JP7346100B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態を示す電子写真方式を用いた画像形成装置の概略構成の一例を示す図である。
記録材Sは、記録材収納部151内のリフトアップ装置152上に積載される形で収納されている。記録材収納部151に収納されている記録材Sは、給紙ローラ153により画像形成タイミングに合わせて給紙される。もちろん、他の給紙方式であってもいい。
以上説明した二次転写部までの記録材Sの搬送プロセスに対して、同様のタイミングで二次転写部までの画像形成プロセスについて説明する。
本実施形態では、画像形成装置101は、画像形成部110Yと、画像形成部110Mと、画像形成部110Cと、画像形成部110Kとを有する。画像形成部110Yは、イエロー(Y)のトナーにより画像を形成する。画像形成部110Mは、マゼンタ(M)のトナーで画像形成する。画像形成部110Cは、シアン(C)のトナーで画像形成する。画像形成部110Kは、ブラック(Bk)のトナーで画像形成する。
スキャナユニット117は、レーザー、ポリゴンミラー補正系レンズを含み、画像信号に応じて変調されたレーザー光を出力する。
感光体クリーナ116は、感光体111上に残った転写残トナーを回収する。回収されたトナーは、再び次の画像形成のために備えられる。
中間転写ベルト1は、駆動部材と二次転写内部材を兼ねる二次転写内駆動ローラ2、中間転写ベルト1に所定の張力を付与するテンションローラ3、及び、張架部材である二次転写前ローラ4によって張架されている。中間転写ベルト1は、図中矢印Vの方向へと搬送駆動されるベルト部材である。テンションローラ3と二次転写前ローラ4の間には、中間転写ベルト1を感光体111に当接させるための一次転写ローラ115が配設されている。
上述したように、記録材Sの搬送プロセスおよび画像形成プロセスを以って、二次転写部において中間転写ベルト1に形成されたフルカラーのトナー像は、記録材S上に二次転写される。その後、記録材Sは、定着前搬送部157により定着装置158へと搬送される。定着装置158には様々な構成および方式があるが、図1の例では、対向する定着ローラ159および加圧ローラ160が形成する定着ニップ内で所定の加圧力と熱量を与えて記録材S上にトナー像を溶融固着させるものである。ここで、定着ローラ159は内部に熱源となるヒータを備え、加圧ローラは定着ローラ159に向かって付勢されている。
トナーボトル600は、画像形成装置101に着脱可能に構成されている。トナーボトル600は画像形成装置101内に設けられたボトルマウント(不図示)に装着されることで、トナーボトル600の補給口に設けられた図示しない補給口シャッター(不図示)が開放される。
図3は、現像器114による現像構成の一例を示す図である。
現像器114は、現像剤としてトナーと磁性キャリアを混合させた二成分現像剤を使用するものとする。図2に示したように、トナーは、画像形成装置101にセットされたトナーボトル600(図2参照)から、現像器114の中に供給される。
FB制御では、現像器114内のトナー量の測定結果からトナー量の目標値からの不足分から補給量を決定する。
FF制御では、形成される画像の画像情報に基づいて作像プロセスにより消費されるトナー量(トナー消費量)を予測して、予測消費量から補給量を決定する。
本実施形態では、FB制御とFF制御の両方を組み合わせて採用している。
図4は、本実施形態のトナー補給量制御に係るコントローラの一例を示す図である。
画像形成装置101は、コントローラ1100を備える。
コントローラ1100は、現像器114へのトナー補給を制御する。
画像コントローラ1200には、上述したFF制御に用いられる画像情報を取得するため、ビデオカウンタ66が設けられている。
ビデオカウンタ66は、入力された画像データに基づいて、1ページ分の画像に含まれる画素毎の濃度の総和を計数する。
ここでFF制御におけるビデオカウント処理に関して、詳細に説明する。
FF制御により現像器114にトナーを補給する場合、現像器114内のトナー量を一定に保つためには現像動作が行われてトナーが消費されるタイミングに合わせて、必要なトナー量を補給する必要がある。
S21において、コントローラ1100は、ビデオカウントをビデオカウント記憶部1108に、ビデオカウントと同時入力されたビデオカウント番号をビデオカウント番号記憶部1109に、それぞれ格納する。
S23において、コントローラ1100は、上記ビデオカウント番号と一致する画像先端位置番号が画像先端位置番号記憶部1107に格納されているか否かを判定する。そして、上記ビデオカウント番号と一致する画像先端位置番号が画像先端位置番号記憶部1107に格納されている場合(S23でYesの場合)、コントローラ1100は、S33に処理を進める。S33以降の処理については後述する。
S25において、コントローラ1100は、画像先端位置情報を画像先端位置情報記憶部1106に、画像先端位置情報と同時入力された画像先端位置番号を画像先端位置番号記憶部1107に、それぞれ格納する。
さらにS27において、コントローラ1100は、上記画像先端位置番号と一致するビデオカウント番号がビデオカウント番号記憶部1109に格納されているか否かを判定する。そして、上記画像先端位置番号と一致するビデオカウント番号がビデオカウント番号記憶部1109に格納されている場合(S27でYesの場合)、コントローラ1100は、S33に処理を進める。
S29において、コントローラ1100は、ビデオカウントをビデオカウント記憶部1108に、ビデオカウントと同時入力されたビデオカウント番号をビデオカウント番号記憶部1109に、それぞれ格納する。
S31において、コントローラ1100は、上記ビデオカウント番号と一致する画像先端位置番号が画像先端位置番号記憶部1107に格納されているか否かを判定する。そして、上記ビデオカウント番号と一致する画像先端位置番号が画像先端位置番号記憶部1107に格納されていない場合(S31でNoの場合)、コントローラ1100は、S24に処理を戻す。
S36において、コントローラ1100は、トナー消費量算出部1102でビデオカウントを使用したトナー消費量を計算(予測)し、S37に処理を進める。S37以降の処理については説明済みのため省略する。
<ビデオカウントが画像先端位置情報に先行して補給制御演算部に入力された場合>
この場合、補給制御演算部1101にビデオカウントが入力されるタイミングでは、ビデオカウント番号と一致する画像先端位置番号は画像先端位置番号記憶部1107に格納されていない。このため、補給制御演算部1101へのビデオカウント入力時のビデオカウント番号と画像先端位置番号記憶部1107に格納されている番号との照合では、一致する番号は検出されない(S20、S22、S23)。
その後、補給制御演算部1101に画像先端位置情報が入力された時の画像先端位置番号とビデオカウント番号記憶部1109に格納されている番号との照合において、画像先端位置番号と一致する番号が見つけられる(S24~S27)。
これにより、画像先端位置情報の入力タイミングを基に計算された所定タイミングT2において、補給量算出部1103でビデオカウントを用いたFF制御とFB制御を併せて補給量の計算が行われる(S33、S34、S37)。
補給制御演算部1101に画像先端位置情報が入力されるタイミングでは、画像先端位置番号と一致するビデオカウント番号はビデオカウント記憶部1108に格納されていない。このため、補給制御演算部1101への画像先端位置情報入力時の画像先端位置番号とビデオカウント番号記憶部1109に格納されている番号との照合では、一致する番号は検出されない(S24、S26、S27)。
その後、補給制御演算部1101にビデオカウントが入力された時のビデオカウント番号と画像先端位置番号記憶部1107に格納されている番号との照合において、ビデオカウント番号と一致する番号が検出される(S28~S31)。
さらに、画像先端位置情報やビデオカウントを識別する方法として番号を用いたが、番号に限られるものではなく、文字列や数字を含む文字列等であってもよい。
上記第1実施形態では、ページごとの画像先端位置情報とページごとの画像情報とに基づいてFF制御によるトナー補給量を決定する構成について説明した。第2実施形態では、ページを画像先端から所定長さごとに区切った区間ごとにFF制御によるトナー補給量を決定する構成について説明する。
すなわち、所定単位(ページ単位、区間単位、その他でもよい)の画像を形成する際の先端位置情報、所定単位の画像のビデオカウントを用いる構成であればよい。
これにより、第1実施形態と同様の効果を奏する。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
114 現像器
66 ビデオカウンタ
1100 コントローラ
1105 記憶領域
1102 トナー消費量算出部
1103 補給量算出部
1104 補給動作制御部
Claims (7)
- 画像データに基づいて形成された潜像を現像器に収容されるトナーを用いて現像してトナー画像を形成する画像形成手段と、前記現像器にトナーを補給する補給手段とを備える画像形成装置であって、
前記画像形成手段で所定単位の画像を形成する際の動作情報に対して、該所定単位の画像の識別情報を付与する第1付与手段と、
前記画像形成手段で前記所定単位の画像を形成するための画像データに基づき生成される画像情報に対して、該所定単位の画像の識別情報を付与する第2付与手段と、
前記動作情報に基づく所定タイミングで、該動作情報に付与された識別情報に対応する識別情報が付与された前記画像情報に基づきトナーの消費量を予測する予測手段と、
前記予測されたトナーの消費量に基づき前記補給手段によるトナーの補給量を制御する制御手段と、
前記現像器に収容されるトナーの残量を検出する検出手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記所定タイミングで、前記トナーの消費量が予測が可能な場合、前記トナーの消費量及び前記検出されたトナーの残量に基づき前記トナーの補給量を制御し、
前記所定タイミングで、前記トナーの消費量の予測ができない場合、前記検出されたトナーの残量に基づき前記補給手段によるトナーの補給量を制御する、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記識別情報が付与された画像情報を複数記憶可能な記憶手段を有し、
前記予測手段は、
前記動作情報を取得した際に、該動作情報に付与された識別情報に対応する識別情報が付与された前記画像情報が前記記憶手段に記憶されていない場合には、その後に取得される該画像情報に基づきトナーの消費量を予測し、
前記動作情報を取得した際に、該動作情報に付与された識別情報に対応する識別情報が付与された前記画像情報が前記記憶手段に記憶されている場合には、該記憶されている画像情報に基づきトナーの消費量を予測する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補給手段は、前記トナーの補給を行ってから所定時間はトナーの補給が禁止され、
前記予測手段は、前記動作情報に基づく所定タイミングより後に、該動作情報に付与された識別情報に対応する識別情報が付与された前記画像情報が取得された場合、該所定タイミングから前記所定時間が経過した後に、該画像情報に基づきトナーの消費量を予測する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記動作情報は、前記画像形成手段による前記所定単位の画像の形成開始を示す情報である、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像情報は、前記画像形成手段で前記所定単位の画像を形成するための画像データの画素毎の濃度の総和に基づく情報であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記所定単位の画像は、ページ単位の画像である、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記所定単位の画像は、ページを所定の区間で区切った区間単位の画像である、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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