JP7244377B2 - 窓開閉用ハンドルボックス - Google Patents
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Description
すなわち、当該構成要件は、ワイヤーを巻き取るための巻取ドラム(14)であって、正転及び逆転可能、かつ、正転時に当該ワイヤーを巻き取る巻取ドラム(14)と、巻取ドラム(14)の逆転を禁止するロック状態と逆転を許容する非ロック状態とを切替可能なロック機構(15)と、ロック機構(15)を非ロック状態にする際に操作される解除スイッチ(16)と、ロック機構(15)の状態に連動して変位可能な可動体(11)と、非ロック状態時の可動体(11)の位置を報知位置とし、ロック状態時の可動体(11)の位置を通常位置としたとき、非ロック状態時に可動体(11)が通常位置に位置することを阻止する阻止機構(19)とである。
<1.窓開閉用装置の概要>
本実施形態は、図1に示す排煙窓1に本開示に係る窓開閉用ハンドルボックス(以下、ハンドルボックスという。)10を適用したものである。
<2.1 ハンドルボックスの概要>
ハンドルボックス10は、図2に示されるように、フェイスプレート11及び収納ボックス12等を少なくとも有する。収納ボックス12には、図3に示されるように、巻取装置13及び解除スイッチ16等が少なくともが収納されている。
巻取装置13は、ワイヤー5Aを巻き取るための装置であって、巻取ドラム14及びロック機構15等を少なくとも有する。巻取ドラム14は、正転及び逆転可能な回転体であって、正転時にワイヤー5Aを巻き取る回転体である。したがって、巻取ドラム14の逆転時には、巻き取られていたワイヤー5Aが当該巻取ドラム14から放出される。
ロック機構15は、巻取ドラム14の逆転を禁止するロック状態と逆転を許容する非ロック状態とを切替可能な機構である。当該ロック機構15は、図4に示されるように、解除部材15A及びラチェット機構15B等を少なくとも有して構成されている。
ラチェット機構15Bは、ラチェット歯車15C及び歯止め15D等を有して構成されている。ラチェット歯車15Cは、巻取ドラム14と一体的に正転及び逆転する歯車である。
解除スイッチ16は、ロック機構15を非ロック状態にするための解除機構である。解除スイッチ16には被押圧部16A及び可動カム16B等が設けられている。被押圧部16Aが押圧されると、解除スイッチ16が作動し、ロック機構15が非ロック状態となる(図5参照)。
<ロック状態から非ロック状態へ>
可動カム16Bは、被押圧部16Aと一体的に当該被押圧部16Aの押圧方向(図4では、前後方向)に変位する部材である。当該可動カム16Bは、当該方向に変位することにより、解除部材15Aの位置を切り替えるカムとして機能する。
可動カム16Bは、図示しないバネにより第1ポジションに向けて押圧されている。当該可動カム16Bには、第3当接部16E(図6参照)が設けられている。第3当接部16Eは、解除部材15Aが第2ポジションにあるときに、当該解除部材15Aと接触する部位である。
フェイスプレート11は、図2に示されるように、収納ボックス12を閉塞するための部材である。当該フェイスプレート11は、収納ボックス12を閉塞する閉塞位置(図2参照)と収納ボックス12が開放された開放位置(図8参照)との間で変位可能である。
収納ボックス12には、報知機構18及び阻止機構19が収納されている。報知機構18は、閉塞位置(以下、通常位置ともいう。)にあるフェイスプレート11を報知位置に変位させるための機構である。
報知機構18は、ロック機構15の状態に連動してフェイスプレート11を通常位置から報知位置に変位させる。具体的には、報知機構18は、ロック状態時にフェイスプレート11を通常位置に保持し、非ロック状態時にフェイスプレート11を報知位置とするための機構である。
被当接部18Cは、被押圧部16Aにより後方向きに押圧されると、図5に示されるように、後方側に変位する。このため、押圧部材18Aのうち軸材18Bを挟んで被当接部18Cと反対側、つまり押圧部材18Aの上端側が前方側に変位する。
阻止機構19は、非ロック状態時にフェイスプレート11が通常位置に位置することを阻止するための機構である。本実施形態に係る阻止機構19は、報知機構18と解除スイッチ16とにより構成されている。
本実施形態に係るハンドルボックス10では、ロック機構15が非ロック状態にあるときには、フェイスプレート11が報知位置(図9参照)となり、かつ、ロック機構15がロック状態にあるときには、フェイスプレート11が通常位置(図2参照)となり得る。したがって、オペレータは、ロック機構15の状態を容易に認識することができ得る。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、被押圧部16Aが押圧部材18Aを直接的に押圧する構成であった。これに対して、本実施形態では、図10A及び図10Bに示されるように、被押圧部21Aが間接的に押圧部材21Bを押圧する構成である。
本実施形態では、図11A及び図11Bに示されるように、プッシュケーブル22Cを介して被押圧部22Aが間接的に押圧部材22Bを押圧する構成である。被押圧部22Aが押圧されると、突起部22Dが被押圧部22Aに嵌り込むように係合することにより、フェイスプレート11が通常位置に復帰することが阻止される。
本実施形態では、図12A及び図12Bに示されるように、スライダカム23Cを介して被押圧部23Aが間接的に押圧部材23Bを押圧する構成である。被押圧部23Aが押圧されると、突起部23Dが被押圧部23Aに嵌り込むように係合することにより、フェイスプレート11が通常位置に復帰することが阻止される。
上述の実施形態では、フェイスプレート11を通常位置に保持するための保持器として磁石を用いた。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、例えば、機械的な係止構造にて保持器が構成されたハンドルボックスであってもよい。
7… ステイダンパー 10… ハンドルボックス
11… フェイスプレート 11A… 連結体
11B… 表示部 12… 収納ボックス 13… 巻取装置
14… 巻取ドラム 15… ロック機構 15A… 解除部材
15B… ラチェット機構 15C… ラチェット歯車
16… 解除スイッチ 16A… 被押圧部
16B… 可動カム 17A、17B… 保持器
18… 報知機構 18A… 押圧部材
19… 阻止機構 20… ハンドル
Claims (4)
- 窓を開閉するためのワイヤーを巻取可能な窓開閉用ハンドルボックスにおいて、
ワイヤーを巻き取るための巻取ドラムであって、正転及び逆転可能、かつ、正転時に当該ワイヤーを巻き取る巻取ドラムと、
前記巻取ドラムの逆転を禁止するロック状態と逆転を許容する非ロック状態とを切替可能なロック機構と、
前記ロック機構を前記非ロック状態にする際に操作される解除スイッチと、
前記ロック機構の状態に連動して変位可能な可動体と、
前記非ロック状態時の前記可動体の位置を報知位置とし、前記ロック状態時の前記可動体の位置を通常位置としたとき、前記非ロック状態時に前記可動体が前記通常位置に位置することを阻止する阻止機構と
を備える窓開閉用ハンドルボックス。 - 前記巻取ドラム、前記ロック機構、前記解除スイッチ及び前記阻止機構が収納された収納ボックスと、
前記収納ボックスを閉塞する閉塞位置と当該閉塞位置から開放側にずれた位置との間で変位可能なフェイスプレートとを備え、
前記フェイスプレートが前記可動体を構成し、かつ、前記ずれた位置が前記報知位置に相当し、前記閉塞位置が前記通常位置に相当すること特徴とする請求項1に記載の窓開閉用ハンドルボックス。 - 前記フェイスプレートを前記収納ボックスに対して変位可能に連結する連結体であって、可撓性を有する紐状の連結体を備える請求項2に記載の窓開閉用ハンドルボックス。
- 前記可動体を前記通常位置に保持するための保持器であって、磁力にて前記可動体を前記通常位置に保持する保持器を備える請求項1ないし3のいずれか1項に記載の窓開閉用ハンドルボックス。
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JP2019131084A JP7244377B2 (ja) | 2019-07-16 | 2019-07-16 | 窓開閉用ハンドルボックス |
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ES470073A1 (es) * | 1977-06-01 | 1979-02-01 | Chastanier Roger Andr | Torno de maniobra para boveda de edificio,susceptible de abrirse mediante un dispositivo para su desbloqueo instanta-neo |
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JP2000080856A (ja) | 1998-09-08 | 2000-03-21 | Chuo Spring Co Ltd | 高窓開閉操作箱装置 |
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JP2018150691A (ja) | 2017-03-10 | 2018-09-27 | 中央発條株式会社 | 窓開閉用ハンドルボックス |
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