JP7248165B2 - システム - Google Patents
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Description
[複合機10の全体構成]
複合機10は、インクジェット記録方式でシート12に画像を記録するプリンタ部11を有している。また、複合機10は、ファクシミリ機能、スキャン機能、及びコピー機能などの各種の機能を有していてもよい。複合機10は、システムの一例である。図1に示されるように、プリンタ部11は、給送トレイ15と、排出トレイ16と、給送ローラ23と、搬送ローラ対25と、排出ローラ対27と、記録部24と、プラテン26とを有する。
図1に示されるように、給送トレイ15は、各々が積層された複数のシート12を支持する。排出トレイ16は、給送トレイ15の上方に配置されている。排出トレイ16は、記録部24及びプラテン26の間から排出ローラ対27によって排出されたシート12を支持する。給送ローラ23は、不図示のモータによって駆動されることによって、給送トレイ15に支持されたシート12を搬送路17へ給送する。
搬送路17は、ガイド部材18、19、記録部24、プラテン26等によって形成される空間を指す。ガイド部材18、19と、記録部24及びプラテン26とは、それぞれがプリンタ部11の内部において所定間隔で対向する。搬送路17は、給送トレイ15の後端部から上方に延びつつUターンし、記録部24に対面する位置を経由して排出トレイ16に至る経路である。搬送向きは、図1において一点鎖線の矢印で示されている。
搬送ローラ対25は、記録部24より搬送向きの上流に配置されている。搬送ローラ対25は、互いに対向する搬送ローラ25A及びピンチローラ25Bを備える。搬送ローラ25Aは、不図示のモータによって駆動される。ピンチローラ25Bは、搬送ローラ25Aの回転に伴って連れ回る。シート12は、モータの正転駆動力が伝達されて正回転する搬送ローラ25A及びピンチローラ25Bに挟持されて、搬送向きに沿って搬送される。
排出ローラ対27は、記録部24より搬送向きの下流に配置されている。排出ローラ対27は、互いに対向する排出ローラ27A及び拍車27Bを備える。排出ローラ27Aは、不図示のモータによって駆動される。拍車27Bは、排出ローラ27Aの回転に伴って連れ回る。シート12は、モータの正転駆動力が伝達されて正回転する排出ローラ27A及び拍車27Bに挟持されて、搬送向きに沿って搬送される。
記録部24及びプラテン26は、図1に示されるように、搬送向きにおける搬送ローラ対25及び排出ローラ対27の間に配置されている。より詳細には、記録部24及びプラテン26は、搬送ローラ対25より搬送向きの下流で、且つ排出ローラ対27より搬送向きの上流に配置されている。また、記録部24及びプラテン26は、上下方向7において互いに対向して配置されている。
タンク103は、図2に示されるように、インクカートリッジ30から供給されたインクを貯留する。タンク103は、タンク103を構成する壁のうち、少なくとも後述する液面センサ55に対面する領域(プリズム)は、液面センサ55から出力させる光を透過する透光性を有する。
液面センサ55は、貯留室121に貯留されたインクの液面が境界位置P1より高いとき、ローレベル信号を制御基板へ出力する。一方、液面センサ55は、貯留室121に貯留されたインクの液面が境界位置P1以下のとき、ハイレベル信号を制御基板へ出力する。液面センサ55は、貯留室121の側壁にインクが接触しているか否かによって異なる反射率を有するプリズムを利用して、貯留室121におけるインクの液面を光学的に検出するセンサである。
インクカートリッジ30は、インクが貯留される容器である。インクカートリッジ30は、図2に示されるように、筐体31及びインク供給部34を有する。筐体31は、略直方体形状である。なお、異なる色のインクが貯留される各インクカートリッジ30の外形形状は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。筐体31は、後壁40と、前壁41と、上壁39と、下壁42と、側壁37とで構成されている。筐体31の内部空間が貯留室32である。
第1実施形態によれば、隔壁38の下端の高さが、第1室51に貯留されたインクの液面より低い位置にあるインクカートリッジ30に対して、隔壁38の下端よりも下方に位置する第4室114を有するタンクが設けられているので、インクカートリッジ30の貯留室32に貯留可能なインクの最大量を増やすことができる。また、最大量のインクが貯留されたインクカートリッジ30がタンク103に接続されたときに、第2室52に貯留されたインクの液面から隔壁38の下端までの体積V2aが、第4室114の体積V4よりも小さいので(V2a<V4)、貯留室32から貯留室121へインクが移動した後のインクの液面の位置が隔壁38の下端となる。これにより、記録ヘッド21の下面28が隔壁38の下端よりも上方に配置可能になるので、記録ヘッド21のレイアウトの自由度が増す。
第1実施形態では、第2室52に貯留されたインクの液面から隔壁38の下端までの体積V2aが、第4室114の体積V4よりも小さいが、体積V2aは、第4室114における供給口128の上端から上方の体積V4a(図6で斜線で示される領域)よりも小さくてもよい(V2a<V4a)。
以下、本発明の第2実施形態が説明される。
図7に示されるように、第2実施形態では、複合機10が、記録ヘッド21の下面28を覆うキャップ44及びキャップ44の内部空間を負圧にするポンプ45を有する。また、複合機10は、インクカートリッジ30に代えて、図8,9に示されるように、インクカートリッジ60を有する。第2実施形態に係るインクカートリッジ60は、インクカートリッジ30と同様の構成であるが、体積V2aが体積V4よりも大きい(V2a>V4)。また、体積V2aは、体積V4と、初期インク導入に要するインク量Vipとの和よりも小さい(V2a<(V4+Vip))。その他の構成は、第1実施形態と同様である。以下、詳細に説明する。
前述された実施形態では、第1室51と第2室52とを区画する隔壁38は、筐体31の前壁41、後壁40と対向しているが、隔壁38の形状や第1室51及び第2室52の配置はこれに限らない。例えば、図10に示されるように、前後方向8に分かれて対向する二つの隔壁36A,36Bによって、第1室51と第2室52とが区画されてもよい。この場合、第1室51は、後壁40と隔壁36Aとの間、並びに前壁41と隔壁36Bとの間の2つの空間として形成される。第2室52は、二つの隔壁36A,36Bの間に形成される。また、二つの隔壁36A,36Bは、それぞれが側壁37と連続していなくてもよい。例えば、上壁39から下方へ延びる円筒形状の隔壁によって第1室51と第2室52とが区画されており、円筒形状の隔壁の内部空間が第2室52であってもよい。
21・・・記録ヘッド
28・・・下面
29・・・ノズル
30・・・インクカートリッジ(カートリッジ)
32・・・貯留室(第1貯留室)
33・・・流出口
35・・・連通口(第1大気連通口)
36A,36B,38・・・隔壁
51・・・第1室
52・・・第2室
60・・・インクカートリッジ(カートリッジ)
103・・・タンク
108・・・流入口
113・・・第3室
114・・・第4室
121・・・貯留室(第2貯留室)
124・・・連通口(第2大気連通口)
126・・・流入口
128・・・供給口
Claims (5)
- インクを貯留する第1貯留室と、
上記第1貯留室から流出したインクを貯留する第2貯留室と、
上記第2貯留室に貯留されたインクをノズルから吐出する記録ヘッドと、
上記第1貯留室を第1室及び第2室に区画する隔壁と、
上記隔壁の下方において上記第1室及び上記第2室と連通する第3室と、を備えるシステムであって、
上記第1室は、外部と大気連通されておらず、
上記第2室は、大気と連通する第1大気連通口を有しており、
上記第3室は、上記第1貯留室からインクが流出する流出口を有しており、
上記第2貯留室は、
上記流出口と連通する流入口、及び上記記録ヘッドへインクを供給する供給口を有し、上記隔壁の下端よりも下方に位置する第4室と、
上記第4室の上方に位置しており、大気と連通する第2大気連通口を有する第5室と、を有しており、
上記第1貯留室において上記隔壁の下端より上方に液面が位置しており、且つ上記第1室に貯留されたインクの液面と上記第2室に貯留されたインクの液面とが同じ高さである状態において、上記第2室に貯留されたインクの液面から上記隔壁の下端までの体積は、上記第4室の体積よりも小さいシステム。 - 上記第2室に貯留されたインクの液面から上記隔壁の下端までの体積は、上記第4室における上記供給口の上端から上方の体積よりも小さい請求項1に記載のシステム。
- 上記第2室に貯留されたインクの液面から上記隔壁の下端までの体積は、上記第4室における上記供給口と上記流入口との間の所定高さ位置から上方の体積よりも小さい請求項1に記載のシステム。
- 上記第5室の体積は、上記第2室の体積よりも大きい請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
- 上記記録ヘッドの下面は、上記第1室の上端よりも下方に位置する請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
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