JP7237257B1 - 密封装置及び産業用ロボット - Google Patents

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Abstract

充填材(8)が固定部材(4)と回転部材(5)と間にある隙間(10)から外部へ漏れ出すことを抑制することができる密封装置を提供する。密封装置(1)は、回転軸(2)の周囲に固定される円環状の回転部材(5)と、回転軸(2)が設けられる内周側からその反対の外周側まで連通する隙間(10)を介して回転部材と対向する円環状の固定部材(4)と、隙間(10)のうち、内周側領域を除く領域、又は、外周側領域を除く領域に、固定部材(4)と回転部材(5)との間を埋めるように充填される充填材(8)とを備える。固定部材(4)及び回転部材(5)のうちの一方は、他方と対向する対向面に、周方向に沿って形成される凹部を有し、他方は、一方と対向する対向面に、蛇行した隙間であるラビリンス部を形成するように凹部と対向する位置に周方向に沿って形成される凸部を有する。

Description

本開示は、密封装置及び産業用ロボットに関する。
ハウジングから突出する回転軸の周囲に設けられ、異物がハウジングの内部に侵入することを抑制する従来の密封装置は、固定部材と回転部材とが隙間を介して対向している。固定部材の回転部材の対向面及び回転部材の固定部材の対向面には、凹部及び凸部が形成されており、凸部が凹部と隙間を介して相補的に配されることでラビリンス部を形成している。当該ラビリンス部を含む隙間全体には、潤滑油又はグリースである充填材が封入される(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-036814号公報
従来のような密封装置は、ラビリンス部を含む隙間全体に充填材が充填される。この充填材は、周囲環境等の影響によりその粘度が低下することがある。例えば、グリース等のチキソトロピー性を有する充填材を隙間全体に充填させた場合、回転部材が回転することにより充填材にせん断応力が作用し、その粘度が低下することがある。また、例えば、潤滑油等の熱により粘度が変化する充填材を隙間全体に充填させた場合、密封装置が設けられる周囲環境の熱によって、その粘度が低下することがある。その結果、隙間から充填材が密封装置の外部へ漏れ出すという課題があった。
本開示は上記した問題点を解決するためになされたものであり、固定部材と回転部材との間にある隙間に充填される充填材が当該隙間から外部への漏れ出すことを抑制することができる密封装置及び産業用ロボットを得ることを目的とするものである。
開示にかかる密封装置は、回転軸の周囲に固定される円環状の回転部材と、回転軸が設けられる内周側からその反対の外周側まで連通する隙間を介して回転部材と対向する円環状の固定部材と、隙間のうち、固定部材の内周側の端部を含む領域である内周側領域を除く領域、又は、回転部材及び固定部材のうち少なくとも一方の外周側の端部を含む領域である外周側領域を除く領域に、固定部材と回転部材との間を埋めるように充填される充填材とを備え、固定部材及び回転部材のうちの一方は、他方と対向する対向面に、固定部材及び回転部材の周方向に沿って形成される凹部を有し、他方は、一方と対向する対向面に、蛇行した隙間であるラビリンス部を形成するように凹部と対向する位置に周方向に沿って形成される凸部を有し、隙間に設けられ、充填材を保持する多孔質材を備える。
本開示にかかる産業用ロボットは、ハウジングと、ハウジングから突出する回転軸と、回転軸の周囲に固定される円環状の回転部材と、ハウジングに固定され、回転軸が設けられる内周側からその反対の外周側まで連通する隙間を介して回転部材と対向する円環状の固定部材と、隙間のうち、固定部材の内周側の端部を含む領域である内周側領域を除く領域、又は、回転部材及び固定部材のうち少なくとも一方の外周側の端部を含む領域である外周側領域を除く領域に、固定部材と回転部材との間を埋めるように充填される充填材とを備え、固定部材及び回転部材のうちの一方は、他方と対向する対向面に、固定部材及び回転部材の周方向に沿って形成される凹部を有し、他方は、一方と対向する対向面に、蛇行した隙間であるラビリンス部を形成するように凹部と対向する位置に周方向に沿って形成される凸部を有し、隙間に設けられ、充填材を保持する多孔質材を備える
本開示によれば、固定部材と回転部材との間に充填された充填材が当該隙間から外部へ漏れ出すことを抑制することができる密封装置及び産業用ロボットを提供する。
実施の形態1における密封装置を回転軸及びハウジングに設置した際の平面図である。 実施の形態1における密封装置を回転軸及びハウジングに設置した際のA-A´断面図である。 実施の形態1における密封装置のA-A´断面図である。 実施の形態1における密封装置のA-A´断面図である。 実施の形態1における密封装置の変形例を示すA-A´断面図である。 実施の形態1における密封装置の変形例を示すA-A´断面図である。 実施の形態1における密封装置の変形例を示す回転軸及びハウジングに設置した際のA-A´断面図である。 実施の形態1における密封装置の変形例を示す回転軸及びハウジングに設置した際のA-A´断面図である。 実施の形態2における密封装置のA-A´断面図である。 実施の形態2における密封装置の変形例を示すA-A´断面図である。 実施の形態2における密封装置の変形例を示すA-A´断面図である。 実施の形態3における密封装置のA-A´断面図である。 実施の形態1から3における密封装置を備える産業用ロボットの斜視図である。
実施の形態1.
実施の形態1における密封装置1について説明する。密封装置1は、ハウジング3から突出する回転軸2の周囲に設けられ、異物がハウジング3の内部に侵入することを抑制するものである。なお、各図面における同一の符号は同一又は相当する構成を表している。図1に、回転軸2及びハウジング3に密封装置1を設置した際の平面図を示し、図2にA-A´断面図を示す。密封装置1は、固定部材4、回転部材5及び潤滑剤8から構成される。固定部材4及び回転部材5は、円環状の部材であって、アルミニウム合金等の金属又はポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂から構成される。固定部材4は、ハウジング3に固定される。回転部材5は、回転軸2の周囲に固定される。固定部材4と回転部材5とは、回転軸2が設けられる内周側からその反対の外周側まで連通する隙間10を介して対向している。ここで隙間10とは、後述する潤滑剤8の充填の有無に関わらず、固定部材4の内周側の端部から固定部材4及び回転部材5の外周側の端部までの固定部材4と回転部材5とが対向し、離れている間の部分である。
以下の説明において、内周側から外周側に向かう方向と平行な方向を水平方向と称し、水平方向と直交する方向を鉛直方向と称する。固定部材4及び回転部材5の円環に沿う方向を周方向と称する。
図3に、密封装置1を拡大した断面図を示す。図3を用いて、隙間10に形成されるラビリンス部11について説明する。固定部材4は、回転部材5と対向する対向面4aに周方向に沿って形成される凹部6を有する。凹部6は、環状に連続している。凹部6は、鉛直方向と平行な内周側の面6a及び外周側の面6bを有する。回転部材5は、固定部材4と対向する対向面5aに周方向に沿って形成される凸部7を有する。凸部7は、環状に連続している。凸部7は、鉛直方向と平行な内周側の面7a及び外周側の面7bを有する。凸部7は、凹部6と対向する位置に形成される。このように凹部6及び凸部7が形成されるため、固定部材4と回転部材5とが隙間10を介して対向したとき、隙間10に蛇行した隙間であるラビリンス部11が形成される。ラビリンス部11は、具体的には、水平方向において面6aと面7aとが向かい合う部分から、水平方向において面6bと面7aとが向かい合う部分までの隙間10である。
ラビリンス部11は、第1領域11a、第2領域11b及び第3領域11cから構成される。これらの領域11a、11b、11cは、固定部材4と回転部材5との間隔が狭い領域と広い領域とに分けることができる。固定部材4と回転部材5との間隔とは、具体的には、固定部材4の対向面4aから回転部材5の対向面5aまでの距離である。以下の説明において、固定部材4と回転部材5との間隔を隙間幅と称する。
第1領域11a及び第3領域11cの水平方向における隙間幅が、第2領域11bの鉛直方向における隙間幅より狭いとき、第1領域11a及び第3領域11cが隙間幅の狭い領域となり、第2領域11bが隙間幅の広い領域となる。このようにラビリンス部11は、隙間幅の狭い領域と広い領域とから構成され、内周側から外周側に向かってこれらが交互に並ぶように形成されている。
図4に示すように、ラビリンス部11の第2領域11bには、固定部材4と回転部材5との間を埋めるように充填材である潤滑剤8が充填される。潤滑剤8は、回転部材5の回転を潤滑にするものである。例えば、潤滑剤8は、シリコーンオイル若しくはポリグリコールオイル等の潤滑油、又は、潤滑油にリチウム石けん若しくはシリカゲル等の増ちょう剤を分散させた半固体状のグリースである。また、潤滑剤8は、シリコーン、ポリウレタン、デンプン若しくはポリエステル等の高分子化合物を含む液体、又は、高分子化合物を含む液体にシリカ、炭化カルシウム若しくは土等を混合した混合物であってもよい。潤滑剤8の粘度は、温度25度のとき100Pa・s(パスカル秒)以上であると好ましい。なお、充填材は、蝋等の固体以外の物質であって、流動性を有する物質であると好ましい。なお、充填材は、固定部材4と回転部材5の間を埋めるものであればよく、潤滑作用を有さないものであってもよい。
隙間10のうち、固定部材4の内周側の端部を含む領域である内周側領域12、及び、固定部材4及び回転部材5の外周側の端部を含む領域である外周側領域13には、潤滑剤8が充填されない。すなわち、本実施の形態において、内周側領域12は、潤滑剤8が充填された領域の内周側の端部から固定部材4の内周側の端部までの領域となる。つまり、内周側領域12は、ラビリンス部の第1領域11aを含む領域である。また、外周側領域13は、潤滑剤8が充填された領域の外周側の端部から固定部材4及び回転部材5の外周側の端部までの領域となる。つまり、外周側領域13は、ラビリンス部の第3領域11cを含む領域である。
潤滑剤8がラビリンス部11の第2領域11bに充填されているとき、潤滑剤8は外気と接している。外気とは、後述する外部の空気、外部と連続している内周側領域12の空気、及び外部と連続している外周側領域13の空気である。また、ここでいう連続とは、パッキンなどの接触シール等により空間が隔たっていない状態を指す。したがって、潤滑剤8が充填されない内周側領域12及び外周側領域13は接触シール等により固定部材4と回転部材5との間が塞がれておらず、潤滑剤8は外気と接している。
次に、このように構成された密封装置1において、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制する機構について説明する。ここでいう密封装置1の外部とは、内周側領域12よりも内周側の空間及び外周側領域13よりも外周側の空間を指す。より具体的には、本実施の形態の密封装置1の外部とは、固定部材4の内周側の端部より内周側の空間、並びに、固定部材4及び回転部材5の外周側の端部より外周側の空間を指す。
回転軸2が停止しているとき、固定部材4、回転部材5及び潤滑剤8は静止している。回転軸2が回転すると、回転軸2に固定されている回転部材5が回転する。回転部材5が回転すると、潤滑剤8が回転部材5に引きずられて、周方向に沿って移動する。つまり、潤滑剤8は、回転部材5と共に円運動をするため、外周側に向かう力である遠心力を受ける。そのため、潤滑剤8は外周側に移動しようとする。しかし、固定部材4の対向面4aに形成された凹部6の面6bによって潤滑剤8が外周側への移動が制限される。
また、潤滑剤8が遠心力により外周側に移動したとしても、まずは外周側領域13に移動するため、隙間10に留まることができる。
回転部材5が回転することにより潤滑剤8にせん断応力が作用し、潤滑剤8のチキソトロピー性によりその粘度が低下することがある。また、密封装置1が設けられる周囲環境の熱によって、潤滑剤8の粘度が低下することがある。このような粘度の低下により潤滑剤8が移動しやすくなったとしても、密封装置1の隙間10のうち内周側領域12及び外周側領域13に潤滑剤8が充填されていないため、潤滑剤8の粘度低下後、すぐに潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことがない。よって、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
このように、回転部材5と、隙間10を介して回転部材5と対向する固定部材4と、隙間10のうち、内周側領域12及び外周側領域13を除く領域に固定部材4と回転部材5との間を埋めるように充填される潤滑剤8とを備え、固定部材4の対向面4aに、周方向に沿って形成される凹部6を有し、回転部材5の対向面5aに、ラビリンス部11を形成するように周方向に沿って凹部6と対向する位置に形成される凸部7を有する密封装置1にあっては、粘度の低下により潤滑剤8が移動しやすくなったとしても、密封装置1の隙間10のうち内周側領域12及び外周側領域13に潤滑剤8が充填されていないため、潤滑剤8の粘度低下後、すぐに潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことがない。また、潤滑剤8が遠心力により外周側に移動したとしても、まずは外周側領域13に移動するため、隙間10に留まることができる。よって、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
さらに、実施の形態1における密封装置1にあっては、潤滑剤8が充填されない内周側領域12及び外周側領域13は、接触シール等により固定部材4と回転部材5との間が塞がれておらず、潤滑剤8は外気と接している。固定部材4と回転部材5との間を塞ぐ接触シール等が設けられている場合、回転部材5が回転することにより接触シール等が摩耗し、摩耗粉が発生することがある。異物である摩耗粉がハウジング3の内部に侵入すると、ハウジング3の内部の機器を故障させる恐れがある。一方で、実施の形態1における密封装置1にあっては、内周側領域12に固定部材4と回転部材5との間を塞ぐ接触シール等が設けられておらず、潤滑剤8が外気と接している。そのため、接触シール等の摩耗粉が発生することがなく、摩耗粉によってハウジング3の内部の機器が故障することがない。また、実施の形態1における密封装置1にあっては、外周側領域13に固定部材4と回転部材5との間を塞ぐ接触シール等が設けられておらず、潤滑剤8が外気と接している。そのため、接触シール等の摩耗粉が発生することがなく、摩耗粉によって密封装置1の外部にある他の機器が汚れることを防ぐことができる。
さらに、実施の形態1における密封装置1にあっては、潤滑剤8がラビリンス部11の第2領域11bに充填される。つまり、隙間10のうち固定部材4の対向面4aの凹部6と接する領域の一部に潤滑剤8が充填されており、隙間10のうち凹部6と接する領域を除く領域には潤滑剤8が充填されていない。このような構成により、潤滑剤8が回転部材5と共に円運動をすることにより遠心力を受け、外周側に移動しようとしたとしても、凹部6の面6bによって潤滑剤8の外周側への移動が制限される。よって、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
以上、実施の形態1における密封装置1について説明した。以下に、実施の形態1における密封装置1の変形例を示す。
実施の形態1において、潤滑剤8がラビリンス部11の第2領域11bに充填される例について説明したが、隙間10のうち内周側領域12及び外周側領域13を除く領域であれば、どのように潤滑剤8が充填されてもよい。例えば、図5に示すように、隙間10のうち内周側領域12及び外周側領域13を除く全ての領域に潤滑剤8が充填されてもよい。このとき、内周側領域12は、潤滑剤8が充填された領域の内周側の端部から固定部材4の内周側の端部までの領域となる。また、外周側領域13は、潤滑剤8が充填された領域の外周側の端部から固定部材4及び回転部材5の外周側の端部までの領域となる。すなわち、内周側領域12にはラビリンス部11の第1領域11aは含まれず、外周側領域13にはラビリンス部11の第3領域11cは含まれない。
実施の形態1において、内周側領域12及び外周側領域13に潤滑剤8が充填されない例について説明したが、内周側領域12及び外周側領域13のうち一方の領域に潤滑剤8が充填されなければ、他方の領域に潤滑剤8が充填されてもよい。内周側領域12に潤滑剤8が充填されないことにより、潤滑剤8が内周側の隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。また、外周側領域13に潤滑剤8が充填されないことにより、潤滑剤8が外周側の隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
なお、隙間10のうち凹部6と接する領域を除く領域に潤滑剤8が充填されていなければ、隙間10のうち固定部材4の対向面4aの凹部6と接する領域全体に潤滑剤8が充填されてもよい。このような構成であっても、凹部6の面6bによって潤滑剤8の外周側への移動を制限することができる。
実施の形態1において、固定部材4の対向面4aに凹部6を形成し、回転部材5の対向面5aに凸部7を形成する例について説明したが、固定部材4の対向面4aに凸部7を形成し、回転部材5の対向面5aに凹部6を形成してもよい。このように凹部6及び凸部7を形成しても、固定部材4と回転部材5とが隙間10を介して対向したとき、隙間10に蛇行した隙間であるラビリンス部11が形成される。
実施の形態1において、ラビリンス部11は、第1領域11a、第2領域11b及び第3領域11cの3つの領域から構成される例について説明したが、4つ以上の領域から構成されてもよい。例えば、図6に示すように、隙間幅の狭い領域と広い領域とが交互に並ぶ7つの領域から構成されてもよい。粉塵等の異物が外周側から隙間10に侵入した場合に、隙間幅の広い領域を複数回にわたって通過させることで、異物の速さを漸次減少でき、異物がより内周側へ侵入することを抑制できる。
なお、ラビリンス部11を構成する全ての領域の隙間幅は、均一であってもよい。
なお、図7に示すように、回転部材5の外周側の端部が固定部材4の外周側の端部より内周側にある場合、隙間10は、固定部材4の内周側の端部から回転部材5の外周側の端部までの固定部材4と回転部材5とが離れている部分であり、外周側領域13は、回転部材5の外周側の端部を含み、固定部材4の外周側の端部を含まない領域である。また、図8に示すように、固定部材4の外周側の端部が回転部材5の外周側の端部より内周側にある場合、隙間10は、固定部材4の内周側の端部から固定部材4の外周側の端部までの固定部材4と回転部材5とが離れている部分であり、外周側領域13は、固定部材4の外周側の端部を含み、回転部材5の外周側の端部を含まない領域である。
実施の形態1において、潤滑剤8が充填されない内周側領域12及び外周側領域13は接触シール等により固定部材4と回転部材5との間が塞がれておらず、潤滑剤8は外気と接している例について説明したが、内周側領域12又は外周側領域13のうち一方が接触シール等により固定部材4と回転部材5との間が塞がれており、他方が接触シール等により固定部材4と回転部材5との間が塞がれていなくてもよい。
以上のように構成された実施の形態1における密封装置1の変形例にあっても、粘度の低下により潤滑剤8が移動しやすくなったとしても、密封装置1の隙間10のうち内周側領域12又は外周側領域13に潤滑剤8が充填されていないため、潤滑剤8の粘度低下後、すぐに潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことがない。また、潤滑剤8が遠心力により外周側に移動したとしても、まずは外周側領域13に移動するため、隙間10に留まることができる。よって、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、隙間10にさらに多孔質材20が設けられる例について説明する。具体的には、ラビリンス部11の第2領域11bに多孔質材20がさらに設けられる点で実施の形態1と異なるため、以下に相違点について説明する。
多孔質材20は、潤滑剤8が含浸され、潤滑剤8を保持するものである。多孔質材20は、例えば、海面質繊維からなる天然スポンジ、又は、メラミン樹脂若しくはポリウレタン等の合成樹脂からなる合成スポンジである。
図9に示すように、多孔質材20は、隙間10のうちラビリンス部11の第2領域11bに周方向に沿って設けられている。つまり、多孔質材20は、固定部材4の対向面4aの凹部6と接する領域に環状に連続して設けられている。また、多孔質材20は、エポキシ樹脂又はアクリル樹脂等からなる接着剤により固定部材4に接着され、固定されている。このとき、多孔質材20は、対向面4aの凹部6と接触しているが、回転部材5の対向面5aとは接触していない。
ラビリンス部11の第2領域11bに充填される潤滑剤8のうち、多孔質材20に含浸されず保持されなかった潤滑剤8は、鉛直方向において多孔質材20より回転部材5側に、多孔質材20と回転部材5との間を埋めるように充填される。このとき、潤滑剤8は外気と接している。
このように構成された実施の形態2に示された多孔質材20を備える密封装置1にあっては、多孔質材20によって潤滑剤8が保持されるため、潤滑剤8の蒸発を抑制することができる。
さらに、実施の形態2における密封装置1にあっては、多孔質材20に含浸されず保持されなかった潤滑剤8がラビリンス部11の第2領域11bに多孔質材20と回転部材5との間を埋めるように充填される。このような構成により、潤滑剤8が回転部材5と共に円運動をすることにより遠心力を受け、外周側に移動しようとしたとしても、凹部6の面6bによって潤滑剤8の外周側への移動が制限される。よって、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
さらに、実施の形態2における密封装置1にあっては、多孔質材20が対向面4aの凹部6と接触しているが、回転部材5の対向面5aとは接触していない。そのため、回転部材5の回転時に多孔質材20と回転部材5との間に摩擦が生じることがない。よって、回転部材5の回転を阻害することなく、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
なお、多孔質材20は、接着剤により固定部材4に接着されなくてもよい。
なお、多孔質材20が固定部材4に固定される例について説明したが、回転部材5に固定されてもよい。また、回転部材5に固定される場合、多孔質材20は固定部材4に接触しない。
なお、多孔質材20は、断続して設けられていてもよい。
なお、多孔質材20が隙間10のうちラビリンス部11の第2領域11bに設けられる例について説明したが、図10に示すように、固定部材4の対向面4aを覆うように多孔質材21を設けてもよい。このように多孔質材21を設けた場合、内周側領域12及び外周側領域13における多孔質材21と回転部材5との間隔が、多孔質材21が設けられていないときの内周側領域12及び外周側領域13における固定部材4と回転部材5との間隔と比べて狭くなる。そのため、粉塵等の異物が外周側から隙間10に侵入しにくくなる。また、異物が外周側から浸入したとしても、内周側領域12の多孔質材21と回転部材5との間隔が狭いため、異物がより内周側へ侵入することを抑制できる。
なお、多孔質材20が隙間10のうちラビリンス部11の第2領域11bに設けられる例について説明したが、図11に示すように、内周側領域12に多孔質材22aを設け、外周側領域13に多孔質材22bを設けてもよい。この場合、予め多孔質材22a、22bに潤滑剤8を含浸させないほうが好ましい。このように多孔質材22a、22bを設けた場合、潤滑剤8の粘度が低下して、内周側領域12又は外周側領域13に移動したとしても、多孔質材22a、22bにより潤滑剤8が保持される。そのため、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。また、潤滑剤8が遠心力により、外周側に移動したとしても、多孔質材22bにより潤滑剤8が保持されるため、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
実施の形態3.
実施の形態3における密封装置1は、内周側領域12における固定部材の対向面4a及び回転部材5の対向面5a、並びに、外周側領域13における固定部材の対向面4a及び回転部材5の対向面5aを撥油性の膜9a、9b、9c、9dによりコーティングしたものである。つまり、膜9a、9b、9c、9dを有する点で実施の形態1と異なるため、以下に相違点について説明する。
膜9a、9b、9c、9dは、潤滑剤8を弾く性質を有するものである。例えば、潤滑剤8が潤滑油又はグリースである場合、撥油性を有するポリテトラフルオロエチレン又はエチレンテトラフルオロエチレンコポリマー等のフッ素樹脂を膜9a、9b、9c、9dとして用いることができる。また、潤滑剤8が高分子化合物を含む親水性の液体、又は当該液体にシリカ等を混合した混合物である場合、撥水性を有するフッ素樹脂を膜9a、9b、9c、9dとして用いることができる。
図12に示すように、内周側領域12における固定部材4の対向面4aには、膜9aがコーティングされる。外周側領域13における固定部材4の対向面4aには、膜9bがコーティングされる。内周側領域12における回転部材5の対向面5aには、膜9cがコーティングされる。外周側領域13における回転部材5の対向面5aには、膜9dがコーティングされる。以下、膜9a、9b、9c、9dを区別して説明しない場合は、膜9と称する。
固定部材4の対向面4a及び回転部材5の対向面5aは、周方向に沿って膜9がコーティングされている。すなわち、環状に連続して膜9がコーティングされている。このように膜9をコーティングすることで、潤滑剤8と接する対向面4aの凹部6よりも撥油性を付与することができる。
膜9は、内周側領域12における対向面4a及び対向面5a、並びに、外周側領域13における対向面4a及び対向面5aの一部を覆うようにコーティングされる。固定部材4の外周側の端部を含むように膜9bをコーティングすると好ましい。また、回転部材5の外周側の端部を含むように膜9dをコーティングすると好ましい。
このように構成された実施の形態3に示された密封装置1にあっては、潤滑剤8の粘度が低下して、内周側領域12又は外周側領域13に移動したとしても、膜9により潤滑剤8が弾かれるため、さらに内周側又は外周側に移動することを抑制することができる。よって、潤滑剤8が隙間10から密封装置1の外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
固定部材4の外周側の端部及び回転部材5の外周側の端部を含むように撥油性を有する膜9b、9dをコーティングすることで、切削油等の油が外周側から隙間10に浸入しようとしたとしても、膜9b、9dにより弾かれる。そのため、油が外周側から隙間10に侵入しにくくなる。
また、固定部材4の外周側の端部及び回転部材5の外周側の端部を含むように撥水性を有する膜9をコーティングすることで、水が外周側から隙間10に浸入しようとしたとしても、膜9b、9dにより弾かれる。そのため、水が外周側から隙間10に侵入しにくくなる。
また、フッ素樹脂及びグリセリン脂肪酸エステル等の帯電防止剤からなる帯電防止フッ素樹脂を膜9として用いることもできる。帯電防止フッ素樹脂を膜9として用いることで、塵埃が膜9に付着しにくくなる。そのため、塵埃が外周側から隙間10に侵入したとしても、膜9により塵埃が付着せずに弾かれて、隙間10に侵入しにくくなる。
なお、膜9を環状に断続的にコーティングしてもよい。また、潤滑剤8が充填されない内周側領域12における対向面4a及び対向面5a、並びに、潤滑剤8が充填されない外周側領域13における対向面4a及び対向面5aを全て覆うように膜9をコーティングしてもよい。
なお、固定部材4の対向面4a及び回転部材5の対向面5aのうちいずれか一方に膜9をコーティングしてもよく、膜9a、9b、9c、9dのうちいずれか1つをコーティングしてもよい。
実施の形態1から3で説明した密封装置1は、三相モータ又は主軸モータ等のモータに適用することができる。モータに密封装置1を適用する場合、モータの回転軸が回転軸2に相当し、モータのハウジングがハウジング3に相当する。モータに密封装置1を適用することで、ハウジング内への異物の侵入を抑制する。そして、潤滑剤8が固定部材4と回転部材5と間にある隙間10から外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
また、実施の形態1から3で説明した密封装置1は、垂直多関節形ロボット又は水平多関節形ロボット等の産業用ロボットに適用することができる。以下に、密封装置1を産業用ロボットである水平多関節形ロボット30に適用させる例について説明する。後述する水平多関節形ロボット30の回転軸35が回転軸2に相当し、後述する基軸部31がハウジング3に相当する。
図13に、水平多関節形ロボット30の斜視図を示す。水平多関節形ロボット30は、基軸部31を備える。回転軸35は、基軸部31から突出するように設けられている。基軸部31は、後述する第1のアーム32を回転軸35を中心に回転させる。
第1のアーム32の一端は、回転軸35に固定されている。回転軸35が回転することで、第1のアーム32が回転する。第2のアーム33の一端は、第1のアーム32の他端に支持されている。第2のアームは、軸Pを中心に回転する。シャフト34は、第2のアーム33の他端に設けられ、軸Pと平行方向に突出している。シャフト34は、軸Pと平行方向に上下に移動する。
密封装置1は、基軸部31と第1のアーム32との間に設けられる。固定部材4は、基軸部31に固定され、回転部材5は、回転軸35に固定される。固定部材4と回転部材5とは、回転軸35が設けられる内周側からその反対の外周側まで連通する隙間を介して対向している。
このように水平多関節形ロボット30に密封装置1を適用することで、基軸部31内又は第1のアーム32内への異物の侵入を抑制する。そして、潤滑剤8が固定部材4と回転部材5と間にある隙間10から外部へ漏れ出すことを抑制することができる。
なお、密封装置1をモータ又は産業用ロボット等に適用する場合には、固定部材4とハウジング3とを一体に形成し、回転部材5と回転軸35とを一体に形成してもよい。
1 密封装置、2 回転軸、3 ハウジング、4 固定部材、5 回転部材、6 凹部、7 凸部、8 潤滑剤、9 膜、10 隙間、11 ラビリンス部、12 内周側領域、13 外周側領域、20、21、22a、22b 多孔質材、30 水平多関節形ロボット、31 基軸部、35 回転軸

Claims (4)

  1. 回転軸の周囲に固定される円環状の回転部材と、
    前記回転軸が設けられる内周側からその反対の外周側まで連通する隙間を介して前記回転部材と対向する円環状の固定部材と、
    前記隙間のうち、前記固定部材の前記内周側の端部を含む領域である内周側領域を除く領域、又は、前記回転部材及び前記固定部材のうち少なくとも一方の前記外周側の端部を含む領域である外周側領域を除く領域に、前記固定部材と前記回転部材との間を埋めるように充填される充填材と
    を備え、
    前記固定部材及び前記回転部材のうちの一方は、他方と対向する対向面に、前記固定部材及び前記回転部材の周方向に沿って形成される凹部を有し、
    前記他方は、前記一方と対向する対向面に、蛇行した前記隙間であるラビリンス部を形成するように前記凹部と対向する位置に前記周方向に沿って形成される凸部を有し、
    前記隙間に設けられ、前記充填材を保持する多孔質材
    を備える密封装置。
  2. 前記多孔質材は、前記回転部材及び前記固定部材のうちいずれか一方と接触しない
    請求項に記載の密封装置。
  3. ハウジングと、
    前記ハウジングから突出する回転軸と、
    前記回転軸の周囲に固定される円環状の回転部材と、
    前記ハウジングに固定され、前記回転軸が設けられる内周側からその反対の外周側まで連通する隙間を介して前記回転部材と対向する円環状の固定部材と、
    前記隙間のうち、前記固定部材の前記内周側の端部を含む領域である内周側領域を除く領域、又は、前記回転部材及び前記固定部材のうち少なくとも一方の前記外周側の端部を含む領域である外周側領域を除く領域に、前記固定部材と前記回転部材との間を埋めるように充填される充填材と
    を備え、
    前記固定部材及び前記回転部材のうちの一方は、他方と対向する対向面に、前記固定部材及び前記回転部材の周方向に沿って形成される凹部を有し、
    前記他方は、前記一方と対向する対向面に、蛇行した前記隙間であるラビリンス部を形成するように前記凹部と対向する位置に前記周方向に沿って形成される凸部を有し、
    前記隙間に設けられ、前記充填材を保持する多孔質材を備える産業用ロボット。
  4. 前記多孔質材は、前記回転部材及び前記固定部材のうちいずれか一方と接触しない
    請求項3に記載の産業用ロボット。
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