JP7248949B2 - 消耗品発送システム、及び、消耗品発送装置 - Google Patents

消耗品発送システム、及び、消耗品発送装置 Download PDF

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Description

この発明は、画像形成装置などの機器に交換可能に設置されるトナー容器などの消耗品を発送するための、消耗品発送システム、消耗品発送装置、及び、機器に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置(機器)において、ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる複数色のトナーカートリッジ(複数種の消耗品)が交換可能に設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1におけるカラー画像形成装置には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーカートリッジが交換可能に設置されている。これらのトナーカートリッジは、それぞれ、内部に収容されたトナーが消費されて空になると、ユーザーによって新品のトナーカートリッジに交換される。
そして、4色のトナーカートリッジはすべて同時に交換時期を迎えるわけではなく、ユーザーがどのようなカラー画像を印刷するか、使用形態によって4色のトナーカートリッジの交換時期はばらつく。
一方、特許文献1には、ユーザーが限られた在庫スペース(備品スペース)に新品のカートリッジを在庫として効率的にストックすることを目的として、在庫数量、画像処理装置情報、予測交換時期を関連づけて、トナーカートリッジが交換されると、交換時期が早いと予測される色のトナーカートリッジから在庫補充する在庫管理装置が開示されている。
従来の技術は、ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる複数種の消耗品がバラバラに発送されていたため、手間も発送コストも大きくなっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる複数種の消耗品を交換するときの、手間や発送コストを低減することができる、消耗品発送システム、及び、消耗品発送装置を提供することにある。
この発明における消耗品発送システムは、ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる可能性がある複数種の消耗品がそれぞれ別々に交換可能に設置された機器と、前記複数種の消耗品のそれぞれについて容量の異なる数種類のものがリスト化されて、そのリスト化されたもののなかから発送指令をおこなう消耗品発送装置と、前記機器における前記複数種の消耗品のそれぞれの消耗の程度に関する情報を、前記機器から前記消耗品発送装置に向けて送信する通信手段と、を備え、前記消耗品発送装置は、前記通信手段によって送信され前記情報に基づいて前記機器における前記複数種の消耗品のうち1つの消耗品の交換時期が近づいて当該消耗品について発送指令をおこなう必要があると判断された場合に、前記情報に基づいて残りの消耗品についての交換時期を予測して、その予測結果から2回目以降の発送指令をおこなうときに前記複数種の消耗品のうち少なくとも2つの消耗品発送指令を同時におこなえるように前記リスト化された容量の異なる数種類のもののなかから最適な容量の組み合わせを決定して、その決定された容量の消耗品について発送指令をおこなうものである。
本発明によれば、ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる複数種の消耗品を交換するときの、手間や発送コストを低減することができる、消耗品発送システム、及び、消耗品発送装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における消耗品発送システムを示す全体構成図である。 画像形成装置における要部を示す概略図である。 画像形成装置においてトナー容器が設置される設置部を示す概略図である。 画像形成装置における制御を示すフローチャートである。 消耗品発送装置における制御を示すフローチャートである。 4色のトナー容器のそれぞれのトナー残量の変化の一例を示す棒グラフである。 消耗品発送装置において、トナー容量が異なる数種類のトナー容器のなかから、発送する1つのトナー容器を決定する制御を示すフローチャートである。 (A)4色のトナー容器のそれぞれのトナー残量の変化の一例を示すグラフと、(B)トナー容量が異なる数種類のトナー容器のそれぞれのトナー残量の変化の一例を示すグラフと、である。 4色のトナー容器の交換時期と、1色のトナー容量が異なる数種類のトナー容器の交換時期と、の一例を示すグラフである。 4色のトナー容器の交換サイクルの一例を示すグラフである。 従来の4色のトナー容器の交換サイクルの一例を示すグラフである。 変形例としての、(A)4色のトナー容器のそれぞれのトナー残量の変化の一例を示すグラフと、(B)4色のトナー容器の交換時期と1色のトナー容量が異なる数種類のトナー容器の交換時期との一例を示すグラフと、である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
最初に、図1にて、消耗品発送システム100について簡単に説明する。
図1に示すように、消耗品発送システム100は、機器としての画像形成装置1(カラー画像形成装置)に通信ネットワーク40を介して消耗品発送装置50が通信可能に接続されたものである。この消耗品発送システム100は、ユーザー先30に設置された画像形成装置1において適宜に交換を必要とする消耗品を、発送センター70の物流倉庫60からユーザー先30に発送するためのものである。
特に、本実施の形態では、そのような消耗品として、異なる色(ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C))のトナーをそれぞれ収納する4つの収納容器としてのトナー容器10K、10Y、10M、10Cを対象としている。
まず、図1、図2を用いて、機器としての画像形成装置1の構成・動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1の上方にある設置部22(トナー収容器受台)には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した複数種のトナー容器10K、10Y、10M、10Cが着脱可能(交換可能)に設置されている。
また、画像形成装置1の中央部には中間転写ベルト7が配設されている。そして、その中間転写ベルト7に対向するように、各色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部2K、2Y、2M、2Cが並設されている。
図2を参照して、ブラックに対応した作像部2Kは、感光体ドラム3(像担持体)と、感光体ドラム3の周囲に配設された帯電装置4、現像装置5、クリーニング装置6、除電装置、等で構成されている。そして、感光体ドラム3上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、除電工程)がおこなわれて、感光体ドラム3の表面にブラック画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部2Y、2M、2Cも、使用されるトナーの色が異なる以外は、ブラックに対応した作像部2Kとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部2Y、2M、2Cの説明を適宜に省略して、ブラックに対応した作像部2Kのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム3は、モータによって図2の反時計方向に回転駆動される。そして、帯電装置4の位置で、感光体ドラム3の表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム3の表面は、書込み装置11から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってブラックに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム3の表面は、現像装置5との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、ブラックのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム3の表面は、中間転写ベルト7及び第1転写ローラ8との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム3上のトナー像が中間転写ベルト7上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム3上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム3の表面は、クリーニング装置6との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム3上に残存した未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム3の表面は、除電装置との対向位置に達して、この位置で感光体ドラ3上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム3上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
上述した作像プロセスは、他の作像部2Y、2M、2Cでも、ブラック作像部2Kと同様におこなわれる。そして、現像工程を経て各感光体ドラム3上に形成した各色のトナー像が、中間転写ベルト7上に重ねて転写される。こうして、中間転写ベルト7上にカラー画像が形成される。
その後、図1を参照して、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト7は、2次転写ローラ19との対向位置(2次転写ニップ)に達する。そして、中間転写ベルト7上に形成されたカラー画像は、この2次転写ニップの位置に搬送された用紙等のシートP上に転写される。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送されるシートPは、画像形成装置1の下方に配設された給紙カセット9から、給紙ローラにより給送されて、搬送経路を経由して搬送されたものである。
そして、中間転写ベルト7上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対によってシートPが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、シートP上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写されたシートPは、定着装置20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び圧力ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像がシートP上に定着される(定着工程である。)。そして、定着工程後のシートPは、排紙ローラによる搬送によって、装置外へと排出される。
こうして、画像形成装置1における、一連の画像形成プロセスが完了する。
ここで、図2を参照して、現像装置5は、感光体ドラム3に対向する現像ローラや、現像ローラに対向するドクターブレードや、現像装置5内の現像剤を撹拌・搬送する搬送スクリュ、などで構成されている。
また、現像装置5内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤が収容されている。この現像剤中のトナーは、先に説明した現像工程にともない消費されるものであるため、その消費に応じてトナー容器10Kから補給装置13を介して現像装置5内に補給される。
詳しくは、現像装置5に設置されたトナー検知センサ14(磁気センサ)によって、現像装置5内に収容された現像剤のトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)が狙いの範囲を下回った状態が検知されると、現像装置3内のトナーが不足しているものとして、制御部25による駆動モータ15の制御によって補給装置13が駆動される。これにより、補給装置13によって、ブラック用の設置部22Kに設置されたブラック用のトナー容器10Kから、被補給部としてのブラック用の現像装置5にブラックトナーが供給されることになる。そして、そのような制御をおこなっても、トナー検知センサ14による検知によってトナーが不足した状態が続くものと判断された場合には、トナー容器10Kが空(トナーエンド)になったものとして、装置1の表示パネルに、その旨とトナー容器の交換を促す警告とを表示する。
なお、補給装置13が、トナー容器10Kから排出されたトナーが一時的に貯留されるサブホッパのように機能する場合には、補給装置13内に一定量以上のトナーがあるか否かを検知するトナー検知センサ(圧電センサ)を設置することもできる。
そして、他の作像部2Y、2M、2Cについても、同じようにトナー補給がおこなわれることになる。
具体的に、イエロー用の現像装置5におけるイエロートナーの消費の程度に応じて、イエロー用の設置部22Yに設置されたイエロー用のトナー容器10Yからイエロー用の現像装置5(被補給部)にイエロートナーが供給される。また、マゼンタ用の現像装置5におけるマゼンタトナーの消費の程度に応じて、マゼンタ用の設置部22Mに設置されたマゼンタ用のトナー容器10Mからマゼンタ用の現像装置5(被補給部)にマゼンタトナーが供給される。シアン用の現像装置5におけるシアントナーの消費の程度に応じて、シアン用の設置部22Cに設置されたシアン用のトナー容器10Cからシアン用の現像装置5(被補給部)にシアントナーが供給される。
ここで、これらの複数種の消耗品としてのトナー容器10K、10Y、10M、10C(色が異なるトナーがそれぞれ収納された複数の収納容器である。)は、ユーザーの使用形態によって消耗の程度(収納されたトナーの消費量である。)に違いが生じる。
例えば、ユーザーがカラー画像に比べてモノクロ画像を多く印刷する場合には、ブラック用のトナー容器10Kの消費スピード(消費量)が、その他のトナー容器10Y、10M、10Cのものに比べて大きくなる。また、ユーザーが赤系のカラー画像を多く印刷する場合には、マゼンタ用のトナー容器10Mの消費スピード(消費量)が大きくなる。
このように、本実施の形態における画像形成装置1は、ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる可能性がある複数種の消耗品がそれぞれ別々に交換可能に設置された機器であると言える。
そのため、4つのトナー容器10K、10Y、10M、10Cは、そのままでは、消耗の程度の違いによって交換時期(トナー容器内のトナー残量が空(トナーエンド)になって新しいものとの交換を要する時期である。)が常にバラバラになって、発送センター70から別々に発送されることになる。本実施の形態における消耗品発送システム100は、そのような手間や発送コストを低減するために発明されたものである。
以下、本実施の形態における消耗品発送システム100の構成・動作について詳述する。
冒頭に図1を用いて説明したように、消耗品発送システム100は、主として、機器としての画像形成装置1、消耗品発送装置50、通信手段としての通信ネットワーク40、などで構成されている。
消耗品発送装置50は、4色のトナー容器10K、10Y、10M、10C(複数種の消耗品)のそれぞれについて容量(トナーの容量)の異なる数種類のものがリスト化されていて、そのリスト化されたもののなかから発送指令をおこなう装置である。
通信ネットワーク40は、画像形成装置1(機器)における4色のトナー容器10K、10Y、10M、10C(複数種の消耗品)のそれぞれの消耗の程度に関する情報を、画像形成装置1(制御部25の送信部)から消耗品発送装置50(受信部51)に向けて送信する通信手段として機能する。
図1に示すように、消耗品発送装置50は、保守会社側の発送センター70に設置されていて、ユーザー先30(会社などである。)の画像形成装置1にインターネット回線などの通信ネットワーク40を介して接続されている。消耗品発送装置50には、通信ネットワーク40を介しての通信を可能とする受信部51や、受信部51で受信された情報に基づいてユーザーに発送すべき消耗品を決定するデータ処理部52(消耗品決定部)や、決定された消耗品をユーザーに発送する処理をおこなう発送処理部53(消耗品発送サーバー)などで構成されている。そして、発送処理部53で発送処理された内容に基づいて、物流倉庫60からユーザー先30に向けて、決定された消耗品が発送されることになる。
ここで、本実施の形態において、発送センターの物流倉庫60には、4色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cのそれぞれについて、収納されたトナー容量が少ない第1のトナー容器10K1、10Y1、10M1、10C1(図3参照)と、収納されたトナー容量が中程度の第2のトナー容器10K2、10Y2、10M2、10C2(図3参照)と、収納されたトナー容量が多い第3のトナー容器10K3、10Y3、10M3、10C3(図3参照)と、が在庫としてストックされている。本実施の形態において、第2のトナー容器10K2、10Y2、10M2、10C2のトナー容量は、機器着荷時に画像形成装置1に予め設置されたトナー容器10K0、10Y0、10M0、10C0のトナー容量と同等に設定されている。
そして、これらの4色のそれぞれトナー容量の異なる3種類のトナー容器10K1~3、10Y1~3、10M1~3、10C1~3についてのリストが、消耗品発送装置50の発送処理部53(又は、データ処理部52)に記憶されている。
他方、図3に示すように、画像形成装置1における4つの設置部22K、22Y、22M、22Cは、ぞれぞれに対応した3種類のトナー容器10K1~3、10Y1~3、10M1~3、10C1~3を設置可能に構成されている。
すなわち、本実施の形態における画像形成装置1(機器)は、4つのトナー容器10K、10Y、10M、10C(複数種の消耗品)がそれぞれ設置される位置に、それぞれ、消耗品発送装置50にリスト化された容量の異なる数種類のものの1つを設置可能に構成されている。
なお、本実施の形態では、トナー容量の異なる数種類のトナー容器10K1~3、10Y1~3、10M1~3、10C1~3の容積(容器自体の形状)が異なるように構成したが、それらの容積(容器自体の形状)は同じにして、そこに収納されるトナーの容量(トナー量)のみを異ならせるように構成することもできる。
そして、本実施の形態において、消耗品発送装置50は、通信ネットワーク40(通信手段)によって送信される情報(画像形成装置1における4色のトナー消費に関する情報である。)に基づいて、4色のトナー容器10K、10Y、10M、10C(複数種の消耗品)のうち少なくとも2色のトナー容器(2つの消耗品)の交換時期が略一致して発送指令を同時におこなえるように、リスト化された容量の異なる数種類のもののなかから最適な容量の組み合わせを決定している。
詳しくは、消耗品発送装置50は、通信ネットワーク40によって送信された情報に基づいて画像形成装置1における4色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cのうち1色のトナー容器(1つの消耗品)の交換時期が近づいて当該トナー容器について発送指令をおこなう必要があると判断された場合に、送信された情報に基づいて残りのトナー容器についての交換時期を予測して、その予測結果から2回目以降の発送指令をおこなうときに色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cのうち少なくとも2つのトナー容器の発送指令を同時におこなえるようにリスト化された容量の異なる数種類のもののなかから最適な容量の組み合わせを決定して、その決定された容量のトナー容器について発送指令をおこなう。
そして、そのように決定された最適な容量の組み合わせの2色以上のトナー容器(例えば、ブラック用の第1のトナー容器10K1と、イエロー用の第3のトナー容器10Y3と、である。)が、物流倉庫60からユーザー先30に向けて発送されることになる。
このように構成することで、ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる4色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cが常にバラバラに発送されることなく、複数色のトナー容器をまとめて効率的に発送することができるため、ユーザー先30のトナー容器の在庫を増やすことなく、全体的な発送回数が減ぜられて、手間や発送コストを低減することができる。
なお、本実施の形態では、簡単のため、消耗品発送装置50に通信ネットワーク40を介して1つのユーザー先30の1つの画像形成装置1を接続したが、消耗品発送装置に通信手段を介して1つのユーザー先の複数の画像形成装置をそれぞれ接続することもできるし、消耗品発送装置に通信手段を介して複数のユーザー先の1つ又は複数の画像形成装置をそれぞれ接続することもできる。そして、それら複数の画像形成装置から送信されるそれぞれの情報に基づいて、それらの画像形成装置のために最適な容量の組み合わせの消耗品を発送することができる。
また、消耗品発送装置50において、データ処理部52と発送処理部53とは、分離独立させてインターネット回線等の通信ネットワークを介してそれぞれ接続してもよいし、一体的に1つのコンピュータの中に構成してもよい。
ここで、本実施の形態における消耗品発送システム100では、トナー容器10K、10Y、10M、10C(収納容器)に収納されたトナーの残量が所定値(閾値A)まで減少したときに、そのトナー容器の交換時期が近づいたものと判断される。
このような判断は、画像形成装置1(制御部25の演算部)の側でおこなうこともできるし、消耗品発送装置50(データ処理部52)の側でもおこなうことができるが、本実施の形態では前者でおこなっている。
詳しくは、本実施の形態において、トナー消費量(消耗の程度)は、トナー容器(収納容器)に収容されたトナーを現像装置5(被補給部)に補給する補給装置13(駆動モータ15)の駆動時間に基づいて求めている。具体的に、現像装置5にトナーを補給するための補給装置13を駆動する駆動モータ15(図2参照)の累積駆動時間からトナー消費量を推定して、トナー容器内のトナー残量を算出する。そして、そのようにして求めたトナー残量やトナー消費量を毎日記録して、一日当たりのトナー消費スピードを求めることで、そのトナー容器の交換時期を予測する。そして、消耗品発送装置50では、これらの予測データに基づいて、ユーザー先30で画像形成装置1のダウンタイムが生じないように、早すぎず遅すぎない最適なタイミングで、最適な容量の組み合わせのトナー容器を発送する。
なお、本実施の形態において、トナー消費量(消耗の程度)は、トナー容器に収容されたトナーの色の画像を形成するときの、その画像の画素数に基づいて求めることもできる。具体的に、書込み装置11によって感光体ドラム3上に潜像を形成するときの(露光工程時である。)、累積画素数から画像1枚当たりのトナー消費量を推定して、トナー容器内のトナー残量を算出する。そして、そのようにして求めたトナー残量やトナー消費量を毎日記録して、一日当たりのトナー消費スピードを求めることで、そのトナー容器の交換時期を予測することになる。
以下、図4~図10等を用いて、消耗品発送システム100でおこなわれる制御や、具体的な動作例などについて、さらに補足的に説明する。
最初に、画像形成装置1の側で、図4に示すような制御がおこなわれる。
画像形成装置1では、まず、各色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cのトナー残量が、制御部25の演算部によって求められる(ステップS1)。そして、そのトナー残量が、予め定められた閾値Aを下回っているかが判別される(ステップS2)。その結果、トナー残量が閾値Aを下回っているトナー容器が1つでもあると判別されると、そのトナー容器を含めて4つのすべてのトナー容器10K、10Y、10M、10Cのトナー残量と1日当たりのトナー消費スピードとが求められる(ステップS3)。そして、トナー容器の発注に合わせて、4つのすべてのトナー容器10K、10Y、10M、10Cの消耗の程度(トナー残量と1日当たりのトナー消費スピードとである。)に関する情報が、通信ネットワーク40を介して消耗品発送装置50に送信される(ステップS4)。
なお、上述した「閾値A」は、発送センター70からユーザー先30に新しい交換用のトナー容器が届くまでの日数を考慮しつつ、画像形成装置1にダウンタイムが生じないように設定されている。
一方、消耗品発送装置50の側では、ステップS4の情報が受信されると、図5に示すように、まず、その情報に基づいて、データ処理部52で、同時発送可能な最適な容量の組み合わせのトナー容器(トナー容器の容量)が決定される(ステップS5)。
そして、ステップS5で決定したトナー容器の組み合わせについての情報を発送処理部53に送信する(ステップS6)。そして、発送処理部53で、決められた容量のトナー容器をユーザー先30に発送する手続きがおこなわれる。その手続きに基づいて、物流倉庫60からユーザー先30に最適な組み合わせのトナー容器が同時発送されることになる。
次に、図6を用いて、交換用のトナー容器が発送されるまでの大まかな手順について説明する。
図6(A)に示すように、ユーザー先30に画像形成装置1が着荷されたとき(使用開始時)、4色(KCMY)のトナー容器10K、10Y、10M、10Cのトナー残量は100%となっている。
そして、図6(B)に示すように、ユーザーによる印刷動作にともない、トナー容器10K、10Y、10M、10Cのトナー残量は徐々に減少していくことになるが、そのユーザーの使用形態によって4つのトナー容器10K、10Y、10M、10Cの消費はバラバラになる。図6(B)の例では、シアン用のトナー容器10Cが最初にトナーエンド(残量0%)を迎えて、そのときに他の3つのトナー容器10K、10Y、10Mのトナー残量は0%になっていない予測状態を示している。そして、そのような予測(各色の残量と消費スピードとに関する予測情報である。)が消耗品発送装置50に送信されて、最適な容量の組み合わせのトナー容器(少なくとも最初に交換時期を迎えるシアンのトナー容器10Cは含まれている。)が決定されて、それらがユーザー先30に発送されることになる。
そして、ユーザー先30では、発送されたトナー容器を適宜に画像形成装置1に装着することになるが、そのときのトナー容器の容量は着荷時のものと異なる場合があるため、図6(C)に示すように、交換したシアン用のトナー容器10Cの残量が着荷時のものに比べて多くなることがある。
次に、図7等を用いて、図6の例のようにシアン用のトナー容器10Cが最初に交換時期を迎えるときに、発送するシアン用のトナー容器10Cの容量を決定するための、消耗品発送装置50の制御について説明する。
まず、画像形成装置1から送信された残量や消費スピードの情報から、KYM(ブラック、イエロー、マゼンタ)のトナーが交換時期を迎えるタイミングが計算される(ステップS7)。このとき、図8(A)に示すような、交換時期が予測されたものとする。
その後、容量が異なる交換用のシアン(C)のトナー容器10C1~10C3(C1~C3)について、画像形成装置1から送信されたシアン(C)の残量や消費スピードの情報から、それぞれの交換後の2回目の交換時期について予測する(ステップS8)。このとき、図8(B)に示すような、交換時期が予測されたものとする。
その後、ステップS7、S8の予測結果に基づいて、KYMの交換時期と、C1~C3の交換時期と、を比較する(ステップS9)。そして、KYMの交換時期と、C1~C3の交換時期と、の間に交換時期(日数)の差が閾値Bより小さくなる組み合わせが存在するかが判別される(ステップS10)。
その結果、交換時期の差が閾値Bより小さくなる組み合わせが1組であるかが判別されて(ステップS11)、その結果、その組み合わせが1組である場合にはその組み合わせに決定して発送指令をおこない(ステップS12)、その組み合わせが複数組ある場合には容量が大きくなる組み合わせ(交換時期が遅くなる組み合わせ)に決定して発送指令をおこなう(ステップS13)。
これに対して、ステップS10で、交換時期の差が閾値Bより小さくなる組み合わせがないものと判別された場合には、ユーザー先30での在庫をかかえる期間ができるだけ短くなるように、交換用のシアンのトナー容器10C1~10C3のなかから最も交換時期の差分が小さくなるものを発送用として決定して、別の色のものを組み合わせて発送処理をおこなう(ステップS14)。
具体的に、図7のステップS10以降の制御フローについて、図9に示すように、KYMの交換時期と、C1~C3の交換時期と、が予測された場合であって、閾値Bが3日に設定された場合について説明する。
図9の例では、Kの交換時期とC1の交換時期との差が1日であって、Yの交換時期とC2の交換時期との差が7日であって、Yの交換時期とC3の交換時期との差が5日となっている。そのため、交換時期の差が閾値B(3日)より小さくなる組み合わせとなる、ブラック用のトナー容器10Kと、シアン用の第1のトナー容器10C1と、の組み合わせが決定されて、それらが同時発送されることになる。そして、ユーザー先30の画像形成装置1では、ブラックのトナー容器10Kが交換時期を迎えるときに、ほぼ同時期にシアン用のトナー容器10C1が交換時期(2回目の交換時期である。)を迎えることになる。
このように1つのトナー容器が交換時期を迎えたとき、まだ交換時期になっていない色のトナー容器の交換時期に合わせるように、交換時期を迎えたトナー容器について交換品の容量を選定することで、次回の交換時期は少なくとも2色のトナー容器がほぼ同時に交換時期を迎えることになる。そのため、2色のトナー容器をまとめて発送することができて、発送の手間やコストを低減することができる。
そして、このようなサイクルを繰り返しておこなうことで、やがて、図10に示すように、4色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cの交換時期が近くなっていき、最終的には4色同時に交換時期を迎えることが可能になり、上述したメリットがさらに大きくなる。
なお、図11は、従来における4色のトナー容器の交換サイクルの一例を示すグラフである。
図11に示すように、従来は、各色のトナー容器がバラバラのタイミングで交換時期を迎えるため、大きな手間や発送コストがかかっていた。
これに対して、本実施の形態では、そのような手間や発送コストを減ずることが可能になる。
<変形例>
変形例における画像形成装置1は、4色のトナー容器10K、10Y、10M、10C(複数の収納容器)にそれぞれ収容されたトナーの消費量を別々に調整する「調整モード」を実行可能に構成されている。そして、画像形成装置1では、4色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cのそれぞれのトナー消費量に関する情報に基づいて少なくとも2つの収納容器の交換時期が一致するように「調整モード」が実行される。
詳しくは、この「調整モード」は、4色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cにそれぞれ収容されたトナーのトナー消費スピードとトナー残量とに基づいて消費量を変化させるものである。具体的に、作像部において、紙間のタイミングでダミーの画像を感光体ドラム3上に形成することで、トナー容器内からトナーが消費されるスピードを早めたり、感光体ドラム3上に形成される画像の画像濃度が低くなるように現像バイアスを調整することで、トナー容器内からトナーが消費されるスピードを遅くしたりしている。そして、少なくとも2色のトナー容器の交換時期の差がなるべく小さくなるように、それらについて予測されるトナー消費スピードやトナー残量に基づいて、調整モードによって少なくとも1色のトナー容器のトナー消費スピードを調整する。
具体例として、図12(A)に示すように、各色KYMCの交換時期が予測されたものとする。そして、先に図7の制御フローにおけるステップS9において、図12(B)に示すように、シアンが交換時期を迎えたときに、交換用の第1のトナー容器10C1の交換時期と、ブラック(K)のトナー容器10Kの交換時期と、の差が5日と予測されたものとする。また、交換用の第3のトナー容器10C3の交換時期と、マゼンタ(M)のトナー容器10Mの交換時期と、の差が10日と予測されたものとする。その場合、どちらも閾値Bである3日を超えているため、図7の制御フローにのっとって、最も交換時期の差が小さくなる第1のトナー容器10C1が交換用のものとして選択されることになる。
ここで、この変形例では、このような場合に、上述した「調整モード」が実行されることになる。詳しくは、図12(B)のような交換時期の予測がされたときに、交換時期を迎えたシアン以外の色(KMC)のうち、最も交換時期の差が小さいものとして選択された色について、その色の消費量を削減することになる。図12(B)の例では、ブラック(K)の交換時期を、シアン用の第1のトナー容器10C1の交換時期に合わせるように、ブラックのトナー消費量を減少する割合を算出する。そして、そのように消耗品発送装置50の側で算出された値(情報)は、通信ネットワーク40を介して、消耗品発送装置50から画像形成装置1に送信される。そして、そのように送信された情報に基づいて、画像形成装置1において、ブラックのトナー容器10Kのトナー消費量(消費スピード)を減ずるように「調整モード」を実行する。
このような制御をおこなうことで、少なくとも2色のトナー容器の交換時期の差を小さくすることができるため、交換用のトナー容器を発送するときの手間や発送コストを減ずることができる。
なお、この変形例では、トナー消費量を調整する割合を、消耗品発送装置50の側で算出したが、画像形成装置1の側でおこなうこともできる。予め画像形成装置1の側に交換用のトナー容器の容量を記憶部に記録しておくことで、図12(B)に示すような交換時期の予測をして、そのような算出をおこなうことが可能になる。
以上説明したように、本実施の形態における消耗品発送システム100は、画像形成装置1(機器)にそれぞれ別々に交換可能に設置された複数色のトナー容器10K、10Y、10M、10C(複数種の消耗品)のそれぞれについて容量の異なる数種類のものがリスト化されて、そのリスト化されたもののなかから発送指令をおこなう消耗品発送装置50が設けられている。また、画像形成装置1における複数色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cのそれぞれの消耗の程度に関する情報を、画像形成装置1から消耗品発送装置50に向けて送信する通信ネットワーク40(通信手段)が設けられている。そして、消耗品発送装置50は、通信ネットワーク40によって送信される情報に基づいて、複数色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cのうち少なくとも2つのトナー容器の交換時期が略一致して発送指令を同時におこなえるように、そのリスト化された容量の異なる数種類のもののなかから最適な容量の組み合わせを決定する。
これにより、ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる複数色のトナー容器10K、10Y、10M、10C(複数種の消耗品)を交換するときの、手間や発送コストを低減することができる。
なお、本実施の形態では、ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる可能性がある複数種の消耗品として複数色のトナー容器10K、10Y、10M、10Cを発送するための消耗品発送システム100に対して、本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されず、その他の複数種の消耗品(例えば、インクジェット用の複数色のインクがそれぞれ収容された複数色の収納容器などである。)を発送するための消耗品発送システムに対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、機器としてカラー画像形成装置1用に消耗品を発送するための消耗品発送システム100に対して、本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されず、その他の機器用に消耗品を発送するための消耗品発送システムに対しても、当然に本発明を適用することができる
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(機器)、
5 現像装置(被補給部)、
10K、10Y、10M、10C トナー容器(消耗品、収納容器)、
11 書込み装置、
13 補給装置、
14 トナー検知センサ、
22K、22Y、22M、22C 設置部、
30 ユーザー先、
40 通信ネットワーク(通信手段)、
50 消耗品発送装置、
51 受信部、
52 データ処理部(消耗品決定部)、
53 発送処理部(消耗品発送サーバー)、
70 発送センター、
100 消耗品発送システム。
特開2012-123311号公報

Claims (8)

  1. ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる可能性がある複数種の消耗品がそれぞれ別々に交換可能に設置された機器と、
    前記複数種の消耗品のそれぞれについて容量の異なる数種類のものがリスト化されて、そのリスト化されたもののなかから発送指令をおこなう消耗品発送装置と、
    前記機器における前記複数種の消耗品のそれぞれの消耗の程度に関する情報を、前記機器から前記消耗品発送装置に向けて送信する通信手段と、
    を備え、
    前記消耗品発送装置は、前記通信手段によって送信された前記情報に基づいて前記機器における前記複数種の消耗品のうち1つの消耗品の交換時期が近づいて当該消耗品について発送指令をおこなう必要があると判断された場合に、前記情報に基づいて残りの消耗品についての交換時期を予測して、その予測結果から2回目以降の発送指令をおこなうときに前記複数種の消耗品のうち少なくとも2つの消耗品の発送指令を同時におこなえるように前記リスト化された容量の異なる数種類のもののなかから最適な容量の組み合わせを決定して、その決定された容量の消耗品について発送指令をおこなうことを特徴とする消耗品発送システム。
  2. 前記機器は、カラー画像を形成する画像形成装置であって、
    前記複数種の消耗品は、色が異なるトナー又はインクがそれぞれ収納された複数の収納容器であって、
    前記消耗の程度は、前記収納容器に収納されたトナー又はインクの消費量であって、
    前記消耗品発送装置は、前記複数の収納容器のそれぞれについてトナー又はインクの容量の異なる数種類のものがリスト化され、
    前記収納容器に収納されたトナー又はインクの残量が所定値まで減少したときに当該収納容器の交換時期が近づいたものと判断されることを特徴とする請求項1に記載の消耗品発送システム。
  3. 前記消費量は、前記収納容器に収容されたトナー又はインクを被補給部に補給する補給装置の駆動時間に基づいて求められることを特徴とする請求項2に記載の消耗品発送システム。
  4. 前記消費量は、前記収納容器に収容されたトナー又はインクの色の画像を形成するときの当該画像の画素数に基づいて求められることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の消耗品発送システム。
  5. 前記画像形成装置は、前記複数の収納容器にそれぞれ収容されたトナー又はインクの消費量を別々に調整する調整モードを実行可能に構成され、前記複数の収納容器のそれぞれの消費量に関する情報に基づいて少なくとも2つの収納容器の交換時期が一致するように前記調整モードを実行することを特徴とする請求項2~請求項4のいずれかに記載の消耗品発送システム。
  6. 前記調整モードは、前記複数の収納容器にそれぞれ収容されたトナー又はインクの消費スピードと残量とに基づいて消費量を変化させることを特徴とする請求項5に記載の消耗品発送システム。
  7. 前記機器は、前記複数種の消耗品がそれぞれ設置される位置に、それぞれ、前記リスト化された容量の異なる数種類のものの1つを設置可能に構成されたことを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載の消耗品発送システム。
  8. ユーザーの使用形態によって消耗の程度に違いが生じる可能性がある複数種の消耗品がそれぞれ別々に交換可能に設置された機器に対して、通信手段を介して通信可能に接続された消耗品発送装置であって、
    前記複数種の消耗品のそれぞれについて容量の異なる数種類のものがリスト化されて、そのリスト化されたもののなかから発送指令をおこなうことができるように構成され、
    前記機器における前記複数種の消耗品のそれぞれの消耗の程度に関する情報が、前記機器から前記通信手段を介して送信され、
    前記通信手段によって送信された前記情報に基づいて前記機器における前記複数種の消耗品のうち1つの消耗品の交換時期が近づいて当該消耗品について発送指令をおこなう必要があると判断された場合に、前記情報に基づいて残りの消耗品についての交換時期を予測して、その予測結果から2回目以降の発送指令をおこなうときに前記複数種の消耗品のうち少なくとも2つの消耗品の発送指令を同時におこなえるように前記リスト化された容量の異なる数種類のもののなかから最適な容量の組み合わせを決定して、その決定された容量の消耗品について発送指令をおこなうことを特徴とする消耗品発送装置。
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