JP7241045B2 - 受継装置及び農業機械 - Google Patents

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Description

本開示は、一般に受継装置及び農業機械に関する。より詳細には、本開示は、一方のコンベアから他方のコンベアへと農作物を受け継ぐ受継装置、及びこれを備えた農業機械に関する。
特許文献1には、グレンタンクに貯留された穀粒を機外に排出する排出構造が開示されている。排出構造は、縦オーガ筒及び縦搬送軸を有する縦オーガと、横オーガ筒及び横搬送軸を有する横オーガと、を備える。縦オーガにおける穀粒の放出口と、横オーガにおける穀粒の受入口とは、接合された状態で連結されている。
縦オーガでは、縦搬送軸により縦オーガ筒内の穀粒が下流に搬送され、放出口及び受入口を介して穀粒が横オーガへ搬送される。横オーガでは、横搬送軸により縦オーガから搬送されてきた穀粒が下流へ搬送される。
特開2012-65609号公報
特許文献1に記載の排出構造では、縦オーガ(第1コンベア)から横オーガ(第2コンベア)へと穀粒(農作物)を搬送する際に、縦オーガと横オーガとをつなぐ部位(受継装置)にて穀粒が滞留し、穀粒が搬送されにくくなる、という問題があった。
本開示は、第1コンベアから第2コンベアへと農作物を搬送しやすい受継装置及び農業機械を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る受継装置は、本体と、第1開口と、第2開口と、を備える。前記第1開口は、前記本体に設けられて、第1螺旋体の回転により第1方向に農作物を搬送する第1コンベアから前記本体内へ搬送された前記農作物を通す。前記第2開口は、前記本体に設けられて、前記第1開口を通った前記農作物を、第2螺旋体の回転により前記第1方向と交差する第2方向に前記農作物を搬送する第2コンベアへ通す。前記第1螺旋体の中心を挟んだ前記第1開口側とは反対側の部位での前記第1螺旋体の回転する向きの前記第2方向成分を前向きとする。前記第1開口から前記第2開口を見た場合に、前記第2開口の開口面積を前記第2方向において二等分する仮想線が、前記第2方向において、前記第1螺旋体の中心よりも前方に位置する。
本開示の一態様に係る受継装置は、本体と、第1開口と、第2開口と、を備える。前記第1開口は、前記本体に設けられて、第1螺旋体の回転により第1方向に農作物を搬送する縦オーガから前記本体内へ搬送された前記農作物を通す。前記第2開口は、前記本体に設けられて、前記第1開口を通った前記農作物を、第2螺旋体の回転により前記第1方向と交差する第2方向に前記農作物を搬送する横オーガへ通す。前記第1螺旋体の中心を挟んだ前記第1開口側とは反対側の部位での前記第1螺旋体の回転する向きの前記第2方向成分を前向きとする。前記第1開口から前記第2開口を見た場合に、前記第2開口の開口面積を前記第2方向において二等分する仮想線が、前記第2方向において、前記第1螺旋
体の中心よりも前方に位置する。
本開示の一態様に係る農業機械は、上記の受継装置と、前記受継装置が搭載される機械本体と、を備える。
本開示は、第1コンベアから第2コンベアへと農作物を搬送しやすい、という利点がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る受継装置及び横オーガの概要を示す断面図である。 図2Aは、同上の受継装置を備えた農業機械の概略平面図である。図2Bは、同上の農業機械の概略側面図である。 図3は、同上の農業機械における縦オーガの概要を示す断面図である。 図4は、同上の受継装置における農作物の搬送の状況の一例を示す図である。 図5は、比較例の受継装置の概要を示す断面図である。 図6は、同上の受継装置における農作物の搬送の状況の一例を示す図である。 図7A、図7B、及び図7Cは、それぞれ本開示の一実施形態に係る受継装置の変形例の概要を示す断面図である。 図8は、本開示の一実施形態に係る受け継ぎ装置の他の変形例の概要を示す断面図である。
(1)全体構成
以下、本実施形態の受継装置200、及び受継装置200を備えた農業機械1について図面を参照して説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一部に過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
本実施形態の受継装置200は、一方のコンベア(第1コンベア100)から他方のコンベア(第2コンベア101)へと農作物を受け継ぐための装置である。本実施形態では、第1コンベア100は、縦オーガである。また、本実施形態では、第2コンベア101は、横オーガである。したがって、以下では、特に断りのない限り、「第1コンベア100」を「縦オーガ100」、「第2コンベア101」を「横オーガ101」として説明する。また、本実施形態では、農作物は、米又は麦等の穀粒である。したがって、以下では、特に断りのない限り、「農作物」を「穀粒」として説明する。さらに、本実施形態では、農業機械1は、コンバインである。したがって、以下では、特に断りのない限り、「農業機械1」を「コンバイン1」として説明する。
まず、農業機械(コンバイン)1について図2A及び図2Bを参照して説明する。農業機械(コンバイン)1は、受継装置200(図1参照)と、受継装置200が搭載される機械本体2と、を備えている。
具体的には、コンバイン1は、機械本体2と、走行部3と、刈取部4と、搬送部5と、脱穀部6と、選別部7と、グレンタンク8と、排藁処理部9と、排出構造10と、操縦部11と、を備えている。刈取部4、搬送部5、脱穀部6、選別部7、グレンタンク8、排藁処理部9、及び排出構造10は、作業機系伝動経路を介してエンジン(図示せず)から
出力される動力の供給を受ける。
走行部3は、機械本体2の下部に連結された一対のクローラの形態をなしている。走行部3は、駆動源であるエンジンからの駆動力を、ミッション部を含む走行系伝動経路を介して受けることで、走行する。ミッション部は、エンジンから入力される回転動力を変速する走行用HST(Hydro-Static Transmission)を含んでいる。
刈取部4は、機械本体2の前方(図2Bにおける左方)に配置され、機械本体2に昇降可能に連結されている。刈取部4は、掻込みリール41と、穀稈切断装置42と、掻込みオーガ43と、を有している。掻込みリール41は、穀稈を掻き込む。穀稈切断装置42は、掻込みリール41により掻き込まれた穀稈を切断する。掻込みオーガ43は、穀稈切断装置42により切断された穀稈を搬送部5へ送り込む。
搬送部5は、搬送コンベア(図示せず)が内蔵されたフィーダハウジング51を有している。フィーダハウジング51の前端は、掻込みオーガ43の搬送路の終端位置につながっており、フィーダハウジング51の後端は、脱穀部6の穀稈搬入口(図示せず)につながっている。搬送部5は、刈取部4で刈り取られた穀稈を脱穀部6に搬送する。
脱穀部6は、扱室内に配設されたロータ(図示せず)を備える。ロータの外周部には、複数の扱歯を有するスクリュー(図示せず)が形成されている。ロータの下側には、受網(図示せず)が配置されている。受網は、扱歯と連動して穀稈を揉みほぐし、穀稈を穀粒と排藁とに分離する(つまり、脱穀動作する)。脱穀部6は、フィーダハウジング51から搬送された穀稈を、エンジンの駆動力によるロータの回転によって搬送しつつ脱穀する。これにより、脱穀動作によって分離された穀粒が受網に向けて落下する。受網を漏下した穀粒は、選別部7に向かう。一方、脱穀部6は、脱穀動作により分離された排藁をロータの回転によって排藁処理部9へ搬送する。
選別部7は、脱穀部6の脱穀処理により生成された脱穀物に対して選別処理を行う。選別部7は、受網から漏下する脱穀物に対して揺動による選別を行う揺動選別部(図示せず)と、脱穀物に対して風による選別を行う風選別部(図示せず)と、を有している。また、選別部7は、揺動選別部及び風選別部によって脱穀物から取り除かれた藁屑又は塵埃等の不要物を外部へ排出する排出装置(図示せず)を更に有している。選別部7は、揺動選別部及び風選別部によって選別された穀粒をグレンタンク8に搬送する。
グレンタンク8は、選別部7から搬送されてくる穀粒を貯留可能なタンクである。グレンタンク8の下部には、例えばスクリュー式の排出コンベア(図示せず)が配設されている。排出コンベアは、排出構造10に連結されており、グレンタンク8内の穀粒を排出構造10に搬送する。
排藁処理部9は、脱穀部6から搬送されてきた排藁を受け取り、受け取った排藁を細断して機械本体2の外部に排出する。
排出構造10は、エンジンから動力を受けて、グレンタンク8から排出コンベアにより搬送されてきた穀粒を機械本体2の外部(例えば、穀粒を運搬するためのコンテナ)へ排出する。
(2)排出構造の構成
次に、排出構造10について図1及び図3を参照して詳細に説明する。排出構造10は、グレンタンク8に貯留された穀粒を機械本体2の外部に排出する構造であって、縦オーガ100と、横オーガ101と、伝動ユニット102と、受継装置200と、を備えてい
る。
縦オーガ100は、図3に示すように、縦オーガ筒103と、縦搬送軸104と、を有している。
縦オーガ筒103は、第1方向(垂直方向)D1に長さを有する筒状(例えば、円筒状)であって、グレンタンク8に貯留されている穀粒を機械本体2の外部に排出する排出空間(排出経路)の一部を形成する。縦オーガ筒103の上端は、受継装置200の本体201に連結されている。そして、縦オーガ筒103の内部と、本体201の内部とは、つながっている。本開示でいう「垂直方向」は、完全な垂直方向を含む他、完全な垂直方向から所定の角度(例えば、数~十数度)ずれた方向を含み得る。
縦搬送軸104は、グレンタンク8から縦オーガ筒103内に搬送された穀粒を上流から下流(本実施形態では、図3における下側から上側)に搬送するように動作する。縦搬送軸104は、縦軸体105と、第1螺旋体106と、を有している。縦軸体105及び第1螺旋体106の各々の上部は、受継装置200の本体201の内部に位置する。
縦軸体105は、第1方向D1に長さを有しており、下端部がエンジンからの動力を受けるようにエンジンに機械的に連結された状態で、軸周りに回転可能な形で縦オーガ筒103内に収容されている。縦軸体105は、エンジンからの動力を受けることで、軸周りに回転する。また、縦軸体105の上端部は、伝動ユニット102に取り付けられており、軸周りに回転することで生じる動力を伝動ユニット102に伝達する。
第1螺旋体106は、回転面に垂直な方向が第1方向D1に沿うように、縦軸体105に一体に設けられている。第1螺旋体106は、縦軸体105の回転に伴って回転し、回転面に載せられた穀粒を上流から下流に搬送する。本実施形態では、第1螺旋体106は、反時計回りに回転する(図1における矢印A1参照)。つまり、縦オーガ(第1コンベア)100は、第1螺旋体106の回転により第1方向D1に穀粒(農作物)を搬送する。そして、第1螺旋体106は、縦軸体105の上部に搬送された穀粒を、第1開口202及び第2開口203を介して側方(横オーガ101側)へ放出する。
横オーガ101は、図1に示すように、横オーガ筒107と、横搬送軸108と、を有している。
横オーガ筒107は、第1方向D1と交差(本実施形態では、直交)する第2方向(水平方向)D2に長さを有する筒状(例えば、円筒状)であって、縦オーガ筒103と共に排出空間(排出経路)を形成する。横オーガ筒107には、受継装置200の第1開口202及び第2開口203に対応した受入口(穀粒受入口)109が形成されている。横オーガ筒107は、受入口109が第2開口203と重なり合った状態で受継装置200の本体201に連結されている。そして、横オーガ筒107の内部と、本体201の内部とは、つながっている。このため、縦オーガ100の縦オーガ筒103の内部は、受継装置200の本体201の内部を介して、横オーガ101の横オーガ筒107の内部につながっている。本開示でいう「水平方向」は、完全な水平方向を含む他、完全な水平方向から所定の角度(例えば、数~十数度)ずれた方向を含み得る。
横搬送軸108は、縦オーガ100から受継装置200を介して横オーガ筒107内に搬送された穀粒を上流から下流(本実施形態では、図1における右側から左側)に搬送するように動作する。横搬送軸108は、横軸体110と、第2螺旋体111と、を有している。
横軸体110は、第2方向D2に長さを有しており、基端部(本実施形態では、図1における右端部)が伝動ユニット102からの動力を受けるように伝動ユニット102に機械的に連結された状態で、軸周りに回転可能な形で横オーガ筒107に収容されている。横軸体110の基端部は、伝動ユニット102に取り付けられており、縦軸体105が軸周りに回転することで生じる動力を、伝動ユニット102を介して受けるようになっている。したがって、横軸体110は、伝動ユニット102を介して受ける動力により、軸周りに回転する。
第2螺旋体111は、回転面に垂直な方向が第2方向D2に沿うように、横軸体110に一体に設けられている。第2螺旋体111は、横軸体110の回転に伴って回転し、回転面に押し出された穀粒を上流から下流に搬送する。つまり、横オーガ(第2コンベア)101は、第2螺旋体111の回転により第1方向D1と交差する第2方向D2に穀粒(農作物)を搬送する。
伝動ユニット102は、縦オーガ100及び横オーガ101の外側に配設されている。伝動ユニット102は、縦オーガ100の縦搬送軸104の回転により生じる動力を、横オーガ101の横搬送軸108に伝達する。これにより、横搬送軸108が縦搬送軸104に連動するため、縦オーガ100による穀粒を上流から下流に搬送する動作と、横オーガ101による穀粒を上流から下流に搬送する動作と、が同時に行われる。
受継装置200は、縦オーガ(第1コンベア)100と横オーガ(第2コンベア)101との間に位置し、縦オーガ100から横オーガ101へと穀粒を受け継ぐための装置である。受継装置200は、図1に示すように、本体201と、第1開口202と、第2開口203と、を有している。
以下では、第1螺旋体106の中心O1を挟んだ第1開口202側とは反対側(図1における上側)の部位での第1螺旋体106の回転する向き(図1の矢印A1参照)の第2方向D2成分を前向きD21とし、その逆向きを後向きD22として説明する。本実施形態では、第1螺旋体106は反時計回りに回転しているので、図1における左向きが前向きD21、図1における右向きが後向きD22となる。言い換えれば、本実施形態では、横オーガ101の上流から下流へ向かう向きが前向きD21、その逆向きが後向きD22となる。
本体201は、箱体であって、第1壁部211と、第2壁部212と、傾斜部213と、底壁214と、天壁215と、を有している。第1壁部211、第2壁部212、及び傾斜部213は、本体201の側壁を構成している。
第1壁部211は、第1方向D1から見た断面形状が、第1螺旋体106の周方向に沿った半円形状である。第1壁部211の両端のうち第1端211Aが第2壁部212の第1端212Aにつながっており、第2端211Bが傾斜部213の第1端213Aにつながっている。
第2壁部212は、第3方向D3(図1における上下方向)に長さを有している。第2壁部212の両端のうち第1端212Aが第1壁部211の第1端211Aにつながっており、第2端212Bが横オーガ101の受入口109の周縁に接している。第2壁部212の第1端212Aは、後述する第1開口202の後端202Bに相当する。第2壁部212は、第3方向D3から見て、第1螺旋体106の後端106Bよりも第1螺旋体106の中心に寄った位置にある。つまり、第2壁部212は、第1螺旋体106の後端106Bにおける接線方向に壁が存在する場合(図1における一点鎖線B1を参照)と比較して、第1開口202及び第2開口203の幅方向(第2方向D2)の寸法を狭める位置
にある。
傾斜部213は、第1螺旋体106の接線方向(言い換えれば、穀粒が第1螺旋体106から放出部201Bへと押し出される方向)に長さを有している。言い換えれば、傾斜部213は、第1螺旋体106から第2開口203に向かって延びる壁であって、第2開口203に近づくほど仮想線L1(後述する)から離れるように傾斜している。このため、傾斜部213を有していない場合と比較して、第1螺旋体106により押し出された穀粒(農作物)が本体201の内側壁に衝突しにくくなり、穀粒が減速せずに横オーガ101へと到達しやすくなるため、穀粒の搬送効率が向上する、という利点がある。
傾斜部213の両端のうち第1端213Aが第1壁部211の第2端211Bにつながっており、第2端213Bが横オーガ101の受入口109の周縁に接している。傾斜部213の第2端213Bは、後述する第2開口部203の前端203Aに相当する。
底壁214には、断面形状が円形状であって、縦オーガ100から搬送された穀粒を本体201内に受け入れるための受入部201A(図3参照)が設けられている。そして、受入部201Aと、縦オーガ筒103の上端の開口部103Aとを重ね合わせた形で、本体201と縦オーガ筒103とが連結されている。本体201には、受入部201Aを通して、縦軸体105の上部及び第1螺旋体106の上部が収容されている。
本体201の第3方向D3における横オーガ101側の一端部(図1における下端部)には、断面形状が円形状であって、本体201内の穀粒を横オーガ101へ放出するための放出部201Bが設けられている。そして、放出部201Bと、横オーガ筒107の受入口109とを重ね合わせた形で、本体201と横オーガ筒107とが連結されている。
放出部201Bは、第1開口202と、第2開口203と、を有している。第1開口202及び第2開口203は、いずれも第2壁部212と、傾斜部213と、底壁214と、天壁215とで囲まれた部位であって、第3方向D3から見た断面形状が円形状である。第1開口202及び第2開口203は、第3方向D3に沿って並んでいる。第1開口202は、第2開口203よりも第1螺旋体106に近い位置にある。言い換えれば、第2開口203は、第1開口202よりも受入口109に近い位置にある。
第1開口202は、本体201に設けられて、縦オーガ(第1コンベア)100から本体201内へ搬送された穀粒(農作物)を通す。本実施形態では、第2方向D2において、第1開口202の後端202Bは、第1螺旋体106の後端106Bよりも前方に位置している。このため、第2方向D2において、第1開口202の後端202Bが第1螺旋体106の後端106Bと同じ位置にある場合と比較して、第1開口202の後端202Bの周辺(つまり、第2壁部212の周辺)に穀粒(農作物)が滞留しにくい、という利点がある。
また、本実施形態では、第2方向D2において、第1開口202の前端202Aは、第1螺旋体106の前端106Aよりも前方に位置している。このため、第2方向D2において、第1開口202の前端202Aが第1螺旋体106の前端106Aと同じ位置にある場合と比較して、第1螺旋体106により押し出された穀粒(農作物)が本体201の内側壁に衝突しにくくなり、穀粒が減速せずに横オーガ(第2コンベア)101へと到達しやすくなるため、穀粒の搬送効率が向上する、という利点がある。
第2開口203は、本体201に設けられて、第1開口202を通った穀粒(農作物)を、横オーガ(第2コンベア)101へ通す。本実施形態では、第2方向D2において、第2開口203の後端203Bは、第1開口202の後端202Bと同じ位置にある。一
方、第2方向D2において、第2開口203の前端203Aは、第1開口202の前端202Aよりも前方に位置している。このため、第2開口203の開口面積は、第1開口202の開口面積よりも大きくなっている。なお、第2開口203の開口面積は、後述する図7Aに示す変形例のように、第1開口202の開口面積と同じであってもよい。つまり、第2開口203の開口面積は、第1開口202の開口面積と同じ、又は第1螺旋体106から離れるほど大きくなる。このため、第2開口203の開口面積が第1開口202の開口面積よりも小さい場合と比較して、第1開口202を通った穀粒(農作物)が横オーガ(第2コンベア)101へと到達しやすくなるため、穀粒の搬送効率が向上する、という利点がある。
ここで、第2開口203は、以下の条件を満たしている。すなわち、第1開口202から第2開口203を見た場合に、第2開口203の開口面積を第2方向D2において二等分する仮想線L1が、第2方向D2において、第1螺旋体106の中心O1よりも前方に位置している。本実施形態では、仮想線L1は、第3方向D3に沿った線であって、第2開口203の第2方向D2における中心を通る線である。つまり、本実施形態では、第2開口203は、第2方向D2において、第1螺旋体106と同じ位置にあるのではなく、第1螺旋体106よりも前方にずれた位置にある。
上述のように、排出構造10においては、まず、排出コンベアによりグレンタンク8から縦オーガ100に搬送された穀粒が、第1螺旋体106の回転により上流から下流へと縦オーガ筒103内を移動する。
次に、縦オーガ筒103内を第1螺旋体106により縦軸体105の上部まで搬送された穀粒は、受入部201Aを通して受継装置200の本体201内に搬送される。そして、本体201内に搬送された穀粒は、第1螺旋体106の上部に押し出されることで、放出部201Bの第1開口202、第2開口203を順に通って、横オーガ101の受入口109へと搬送される。
その後、受入口109へと搬送された穀粒は、受入口109を通って横オーガ筒107内へ搬送される。横オーガ筒107内へ搬送された穀粒は、第2螺旋体111の回転により上流から下流へと横オーガ筒107内を移動する。そして、横オーガ筒107の下流へと搬送された穀粒は、横オーガ筒107の下流側の一端に設けられた排出口101B(図2B参照)を通して、外部(ここでは、コンテナ)へと排出される。
(3)利点
以下、本実施形態の受継装置200の利点について、比較例の受継装置300との比較を交えて説明する。比較例の受継装置300は、図5に示すように、本体301と、第1開口302と、第2開口303と、を備えている。本体301は、箱体であって、第1壁部311と、第2壁部312と、第3壁部313と、底壁314と、天壁(図示せず)と、を有している。第1壁部311、第2壁部312、及び第3壁部313は、本体301の側壁を構成している。
第2壁部312は、第3方向D3に長さを有しており、第1壁部311の両端のうちの第1端313Aにつながっている。第3壁部313は、第3方向D3に長さを有しており、第1壁部311の両端のうちの第2端313Bにつながっている。このため、比較例の受継装置300では、第2開口303の開口面積を第2方向において二等分する仮想線L2が、第1螺旋体106の中心O1を通っている点で、本実施形態の受継装置200と相違する。言い換えれば、比較例の受継装置300では、第2開口303が、第2方向D2において第1螺旋体106と同じ位置にある点で、本実施形態の受継装置200と相違する。
ここで、本実施形態の受継装置200にて搬送中の穀粒(農作物)の状況の一例を図4に、比較例の受継装置300にて搬送中の穀粒の状況の一例を図6に示す。図4及び図6において、ベクトルV1(実線の矢印を参照)及びベクトルV2(破線の矢印を参照)は、いずれも穀粒の流れを表している。ベクトルV2は、ベクトルV1よりも速度が小さい、又は速度が殆ど零である。
図6に示すように、比較例の受継装置300では、第1螺旋体106により押し出された穀粒(農作物)の流れが第1壁部311及び第3壁部313により阻害されている。このため、比較例の受継装置300では、穀粒は、第1螺旋体106により押し出された際の速度を維持しながら第2開口303へと到達しにくくなっており、穀粒の搬送効率が低下している。また、比較例の受継装置300では、第1螺旋体106により押し出された穀物が、第2壁部312に衝突して勢いを弱める等して、第2壁部312の周辺に滞留しやすくなっており、穀粒の搬送効率が低下している。
一方、図4に示すように、本実施形態の受継装置200では、第1螺旋体106により押し出された穀粒の流れが第1壁部201及び傾斜部213により阻害されにくくなっている。このため、本実施形態の受継装置200では、穀粒は、第1螺旋体106により押し出された際の速度を維持しながら第2開口203へと到達しやすくなっており、穀粒の搬送効率が向上している。つまり、本実施形態では、縦オーガ(第1コンベア)100から横オーガ(第2コンベア)101へと穀粒(農作物)を搬送しやすい、という利点がある。また、本実施形態の受継装置200では、第2方向D2において、第2壁部212が比較例の受継装置300の第2壁部312よりも第1螺旋体106の中心O1に近い位置にあるため、第1壁部212の周辺に穀粒が滞留しにくくなっており、穀粒の搬送効率が向上している。
(4)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つにすぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
上述の実施形態において、傾斜部213の第1方向D1から見た断面形状は、第1壁部211の第2端211Bから第1開口202の前端202Aに至るまで直線状であるが、これに限らない。例えば、傾斜部213の第1方向D1から見た断面形状は、一部が直線状であってもよいし、一部又は全部が湾曲している形状であってもよい。
また、上述の実施形態において、例えば、第1壁部211の第2端211Bから第1開口202の前端202Aに至るまでの本体201の側壁は、傾斜部213の代わりに、例えば第1方向D1から見て断面形状が階段状であってもよい。この態様でも、傾斜部213と同様に、第2方向D2において第1開口202の前端202Aが第1螺旋体106の前端106Aよりも前方に位置するという条件を満たしているので、穀粒(農作物)の搬送効率が向上するという効果が期待できる。
また、上述の実施形態において、受継装置200は、図7Aに示すように、傾斜部213を有していなくてもよい。図7Aに示す例では、受継装置200の本体201は、傾斜部213の代わりに、第3壁部216を有している。第3壁部216は、第3方向D3に長さを有している。第3壁部216の両端のうち第1端216Aが第1壁部211の第2端211Bにつながっており、第2端216Bが横オーガ101の受入口109の周縁に接している。なお、図7Aでは、横オーガ101の図示を省略している。後述する図7B及び図7Cでも同様である。
このため、図7Aに示す例では、第2方向D2において、第2開口203の前端203Aは、第1螺旋体106の前端106Aと殆ど同じ位置にある。この態様でも、第2方向D2において仮想線L1が第1螺旋体106の中心O1よりも前方に位置するという条件を満たしているので、縦オーガ(第1コンベア)100から横オーガ(第2コンベア)101へと穀粒(農作物)を搬送しやすい、という利点がある。
また、上述の実施形態において、受継装置200は、図7Bに示すように、第2壁部212を有していなくてもよい。図7Bに示す例では、受継装置200の本体201は、第2壁部212の代わりに、第4壁部217を有している。第4壁部217は、第3方向D3に長さを有している。第4壁部217は、第1螺旋体106の後端106Bにおける接線上に位置するように設けられている。
このため、図7Bに示す例では、第2方向D2において、第2開口203の後端203B、及び第1開口202の後端202Bは、第1螺旋体106の後端106Bと殆ど同じ位置にある。この態様でも、第2方向D2において仮想線L1が第1螺旋体106の中心O1よりも前方に位置するという条件を満たしているので、縦オーガ(第1コンベア)100から横オーガ(第2コンベア)101へと穀粒(農作物)を搬送しやすい、という利点がある。
また、上述の実施形態において、受継装置200は、図7Cに示すように、第2壁部212の形状が異なっていてもよい。図7Cに示す例では、第2壁部212は、第1開口202から第2開口203に近づくほど仮想線L1から離れるように傾斜している。この態様でも、第2方向D2において仮想線L1が第1螺旋体106の中心O1よりも前方に位置するという条件を満たしているので、縦オーガ(第1コンベア)100から横オーガ(第2コンベア)101へと穀粒(農作物)を搬送しやすい、という利点がある。
また、上述の実施形態において、縦オーガ(第1コンベア)100の第1螺旋体106の回転する向きが時計回りであってもよい。この場合、図8に示すように、上述の実施形態とは異なり、前向きD21と、後向きD22とが逆になる。つまり、図8に示す例では、仮想線L1は、第2方向D2において、第1螺旋体106の中心O1よりも図8における右側、言い換えれば横オーガ101の上流側に位置する。したがって、受継装置200は、第2方向において反転した形状となる。この態様でも、第2方向D2において仮想線L1が第1螺旋体106の中心O1よりも前方(図8における右方)に位置するという条件を満たしているので、縦オーガ(第1コンベア)100から横オーガ(第2コンベア)101へと穀粒(農作物)を搬送しやすい、という利点がある。
また、上述の実施形態では、縦オーガ100が第1コンベア100、横オーガ101が第2コンベア101であるが、これに限定されない。つまり、第1コンベア100及び第2コンベア101は、穀粒(農作物)を搬送する方向が互いに交差していればよく、例えば、第1コンベア100及び第2コンベア101は、いずれも機械本体2内で穀粒を搬送するコンベアであってもよい。
1 コンバイン(農業機械)
2 機械本体
200 受継装置
201 本体
202 第1開口
202A 前端
202B 後端
203 第2開口
213 傾斜部
100 縦オーガ(第1コンベア)
106 第1螺旋体
106A 前端
106B 後端
101 横オーガ(第2コンベア)
111 第2螺旋体
L1 仮想線
O1 中心
D1 第1方向
D2 第2方向
D21 前向き
D22 後向き

Claims (8)

  1. 本体と、
    前記本体に設けられて、第1螺旋体の回転により第1方向に農作物を搬送する第1コンベアから前記本体内へ搬送された前記農作物を通す第1開口と、
    前記本体に設けられて、前記第1開口を通った前記農作物を、第2螺旋体の回転により前記第1方向と交差する第2方向に前記農作物を搬送する第2コンベアへ通す第2開口と、を備え、
    前記第1螺旋体の中心を挟んだ前記第1開口側とは反対側の部位での前記第1螺旋体の回転する向きの前記第2方向成分を前向きとし、
    前記第1開口から前記第2開口を見た場合に、前記第2開口の開口面積を前記第2方向において二等分する仮想線が、前記第2方向において、前記第1螺旋体の中心よりも前方に位置し、
    前記第1開口の後端と前記第2開口の後端とをつなぐ壁部が、前記第2方向において、前記第1螺旋体の中心よりも後方に位置する
    受継装置。
  2. 前記仮想線は、前記第2方向において、前記第1螺旋体の中心よりも前記第2コンベアの下流側に位置する、
    請求項1に記載の受継装置。
  3. 前記本体は、前記第1螺旋体から前記第2開口に向かって延びる壁であって、前記第2方向に直交しかつ前記仮想線を通る仮想平面を設定した場合に、前記第2開口に近づくほど前記仮想平面から離れるように傾斜する傾斜部を含む、
    請求項1又は2に記載の受継装置。
  4. 前記第2方向において、前記前向きとは逆向きを後向きとし、
    前記第2方向において、前記第1開口の後端は、前記第1螺旋体の後端よりも前方に位置する、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の受継装置。
  5. 前記第2方向において、前記第1開口の前端は、前記第1螺旋体の前端よりも前方に位置する、
    請求項4記載の受継装置。
  6. 前記第2開口の開口面積は、前記第1開口の開口面積と同じ、又は前記第1開口の開口面積よりも大きい
    請求項1~5のいずれか1項に記載の受継装置。
  7. 本体と、
    前記本体に設けられて、第1螺旋体の回転により第1方向に農作物を搬送する縦オーガから前記本体内へ搬送された前記農作物を通す第1開口と、
    前記本体に設けられて、前記第1開口を通った前記農作物を、第2螺旋体の回転により前記第1方向と交差する第2方向に前記農作物を搬送する横オーガへ通す第2開口と、を備え、
    前記第1螺旋体の中心を挟んだ前記第1開口側とは反対側の部位での前記第1螺旋体の回転する向きの前記第2方向成分を前方とし、
    前記第1開口から前記第2開口を見た場合に、前記第2開口の開口面積を前記第2方向において二等分する仮想線が、前記第2方向において、前記第1螺旋体の中心よりも前方に位置し、
    前記第1開口の後端と前記第2開口の後端とをつなぐ壁部が、前記第2方向において、前記第1螺旋体の中心よりも後方に位置する
    受継装置。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の受継装置と、
    前記受継装置が搭載される機械本体と、を備える、
    農業機械。
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