JP2013031983A - 弾性粘着盤小物立て - Google Patents

Abstract

【課題】机上に小物用具等を単独立設するには、転倒防止の台板を設ける必要から設置面積が大きくなり、手等が当った場合は衝撃を緩衝できない。
【解決手段】 裏面に粘着材をつけ、上部中央付近に小円筒孔を設けたゴム性弾性盤と、この孔に嵌着できる突起を根元に設けた用具等とで構成した。
【選択図】図１

Description

本発明は、事務用品等の小物を机上等の任意位置に単独立設するための用具である。

ペン等の小物用具等を机上等の任意位置に単独立設する場合は、手等が当り易く、転倒防止のために相応の面積の台板を設けるか、重い金属等で支持する必要があった。

転倒防止のために台板を設ければ、設置面積が大きくなり、重い金属を使用すれば扱いが不便になるし、相応の面積は必要となる。また、手等が当った場合は衝撃を緩衝できず、台板を設けてあっても転倒する場合もあるし、転倒しなくても移動してしまう。

床面６に貼り付けるために裏面に粘着材２をつけ、中央付近に小円筒孔３を設けたゴム性弾性盤１と、この孔に嵌着できる突起５を根元に設けた用具等４とで構成する。図３〜５に小物用具等の利用例を示す。

小円筒孔内部は、突起を嵌め込み易くすることと、重い用具等を立てた場合等のために、弾性のある硬質プラスチック等の円筒孔補強材でカバーしておくと良い。

小円筒孔と用具等の突起は、手で用具等を押し込んで嵌着した時、無抵抗では引き抜けない強さで挟止される材質やサイズとする。よりスムーズに嵌着させるには、小円筒孔か突起または両者の断面に、相互を迎合できるべく僅かなテーパーをつけておくと良い。

ゴム性弾性盤のサイズと硬さは、収納する用具によって変えると良く、盤端は、めくり上げ時に手掛りし易く幾分内部へ傾斜をつけておくか、薄い場合は手掛り用の取っ手７をつけておけば便利だ。造花用に使用する場合は、突起部分の太さが異なるので、太さ調整用ゴム筒を使用すると良い。

粘着材を使っているので、壁面には無理だが、机上のどこにでも小面積で貼り付けて用具等を立設でき、ゴム性弾性盤を使っているので、物が当っても衝撃を吸収でき、転倒しないし、移動もしないので、花瓶を使用しても水がこぼれない。ゴム性弾性盤は端からめくりあげれば全体を剥がすことができる。構造が単純なため安価で製造できる。

ゴム性弾性盤は、用具等が不要で引き抜いている場合でも、僅かな突出しかないので、机上作業に障害とならず、透明材で作れば目立たなくなるし、色材を使って楽しむこともできる。ヒンジ構造のペン立て（図３）を使えば、回転、傾斜が自由だから大変便利だし、嵌め込んでいるだけなので、日替わりで色やデザインを変えて楽しむこともできる。

断面図 ゴム性弾性盤平面図 小物用具等の利用例斜視図＿１ 小物用具等の利用例斜視図＿２ 小物用具等の利用例斜視図＿３

粘着材にゴミがついて粘着力が落ちた時は、市販の両面粘着テープを上から貼り付けて使用すれば良い。

１ ゴム性弾性盤
２ 粘着材
３ 小円筒孔
４ 用具等
５ 突起
６ 床面
７ 取っ手

Claims (1)

1. 床面に貼り付けるために裏面に粘着材をつけ、中央付近に小円筒孔を設けたゴム性弾性盤と、この孔に嵌着できる突起を根元に設けた小物用具等とで構成した弾性粘着盤小物立て。

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