キャップの一部と接触する、前記<1>~前記<8>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<10>
前記キャップの一部と接触する前記内筒部の上部の部位は、該内筒部を、その高さH2を3等分して3領域に区分したときの最も上端側の領域であることが好ましく、前記高さH2を4等分して4領域に区分したときの最も上端側の領域であることがより好ましい、前記<1>~前記<9>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<11>
第1の樹脂は、ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP)、ポリブテン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル、ナイロン等のポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ乳酸からなる群から選択される1種又は2種以上の合成樹脂である、前記<1>~前記<10>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<12>
第1の樹脂は、バージン樹脂である、前記<1>~前記<11>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<13>
第2の樹脂は、リサイクル樹脂である、前記<1>~前記<12>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<14>
前記螺合部材の上部が前記内筒部の上端よりも上方に延出しており、前記キャップは、インナーリングを有している、前記<1>~前記<13>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<15>
前記インナーリングは、前記キャップの閉蓋時に、前記内筒部の上部の内周面に当接する、前記<14>に記載のスパウト付き容器。
<16>
前記内筒部の高さH2は、前記筒状部の高さH1の80%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましく、95%以上であることが更に好ましい、前記<1>~前記<15>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<17>
前記キャップは、第3の樹脂からなる外殻体と、該外殻体の内側に配置された、該外殻体と異なる材料からなる封止部材とを有している、前記<1>~前記<16>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<18>
前記封止部材は、該封止部材から垂下するように環状のインナーリングが形成されている、前記<17>に記載のスパウト付き容器。
<19>
上端開口部を有する筒状部を備えた容器用スパウトであって、
前記筒状部は、第1の樹脂からなる内筒部と、該内筒部の外周部に固定された、第2の樹脂からなる環状の螺合部材とを有し、該螺合部材は、外周部に前記キャップを螺合させるための螺条を有しており、
前記内筒部の高さが、前記筒状部の高さの80%以上100%以下である、容器用スパウト。
<20>
第2の樹脂が、前記内容物に移行させたくない成分を含む樹脂である、前記<19>に記載の容器用スパウト。
<21>
前記内容物に移行させたくない成分を含む樹脂が、リサイクル樹脂、トルク特性を向上させるための添加剤を含む樹脂、精製度の低い樹脂、又は樹脂の酸化劣化や色相変化を防止するための添加剤を含む樹脂である、前記<20>に記載の容器用スパウト。
<22>
前記内筒部の上端と前記螺合部材の上端との高さ位置が一致しているか、又は前記内筒部の上端が前記螺合部材の上端よりも上方に位置している、前記<19>~前記<21>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<23>
第1の樹脂は、ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP)、ポリブテン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル、ナイロン等のポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ乳酸からなる群から選択される1種又は2種以上の合成樹脂である、前記<19>~前記<22>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<24>
第1の樹脂は、バージン樹脂である、前記<19>~前記<23>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<25>
第2の樹脂は、リサイクル樹脂である、前記<19>~前記<24>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
<26>
前記内筒部の高さH2は、前記筒状部の高さH1の80%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましく、95%以上であることが更に好ましい、前記<19>~前記<25>の何れか1に記載のスパウト付き容器。
1 容器用スパウト(スパウト)
11 筒状部
12 上端開口部
12A 注出路
19 固着部
2 容器本体
21 天面シート部
22 正面シート部
23 背面シート部
24 底面シート部
25 収容部
3,3B,3C キャップ
31 天面部
32 スカート部
33 螺条
35 インナーリング
4 内筒部
41 リブ
5 螺合部材
51 凹部
52 螺条
60 封止部材
65 インナーリング
H1 筒状部の高さ
H2 内筒部の高さ
Claims (9)
- 内容物の収容部を備えた容器本体と、上端開口部を有する筒状部を備えたスパウトと、該筒状部に螺合されるキャップとを有するスパウト付き容器であって、
前記スパウトの前記筒状部は、第1の樹脂からなる内筒部と、該内筒部の外周部に固定された、第2の樹脂からなる環状の螺合部材とを有し、該螺合部材は、外周部に前記キャップを螺合させるための螺条を有しており、
前記キャップを閉蓋したときに、前記内筒部の上部と該キャップの一部とが接触して、該内筒部と該キャップとの間に、前記内容物を前記螺合部材に接触させる隙間が形成されないようになされており、
前記内筒部の外周部にリブが設けられ、前記螺合部材の内周部に凹部が設けられており、
前記リブは、前記内筒部の軸方向に延びる縦リブと、前記内筒部の円周方向に延びる横リブとからなり、該縦リブは、前記軸方向の上側が先細りとなった形状を有しており、該横リブは、前記円周方向に長い略矩形形状を有しており、
前記凹部は、前記螺合部材の軸方向に延びる縦凹部と、該螺合部材の円周方向に延びる横凹部とを有しており、
前記縦リブと前記縦凹部とが嵌合し、前記横リブと前記横凹部とが嵌合することにより、前記内筒部の外周部に前記螺合部材が固定されている、スパウト付き容器。 - 第2の樹脂が、前記内容物に移行させたくない成分を含む樹脂である、請求項1に記載のスパウト付き容器。
- 前記キャップは、第3の樹脂からなる外殻体と、該外殻体の内側に配置され、該外殻体とは異なる材料からなる封止部材とを有しており、
前記キャップを閉蓋したときに、前記内筒部の上部と前記封止部材とが、前記隙間を生じないように接触する、請求項1又は2に記載のスパウト付き容器。 - 第3の樹脂が、前記内容物に移行させたくない成分を含む樹脂である、請求項3に記載のスパウト付き容器。
- 前記内容物に移行させたくない成分を含む樹脂が、リサイクル樹脂、トルク特性を向上させるための添加剤を含む樹脂、精製度の低い樹脂、又は樹脂の酸化劣化や色相変化を防止するための添加剤を含む樹脂である、請求項2又は4に記載のスパウト付き容器。
- 前記内筒部の高さが、前記筒状部の高さの80%以上100%以下である、請求項1~5の何れか1項に記載のスパウト付き容器。
- 前記内筒部の上端と前記螺合部材の上端との高さ位置が一致しているか、又は前記内筒部の上端が前記螺合部材の上端よりも上方に位置している、請求項1~6の何れか1項に記載のスパウト付き容器。
- 前記キャップの内周部に、前記螺合部材と螺合するための螺条として、複数の凸部からなる間欠螺条が形成されており、
前記キャップの前記間欠螺条を構成する樹脂が、前記螺合部材の外周部に形成された螺条を構成する樹脂と同じ硬さであるか又はそれよりも硬い、請求項1~7の何れか1項に記載のスパウト付き容器。 - 上端開口部を有する筒状部を備えた容器用スパウトであって、
前記筒状部は、第1の樹脂からなる内筒部と、該内筒部の外周部に固定された、第2の樹脂からなる環状の螺合部材とを有し、該螺合部材は、外周部にキャップを螺合させるための螺条を有しており、
前記内筒部の高さが、前記筒状部の高さの80%以上100%以下であり、
前記内筒部の外周部にリブが設けられ、前記螺合部材の内周部に凹部が設けられており、
前記リブは、前記内筒部の軸方向に延びる縦リブと、前記内筒部の円周方向に延びる横リブとからなり、該縦リブは、前記軸方向の上側が先細りとなった形状を有しており、該横リブは、前記円周方向に長い略矩形形状を有しており、
前記凹部は、前記螺合部材の軸方向に延びる縦凹部と、該螺合部材の円周方向に延びる横凹部とを有しており、
前記縦リブと前記縦凹部とが嵌合し、前記横リブと前記横凹部とが嵌合することにより、前記内筒部の外周部に前記螺合部材が固定されている、容器用スパウト。
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