JP7245628B2 - 製氷機 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動部が製氷皿に反転動作および捻り動作を行わせる製氷機に関する。
冷蔵庫に搭載される製氷機は、給水タンクの水を給水パイプを通じて製氷皿の貯水用凹部に充填し、製氷が完了すると、駆動部によって、第1方向に延在する軸線周りに製氷皿を反転させて捻ることにより貯氷容器内へ氷を落下させる。ここで、駆動部は、製氷皿に対して第1方向の一方側に配置されており、製氷皿ととともに共通のフレームに支持されている。フレームは、製氷皿の第1方向と交差する第2方向(幅方向)の両側に第1側板部および第2側板部を有している。フレームの第2側板部と製氷皿との間には検氷レバーが配置されており、製氷機を冷蔵庫に搭載する際、第1側板部が冷蔵庫本体に固定される。駆動部は、モータを駆動源としており、駆動部からフレームの外側まで引き回された配線を介して給電される。
特開2011-89758号公報 特開2015-132448号公報
特許文献1、2に記載の製氷機において、配線がフレームに支持されずに、駆動部から直接、フレームの外側に引き出されていると、配線の取り扱いに多大な手間がかかる。そこで、第1側板部に配線の支持構造を設けることが考えられる。例えば、第1側板部に貫通部を設け、貫通部を通って配線を引き回す場合には、配線の途中部分が貫通部で支持される。
しかしながら、駆動部が製氷皿に捻り動作を行わせるタイプの製氷機では、駆動部が製氷皿に捻り動作を行わせる際にフレームに大きな力が加わるため、第1側板部に貫通部を形成すると、第1側板部では貫通部付近に応力が集中し、第1側板部が破損するおそれがある。また、製氷機を支持体に取り付けるための取り付け部を第1側板部に設けている場合には、製氷皿に捻り動作を行わせる際にフレームに加わる力が取り付け部と第1側板部との接続部に集中して破損するおそれがある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、駆動部によって製氷皿に捻り動作を行わせる製氷機において、駆動部から延在する配線をフレームの側板部の内側から外側に引き出すための貫通部を設けた場合においても、フレームの破損を抑制できる製氷機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る製氷機は、貯水用凹部が上向きに配置された製氷皿と、前記製氷皿に対して上下方向と交差する第1方向の一方側に配置され、前記製氷皿に前記第1方向に延在する軸線周りの反転動作および捻り動作を行わせる駆動部と、前記製氷皿および前記駆動部を支持するフレームと、前記駆動部から前記フレームの貫通部に通されて前記フレームの外部へ引き出される配線と、を有し、前記フレームは、前記製氷皿に対して前記上下方向および前記第1方向に交差する第2方向の一方側において前記第1方向に延在する第1側板部を備え、前記第1側板部は、前記第2方向の他方側を向く内壁を備え、前記内壁は、前記駆動部と前記第2方向で対向し前記駆動部に沿って前記第1方向に延在する第1内壁部分と、前記第1内壁部分より前記第2方向の他方側で前記製氷皿に沿って前記第1方向に延在する第2内壁部分と、前記第1方向と交差する方向に延在して前記第1内壁部分と前記第2内壁部分とを繋ぐ段部と、を備え、前記貫通部は、前
記段部に設けられていることを特徴とする。
本発明では、製氷皿を支持するフレームの第1側板部に貫通部が設けられており、駆動部に接続される配線は、貫通部に通されて前記フレームの外部へ引き出される。第1側板部の内壁には段部が設けられ、段部に貫通部が設けられている。従って、内壁に段部を設けた分、第1側板部の第2方向の厚さを増大させることができるので、第1側板部の強度を確保できる。従って、フレームの変形や破損を抑制できる。また、段部は、第1側板部が延在する方向(第1方向)と交差するため、第1側板部を第1方向に貫通するように貫通部を設けることができる。これにより、貫通部に配線を通してフレームの内側から外側へ引き出す際、配線を大きく曲げずに引き出すことができる。
本発明において、前記段部は、前記駆動部と前記製氷皿とが連結される連結位置の前記第2方向の一方側に位置することが好ましい。このようにすると、第1側板部は、連結位置に対して製氷皿側の部分の第2方向の厚さが増大するので、第1側板部の強度を確保でき、第1側板部の破損を抑制できる。また、製氷皿の周りの空きスペースを利用して第1側板部の厚さを増大させることができるため、第1側板部の強度を確保することによって製氷機の第2方向のサイズが大型化することを回避できる。
本発明において、前記第1側板部は、前記第2方向の一方側を向く外壁を備え、前記外壁は、前記第2方向の一方側へ突出する複数の補強用リブを備え、前記貫通部は、前記補強用リブの隙間に設けられ、前記複数の補強用リブの先端面は同一面上に位置し、前記先端面は、前記製氷機を支持する支持体に当接する取付用平面であることが好ましい。このようにすると、補強用リブによって第1側板部の強度を確保し、且つ、補強用リブの隙間に配線を引き回すスペースを確保できる。また、補強用リブの先端面(取付用平面)を支持体に当接させて、製氷機を支持体に取り付けることができる。すなわち、第1側板部が支持体によって支持されるように製氷機を取り付けることができる。よって、第1側板部の変形および破損を抑制できる。
本発明において、前記駆動部は、前記製氷皿を、前記貯水用凹部が上を向く貯水位置と当該貯水用凹部が下を向く氷離脱位置との間で反転させ、前記氷離脱位置は、前記貯水用凹部の開口方向が、前記第1側板部が位置する側とは反対側を向いた位置であることが好ましい。このようにすると、製氷皿から氷を落下させる側を、配線が引き回される側(すなわち、第1側板部が位置する側)とは反対側にすることができる。
本発明において、前記製氷皿は、可撓性材料からなり、前記フレームは、前記製氷皿が前記貯水位置から前記軸線周りに反転して前記氷離脱位置に達したときに前記第1側板部が位置する側から前記製氷皿に当接して前記製氷皿の回転を阻止する当接部を備えることが好ましい。このようにすると、製氷皿を氷離脱位置へ移動させて離氷させる際、製氷皿からフレームに加えられる力は、第1側板部を支持体へ押し付ける力となる。従って、支持体によって第1側板部を支持できるので、第1側板部の変形および破損を抑制できる。
本発明において、前記フレームは、前記製氷皿に対して前記第2方向の他方側において前記第1方向に延在する第2側板部を備え、前記第2側板部と前記製氷皿との間に上下方向に移動可能に支持される検氷部材が配置される。このようにすると、製氷皿から氷を落下させる側(すなわち、検氷部材が配置される側)とは反対側に配線を引き回すことができる。
本発明において、前記貫通部は、前記第1側板部の下端または上端に設けられた切り欠きであることが好ましい。このようにすると、貫通部に配線を通す作業が容易である。
本発明によれば、製氷皿を支持するフレームの第1側板部に貫通部が設けられており、駆動部に接続される配線は、貫通部に通されて前記フレームの外部へ引き出される。第1側板部の内壁には段部が設けられ、段部に貫通部が設けられている。従って、内壁に段部を設けた分、第1側板部の第2方向の厚さを増大させることができるので、第1側板部の強度を確保できる。従って、フレームの変形や破損を抑制できる。また、段部は、第1側板部が延在する方向(第1方向)と交差するため、第1側板部を第1方向に貫通するように貫通部を設けることができる。これにより、貫通部に配線を通してフレームの内側から外側へ引き出す際、配線を大きく曲げずに引き出すことができる。
本発明を適用した製氷機を第2側板部が位置する側、かつ斜め上方からみた斜視図である。 図1の製氷機を第2側板部が位置する側、かつ斜め上方からみた分解斜視図である。 製氷皿が貯水位置にある製氷機を第1側板部が位置する側、かつ斜め下方からみた斜視図である。 製氷皿が氷離脱位置にある製氷機を第1側板部が位置する側、かつ斜め上方からみた斜視図である。 図1の製氷機を第1側板部が位置する側、かつ斜め上方からみた分解斜視図である。 図1の製氷機を配線配置部の位置で切断した断面図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(全体構成)
図1は、本発明を適用した製氷機1を第2側板部42が位置する側、かつ斜め上方からみた斜視図である。図2は、図1の製氷機1を第2側板部42が位置する側、かつ斜め上方からみた分解斜視図である。図3は、製氷皿2が貯水位置2Aにある製氷機1を第1側板部41が位置する側、かつ斜め下方からみた斜視図である。図4は、製氷皿2が氷離脱位置2Bにある製氷機1を第1側板部が位置する側、かつ斜め上方からみた斜視図である。図5は、図1の製氷機1を第1側板部41が位置する側、かつ斜め上方からみた分解斜視図である。
製氷機1は、冷蔵庫に搭載されるものである。図1に示すように、製氷機1は、製氷皿2と、製氷皿2を反転させる駆動部3と、製氷皿2および駆動部3を支持するフレーム4とを有する。製氷皿2は、その平面形状が第1方向Xに長い略長方形である。製氷皿2は給水パイプ(図示省略)から供給される水を貯留する複数の貯水用凹部20を備える。駆動部3は、製氷皿2を、当該製氷皿2の短手方向の中央部分を長手方向に通過する軸線L0回りに反転させる。製氷機1は、製氷皿2の反転動作および捻り動作により、製氷皿2の氷を貯氷容器(図示省略)へ落下させる。
駆動部3は、その出力軸32(図2参照)が製氷皿2の軸線L0方向の一方側の端部分に連結されている。駆動部3の駆動により、製氷皿2は、貯水用凹部20が上方を向く貯水位置2Aと、貯水用凹部20が下方を向く氷離脱位置2Bとの間を回転する。図1、図
3は製氷皿2が貯水位置2Aに配置されている状態を示す。図4は製氷皿2が氷離脱位置2Bに配置されている状態を示す。
製氷機1は、図1、図3に示すように、製氷皿2を貯水位置2Aに配置し、給水パイプから供給される水を製氷皿2の貯水用凹部20に貯留して、製氷を行う。製氷が完了すると、製氷機1は、図4に示すように、駆動部3を駆動して、製氷皿2を貯水位置2Aから氷離脱位置2Bに反転させ、製氷皿2の氷を製氷機1の下方に配置した貯氷容器(図示省略)へ落下させる。
以下の説明では、互いに直交する3方向を第1方向X、第2方向Y、第3方向Zとする。第1方向Xは製氷皿2の軸線L0方向である。第3方向Zは製氷機1の設置姿勢(図1に示す姿勢)における上下方向である。第2方向Yは、軸線L0方向および上下方向と直交する方向である。また、第1方向Xにおいて、駆動部3が位置する側を一方側X1とし、製氷皿2が位置する側を他方側X2とする。第3方向Zにおいて、上方を一方側Z1、下方を他方側Z2とする。また、第2方向Yにおいて、製氷皿2が軸線L0回りを貯水位置2Aから氷離脱位置2Bに向かうCCW方向(第1回転方向)に回転する際に、貯水用凹部20の開口が向く方向を一方側Y1とし、その反対側を他方側Y2とする。
(製氷皿)
製氷皿2は弾性変形可能な材料(可撓性材料)からなる。本形態では製氷皿2は樹脂材料からなる。図2に示すように、製氷皿2は、略四角形の枠部25と、枠部25の内側に配置される貯水用凹部20を備える。貯水用凹部20は、第2方向Yに並ぶ2つの貯水用凹部20が組になって第1方向Xに5列配置される。枠部25の第1方向Xの一方側X1に設けられた第1壁部26には、駆動部3の出力軸32と連結される連結部(図示省略)が形成されている。また、枠部25の第1方向Xの他方側X2に設けられる第2壁部27には、フレーム4に回転可能に支持される軸部28が形成されている。
製氷皿2の第2壁部27には、製氷皿2が軸線L0周りに回転した際にフレーム4と当接する回転規制部29が形成されている。製氷機1は、回転規制部29によって製氷皿2の回転を阻止することにより、製氷皿2に捻り動作を行わせる。回転規制部29は、第2壁部27から第1方向Xの他方側X2へ突出する。回転規制部29の第3方向Zの一方側Z1(上側)には、フレーム4の水路10を経由して製氷皿2へ供給される水を受ける水受け部30が形成されている。水受け部30は、枠部25の切り欠きを経由して貯水用凹部20に連通している。
製氷皿2において、第3方向Zの他方側Z2を向く下面2aには、貯水用凹部20の形状が反映された凸部21が配列されている。製氷皿2の下面2aには、製氷皿2の温度を検知するサーミスタ(図示省略)が配置される。サーミスタは、製氷皿2の下面2aに固定されたカバー9(図3参照)で覆われている。
(駆動部)
図2および図5に示すように、駆動部3は、直方体状に成形されたケース31を備える。ケース31には、駆動源となるモータ(図示省略)と、モータの回転力を伝達する回転伝達機構(図示省略)と、回転伝達機構によりモータの回転力が伝達されるカム歯車33とが収納されている。カム歯車33には、製氷皿2が連結される出力軸32が一体成形されている。出力軸32は、ケース31の第1方向Xの他方側X2の端板311に設けられた穴からケース31の外方に突出する。出力軸32は、製氷皿2の氷を離氷させる場合には、軸線L0を中心に時計回りCCWの方向に回転し、製氷皿2を貯水位置2Aから氷離脱位置2Bに回転させる。また、出力軸32は、製氷皿2を氷離脱位置2Bから貯水位置2Aに戻す場合には、反時計回りCWの方向に回転する。
製氷皿2に対して第2方向Yの他方側Y2で隣り合う位置には、検氷レバー6が配置されている。駆動部3のケース31内には、カム歯車33の回転角度に応じてカム歯車33と連動して検氷レバー6を軸線L1周りに回転させる動作させる検氷機構や、サーミスタから入力された信号に基づいて動作するスイッチ機構等が構成されている。また、駆動部3には、モータに対する給電用の配線5が接続されている。配線5は、駆動部3の第2方向Yの一方側からフレーム4の外側に引き出され、フレーム4の外側面に沿って第1方向の他方側X2へ延びている。
(フレーム)
図1~図5に示すように、フレーム4は、製氷皿2および駆動部3の第2方向Yの一方側Y1で第1方向Xに延びる第1側板部41と、製氷皿2および駆動部3の第2方向Yの他方側Y2で第1方向Xに延在する第2側板部42とを備える。第1側板部41と第2側板部42とは第2方向Yで対向している。第1側板部41の上端には、第1上板部410に設けられている。第1上板部410は、第2側板部42に向けて第2方向Yの他方側Yへ張り出しており、第2方向Yの他方側Y2に向かう途中位置で下方に折れ曲がった後、第2側板部42に向けて張り出している。また、第2側板部42の上端付近からは、第1側板部41に向けて第2上板部420が張り出している。
第1上板部410と第2上板部420の間には、略矩形の開口部430が形成されている。製氷皿2の貯水用凹部20は、開口部430に向けて開放状態にある。第2側板部42と製氷皿2との間には、検氷レバー6が配置されている。第2上板部420には、検氷レバー6の上端部が配置される開口部421が形成されている。
また、フレーム4は、第2方向Yに延びて第1側板部41および第2側板部42の第1方向Xの一方側X1の端部を接続する第1壁部43と、第2方向Yに延びて第1側板部41および第2側板部42の第1方向Xの他方側X2の端部を接続する第2壁部44と、を備える。第1壁部43の上端からは、第2壁部44に向けて支持部45が張り出している。駆動部3は支持部45の下側に配置され、支持部45に支持されている。
第2壁部44は、板状の複数のリブが互いに連結された多孔性の壁である。第2壁部44の中央には、製氷皿2の軸部28を回転可能に支持する軸穴440が設けられている。また、第2壁部44の上側には、水路構成部46が設けられている。水路構成部46は、第2壁部44から第1方向Xの一方側X1および他方側X2に張り出している。水路構成部46は、その上面に水路10を備えている。給水パイプ(図示省略)から水路10へ注が割れた水は、水路10の第1方向Xの一方側X1の端に設けられた通水口11(図5参照)から製氷皿2の水受け部30へ注がれる。
図3、図4に示すように、第2壁部44には、製氷皿2が軸線L0周りに貯水位置2AからCCW方向に回転して氷離脱位置2Bに達したときに、CCW方向の前方から製氷皿2の回転規制部29に当接する当接部70が設けられている。当接部70は第2壁部44から第1方向Xの一方側X1に突出する。当接部70は、氷離脱位置2Bにおいて回転規制部29に当接して、CCW方向に駆動されている製氷皿2の回転を阻止する。これにより、製氷皿2には捻りが発生する。
(第1側板部)
図2に示すように、第1側板部41は、製氷皿2が位置する側(第2方向Yの他方側Y2)を向く内壁50を備える。内壁50は、駆動部3に沿って第1方向Xに延在する第1内壁部分51と、前記第1内壁部分51より第2方向Yの一方側Y1で製氷皿2に沿って第1方向Xに延在する第2内壁部分52と、第1方向Xと交差する方向に延在して第1内
壁部分51と第2内壁部分52とを繋ぐ段部53とを備える。図2、図5に示すように、第1側板部41には、段部53の下端(第3方向Zの他方側Z2の端部)を上方へ切り欠いた切り欠き47が形成されている。切り欠き47は第1側板部41を貫通する。駆動部3に接続される配線5は、切り欠き47からフレーム4の外側へ引き出される。
図3~図5に示すように、第1側板部41は、製氷皿2とは反対側(第2方向Yの一方側Y1)を向く外壁60を備える。外壁60は、内壁50から第2方向Yの一方側Y1(フレーム4の外側)へ突出した補強用リブ61を備える。補強用リブ61は、第3方向Zに延在する複数の縦リブ62と、第1方向Xに延在する複数の横リブ63を含む。外壁60の外周縁では、縦リブ62と横リブ63とが枠状に繋がっている。縦リブ62および複数の横リブ63の先端面は、同一面上に位置しており、格子状の取付用平面64を構成する。取付用平面64は、製氷機1を支持体(冷蔵庫)に取り付ける際に、支持体に当接する面である。
横リブ63は、第1側板部41の上端に沿って第1方向Xに延在する上側リブ631と、第1側板部41の下端に沿って第1方向Xに延在する下側リブ632と、上側リブ631と下側リブ632との間に位置する2本の中間リブ633、634を含む。また、縦リブ62のうち、第1側板部41の切り欠き47に対して第1方向Xの一方側X1に位置する複数本は、第1側板部41の上端から下端まで延在して、上側リブ631および下側リブ632と繋がっている。また、複数の縦リブ62のうち、切り欠き47に対して第1方向Xの他方側X2に位置する複数本は、第1側板部41の上端から下側の中間リブ633の位置まで延在して、上側リブ631および下側の中間リブ633と繋がっている。下側の中間リブ633と下側リブ632との間には、切り欠き47から第1方向Xの他方側X2へ延びる溝状の配線配置部65が形成されている。
第1側板部41には、製氷機1を冷蔵庫に搭載する際にフレーム4を支持体(図示省略)に固定するための複数の取り付け部48が設けられている。取り付け部48は、外壁60の上端に位置する上側リブ631から上方(第3方向の一方側Z1)へ突出する第1取り付け部481と、外壁60の第1方向の一方側X1の端に位置する縦リブ62から第1方向の一方側X1へ突出する第2取り付け部482の2種類である。第1取り付け部481は、切り欠き47に対して第1方向Xの他方側X1において、第1方向Xに離間した2箇所に設けられている。また、第2取り付け部482は、1箇所に設けられている。
第1取り付け部481は、第1方向Xの幅より第3方向Zの高さの方が長い縦長の形状である。第1取り付け部481の上端には、固定用のネジを通すための貫通穴481aが形成されている。また、第1取り付け部481には、第2方向Yの一方側Y1に突出する取り付け部補強用リブ483が形成されている。取り付け部補強用リブ483は格子状であり、外壁60の補強用リブ61と繋がっている。第2取り付け部482は矩形であり、固定用のネジを通すための貫通穴482aが中央に形成されている。
第1取り付け部481の貫通穴481aは、ネジを止める穴から下方に拡大した形状である。従って、ネジを貫通穴481aに通した後、ネジが貫通穴481aの上端部分に移動するようにフレーム4を下方へ移動させることによって、フレーム4の第1方向Xおよび上下方向の位置決めを行うことができる。位置決め後、第2取り付け部482の貫通穴482aにネジを止めることによって、フレーム4が支持体である冷蔵庫に固定される。
上記のように、第1側板部41には、内壁50の段部53を貫通する切り欠き47(貫通部)が設けられ、外壁60には、切り欠き47と連通して第1方向Xに延在する配線配置部65が設けられている。配線配置部65は、下側の中間リブ633、内壁50、および下側リブ632によって囲まれる溝であり、第2方向の一方側Y1へ開口する。配線配
置部65は、第1側板部41の補強用リブ61である中間リブ633と下側リブ632の隙間に形成されている。
配線配置部65の下側の縁には、第2方向の一方側Y1から配線5を支持する配線支持部49が設けられている。配線支持部49は、外壁60の下端に沿って延在する下側リブ632の先端から上方(第3方向Zの一方側Z1)へ突出する。配線支持部49は、板状であり、配線支持部49と内壁50との間には、配線5を保持する隙間が形成されている。本形態では、フレーム4が樹脂製であり、配線支持部49は第2方向Yに弾性変形可能である。従って、配線支持部49は、配線5を内壁50に弾性をもって押し付けている。また、配線支持部49の先端部分には、第2方向Yの他方側Y2に向けて折れ曲がった抜け止め用の爪部491が設けられている。
配線支持部49は、第1方向Xに離間した2箇所に配置される。本形態では、2箇所の配線支持部49は、それぞれ、第1方向Xの位置が第1取り付け部481と略同一である。配線支持部49は、補強用リブ61より第2方向Yの一方側Y1に突出していない。従って、配線5を内壁50と配線支持部49との間に通した場合でも、配線5は、補強用リブ61より第2方向Yの一方側Y1に突出しない。このため、配線5を第1側板部41の外壁60に沿うように引き回した場合でも、フレーム4を冷蔵庫に取り付ける際、配線5に起因するフレーム4の浮き等が発生しにくい。
(切り欠き)
図6は、図1の製氷機1を配線配置部65の位置で切断した断面図である。図6に示すように、配線5を通す切り欠き47は、内壁50の第1内壁部分51と第2内壁部分52との段差を利用して設けられており、第1内壁部分51と第2内壁部分52とを接続する段部53(図2参照)を貫通するように形成されている。段部53に切り欠き47を設けることにより、切り欠き47の開口方向は第1方向Xとなる。従って、配線5を切り欠き47に通して第1方向Xの他方側X2へ引き出す際、配線5を大きく曲げない形状とすることができる。
切り欠き47は、駆動部3と製氷皿2とが連結される連結位置Pの前記第2方向Yの一方側Y1に位置しており、連結位置Pと切り欠き47は、第1方向Xの位置が略同一である。従って、第1内壁部分51は、駆動部3に沿って延在し、第2内壁部分52は、製氷皿2に沿って延在する。製氷皿2の第2方向Yの幅は、駆動部3の第2方向Yの幅より小さく、製氷皿2の幅方向(第2方向Y)の両側にはスペースに余裕がある。本形態では、第1側板部41と製氷皿2との間のスペースを利用して、第2内壁部分52を製氷皿2の側(第2方向Yの他方側Y2)へオフセットさせている。
このように、第2内壁部分52を第1内壁部分51よりも製氷皿2の側(第2方向Yの他方側Y2)に位置させることによって、第1側板部41の第2方向の厚さが増大する。具体的には、外壁60側の補強用リブ61の突出寸法が、第2内壁部分52がオフセットした分だけ長くなっている。従って、第1側板部41の厚さが増大した分、第1側板部41の強度を増大させることができる。また、切り欠き47を連結位置Pの第2方向Yの一方側Y1あるいはその近傍に設けているため、第1側板部41の厚さは、製氷皿2に沿って延在する部分全体で増大している。
配線5は、連結位置Pの第2方向Yの一方側Y1で切り欠き47に保持される。配線5は、切り欠き47に対して第1方向Xの一方側X1に配置される第1引き回し部分5aと、切り欠き47に対して第1方向Xの他方側X2に配置される第2引き回し部分5bを備える。第1引き回し部分5aは、駆動部3と第1内壁部分51との間に配置される。第2引き回し部分5bは、配線配置部65に配置される。配線配置部65には、第2内壁部分
52から第2方向Yの一方側へ突出する小型補強用リブ651が複数設けられている。小型補強用リブ651は、第1内壁部分51からの突出寸法が補強用リブ61より小さい。従って、配線支持部49と小型補強用リブ651の先端との間に、配線5の第2引き回し部分5bを保持する隙間が形成されている。
(動作)
本形態の製氷機1では、3箇所の取り付け部48によってフレーム4を支持体である冷蔵庫に固定して、製氷機1を冷蔵庫に搭載する。この状態で、製氷皿2では製氷が行なわれる。製氷工程では、貯水用凹部20が上方を向くように水平に配置された製氷皿2に対して給水パイプ(図示省略)を通じて水が供給され、貯水用凹部20に水が充填される。その後、製氷皿2の上方に設置された冷却部(図示省略)により、製氷皿2内に充填された水を冷却する。製氷が完了したか否かは、製氷皿2に取り付けられたサーミスタにより、製氷皿2の温度が所定温度以下となったか否かで判断される。
製氷が完了すると、検氷レバー6により、製氷皿2の下方に設置された貯氷容器(図示省略)の氷量の検出が行なわれる。具体的には、検氷レバー6が駆動部3に駆動されて下降する。その際、検氷レバー6が所定位置まで下降する場合には、貯氷容器内が満氷でないと判断される。一方、所定位置まで下降する前に、検氷レバー6が貯氷容器内の氷に接触する場合には、貯氷容器内が満氷であると判断される。貯氷容器内が満氷の場合には、所定時間待機した後、再度、検氷レバー6により貯氷容器内の氷量の検出が行なわれる。
貯氷容器内が満氷でない場合には、製氷皿2の離氷が行なわれる。具体的には、駆動部3の出力軸32の回転駆動により、製氷皿2が軸線L0を中心に回転する。水平に配置された最初の位置より90°以上の所定の回転角(例えば120°)まで製氷皿2が回転したときに、製氷皿2の回転規制部29がフレーム4の当接部70に当接する。この状態で、製氷皿2がさらに回転しようとしても回転は妨げられ、製氷皿2には捻りが加えられ、変形する。これにより、製氷皿2内の氷が製氷皿2から剥離し、製氷皿2の下方に設置された貯氷容器内に落下する。
しかる後には、駆動部3が、貯水用凹部20が上方を向くように製氷皿2を逆回転させ、上記の動作が繰り返される。
(本形態の主な効果)
本形態の製氷機1は、上記のように、貯水用凹部20が上向きに配置された製氷皿2と、製氷皿2に第1方向Xに延在する軸線L0周りの反転動作および捻り動作を行わせる駆動部3と、製氷皿2および駆動部3を支持するフレーム4と、を有し、フレーム4は、製氷皿2に対して上下方向および第1方向X(製氷皿2の軸線L0方向)に交差する第2方向Yの一方側Y1において第1方向Xに延在する第1側板部41を備える。第1側板部41の内壁50には、駆動部3に沿って第1方向に延在する第1内壁部分51と、第1内壁部分より第2方向の他方側で製氷皿に沿って第1方向に延在する第2内壁部分52とが設けられ、第1内壁部分51と第2内壁部分52とを接続する段部53に、駆動部3に接続される配線5を通すための貫通部である切り欠き47が設けられている。
本形態では、第1側板部41の内壁50を段差のある形状にしたので、第1側板部41の第2方向Yの厚さを段差の分だけ増大している。従って、第1側板部41の強度を確保でき、フレーム4の変形や破損を抑制できる。また、段差面である段部53は第1方向Xと交差するため、第1側板部41を第1方向Xに貫通する切り欠き47を段部53に設けることができる。従って、配線5を切り欠き47に通してフレーム4の外側面に沿って引き回す際、配線5を大きく曲げないように引き回すことができる。また、貫通部として切り欠き47を設けているため、貫通部に配線5を通す作業が容易である。なお、貫通部と
して、切り欠き47でなく穴を設けることもできる。
本形態では、内壁50の段部53は、駆動部3と製氷皿2とが連結される連結位置Pの第2方向Yの一方側Y1に位置する。従って、第1側板部41は、連結位置Pに対して製氷皿2側の部分全体で第2方向Yの厚さが増大するので、第1側板部41の強度を確保できる。従って、フレーム4の変形や破損を抑制できる。また、製氷皿2の周りの空きスペースを利用して第1側板部41の厚さを増大させることができるため、第1側板部41の強度を確保することによって製氷機1の第2方向Yのサイズが大型化することを回避できる。
本形態では、製氷皿2は可撓性材料からなり、フレーム4は、製氷皿2が貯水用凹部20が上を向く貯水位置2AからCCW方向へ回転して貯水用凹部20が下を向く氷離脱位置2Bに達したときに第1側板部41が位置する側から製氷皿2に当接して製氷皿2の回転を阻止する当接部70を備えている。このような構成では、製氷皿2を氷離脱位置2Bへ移動させて離氷させる際、製氷皿2からフレーム4に加えられる力は、第1側板部41を押圧する力となる。従って、第1側板部41の第2方向Yの厚さを段差の分だけ増大させて第1側板部41の強度を確保することによって、フレーム4の変形や破損を抑制できる。また、氷離脱位置2Bは、製氷皿2の貯水用凹部20の開口方向が第2方向Yの他方側Y2であり、貯水用凹部20の開口方向が、第1側板部41が位置する側とは反対側を向いた位置である。従って、配線5が引き回される側(すなわち、第1側板部41が位置する側)とは反対側に氷を落下させることができる。
本形態では、第1側板部41を支持体(冷蔵庫)に当接させるように製氷機1を設置する。従って、製氷皿2からフレーム4に加えられる力は、第1側板部41を支持体に押し付ける力となり、支持体によって第1側板部41を支持できる。よって、フレーム4の変形や破損を抑制できる。
本形態の製氷機1は、製氷皿2に対して第2方向Yの他方側Y2において第1方向Xに延在する第2側板部42を備え、第2側板部42と製氷皿2との間に上下方向に移動可能に支持される検氷レバー6(検氷部材)が配置される。従って、製氷皿2から氷を落下させる側(すなわち、検氷レバー6が配置される側)とは反対側に配線5を引き回すことができる。
本形態では、第1側板部41は第2方向Yの一方側Y1を向く外壁60を備え、外壁60は、第2方向Yの一方側Y1へ突出する複数の補強用リブ61を備える。従って、補強用リブ61によって第1側板部41の強度を確保できる。また、複数の補強用リブ61の先端面は同一面上に位置しており、格子状の取付用平面64を構成している。従って、取付用平面64を支持体に当接させ、第1側板部41が支持体によって支持されるように製氷機1を設置できる。これにより、支持体からのフレーム4の浮きを抑制できる。また、フレーム4の変形や破損を抑制できる。
本形態では、段部53を貫通する切り欠き47は、補強用リブ61の隙間に設けられた配線配置部65に連通している。従って、配線5を引き回すスペースが確保されており、補強用リブ61より外側に配線5を飛び出させないようにすることができる。従って、第1側板部41と支持体との間に配線5が挟まれることに起因する配線5の損傷や支持体からのフレーム4の浮きを抑制できる。
本形態では、第1側板部41の外壁60に、第1側板部41を貫通する切り欠き47の第1方向Xの他方側X2で配線5を支持する配線支持部49が設けられている。従って、フレーム4の外側で自由になっている配線5の支持が容易である。また、配線支持部49
は、配線配置部65の縁に形成されているので、配線配置部65の外側に配線5が飛び出さないように保持できる。よって、配線配置部65から飛び出した配線5が第1側板部41と支持体との間に配線5が挟まれることに起因する配線5の損傷や支持体からのフレーム4の浮きを抑制できる。
本形態では、切り欠き47は、第1側板部41の下端に設けられているため、配線5を第1側板部41の下端に沿って引き回すことができる。従って、製氷皿2への給水等を行う給水パイプ等の設置を配線5が妨げにくい。
1…製氷機、2…製氷皿、2A…貯水位置、2B…氷離脱位置、2a…下面、3…駆動部、4…フレーム、5…配線、5a…第1引き回し部分、5b…第2引き回し部分、6…検氷レバー、9…カバー、10…水路、11…通水口、20…貯水用凹部、21…凸部、25…枠部、26…第1壁部、27…第2壁部、28…軸部、29…回転規制部、30…水受け部、31…ケース、32…出力軸、33…カム歯車、41…第1側板部、42…第2側板部、43…第1壁部、44…第2壁部、45…支持部、46…水路構成部、47…切り欠き(貫通部)、48…取り付け部、49…配線支持部、50…内壁、51…第1内壁部分、52…第2内壁部分、53…段部、60…外壁、61…補強用リブ、62…縦リブ、63…横リブ、64…取付用平面、65…配線配置部、70…当接部、311…端板、410…第1上板部、420…第2上板部、421…開口部、430…開口部、440…軸穴、481…第1取り付け部、481a…貫通穴、482…第2取り付け部、482a…貫通穴、483…取り付け部補強用リブ、491…爪部、631…上側リブ、632…下側リブ、633、634…中間リブ、651…小型補強用リブ、L0…製氷皿の軸線、P…連結位置、X…第1方向、Y…第2方向、Z…第3方向(上下方向)

Claims (7)

  1. 貯水用凹部が上向きに配置された製氷皿と、
    前記製氷皿に対して上下方向と交差する第1方向の一方側に配置され、前記製氷皿に前記第1方向に延在する軸線周りの反転動作および捻り動作を行わせる駆動部と、
    前記製氷皿および前記駆動部を支持するフレームと、
    前記駆動部から前記フレームの貫通部に通されて前記フレームの外部へ引き出される配線と、を有し、
    前記フレームは、前記製氷皿に対して前記上下方向および前記第1方向に交差する第2方向の一方側において前記第1方向に延在する第1側板部を備え、前記第1側板部は、前記第2方向の他方側を向く内壁を備え、
    前記内壁は、前記駆動部と前記第2方向で対向し前記駆動部に沿って前記第1方向に延在する第1内壁部分と、前記第1内壁部分より前記第2方向の他方側で前記製氷皿に沿って前記第1方向に延在する第2内壁部分と、前記第1方向と交差する方向に延在して前記第1内壁部分と前記第2内壁部分とを繋ぐ段部と、を備え、
    前記貫通部は、前記段部に設けられていることを特徴とする製氷機。
  2. 前記段部は、前記駆動部と前記製氷皿とが連結される連結位置の前記第2方向の一方側に位置することを特徴とする請求項1に記載の製氷機。
  3. 前記第1側板部は、前記第2方向の一方側を向く外壁を備え、
    前記外壁は、前記第2方向の一方側へ突出する複数の補強用リブを備え、
    前記貫通部は、前記補強用リブの隙間に設けられ、
    前記複数の補強用リブの先端面は同一面上に位置し、前記先端面は、前記製氷機を支持する支持体に当接する取付用平面であることを特徴とする請求項1または2に記載の製氷機。
  4. 前記駆動部は、前記製氷皿を、前記貯水用凹部が上を向く貯水位置と当該貯水用凹部が下を向く氷離脱位置との間で反転させ、
    前記氷離脱位置は、前記貯水用凹部の開口方向が、前記第1側板部が位置する側とは反対側を向いた位置であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の製氷機。
  5. 前記製氷皿は、可撓性材料からなり、
    前記フレームは、前記製氷皿が前記貯水位置から前記軸線周りに反転して前記氷離脱位置に達したときに前記第1側板部が位置する側から前記製氷皿に当接して前記製氷皿の回転を阻止する当接部を備えることを特徴とする請求項4に記載の製氷機。
  6. 前記フレームは、前記製氷皿に対して前記第2方向の他方側において前記第1方向に延在する第2側板部を備え、
    前記第2側板部と前記製氷皿との間に上下方向に移動可能に支持される検氷部材が配置されることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の製氷機。
  7. 前記貫通部は、前記第1側板部の下端または上端に設けられた切り欠きであることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の製氷機。
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