JP7238566B2 - 真空断熱材用外包材、真空断熱材、および真空断熱材付き物品 - Google Patents
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Description
本開示の真空断熱材用外包材は、熱溶着可能なフィルムと、上記熱溶着可能なフィルムの第1の主面側に位置する、樹脂基材および上記樹脂基材の片面または両面に配置されたガスバリア膜を有する1つ以上のガスバリア層と、を有する真空断熱材用外包材であって、上記真空断熱材用外包材は、二つの同一の上記真空断熱材用外包材を上記熱溶着可能なフィルムの第2の主面同士を貼り合わせた状態で、周波数10Hzの動的粘弾性測定により損失正接tanδを測定し、温度70℃湿度10%RHの初期状態における上記損失正接tanδの値をA、上記初期状態から5%RH/分で温度70℃湿度90%RHに加湿した直後の加湿時状態における上記損失正接tanδの値をB、温度70℃湿度90%RHを1時間保持した高温高湿保持時における上記損失正接tanδの値をCとしたとき、上記損失正接tanδの加湿時変化率であるB/Aが1.0以上1.5以下であり、かつ、上記損失正接tanδの高湿保持時変化率であるC/Bが0.8以上1.2以下である、真空断熱材用外包材である。
A.特性
本開示の真空断熱材用外包材は、上記損失正接tanδの加湿時変化率であるB/Aが1.0以上1.5以下であり、かつ、上記損失正接tanδの高湿保持時変化率であるC/Bが0.8以上1.2以下であることを特徴とする。
ここで、上記2つの真空断熱材用外包材を貼り合わせる際のシール方法およびその条件は特に限定されないが、インパルスシーラー(富士インパルス社製 FA-600)を用いて、シール幅10mmとして、加熱時間1.0秒、冷却時間2.0秒の条件でシールすることができる。
次いで、上記損失正接tanδの加湿時変化率であるB/A、上記損失正接tanδの高湿保持時変化率であるC/Bを、算出する。
・測定試料:20mm(長手方向)×5mm(短手方向)の矩形
・チャック間距離(チャック間測定試料長さ):15mm
・測定モード:引張法(正弦波歪み 引張モード)
・周波数:10Hz
・静荷重:25.00cN~300.00cN
・歪み量:7.00μm~7.60μm
・静/動力比:1.5
損失正接tanδの高湿保持時変化率であるC/Bは、0.8以上1.2以下であるが、好ましくは、0.9以上1.1以下であり、更に好ましくは、0.93以上1.05以下である。
本開示の真空断熱材用外包材の構成は、熱溶着可能なフィルムと、上記熱溶着可能なフィルムの第1の主面側に位置する、樹脂基材および上記樹脂基材の片面または両面に配置されたガスバリア膜を有する1つ以上のガスバリア層と、を有する真空断熱材用外包材であり、損失正接tanδの加湿時変化率及び損失正接tanδの高湿保持時変化率が上記範囲を満たすものであれば、特に限定されない。損失正接tanδの加湿時変化率及び損失正接tanδの高湿保持時変化率は、ガスバリア層の組成やその積層順、熱溶着可能なフィルムの組成等によって変動する。
例えば、本開示においては、下記に例示するガスバリア層や熱溶着可能なフィルムを、真空断熱材用外包材の損失正接tanδの加湿時変化率及び損失正接tanδの高湿保持時変化率が上記範囲を満たすように選択し、組み合わせることによって構成することができる。
本開示の真空断熱材用外包材におけるガスバリア層は、熱溶着可能なフィルムの一方の面側(第1の主面側)に配置される。ここで、本開示におけるガスバリア層とは、樹脂基材と上記樹脂基材の少なくとも一方の面に配置されたガスバリア膜とを有する複合フィルムをいう。本開示の真空断熱材用外包材は、ガスバリア層を1層有するものでも良いが、2層以上、特には、3層以上有することが好ましい。
また、ガスバリア層を3層有するもので、損失正接tanδの加湿時変化率及び損失正接tanδの高湿保持時変化率が上記範囲を満たすものも製造効率上好ましいものである。
本開示の真空断熱材用外包材における、1層以上のガスバリア層は、主にガスバリア膜によりガスバリア性能を発揮することができる。本開示においてガスバリア膜は、2つの外包材同士を重ね合わせた外包材積層体の損失正接tanδの加湿時変化率及び損失正接tanδの高湿保持時変化率が上記範囲を満たすものであれば特に限定されない。
本態様におけるガスバリア膜としては、例えば、下記に詳述する、金属膜、無機化合物膜、M-O-P結合(ここで、Mは金属原子を示し、Oは酸素原子を示し、Pはリン原子を示す。)を有する膜、ポリカルボン酸系重合体の多価金属塩を含む膜、金属元素と酸素元素と親水基含有樹脂とを含有する混合化合物膜、等が挙げられる。
金属膜を構成する金属としては、例えば、金属アルミニウム、ステンレス、チタン、ニッケル、鉄、銅等の金属またはこれらを含む合金を挙げることができる。
無機化合物膜を構成する無機化合物としては、例えば、ケイ素、アルミニウム、マグネシウム、カルシウム、カリウム、スズ、ナトリウム、チタン、ホウ素、イットリウム、ジルコニウ、ムセリウム、亜鉛等の金属元素または非金属元素の酸化物、酸化窒化物、窒化物、酸化炭化物、酸化炭化窒化物等が挙げられる。具体的には、SiO2等のケイ素酸化物、Al2O3等のアルミニウム酸化物、マグネシウム酸化物、チタン酸化物、スズ酸化物、ケイ素亜鉛合金酸化物、インジウム合金酸化物、ケイ素窒化物、アルミニウム窒化物、チタン窒化物、酸化窒化ケイ素、酸化ケイ素亜鉛等を挙げることができる。無機化合物は、単独で用いてもよいし、上述の材料を任意の割合で混合して用いてもよい。
M-O-P結合(ここで、Mは金属原子を示し、Oは酸素原子を示し、Pはリン原子を示す。)を有する膜としては、例えば金属酸化物およびリン化合物の反応生成物を含む膜が挙げられる。
ポリカルボン酸系重合体の多価金属塩を含む膜は、ポリカルボン酸系ポリマーのカルボキシル基間に多価金属イオンによる架橋結合を有する。ポリカルボン酸系重合体の多価金属塩は、ポリカルボン酸系ポリマーおよび多価金属化合物の反応生成物である。
金属元素と酸素元素と親水基含有樹脂とを含有する混合化合物膜は、一般式R1 nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1~8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも1種以上の金属アルコキシドと、親水基含有樹脂と、を含有し、さらに、ゾルゲル法によって重縮合して得られるゾルゲル化合物を含む膜である。以下、金属元素と酸素元素と親水基含有樹脂とを含有する混合化合物膜のことをゾルゲル化合物膜とする。
ガスバリア膜の厚みは、2つの外包材同士を重ね合わせたものの損失正接tanδの加湿時変化率及び損失正接tanδの高湿保持時変化率が上記範囲を満たし、外包材全体で所望のガスバリア性能を発揮可能であれば特に限定されず、ガスバリア膜の種類に応じて適宜設定することができる。ガスバリア膜の厚みとしては例えば、5nm以上500nm以下の範囲内とすることができ、中でも10nm以上400nm以下の範囲内とすることができ、特に20nm以上300nm以下の範囲内とすることができる。なお、ガスバリア膜が金属膜または無機化合物膜である場合、ガスバリア膜の厚みの上限はさらに小さくすることができ、例えば金属膜または無機化合物膜の厚みとしては、5nm以上200nm以下の範囲内、中でも10nm以上150nm以下の範囲内とすることができる。
樹脂基材を構成する樹脂としては、2つの外包材同士を重ね合わせたものの損失正接tanδの加湿時変化率及び損失正接tanδの高湿保持時変化率が上記範囲を満たし、ガスバリア膜を支持することができれば特に限定されず、ガスバリアフィルムに用いられる公知の樹脂が挙げられる。上記樹脂として具体的には、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、環状ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリロニトリル-スチレン共重合体(AS)樹脂、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体(ABS)樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、エチレン-ビニルエステル共重合体ケン化物、各種のナイロン等のポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂、アセタール樹脂、セルロース樹脂等が挙げられる。樹脂基材は上述した各種樹脂を1以上含むことができる。
本態様の真空断熱材用外包材における熱溶着可能なフィルムは、真空断熱材用外包材の厚み方向の一方の最外に位置し、一方の最外面を担う部材である。上記熱溶着可能なフィルムは、真空断熱材用外包材を用いて真空断熱材を作製する際に芯材と接し、また、芯材を封止する際に、芯材を介して対向する一対の真空断熱材用外包材の周縁同士を熱溶着により接合する部材である。
本開示の真空断熱材用外包材は、厚み方向の一方の最外に熱溶着可能なフィルムを有するが、反対側の最外に位置するガスバリア層の上に、更に、保護フィルムを有することができる。保護フィルムを有することで、真空断熱材用外包材を損傷や劣化から保護することができる。上記保護フィルムとしては、熱溶着可能なフィルムよりも高融点を示す汎用の樹脂フィルムを用いることができ、例えばナイロンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム等が挙げられる。上記保護フィルムの厚みは特に限定されず、適宜設定することができる。
本開示の好ましい実施形態としては、真空断熱材用外包材の熱溶着可能なフィルムと反対側の最外に水蒸気バリア性能が高いガスバリア層を配置する態様(第1実施態様)、上記真空断熱材外包材に吸湿性が低い樹脂材料を有する樹脂層が用いられる態様(第2実施態様)、少なくとも1つのガスバリア層の樹脂基材が乾燥剤を含む態様(第3実施態様)等を挙げることができる。
本開示の真空断熱材用外包材の第1実施態様は、ガスバリア層を2層以上有する真空断熱材用外包材であって、上記2層以上のガスバリア層のうち上記真空断熱材用外包材の熱溶着可能なフィルムと最も離れた位置に配置されたガスバリア層を、最も高い水蒸気バリア性を有するものとする態様である。
以下、本態様の真空断熱材用外包材の詳細について説明する。
本開示の真空断熱材用外包材の第2実施態様は、上記真空断熱材外包材に吸湿性が低い樹脂材料を有する樹脂層が用いられる態様である。ここで樹脂層としては、例えばガスバリア層の樹脂基材や、熱溶着可能なフィルム、さらには真空断熱材とした際に最も外気側に配置される上述した保護フィルム等を挙げることができる。
本開示においては、ポリエステル樹脂が好ましく、特にPETを用いることが好ましい。
本態様においては、少なくとも1つのガスバリア層における樹脂基材に吸湿性が低い樹脂が用いられていればよいが、好ましくは、全てのガスバリア層における樹脂基材に対し、吸湿性が低い樹脂を用いることが好ましい。
本開示においては、外包材の全膜厚の内、50%以上、好ましくは70%以上が上述した吸湿性の低い材料を有する層で構成されていることが好ましい。
本開示の真空断熱材用外包材の第3実施態様は、外包材を構成する少なくとも1つの層が乾燥剤を含む層である態様である。このように外包材が乾燥剤を含む層を有することにより、外包材内部の湿度を低下させることが可能となり、上記損失正接tanδの加湿時変化率及び損失正接tanδの高湿保持時変化率を上記範囲内とすることができ、最終的にガスバリア膜の劣化を防止することが可能となる。
上記乾燥剤を含む層としては、上述した乾燥剤を含む層であれば特に限定されるものではないが、例えば、ポリオレフィンやポリエステル等のバインダー樹脂に、吸湿機能を有するゼオライトや酸化カルシウム等を溶融混錬し製膜することで、乾燥剤が分散した層を得ることができる。具体的には、モイストキャッチ(登録商標)(共同印刷(株)製)やドライキープ(佐々木化学薬品社製)、特開2017-12975号公報、特開平8-217913号公報に記載のフィルム等を挙げることができる。
本開示の外包材の厚みは、上述した特性を有することが可能であれば特に限定されず、例えば30μm以上200μm以下の範囲内、好ましくは50μm以上150μm以下の範囲内とすることができる。
初期水蒸気透過度は、ISO 15106-5:2015(差圧法)に準拠して、水蒸気透過度測定装置を用いて、温度40℃、相対湿度差90%RHの条件で測定することができる。水蒸気透過度の測定は、以下の手順で行うことができる。まず、所望のサイズに切り取った外包材のサンプルを、厚み方向(積層方向)において対向する最表面のうち、一方の最表面層である熱溶着可能なフィルムと反対側に位置する最表面層が高湿度側(水蒸気供給側)となるようにして、上記装置の上室と下室との間に装着し、透過面積約50cm2(透過領域:直径8cmの円形)として温度40℃、相対湿度差90%RHの条件で測定を行う。水蒸気透過度測定装置は、例えば、英国Technolox社製の「DELTAPERM」を用いることができる。
本開示の真空断熱材は、芯材と、上記芯材を封入する外包材とを有する真空断熱材であって、上記外包材が上述した「I.真空断熱材用外包材」の項で説明したものであることを特徴とするものである。
以下、本開示の真空断熱材について、構成ごとに説明する。
本開示における外包材は、芯材を封入する部材であり、上述の「I.真空断熱材用外包材」の項で説明した真空断熱材用外包材と同じであるため、ここでの説明は省略する。
本開示における芯材は、外包材により封入される部材である。なお、封入されるとは、外包材を用いて形成された袋体の内部に密封されることをいうものである。
0%以上の多孔質材とすることができる。
本開示の真空断熱材は、外包材の内部に芯材が封入され、上記内部が減圧されて真空状態となっている。真空断熱材内部の真空度は、例えば5Pa以下であることが好ましい。内部に残存する空気の対流による熱伝導を低くすることができ、優れた断熱性を発揮することが可能となるからである。
・測定試料:幅29cm±0.5cm、長さ30cm±0.5cm
・試験の定常に要する時間:15分以上
・標準板の種類:EPS
・高温面の温度:30℃
・低温面の温度:10℃
・測定試料の平均温度:20℃
本開示の真空断熱材の製造方法は、一般的な方法を用いることができる。例えば、上述した「I.真空断熱材用外包材」の項で説明した真空断熱材用外包材を2枚準備し、それぞれの熱溶着可能なフィルム同士を向き合わせて重ね、三辺の外縁を熱溶着し、一辺が開口する袋体を得る。この袋体に、開口から芯材を入れた後、上記開口から空気を吸引し、袋体の内部が減圧された状態で開口を封止することで、真空断熱材を得ることができる。
については後述する。
本開示の真空断熱材付き物品は、熱絶縁領域を有する物品および真空断熱材を備える真空断熱材付き物品であって、上記真空断熱材が、芯材と、芯材が封入された外包材とを有し、上記外包材が、上述の「I.真空断熱材用外包材」の項で説明した真空断熱材用外包材である。
実施例および比較例の真空断熱材用外包材を構成する部材を、以下および表1に示す。
また、実施例および比較例で用いた接着剤を下記に示す。
・ガスバリアフィルムA:金属アルミニウム(Al)膜が片面に蒸着されたPETフィルム(東レフィルム加工社製 VM-PET1519、厚み12μm、水蒸気透過度0.21g/(m2・day))
(製造方法)
基材としてPETフィルム(東レ加工フィルム製 ルミラーP60、厚み12μm)を連続式真空蒸着機(APPLIED MATERIALS社製 TopMet)の巻き出し装置にセットし、走行速度300m/minで走行させながら片面に気化した金属アルミニウムを付着堆積させて(1回目蒸着)中間体フィルムを形成し、その後巻き取った。1回目蒸着では、1.0×10-1Pa未満に減圧した真空蒸着機内で、抵抗加熱部にアルミワイヤをフィードして溶融し、気化した金属アルミニウムを走行するPETフィルムの片面に付着堆積させた。このとき抵抗加熱部への供給電力値(蒸着ボード電力値)は8.0kW~9.0kWの範囲とした。巻き取った中間フィルムを、再度巻き出し装置にセットして、走行速度250m/minで走行させながら、中間フィルムの金属アルミニウム付着面に、さらに気化した金属アルミニウムを付着堆積させた(2回目蒸着)。2回の蒸着工程を経て、PETフィルムの片面に金属アルミニウム膜が形成されたガスバリアフィルムを得た。その後、得られたガスバリアフィルムを巻き取った。2回目蒸着では、抵抗加熱部への供給電力値(蒸着ボード電力値)を8.0kW~8.5kWの範囲としたこと以外は1回目と同じ条件で金属アルミニウムを付着堆積し、バリアフィルムCを得た。得られたガスバリアフィルムの金属アルミニウム膜の厚みを捜査型電子顕微鏡(日立ハイテク製 SU-8000)を用いて断面から計測したところ144nmであった。
ガスバリアフィルムから、所望のサイズにサンプルを切り出し、切り出したサンプルの外周を硬化樹脂(丸本ストルアス製 冷間埋め込み樹脂エポフィックス)で固めて固定した。固定された上記サンプルを、ダイヤモンドナイフで厚さ方向に切断して断面を露出させ、走査型電子顕微鏡(日立ハイテク製 SU-8000)を用いて露出した断面の画像を倍率10万倍程度で取得し、画像中でおよそ等間隔の3点で膜厚を計測した。この操作を各ガスバリアフィルムにつき3つのサンプルに対して行い、計9個の計測値の平均を各ガスバリアフィルムにおける金属アルミニウム膜の厚みの値とした。水蒸気透過度は0.06g/(m2・day)であった。
(製造方法)
基材100として、厚さ12μmの、材料としてポリエチレンテレフタレート(PET)を含むプラスチック基材(KOLON社製、製品名「CB981」)を用意し、図5に示す、プラズマ前処理機構16B及び成膜機構16Cを有する成膜装置15を用いて、プラズマ前処理工程、及び成膜工程を行い、ガスバリアフィルムDを得た。図6は、プラズマ前処理機構を含む図5の点線部分Iの概略図である。図6中、18はプラズマ原料ガスを供給する原料揮発供給装置であり、Pは、プラズマである。
具体的な条件は、以下のとおりである。
プラズマ前処理機構16Bの形態:図6に示す形態である。
前処理ローラー30と電極部21との間に印加される電圧:340Vである。
プラズマ原料ガス供給部22が供給するプラズマ原料ガス:アルゴン(Ar)と酸素(O2)との混合ガスである。
前処理ローラー30と電極部21との間のプラズマ密度:144W・sec/m2であ
る。
磁場形成部23:1000ガウスの永久磁石である。
プラズマ供給機構50の形態:図4に示すホローカソード51と、ボート24bからみて、基材100の幅方向における両側に配置された、ホローカソード51の空洞部の開口と対向する図示しないアノードと、を有する形態である。
プラズマ供給機構50の使用方法:ホローカソード51の空洞部にプラズマ原料ガスを供給し、放電させてプラズマを励起した。このプラズマを、対向するアノードによって、基材100の表面と蒸発機構24との間に引き出した。
(製造方法)
1回目蒸着を、真空蒸着機内における抵抗加熱部への供給電力値(蒸着ボード電力値)を7.5kW~8.0kWの範囲とし、基材としてのPETフィルムを走行速度440m/minで走行させながら片面に気化した金属アルミニウムを付着堆積させ、2回目蒸着を、真空蒸着機内における抵抗加熱部への供給電力値(蒸着ボード電力値)を8.0kW~8.5kWの範囲とし、走行速度440m/minで走行させながら、中間フィルムの金属アルミニウム付着面に、気化した金属アルミニウムを付着堆積させた以外は、ガスバリアフィルムCと同様の方法で、ガスバリアフィルムFを得た。得られたガスバリアフィルムの金属アルミニウム膜の厚みを捜査型電子顕微鏡(日立ハイテク製 SU-8000)を用いて断面から計測したところ134nmであった。水蒸気透過度は0.09g/(m2・day))であった。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)基材(PET-F、ユニチカ株式会社製)上に酸化珪素(厚み:20nm)を蒸着し、上記蒸着膜の上に下記バリア性塗布膜用組成物をグラビアコート法によりコーティングし、次いで、120℃、140℃および150℃で各20秒間加熱処理して、バリア性塗布膜(厚み:300nm)をバリアコート膜として形成したものを用いた。水蒸気透過度は0.14g/(m2・day))であった。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)基材(PET-F、ユニチカ株式会社製)上に酸化アルミナ(厚み:20nm)を蒸着し、上記蒸着膜の上に下記バリア性塗布膜用組成物をグラビアコート法によりコーティングし、次いで、120℃、140℃および150℃で各20秒間加熱処理して、バリア性塗布膜(厚み:300nm)をバリアコート膜として形成したものを用いた。水蒸気透過度は0.11g/(m2・day))であった。
下記表1に示す組成に従い調製したA液(ポリビニルアルコール、イソプロピルアルコールおよびイオン交換水からなる混合液)に、表1に示す組成に従い予め調製したB液(テトラエトキシシラン(TEOS)、イソプロピルアルコール、塩酸およびイオン交換水からなる加水分解液)を加えて撹拌し、ゾルゲル法により無色透明のバリア性塗布膜用組成物を得た。
積層方向の一方から順に、第1層目をガスバリアフィルムC、第2層目をガスバリアフィルムB、第3層目をガスバリアフィルムB、第4層目を熱溶着可能なフィルムAとする真空断熱材用外包材を得た。実施例1の外包材において、第1層目のガスバリアフィルムCは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。第2層目のガスバリアフィルムBは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第3層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。第3層目のガスバリアフィルムBは、PETフィルムより金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。
)を用い、グラビアコート法により約3.5μmの接着剤層を形成した。
積層方向の一方から順に、第1層目をガスバリアフィルムD、第2層目をガスバリアフィルムD、第3層目をガスバリアフィルムE、第4層目を熱溶着可能なフィルムAとする真空断熱材用外包材を得た。実施例2の外包材において、第1層目のガスバリアフィルムDは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムD側となるように配置した。第2層目のガスバリアフィルムDは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第3層目のガスバリアフィルムE側となるように配置した。第3層目のガスバリアフィルムEは、EVOHフィルムより金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムD側となるように配置した。
積層方向の一方から順に、第1層目をガスバリアフィルムD、第2層目をガスバリアフィルムF、第3層目をガスバリアフィルムE、第4層目を熱溶着可能なフィルムAとする真空断熱材用外包材を得た。実施例3の外包材において、第1層目のガスバリアフィルムDは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムF側となるように配置した。第2層目のガスバリアフィルムFは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第3層目のガスバリアフィルムE側となるように配置した。第3層目のガスバリアフィルムEは、EVOHフィルムより金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムF側となるように配置した。
積層方向の一方から順に、第1層目をガスバリアフィルムF、第2層目をガスバリアフィルムG、第3層目をガスバリアフィルムG、第4層目をガスバリアフィルムF、第5層目を熱溶着可能なフィルムAとする真空断熱材用外包材を得た。実施例4の外包材において、第1層目のガスバリアフィルムFは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムG側となるように配置した。第2層目のガスバリアフィルムGは、PETフィルムよりもバリアコート膜が第3層目のガスバリアフィルムG側となるように配置した。第3層目のガスバリアフィルムGは、PETフィルムよりもバリアコート膜が第2層目のガスバリアフィルムG側となるように配置した。第4層目のガスバリアフィルムFは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第3層目のガスバリアフィルムG側となるように配置した。
積層方向の一方から順に、第1層目をガスバリアフィルムH、第2層目をガスバリアフィルムD、第3層目をガスバリアフィルムE、第4層目を熱溶着可能なフィルムAとする真空断熱材用外包材を得た。実施例5の外包材において、第1層目のガスバリアフィルムHは、PETフィルムよりもバリアコート膜が第2層目のガスバリアフィルムD側となるように配置した。第2層目のガスバリアフィルムDは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第3層目のガスバリアフィルムE側となるように配置した。第3層目のガスバリアフィルムEは、EVOHフィルムより金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムD側となるように配置した。
積層方向の一方から順に、第1層目をガスバリアフィルムA、第2層目をガスバリアフィルムB、第3層目をガスバリアフィルムB、第4層目を熱溶着可能なフィルムAとする真空断熱材用外包材を得た。比較例1の外包材において、第1層目のガスバリアフィルムAは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。第2層目のガスバリアフィルムBは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第3層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。第3層目のガスバリアフィルムBは、PETフィルムより金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。
積層方向の一方から順に、第1層目をガスバリアフィルムB、第2層目をガスバリアフィルムB、第3層目をガスバリアフィルムB、第4層目を熱溶着可能なフィルムAとする真空断熱材用外包材を得た。比較例2の外包材において、第1層目のガスバリアフィルムBは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。第2層目のガスバリアフィルムBは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第3層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。第3層目のガスバリアフィルムBは、PETフィルムより金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。
積層方向の一方から順に、第1層目をガスバリアフィルムB、第2層目をガスバリアフィルムB、第3層目をガスバリアフィルムA、第4層目を熱溶着可能なフィルムAとする真空断熱材用外包材を得た。比較例3の外包材において、第1層目のガスバリアフィルムBは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。第2層目のガスバリアフィルムBは、PETフィルムよりも金属アルミニウム膜が第3層目のガスバリアフィルムA側となるように配置した。第3層目のガスバリアフィルムAは、PETフィルムより金属アルミニウム膜が第2層目のガスバリアフィルムB側となるように配置した。
比較例1、比較例3で製造した真空断熱材用外包材の水蒸気透過度を、E.その他の項で説明した方法により英国Technolox社製の「DELTAPERM」を用いることにより測定した。比較例1の水蒸気透過度は、8×10-2g/(m2・day)、比較例3の水蒸気透過度は、8×10-2g/(m2・day)であった。
上記真空断熱材用外包材を2枚用意し、熱溶着可能なフィルムA同士を向き合わせて重ね合わせ、インパルスシーラー(富士インパルス社製 FA-600)を用いて、加熱時間1.0秒、シール幅10mm、冷却時間2.0秒としてシールした。ヒートシール後の真空断熱材用外包材のシール部分から、20mm×5mmの長方形のサンプルを取り出した。尚、測定方向が8方向となるように、シール方向を変更して真空断熱材用外包材をヒートシールし、各シール部分から測資料を取り出し、全部で8つの測定試料とした。
動的粘弾性測定装置(アイティー計測制御製 DVA-225)を用い、図3に示される温湿度プログラムに沿って、温度70℃湿度10%RHで60分保持後の初期状態における損失正接tanδの値(A)、初期状態から昇湿速度5%RH/分で温度70℃湿度90%RHまで加湿後、その温湿度で3分保持した時の損失正接tanδの値(B)、その後温度70℃湿度90%RHを1時間保持した時の損失正接tanδの値(C)を測定した。測定条件は以下の通りである。尚、各損失正接tanδ値は、8つの測定試料の測定値の平均値とした。結果を表3に示す。
・昇温速度:5℃/min
・昇湿速度:5%RH/min
・周波数:10Hz
・測定温度:70℃
・測定湿度範囲:10%RH~90%RH
・チャック間距離:15mm
・静荷重:自動
・歪み量:自動
・静/動力比:1.5
なお、真空断熱材は以下の方法により作製した。
実施例1~5、および比較例1~3で得られた外包材(寸法:360mm×450mm)を2枚準備し、熱溶着可能なフィルム同士が向き合う様にして2枚重ねて、四辺形の三辺をヒートシールして一辺のみが開口した袋体を作成した。芯材として290mm×300mm×30mmのグラスウールを用い、乾燥処理を行った後、袋体に、芯材および乾燥剤として10gの酸化カルシウムを収納して、袋体内部を排気した。その後、袋体の開口部分をヒートシールにより密封して真空断熱材を得た。到達圧力は、0.05Paとした。
2A、2B、2C … ガスバリア層
3A、3B、3C … 樹脂基材
4A、4B、4C … ガスバリア膜
10 … 真空断熱材用外包材
11 … 芯材
20 …真空断熱材
Claims (9)
- 熱溶着可能なフィルムと、前記熱溶着可能なフィルムの第1の主面側に位置する、樹脂基材および前記樹脂基材の片面または両面に配置されたガスバリア膜を有する1つ以上のガスバリア層と、を有する真空断熱材用外包材であって、
前記真空断熱材用外包材は、二つの同一の前記真空断熱材用外包材を前記熱溶着可能なフィルムの第2の主面同士を貼り合わせた状態で、周波数10Hzの動的粘弾性測定により損失正接tanδを測定し、温度70℃湿度10%RHの初期状態における前記損失正接tanδの値をA、前記初期状態から5%RH/分で温度70℃湿度90%RHに加湿した直後の加湿時状態における前記損失正接tanδの値をB、温度70℃湿度90%RHを1時間保持した高湿保持時における前記損失正接tanδの値をCとしたとき、前記損失正接tanδの加湿時変化率であるB/Aが1.0以上1.5以下であり、かつ、前記損失正接tanδの高湿保持時変化率であるC/Bが0.8以上1.2以下である、真空断熱材用外包材。 - 前記損失正接tanδの変化率C/Aが、1.7以下であることを特徴とする、請求項1に記載の真空断熱材用外包材。
- 前記熱溶着可能なフィルムがポリエチレンフィルムまたはポリプロピレンフィルムであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空断熱材用外包材。
- 少なくとも1つの前記ガスバリア層における前記樹脂基材がポリエステルフィルムであることを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれかの請求項に記載の真空断熱材用外包材。
- 前記ガスバリア膜が、金属アルミニウム膜であることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載の真空断熱材用外包材。
- 前記真空断熱材用外包材が、2層以上のガスバリア層を有する、請求項1から請求項5までのいずれの請求項に記載の真空断熱材用外包材。
- 前記真空断熱材用外包材が、3層のガスバリア層を有する、請求項6に記載の真空断熱材用外包材。
- 芯材と、前記芯材が封入された外包材とを有する真空断熱材であって、
前記外包材が、請求項1から請求項7までのいずれかの請求項に記載の真空断熱用外包材である、真空断熱材。 - 熱絶縁領域を有する物品および真空断熱材を備える真空断熱材付き物品であって、
前記真空断熱材は、芯材と、前記芯材が封入された外包材とを有し、
前記外包材が、請求項1から請求項7までのいずれかの請求項に記載の真空断熱用外包材である、真空断熱材付き物品。
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