JP2019045041A - 製氷装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ットの連結部がフレームの嵌合部に嵌るので、駆動ユニットをフレームの搭載部に固定することができる。また、フレームの第1抜け止め部によって、嵌合部からの連結部の抜けを防止することができる。ここで、第1抜け止め部では、第2方向の一方側から他方側に延在する第1腕部の先端側に形成された第1規制部が駆動ユニットに第2方向の一方側から当接可能である。このため、駆動ユニットに第2方向の一方側に向かう力が加わったときでも、第1規制部が駆動ユニットから外れる方向に第1腕部が撓むという事態が発生しにくい。それ故、駆動ユニットに設けた連結部がフレームに設けた嵌合部から外れにくい。
動ユニットに前記第2方向の一方側から当接して前記連結部の前記嵌合部からの抜けを防止する第2抜け止め部を有し、前記第2抜け止め部は、前記第2方向の他方側から一方側に延在する第2腕部と、前記第2腕部の先端側で前記第2方向と交差する方向に突出して前記駆動ユニットに前記第2方向の一方側から当接する第2規制部と、を備えている態様を採用することができる。かかる態様によれば、嵌合部からの連結部の抜けを第1抜け止め部および第2抜止め部によって防止することができる。
図1は、本発明を適用した製氷装置1を第2側板部42が位置する側、かつ斜め上方か
らみた斜視図である。図2は、図1に示す製氷装置1を第2側板部42が位置する側、かつ斜め上方からみた分解斜視図である。図3は、図1に示す製氷装置1を第2側板部42が位置する側、かつ斜め下方からみた分解斜視図である。
製氷皿2は、樹脂材料で平面形状が略四角形になるように成形された部材であって、弾性変形可能な材料からなる。製氷皿2において、貯水用凹部20は、第1方向Xおよび第2方向Yに複数配列されている。例えば、製氷皿2では、略四角形の枠部25の内側に、第2方向Yに並ぶ2つの貯水用凹部20が組になって第1方向Xに4列配置されている。製氷皿2の枠部25において、第1方向Xの一方側X1に位置する壁部26には、軸線L0上で駆動ユニット3の出力軸32と連結された連結部(図示せず)が形成されており、第1方向Xの他方側X2に位置する壁部27には、軸線L0上でフレーム4に回転可能に支持される軸部28が形成されている。製氷皿2の壁部27には、製氷皿2が軸線L0周りに回転した際にフレーム4と当接する回転規制部29が形成されており、回転規制部29は、製氷皿2の回転を阻止することにより、製氷皿2に捻り動作を行わせる。
図2に示すように、駆動ユニット3は、直方体状に成形されたケース31の内側に、駆動源となるモータ(図示せず)と、モータの回転力を伝達する回転伝達機構(図示せず)と、回転伝達機構によりモータの回転力が伝達されるカム歯車33とを備えており、駆動ユニット3からは、モータに対する給電用の配線(図示せず)がフレーム4の外側に引き出されている。カム歯車33には、製氷皿2の連結部が連結される出力軸32が一体成形されている。出力軸32は、ケース31の端板311に設けられた穴316からケース31の外方に突出している。出力軸32は、製氷皿2の氷を離氷させる場合には、軸線L0を中心に反時計回りCCWの方向に回転し、製氷皿2を元の位置に戻す場合には、時計回りCWの方向に回転する。
フレーム4は、製氷皿2の第2方向Yの他方側Y2の第1側面2bに沿って第1方向Xに延在する第1側板部41と、製氷皿2の第2方向Yの一方側Y1の第2側面2cに沿って第1方向Xに延在する第2側板部42とを備えており、第1側板部41と第2側板部42とは第2方向Yで平行に対向している。第2側板部42と製氷皿2との間には、検氷レバー6が配置されている。
図4は、図1に示す製氷装置1に用いたフレーム4の搭載部40の構成を示す斜視図である。図5は、図4に示す搭載部40に駆動ユニット3を搭載した状態を示す斜視図である。図6は、図4に示す搭載部40に駆動ユニット3を搭載した状態を、連結部37を通る位置で切断した様子を示す断面図である。図7は、図4に示す搭載部40に駆動ユニット3を搭載する様子を模式的に示す説明図であり、図7(a)、(b)、(c)は各々、
搭載部40に駆動ユニット3を搭載する前の様子を示す説明図、搭載部40に駆動ユニット3を搭載する途中の様子を示す説明図、および搭載部40に駆動ユニット3を搭載した後の様子を示す説明図である。なお、図4〜図7は、図1〜図3に対して上下および左右において反転して示してある。
きる。また、駆動ユニット3とフレーム4の第2側板部42との間に、図1等に示す検氷レバー6を駆動ユニット3と接続するためのスペースを確保することができる。本形態において、上板部45の第1方向Xの他方側X2には、第3方向Zの他方側Z2に向けて突出した板状の位置決め部455が形成されており、駆動ユニット3は、板状の位置決め部455に当接して第1方向Xの他方側X2で位置決めされる。
本形態の製氷装置1において、製氷工程では、貯水用凹部20が上方を向くように水平に配置された製氷皿2に対して給水パイプ(図示せず)を通じて水が供給され、貯水用凹部20に水が充填さる。その後、冷却部(図示せず)から供給された冷気により、製氷皿2内に充填された水を冷却する。製氷が完了したか否かは、製氷皿2に取り付けられた温度センサ8(サーミスタ80)により、製氷皿2の温度が所定温度以下となったか否かで判断される。
、フレーム4に確実に固定された状態を維持することができる。
以上説明したように、本形態の製氷装置1において、駆動ユニット3を第2方向Yの一方側Y1から他方側Y2に移動させたときに駆動ユニット3の連結部37(第1板部371および第2板部372)がフレーム4の嵌合部47(第1爪471および第2爪472)に嵌るので、駆動ユニット3をフレーム4の搭載部40に固定することができる。この状態で、フレーム4の第1抜け止め部46が駆動ユニット3に第2方向Yの一方側Y1から当接するため、嵌合部47からの連結部37の抜けを防止することができる。ここで、第1抜け止め部46は、第2方向Yの一方側Y1から他方側Y2に延在する第1腕部461の先端側に形成された第1規制部462が駆動ユニット3に第2方向Yの一方側Y1から当接可能である。このため、図7(c)に示すように、駆動ユニット3に第2方向Yの一方側Y1に向かう力Fが加わったときでも、第1腕部461は、第1規制部462が駆動ユニット3から外れる方向に撓むという事態が発生しにくい。それ故、駆動ユニット3に設けた連結部37がフレーム4に設けた嵌合部47から外れにくい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。例えば、上記実施形態においては、駆動ユニット3に板状の連結部37を設け、フレーム4に爪状の嵌合部47を設けたが、駆動ユニット3に爪状の連結部を設け、フレーム4に板状の嵌合部を設けてもよい。
、471…第1爪、472…第2爪、475…補強板、491…第2腕部、492…第2規制部、L0…軸線、X…第1方向、Y…第2方向、Z…第3方向
Claims (10)
- 貯水用凹部が上向きに配置された製氷皿と、
上下方向と交差する第1方向に延在する軸線の周りの反転動作、および前記反転動作に連動した捻り動作を前記製氷皿に行わせる駆動ユニットと、
前記駆動ユニットが搭載されたフレームと、
前記フレームは、前記駆動ユニットの搭載部に、前記駆動ユニットを前記第1方向に交差する第2方向の一方側から他方側に移動させたときに前記駆動ユニットの連結部が嵌る嵌合部と、前記駆動ユニットを前記第2方向の一方側から他方側に移動させたときに前記連結部の前記嵌合部からの抜けを防止する第1抜け止め部と、を有し、
前記第1抜け止め部は、前記第2方向の一方側から他方側に延在する第1腕部と、前記第1腕部の先端側で前記第2方向と交差する方向に突出して前記駆動ユニットに前記第2方向の一方側から当接可能な第1規制部と、を備えていることを特徴とする製氷装置。 - 前記搭載部は、前記連結部が前記嵌合部に嵌った状態で前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向の一方側から前記駆動ユニットを支持する支持面を備え、
前記第1抜け止め部では、前記第1腕部が前記支持面に沿うように延在して、前記第1腕部の先端側で前記第1規制部が前記第3方向の他方側に向けて突出していることを特徴とする請求項1に記載の製氷装置。 - 前記嵌合部は、前記第3方向の他方側に向けて突出して先端側が前記第2方向の一方側に屈曲した第1爪を含み、
前記駆動ユニットは、前記連結部として、前記第3方向に板厚方向を向けて前記第1方向の一方側から他方側に突出して前記第1爪の内側に嵌る第1板部を含むことを特徴とする請求項2に記載の製氷装置。 - 前記第1規制部は、前記第1板部に前記第2方向の一方側から当接可能であることを特徴とする請求項3に記載の製氷装置。
- 前記第1板部には、前記第1板部の板厚を前記第1方向の一方側から他方側に向けて薄くするように傾いた傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の製氷装置。
- 前記嵌合部は、前記第1爪に対して前記第2方向の他方側に離間する位置で前記第3方向の他方側に向けて突出して先端側が前記第2方向の一方側に屈曲した第2爪を含み、
前記駆動ユニットは、前記連結部として、前記第1板部に対して前記第2方向の他方側に離間する位置で前記第3方向に板厚方向を向けて前記第1方向の一方側から他方側に突出して前記第2爪の内側に嵌る第2板部を含むことを特徴とする請求項3から5までの何れか一項に記載の製氷装置。 - 前記第2板部には、前記第2板部の板厚を前記第1方向の一方側から他方側に向けて薄くするように傾いた傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の製氷装置。
- 前記支持面は、前記搭載部において前記駆動ユニットと重なる部分に形成された補強用リブによって規定された仮想面であることを特徴とする請求項2から7までの何れか一項に記載の製氷装置。
- 前記搭載部は、前記第1抜け止め部に対して前記第1方向で離間する位置に、前記駆動ユニットを前記第2方向の一方側から他方側に移動させたときに前記駆動ユニットに前記
第2方向の一方側から当接して前記連結部の前記嵌合部からの抜けを防止する第2抜け止め部を有し、
前記第2抜け止め部は、前記第2方向の他方側から一方側に延在する第2腕部と、前記第2腕部の先端側で前記第2方向と交差する方向に突出して前記駆動ユニットに前記第2方向の一方側から当接可能な第2規制部と、を備えていることを特徴とする請求項1から8までの何れか一項に記載の製氷装置。 - 前記連結部が前記嵌合部と嵌合する際の前記駆動ユニットの移動方向は、前記製氷皿に加えられる捻りに抗して前記製氷皿から前記駆動ユニットに加わる力の方向と同じ方向であることを特徴とする請求項1から9までの何れか一項に記載の製氷装置。
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