JP7242747B2 - 情報処理システム、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は情報処理装置、情報処理方法、プログラムであって、特に商取引における購入者に対して付与されるポイント処理についての技術分野に関する。
購入された商品又はサービスの金額等に応じて、ユーザにポイントが付与されるポイント管理システムが知られている。当該ポイント管理システムにおいて、ユーザは、付与されたポイントを商品又はサービスの購入に使用することができる。例えばユーザは、商品又はサービスの購入にあたり、使用するポイントに応じた額の割引を受けることができる。
特許文献1では、店舗内のPOSシステム(販売時点管理システム)の端末装置において、ユーザが購入する商品又はサービスのバーコードを読み取って商品情報を判別して精算処理を行うと共に、売り上げに応じてユーザの会員コードを管理している小売店舗等の中央データ処理装置にポイントを加算するシステムが記載されている。
特開2001-43451号公報
近年、ユーザが商品又はサービスを購入する際に、ユーザ端末にバーコードを表示させ、店舗内のPOSシステム(販売時点管理システム)の端末装置で当該バーコードを読み込むことでそのコード情報を管理サーバに送信し、当該管理サーバ上でユーザにポイントを付与するポイント管理システムがある。このポイント管理システムでは、商品又はサービスを購入したユーザと付与するポイントを対応付けるために、ユーザ端末から管理サーバへのログイン処理を行うようにしている。
しかしながら、ユーザが商品又はサービスを購入する度に当該ログイン処理を行うこととすると、例えば店舗のレジで支払いを行う場面等においてはユーザにとってはログイン処理が手間に感じられるこがあり、結果的にユーザのポイント管理システムの利用を躊躇させることがある。この場合、ユーザにとってのポイント付与の機会損失となり、ユーザによってはポイント管理システムの恩恵を十分に享受できないおそれがある。
そこで、本発明では、ユーザの操作負担を軽減したポイント管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、固定識別コードをユーザ端末 に送信する処理部と、未ログイン状態の前記ユーザ端末において前記処理部から受信した前記固定識別コードを表示させる表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記ユーザ端末がログイン状態とされユーザ識別情報が特定されたことにより、前記ユーザ識別情報に応じたワンタイム識別コードを前記処理部から受信し、前記受信した前記ワンタイム識別コードを表示させる。
上記した情報処理装置において、前記第1のポイント処理部は、前記ユーザ端末の有する前記固定識別コード情報を読み取った店舗端末から、前記固定識別コード情報及び前記ポイント加算情報を取得することが考えられる。
これにより、店舗端末を介してユーザ端末の有する固定識別コード情報をポイント加算情報とともに取得することができる。
上記した情報処理装置において、前記管理処理部は、前記固定識別コード情報と、前記固定識別コード情報に対応付けられた参照キーとを前記ユーザ端末に送信し、前記第2のポイント処理部は、前記ユーザ端末がログイン状態とされユーザ識別情報が特定された状態で、前記ユーザ端末から前記参照キーを取得することで、前記固定識別コード情報に対応して記憶されている仮付与ポイント値を、ユーザ識別情報に対応するポイント値に含めることが考えられる。
即ち、固定識別コードに対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報として参照キーを受信する。
上記した情報処理装置において、前記管理処理部は、前記ユーザ端末から前記参照キーを取得すると、前記参照キーに対応付けられ前記固定識別コード情報を前記ユーザ端末に送信することが考えられる。
これにより、固定識別コード情報を前記ユーザ端末に送信するにあたり、ユーザ端末に送信した参照キーを受信するまで待機する。
上記した情報処理装置において、前記管理処理部は、前記ユーザ端末からのアプリケーションプログラムのダウンロード要求に応じて、前記参照キーを前記ユーザ端末に送信することが考えられる。
これにより、ユーザ端末においてアプリケーションプログラムを起動させる際に、あらかじめ参照キーが記憶された状態となる。
上記した情報処理装置において、取得したコード情報のコード種別に応じて実行する処理が切り換えられることが考えられる。
例えば、固定識別コード情報を取得した場合とワンタイム識別コードのコード情報であるワンタイム識別コード情報を取得した場合では、異なる処理が実行される。
上記した情報処理装置において、前記コード種別は、固定識別コードとワンタイム識別コードであることが考えられる。
固定識別コードは例えば固定バーコードであり、固定バーコードとは、商品又はサービスを購入するにあたり、未ログイン状態においてポイントを付与する際にユーザ端末に表示されるバーコードのことである。またワンタイム識別コードは例えばワンタイムバーコードであり、ワンタイムバーコードとは、ログイン状態においてポイントを付与又は使用する際にユーザ端末に表示されるバーコードのことである。
また本発明に係る情報処理装置は、固定識別コード情報を受信して記憶部に記憶させる受信処理部と、前記固定識別コード情報を有する固定識別コードを表示部に表示させる表示制御部と、管理サーバに対してログイン状態とされることでユーザ識別情報が前記管理サーバに特定されたときに、前記管理サーバが前記固定識別コード情報に対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報を送信する送信処理部と、を備えたものである。
店舗端末が表示された固定識別コード情報を読み込み、管理サーバに送信することで、管理サーバ側で仮付与ポイントが一時的に記憶される。また管理サーバに対してユーザ識別情報を特定させるログイン状態となっているときに、固定識別コードに対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報を管理サーバに送信することで、管理サーバ側で仮付与ポイント値が使用可能ポイント値に切り換えられる。
上記した情報処理装置において、前記受信処理部は、前記固定識別コード情報と、前記固定識別コード情報に対応づけられた参照キーとを受信して記憶部に記憶させ、前記送信処理部は、前記ログイン状態となるときに、前記記憶部に記憶されている前記参照キーを送信することが考えられる。
即ち、管理サーバが固定識別コードに対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報として参照キーを送信する。
上記した情報処理装置において、前記表示制御部は、前記ログイン状態か否かに応じて異なるコード種別のコードを前記表示部に表示することが考えられる。
これにより、表示されたコード種別のコード情報が店舗端末を介して管理サーバに送信されることで、コード種別に応じた異なる処理を管理サーバに実行させることができる。
上記した情報処理装置において、前記コード種別は、前記固定識別コードとワンタイム識別コードであることが考えられる。
例えば、ログイン状態においては固定識別コードが表示され、未ログイン状態においてはワンタイム識別コードが表示される。
上記した情報処理装置において、前記表示制御部は、前記参照キーを前記表示部に表示させないことが考えられる。即ち、管理サーバが固定識別コードに対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応付ける処理に用いる情報は内部的に送受信される。
本発明に係る情報処理方法は、固定識別コード情報をユーザ端末に送信する管理処理ステップと、取得された前記固定識別コード情報に応じて仮付与ポイント値を記憶する第1のポイント処理ステップと、前記ユーザ端末がログイン状態とされユーザ識別情報が特定されたことに応じて、前記固定識別コード情報に対応して記憶されている仮付与ポイント値を、ユーザ識別情報に対応するポイント値に含める第2のポイント処理ステップと、を情報処理装置が実行するものである。
また本発明に係る情報処理方法は、固定識別コード情報を受信して記憶部に記憶させる受信処理ステップと、前記固定識別コード情報を有する固定識別コードを表示部に表示させる表示制御ステップと、管理サーバに対してログイン状態とされることでユーザ識別情報が前記管理サーバに特定されたときに、前記管理サーバが固定識別コード情報に対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報を送信する送信処理ステップと、を情報処理装置が実行するものである。
本発明に係るプログラムは、上記情報処理方法の各処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶した記憶媒体である。
これらのプログラムや記憶媒体により上記の情報処理装置を実現する。
本発明によれば、ポイント管理システムを利用するにあたり、ユーザの操作負担の軽減及び情報処理装置の処理負荷の軽減を図ることができる。
本発明の実施の形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。 実施の形態のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態の管理サーバの機能構成及びデータベースの説明図である。 実施の形態のコード管理データベースを示す図である。 実施の形態のポイント管理データベースを示す図である。 実施の形態の仮付与ポイント管理データベースを示す図である。 実施の形態のユーザ端末の機能構成の説明図である。 実施の形態のログイン表示画面の説明図である。 実施の形態のバーコード表示画面の説明図である。 実施の形態のバーコード表示画面の説明図である。 実施の形態のポイント管理システムの概要の説明図である。 実施の形態のポイント管理システムの処理の流れの説明図である。 実施の形態のポイント管理システムの処理の流れの説明図である。 実施の形態の管理サーバ側の処理の説明図である。 実施の形態のユーザ端末側の処理の説明図である。
<1.全体構成>
図1に実施の形態のネットワークシステムの構成例を示す。この例では、当該ネットワークシステムはネットワークを利用して、管理サーバ上でポイントを管理するポイント管理システムとして機能する。
また、以下の説明における各用語の意味は以下の通りである。
ポイントとは、商品又はサービスを購入した際に、購入した商品又はサービスの金額等に応じて付与されるものである。付与されたポイントは、商品又はサービスの購入等に使用することができる。またポイントには、購入の際に付与されるもののみならず、アンケート回答、或いはキャンペーン応募等により取得できるものも含まれる。
使用可能ポイントとは、ログイン状態において商品又はサービスの購入の際に使用することが可能なポイントのことをいう。ユーザは、付与されたポイントを商品又はサービスの購入に使用することで、例えば使用するポイントに応じた額の割引を受けることができる。使用可能ポイントは、例えばユーザが商品又はサービスを購入することで付与される。なお、使用可能ポイントは、店舗に来店することやアンケートへの回答、キャンペーンへの応募等、様々な機会で付与することができる。
なお、ログイン状態とは、ポイント管理システムを利用するユーザのユーザ端末からのログイン要求を当該管理システムの運営側の管理サーバが受信することで、管理サーバによりユーザ端末についてのログイン処理が行われた状態をいう。また、未ログイン状態とは、管理サーバがユーザ端末についてログイン処理を行っていない状態のことをいう。
仮付与ポイントとは、管理サーバ側に一時的に記憶され、所定のタイミングで使用可能ポイントとして加算されるポイントのことをいう。仮付与ポイントは、例えばユーザが商品又はサービスを購入する際に累積的に付与することができる。なお、仮付与ポイントの状態においては、ユーザは商品又はサービスの購入の際に使用することができない。
識別コードは、例えば、バーコードといった一次元コードやQRコード(登録商標)などの二次元コードである。実施の形態では、識別コードの例としてバーコードを用いて説明する。実施の形態では、バーコード種別(コード種別)の例として固定バーコードとワンタイムバーコードが用いられる。
固定バーコードとは、商品又はサービスを購入するにあたり、未ログイン状態においてポイントを付与する際にユーザ端末に表示されるバーコードのことである。固定バーコードは、ユーザ端末ごとや、ユーザ端末にダウンロードされたアプリケーションプログラムごとに固有に設定されている。
ワンタイムバーコードとは、ログイン状態においてポイントを付与又は使用する際にユーザ端末に表示されるバーコードのことである。ワンタイムバーコードは、所定時間(例えば10分)の経過ごとに更新される。
なお、以下において一度説明したものと同様の構成、処理については、同一符号を付し説明を省略することとする。
本実施の形態に係るネットワークシステムは、図1に示すように、管理サーバ2、複数のユーザ端末3、店舗端末4がネットワーク1により相互に通信可能に接続されている。
また管理サーバ2はデータベース5として示す各種データベースにアクセス可能とされている。なお、以下「データベース」については「DB」と表記する。
ネットワーク1の構成は多様な例が想定される。ネットワーク1としては、例えばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(Local Area Network)、CATV(Community Antenna TeleVision)通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が想定される。
またネットワーク1の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。伝送媒体としては、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線等の、有線の伝送路を用いるものが想定される。伝送媒体としてはさらに、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線通信、超音波通信、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の、無線の伝送路を用いるものも利用可能である。
管理サーバ2は、ポイント管理システムにおけるポイントをユーザごとに管理する情報処理装置である。具体的には、管理サーバ2は、管理システムの管理者側に設置されたコンピュータ装置などである。
管理サーバ2は、店舗端末4からバーコードのコード情報であるバーコード情報及び付与又は使用するポイント値の情報を取得する。そして管理サーバ2は、店舗端末4から取得したバーコード情報に対応するユーザのポイントを、店舗端末4から取得したポイント値の情報に応じて加算又は減算する。なお、店舗端末4は、ユーザ端末3に表示されたバーコードを読み込むことでバーコード情報を取得する。
ユーザ端末3は、店舗において商品又はサービスを購入するユーザが支払いの際などにポイントを付与又は使用するために用いる情報処理装置である。ユーザ端末3は、例えばフィーチャーフォンやPDA(Personal Digital Assistant)、或いはスマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスなどである。
ユーザ端末3には、ポイントの付与又は使用のために必要なバーコードを表示させる。
店舗端末4は、店舗における従業者が使用する情報処理装置であり、例えばコードリーダやリーダライタ (memory card reader / writer)である。店舗端末4は、商品又はサービスを購入する際に提示されたユーザ端末3のバーコードを読み取り、バーコード情報を管理サーバ2に送信する情報処理装置である。
DB5は、管理サーバ2がポイントを加算又は減算するユーザを特定するために必要な情報が格納されたDBを包括的に示している。DB5の詳細については後述する。
続いて図1に示した管理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4を構成する情報処理装置のハードウェア構成を図2に示す。管理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4として示した各装置は、情報処理および情報通信が可能な図2に示すようなコンピュータ装置として実現できる。
図2において、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM( Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM( Random Access Memory )103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インターフェース105も接続されている。
入出力インターフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109が接続されている。
入力部106はキーボード、マウス、タッチパネルなどにより構成される。
出力部107はLCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイデバイスを有して画像の表示出力が可能に構成される。
また出力部107はスピーカを有して音声出力が可能に構成される。
記憶部108はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などにより構成される。
通信部109はネットワーク1を介しての通信処理や機器間通信を行う。
入出力インターフェース105にはまた、必要に応じて記録再生ドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブル記憶媒体111が適宜装着され、リムーバブル記憶媒体111に対する情報の書込や読出が行われる。
このようなコンピュータ装置では、通信部109による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われる。またリムーバブル記憶媒体111を介したデータやプログラムの受け渡しが可能である。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、管理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4としての必要な情報処理や通信が実行される。
なお、管理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4を構成する情報処理装置は、図2のようなコンピュータ装置が単一で構成されることに限らず、複数のコンピュータ装置がシステム化されて構成されてもよい。複数のコンピュータ装置は、LAN等によりシステム化されていてもよいし、インターネット等を利用したVPN等により遠隔地に配置されたものでもよい。複数の情報処理装置には、クラウドコンピューティングサービスによって利用可能なサーバ群(クラウド)としての情報処理装置が含まれてもよい。
<2.管理サーバの機能構成及びデータベース>
図3に1又は複数の情報処理装置で構成される管理サーバ2としての機能構成および各種のDBを示す。
管理サーバ2としての各機能は、情報処理装置においてCPU101でプログラムに応じて実行される処理により実現される機能である。但し以下説明する全部又は一部の各構成の処理をハードウェアにより実現してもよい。
また各機能をソフトウエアで実現する場合に、各機能がそれぞれ独立したプログラムで実現される必要はない。1つのプログラムにより複数の機能の処理が実行されてもよいし、1つの機能が複数のプログラムモジュールの連携で実現されてもよい。
また各機能は複数の情報処理装置に分散されていてもよい。さらに機能の1つが、複数の情報処理装置によって実現されてもよい。
管理サーバ2は、管理処理部21、第1取得部22、第1のポイント処理部23、第2取得部24、第2のポイント処理部25を有する。
管理処理部21は、固定バーコードのコード情報である固定バーコード情報をユーザ端末3に送信する。これにより、未ログイン状態において、ユーザが店舗で商品又はサービスを購入する際にユーザ端末3に固定バーコードが表示される。
また管理処理部21は、固定バーコード情報に加え、該固定バーコード情報に対応づけた参照キーをユーザ端末3に送信することもできる。
参照キーとは、セキュリティ用のコード情報であり、例えばバーコード情報よりも多くの識別子を有することで、予測することが難しいように構成されている。
第1取得部22は、未ログイン状態においてユーザ端末3に表示され、店舗端末4で読み取られた固定バーコード情報、及び該コード情報に対応づけられたポイント加算情報を取得する。ここで、ポイント加算情報とは、仮付与ポイント値に含めるポイント値を決定するために用いられる情報をいう。
第1のポイント処理部23は、取得された固定バーコード情報に応じて仮付与ポイント値を記憶する。即ち、第1のポイント処理部23は、固定バーコード情報及びポイント加算情報を取得し、ポイント加算情報に基づいたポイント値を固定バーコード情報に対応する仮付与ポイント値に含める。これにより、未ログイン状態において付与されたポイントが、仮付与ポイントとして固定バーコードに対応付けられて一時的に記憶される。
第2のポイント処理部25は、ユーザ端末3がログイン状態とされユーザ識別情報が特定されたことに応じて、コード情報に対応して記憶されている仮付与ポイントの値が、ユーザ識別情報に対応するポイント値となるようにする
これにより、未ログイン状態において一時的に記憶しておいた仮付与ポイントの値が、ユーザ識別情報に対応する使用可能ポイントの値に切り換わる。
第2取得部24は、管理処理部21が固定バーコード情報に加え、該固定バーコード情報に対応づけた参照キーをユーザ端末3に送信する場合、ユーザ端末3がログイン状態とされユーザ識別情報が特定された状態で、ユーザ端末3から送信されてくる参照キーを取得する。
この場合、第2のポイント処理部25は、第2取得部24が取得した参照キーが対応するコード情報に対応して記憶されている仮付与ポイント値が、ユーザ識別情報に対応するポイント値となるようにする。
またログイン状態において、管理処理部21はワンタイムバーコードのコード情報であるワンタイムバーコード情報をユーザ端末3に送信する。ワンタイムバーコードは、ログイン状態においてポイントを付与又は使用する際にユーザ端末3に表示される。
この場合、第1取得部22は、ログイン状態においてユーザ端末3に表示され、店舗端末4で読み取られたワンタイムバーコード情報、及び該ワンタイムバーコード情報に対応づけられた付与又は使用するポイント値を取得する。
そして第1のポイント処理部23は、第1取得部22が取得したコード情報に応じて、記憶されている使用可能ポイントの値に第1取得部22が取得したポイント値を加算又は減算する。これにより、ログイン状態において管理サーバ2は、ポイントの付与や使用に応じて使用可能ポイントの値を更新することができる。
以下、これらの機能を備えた管理サーバ2が用いるDB5について説明する。
DB5は、例えばユーザDB51、コード管理DB52、ポイント管理DB53、仮付与ポイント管理DB54等で構成されている。もちろんこれ以外にもDB5は、インターネットの管理サーバ2として機能するために必要なDBを含んで構成されていてもよい。
ユーザDB51には、ユーザ端末3を所持するポイント管理システムを利用するユーザに関するパーソナルデータが記憶されている。具体的には、ユーザ識別情報であるユーザID(Identification)に対して、氏名、性別、年齢、住所、嗜好などの属性情報、ウェブページの閲覧履歴等の行動履歴情報、当該行動の時刻情報などが紐付けられて記憶されている。ここでいうパーソナルデータは、上記したようなユーザに関する様々な情報それ自体のデータや、当該情報から推定できるデータ等のことである。
またユーザDB51に登録されるユーザは、ポイント管理システムが提供するポイント付与サービスを受けるために登録されたユーザなどであり、ユーザIDは当該登録に応じて付与されるものとすればよい。
コード管理DB52には、例えば図4に示すように、固定バーコード情報が参照キー情報に対応付けられて記憶されている。
ポイント管理DB53には、例えば図5に示すように、各ユーザの所有するポイント値がユーザIDに対応付けられて記憶されている。ポイント管理DB53に記憶されたポイントは、ログイン状態において付与又は使用が可能である。
またポイント管理DB53には、ユーザIDに対応付けられて参照キー情報が記憶されている。
仮付与ポイント管理DB54は、図6に示すように、固定バーコード情報に対応付けられて仮付与ポイント情報が記憶されている。管理サーバ2は、仮付与ポイント管理DB54を参照することで、取得した固定バーコード情報に応じた仮付与ポイントの加算を行うことができる。
これらの各DB(51から54)は、管理サーバ2がアクセス可能とされていればどのような形態で実現されていてもよい。例えば管理サーバ2と同一システム内の記憶部に各DB(51から54)のすべてが形成されていてもよいし、各DB(51から54)の一部又は全部が別体、遠隔地等のコンピュータシステムに設けられていてもよい。もちろん各DB(51から54)が一つの装置(例えば一つのHDD等)内に形成されている必要はない。また各DB(51から54)のそれぞれが、それぞれ1つのDBとして構成される必要もない。例えばユーザDB51として記憶される情報が、複数のユーザDB(例えばログイン用のユーザDBと取引用のユーザDBなど)により記憶管理されてもよい。以下説明する各DB(51から54)は、実施の形態の処理に関連する情報の記憶部を、それぞれ1つのDBの形態で例示したものに過ぎない。
<3.ユーザ端末の機能構成>
図7に1又は複数の情報処理装置で構成されるユーザ端末3としての機能構成を示す。
ユーザ端末3としての各機能は、情報処理装置においてCPU101でプログラムに応じて実行される処理により実現される機能である。但し以下説明する全部又は一部の各構成の処理をハードウェアにより実現してもよい。
また各機能をソフトウエアで実現する場合に、各機能がそれぞれ独立したプログラムで実現される必要はない。1つのプログラムにより複数の機能の処理が実行されてもよいし、1つの機能が複数のプログラムモジュールの連携で実現されてもよい。
また各機能は複数の情報処理装置に分散されていてもよい。さらに機能の1つが、複数の情報処理装置によって実現されてもよい。
ユーザ端末3は、受信処理部31、表示制御部32、送信処理部33を有する。
受信処理部31は、固定バーコード情報を受信して記憶部(例えば図2の記憶部108)に記憶させる。また表示制御部32は、未ログイン状態においてユーザが店舗で商品又はサービスを購入する際に、固定バーコードを表示部(例えば図2の出力部107)に表示させる。これにより、店舗端末4はユーザ端末3に表示された固定バーコード情報を読み込むことができる。
送信処理部33は、管理サーバ2に対してユーザ識別情報を特定させるログイン状態となっているときに、記憶部に記憶されている参照キーを管理サーバ2に送信する。
これにより、管理サーバ2側で仮付与ポイントが使用可能ポイントに切り換わる。
<4.ユーザ端末での表示態様>
以下、実施の形態におけるポイント管理システムでのユーザ端末3に表示される画面の一例について、図8から図10を参照して説明する。
ユーザが、ユーザ端末3の操作によりポイント管理システムを利用するためのアプリケーションプログラムを起動すると、ユーザ端末3に図8のようなログイン画面60Aが表示される。ここでユーザは、本システムを利用するにあたり、ログインを行うか否かを選択することができる。
まず、ユーザがログインをして本システムを利用する場合について説明する。
ユーザはユーザ端末3の操作により、ユーザID入力欄61にユーザIDを、パスワード入力欄にパスワードを入力して、ログインボタン63を選択する(以下、ログイン操作とも表記する)。この操作によりログインが完了すると、ユーザ端末3には図9に示すようなバーコード表示画面60Bが表示される。
バーコード表示画面60Bには、ワンタイムバーコードが表示される表示領域70と、ユーザが現在使用することが可能なポイント(使用可能ポイント)が表示される表示領域71とが設けられている。ユーザは、店舗において商品又はサービスを購入する際に、店舗の従業員にユーザ端末3に表示されているワンタイムバーコードを提示することができる。
従業員が提示されたワンタイムバーコードを店舗端末4により読み込むことで、当該ワンタイムバーコード情報が店舗端末4に取得され、当該取得されたワンタイムバーコード情報及び付与又は使用するポイント値が店舗端末4から管理サーバ2に送信される。
管理サーバ2において、店舗端末4から送信されてきた付与又は使用するポイント値に応じて使用可能ポイントを更新して記憶する。このとき管理サーバ2は、更新された使用可能ポイントをユーザ端末3の表示領域71に表示させることもできる。
以上より、ユーザはログイン状態で本システムを利用することにより、商品又はサービスの購入の際に、ポイントを貯めることができ、また貯めたポイントを使用することができる。
なお、ユーザがまだ本システムについて会員登録をしていない場合は、図8のログイン画面60Aにおいて会員登録ボタン64を選択することで会員登録手続画面に移動し、登録手続きを行うことで、図9のログイン状態におけるバーコード表示画面60Bを表示させることができる。
また、図9で表示されている表示領域71の使用可能ポイントは、ユーザが表示領域71をクリック、タップ操作等することで表示するか否かの切り換えを行うことができる。
次に、ユーザがログインをせずに本システムを利用する場合について説明する。
ログインをせずに本システムを利用するユーザは、図8において、ユーザ端末3の操作により非ログインボタン65を選択する。するとユーザ端末3には、図10のようなバーコード表示画面60Cが表示される。
バーコード表示画面60Cには、固定バーコードが表示される表示領域80と、コンテンツが表示される表示領域81とが設けられている。
ユーザは、店舗において商品又はサービスを購入する際に、店舗の従業員にユーザ端末3に表示されている固定バーコードを提示することができる。
従業員が提示された固定バーコードを店舗端末4により読み込むことで、固定バーコード情報が店舗端末4に取得され、当該取得された固定バーコード情報及び付与されるポイント情報が店舗端末4から管理サーバ2に送信される。管理サーバ2は、付与すべきポイントを取得した固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントとして一時的に記憶する。
表示領域81には、例えば、ログインすることで貯めたポイントを使用することができるといった本システムの説明や、商品又はサービスの広告やクーポン、現在の仮付与ポイントの値等、様々なコンテンツを表示させることができる。また表示領域81には、仮付与ポイントが更新されるごとに、その更新された仮付与ポイントを表示させてもよい。
以上より、未ログイン状態において、店舗端末4から取得した使用可能ポイントとして付与すべきポイントを管理サーバ2側で仮付与ポイントとして一時的に記憶しておくことができる。これにより、ユーザは未ログイン状態であってもポイントを貯めることができる。
なお、管理サーバ2に仮付与ポイントが一時的に記憶されている状態において、図8でのユーザによるログイン操作によりユーザ端末3と管理サーバ2との間でログイン処理が行われると、図9のバーコード表示画面60Bが表示されるとともに、内部的に使用可能ポイントとして仮付与ポイントが加算される。
このとき、仮付与ポイントが加算されることにより更新された使用可能ポイントの値を表示領域71に表示することとしてもよい。
<5.ポイント管理システムの処理の概要>
以下、図11を参照してポイント管理システムの処理の概要について説明する。図11は、管理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4が実行する処理の流れの一例を示している。ここでは、未ログイン状態において一時的に記憶された仮付与ポイントが、使用可能ポイントに切り換わるまでの流れを示している。
まずステップS1として、あらかじめ管理サーバ2から固定バーコード情報がユーザ端末3に送信され、ユーザ端末3には、受信した固定バーコード情報が記憶されている状態となる。
この状態において、ユーザが商品又はサービスを購入する際に、ユーザ端末3により本システムをログインせずに利用しようとした場合、例えば図8の非ログインボタン65を選択操作することで、ユーザ端末3に図10のような固定バーコードが表示される。即ち、ユーザ端末3は、ステップS2において、ユーザによる非ログインボタンの選択操作の検知に応じて固定バーコードを表示する。
ユーザはポイントの付与を希望する場合、ユーザ端末3に表示された固定バーコードを商品又はサービスを購入する際に従業員に提示する。このとき従業員は店舗端末4により固定バーコードを読み取る。
店舗端末4は、ステップS3において、ユーザ端末3に表示された固定バーコードを読み込むことで固定バーコード情報を取得する。そして店舗端末4は、ステップS4において、ステップS3で取得した固定バーコード情報とポイント加算情報とを管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2は、店舗端末4から固定バーコード情報及びポイント加算情報を取得すると、取得したポイント加算情報に基づいて今回付与されるポイント値情報を取得し、ステップS5において、固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントの値に算出した付与されるポイント値を加算し、記録する。
これにより、未ログイン状態における仮付与ポイントが管理サーバ2において記録された状態となる。
ここで、仮付与ポイント値に含めるポイント値を決定するために用いられるポイント加算情報の例について説明する。
例えば、ポイント加算情報は、付与されるポイント値であってもよい。この場合、従業員が店舗端末4でユーザ端末3の固定バーコードを読み取る際に、店舗端末4にポイント値を入力することで、当該ポイント値の情報を店舗端末4から管理サーバ2に送信することができる。ポイント値の情報を取得した管理サーバ2は、当該ポイント値を仮付与ポイントの値に加算して記憶する。
また、ポイント加算情報は、ユーザの支払金額とポイント付与割合の情報であってもよい。ポイント付与割合とは、ユーザの支払金額に対してポイントを付与する割合のことをいい、例えば、5%、半額、8割といったように、あらかじめ定められている割合である。この場合、従業員が店舗端末4でユーザ端末3の固定バーコードを読み取る際に、固定バーコード情報とともに、ポイント加算情報として購入金額とポイント付与割合の情報が店舗端末4から管理サーバ2へ送信される。その後、管理サーバ2は、購入金額とポイント付与割合の情報から付与されるポイント値を算出し、当該算出したポイント値を仮付与ポイントの値に加算して記憶する。
また、ポイント加算情報は、ユーザの支払金額の情報であってもよい。この場合、従業員が店舗端末4でユーザ端末3の固定バーコードを読み取る際に、固定バーコード情報とともに、ポイント加算情報として購入金額の情報が店舗端末4から管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2は、取得した購入金額から管理サーバ2側であらかじめ設定されているポイント付与割合に基づいて付与されるポイント値を算出し、当該算出したポイント値を仮付与ポイントの値に加算して記憶する。
このように、ポイント加算情報には様々な例が考えられる。
その後、ユーザによりユーザ端末3上でログイン操作が行われると、本システムについてのログイン処理が行われる。ユーザ端末3は、ステップS6においてログイン要求情報を管理サーバ2に送信し、管理サーバ2側ではステップS7においてログイン処理を行う。
このとき管理サーバ2は、ユーザ端末3から仮付与ポイントの値を使用可能ポイントの値に切り換えるために必要な情報、例えば、固定バーコード情報や参照キーなどの情報を取得する。
そして管理サーバ2は、ステップS8において、ユーザ端末3がログイン状態とされユーザ識別情報が特定されたことに応じてユーザIDの使用可能ポイントの値を取得し、固定バーコードに対応付けられて記録された仮付与ポイントの値を取得する。管理サーバ2は、仮付与ポイントの値を使用可能ポイントの値に切り換えることで、使用可能ポイントの値を更新する。
これにより、ユーザは、未ログイン状態においてもポイントを貯めることができるようになる。
以上の図11に示すフローについての実現手法として、例えば次の4例が考えられる。
[1]第1例について
第1例は、ログイン処理が行われるまで固定バーコード情報とユーザIDの対応付けが行われない例である。
まずユーザ端末3が管理サーバ2から本システムを実現するためのアプリケーションプログラムをダウンロードする際に、管理サーバ2は、固定バーコード情報とユーザIDを管理サーバ2側で対応付けないまま、所定のタイミングでユーザ端末3に固定バーコード情報を送信する(図11のS1)。
ユーザ端末3は管理サーバ2から受信した固定バーコード情報を記憶する。これにより、ユーザ端末3に固定バーコード情報があらかじめ記憶された状態となる。
そして、ユーザが商品又はサービスを購入する際に、未ログイン状態でユーザ端末3に固定バーコードを表示させると(S2)、店舗端末4は、ユーザ端末3に表示されたバーコードを読み取り、固定バーコード情報とポイント加算情報を管理サーバ2に送信する(S3、S4)。
管理サーバ2は、店舗端末4から固定バーコード情報及びポイント加算情報を取得すると、ポイント加算情報に基づいて付与するポイント値を算出し、当該固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントとして累積管理する(S5)。
その後、ユーザ端末3と管理サーバ2の間でログイン処理が行われる際に、ユーザ端末3は管理サーバ2に固定バーコード情報とユーザIDを送信する。管理サーバ2がユーザ端末3から固定バーコード情報とユーザIDを取得することで、固定バーコード情報とユーザIDが対応付けられる(S6、S7)。
管理サーバ2は、固定バーコード情報に対応する仮付与ポイント値を、取得したユーザIDに対応する使用可能ポイントの値として切り換える(S8)。これにより、ユーザは、未ログイン状態において貯めていたポイントを使用することが可能となる。
なお、ここでは固定バーコード情報とポイント加算情報を店舗端末4を介して管理サーバ2に送信したが、店舗端末4を介することなくユーザ端末3から直接管理サーバ2に固定バーコード情報とポイント加算情報を送信することも可能である。
例えば、ユーザが店舗にて商品又はサービスを購入する際に、固定バーコード情報をユーザ端末3から管理サーバ2に直接送信し、購入金額等のポイント加算情報を店舗端末4から管理サーバ2に送信することも可能である。
また、例えば、ネットショッピング等で商品又はサービスを購入するような場合には、固定バーコード情報と購入金額等のポイント加算情報をユーザ端末3から管理サーバ2に直接送信することもできる。
[2]第2例について
第2例は、アプリケーションプログラムのダウンロードの際に、固定バーコード情報と端末識別子を対応付ける例である。端末識別子は、ユーザ端末3を有するユーザを識別するための識別情報であり、例えば一意なIDやIPアドレス等である。
管理サーバ2は、あらかじめ固定バーコード情報と端末識別子を管理サーバ2内で対応付けて管理しておく。管理サーバ2は、所定のタイミングでユーザ端末3に固定バーコード情報を送信する(S1)。ユーザ端末3は管理サーバ2から受信した固定バーコード情報を記憶する。
そして、ユーザが商品又はサービスを購入する際に、未ログイン状態でユーザ端末3に固定バーコードを表示させると(S2)、店舗端末4は、ユーザ端末3に表示されたバーコードを読み取り、固定バーコード情報とポイント加算情報を管理サーバ2に送信する(S3、S4)。
管理サーバ2は、店舗端末4から固定バーコード情報及びポイント加算情報を取得すると、ポイント加算情報に基づいて付与するポイント値を算出し、当該固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントとして累積管理する(S5)。このとき、管理サーバ2は固定バーコード情報と端末識別子の対応関係を参照することはせず、単に固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントとしてポイント加算を行う。
その後、ユーザ端末3と管理サーバ2の間でログイン処理が行われる際に、管理サーバ2はユーザ端末3からユーザIDとともに端末識別子を取得する(S6、S7)。
管理サーバ2は、取得した端末識別子に対応する固定バーコード情報を確認する。そして管理サーバ2は、固定バーコード情報に対応する仮付与ポイント値を、取得したユーザIDに対応する使用可能ポイントの値として切り換える(S8)。これにより、ユーザは、未ログイン状態において貯めていたポイントを使用することが可能となる。
なお、第2例では、アプリケーションプログラムのダウンロードの際に固定バーコード情報と端末識別子を対応付ける例について説明したが、アプリケーションプログラムのダウンロードの際に、例えばログイン状態であった場合等に、端末識別子でなくユーザIDを取得することとしてもよい。
この場合、管理サーバ2は、あらかじめ固定バーコード情報とユーザIDを対応付けて管理しておき、ユーザ端末3からユーザIDを取得した際に、固定バーコード情報に対応する仮付与ポイント値を、取得したユーザIDに対応する使用可能ポイントの値として切り換える。
[3]第3例について
第3例は、あらかじめ固定バーコード情報と端末識別子を対応付けておき、ログイン処理の際に、ログイン時に取得した固定バーコード情報と端末識別子が、ダウンロードの際に取得したものと一致するかをチェックしてから仮付与ポイントの使用可能ポイントへの切り換えを行う例である。
管理サーバ2は、第2例と同様に、あらかじめ固定バーコード情報と端末識別子を管理サーバ2内で対応付けて管理しておく。そして、管理サーバ2は、所定のタイミングでユーザ端末3に固定バーコード情報を送信する(S1)。ユーザ端末3は管理サーバ2から受信した固定バーコード情報を記憶する。
そして、ユーザが商品又はサービスを購入する際に、未ログイン状態でユーザ端末3に固定バーコードを表示させると(S2)、店舗端末4は、ユーザ端末3に表示された固定バーコード情報を読み取り、固定バーコード情報とポイント加算情報を管理サーバ2に送信する(S3、S4)。
管理サーバ2は、店舗端末4から固定バーコード情報及びポイント加算情報を取得すると、ポイント加算情報に基づいて付与するポイント値を算出し、当該固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントとして累積管理する(S5)。
その後、ユーザ端末3と管理サーバ2の間でログイン処理が行われる際に、ユーザ端末3は管理サーバ2に固定バーコード情報、ユーザID、及び端末識別子を送信する(S6、S7)。そして、管理サーバ2は、ログイン時に取得した固定バーコード情報及び端末識別子が、あらかじめ取得しておいた固定バーコード情報及び端末識別子と一致するかを判定する。固定バーコード情報及び端末識別子の両方が一致する場合には、管理サーバ2は、固定バーコード情報に対応する仮付与ポイント値を、取得したユーザIDに対応する使用可能ポイントの値として切り換える(S8)。これにより、ユーザは、未ログイン状態において貯めていたポイントを使用することが可能となる。
[4]第4例について
第4例は、固定バーコード情報に対応付けられた仮付与ポイントとユーザIDを参照キーを介して対応付けることで、仮付与ポイントの使用可能ポイントへの切り換えを行う例である。
まず管理サーバ2では、例えば図4、図5で示すようにあらかじめユーザIDと参照キーを対応付け、さらに固定バーコード情報と参照キーを対応付けて管理しておく。
そして、所定のタイミングで管理サーバ2はユーザ端末3に参照キーと固定バーコード情報を送信する(S1)。ユーザ端末3は管理サーバ2から受信した参照キーと固定バーコード情報を記憶する。
そして、ユーザが商品又はサービスを購入する際に、未ログイン状態でユーザ端末3に固定バーコードを表示させると(S2)、店舗端末4は、ユーザ端末3に表示された固定バーコード情報を読み取り、固定バーコード情報とポイント加算情報を管理サーバ2に送信する(S3、S4)。
管理サーバ2は、店舗端末4から固定バーコード情報及びポイント加算情報を取得すると、ポイント加算情報に基づいて付与するポイント値を算出し、当該固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントとして累積管理する(S5)。
その後、ユーザ端末3と管理サーバ2の間でログイン処理が行われる際に、ユーザ端末3は管理サーバ2に参照キーを送信する(S6、S7)。
管理サーバ2は、受信した参照キーに対応する固定バーコード情報を判定し、固定バーコード情報に対応する仮付与ポイント値を、取得した参照キーに対応するユーザIDの使用可能ポイントの値として切り換える(S8)。これにより、ユーザは、未ログイン状態において貯めていたポイントを使用することが可能となる。
<6.ポイント管理システムの処理の具体例>
以下、実施の形態におけるポイント管理システムの処理の具体例として、上述した第4例の処理について図12及び図13を参照して説明する。
図12は、管理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4が実行する処理の流れの一例であり、セキュリティの向上のために参照キーが用いられる例である。図は、未ログイン状態において付与されたポイントが、使用可能ポイントとして加算されるまでの流れを示している。
まずユーザは、自身の使用するユーザ端末3に本システムを利用するためのアプリケーションプログラムをダウンロードする。このとき、ステップS9において、ユーザ操作によりユーザ端末3が本システムを利用するためのアプリケーションプログラムのダウンロード要求を管理サーバ2に行なう。ユーザ端末3は、当該ダウンロード要求とともにユーザIDを管理サーバ2に送信する。
ユーザ端末3から当該ダウンロード要求及びユーザIDを受信すると、管理サーバ2はステップS10において、受信したユーザIDとユーザ端末3に送信する参照キーとの対応付けを行う。なお、管理サーバ2側では、対象キーと固定バーコード情報との対応付けはあらかじめ行われているものとする。
そして管理サーバ2は、ステップS11において、アプリケーションプログラムの情報とともに、取得した参照キーをユーザ端末3に送信する。
ユーザ端末3は、管理サーバ2から受信した参照キーを記憶部に記憶する。これにより、本システムを利用するためのアプリケーションプログラムがユーザ端末3を介して利用可能となるとともに、管理サーバ2への要求とともに送信する参照キーがユーザ端末3に記憶された状態となる。
その後、ユーザが店舗で商品又はサービスを購入する際などに、本システムを利用してポイントを付与しようとする場合、ステップS12でユーザ操作によりユーザ端末3でアプリケーションプログラムが起動されると、図8のようなログイン画面60Aがユーザ端末3に表示される。
このときユーザ端末3は、ステップS13において、固定バーコード情報の要求とともに、参照キーを管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2は、ユーザ端末3から参照キーを受信すると、図4のコード管理DB52から参照キーに対応する固定バーコード情報を取得する。そして管理サーバ2は、ステップS14において、参照キーに対応する固定バーコード情報をユーザ端末3に送信する。
ユーザ端末3は、管理サーバ2から固定バーコード情報を受信すると、記憶部に記憶する。これにより、ユーザ端末3は固定バーコード情報を表示することができるようになる。
ステップS15において、図8のようなログイン画面60Aでユーザ操作により未ログインでのポイント付与が選択されると(非ログインボタン65を選択)、ユーザ端末3は、ステップS2において、図10のような固定バーコード(表示領域80)が表示される。
店舗端末4は、ユーザ端末3に表示された固定バーコードを読み込み、ステップS3において、当該固定バーコード情報を取得する。そして店舗端末4は、ステップS4において、ステップS3で取得した固定バーコード情報を管理サーバ2に送信する。このとき店舗端末4は、購入された商品又はサービスについてのポイント加算情報も管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2は、店舗端末4から固定バーコード情報及びポイント加算情報を取得すると、ステップS5において、ポイント加算情報に基づいて付与するポイント値を算出し、当該固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントとして加算し、記録する。
これにより、未ログイン状態における仮付与ポイントが管理サーバ2において記録された状態となる。
その後、ユーザは操作によりユーザ端末3においてログイン処理を行う。ユーザ端末3はステップS16においてログイン要求情報を管理サーバ2に送信し、管理サーバ2側ではステップS17においてログイン処理を行う。このときユーザ端末3は、アプリケーションプログラムのダウンロードの際に記憶しておいた参照キーを管理サーバ2に送信する。
ログイン処理の完了後、参照キーを取得した管理サーバ2は、参照キーに対応するユーザIDに紐付けられた使用可能ポイントの値を取得し、固定バーコードに対応付けられて記録された仮付与ポイントの値を取得する。管理サーバ2は、ステップS8において仮付与ポイントの値を使用可能ポイントの値として切り換えることで、使用可能ポイントの値を更新する。
以上により、ユーザは、本システムを利用するにあたり、未ログイン状態においてもポイントを貯めることができる。
次に、ログイン状態におけるポイントの付与、及び使用可能ポイントの使用の流れの一例について、図13を参照して説明する。ここでは、既に図12に示したステップS9からS12の処理は行われた状態である。即ち、ユーザ端末3ではダウンロードされたアプリが起動され、図8のようなログイン画面60Aが表示された状態である。
例えば、ユーザが店舗内で商品又はサービスを購入する際などに、ステップS21のように、ユーザ操作によりログイン画面60Aにおいて、ログインでのポイント付与又は使用を選択すると(ログインボタン63を選択)、ステップS22、S23において、ユーザ端末3と管理サーバ2の間でログイン処理が行われる。
そして管理サーバ2は、ステップS24において、ログインしたユーザのユーザIDに対応付けられたワンタイムバーコード情報をユーザ端末3に送信する。
ユーザ端末3は、管理サーバ2からワンタイムバーコード情報を取得することで、ステップS25において、図9のようにワンタイムバーコードを表示させる(表示領域70)。
店舗端末4は、ユーザ端末3に表示されたワンタイムバーコードを読み込み、ステップS26において、当該ワンタイムバーコード情報を取得する。そして店舗端末4は、ステップS27において、ステップS26で取得したワンタイムバーコード情報を管理サーバ2に送信する。
また店舗端末4は、ステップS30において、ユーザのポイントの付与又は使用の意思に応じて、ポイントの付与又は使用の要求(加算又は減算するポイント値)を管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2は、店舗端末4からワンタイムバーコード情報を取得すると、ワンタイムバーコードに対応付けられたユーザIDを確認する。
そして、管理サーバ2は、ポイントの付与又は使用要求(加算又は減算するポイント値)を取得し、ステップS32において、ユーザIDに対応付けられた使用可能ポイントに対して、ポイントの加算又は減算を行い、更新された使用可能ポイントを記憶する。
以上により、ログイン状態におけるポイントの付与又は使用が行われる。
<7.管理サーバの処理>
以上のようなポイント管理システムの動作を実現するために管理サーバ2が実行する処理について図14を参照して説明する。
まず管理サーバ2は未ログイン状態において、図14に示すようにステップS101、S102のループ処理の監視を行う。管理サーバ2は、ステップS101で店舗端末4からのバーコード情報の受信、ステップS102でユーザ端末3からのログイン要求の受信を監視する。ユーザ端末3では図8に示すようなログイン画面60Aが表示されている。
管理サーバ2は、ステップS101において、店舗端末4からコード情報を受信すると、ステップS103、S108でコード情報に応じたバーコード種別の判定を行う。実施の形態では、ユーザ端末3に表示されるバーコード種別には固定バーコードとワンタイムバーコードがある。
管理サーバ2は、バーコード情報に含まれる識別子を参照することでバーコード種別を判別する。コード情報の識別子はバーコード種別を示す部分を有しており、管理サーバ2は、当該部分を参照することで、バーコードが固定バーコードであるかワンタイムバーコードであるかを判定する。
ここで、管理サーバ2は、ユーザ端末3からログイン要求を受信していないため、ユーザ端末3との間でログイン処理を行っていない状態(未ログイン状態)である。よって、ユーザ端末3には固定バーコードが表示され、店舗端末4は当該固定バーコードを読み取ることになる。
従って、管理サーバ2は、店舗端末4から固定バーコード情報を受信する。管理サーバ2は、受信したコード情報の識別子からバーコード種別が固定バーコードであると判定し、ステップS103からステップS104に処理を進める。
管理サーバ2は、ステップS104において、受信した固定バーコードに対応する仮付与ポイントの値に、店舗端末4から取得したポイント加算情報に基づいて算出されたポイント値と加算することで更新した仮付与ポイントの値を仮付与ポイント管理DB54に記憶する。そして管理サーバ2は、ステップS101、S102の監視ループに戻る。
これにより、未ログイン状態において、ユーザが商品又はサービスを購入した際に付与されたポイントが仮付与ポイントとして一時的に記憶されることになる。なお、未ログイン状態においては、仮付与ポイントの加算のみが行われ、商品又はサービスを購入する際にポイントを割引きのために使用についてはすることができない。
その後、ステップS102において、ユーザ端末3からログイン要求を受信すると、管理サーバ2は、ステップS105においてログイン処理を行い、ログイン処理が適切に行われたことをユーザ端末3に通知する。
このとき、管理サーバ2は、ステップS106においてユーザ端末3から参照キーを受信すると、ステップS119において、仮付与ポイント管理DB54に仮付与ポイントが記憶されているか否かを判定する。管理サーバ2は、コード管理DB52を参照して受信した参照キーに対応する固定バーコード情報を取得する。そして管理サーバ2は、仮付与ポイント管理DB54を参照して当該固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントが記憶されているか否かを確認する。
仮付与ポイントが記憶されていた場合、管理サーバ2は、ステップS107において、仮付与ポイント管理DB54から受信した固定バーコード情報に対応する仮付与ポイントの値を取得する。そして管理サーバ2は、参照キーに対応するユーザIDの使用可能ポイントの値をポイント管理DB53から取得し、使用可能ポイントの値に仮付与ポイントの値を加算する。
これにより、未ログイン状態において一時的に仮付与ポイントとして記憶されていたポイントが、使用可能ポイントに切り換わり加算される。なお、このとき管理サーバ2は、更新した使用可能ポイントの値の情報をユーザ端末3に送信してもよい。これにより、例えばユーザ端末3上の図9の表示領域71に更新後の使用可能ポイントが表示される。
仮付与ポイントが記憶されていない場合、管理サーバ2はステップS119からステップS101、S102の監視ループに戻る。
ログイン状態において、管理サーバ2がステップS101で店舗端末4からコード情報を受信する場合、当該コード情報のバーコード種別はワンタイムバーコードによるものである。管理サーバ2は、受信したコード情報の識別子を参照することで、バーコード種別がワンタイムバーコードであると判定する。
そのため、管理サーバ2はステップS101、S103、S108、S114の順に処理を進め、店舗端末4からポイントの付与要求を受信しているか否かを判定する。
ステップS114で店舗端末4からポイントの付与要求を受信している場合は、管理サーバ2はステップS115で、ログイン対象のユーザIDに対応する使用可能ポイントに付与されるポイントを加算することで、使用可能ポイントを更新し、記憶する。
店舗端末4からポイントの付与要求を受信していない場合は、管理サーバ2は、ステップS115の処理を行うことなくステップS116に処理を進める。
管理サーバ2は、ステップS116において、店舗端末4からポイントの使用要求を受信しているか否かを判定する。
ステップS116で店舗端末4からポイントの使用要求を受信している場合は、管理サーバ2はステップS117で、ログイン対象のユーザIDに対応する使用可能ポイントに使用されるポイントを減算することで、使用可能ポイントを更新し、記憶する。
店舗端末4からポイントの使用要求を受信していない場合は、管理サーバ2は、ステップS116の処理を行うことなくステップS101、102の監視ループに戻る。
また、ステップS103、S108において固定バーコード又はワンタイムバーコードと判定されなかった場合は、管理サーバ2はステップS101、102の監視ループに戻る。
これにより、ログイン状態において、ユーザが商品又はサービスを購入した際に、付与又は使用されたポイントを反映させた使用可能ポイントの更新が可能となる。なお、更新された使用可能ポイントの値の情報をユーザ端末3に送信し、例えば図9の表示領域71に更新後の使用可能ポイントを表示させてもよい。
以上のような処理を管理サーバ2が実行することで、ポイントの付与については必ずしもログイン処理を行う必要がなくなり、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
<8.ユーザ端末の処理>
以上のようなポイント管理システムの動作を実現するためにユーザ端末3が実行する処理について図15を参照して説明する。
ユーザ端末3は、図15に示すように、ステップS201、S202のループ処理の監視を行う。ここで、管理サーバ2は、ステップS201でユーザによるログイン操作の検知、ステップS202でユーザによる未ログイン状態でのポイント付与の選択操作の検知を監視する。ユーザ端末3では図8に示すようなログイン画面60Aが表示されており、未ログイン状態である。
ユーザ端末3は、ステップS201において、ログイン操作を検知すると、ステップS203に処理を進める。ここでログイン操作とは、例えば図8のログイン画面60Aにおいて、ユーザ端末3を介したユーザの操作により、ログインボタン63が選択されることである。
ログイン操作を検知すると、ユーザ端末3は、ステップS203において、管理サーバ2にログイン要求を送信する。ユーザ端末3は、ステップS204においてログインが成功すると、ステップS206に処理を進める。ここで、ログインの成功とは、ユーザ端末3が管理サーバ2からログイン処理が行われた旨の通知を受信することである。
なお、ログインが失敗した場合、即ち、管理サーバ2からログイン処理が適正に行われなかった旨の通知を受信する、所定期間内に管理サーバ2から通知を受信しない等の場合は、ユーザ端末3は、ステップS204からステップS201、202の監視ループに戻る。
ログインが成功すると、ユーザ端末3は、ステップS206において、あらかじめ固定バーコード情報に対応して記憶されている参照キーを管理サーバ2に送信する。これは、管理サーバ2に仮付与ポイントが記憶されている状態である場合に、仮付与ポイントを使用可能ポイントとして切り換える必要があるためである。
その後、ユーザ端末3は、ステップS206において、管理サーバ2からワンタイムバーコード情報を受信する。そしてユーザ端末3は、ステップS207において、ユーザ端末3上にワンタイムバーコードを表示させる。ユーザ端末3は、例えば図9の表示領域70にワンタイムバーコードを表示する。
なおこのとき、ユーザ端末3は、現在の使用可能ポイントの情報を管理サーバ2から受信し、ユーザ端末3上に表示してもよい。ユーザ端末3は、例えば図9の表示領域71に現在の使用可能ポイントを表示させる。
その後、管理サーバ2はステップS201、S202の監視ループに戻る。
これにより、ユーザは、商品又はサービスを購入する際に、ログインした後に表示されるユーザ端末3に表示されたワンタイムバーコードを提示し、店舗側で当該ワンタイムバーコードを読み込むことで、ポイントの付与又は使用可能ポイントの使用を行うことができる。
ユーザ端末3は、ステップS202で、ユーザによる未ログイン状態でのポイント付与の選択操作を検知すると、ステップS208に処理を進める。ここでの選択操作とは、例えば未ログイン状態において提示される図8のログイン画面60Aにおいて、ユーザの操作により非ログインボタン65が選択されることである。
ステップS202で未ログイン状態でのポイント付与の選択操作を検知すると、ユーザ端末3は、ステップS208において、固定バーコードの表示を行う。ユーザ端末3は、例えば図10の表示領域80に固定バーコードを表示する。
なおこのとき、ユーザ端末3は、現在の仮付与ポイントの情報を管理サーバ2から受信し、ユーザ端末3上に表示してもよい。ユーザ端末3は、例えば図10の表示領域81に現在の仮付与ポイントを表示させることができる。
その後、管理サーバ2はステップS201、S202の監視ループに戻る。
これにより、ユーザは、商品又はサービスを購入する際に、ログイン処理を行うことなしに、ユーザ端末3に表示された固定バーコードを提示し、店舗側で当該固定バーコードを読み込むことで、仮付与ポイントとして管理サーバ2上で一時的に記憶しておくことができる。
以上のような処理をユーザ端末3が実行することで、ポイント管理システムの動作が実現される。
<9.まとめ及び変形例>
上記した実施の形態等で説明した管理サーバ2は、固定識別コード情報(固定バーコード情報)をユーザ端末3に送信する管理処理部21と、取得された固定識別コード情報(固定バーコード情報)に応じて仮付与ポイント値を記憶する第1のポイント処理部23と、ユーザ端末3がログイン状態とされユーザ識別情報(ユーザID)が特定されたことに応じて、固定識別コード情報(固定バーコード情報)に対応して記憶されている仮付与ポイント値を、ユーザ識別情報(ユーザID)に対応するポイント値に含める第2のポイント処理部25と、を備えるものである(図11)。
ここで、固定識別コード情報(固定バーコード情報)をユーザ端末3に送信する処理は、図11のステップS1において行われる。
取得された固定識別コード情報(固定バーコード情報)に応じて仮付与ポイント値を記憶する処理は、図11及び図12のステップS2からS5、図14のステップS101,S103,S104において行われる。
ユーザ端末3がログイン状態とされユーザ識別情報(ユーザID)が特定されたことに応じて、固定バーコード情報に対応して記憶されている仮付与ポイント値が、ユーザ識別情報(ユーザID)に対応するポイント値となるようにする処理は、図11のステップS6からステップS8、図12のステップS16,S17,S8、図13のステップS102,S105からS107において行われる。
これにより、未ログイン状態においては固定識別コード情報に対応付けられて仮付与ポイント値が一時的に記憶され、ログイン状態となったときに記憶しておいた仮付与ポイント値が使用可能ポイント値に切り換わり、使用可能となる。
従って、ユーザは、例えば店舗において商品又はサービスを購入する際に、ユーザ端末3でログイン操作を行うことなしに管理サーバ2が提供するポイント管理サービスを利用し、ポイントを貯めることができる。
急いでいるときやレジが混んでいるときなどにおいては、購入した商品又はサービスの精算の際に、本システムを利用するためのログイン操作を行うことをユーザが躊躇する場合がある。また、ログイン操作ではユーザ端末3にユーザIDやパスワードを入力する必要があり、このような操作を手間と感じるユーザも想定される。
このようなユーザにとっては、ユーザ端末3でログイン操作を行うことなしにポイントを貯めることができることは利便性の向上に繋がり、本システムを快適に利用することができるようになる。
また未ログイン状態において仮付与ポイントとしてポイントを付与することができるようになったため、管理サーバ2の処理負担を軽減することができる。
例えば、ポイントを付与する場合は、管理サーバ2はログイン処理を行うことなくポイントを付与することができる。これにより通信量の削減や、それによる通信トラフィックの有効利用を促進することができる。
また管理サーバ2は、固定識別コード情報(固定バーコード情報)及びポイント加算情報を取得し、ポイント加算情報に基づいたポイント値を固定識別コード情報(固定バーコード情報)に対応する仮付与ポイント値に含める(図11のS2からS5)。
これにより、取得した固定識別コード情報とポイント加算情報に基づいたポイント値とが対応付けられ、当該ポイント値が固定識別コード情報に対応して記憶されている仮付与ポイント値に含められる。従って、固定識別コード情報に基づいてポイントを加算すべき仮付与ポイント値を容易に特定することができるため、処理負担の軽減を図ることができる。
また管理サーバ2は、ユーザ端末3の有する固定識別コード情報(固定バーコード情報)を読み取った店舗端末4から、固定識別コード情報(固定バーコード情報)及びポイント加算情報を取得する(図11のS2からS5)。
これにより、店舗端末4を介してユーザ端末3の有する固定バーコード情報をポイント加算情報とともに取得することができる。従って、商品又はサービスを購入する際に、ユーザがユーザ端末3に表示された固定バーコードを店舗の従業員に提示し、当該店舗に従業員が当該固定バーコードを店舗端末4で読み込むことで仮付与ポイントを一時的に管理サーバ2側に記憶しておくことができる。即ち、商品又はサービスを購入したユーザにポイントを付与する際の店舗側の利便性の向上を図ることができる。
また管理サーバ2は、管理処理部21は、固定識別コード情報(固定バーコード情報)と、該固定識別コード情報に対応づけた参照キーとをユーザ端末3に送信し、ユーザ端末3がログイン状態とされユーザ識別情報(ユーザID)が特定された状態で、ユーザ端末3から送信されてくる参照キーを取得する第2取得部24を備え、第2のポイント処理部25は、第2取得部24が取得した参照キーが対応する固定識別コード情報(固定バーコード情報)に対応して記憶されている仮付与ポイント値が、ユーザ識別情報(ユーザIDに対応するポイント値となるようにする(図14のS101からS107)。
ここで、固定識別コード情報(固定バーコード情報)と、該固定識別コード情報(固定バーコード情報)に対応づけた参照キーとをユーザ端末3に送信し、ユーザ端末3がログイン状態とされユーザ識別情報(ユーザID)が特定された状態で、ユーザ端末3から送信されてくる参照キーを取得する処理は、図12のステップS9からS14,S16,S17、図14のステップS102からS107において行われる。
また、第2取得部24が取得した参照キーが対応する固定識別コード情報(固定バーコード情報)に対応して記憶されている仮付与ポイント値が、ユーザ識別情報(ユーザID)に対応するポイント値となるようにする処理は、図12のステップS8、図14のステップS107において行われる。
これにより、固定バーコードに対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報として参照キーを受信する。仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報として、固定バーコード情報ではなく、当該固定バーコード情報よりも多くの識別子を有することで、予測することが難しい参照キーを使用することで、使用可能ポイントを付与する際のセキュリティを向上させることができる。
また管理サーバ2は、管理処理部21は、ユーザ端末3から参照キーを受信すると、該参照キーに対応付けた固定識別コード情報(固定バーコード情報)をユーザ端末3に送信する(図12のS13、S14)。
これにより、管理サーバ2は、固定バーコード情報をユーザ端末3に送信するにあたり、ユーザ端末3に送信した参照キーを受信するまで待機する。従って、固定バーコード情報を送信する前に受信した参照キーによりユーザ端末3の認証を行うため、セキュリティの向上を図ることができる。
また管理サーバ2は、管理処理部21は、ユーザ端末3からのアプリケーションプログラムのダウンロード要求に応じて、参照キーをユーザ端末3に送信する(図12のS11)。これにより、ユーザ端末3においてアプリケーションプログラムを起動させる際に、あらかじめ参照キーが記憶された状態となる。従って、ユーザ端末3から改めて参照キーの要求がされることがなく、管理サーバ2の処理負担が軽減される。
また管理サーバ2において、第1取得部22が判定したコード情報のコード種別(バーコード種別)に応じて、コード情報取得に応じた処理が切り換えられる(図14のS103、S108)。これにより、取得したコード情報のコード種別によって、管理サーバ2は異なる処理を行うことが可能とされる。
従って、取得したバーコード種別によっては管理サーバ2の実行する処理を削減する等、管理サーバ2が実行する処理設計の自由度が向上する。
またコード種別には、固定識別コード(固定バーコード)とワンタイム識別コード(ワンタイムバーコード)がある(図14のS103、S108)。これにより、固定バーコード情報を取得した場合とワンタイムバーコード情報を取得した場合では、異なる処理が実行される。
従って、商品又はサービスを購入する際に使用可能ポイントを使用する際には、セキュリティを確保するためログイン処理等を行うが、仮付与ポイントとしてポイントを付与する際にはログイン処理を不要とするといった、処理を使い分けることができる。従って、バーコード種別によって処理を削減することができるため、管理サーバ2の処理負担の軽減を図ることができる。
上記した実施の形態等で説明したユーザ端末3は、固定識別コード情報(固定バーコード情報)を受信して記憶部に記憶させる受信処理部31と、固定識別コード(固定バーコード)を表示部に表示させる表示制御部32と、管理サーバ2に対してログイン状態とされることでユーザ識別情報(ユーザID)が管理サーバ2に特定されたときに、管理サーバ2が固定識別コード(固定バーコード)に対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報(ユーザID)に対応づける処理に用いる情報を送信する送信処理部33と、を備えるものである(図11)。
ここで、固定識別コード情報(固定バーコード情報)を受信して記憶部に記憶させる処理は、図11のステップS1において行われる。
固定識別コード(固定バーコード)を表示部に表示させる処理は、図11のステップS2、図15のステップS208において行われる。
管理サーバ2に対してユーザ識別情報を特定させるログイン状態となっているときに、管理サーバ2が固定識別コード(固定バーコード)に対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報(ユーザID)に対応づける処理に用いる情報を送信する処理は、図11のステップS6、図12のステップS16、図15のステップS205において行われる。
店舗端末4が表示された固定バーコード情報を読み込み、管理サーバ2に送信することで、管理サーバ2側で仮付与ポイントが一時的に記憶される。また管理サーバ2に対してユーザ識別情報を特定させるログイン状態となっているときに、固定バーコードに対応する仮付与ポイント値をユーザIDに対応づける処理に用いる情報を管理サーバ2に送信することで、管理サーバ2側で仮付与ポイント値が使用可能ポイント値に切り換えられる。
従って、ユーザは、例えば店舗において商品又はサービスを購入する際に、ユーザ端末3でログイン操作を行うことなしに管理サーバ2が提供するポイント管理サービスを利用し、ポイントを貯めることができる。またこれにより、管理サーバ2がログイン処理等の処理を行うことなくポイントを付与することができるため、管理サーバ2の処理負担の軽減も図ることができる。
またユーザ端末3において、受信処理部31は、固定識別コード情報(固定バーコード情報)と、該固定識別コード情報(固定バーコード情報)に対応づけた参照キーとを受信して記憶部に記憶させ、送信処理部33は、ログイン状態となっているときに、記憶部に記憶されている参照キーを送信する(図12のS16、S17)。
即ち、管理サーバ2が固定バーコードに対応する仮付与ポイント値をユーザIDに対応づける処理に用いる情報として参照キーを送信する。従って、仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報として、固定バーコード情報ではなく、当該固定バーコード情報よりも多くの識別子を有することで、予測することが難しい参照キーを使用することで、管理サーバ2側の使用可能ポイントを付与する際のセキュリティを向上させることができる。
ここで、固定識別コード情報(固定バーコード情報)と、該固定識別コード情報(固定バーコード情報)に対応づけた参照キーとを受信して記憶部に記憶させる処理は、図12のステップS9からS11において行われる。
またログイン状態となっているときに、記憶部に記憶されている参照キーを送信する処理は、図12のステップS16、図15のステップS205において行われる。
またユーザ端末3において、表示制御部32は、ログイン状態か否かに応じて異なるコード種別を表示する(図15のS207、208)。これにより、表示されたコード種別のコード情報が店舗端末を介して管理サーバに送信されることで、コード種別に応じた異なる処理を管理サーバに実行させることができる。
またコード種別は、固定識別コード(固定バーコード)とワンタイム識別コード(ワンタイムバーコード)である(図15のS207、208)。
例えば、ログイン状態においてはワンタイムバーコードが表示され、未ログイン状態においては固定バーコードが表示される。これにより、固定バーコード情報を取得した場合とワンタイムバーコード情報を取得した場合では、管理サーバ2に異なる処理を実行させることができる。
またユーザ端末3において、表示制御部32は参照キーを表示しない(図15)。即ち、管理サーバが固定バーコードに対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報は内部的に送受信される。未ログイン状態における仮付与ポイントは、固定バーコードに対応付けられて一時的に記憶されているが、まだ使用可能ポイントとしては記憶されていない状態である。ここで、参照キーはログイン時に仮付与ポイントの値を使用可能ポイントに加算させる処理を管理サーバ2に実行させるために必要となる情報であり、ユーザ端末3から管理サーバ2に送信される。
このとき、ユーザ端末3が参照キーをユーザに視認させないようなかたちで管理サーバ2に送信することで、ユーザにログイン状態になるまで仮付与ポイントとして記憶されていたという認識を与えずに自然に使用可能ポイントとして切り換えられることになる。これにより、ユーザの本システムの快適な利用を実現することができる。
また、ログイン時に仮付与ポイントの値を使用可能ポイントに切り換える処理等を管理サーバ2に実行させるために必要となる情報として、固定バーコード情報を用いることも可能である。しかしながら、当該固定バーコードは店舗でユーザが商品又はサービスの購入を行う際等に頻繁にユーザ端末3に表示されるため、固定バーコード情報が不正に読み取られるおそれがある。そこで、ユーザ端末3に表示されない参照キーにより、ユーザ端末3と管理サーバ2がやり取りを行うことで、セキュリティの向上を図ることができる。
<10.プログラム及び記憶媒体>
以上、本発明の情報処理装置の実施の形態としてのポイント管理システムを説明してきたが、実施の形態のプログラムは、ポイント管理システムにおける管理サーバ2の処理を情報処理装置(CPU等)に実行させるプログラムである。
実施の形態のプログラムは、固定識別コード情報をユーザ端末に送信する処理を情報処理装置に実行させる。また、取得された前記固定識別コード情報に応じて仮付与ポイント値を記憶する。また、前記ユーザ端末がログイン状態とされユーザ識別情報が特定されたことに応じて、前記固定識別コード情報に対応して記憶されている仮付与ポイント値を、ユーザ識別情報に対応するポイント値に含める処理を情報処理装置に実行させる。
即ちこのプログラムは、管理サーバ2に対して図11から図14で説明した処理を実行させるプログラムである。
また、管理サーバ2が提供するポイント管理システムを利用するユーザ端末3に該ポータルサイトを閲覧するための専用のアプリケーションソフトウェアがインストールされており、該端末アプリを備えたユーザ端末3の演算処理装置(CPU等)に各種の処理を実行させるプログラムである。
実施の形態のプログラムは、固定識別コード情報を受信して記憶部に記憶させる。また、前記固定識別コード情報を有する固定識別コードを表示部に表示させる処理を情報処理装置に実行させる。また、管理サーバに対してログイン状態とされることでユーザ識別情報が前記管理サーバに特定されたときに、前記管理サーバが固定識別コード情報に対応する仮付与ポイント値をユーザ識別情報に対応づける処理に用いる情報を送信する処理を情報処理装置に実行させる。
即ち、このプログラムは、ユーザ端末3の演算処理装置に対して図11から図13、図15で説明した処理を実行させるプログラムである。
このようなプログラムにより、上述したポイント管理システムとしての1又は複数の情報処理装置を実現できる。
そしてこのようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。あるいはこのようなプログラムは、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなプログラムを記憶したリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
最後に、上述した実施の形態の説明は本発明の一例であり、本発明は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本技術に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計などに応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
1 ネットワーク、2 管理サーバ、3 ユーザ端末、4 店舗端末、5 データベース、21 管理処理部、22 第1取得部、23 第1のポイント処理部、24 第2取得部、25 第2のポイント処理部、31 受信処理部、32 表示制御部、33 送信処理部

Claims (7)

  1. 固定識別コードをユーザ端末に送信する処理部と、
    未ログイン状態の前記ユーザ端末において前記処理部から受信した前記固定識別コードを表示させる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記ユーザ端末がログイン状態とされユーザ識別情報が特定されたことにより、前記ユーザ識別情報に応じたワンタイム識別コードを前記処理部から受信し、前記受信した前記ワンタイム識別コードを表示させる
    情報処理システム
  2. 前記処理部は、前記固定識別コードに対応付けられた参照キーを前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末から前記参照キーを取得すると、前記参照キーに対応付けられた前記固定識別コードを前記ユーザ端末に送信する
    請求項1に記載の情報処理システム
  3. 前記処理部は、前記ユーザ端末からのアプリケーションプログラムのダウンロード要求に応じて前記参照キーを前記ユーザ端末に送信する
    請求項2に記載の情報処理システム
  4. 前記処理部は、店舗端末が未ログイン状態の前記ユーザ端末から取得した前記固定識別コードに対応するポイント情報を取得し、店舗端末がログイン状態の前記ユーザ端末から取得した前記ワンタイム識別コードに対応するポイント情報を取得する
    請求項1から請求項3の何れかに記載の情報処理システム
  5. 前記処理部は、取得した前記固定識別コードに対応するポイント情報又は前記ワンタイム識別コードに対応するポイント情報に応じて実行する処理を切り換える
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記表示制御部は、前記ユーザ端末において前記参照キーを表示させない
    請求項2又は請求項3に記載の情報処理システム
  7. 固定識別コードを受信して記憶部に記憶させる処理と、
    管理サーバに対して未ログインの状態において前記固定識別コードを表示させる処理と、
    前記管理サーバに対してログイン状態とされユーザ識別情報が特定されたことに応じて前記管理サーバからワンタイム識別コードを取得し、前記ワンタイム識別コードを表示させる処理と、
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
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