JP5213844B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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本発明は、吸込みグリルにサーミスタ収納部が固定された空気調和機の室外機に関するものである。
従来の空気調和機の室外機は、箱状のケーシングに設けられた空気吸込み口を覆うように取り付けられた吸込みグリルと、外気の温度を検知するサーミスタを保持するサーミスタ保持具とを備えている。サーミスタ保持具は、吸込みグリルに形成された脆弱部を介して吸込みグリルに一体に形成され、脆弱部で吸込みグリルから切り離し可能に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−139017号公報(第6頁、図1)
前述した従来の技術は、必要に応じてサーミスタ保持具のみを単独で使用できるようになっているが、サーミスタ保持具に外力を加え、強引にサーミスタ保持具からサーミスタを取り外すことができ、安全性上好ましいことではなかった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、サーミスタを外部から直接触れることができず、かつサーミスタを工具無しでは取り外すことのできない空気調和機の室外機を得ることを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室外機は、箱状のケーシングと、ケーシングに設けられた空気吸込み口を覆うように取り付けられた吸込みグリルと、吸込みグリルの上部に固定され、外気の温度を検知するサーミスタが収納されたサーミスタ収納部とを備え、吸込みグリルにサーミスタ収納部の上方から当該吸込みグリルの上端部にかけて切り欠き穴が設けられ、サーミスタ収納部は、サーミスタを保持する前面開口の保持部と、一端が保持部の下部に回動可能に取り付けられたカバー部と、カバー部の他端に保持部の上部から引き出されるサーミスタのリード線を保護するための凹部を有する取っ手部とが設けられ、カバーで保持部の前面開口を覆ったときに、凹部が保持部の上部から切り欠き穴に入るリード線を覆うと共に、取っ手部が吸込みグリルの切り欠き穴内に位置して吸込みグリルの上端部の一部となり、ケーシングの上部に天板が取り付けられたときに、カバー部の取っ手部が天板の内側に入り込むようにしたものである。
本発明においては、保持部の前面開口をカバー部で覆ったときにカバー部の取っ手部が吸込みグリルの上部に位置し、ケーシングの上部に天板を固定したときにはカバー部の取っ手部が天板の内側に入り込むようにしたので、工具無しで、サーミスタ収納部のカバー部を開けることができず、サーミスタ収納部の保持部からサーミスタを取り外すことができない。
実施の形態に係る空気調和機の室外機を後ろから見て示す背面図である。 図1に示す室外機の吸込みグリルに固定されたサーミスタ収納部を示す斜視図である。 実施の形態における室外機の空気熱交換器と吸込みグリルの位置関係を示す斜視図である。
図1は実施の形態に係る空気調和機の室外機を後ろから見て示す背面図、図2は図1に示す室外機の吸込みグリルに固定されたサーミスタ収納部を示す斜視図、図3は実施の形態における室外機の空気熱交換器と吸込みグリルの位置関係を示す斜視図である。なお、図3の(b)は空気熱交換器の吸込みグリル設置面の反対側を下方から見て示す斜視図でる。
実施の形態に係る空気調和機の室外機は、上部に天板1が取り付けられ、図示せぬ圧縮機及び室外ファン、空気熱交換器4、室外機の運転を制御する回路基板6等を収納するケーシング2と、ケーシング2に設けられた空気吸込み口を覆うように取り付けられた格子状の吸込みグリル5と、吸込みグリル5の回路基板6側の上部角部に固定され、外気の温度を検知するサーミスタ37が収納されたサーミスタ収納部3とから構成されている。
サーミスタ収納部3は、図2(a)に示すように、サーミスタ37を保持する前面開口の保持部30と、一端が保持部30の下部に連結部36を介して回動可能に取り付けられ、他端に取っ手部35を有し、保持部30の前面開口を覆ったときにその取っ手部35が吸込みグリル5の上部5aに位置するカバー部33とで構成されている。そのカバー部33は、ケーシング2の上部に天板1が取り付けられたときに、吸込みグリル5の上部5a及び取っ手部35が天板1の内側に入り込み、カバー部33が開けられないようになっている。
前述の保持部30には、保持部30の底部のほぼ中央に互いに対向して設けられた一対の爪部31と、保持部30の両側板より内側に互いに対向して設けられ、前面開口より外側に向けて突出する一対の爪部32とが設けられている。サーミスタ37は、前述した一対の爪部31により保持されている。サーミスタ37のリード線38は、図2(b)(c)に示すように保持部30の上部から引き出され、吸込みグリル5の上部5aに設けられた切り欠き穴5bを通ってケーシング2内に入り前述の回路基板6と接続されている。
カバー部33には、保持部30の一対の爪部32にそれぞれ対向する四辺形状の穴34と、長手方向に配置され幅方向に延びて形成された複数の長穴39と、前述した取っ手部35とが設けられている。この取っ手部35によりカバー部33を矢印方向(図2(a)参照)に回転(180度)させたときに、保持部30の一対の爪部32がカバー部33の四辺形状の穴34を通って係止し、カバー部33を保持部30に固定する。複数の長穴39は外気を取り入れるための穴であり、その長穴3の短辺側の寸法aは3mmより小さい。これにより、直径3mmの試験指で直接にサーミスタ37に触れることができないので、サーミスタ37に絶縁体を施す必要がなくなり、サーミスタ37に要するコストや部品点数を抑制することができる。
取っ手部35には、保持部30の上部から引き出されるリード線38を保護する凹部35aが形成されている。その凹部35aから先端までの形状は、吸込みグリル5の上部5aの形状と同じである。前述したように保持部30の開口面をカバー部33で閉じたとき、図2(c)に示すように、吸込みグリル5の切り欠き穴5b内に位置し、吸込みグリル5の上部5aの一部となる。
吸込みグリル5の上部5aのほぼ中央には、図3(a)(b)に示すように、ケーシング2内に設置された空気熱交換器4の吸込みグリル設置面の反対側の面に引掛ける係止部50が設けられている。また、吸込みグリル5の上部5aの両側には、空気熱交換器4とケーシング2の天板1との間の空間を埋める補強部材51が設けられている。この補強部材51は、吸込みグリル5の幅方向に等間隔に設けられた複数の補強リブ51aにより構成されている。
以上のように実施の形態においては、保持部30の開口面をカバー部33で閉じたときに、カバー部33の取っ手部35が吸込みグリル5の切り欠き穴5b内に位置し、ケーシング2の上部を天板1で覆って取り付けたときにカバー部33の取っ手部35が天板1の内側に入り込むようにしている。これにより、ケーシング2の天板1を外さない限り、工具無しでサーミスタ収納部3のカバー部33を開けることができず、サーミスタ収納部3の保持部30からサーミスタ37を取り外すことができなくなり、安全性が向上する。
また、保持部30の開口面をカバー部33で閉じたときに、保持部30の一対の爪部32がカバー部33の四辺形状の穴34を通って係止するので、ケーシング2の上部に天板1を固定する際の作業が容易になる。
また、サーミスタ収納部3を吸込みグリル5の回路基板6側の上部角部に設置しているので、サーミスタ37のリード線38を短くでき、サーミスタ37のコスト削減が可能となる。
また、カバー部33には、幅方向に延びて形成された複数の長穴39が設けられているので、サーミスタ37による外気の温度をより正確に検知することが可能となる。
また、吸込みグリルを室外機に取付ける際、係止部50で空気熱交換器4の吸込みグリル設置面の反対側の面に引掛けるようにしているので、取り付け作業が容易になり作業工程を短縮できる。
また、吸込みグリル5の上部の両側には、空気熱交換器4とケーシング2の天板1との間の空間を埋める補強部材51が設けられているので、倉庫に室外機を縦に積んで保管したとしても、室外機の荷重によるケーシング2の天板1の変形を防止できる。
1 室外機の天板、2 室外機のケーシング、3 サーミスタ収納部、4 空気熱交換器、5 吸込みグリル、6 回路基板、30 保持部、31 爪部、32 爪部、
33 カバー部、34 穴、35 取っ手部、36 連結部、37 サーミスタ、
38 リード線、39 長穴、50 係止部、51 補強部材、51a 補強リブ。

Claims (6)

  1. 箱状のケーシングと、
    前記ケーシングに設けられた空気吸込み口を覆うように取り付けられた吸込みグリルと、
    前記吸込みグリルの上部に固定され、外気の温度を検知するサーミスタが収納されたサーミスタ収納部とを備え、
    前記吸込みグリルに前記サーミスタ収納部の上方から当該吸込みグリルの上端部にかけて切り欠き穴が設けられ、
    前記サーミスタ収納部は
    サーミスタを保持する前面開口の保持部と、
    一端が前記保持部の下部に回動可能に取り付けられたカバー部と、
    前記カバー部の他端に前記保持部の上部から引き出される前記サーミスタのリード線を保護するための凹部を有する取っ手部とが設けられ、
    前記カバーで前記保持部の前面開口を覆ったときに、前記凹部が前記保持部の上部から前記切り欠き穴に入る前記リード線を覆うと共に、前記取っ手部が前記吸込みグリルの切り欠き穴内に位置して前記吸込みグリルの上端部の一部となり、
    前記ケーシングの上部に天板が取り付けられたときに、前記カバー部の取っ手部が天板の内側に入り込むことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記保持部に前面開口側に向けて突出する複数の爪部を設け、
    前記カバー部に前記複数の爪部に対向して配置された複数の穴を設け、
    前記カバー部を閉じたときに前記複数の爪部が各穴を通って係止することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記カバー部に幅方向に延びて形成された複数の長穴を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記サーミスタ収納部を前記ケーシング内に設けられた回路基板の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記吸込みグリルの上部に、前記ケーシング内に設置された空気熱交換器の吸込みグリル設置面の反対側の面に引掛ける係止部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記吸込みグリルの上部に、前記ケーシング内に設置された空気熱交換器と前記ケーシングの天板との間の空間を埋める補強部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の空気調和機の室外機。
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