JP7238362B2 - 溶接ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、溶接ロボットに関する。
従来より、教示点を辿るように溶接用ツールを移動させる溶接ロボットが知られている。かかる溶接ロボットで溶接を行うには、オペレータが教示点を入力してやる必要がある。そのため、このような溶接ロボットにおいては、教示点の入力作業に時間と手間がかかってしまう。
そこで、溶接線上に複数の教示点を自動的に配置するとともに教示点を辿るように溶接用ツールを移動させる溶接ロボットが提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。しかし、このような溶接ロボットであっても、教示点を適宜に配置できなければ、溶接不良が生じたり溶接跡がきたなくなったりしてしまう。例えば、複雑な溶接線に対して配置した教示点が少なければ、溶接線から溶接用ツールの軌道が外れて溶接不良が生じてしまうという問題があった。また、簡素な溶接線に対して配置した教示点が多すぎても、溶接用ツールの軌道がぎくしゃくして溶接跡がきたなくなってしまうという問題があった。
特開2004-261878号公報 国際公開第2015/146180号
溶接不良が生じず、かつ溶接跡がきれいに仕上がり、ひいては製品の品質向上に寄与する溶接ロボットを提供する。
第一の発明は、
センサと、
前記センサの信号に基づいて溶接線を認識するコントローラと、を備え、
前記コントローラが前記溶接線上に複数の教示点を自動的に配置するとともに当該教示点を辿るように溶接用ツールを移動させる溶接ロボットにおいて、
前記コントローラは、前記溶接線を表した数式の次導関数の符号が変化する点を前記溶接線の変曲点として特定し、当該変曲点上に前記教示点を配置する、ものである。
第二の発明は、第一の発明に係る溶接ロボットにおいて、
一の前記教示点を通る基準線を設定し、
前記基準線に対して所定距離をあけて平行に延びる境界線を設定し、
前記コントローラは、前記境界線を越えていない領域の前記変曲点上には前記教示点を配置せず、前記境界線を越えている領域の前記変曲点上には前記教示点を配置する、ものである。
第三の発明は、第一の発明に係る溶接ロボットにおいて、
一の前記教示点を中心に所定半径となる円形の境界線を設定し、
前記コントローラは、前記境界線を越えていない領域の前記変曲点上には前記教示点を配置せず、前記境界線を越えている領域の前記変曲点上には前記教示点を配置する、ものである。
第四の発明は、第一の発明に係る溶接ロボットにおいて、
一の前記教示点を通る基準線を設定し、
前記教示点を中心に前記基準線に対して平行となる方向が所定長さの長辺となり前記基準線に対して垂直となる方向が所定長さの短辺となる楕円形の境界線を設定し、
前記コントローラは、前記境界線を越えていない領域の前記変曲点上には前記教示点を配置せず、前記境界線を越えている領域の前記変曲点上には前記教示点を配置する、ものである。
第五の発明は、第二から第四のいずれかの発明に係る溶接ロボットにおいて、
前記コントローラは、前記境界線を越えていない領域であったとしても前記変曲点の高密度部分における少なくとも一つの変曲点上に前記教示点を配置する、ものである。
第六の発明は、第二から第四のいずれかの発明に係る溶接ロボットにおいて、
前記コントローラは、前記変曲点の密度推移に応じた位置に前記境界線を改めて設定して当該境界線を越えている領域の前記変曲点上に前記教示点を配置する、ものである。
第一の発明に係る溶接ロボットにおいて、コントローラは、溶接線を表した数式の次導関数の符号が変化する点を前記溶接線の変曲点として特定し、変曲点上に教示点を配置する。かかる溶接ロボットによれば、溶接線から溶接用ツールの軌道が外れにくいので、溶接不良が生じない。また、溶接用ツールの軌道がぎくしゃくしないので、溶接跡がきれいになる。ひいては製品の品質向上を実現できる。
第二の発明に係る溶接ロボットにおいては、一の教示点を通る基準線を設定し、基準線に対して所定距離をあけて平行に延びる境界線を設定する。そして、コントローラは、境界線を越えていない領域の変曲点上には教示点を配置せず、境界線を越えている領域の変曲点上には教示点を配置する。かかる溶接ロボットによれば、溶接線の細かな歪みに捉われず、溶接用ツールの軌道が滑らかになるので、より溶接跡がきれいになる。更には、教示点の数が少なくなるので、コントローラにかかる計算負荷も抑えられる。
第三の発明に係る溶接ロボットにおいては、一の教示点を中心に所定半径となる円形の境界線を設定する。そして、コントローラは、境界線を越えていない領域の変曲点上には教示点を配置せず、境界線を越えている領域の変曲点上には教示点を配置する。かかる溶接ロボットによれば、溶接線の細かな歪みに捉われず、溶接用ツールの軌道が滑らかになるので、より溶接跡がきれいになる。更には、教示点の数が少なくなるので、コントローラにかかる計算負荷も抑えられる。
第四の発明に係る溶接ロボットにおいては、一の教示点を通る基準線を設定し、教示点を中心に基準線に対して平行となる方向が所定長さの長辺となり基準線に対して垂直となる方向が所定長さの短辺となる楕円形の境界線を設定する。そして、コントローラは、境界線を越えていない領域の変曲点上には教示点を配置せず、境界線を越えている領域の変曲点上には教示点を配置する。かかる溶接ロボットによれば、溶接線の細かな歪みに捉われず、溶接用ツールの軌道が滑らかになるので、より溶接跡がきれいになる。更には、教示点の数が少なくなるので、コントローラにかかる計算負荷も抑えられる。
第五の発明に係る溶接ロボットにおいて、コントローラは、境界線を越えていない領域であったとしても変曲点の高密度部分における少なくとも一つの変曲点上に前記教示点を配置する。かかる溶接ロボットによれば、溶接線に複雑な部分があったとしても適宜に溶接用ツールが追従するので、溶接不良が生じるのを確実に防ぐことが可能となる。
第六の発明に係る溶接ロボットにおいて、コントローラは、変曲点の密度推移に応じた位置に境界線を改めて設定して境界線を越えている領域の変曲点上に教示点を配置する。かかる溶接ロボットによれば、あらゆる溶接線にも適宜に溶接用ツールが追従するので、溶接不良が生じるのを確実に防ぐことが可能となる。
第一実施形態に係る溶接ロボットを示す図。 溶接用ツールを示す図。 溶接時の各工程を示す図。 溶接線の認識工程を示す図。 変曲点の特定工程を示す図。 教示点の配置工程を示す図。 溶接用ツールによる溶接工程を示す図。 第二実施形態に係る溶接ロボットの教示点の配置工程を示す図。 第三実施形態に係る溶接ロボットの教示点の配置工程を示す図。 第四実施形態に係る溶接ロボットの教示点の配置工程を示す図。 第五実施形態に係る溶接ロボットの教示点の配置工程を示す図。 第六実施形態に係る溶接ロボットの教示点の配置工程を示す図。
本願に開示する技術的思想は、以下に説明する溶接ロボット1のほか、他の溶接ロボットにも適用できる。
まず、図1を用いて、第一実施形態に係る溶接ロボット1について説明する。
溶接ロボット1は、主にマニピュレータ2で構成されている。
マニピュレータ2は、ボディ21と複数のアーム22・23・24を備えている。ボディ21は、マウントベース25に支持されており、旋回自在となっている。また、アーム22は、ボディ21に支持されており、回動自在となっている。更に、アーム23は、アーム22に支持されており、回動及び回転自在となっている。そして、アーム24は、アーム23に支持されており、回動及び回転自在となっている。こうして、マニピュレータ2は、これらを同時に又は独立して動かすことで、後述する溶接用ツール5を移動自在としている。
加えて、溶接ロボット1は、センサ3とコントローラ4を備えている。
センサ3は、アーム24に取り付けられている。センサ3は、シート状のレーザ光をワークWに対して照射する(図2参照)。そして、センサ3は、ワークWから戻ってきた反射光を受け、これに相当する信号をコントローラ4に送信する。具体的に説明すると、センサ3は、ワークWから戻ってきた反射光を受け、反射光が戻ってきた時間や角度に相当する信号をコントローラ4に送信する。なお、センサ3の種類や特性について限定するものではない。
コントローラ4は、マニピュレータ2の近傍に載置されている。コントローラ4は、センサ3の信号に基づいてワークWの形状を認識する。そして、コントローラ4は、二次元又は三次元情報として表されたワークWの特徴部分を溶接線Lwとして認識する。即ち、コントローラ4は、センサ3の信号に基づいて溶接線Lwを認識するのである。その後、コントローラ4は、溶接線Lw上に複数の教示点Ptを自動的に配置するとともに教示点Ptを辿るように溶接用ツール5を移動させる。なお、教示点Ptを配置する手法については後述する。
次に、図2を用いて、溶接用ツール5について説明する。
溶接用ツール5は、レーザ溶接機51とアーク溶接機52を備えている。
レーザ溶接機51は、発振部51aと集光部51bで構成されている。レーザ溶接機51は、発振部51aを光源とするレーザ光5Lのビーム径を集光部51bで絞り、その熱エネルギーによってワークWの突き合せ部分を溶融・接合する。なお、レーザ溶接は、入熱部分の直径が小さいので、突き合せ部分を深く溶融させて接合できるというという利点がある。また、レーザ溶接は、入熱量が比較的に少ないのでワークWの熱歪みを抑制できるという利点もある。
アーク溶接機52は、ワイヤ供給部52aとガス供給部52bとトーチ部52cで構成されている。アーク溶接機52は、ワイヤ供給部52aからトーチ部52cへ送られるホットワイヤを電極としてアーク5Aを発生させ、その熱エネルギーによってワークWの突き合せ部分を溶融・接合する。また、アーク溶接機52は、ガス供給部52bからトーチ部52cへ送られるシールドガス(不活性ガス:アルゴンガスなど)5Gでアーク5Aを囲むことにより、溶融金属が酸化するのを防いでいる。なお、アーク溶接は、ホットワイヤを溶加材として溶融金属に供給できるので、突き合せ部分の隙間が大きくても、これを埋めて接合できるという利点がある。また、アーク溶接は、入熱部分の直径が比較的に大きいので開先形状等に対する余裕度が高く、溶接跡Bがきれいになるという利点もある。
加えて、本溶接用ツール5は、レーザ溶接機51によるレーザ照射を先行させ、アーク溶接機52によるアーク放電を後行させるものである。但し、溶接用ツール5は、アーク溶接機52によるアーク放電を先行させ、レーザ溶接機51によるレーザ照射を後行させるものであってもよい。なお、レーザ溶接機51によるレーザ照射の出力とアーク溶接機52によるアーク放電の出力は、ワークWの材質や厚さ、溶接速度などをパラメータとした実験によって適宜に設定される。また、レーザ溶接機51によるレーザ照射の狙点とアーク溶接機52によるアーク放電の狙点についても、ワークWの材質や厚さ、溶接速度などをパラメータとした実験によって適宜に設定される。更に、レーザ溶接機51によるレーザ照射の狙点とアーク溶接機52によるアーク放電の狙点の相対距離についても、ワークWの材質や厚さ、溶接速度などをパラメータとした実験によって適宜に設定される。
次に、図3を用いて、溶接時の各工程について説明する。ここでは、図4から図7を用いて説明を補完する。なお、図4から図7には、斜視図(A)における所定範囲Rを矢印Vの方向から見た拡大図(B)が示されている。
ステップS1において、溶接ロボット1は、溶接線Lwの認識工程を開始する。具体的に説明すると、コントローラ4は、マニピュレータ2を稼動させ、予め定めた軌道でセンサ3を移動させる。これにより、コントローラ4は、この軌道直下におけるワークWの形状を認識する。こうして、コントローラ4は、ワークWの突き合せ部分を検出し、溶接線Lwとして認識するのである(図4参照)。
ステップS2において、溶接ロボット1は、溶接線Lwを表した凸部及び凹部の頂点である変曲点Piの特定工程を開始する。具体的に説明すると、コントローラ4は、溶接線Lwを数式にて表し、かかる数式を微分して次導関数を算出する。これにより、コントローラ4は、この数式における接線Ltの傾きを把握する。こうして、コントローラ4は、傾きがゼロとなる点(傾きの符号が変化する点)を検出し、変曲点Piとして特定するのである(図5参照)。
ステップS3において、溶接ロボット1は、教示点Ptの配置工程を開始する。具体的に説明すると、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを特定する。そして、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを含め、全ての変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。こうして、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peに加え、溶接線Lwの傾きの方向が変わる全ての位置に教示点Ptを配置するのである(図6参照)。
その後、ステップS4において、溶接ロボット1は、溶接用ツール5による溶接工程を開始する。具体的に説明すると、コントローラ4は、レーザ溶接機51によるレーザ照射とアーク溶接機52によるアーク放電を行う。そして、コントローラ4は、マニピュレータ2を稼動させ、溶接線Lwの始点Psから教示点Ptを次々に辿り、最終的に終点Peを通過するようにレーザ溶接機51とアーク溶接機52を移動させる。このようにして、本溶接ロボット1は、ワークWの突き合せ部分を溶融・接合するのである(図7参照)。
以上のように、本溶接ロボット1において、コントローラ4は、溶接線Lwを表した数式の次導関数の符号が変化する点を溶接線Lwの変曲点Piとして特定し、変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。かかる溶接ロボット1によれば、溶接線Lwから溶接用ツール5(本溶接ロボット1においてはレーザ溶接機51とアーク溶接機52である)の軌道が外れにくいので、溶接不良が生じない。また、溶接用ツール5の軌道がぎくしゃくしないので、溶接跡Bがきれいになる。ひいては製品の品質向上を実現できる。
次に、図8を用いて、第二実施形態に係る溶接ロボット1について説明する。ここでは、教示点Ptの配置工程に着目して説明する。なお、図8にも、斜視図(A)における所定範囲Rを矢印Vの方向から見た拡大図(B)が示されている。
第二実施形態に係る溶接ロボット1は、第一実施形態に係る溶接ロボット1と同じく、各工程を経てワークWの突き合せ部分を溶融・接合する(図3参照)。
ステップS3において、本溶接ロボット1は、教示点Ptの配置工程を開始する。具体的に説明すると、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを特定する。また、コントローラ4は、所定の教示点Ptを通ってワークWの溶接方向に延びる基準線Lrを設定し、同時に基準線Lrに対して所定距離dをあけて平行に延びる境界線Lbも設定する。そして、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを含め、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置するのである(図8参照)。
かかる教示点Ptの配置工程についてより詳しく説明すると、まず、コントローラ4は、始点Psを通ってワークWの溶接方向に延びる基準線Lrを設定し、同時に基準線Lrに対して所定距離dをあけて平行に延びる境界線Lbも設定する。そして、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを含め、境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。
その後、コントローラ4は、境界線Lbを越えている領域に配置された第一番目の教示点Ptを通る新たな基準線Lrと基準線Lrに対して平行となる境界線Lbを設定する。そして、同じように境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。そして、これを繰り返して終点Peに至るものとする。
以上のように、本溶接ロボット1においては、一の教示点Ptを通る基準線Lrを設定し、基準線Lrに対して所定距離dをあけて平行に延びる境界線Lbを設定する。そして、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置する。かかる溶接ロボット1によれば、溶接線Lwの細かな歪みに捉われず、溶接用ツール5(本溶接ロボット1においてはレーザ溶接機51とアーク溶接機52である)の軌道が滑らかになるので、より溶接跡Bがきれいになる。更には、教示点Ptの数が少なくなるので、コントローラ4にかかる計算負荷も抑えられる。
次に、図9を用いて、第三実施形態に係る溶接ロボット1について説明する。ここでも、教示点Ptの配置工程に着目して説明する。なお、図9にも、斜視図(A)における所定範囲Rを矢印Vの方向から見た拡大図(B)が示されている。
第三実施形態に係る溶接ロボット1は、第一実施形態に係る溶接ロボット1と同じく、各工程を経てワークWの突き合せ部分を溶融・接合する(図3参照)。
ステップS3において、本溶接ロボット1は、教示点Ptの配置工程を開始する。具体的に説明すると、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを特定する。また、コントローラ4は、所定の教示点Ptを中心に所定半径rとなる円形の境界線Lbを設定する。そして、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを含め、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置するのである(図9参照)。
かかる教示点Ptの配置工程についてより詳しく説明すると、まず、コントローラ4は、始点Psを中心に所定半径rとなる円形の境界線Lbを設定する。そして、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを含め、境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置するのである。
その後、コントローラ4は、境界線Lbを越えている領域に配置された第一番目の教示点Ptを中心とする新たな円形の境界線Lbを設定する。そして、同じように境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。そして、これを繰り返して終点Peに至るものとする。
以上のように、本溶接ロボット1において、一の教示点Ptを中心に所定半径rとなる円形の境界線Lbを設定する。そして、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置する。かかる溶接ロボット1によれば、溶接線Lwの細かな歪みに捉われず、溶接用ツール5(本溶接ロボット1においてはレーザ溶接機51とアーク溶接機52である)の軌道が滑らかになるので、より溶接跡Bがきれいになる。更には、教示点Ptの数が少なくなるので、コントローラ4にかかる計算負荷も抑えられる。
次に、図10を用いて、第四実施形態に係る溶接ロボット1について説明する。ここでも、教示点Ptの配置工程に着目して説明する。なお、図10にも、斜視図(A)における所定範囲Rを矢印Vの方向から見た拡大図(B)が示されている。
第四実施形態に係る溶接ロボット1は、第一実施形態に係る溶接ロボット1と同じく、各工程を経てワークWの突き合せ部分を溶融・接合する(図3参照)。
ステップS3において、本溶接ロボット1は、教示点Ptの配置工程を開始する。具体的に説明すると、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを特定する。また、コントローラ4は、所定の教示点Ptを通ってワークWの溶接方向に延びる基準線Lrを設定し、同時に教示点Ptを中心に基準線Lrに対して平行となる方向が所定長さxの長辺となり基準線Lrに対して垂直となる方向が所定長さyの短辺となる楕円形の境界線Lbを設定する。そして、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを含め、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置するのである(図10参照)。
かかる教示点Ptの配置工程についてより詳しく説明すると、まず、コントローラ4は、始点Psを通ってワークWの溶接方向に延びる基準線Lrを設定し、同時に教示点Ptを中心に基準線Lrに対して平行となる方向が所定長さxの長辺となり基準線Lrに対して垂直となる方向が所定長さyの短辺となる楕円形の境界線Lbを設定する。そして、コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを含め、境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置するのである。
その後、コントローラ4は、境界線Lbを越えている領域に配置された第一番目の教示点Ptを通る新たな基準線Lrと教示点Ptを中心とする新たな楕円形の境界線Lbを設定する。そして、同じように境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の第一番目の変曲点Pi上にのみ教示点Ptを配置する。そして、これを繰り返して終点Peに至るものとする。
以上のように、本溶接ロボット1においては、一の教示点Ptを通る基準線Lrを設定し、教示点Ptを中心に基準線Lrに対して平行となる方向が所定長さxの長辺となり基準線Lrに対して垂直となる方向が所定長さyの短辺となる楕円形の境界線Lbを設定する。そして、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置する。かかる溶接ロボット1によれば、溶接線Lwの細かな歪みに捉われず、溶接用ツール5(本溶接ロボット1においてはレーザ溶接機51とアーク溶接機52である)の軌道が滑らかになるので、より溶接跡Bがきれいになる。更には、教示点Ptの数が少なくなるので、コントローラ4にかかる計算負荷も抑えられる。
次に、図11を用いて、第五実施形態に係る溶接ロボット1について説明する。なお、第五実施形態に係る溶接ロボット1は、第二実施形態に係る溶接ロボット1に特定の技術的思想を適用したものである。但し、第三実施形態及び第四実施形態に係る溶接ロボット1に適用することも可能である。
第五実施形態に係る溶接ロボット1は、第二実施形態に係る溶接ロボット1と同じく、各工程を経てワークWの突き合せ部分を溶融・接合する(図3参照)。
ステップS3において、本溶接ロボット1は、教示点Ptの配置工程を開始する。コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを含め、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置するのである(図11参照)。
これと同時に、コントローラ4は、変曲点Piの分布を認識する。コントローラ4は、所定距離で区切られた範囲ごとに変曲点Piの密度を算出し、変曲点Piの高密度部分Dを把握する。その後、コントローラ4は、境界線Lbを越えているか否かに関わらず、高密度部分Dにおける少なくとも一つの変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。例えば、高密度部分Dにおける最も中心に近い変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。
以上のように、本溶接ロボット1において、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域であったとしても変曲点Piの高密度部分Dにおける少なくとも一つの変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。かかる溶接ロボット1によれば、溶接線Lwに複雑な部分があったとしても適宜に溶接用ツール5(本溶接ロボット1においてはレーザ溶接機51とアーク溶接機52である)が追従するので、溶接不良が生じるのを確実に防ぐことが可能となる。
次に、図12を用いて、第六実施形態に係る溶接ロボット1について説明する。なお、第六実施形態に係る溶接ロボット1は、第二実施形態に係る溶接ロボット1に特定の技術的思想を適用したものである。但し、第三実施形態及び第四実施形態に係る溶接ロボット1に適用することも可能である。
第六実施形態に係る溶接ロボット1は、第二実施形態に係る溶接ロボット1と同じく、各工程を経てワークWの突き合せ部分を溶融・接合する(図3参照)。
ステップS3において、本溶接ロボット1は、教示点Ptの配置工程を開始する。コントローラ4は、溶接線Lwの始点Psと終点Peを含め、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。換言すると、コントローラ4は、境界線Lbを越えていない領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置せず、境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上には教示点Ptを配置するのである(図12参照)。
これと同時に、コントローラ4は、変曲点Piの分布を認識する。コントローラ4は、所定距離で区切られた範囲ごとに変曲点Piの密度を算出し、変曲点Piの密度推移を把握する。その後、コントローラ4は、変曲点Piの密度が大きいところでは所定距離dを大きくし、変曲点Piの密度が小さいところでは所定距離dを小さくし、その上で境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。このとき、所定距離dをどのような値とするかについて限定するものではない。なお、第三実施形態に適用した場合にあっては所定半径r、第四実施形態に適用した場合にあっては所定長さx及び所定長さyを同じように変更し、その上で境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。
以上のように、本溶接ロボット1において、コントローラ4は、変曲点Piの密度推移に応じた位置に境界線Lbを改めて設定して境界線Lbを越えている領域の変曲点Pi上に教示点Ptを配置する。かかる溶接ロボット1によれば、あらゆる溶接線Lwにも適宜に溶接用ツール5(本溶接ロボット1においてはレーザ溶接機51とアーク溶接機52である)が追従するので、溶接不良が生じるのを確実に防ぐことが可能となる。
1 溶接ロボット
2 マニピュレータ
3 センサ
4 コントローラ
5 溶接用ツール
51 レーザ溶接機
52 アーク溶接機
B 溶接跡
Lb 境界線
Lw 溶接線
Pi 変曲点
Pt 教示点
W ワーク

Claims (6)

  1. センサと、
    前記センサの信号に基づいて溶接線を認識するコントローラと、を備え、
    前記コントローラが前記溶接線上に複数の教示点を自動的に配置するとともに当該教示点を辿るように溶接用ツールを移動させる溶接ロボットにおいて、
    前記コントローラは、前記溶接線を表した数式の次導関数の符号が変化する点を前記溶接線の変曲点として特定し、当該変曲点上に前記教示点を配置する、ことを特徴とする溶接ロボット。
  2. 一の前記教示点を通る基準線を設定し、
    前記基準線に対して所定距離をあけて平行に延びる境界線を設定し、
    前記コントローラは、前記境界線を越えていない領域の前記変曲点上には前記教示点を配置せず、前記境界線を越えている領域の前記変曲点上には前記教示点を配置する、ことを特徴とする請求項1に記載の溶接ロボット。
  3. 一の前記教示点を中心に所定半径となる円形の境界線を設定し、
    前記コントローラは、前記境界線を越えていない領域の前記変曲点上には前記教示点を配置せず、前記境界線を越えている領域の前記変曲点上には前記教示点を配置する、ことを特徴とする請求項1に記載の溶接ロボット。
  4. 一の前記教示点を通る基準線を設定し、
    前記教示点を中心に前記基準線に対して平行となる方向が所定長さの長辺となり前記基準線に対して垂直となる方向が所定長さの短辺となる楕円形の境界線を設定し、
    前記コントローラは、前記境界線を越えていない領域の前記変曲点上には前記教示点を配置せず、前記境界線を越えている領域の前記変曲点上には前記教示点を配置する、ことを特徴とする請求項1に記載の溶接ロボット。
  5. 前記コントローラは、前記境界線を越えていない領域であったとしても前記変曲点の高密度部分における少なくとも一つの変曲点上に前記教示点を配置する、ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の溶接ロボット。
  6. 前記コントローラは、前記変曲点の密度推移に応じた位置に前記境界線を改めて設定して当該境界線を越えている領域の前記変曲点上に前記教示点を配置する、ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の溶接ロボット。
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