JP7244274B2 - 棒状体支持具 - Google Patents

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本発明は、室内に飾る破魔矢や熊手などの棒状体を支持し、壁や台などに取り付けることのできる支持具に関するものである。
従来より、破魔矢や熊手などの棒状体を飾るための台や器具はあったが、これらは台に空けられた穴に棒状体の先端を差し込むものや(例えば特許文献1)、破魔矢などの棒状体が嵌まる溝を設けた装飾台(例えば特許文献2)があった。また、基板に切れ目を入れて、切れ目の山折り谷折りの弾性力で破魔矢を保持したり基板の切れ目や穴に輪ゴムや紐を用いて破魔矢を保持する飾り用具があった(例えば特許文献3)。
特許第6259154号 特許第4897302号 特開平9-154707
破魔矢などの棒状体を飾る際に、破魔矢などの棒状体の構造は本体を傷つけることなく、美しく飾るために方向を自由に(斜めや垂直に)飾ることが難しかった。
例えば破魔矢を壁に飾る場合、釘などを用いて壁に2か所水平にフックを取り付けて、その2つのフックに破魔矢を水平に横たわらせて飾る方法がある。

また、特許文献1の機能性お札立てでは台座に穴をあけて、破魔矢の先端を穴に差し込んで支持する方法が記載されているが、支点と重心が離れているため安定感に欠けており、絵馬などのついた破魔矢は上部が重くなるため安定するためには台がかなり重くなくてはならないという問題があった。
特許文献2の破魔矢の室内装飾台では斜めに飾ることができるが、あらかじめ設けられた溝の角度に依存しており、任意に角度を変化させることはできなかった。また、破魔矢を溝内に固定するために弾性素材の固定具が必要であり、破魔矢の色々な太さのすべてに対応するには複数の固定具が必要であった。更に、壁に留める際に、一般的には画鋲を用いると簡単であるが、特許文献2に記載の破魔矢の室内装飾台では画鋲で壁に留めることができなかった。
特許文献3の御札、破魔矢類の飾り用具では破魔矢を支持する部位の支持力が弱く、絵馬などが付属している装飾の多い破魔矢では下方に滑ったり、外れる恐れがあった。ゴムや紐で結び留める構造になっているが、ゴムや紐で留めるのは作業が煩雑で、飾った際の美観を損ねた。
従来の方法では、破魔矢などの棒状体に対し以下のテーマを同時にすべて満たすものがなかった。
・壁に対して自由な向き(水平方向であったり、鉛直方向であったり、斜めの方向など)に飾る
・棒状体の任意の位置でしっかり支持してずれない
・使用時に本体を傷つけない
・本体の支持に際して別の付属品を用いない
・画鋲を用いて、壁や支柱に留めることができる
・簡素な構造で作りやすい
本発明は、可撓性素材でできた支持板の両端付近に棒状体の一部が貫通する支持穴を有しており、支持板の中央付近には支持板を壁や支柱などに留めるための留め部を有している。支持板をU字に曲げて2つの支持穴に棒状体(例えば破魔矢)を任意の位置まで通すと、支持板はその復元力によりアーチ状に曲がった状態で棒状体を支持する。
可撓性を有する支持板の弾性度と長さにより、支持板が棒状体を支持することのできる重量が変化する。支持板の弾性度と長さが適切であれば、支持板を鉛直方向に360度回転させても棒状体は支持穴から抜け落ちることはない。
本発明である棒状体支持具は支持板により破魔矢などの棒状体を支持し、その支持板を画鋲や釘、接着剤など様々な方法で取り付けることができるため、棒状体をいろいろな場所に支持して飾ることができる。例えば、壁に支持板を画鋲で任意の角度で留めることができるため、ユーザーの気に入った飾り方ができる。
本発明である棒状体支持具は棒状体の部位を持つ物品であれば支持することができる。
即ち、棒状体の一部が棒に比して大きな部位を持っている物品(例えば、金槌やドライバーや熊手)であっても、棒状の部位があるため棒状体支持具を用いて任意の位置に支持することができる。
本発明は簡素な機構で棒状体を支持できる。支持板は可撓性ある板に穴がある構造であるため、製造が容易であり低コストで製造することができる。例えば、ポリカーボネート・塩化ビニル・ポリエチレン・アクリルなどの合成樹脂板を使用したり、竹や木の集成材シートを用いたり、厚紙を用いることもでき、それぞれ成形加工が容易である。
本発明第一の実施形態の正面図 本発明第一の実施形態の平面図 本発明第一の実施形態の斜視図 本発明第一の実施形態へ棒状体を取り付ける状態を表す図 本発明第一の実施形態を用いて破魔矢を壁に飾る状態を表す図 本発明第一の実施形態を用いて破魔矢を支柱に飾る状態を表す図 本発明第二の実施形態の正面図 本発明第三の実施形態の正面図
(基本構成)
図1乃至図3に示すとおり、本発明の第一の実施形態である棒状体支持具1aは可撓性を有した薄い板でできている支持板10aを主たる部材としてできており、支持板10aの両端付近には棒状体の一部が貫通する支持穴20aが設けられている。
支持板10aの中央部付近には支持板10aを壁や支柱などに画鋲等の針を有する固定具で留めるための留め部30aを設けている。
留め部は貫通している穴でもよいし、貫通していない溝でもよいし、貫通しやすい素材でできている部位でもよい。
(棒状体の取付け)
図4に示すとおり、指先で支持板10aの中央部付近と左右の端付近に対して逆方向に力を入れると(例えば中央部付近は下方向に力を入れ、左右の端付近には上方向に力を入れる)、支持板10aは浅いU字形状に曲がり、支持板10aの両端に位置する支持穴20aは曲がるにつれて次第に向き合うようになる。図4のように支持板10aが浅いU字形状になった状態で、棒状体(説明では破魔矢41を使用する)の片端を2つの支持穴20aに挿通する。一方の支持穴20aは裏面から表面に向かって通し、もう一方の支持穴20aには表面から裏面に向かって通す。任意の位置まで支持穴20aに破魔矢41を通し、指を外すと可撓性を有する支持板10aは曲がった状態から元の平らな状態に戻る復元力により、棒状体である破魔矢41は支持穴20aにより支持される。
破魔矢41など棒状体を支持する支持板10aの位置は棒状体の重心に近いほど安定する。
支持板10aを持って、様々な方向に回転させても破魔矢41は支持穴20aから抜け落ちることはない。
図4に記載のとおり、破魔矢41の径に比して支持穴20aの径は随分大きくできている。こうすることで、いろいろな径の破魔矢41に対応できる。また、支持穴20aの径の大小が支持力に影響することは殆どない。即ち支持穴20aの径が大きいからと言って破魔矢41が抜け落ちることはない。
尚、図面上で支持穴20aは真円形状となっているが、支持穴20aは楕円や方形などであっても良い。
(支持板の取付け)
本発明である棒状体支持具1aを構成する支持板10aにより棒状体(例えば破魔矢41)を支持している状態ができるので、支持板10aを任意の場所に取り付けることにより、棒状体である破魔矢41をユーザーのお好みの場所に飾ることができる。
例えば図5は、棒状体支持板1aにより棒状体である破魔矢41の壁60への取り付けを例示している。破魔矢41は棒状体支持板1aにより支持された状態にあり、壁41に対して斜めにした状態で、支持板10aの概ね中央部に位置する留め部30aの穴のうち破魔矢41を挟んで上下2か所に画鋲40を差し込んで壁60に留めている。
尚、棒状体支持具1aの留め部30aとして図1乃至図6に記載のとおり6個の留め部30aを設けているが、留め部30aの個数は6個に限らず1個以上であれば良い。
また、留め部30aは穴に限らず、画鋲や釘などの固定具の針が貫通するような柔らかい素材部位や溝であっても良い。
(飾り台への取付け)
図6は本発明である棒状体支持具1aを用いた例で、壁ではなく移動できる飾り台50の支柱52に棒状体を飾る例を表している。
飾り台50の支柱52上にて棒状体支持具1aが回転するようにするため棒状体支持具1aの概ね中心に別途穴を設けたうえで回転軸31aを取り付ける。破魔矢41の先端から支持穴20aに通して、適当な位置で支持する。棒状体支持具1aは支柱53が回転軸31を中心に回転することができるため、図6(C)が示す通り画鋲40を留め部30aに挿通し、支柱52に画鋲40の針が差し込むことにより棒状体支持具1aの回転が制限されユーザーがお好みの角度で破魔矢41を飾り台50に飾ることができる。
(第二実施形態)
図7は本発明の第二の実施形態である棒状体支持具1bである。第二の実施形態である棒状体支持具1bは第一の実施形態である棒状支持具1bから留め部30aを除いたものである。
棒状体支持具1bの支持穴20bに棒状体を挿入した状態で、棒状体支持具1bの支持板10bの中央背面側に両面テープを貼付し、もう片方の両面テープの粘着面を壁に貼付する方法で棒状体支持具1bにより支持された棒状体を壁などに飾っても良い。
或いは、ユーザーが支持板10bの中央部辺りの任意の場所に穴をあけて任意の固定具(例えば釘や画鋲)を用いて棒状体支持具1bを留めることができる。
(第三実施形態)
は本発明の第実施形態である棒状体支持具1cである。支持板10cの中央部付近の幅を広くすることにより、例えば支持板10cを支柱などに留めるに際しての中央部背面に接着剤を画鋲などの固定具と併用して留めを強化する場合に有効である。また、支持穴20cに挿通する棒状体が太い場合は、留め部30cが隠れて使用できなくなる場合があるため、中央部を広くして留め部30cに使用する画鋲40と棒状体が干渉しないようになっている。
本発明の第一の実施形態である棒状体支持具1aの支持板10aの長手方向の長さを25cmとし、幅を3cm、支持穴20aの直径を2.5cmとした。支持板10aの素材は塩化ビニル板を用い、厚さは1.5mmとした。
長さ65cm、重さ80グラム、棒状体の直径10mmの破魔矢41を2つの支持穴20aに挿通し、破魔矢41の中心が支持板10aの概ね中心となる位置に破魔矢41を支持した。留め部30aの2つに画鋲40を差し込み、破魔矢41を支持した棒状体支持具1aを壁60上に破魔矢41が鉛直方向に飾られるように留めた。破魔矢41は棒状体支持具1aからずれて落ちることなく、壁面に飾られた。
また、上記の破魔矢41の状態において破魔矢41の羽の下部に300グラムの板を取り付けてみたところ、破魔矢41は棒状体支持具1aからずれて落ちることなく、壁面に飾られた。
棒状体の物は沢山存在するが、特に破魔矢や熊手は縁起物であり本体に穴をあけたり接着することは敬遠される。本発明である棒状体支持具は、破魔矢や熊手など棒状体を有する縁起物を一旦棒状体支持具で支持した状態で、棒状体支持具を壁や飾り台などに留めるものである。丁寧に扱うことが文化風習として求められる破魔矢や熊手を飾る際にはとても有効である。また、飾る(祀る)ときの角度も部屋のつくりや他の装飾品とのバランスもあり、ユーザーの任意の角度で破魔矢や熊手などの棒状体を飾ることができることは、ユーザーにとっての付加価値は高い。
本発明は棒状体のものであれば様々な物品を支持することができる。例えば、ペン類などの筆記具やハサミや物差しなどの文具、ドライバーやスパナなどの工具などに応用が可能である。支持板の長さや素材や厚みを変えることにより、利便性の高い支持具となることが可能である。
1a 棒状体支持具
1b 棒状体支持具
1c 棒状体支持具
10a 支持板
10b 支持板
10c 支持板
20a 支持穴
20b 支持穴
20c 支持穴
30a 留め部
30c 留め部
31a 回転軸
40 画鋲
41 破魔矢
50 飾り台
51 台座
52 支柱
60 壁

Claims (1)

  1. 可撓性を有する素材でできた支持板を有する棒状体支持具であって、
    前記支持板は薄くて厚みが均一であり、
    前記支持板は、両端近傍に比べ幅広でかついずれかの位置に少なくとも1つ以上の留め部を有する中央部を有し
    両端近傍には支持穴を有することを特徴とする棒状体支持具。
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