JP7242044B2 - ガス器具用熱交換器 - Google Patents
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Description
排気ガスの通過空間を囲む周壁部を備えるケースと、
前記ケース内に収容される複数の伝熱管を備える伝熱管部と、
を有するガス器具用の熱交換器であって、
前記周壁部は、前後方向一方側に排気ガスの排出口が設けられ、前後方向他方側に排気ガスの流入口が設けられ、左右方向一方側に前記伝熱管を取り付ける側壁部が設けられており、
前記側壁部は、複数の第1貫通孔を備える第1貫通孔群と、複数の第2貫通孔を備える第2貫通孔群と、が設けられ、前記第1貫通孔群と前記第2貫通孔群とが前後方向に離れて配置され、
複数の前記伝熱管は、各々の一端側が前記第1貫通孔群の各々の前記第1貫通孔と対応して取り付けられ、各々の他端側が前記第2貫通孔群の各々の前記第2貫通孔と対応して取り付けられ、各々の上下方向の位置をずらした構成で前記側壁部に対して複数段で固定されており、
複数の前記伝熱管は、複数の第1伝熱管を含む第1伝熱管群と、複数の第2伝熱管を含む第2伝熱管群と、を具備し、前記第1伝熱管群における各々の前記第1伝熱管と前記第2伝熱管群における各々の前記第2伝熱管とが上下方向において交互に配置され、
各々の前記第1伝熱管は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第1直線状管部を複数備え、
複数の前記第1直線状管部は、前後方向一方側から他方側に並んで配置され、第1領域において各管部間の前後間隔が第1間隔で等間隔となっており、
前記第1伝熱管群は、前記第1領域の各々の前記第1直線状管部が上下に並んで配置される第1並列配置部を複数有し、
各々の前記第2伝熱管は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第2直線状管部を複数備え、
複数の前記第2直線状管部は、前後方向一方側から他方側に並んで配置され、第2領域において各管部間の前後間隔が前記第1間隔で等間隔となっており、
前記第2伝熱管群は、前記第2領域の各々の前記第2直線状管部が上下に並んで配置される第2並列配置部を複数有し、
前記第1並列配置部における各々の前記第1直線状管部と前記第2並列配置部における各々の前記第2直線状管部とが、第1ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第1伝熱管のうち前記第2領域よりも前後方向片側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部と、複数の前記第2伝熱管のうち前記前後方向片側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部とが、第2ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第2直線状管部の前記前後方向片側において管部間の前後間隔が前記第1間隔とは異なる第2間隔とされることで前記第1ずれ量よりも前記第2ずれ量のほうが大きくなっている。
排気ガスの通過空間を囲む周壁部を備えるケースと、
前記ケース内に収容される複数の伝熱管を備える伝熱管部と、
を有するガス器具用の熱交換器であって、
前記周壁部は、前後方向一方側に排気ガスの排出口が設けられ、前後方向他方側に排気ガスの流入口が設けられ、左右方向一方側に前記伝熱管を取り付ける側壁部が設けられており、
前記側壁部は、複数の第1貫通孔を備える第1貫通孔群と、複数の第2貫通孔を備える第2貫通孔群と、が設けられ、前記第1貫通孔群と前記第2貫通孔群とが前後方向に離れて配置され、
複数の前記伝熱管は、各々の一端側が前記第1貫通孔群の各々の前記第1貫通孔と対応して取り付けられ、各々の他端側が前記第2貫通孔群の各々の前記第2貫通孔と対応して取り付けられ、各々の上下方向の位置をずらした構成で前記側壁部に対して複数段で固定されており、
複数の前記伝熱管は、複数の第1伝熱管を含む第1伝熱管群と、複数の第2伝熱管を含む第2伝熱管群と、を具備し、前記第1伝熱管群における各々の前記第1伝熱管と前記第2伝熱管群における各々の前記第2伝熱管とが上下方向において交互に配置され、
各々の前記第1伝熱管は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第1直線状管部を複数備え、
複数の前記第1直線状管部は、前後方向一方側から他方側に並んで配置され、第1領域において各管部間の前後間隔が第1間隔で等間隔となっており、
前記第1伝熱管群は、前記第1領域の各々の前記第1直線状管部が上下に並んで配置される第1並列配置部を複数有し、
各々の前記第2伝熱管は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第2直線状管部を複数備え、
複数の前記第2直線状管部は、前後方向一方側から他方側に並んで配置され、第2領域において各管部間の前後間隔が前記第1間隔で等間隔となっており、
前記第2伝熱管群は、前記第2領域の各々の前記第2直線状管部が上下に並んで配置される第2並列配置部を複数有し、
前記第1並列配置部における各々の前記第1直線状管部と前記第2並列配置部における各々の前記第2直線状管部とが、第1ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第1伝熱管のうち前後方向片側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部と、複数の前記第2伝熱管のうち前記前後方向片側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部とが、第2ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第2直線状管部のうちの前後方向片側の端に設けられた前記第2直線状管部において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される側を前記前後方向片側に曲げた間隔拡大部が形成されることで前記第1ずれ量よりも前記第2ずれ量のほうが大きくなっている。
更に、複数の第1伝熱管のうち前後方向片側において第1貫通孔又は第2貫通孔に接続される各端部と、複数の第2伝熱管のうち前後方向片側において第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部とが、第2ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並ぶ構成となっている。つまり、貫通孔に接続する部分の前後方向のピッチ(第2ずれ量)を、中央側のピッチ(第1ずれ量)よりも大きく確保することができるため、貫通孔の前後のピッチが狭くなりすぎることを抑え、加工の困難性を解消又は緩和することができる。
第1の開示のガス器具用熱交換器は、複数の第1伝熱管のうち第1領域よりも前後方向片側とは反対側において第1貫通孔又は第2貫通孔に接続される各端部と、複数の第2伝熱管のうち反対側において第1貫通孔又は第2貫通孔に接続される各端部とが、第3ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並ぶ構成であってもよい。そして、複数の第1直線状管部の反対側において管部間の前後間隔が第1間隔とは異なる第3間隔とされることで第1ずれ量よりも第3ずれ量のほうが大きくなっていてもよい。
この構成によれば、伝熱管部における前後方向片側においても、反対側においても、貫通孔に接続する各端部の前後方向のピッチを中央側のピッチ(第1ずれ量)よりも大きく確保することができる。よって、前後方向両側において、貫通孔の前後のピッチが狭くなりすぎることを抑え、加工の困難性を解消又は緩和することができる。
この構成によれば、伝熱管部における前後方向片側においても、反対側においても、貫通孔に接続する各端部の前後方向のピッチを中央側のピッチ(第1ずれ量)よりも大きく確保することができる。よって、前後方向両側において、貫通孔の前後のピッチが狭くなりすぎることを抑え、加工の困難性を解消又は緩和することができる。
以下、実施例1について、図1~図11を参照して説明する。
(給湯装置1の構成)
図1及び図2で示す給湯装置1は、第1ガスバーナ2、入水管4、出湯管6、熱交換器8、第1連結管15などを備えており、外部から供給された水道水を加熱して出湯させる機能を有する。第1ガスバーナ2(給湯バーナ)は、燃焼ガスを燃焼させて燃焼排気(排気ガス)を発生させる部分である。入水管4は、入水口16からの水が流れ込む経路として構成され、出湯管6は、出湯口18へ湯を送り出す経路として構成されている。熱交換器8は、入水管4と出湯管6との間に介在する給湯側伝熱管部11を備えており、給湯側伝熱管部11の内部を通る水に対して第1ガスバーナ2での燃焼によって生じた熱を伝えるように機能する部分である。
熱交換器8は、一次熱交換器9及び二次熱交換器10を備えており、一次熱交換器9は、第1ガスバーナ2の燃焼排気経路の上流側に配置され、二次熱交換器10は、燃焼排気経路の下流側に配置されている。給湯側伝熱管部11は、伝熱管部12及び第3伝熱管部13を備えており、伝熱管部12は二次熱交換器10に備えられており、第3伝熱管部13は一次熱交換器9に備えられている。入水管4の下流側には、二次熱交換器10の伝熱管部12が接続されており、伝熱管部12の下流側には、第1連結管15が接続されている。第1連結管15の下流側には、一次熱交換器9の第3伝熱管部13が接続されており、第3伝熱管部13の下流側には、出湯管6が接続されている。
熱交換器8は、一次熱交換器9によって燃焼排気の顕熱を回収した後、二次熱交換器10によって潜熱を回収するように機能する。具体的には、一次熱交換器9は、第3伝熱管部13内を通る水に対して第1ガスバーナ2で発生した燃焼排気に含まれる燃焼熱を伝熱し、顕熱の熱エネルギーを通水に伝達する形で熱交換する。また、二次熱交換器10は、伝熱管部12内を通る水に対し、第1ガスバーナ2で発生した燃焼排気が一次熱交換器9を通過した後の燃焼熱を伝熱し、潜熱の熱エネルギーを通水に伝達するように熱交換する。
風呂側伝熱管部111は、第2伝熱管部112及び第4伝熱管部113を備えており、第2伝熱管部112は二次熱交換器10に備えられており、第4伝熱管部113は一次熱交換器9に備えられている。往き配管104の下流側には、二次熱交換器10の第2伝熱管部112が接続されており、第2伝熱管部112の下流側には、第2連結管115が接続されている。第2連結管115の下流側には、一次熱交換器9の第4伝熱管部113が接続されており、第4伝熱管部113の下流側には、戻り配管106が接続されている。
上述した一次熱交換器9は、第4伝熱管部113内を通る水に対して第2ガスバーナ102で発生した燃焼排気に含まれる燃焼熱を伝熱し、顕熱の熱エネルギーを通水に伝達する形で熱交換する。また、二次熱交換器10は、第2伝熱管部112内を通る水に対し、第2ガスバーナ102で発生した燃焼排気が一次熱交換器9を通過した後の燃焼熱を伝熱し、潜熱の熱エネルギーを通水に伝達するように熱交換する。
次に、図3~図11を用いて、二次熱交換器10の構成について説明する。なお、本実施例では、第1伝熱管50の配列方向を二次熱交換器10の上下方向とする。また、給湯装置1の左右方向を二次熱交換器10の左右方向とし、左右方向一方側を二次熱交換器10の右方側とし、左右方向他方側を二次熱交換器10の左方側とする。また、二次熱交換器10の上下方向及び左右方向と直交する方向を二次熱交換器10の前後方向とし、前後方向一方側を二次熱交換器10の前方側とし、前後方向他方側を二次熱交換器10の後方側とする。
実施例1の二次熱交換器10は、排気ガスの通過空間を囲む周壁部31を備えるケース30と、ケース30内に収容される複数の伝熱管49を備える伝熱管部12と、を有し、周壁部31は、前後方向一方側に排気ガスの排出口35が設けられ、前後方向他方側に排気ガスの流入口36が設けられ、左右方向一方側に伝熱管49を取り付ける側壁部37が設けられている。そして、側壁部37は、複数の第1貫通孔40を備える第1貫通孔群41と、複数の第2貫通孔42を備える第2貫通孔群43と、が設けられ、第1貫通孔群41と第2貫通孔群43とが前後方向に離れて配置されている。そして、複数の伝熱管49は、各々の一端側が第1貫通孔群41の各々の第1貫通孔40と対応して取り付けられ、各々の他端側が第2貫通孔群43の各々の第2貫通孔42と対応して取り付けられ、各々の上下方向の位置をずらした構成で側壁部37に対して複数段で固定されている。更に、複数の伝熱管49は、複数の第1伝熱管50を含む第1伝熱管群51と、複数の第2伝熱管60を含む第2伝熱管群61と、を具備し、第1伝熱管群51における各々の第1伝熱管50と第2伝熱管群61における各々の第2伝熱管60とが上下方向において交互に配置されている。このような構成を基本構成とし、以下の特徴によって各効果を奏する。
この構成によれば、前後方向中央側においてスペースを有効に利用して熱効率を高め得る構成を採用しつつ、更に、貫通孔に接続する部分の前後方向のピッチ(第2ずれ量T2)を、中央側のピッチ(第1ずれ量T1)よりも大きく確保することができる。よって、貫通孔の前後のピッチが狭くなりすぎることを抑え、加工の困難性を解消又は緩和することができる。
この構成によれば、伝熱管部12における前後方向片側においても、反対側においても、貫通孔に接続する各端部の前後方向のピッチを中央側のピッチ(第1ずれ量)よりも大きく確保することができる。よって、前後方向両側において、貫通孔の前後のピッチが狭くなりすぎることを抑え、加工の困難性を解消又は緩和することができる。
次に、図12~図17等を参照し、実施例2の二次熱交換器210について説明する。図12等で示す実施例2の二次熱交換器210は、第1伝熱管及び第2伝熱管の形状が実施例1の二次熱交換器10と異なるだけであり、それ以外は、実施例1の二次熱交換器10と同様である。よって、実施例1の二次熱交換器10と同様の部分については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
二次熱交換器210において、各々の第1伝熱管250は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第1直線状管部254を複数備える。複数の第1直線状管部254は、前後方向一方側(前側)から他方側(後側)に並んで配置され、第1領域AR1において各管部間の前後間隔W2が第1間隔で等間隔となっている。そして、第1伝熱管群251は、第1領域AR1の各々の第1直線状管部254が上下に並んで配置される第1並列配置部270を複数有する。一方、各々の第2伝熱管260は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第2直線状管部264を複数備える。複数の第2直線状管部264は、前後方向一方側(前側)から他方側(後側)に並んで配置され、第2領域AR2において各管部間の前後間隔W3が第1間隔で等間隔となっている。第2領域AR2よりも前後方向片側(後側)において管部間の前後間隔W4が第2間隔(第1間隔とは異なる間隔であり、第1間隔よりも大きい間隔)となっている。そして、第2伝熱管群261は、第2領域AR2の各々の第2直線状管部264が上下に並んで配置される第2並列配置部272を複数有する。このような構成において、第1並列配置部270における各々の第1直線状管部254と第2並列配置部272における各々の第2直線状管部264とが、第1ずれ量T1で前後の位置をずらして上下に互い違いに並んでいる。複数の第1伝熱管250のうち前後方向片側(後側)において第1貫通孔又は第2貫通孔に接続される各端部と、複数の第2伝熱管260のうち前後方向片側(後側)において第1貫通孔又は第2貫通孔に接続される各端部とが、第2ずれ量T2で前後の位置をずらして上下に互い違いに並んでいる。そして、第1ずれ量T1よりも第2ずれ量T2のほうが大きくなっている。
この構成によれば、前後方向中央側においてスペースを有効に利用して熱効率を高め得る構成を採用しつつ、更に、貫通孔に接続する部分の前後方向のピッチ(第2ずれ量T2)を、中央側のピッチ(第1ずれ量T1)よりも大きく確保することができる。よって、貫通孔の前後のピッチが狭くなりすぎることを抑え、加工の困難性を解消又は緩和することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。
12,212…伝熱管部
30…ケース
31…周壁部
35…排出口
36…流入口
40…第1貫通孔
41…第1貫通孔群
42…第2貫通孔
43…第2貫通孔群
49,249…伝熱管
50,250…第1伝熱管
51,251…第1伝熱管群
54,254…第1直線状管部
56…間隔拡大部(他の間隔拡大部)
60,260…第2伝熱管
61,261…第2伝熱管群
64,264…第2直線状管部
66…間隔拡大部
70,270…第1並列配置部
72,272…第2並列配置部
PS…通過空間
OA…重なり領域
OW…重なり幅
Claims (6)
- 排気ガスの通過空間を囲む周壁部を備えるケースと、
前記ケース内に収容される複数の伝熱管を備える伝熱管部と、
を有するガス器具用の熱交換器であって、
前記周壁部は、前後方向一方側に排気ガスの排出口が設けられ、前後方向他方側に排気ガスの流入口が設けられ、左右方向一方側に前記伝熱管を取り付ける側壁部が設けられており、
前記側壁部は、複数の第1貫通孔を備える第1貫通孔群と、複数の第2貫通孔を備える第2貫通孔群と、が設けられ、前記第1貫通孔群と前記第2貫通孔群とが前後方向に離れて配置され、
複数の前記伝熱管は、各々の一端側が前記第1貫通孔群の各々の前記第1貫通孔と対応して取り付けられ、各々の他端側が前記第2貫通孔群の各々の前記第2貫通孔と対応して取り付けられ、各々の上下方向の位置をずらした構成で前記側壁部に対して複数段で固定されており、
複数の前記伝熱管は、複数の第1伝熱管を含む第1伝熱管群と、複数の第2伝熱管を含む第2伝熱管群と、を具備し、前記第1伝熱管群における各々の前記第1伝熱管と前記第2伝熱管群における各々の前記第2伝熱管とが上下方向において交互に配置され、
各々の前記第1伝熱管は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第1直線状管部を複数備え、
複数の前記第1直線状管部は、前後方向一方側から他方側に並んで配置され、第1領域において各管部間の前後間隔が第1間隔で等間隔となっており、
前記第1伝熱管群は、前記第1領域の各々の前記第1直線状管部が上下に並んで配置される第1並列配置部を複数有し、
各々の前記第2伝熱管は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第2直線状管部を複数備え、
複数の前記第2直線状管部は、前後方向一方側から他方側に並んで配置され、第2領域において各管部間の前後間隔が前記第1間隔で等間隔となっており、
前記第2伝熱管群は、前記第2領域の各々の前記第2直線状管部が上下に並んで配置される第2並列配置部を複数有し、
前記第1並列配置部における各々の前記第1直線状管部と前記第2並列配置部における各々の前記第2直線状管部とが、第1ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第1伝熱管のうち前記第2領域よりも前後方向片側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部と、複数の前記第2伝熱管のうち前記前後方向片側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部とが、第2ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第2直線状管部の前記前後方向片側において管部間の前後間隔が前記第1間隔とは異なる第2間隔とされることで前記第1ずれ量よりも前記第2ずれ量のほうが大きくなっている
ガス器具用熱交換器。 - 複数の前記第1伝熱管のうち前記第1領域よりも前記前後方向片側とは反対側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部と、複数の前記第2伝熱管のうち前記反対側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部とが、第3ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第1直線状管部の前記反対側において管部間の前後間隔が前記第1間隔とは異なる第3間隔とされることで前記第1ずれ量よりも前記第3ずれ量のほうが大きくなっている
請求項1に記載のガス器具用熱交換器。 - 排気ガスの通過空間を囲む周壁部を備えるケースと、
前記ケース内に収容される複数の伝熱管を備える伝熱管部と、
を有するガス器具用の熱交換器であって、
前記周壁部は、前後方向一方側に排気ガスの排出口が設けられ、前後方向他方側に排気ガスの流入口が設けられ、左右方向一方側に前記伝熱管を取り付ける側壁部が設けられており、
前記側壁部は、複数の第1貫通孔を備える第1貫通孔群と、複数の第2貫通孔を備える第2貫通孔群と、が設けられ、前記第1貫通孔群と前記第2貫通孔群とが前後方向に離れて配置され、
複数の前記伝熱管は、各々の一端側が前記第1貫通孔群の各々の前記第1貫通孔と対応して取り付けられ、各々の他端側が前記第2貫通孔群の各々の前記第2貫通孔と対応して取り付けられ、各々の上下方向の位置をずらした構成で前記側壁部に対して複数段で固定されており、
複数の前記伝熱管は、複数の第1伝熱管を含む第1伝熱管群と、複数の第2伝熱管を含む第2伝熱管群と、を具備し、前記第1伝熱管群における各々の前記第1伝熱管と前記第2伝熱管群における各々の前記第2伝熱管とが上下方向において交互に配置され、
各々の前記第1伝熱管は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第1直線状管部を複数備え、
複数の前記第1直線状管部は、前後方向一方側から他方側に並んで配置され、第1領域において各管部間の前後間隔が第1間隔で等間隔となっており、
前記第1伝熱管群は、前記第1領域の各々の前記第1直線状管部が上下に並んで配置される第1並列配置部を複数有し、
各々の前記第2伝熱管は、左右方向一方側から他方側に直線状に延びる第2直線状管部を複数備え、
複数の前記第2直線状管部は、前後方向一方側から他方側に並んで配置され、第2領域において各管部間の前後間隔が前記第1間隔で等間隔となっており、
前記第2伝熱管群は、前記第2領域の各々の前記第2直線状管部が上下に並んで配置される第2並列配置部を複数有し、
前記第1並列配置部における各々の前記第1直線状管部と前記第2並列配置部における各々の前記第2直線状管部とが、第1ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第1伝熱管のうち前後方向片側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部と、複数の前記第2伝熱管のうち前記前後方向片側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部とが、第2ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第2直線状管部のうちの前記前後方向片側の端に設けられた前記第2直線状管部において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される側を前記前後方向片側に曲げた間隔拡大部が形成されることで前記第1ずれ量よりも前記第2ずれ量のほうが大きくなっている
ガス器具用熱交換器。 - 複数の前記第1伝熱管のうち前記前後方向片側とは反対側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部と、複数の前記第2伝熱管のうち前記反対側において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される各端部とが、第3ずれ量で前後の位置をずらして上下に互い違いに並び、
複数の前記第1直線状管部のうちの前記反対側の端に設けられた前記第1直線状管部において前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔に接続される側を前記反対側に曲げた他の間隔拡大部が形成されることで前記第1ずれ量よりも前記第3ずれ量のほうが大きくなっている
請求項3に記載のガス器具用熱交換器。 - 複数の前記伝熱管は、各々が共通形状をなしている
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガス器具用熱交換器。 - 複数の前記伝熱管の各々は、蛇行状であって、且つ非回転対称な形態をなしており、
前記第1伝熱管群は、複数の前記第1伝熱管の各々が上下方向において一段おきに配置され、
前記第2伝熱管群は、複数の前記第2伝熱管の各々が上下方向において一段おきに配置され、
複数の前記第2伝熱管の各々は、前記第1伝熱管の姿勢を裏返した姿勢で配置される
請求項5に記載のガス器具用熱交換器。
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