JP7238523B2 - ロボット及びハンドの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロボット及びハンドの動作を制御する制御装置に関する。
従来、ロボットのアームの先端に力センサを介してハンドを固定し、力センサの出力に基づいてアームの目標位置修正量を作成し、予め教示された目標位置に目標位置修正量を加算した位置へアームを制御する制御装置がある(特許文献1参照)。
特開2007-136588号公報
ところで、特許文献1に記載の制御装置では、力センサの出力に基づいてアームの目標位置修正量を作成している。しかし、ハンドの動作を教示するためには、ハンドの把持力等を入力する必要がある。このため、ロボット及びハンドの動作を容易に教示可能にする上で、特許文献1に記載の制御装置は改善の余地がある。
本発明は、こうした課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、ロボット及びハンドの動作を容易に教示することのできる制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するための第1の手段は、ユーザによりアームの位置及び姿勢を変更して保持可能であるロボットと、前記アームに取り付けられ、前記ユーザにより開閉位置を変更して保持可能であるハンドと、の動作を制御する制御装置であって、
前記位置及び前記姿勢を検出する第1検出部と、
前記開閉位置を検出する第2検出部と、
前記ハンドの把持力を検出する第3検出部と、
前記アーム及び前記ハンドの状態を記録する操作を受け付ける受付部と、
前記受付部により前記操作を受け付けた時に、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部によりそれぞれ検出された前記位置、前記姿勢、前記開閉位置、及び前記把持力を状態情報として時系列に記録する記録部と、
前記記録部により時系列に記録された前記状態情報を再現するように、前記アーム及び前記ハンドの動作を制御する制御部と、
を備える。
上記構成によれば、ロボットは、ユーザによりアームの位置及び姿勢を変更して保持可能である。このため、ユーザは、ダイレクトティーチによりアームを直接掴んで移動させたり、操作器の操作によりアームを移動させたりすることができ、そしてアームの位置及び姿勢を保持することができる。アームにハンドが取り付けられており、ハンドはユーザにより開閉位置を変更して保持可能である。このため、ユーザは、ダイレクトティーチによりハンドを直接掴んで開閉させたり、操作器の操作によりハンドを開閉させたりすることができ、そしてハンドの開閉位置を保持することができる。
ここで、第1検出部はアームの位置及び姿勢を検出し、第2検出部はハンドの開閉位置を検出し、第3検出部はハンドの把持力を検出する。受付部は、アーム及びハンドの状態を記録する操作を受け付ける。このため、ユーザがアーム及びハンドの状態を記録する操作を行うと、その操作が受付部により受け付けられる。そして、記録部は、受付部により上記操作を受け付けた時に、第1検出部、第2検出部、及び第3検出部によりそれぞれ検出されたアームの位置、アームの姿勢、ハンドの開閉位置、及びハンドの把持力を状態情報として時系列に記録する。
このため、例えばロボットにワークをハンドで把持する動作をさせ、その状態を記録する操作をユーザが受付部に行うことで、ハンドの把持力を含む状態情報を記録することができる。次に、ユーザは、アームを移動する動作等をさせ、その状態を記録する操作を行うことで、状態情報を時系列に記録することができる。そして、制御部は、記録部により時系列に記録された状態情報を再現するように、アーム及びハンドの動作を制御する。したがって、ハンドの把持力等を入力する必要がなく、専門知識を有さないユーザであっても、ロボット及びハンドの動作を容易に教示及び再現することができる。
また、ハンドによりワークを把持する把持動作では、ハンドの開閉位置を制御するとともに、適切な力でワークを把持する必要がある。状態情報がハンドの把持動作であるか否かは、把持力がハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きいか否かで判定することができる。第1力は、検出された把持力が第1力よりも大きい場合に、ハンドがワークを把持していると判定することのできる力である。
この点、第2の手段では、前記制御部は、前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きい場合に、前記開閉位置よりも前記把持力を優先して前記状態情報を再現する。したがって、状態情報がハンドの把持動作である場合に、再現時のワークと開閉位置との関係が記録された状態情報とずれていても、適切な力で確実にハンドによりワークを把持することができる。
ハンドによりワークを把持する場合であっても、ハンドがワークに接触する前は把持力を調節する必要がない。
この点、第3の手段では、前記制御部は、前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きい場合に、前記状態情報を再現する際に前記開閉位置よりも所定量手前まで最速で前記ハンドを動作させる。したがって、ハンドによりワークを把持する場合であっても、把持を終了する開閉位置よりも所定量手前まで最速でハンドを動作させることができ、動作時間を短縮することができる。
ハンドの開閉位置を制御する場合であっても、ハンドによりワークを把持しない非把持動作(ハンドの移動動作)では、把持力を調節する必要がない。状態情報がハンドの非把持動作であるか否かは、把持力がハンドの非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さいか否かで判定することができる。第2力は、検出された把持力が第2力よりも小さい場合に、ハンドがワークを把持していないと判定することのできる力である。例えば、第2力は上記第1よりも小さい力であり、0よりも若干大きい力等を採用することができる。
この点、第4の手段では、前記制御部は、前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さい場合に、前記状態情報を再現する際に最速で前記開閉位置を再現する。したがって、状態情報がハンドの非把持動作である場合に、最速で開閉位置を再現することができ、動作時間を短縮することができる。さらに、ハンドの動作の教示において、ハンドの開閉速度を設定する手間を減らすことができる。
連続する2つの状態情報の把持力に応じて、連続する2つの状態情報の間におけるハンドの適切な動作は変化する。例えば、第1の状態情報が把持動作であり、次の状態情報である第2の状態情報も把持動作である場合は、第1の状態情報と第2の状態情報との間においても把持動作を維持すべきと判定できる。
この点、第5の手段では、前記制御部は、連続する2つの前記状態情報の前記把持力に基づいて、前記連続する2つの前記状態情報の間における前記ハンドの動作を制御する。したがって、連続する2つの状態情報の把持力に応じて、連続する2つの状態情報の間におけるハンドの動作を適切に制御することができる。
具体的には、第6の手段のように、前記制御部は、連続する2つの前記状態情報の前記把持力が共に、前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きい場合に、前記連続する2つの前記状態情報の間における前記ハンドの動作を把持動作に維持する、といった構成を採用することができる。
具体的には、第7の手段のように、前記制御部は、連続する2つの前記状態情報の前記把持力が共に、前記ハンドの非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さい場合に、前記連続する2つの前記状態情報の間における前記ハンドの動作を非把持動作に維持する、といった構成を採用することができる。
第1の状態情報としてアームがワークから離れ且つハンドがワークを把持していない状態が教示され、第1の状態情報に続く第2の状態情報としてアームがワークまで移動し且つハンドがワークを把持した状態が教示されることがあり得る。この場合、第1の状態情報のアームの位置から第2の状態情報のアームの位置まで移動するまでにハンドが閉じると、ハンドによりワークを把持することができなくなる。
この点、第8の手段では、前記制御部は、第1の前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さく、且つ第1の前記状態情報に続く第2の前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きい場合に、前記第2の前記状態情報を再現する際に前記位置及び前記姿勢を再現した後に前記開閉位置及び前記把持力を再現する。このため、アームがワークから離れ且つハンドがワークを把持していない状態の次に、アームがワークまで移動し且つハンドがワークを把持した状態を教示しても、ハンドによりワークを把持することができる。したがって、教示する状態情報(動作状態)の数を減らすことができ、ロボット及びハンドの動作を更に容易に教示することができる。
第3の状態情報としてアームがワークまで移動し且つハンドがワークを把持した状態が教示され、第3の状態情報に続く第4の状態情報としてアームが第3の状態情報の位置から移動し且つハンドがワークを把持していない状態が教示されることがあり得る。この場合、第3の状態情報のアームの位置から第4の状態情報のアームの位置まで移動するまでにハンドが開くとワークが落下し、ワークを第4の状態情報の位置まで移動させることができなくなる。
この点、第9の手段では、前記制御部は、第3の前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きく、且つ第3の前記状態情報に続く第4の前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さい場合に、前記第4の前記状態情報を再現する際に前記位置及び前記姿勢を再現した後に前記開閉位置及び前記把持力を再現する。このため、ハンドがワークを把持した状態の次に、ワークを移動させてハンドがワークを放した状態を教示しても、ワークを落下させずに移動させることができる。したがって、教示する状態情報の数を減らすことができ、ロボット及びハンドの動作を更に容易に教示することができる。
ワークの位置や角度によっては、ハンドによりワークを把持できない場合がある。この場合、状態情報のハンドの開閉位置を再現しても、検出されるハンドの把持力は状態情報の把持力よりも小さくなる。
この点、第10の手段では、前記制御部は、前記状態情報の前記開閉位置を再現した時に前記第3検出部により検出された前記把持力が、前記状態情報の前記把持力よりも小さい度合が所定度合を超える場合に、前記ハンドによりワークを把持できなかったと判定する。したがって、ハンドによりワークを把持できなかったことを判定することができる。
ロボット及びハンドを示す模式図。 動作を教示する手順を示すフローチャート。 ピック位置に移動する態様を示す模式図。 ピック位置でワークを把持する態様を示す模式図。 プレイス位置に移動する態様を示す模式図。 プレイス位置でワークを放す態様を示す模式図。 教示された動作を再現する手順を示すフローチャート。
以下、多関節ロボット及びハンドの制御装置に具現化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、ロボット10は、例えば6軸の垂直多関節型ロボットであり、基台(ベース)11とアーム10Aとを備えている。アーム10Aの隣り合うリンク13,15(一部のみ図示)は、順に関節12,14,16(一部のみ図示)を介して相対回転可能に連結されている。各関節12,14,16は、各関節12,14,16に対応する各モータ(図示せず)により駆動される。
アーム10Aの先端には、ハンド20が取り付けられている。ハンド20は、一対の爪20A,20Bを備えており、爪20A,20Bの間隔を拡大及び縮小する開閉動作を行う。爪20A,20Bは、モータ(図示せず)により駆動される。
基台11の内部には、ロボット10及びハンド20の状態を記録する記録部35、及びロボット10及びハンド20の動作を制御する制御部36が設けられている。制御部36は、CPU、ROM、RAM、駆動回路、及び入出力インターフェース等を備えるコンピュータとして構成されている。
ロボット10のリンク15には、ハンド20の開ボタン17、閉ボタン18、及び位置取込ボタン19が設けられている。制御部36は、ユーザが開ボタン17を押している間、ハンド20を第1速度で開く動作を実行する。制御部36は、ユーザが閉ボタン18を押している間、ハンド20を第2速度で閉じる動作を実行する。第2速度は、第1速度と同じ速度であってもよいし、第1速度よりも低い速度であってもよい。制御部36は、ユーザが開ボタン17及び閉ボタン18を押すことをやめた時のハンド20の開閉位置を保持する。すなわち、ハンド20は、ユーザにより開閉位置を変更して保持可能である。位置取込ボタン19については後述する。
例えばロボット10の各関節12,14,16には、各関節12,14,16の回転角度を検出するエンコーダ31,32,33がそれぞれ設けられている。すなわち、エンコーダ31,32,33(第1検出部)は、アーム10Aの制御点の位置及び姿勢(以下、「アーム10Aの位置及び姿勢」という)を検出する。制御点は、アーム10Aの先端の中央に設定されている。
ハンド20には、ハンド20の開閉位置を検出するエンコーダ22(第2検出部)が設けられている。また、ハンド20には、ハンド20の把持力を検出する力センサ23が設けられている。力センサ23(第3検出部)は、爪20A,20Bを駆動するモータに流れる電流を検出する電流センサや、爪20A,20Bに作用する圧力を検出する圧力センサ等である。
制御部36は、アーム10Aに作用する外力に従って、アーム10Aの位置及び姿勢を制御する。そして、制御部36は、アーム10Aに作用する外力がなくなった時のアーム10Aの位置及び姿勢を保持する。すなわち、ロボット10は、ユーザによりアーム10Aの位置及び姿勢を変更して保持可能である。本実施形態では、ユーザは、ダイレクトティーチによりアーム10Aを直接掴んで移動させることができ、そしてアーム10Aの位置及び姿勢を保持することができる。
ユーザが位置取込ボタン19を押した時に、制御部36は、エンコーダ31,32,33、エンコーダ22、力センサ23の検出結果に基づいて、その時のアーム10Aの位置及び姿勢、ハンド20の開閉位置、把持力、及び把持状態を、状態情報として記録部35に記録させる。制御部36は、ユーザが位置取込ボタン19を押す度に、状態情報を時系列に記録部35に記録させる。すなわち、位置取込ボタン19(受付部)は、アーム10A及びハンド20の状態を記録する操作を受け付ける。記録部35は、位置取込ボタン19により操作を受け付けた時に、エンコーダ31,32,33、エンコーダ22、及び力センサ23によりそれぞれ検出されたアーム10Aの位置及び姿勢、ハンド20の開閉位置、把持力、及び把持状態を状態情報として時系列に記録する。したがって、ユーザは、アーム10Aの移動、ハンド20の開閉、及び位置取込を繰り返すことにより、アーム10A及びハンド20の動作を教示することができる。
制御部36は、力センサ23により検出された把持力に基づいて、ハンド20の上記把持状態を判定する。具体的には、力センサ23により検出された把持力が、ハンド20の把持動作(把持している状態)を判定することのできる第1力よりも大きい場合に把持動作であると判定する。第1力は、力センサ23により検出された把持力が第1力よりも大きい場合に、ハンド20がワークWを把持していると判定することのできる力である。一方、力センサ23により検出された把持力が、ハンド20の非把持動作(把持していない状態)を判定することのできる第2力よりも小さい場合に非把持動作であると判定する。第2力は、力センサ23により検出された把持力が第2力よりも小さい場合に、ハンド20がワークWを把持していないと判定することのできる力である。例えば、第2力は第1よりも小さい力であり、0よりも若干大きい力等を採用することができる。
制御部36は、記録部35により時系列に記録された上記状態情報を再現するように、アーム10A及びハンド20の動作を制御する。したがって、ユーザは、教示したアーム10A及びハンド20の動作を、制御部36により再現させることができる。これにより、ユーザは、ロボット10によりワークWに対して作業を実行させることができる。なお、エンコーダ31,32,33(第1検出部)、エンコーダ22(第2検出部)、力センサ23(第3検出部)、位置取込ボタン19(受付部)、記録部35、及び制御部36により、ロボット及びハンドの制御装置が構成されている。
図2は、動作を教示する手順を示すフローチャートである。この一連の処理は、ユーザによって実行される。ここでは、図3~6に示すように、作業台S1の上に置かれたワークWを作業台S2の上に移動させて放す動作を教示する手順を説明する。
まず、アーム10Aをピック位置(ワークWを拾う位置)に移動させる(S10)。具体的には、図3に示すように、ユーザは、ダイレクトティーチによりアーム10Aを直接掴んで、ピック位置まで移動させる。なお、ハンド20がワークWの幅よりも閉じている場合は、ユーザは開ボタン17を押してハンド20をワークWの幅よりも開く。
続いて、位置取込ボタン19を押す(S11)。ユーザにより位置取込ボタン19が押された時に、制御部36は、エンコーダ31,32,33、エンコーダ22、力センサ23によりそれぞれ検出されたアーム10Aの位置及び姿勢、ハンド20の開閉位置、把持力、及び把持状態を、状態情報として記録部35に記録させる。図3では、アーム10Aの位置及び姿勢としてピック位置及び下向きの姿勢、ハンド20の開閉位置としてワークWの幅よりも開いた開閉位置、把持力として0、把持状態として非把持動作が記録される。
続いて、ハンド20によりワークWを把持させる(S12)。具体的には、図4に示すように、ユーザは、ハンド20がワークWを把持するまで閉ボタン18を押し続け、ハンド20が適切な力でワークWを把持した時に閉ボタン18を押すことをやめる。ハンド20が適切な力でワークWを把持したことは、ユーザがハンド20及びワークWの状態を見て判断してもよいし、力センサ23により検出された把持力を表示して表示された把持力をユーザが見て判断してもよい。
続いて、位置取込ボタン19を押す(S13)。ユーザにより位置取込ボタン19が押された時に、制御部36は、その時の状態情報を前回の状態情報に続いて記録部35に記録させる。図4では、アーム10Aの位置及び姿勢としてピック位置及び下向きの姿勢、ハンド20の開閉位置としてワークWの幅に対応する開閉位置、把持力としてワークWを把持している把持力、把持状態として把持動作が記録される。
続いて、アーム10Aをプレイス位置(ワークWを置く位置)に移動させる(S14)。具体的には、図5に示すように、ユーザは、ダイレクトティーチによりアーム10Aを直接掴んで、プレイス位置まで移動させる。このとき、ハンド20は、ワークWを把持した状態(把持動作)を維持している。
続いて、位置取込ボタン19を押す(S15)。ユーザにより位置取込ボタン19が押された時に、制御部36は、その時の状態情報を前回の状態情報に続いて記録部35に記録させる。図5では、アーム10Aの位置及び姿勢としてプレイス位置及び下向きの姿勢、ハンド20の開閉位置としてワークWの幅に対応する開閉位置、把持力としてワークWを把持している把持力、把持状態として把持動作が記録される。
続いて、ハンド20によりワークWを放させる(S16)。具体的には、図6に示すように、ユーザは、ハンド20がワークWを放すまで開ボタン17を押し続け、ハンド20が適切な幅まで開いた時に開ボタン17を押すことをやめる。
続いて、位置取込ボタン19を押す(S17)。ユーザにより位置取込ボタン19が押された時に、制御部36は、その時の状態情報を前回の状態情報に続いて記録部35に記録させる。図6では、アーム10Aの位置及び姿勢としてプレイス位置及び下向きの姿勢、ハンド20の開閉位置としてワークWの幅よりも開いた開閉位置、把持力として0、把持状態として非把持動作が記録される。その後、この一連の処理を終了する(END)。
図7は、教示された動作を再現する手順を示すフローチャートである。この一連の処理は、制御部36によって実行される。ここでは、図3~6に示すように、作業台S1の上に置かれたワークWを作業台S2の上に移動させて放す動作を再現する手順を説明する。
まず、アーム10Aを記録されたピック位置に移動させるとともに、ハンド20を記録された開閉位置まで移動動作で開く(S20)。具体的には、図3に示すように、状態情報の把持状態が非把持動作である場合、すなわち状態情報の把持力が上記第2力よりも小さい場合に、状態情報を再現する際に最速で開閉位置を再現する。
続いて、アーム10Aを記録されたピック位置に待機させるとともに、ハンド20を記録された開閉位置及び把持力が再現されるまで把持動作で閉じる(S21)。具体的には、図4に示すように、状態情報の把持状態が把持動作である場合、すなわち状態情報の把持力が上記第1力よりも大きい場合に、開閉位置よりも把持力を優先して状態情報を再現する。詳しくは、エンコーダ22により検出された開閉位置(以下、「検出開閉位置」という)が、状態情報として記録された開閉位置(以下、「記録開閉位置」という)になる前に、力センサ23により検出された把持力(以下、「検出把持力」という)が、状態情報として記録された把持力(以下、「記録把持力」という)になった時は、ハンド20を閉じる動作を停止する。また、検出開閉位置が記録開閉位置になっても、検出把持力が記録把持力にならない時は、検出把持力が記録把持力になるまで、ハンド20を閉じる動作を継続する。ただし、記録開閉位置を再現した時に、検出把持力が記録把持力よりも小さい度合が所定度合を超える場合は、ハンド20によりワークWを把持できなかったと判定する。検出把持力が記録把持力よりも小さい度合が所定度合を超える場合として、例えば検出把持力が記録把持力の半分未満である場合や、検出把持力が0である場合等を採用することができる。
続いて、アーム10Aを記録されたプレイス位置に移動させるとともに、記録された開閉位置及び把持力が再現されるまでハンド20の把持動作を維持する(S22)。具体的には、図4,5に示すように、連続する2つの状態情報の把持状態が共に把持動作である場合、すなわち連続する2つの状態情報の把持力が共に上記第1力よりも大きい場合に、連続する2つの状態情報の間におけるハンド20の動作を把持動作に維持する。要するに、連続する2つの状態情報の把持力に基づいて、連続する2つの状態情報の間におけるハンド20の動作を制御する。
続いて、アーム10Aを記録されたプレイス位置に待機させるとともに、ハンド20を記録された開閉位置まで移動動作で開く(S23)。具体的には、図6に示すように、状態情報の把持状態が非把持動作である場合、すなわち状態情報の把持力が上記第2力よりも小さい場合に、状態情報を再現する際に最速で開閉位置を再現する。その後、この一連の処理を終了する(END)。
以上詳述した本実施形態は、以下の利点を有する。
・記録部35は、位置取込ボタン19により記録操作を受け付けた時に、エンコーダ31,32,33、エンコーダ22、及び力センサ23によりそれぞれ検出されたアーム10Aの位置及び姿勢、ハンド20の開閉位置及び把持力を状態情報として時系列に記録する。このため、ロボット10にワークWをハンド20で把持する動作をさせ、その状態を記録する操作をユーザが位置取込ボタン19により行うことで、ハンド20の把持力を含む状態情報を記録することができる。次に、ユーザは、アーム10Aを移動する動作等をさせ、その状態を記録する操作を行うことで、状態情報を時系列に記録することができる。そして、制御部36は、記録部35により時系列に記録された状態情報を再現するように、アーム10A及びハンド20の動作を制御する。したがって、ハンド20の把持力等を入力する必要がなく、専門知識を有さないユーザであっても、ロボット10及びハンド20の動作を容易に教示及び再現することができる。
・ハンド20によりワークWを把持する把持動作では、ハンド20の開閉位置を制御するとともに、適切な力でワークWを把持する必要がある。この点、制御部36は、状態情報の把持力がハンド20の把持動作を判定することのできる第1力よりも大きい場合に、開閉位置よりも把持力を優先して状態情報を再現する。したがって、状態情報がハンド20の把持動作である場合に、再現時のワークWと開閉位置との関係が記録された状態情報とずれていても、適切な力で確実にハンド20によりワークWを把持することができる。
・ハンド20の開閉位置を制御する場合であっても、ハンド20によりワークWを把持しない非把持動作(ハンド20の移動動作)では、把持力を調節する必要がない。この点、制御部36は、状態情報の把持力がハンド20の非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さい場合に、状態情報を再現する際に最速で開閉位置を再現する。したがって、状態情報がハンド20の非把持動作である場合に、最速で開閉位置を再現することができ、動作時間を短縮することができる。さらに、ハンド20の動作の教示において、ハンド20の開閉速度を設定する手間を減らすことができる。
・連続する2つの状態情報の把持力に応じて、連続する2つの状態情報の間におけるハンド20の適切な動作は変化する。例えば、第1の状態情報が把持動作であり、次の状態情報である第2の状態情報も把持動作である場合は、第1の状態情報と第2の状態情報との間においても把持動作を維持すべきと判定できる。この点、制御部36は、連続する2つの状態情報の把持力に基づいて、連続する2つの状態情報の間におけるハンド20の動作を制御する。具体的には、制御部36は、連続する2つの状態情報の把持力が共に上記第1力よりも大きい場合に、連続する2つの状態情報の間におけるハンド20の動作を把持動作に維持する。したがって、連続する2つの状態情報の把持力に応じて、連続する2つの状態情報の間におけるハンド20の動作を適切に制御することができる。
・ワークWの位置や角度によっては、ハンド20によりワークWを把持できない場合がある。この場合、状態情報のハンド20の開閉位置を再現しても、検出されるハンド20の把持力は状態情報の把持力よりも小さくなる。この点、制御部36は、状態情報の開閉位置を再現した時に力センサ23により検出された把持力が、状態情報の把持力よりも小さい度合が所定度合を超える場合に、ハンド20によりワークWを把持できなかったと判定する。したがって、ハンド20によりワークWを把持できなかったことを判定することができる。
なお、上記の実施形態を、以下のように変更して実施することもできる。上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
・ハンド20によりワークWを把持できなかったことを判定する処理を省略することもできる。
・制御部36は、連続する2つの状態情報の把持力に基づいて、連続する2つの状態情報の間におけるハンド20の動作を制御する他の例として、以下の制御を行ってもよい。すなわち、制御部36は、連続する2つの状態情報の把持力が共に、ハンド20の非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さい場合に、連続する2つの状態情報の間におけるハンド20の動作を非把持動作に維持してもよい。
・把持動作でのハンド20の速度である第3速度は、開ボタン17の操作による上記第1速度及び閉ボタン18の操作による上記第2速度よりも低く設定してもよいし、第1速度及び第2速度と等しく設定してもよい。
・状態情報の把持力が上記第2力よりも小さい場合に、状態情報を再現する際に、最速よりも若干遅い速度や、上記第1速度、上記第2速度、及び上記第3速度よりも高い速度でハンド20を動作させてもよい。
・ハンド20によりワークWを把持する場合であっても、ハンド20がワークWに接触する前は把持力を調節する必要がない。そこで、制御部36は、状態情報の把持力が上記第1力よりも大きい場合に、状態情報を再現する際に開閉位置よりも所定量手前まで最速でハンド20を動作させてもよい。こうした構成によれば、ハンド20によりワークWを把持する場合であっても、把持を終了する開閉位置よりも所定量手前まで最速でハンド20を動作させることができ、動作時間を短縮することができる。なお、把持を終了する開閉位置よりも所定量手前まで、最速よりも若干遅い速度や、上記第1速度、上記第2速度、及び上記第3速度よりも高い速度でハンド20を動作させてもよい。
・第1の状態情報としてアーム10AがワークWから離れ且つハンド20がワークWを把持していない状態が教示され、第1の状態情報に続く第2の状態情報としてアーム10AがワークWまで移動し且つハンド20がワークWを把持した状態が教示されることがあり得る。この場合、第1の状態情報のアーム10Aの位置から第2の状態情報のアーム10Aの位置まで移動するまでにハンド20が閉じると、ハンド20によりワークWを把持することができなくなる。
そこで、制御部36は、第1の状態情報の把持力が上記第2力よりも小さく、且つ第1の状態情報に続く第2の状態情報の把持力が上記第1力よりも大きい場合に、第2の状態情報を再現する際に位置及び姿勢を再現した後に開閉位置及び把持力を再現する。こうした構成によれば、アーム10AがワークWから離れ且つハンド20がワークWを把持していない状態の次に、アーム10AがワークWまで移動し且つハンド20がワークWを把持した状態を教示しても、ハンド20によりワークWを把持することができる。したがって、教示する状態情報(動作状態)の数を減らすことができ、ロボット10及びハンド20の動作を更に容易に教示することができる。
・第3の状態情報としてアーム10AがワークWまで移動し且つハンド20がワークWを把持した状態が教示され、第3の状態情報に続く第4の状態情報としてアーム10Aが第3の状態情報の位置から移動し且つハンド20がワークWを把持していない状態が教示されることがあり得る。この場合、第3の状態情報のアーム10Aの位置から第4の状態情報のアーム10Aの位置まで移動するまでにハンド20が開くとワークWが落下し、ワークWを第4の状態情報の位置まで移動させることができなくなる。
そこで、制御部36は、第3の状態情報の把持力が上記第1力よりも大きく、且つ第3の状態情報に続く第4の状態情報の把持力が上記第2力よりも小さい場合に、第4の状態情報を再現する際に位置及び姿勢を再現した後に開閉位置及び把持力を再現する。こうした構成によれば、ハンド20がワークWを把持した状態の次に、ワークWを移動させてハンド20がワークWを放した状態を教示しても、ワークWを落下させずに移動させることができる。したがって、教示する状態情報の数を減らすことができ、ロボット10及びハンド20の動作を更に容易に教示することができる。
・把持動作は、ワークWを外側から掴む動作に限らず、ワークWの空洞部に一対の爪20A,20Bを挿入して開くことによりワークWを把持する動作であってもよい。
・ロボット10は、ダイレクトティーチによりアーム10Aを移動させる構成に限らず、ティーチングペンダント(操作器)等の操作によりアーム10Aを移動させる構成であってもよい。その場合は、開ボタン17、閉ボタン18、及び位置取込ボタン19がティーチングペンダントに設けられていてもよい。
・ロボット10は、垂直多関節型のロボットに限らず、水平多関節型のロボット等であってもよい。
10…ロボット、10A…アーム、17…開ボタン、18…閉ボタン、19…位置取込ボタン(受付部)、20…ハンド、22…エンコーダ(第2検出部)、23…力センサ(第3検出部)、31…エンコーダ(第1検出部)、32…エンコーダ(第1検出部)、33…エンコーダ(第1検出部)、35…記録部、36…制御部。

Claims (10)

  1. ユーザによりアームの位置及び姿勢を変更して保持可能であるロボットと、前記アームに取り付けられ、前記ユーザにより開閉位置を変更して保持可能であるハンドと、の動作を制御する制御装置であって、
    前記位置及び前記姿勢を検出する第1検出部と、
    前記開閉位置を検出する第2検出部と、
    前記ハンドの把持力を検出する第3検出部と、
    前記アーム及び前記ハンドの状態を記録する操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部により前記操作を受け付けた時に、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部によりそれぞれ検出された前記位置、前記姿勢、前記開閉位置、及び前記把持力を状態情報として時系列に記録する記録部と、
    前記記録部により時系列に記録された前記状態情報を再現するように、前記アーム及び前記ハンドの動作を制御する制御部と、
    を備えるロボット及びハンドの制御装置。
  2. 前記制御部は、前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きい場合に、前記開閉位置よりも前記把持力を優先して前記状態情報を再現する、請求項1に記載のロボット及びハンドの制御装置。
  3. 前記制御部は、前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きい場合に、前記状態情報を再現する際に前記開閉位置よりも所定量手前まで最速で前記ハンドを動作させる、請求項1又は2に記載のロボット及びハンドの制御装置。
  4. 前記制御部は、前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さい場合に、前記状態情報を再現する際に最速で前記開閉位置を再現する、請求項1~3のいずれか1項に記載のロボット及びハンドの制御装置。
  5. 前記制御部は、連続する2つの前記状態情報の前記把持力に基づいて、前記連続する2つの前記状態情報の間における前記ハンドの動作を制御する、請求項1~4のいずれか1項に記載のロボット及びハンドの制御装置。
  6. 前記制御部は、連続する2つの前記状態情報の前記把持力が共に、前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きい場合に、前記連続する2つの前記状態情報の間における前記ハンドの動作を把持動作に維持する、請求項1~5のいずれか1項に記載のロボット及びハンドの制御装置。
  7. 前記制御部は、連続する2つの前記状態情報の前記把持力が共に、前記ハンドの非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さい場合に、前記連続する2つの前記状態情報の間における前記ハンドの動作を非把持動作に維持する、請求項1~6のいずれか1項に記載のロボット及びハンドの制御装置。
  8. 前記制御部は、第1の前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さく、且つ第1の前記状態情報に続く第2の前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きい場合に、前記第2の前記状態情報を再現する際に前記位置及び前記姿勢を再現した後に前記開閉位置及び前記把持力を再現する、請求項1~7のいずれか1項に記載のロボット及びハンドの制御装置。
  9. 前記制御部は、第3の前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの把持動作を判定することのできる第1力よりも大きく、且つ第3の前記状態情報に続く第4の前記状態情報の前記把持力が前記ハンドの非把持動作を判定することのできる第2力よりも小さい場合に、前記第4の前記状態情報を再現する際に前記位置及び前記姿勢を再現した後に前記開閉位置及び前記把持力を再現する、請求項1~8のいずれか1項に記載のロボット及びハンドの制御装置。
  10. 前記制御部は、前記状態情報の前記開閉位置を再現した時に前記第3検出部により検出された前記把持力が、前記状態情報の前記把持力よりも小さい度合が所定度合を超える場合に、前記ハンドによりワークを把持できなかったと判定する、請求項1~9のいずれか1項に記載のロボット及びハンドの制御装置。
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