JP7234975B2 - ダイカスト鋳造方法及びダイカスト鋳造装置 - Google Patents

ダイカスト鋳造方法及びダイカスト鋳造装置 Download PDF

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Description

本発明は、ダイカスト鋳造方法及びダイカスト鋳造装置に関する。
特許文献1に開示されているように、ダイカスト鋳造では、円筒状のプランジャスリーブに溶湯を供給した後、プランジャチップがプランジャスリーブ内を高速で前進することにより、当該溶湯を金型のキャビティ内に射出する。
特開2018-176192号公報
発明者は、ダイカスト鋳造方法及びダイカスト鋳造装置に関し、以下の課題を見出した。
特許文献1に開示されているように、ダイカスト鋳造では、射出時に溶湯が乱流となってエアを巻き込まないように、プランジャスリーブに溶湯を注ぎ込んだ後、湯面の波が沈静化するように、低速でプランジャチップを前進させる必要があった。
そのため、プランジャチップが前進している間にプランジャスリーブ内において溶湯の温度が低下し、製造された鋳物内に破断チル層が発生する等の問題があった。なお、破断チル層は、プランジャスリーブの内面に形成された溶湯の初期凝固片が、プランジャチップの前進に伴って破断、剥離し、鋳物内に混入する鋳造欠陥である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、プランジャスリーブ内における溶湯の温度低下を抑制可能なダイカスト鋳造方法及び装置を提供するものである。
本発明の一態様に係るダイカスト鋳造方法は、
プランジャスリーブに溶湯を供給するステップと、
前記プランジャスリーブ内においてプランジャを前進させて前記溶湯を金型に射出するステップと、を備え、
前記溶湯を金型に射出するステップにおいて、
前記プランジャを前進させる前に一旦後退させると共に、後退させた前記プランジャを前進させる際、目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続けるものである。
本発明の一態様に係るダイカスト鋳造方法では、射出時に溶湯が乱流となってエアを巻き込まないように、低速区間を設ける代わりに、プランジャを前進させる前に一旦後退させる。これによって、注湯に伴う湯面の波が沈静化するため、後退させた前記プランジャを前進させる際、目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続けられる。その結果、エアの巻き込みを抑制しつつ、射出工程に要する時間を短くでき、プランジャスリーブ内における溶湯の温度低下を抑制できる。
前記プランジャスリーブに設けられた給湯口から前記溶湯を供給した後、前記プランジャを前進させる前に、前記給湯口を塞いでもよい。このような構成によって、プランジャが前進する際、プランジャスリーブの給湯口から溶湯が溢れることを抑制できる。
前記プランジャを前進させる際、ダイカスト鋳造装置が発揮可能な最大加速度で、前記目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続けてもよい。このような構成によって、溶湯温度の低下をより抑制できる。
前記プランジャを一旦後退させる際、前記プランジャをサーボポンプによって油圧駆動してもよい。このような構成によって、プランジャの動作を精度良く制御できると共に、消費電力を抑制できる。
本発明の一態様に係るダイカスト鋳造装置は、
給湯口を介して溶湯が供給されるプランジャスリーブと、
前記プランジャスリーブに連通された金型と、
前記プランジャスリーブに供給された前記溶湯を、前記金型に射出するプランジャと、
前記プランジャの動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記プランジャを前進させて前記溶湯を前記金型に射出する際、
前記プランジャを前進させる前に一旦後退させると共に、後退させた前記プランジャを前進させる際、目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続けるものである。
本発明の一態様に係るダイカスト鋳造装置では、射出時に溶湯が乱流となってエアを巻き込まないように、低速区間を設ける代わりに、プランジャを前進させる前に一旦後退させる。そして、後退させた前記プランジャを前進させる際、目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続ける。そのため、射出工程に要する時間が短く、プランジャスリーブ内における溶湯の温度低下を抑制できる。
前記給湯口を開閉する蓋部をさらに備えてもよい。このような構成によって、プランジャが前進する際、プランジャスリーブの給湯口を蓋部によって塞ぎ、給湯口から溶湯が溢れることを抑制できる。
前記制御部は、前記プランジャを前進させる際、当該ダイカスト鋳造装置が発揮可能な最大加速度で、前記目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続けてもよい。このような構成によって、溶湯温度の低下をより抑制できる。
前記プランジャを一旦後退させる際、前記プランジャを油圧駆動するサーボポンプをさらに備えてもよい。このような構成によって、プランジャの動作を精度良く制御できると共に、消費電力を抑制できる。
本発明により、プランジャスリーブ内における溶湯の温度低下を抑制可能なダイカスト鋳造方法を提供できる。
ダイカスト鋳造装置の模式的断面図である。 ダイカスト鋳造装置の模式的断面図である。 ダイカスト鋳造装置の模式的断面図である。 第1の実施形態及び比較例に係るダイカスト鋳造方法の射出工程における射出速度の変化を示すグラフである。 第1の実施形態に係る射出工程におけるプランジャスリーブ30内の斜視断面図である。 プランジャ駆動源50の構成及び動作の一例の詳細を示す油圧回路図である。 プランジャ駆動源50の構成及び動作の一例の詳細を示す油圧回路図である。 プランジャ駆動源50の構成及び動作の一例の詳細を示す油圧回路図である。 プランジャ駆動源50の構成及び動作の一例の詳細を示す油圧回路図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(第1の実施形態)
<ダイカスト鋳造装置の全体構成>
まず、図1~図3を参照して、第1の実施形態に係るダイカスト鋳造装置の全体構成について説明する。図1~図3は、ダイカスト鋳造装置の模式的断面図である。
なお、当然のことながら、図1及びその他の図面に示した右手系xyz直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸正向きが鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。
図1~図3に示すように、第1の実施形態に係るダイカスト鋳造装置は、可動型10、固定型20、プランジャスリーブ30、プランジャ40、プランジャ駆動源50、制御部60を備えている。ここで、図1~図3は、ダイカスト鋳造装置の動作を表している。
なお、プランジャ駆動源50、制御部60は、図2、図3では省略されている。
図1は、ダイカスト鋳造装置において、プランジャスリーブ30に溶湯Mが供給された様子を示している。
図2は、ダイカスト鋳造装置において、キャビティCへの溶湯Mの射出が完了した様子を示している。
図3は、ダイカスト鋳造装置において、金型(可動型10、固定型20)から鋳物Aを取り出した様子を示す模式的断面図である。
可動型10は、図示しない駆動源によって駆動され、x軸方向にスライド移動可能なダイスである。一方、固定型20はダイカスト鋳造装置に固定されたダイスである。可動型10がx軸正方向に移動し、固定型20に当接することにより、図1に示すように、可動型10と固定型20との間に鋳造される製品形状に応じたキャビティCが形成される。
図2に示すように、このキャビティCに溶湯Mが充填されることにより、図3に示した鋳物Aが鋳造される。そして、可動型10がx軸負方向に移動し、固定型20から離型することにより、図3に示すように、鋳物Aを取り出すことができる。
可動型10、固定型20は、例えば熱間金型用の合金工具鋼などからなる。なお、可動型10及び固定型20は、それぞれ入子構造であってもよい。
例えば図1に示すように、固定型20にはx軸に平行な中心軸を有する断面円形状の貫通孔が形成されている。この貫通孔に円筒状のプランジャスリーブ30が嵌合されている。プランジャスリーブ30の内部をプランジャ40がx軸方向に摺動する。
プランジャスリーブ30の可動型10側(x軸負方向側)の端部上側には、固定型20と可動型10との間に、プランジャスリーブ30とキャビティCとを連通し、溶湯MをキャビティCに導くランナー(湯道)Rが形成されている。
プランジャスリーブ30は、x軸に平行な中心軸を有する円筒状の部材である。上述のように、プランジャスリーブ30は、固定型20の貫通孔に嵌合されている。プランジャスリーブ30に溶湯Mが注入される。
プランジャスリーブ30は、例えば熱間金型用の合金工具鋼などからなる。
プランジャスリーブ30の後方(x軸正方向側)の端部近傍の上面には、プランジャスリーブ30に溶湯Mを注ぎ込むための給湯口31が形成されている。例えばラドル(不図示)などを用いて、給湯口31からプランジャスリーブ30内に溶湯Mが注ぎ込まれる。
なお、給湯方法は何ら限定されず、ラドル給湯に代えて、電磁給湯や空圧給湯等を採用してもよい。
さらに、プランジャスリーブ30には、給湯口31を開閉可能な蓋部32が設けられている。プランジャ40が溶湯Mを射出する際、給湯口31から溶湯Mが溢れるのを抑制できる。蓋部32の開閉動作は何ら限定されないが、本実施形態では、図示しない駆動源によって、蓋部32がz軸方向に移動することによって、給湯口31を開閉できる。蓋部32の開閉動作は、例えば制御部60によって制御される。図2、図3に示した例では、蓋部32は給湯口31に嵌合する。嵌合状態において、蓋部32の底面とプランジャスリーブ30の内周面とが面一であることが好ましい。
本実施形態に係るダイカスト鋳造装置では、詳細には後述するように、プランジャ40によって溶湯Mを射出する際、プランジャ40を一旦後退させてから前進させる。そのため、蓋部32が設けられていないと、給湯口31から溶湯Mが溢れ易い。つまり、蓋部32によって、給湯口31から溶湯Mが溢れることを抑制できる。
なお、蓋部32は必須ではない。例えば、給湯口31がプランジャスリーブ30の底部に設けられた密閉式の電磁給湯等を採用すれば、蓋部32は不要となる。
プランジャ40は、プランジャチップ41、プランジャロッド42を備えている。
プランジャチップ41は、プランジャスリーブ30内の溶湯Mに直接接触する円柱状の部材である。プランジャチップ41は、x軸に平行な中心軸を有する棒状部材であるプランジャロッド42によって、プランジャ駆動源50に連結されており、プランジャスリーブ30内をx軸方向に摺動することができる。図2に示すように、プランジャチップ41が、プランジャスリーブ30の後端部からx軸負方向に摺動することにより、プランジャスリーブ30内に注入された溶湯MがキャビティCに射出される。
プランジャ駆動源50は、プランジャ40をx軸方向に駆動する。プランジャ駆動源50は、例えばサーボモータによって駆動する油圧ポンプ(いわゆるサーボポンプ)を含む。
なお、プランジャ駆動源50の具体的な構成及び動作の詳細については、後述する。また、プランジャ駆動源50は、特に限定されず、例えば油圧ポンプを用いずに、サーボモータのみによってプランジャ40を駆動してもよい。
制御部60は、プランジャ40の動作を制御する。すなわち、図1に示すように、制御部60は、プランジャ40をx軸方向に駆動するプランジャ駆動源50を制御する。さらに、制御部60は、例えば可動型10の動作、蓋部32の開閉動作等、本実施形態に係るダイカスト鋳造装置におけるあらゆる動作を制御してもよい。その場合、制御部60は、複数に分割して設けられていてもよい。
図示していないが、制御部60は、コンピュータとしての機能を有し、例えばCPU(Central Processing Unit)等の演算部と、各種制御プログラムやデータ等が格納されたRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の記憶部と、を備えている。
<ダイカスト鋳造装方法の概要>
次に、図1~図3を参照して、第1の実施形態に係るダイカスト鋳造装置の動作すなわちダイカスト鋳造方法の概要について説明する。
まず、図1に示すように、プランジャスリーブ30内でプランジャチップ41(すなわちプランジャ40)をx軸正方向に後退させた状態で、可動型10を固定型20に当接させ、キャビティCを形成する。そして、プランジャスリーブ30の給湯口31から、例えばラドル(不図示)などを用いて、プランジャスリーブ30内に溶湯Mを供給する。
次に、図2に示すように、蓋部32によって給湯口31を塞いだ後、プランジャスリーブ30においてプランジャチップ41を前進させ、ランナーRを介して溶湯MをキャビティC内に射出する。ここで、プランジャチップ41を前進させることにより、溶湯Mを押しながらキャビティC内に充填させることができる。図1から図2に移行する射出工程の詳細については後述する。
次に、図3に示すように、キャビティC内において溶湯Mが凝固した後、可動型10を固定型20から離型させ、鋳造された鋳物Aを取り出す。図3に示すように、鋳物Aは、製品部A1に加え、ランナー部A2及びビスケット部A3を有している。図3における鋳物A内に示した一点鎖線は、製品部A1と、ランナー部A2及びビスケット部A3との便宜的な境界線である。
ランナー部A2は、ランナーRにおいて溶湯Mが凝固した部位である。ビスケット部A3は、プランジャチップ41の前端面と金型(可動型10、固定型20)によって囲まれた溶湯Mが凝固した部位である。なお、ランナー部A2及びビスケット部A3は最終的に除去され、製品部A1が製品として利用される。
<射出工程の詳細>
次に、図4を参照して、第1の実施形態に係るダイカスト鋳造方法の射出工程の詳細について説明する。図4は、第1の実施形態及び比較例に係るダイカスト鋳造方法の射出工程における射出速度の変化を示すグラフである。横軸は時間、縦軸は射出速度すなわちプランジャチップ41の速度(m/s)を示している。本実施形態は実線で示され、比較例は破線で示されている。
まず、図4において破線で示された比較例に係るダイカスト鋳造方法の射出工程について説明する。
比較例に係る射出工程では、射出時に溶湯Mが乱流となってエアを巻き込まないように、プランジャスリーブ30に溶湯Mを注ぎ込んだ後、溶湯Mの表面(湯面)の波が沈静化するように、射出開始から一定の低速でプランジャチップ41を前進させる(図4の低速区間)。この低速区間の速度は、例えば0.1~0.5m/s程度である。
その後、所定の加速度で目標最大速度に到達するまでプランジャチップ41を加速し続ける。加速度は、製品(例えば図3の鋳物A)に応じて適宜決定されるが、できる限り大きい方が好ましく、例えばダイカスト鋳造装置が発揮可能な最大加速度である。そして、目標最大速度においてプランジャチップ41が前進し続けると、キャビティC内が溶湯Mによって充填されるため、プランジャチップ41がそれ以上前進しなくなり、停止する。目標最大速度は、製品に応じて適宜設定されるが、例えば数m/s程度である。
比較例では、低速区間が設けられているため、プランジャチップ41が前進している時間すなわち注湯から射出完了までの時間が長い。そのため、注湯後にプランジャスリーブ30内において溶湯Mの温度が低下し、破断チル層が発生する虞があった。
次に、図4において実線で示された本実施形態に係るダイカスト鋳造方法の射出工程について説明する。
本実施形態に係る射出工程では、プランジャスリーブ30に溶湯Mを注ぎ込んだ後、プランジャチップ41を前進させる前に一旦後退させる。後退後、直ちに前進に切り換え、所定の加速度で、目標最大速度に到達するまでプランジャチップ41を加速し続ける。加速度は、製品に応じて適宜決定されるが、できる限り大きい方が好ましく、例えばダイカスト鋳造装置が発揮可能な最大加速度である。
そして、比較例と同様に、目標最大速度においてプランジャチップ41が前進し続けると、キャビティC内が溶湯Mによって充填されるため、プランジャチップ41がそれ以上前進しなくなり、停止する。勿論、所定の位置でプランジャチップ41が停止するように、プランジャチップ41を強制的に減速させてもよい。
図4に示したように、比較例に係る射出工程では、射出時に溶湯Mが乱流となってエアを巻き込まないように、プランジャチップ41が加速する前に低速区間が設けられている。これに対し、本実施形態に係る射出工程では、低速区間を設ける代わりに、プランジャチップ41を前進させる前に一旦後退させる。
これによって、注湯に伴う湯面の波が沈静化するため、後退させたプランジャチップ41を前進させる際、目標最大速度に到達するまでプランジャチップ41を加速し続けられる。そのため、本実施形態に係る射出工程では、エアの巻き込みを抑制しつつ、比較例に比べて射出工程に要する時間を短くできる。その結果、プランジャスリーブ30内における溶湯Mの温度低下を抑制でき、鋳物Aにおける破断チル層の発生を抑制できる。
また、本実施形態に係る射出工程では、射出工程に要する時間が短いため、ダイカスト鋳造のサイクルタイムも短くなり、比較例に比べ、鋳物Aの生産効率が向上する。
さらに、図4に示すように、本実施形態では、比較例よりもプランジャチップ41の加速度を小さくできる。そのため、プランジャ駆動源50を低出力化、小型化、低消費電力化できる。
ここで、図1、図5を参照して、プランジャチップ41を前進させる前に一旦後退させることによってエアの巻き込みが抑制されるメカニズムについて説明する。図5は、第1の実施形態に係る射出工程におけるプランジャスリーブ30内の斜視断面図である。
まず、図1に示すように、プランジャスリーブ30に溶湯Mを注ぎ込むと、湯面に波が生じる。
そこで、図5上側に示すように、プランジャチップ41をx軸正方向に一旦後退させると、溶湯M全体が後方(x軸正方向)に移動するように大きな波が発生する。これに伴い、注湯によって湯面に生じていた波が沈静化する。このような現象が発生する限りにおいて、プランジャチップ41を後退させる時間、距離は、溶湯Mの量によって適宜決定されるが、できる限り短い方が好ましい。
次に、図5下側に示すように、プランジャチップ41をx軸負方向に前進させると、湯面の波が沈静化した状態のまま、後方(x軸正方向)に移動する溶湯Mによって、プランジャチップ41の前端面側において溶湯Mの充填率が高まる。ここで、溶湯Mの充填率とは、プランジャスリーブ30の内部空間に占める溶湯Mの割合である。
そして、湯面の波が沈静化した状態、かつ、プランジャチップ41の前端面側における溶湯Mの充填率が高い状態、を維持しつつ、プランジャチップ41によって溶湯Mが前方(x軸負方向)に移動していく。そのため、エアを巻き込まずに、キャビティC側にエアを排出しつつ、溶湯Mを射出できる。
以上に説明した通り、本実施形態に係る射出工程では、射出時に溶湯Mが乱流となってエアを巻き込まないように、低速区間を設ける代わりに、プランジャチップ41を前進させる前に一旦後退させる。これによって、注湯に伴う湯面の波が沈静化するため、後退させたプランジャチップ41を前進させる際、目標最大速度に到達するまでプランジャチップ41を加速し続けられる。
そのため、エアの巻き込みを抑制しつつ、射出工程に要する時間を短くでき、プランジャスリーブ30内における溶湯Mの温度低下を抑制できる。その結果、鋳物Aにおける破断チル層の発生を抑制できる。
さらに、射出工程に要する時間が短いため、ダイカスト鋳造のサイクルタイムも短くなり、鋳物Aの生産効率が向上する。
<プランジャ駆動源50の詳細>
次に、図6~図9を参照して、プランジャ駆動源50の構成及び動作の一例について詳細に説明する。図6~図9は、プランジャ駆動源50の構成及び動作の一例の詳細を示す油圧回路図である。
図6~図9に示すように、プランジャ駆動源50は、射出シリンダ51、射出ピストン52、アキュムレータACC、油圧ポンプP、サーボモータMT、オイルタンクOT、バルブV1~V5を備えている。図6~図9において、太い矢印線は作動油の流れを示している。また、バルブV1~V5と共に示された「C」はバルブが閉じていることを示し、「O」はバルブが開いていることを示している。サーボモータMTの動作、バルブV1~V5の開閉は、例えば図1に示した制御部60によって制御される。
まず、図6を参照して、プランジャ駆動源50の構成について説明する。
射出シリンダ51内には、作動油が満たされており、射出ピストン52が前後方向にスライドする。作動油が、射出シリンダ51の後端部から導入され、前端部から排出されると、射出ピストン52が前進する。一方、作動油が、射出シリンダ51の前端部から導入され、後端部から排出されると、射出ピストン52が後退する。射出ピストン52は、プランジャロッド42の後端に連結されている。なお、図1~図3に示すように、プランジャロッド42の前端には、プランジャチップ41が連結されている。
図6に示すように、アキュムレータACCは、バルブV1を介して射出シリンダ51の後端部に接続されている。アキュムレータACCに蓄えられた作動油が、所定の圧力で射出シリンダ51の後端部に導入されることによって、射出ピストン52が前進する。
油圧ポンプPは、サーボモータMTによって駆動する双方向型サーボポンプである。油圧ポンプPの一端は、バルブV2を介して射出シリンダ51の後端部に接続されている。油圧ポンプPの他端は、射出シリンダ51の前端部に接続されると共に、バルブV3を介してオイルタンクOTに接続されている。
射出シリンダ51の後端部は、バルブV4を介してオイルタンクOTに接続されると共に、バルブV5を介して射出シリンダ51の前端部に接続されている。
次に、図6~図9を参照して、プランジャ駆動源50の動作について説明する。
図6は、注湯後にプランジャチップ41を一旦後退させる際のプランジャ駆動源50の動作を示している。図4に実線で示したグラフにおいて、「後退」と示した区間での動作に該当する。
図6に示すように、バルブV2が開き、それ以外のバルブV1、V3~V5は閉じている。油圧ポンプPによって、射出シリンダ51の前端部から後端部に作動油を送出することによって、射出ピストン52(すなわちプランジャチップ41)が後退する。
このように、本実施形態では、プランジャチップ41を一旦後退させる際、サーボポンプよってプランジャチップ41を駆動している。そのため、プランジャチップ41の動作を精度良く制御できると共に、消費電力を抑制できる。
次に、図7は、プランジャチップ41を前進させる際のプランジャ駆動源50の動作を示している。図4に実線で示したグラフにおいて、「加速」及び「目標最大速度」と示した区間での動作に該当する。
図7に示すように、図6の状態からバルブV2を閉じると共に、バルブV1、V4を開く。アキュムレータACCに蓄えられた作動油が、バルブV1を介して射出シリンダ51の後端部に導入されることによって、射出ピストン52が前進する。同時に、作動油が、バルブV5を介して射出シリンダ51の後端部から前端部に送出される。この作動油の差動流れによって、アキュムレータACCのみによって射出ピストン52を前進させる場合よりも高速で射出ピストン52を前進させられる。
なお、一旦後退させたプランジャチップ41を前進させる際、図6において油圧ポンプPを逆回転させることによって、プランジャチップ41を前進させた後、図7に示した動作に移行しいてもよい。油圧ポンプPがサーボモータMTによって駆動されているため、「後退」から「前進」に素早く切り換えられる。
次に、図8は、プランジャチップ41が停止した後、図2に示した状態において溶湯Mをさらに加圧する際のプランジャ駆動源50の動作を示している。図4に実線で示したグラフにおいて、プランジャチップ41が減速して停止した後の区間での動作に該当する。
図8に示すように、図7の状態からバルブV4を閉じ、バルブV5を開く。すなわち、作動油の差動流れを遮断し、アキュムレータACCのみによって射出ピストン52を押圧する。射出シリンダ51の後端部から押し出された作動油は、バルブV5を介してオイルタンクOTに排出され、蓄えられる。
上述の通り、作動油の差動流れによって、射出ピストン52を高速で前進させられる。一方、作動油の差動流れによって、圧力は損出する。そのため、作動油の差動流れを遮断することによって、射出ピストン52(すなわちプランジャチップ41)を押圧する圧力を高められる。
ここで、図9は、図8に示した状態からさらに増圧したい場合のプランジャ駆動源50の動作を示している。
図9に示すように、図8の状態からバルブV1を閉じ、バルブV2、V3を開く。すなわち、アキュムレータACCに代えて、油圧ポンプPによって射出ピストン52を押圧する。
詳細には、油圧ポンプPによって、バルブV3を介してオイルタンクOTから作動油を吸い上げ、バルブV2を介して射出シリンダ51の後端部に送出する。射出シリンダ51の後端部から押し出された作動油は、バルブV5を介してオイルタンクOTに排出され、蓄えられる。油圧ポンプPの出力がアキュムレータACCの出力よりも大きければ、図8の状態よりも射出ピストン52(すなわちプランジャチップ41)を押圧する圧力をさらに高められる。
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 可動型
20 固定型
30 プランジャスリーブ
31 給湯口
32 蓋部
40 プランジャ
41 プランジャチップ
42 プランジャロッド
50 プランジャ駆動源
51 射出シリンダ
52 射出ピストン
60 制御部
A 鋳物
A1 製品部
A2 ランナー部
A3 ビスケット部
ACC アキュムレータ
C キャビティ
M 溶湯
MT サーボモータ
OT オイルタンク
R ランナー(湯道)
V1~V5 バルブ

Claims (8)

  1. プランジャを後退させた状態で、プランジャスリーブに溶湯を供給するステップと、
    前記プランジャスリーブ内において前記プランジャを前進させて前記溶湯を金型に射出するステップと、を備え、
    前記溶湯を金型に射出するステップにおいて、
    前記プランジャを前進させる際、前記溶湯を供給するステップにおける位置から前記プランジャを一旦さらに後退させた後、直ちに前進に切り換え、目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続ける、
    ダイカスト鋳造方法。
  2. 前記プランジャスリーブに設けられた給湯口から前記溶湯を供給した後、前記プランジャを前進させる前に、前記給湯口を塞ぐ、
    請求項1に記載のダイカスト鋳造方法。
  3. 前記プランジャを前進させる際、ダイカスト鋳造装置が発揮可能な最大加速度で、前記目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続ける、
    請求項1又は2に記載のダイカスト鋳造方法。
  4. 前記プランジャを一旦後退させる際、前記プランジャをサーボポンプによって油圧駆動する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のダイカスト鋳造方法。
  5. 給湯口を介して溶湯が供給されるプランジャスリーブと、
    前記プランジャスリーブに連通された金型と、
    前記プランジャスリーブに供給された前記溶湯を、前記金型に射出するプランジャと、
    前記プランジャの動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記プランジャスリーブに前記溶湯を供給する際、前記プランジャを後退させておき、
    前記プランジャを前進させて前記溶湯を前記金型に射出する際、
    前記プランジャを前進させる際、前記溶湯を供給する際の位置から前記プランジャを一旦さらに後退させた後、直ちに前進に切り換え、目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続ける、
    ダイカスト鋳造装置。
  6. 前記給湯口を開閉する蓋部をさらに備える、
    請求項5に記載のダイカスト鋳造装置。
  7. 前記制御部は、
    前記プランジャを前進させる際、当該ダイカスト鋳造装置が発揮可能な最大加速度で、前記目標最大速度に到達するまで前記プランジャを加速し続ける、
    請求項5又は6に記載のダイカスト鋳造装置。
  8. 前記プランジャを一旦後退させる際、前記プランジャを油圧駆動するサーボポンプをさらに備える、
    請求項5~7のいずれか一項に記載のダイカスト鋳造装置。
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