JP7234873B2 - 固定構造 - Google Patents

固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7234873B2
JP7234873B2 JP2019166424A JP2019166424A JP7234873B2 JP 7234873 B2 JP7234873 B2 JP 7234873B2 JP 2019166424 A JP2019166424 A JP 2019166424A JP 2019166424 A JP2019166424 A JP 2019166424A JP 7234873 B2 JP7234873 B2 JP 7234873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head cover
oil separator
oil
gas
engaging member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019166424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021042731A (ja
Inventor
英樹 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2019166424A priority Critical patent/JP7234873B2/ja
Publication of JP2021042731A publication Critical patent/JP2021042731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7234873B2 publication Critical patent/JP7234873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本開示は、固定構造に関する。
内燃機関においては、ブローバイガスからオイルを分離するためのオイルセパレータを、ヘッドカバーに固定する固定構造が公知である。
一般的に、このような固定構造では、ヘッドカバーの上面側から、オイルセパレータがヘッドカバーにボルト止め固定される。
特開平8-158853号公報
しかしながら、上記の固定構造では、ヘッドカバーの上面側からボルトを弛めて、簡単にヘッドカバーからオイルセパレータを取り外すことができるので、例えば、内燃機関の整備の際に、オイルセパレータがヘッドカバーから取り外される可能性がある。
しかし、その後、誤ってオイルセパレータがヘッドカバーに正常に組み付けられていない状態で内燃機関が稼働された場合、オイルセパレータとヘッドカバーとの隙間からブローバイガス及びオイルが大気に流出する虞がある。
そこで、本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、ヘッドカバーからオイルセパレータを取り外し難い固定構造を提供することにある。
本開示の一の態様によれば、内燃機関のブローバイガスからオイルを分離するためのオイルセパレータを、ヘッドカバーに固定する固定構造であって、前記オイルセパレータの外周部に設けられた凸部または凹部と、前記凸部または前記凹部に係合する係合部材と、前記ヘッドカバーに貫通形成された挿通孔と、前記係合部材の底面部に形成された雌ネジと、前記挿通孔に挿通されて前記雌ネジに螺合される締結具と、を備えたことを特徴とする固定構造が提供される。
好ましくは、前記係合部材は、前記オイルセパレータの外周部に沿って延びる環状に形成され、且つ、周方向に分割可能に形成される。
本開示によれば、ヘッドカバーからオイルセパレータを取り外し難くすることができる。
固定構造を用いたオイルセパレータを含む内燃機関の全体構成図である。 図1のII-II線の部分断面の概略図である。 固定構造の上面視概略図である。 係合部材を分割した状態の固定構造の上面視概略図である。 第1変形例を示す部分断面図である。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお、本開示は以下の実施形態に限定されない点に留意されたい。
先ず、図1及び図2を参照して、本実施形態の内燃機関1の全体構成を説明する。図1中、白抜き矢印Aは、吸気ないし圧縮空気の流れを示し、黒塗り矢印Bは、ブローバイガスの流れを示す。また、網掛け矢印Gは、排気の流れを示す。なお、図中に示す上下前後左右の各方向は、説明の便宜上定められたものに過ぎないが、内燃機関1を搭載した車両(不図示)の各方向と一致する。
図1に示すように、内燃機関1は、車両に搭載された多気筒の圧縮着火式内燃機関、例えばディーゼルエンジンである。車両は、トラック等の大型車両である。しかしながら、車両及び内燃機関1の種類、形式、用途等に特に限定はなく、例えば車両は、乗用車等の小型車両であっても良いし、内燃機関1は、ガソリンエンジン等の火花点火式内燃機関であっても良い。
内燃機関1は、エンジン本体2と、エンジン本体2に接続された吸気通路3及び排気通路4と、を備える。図示しないが、エンジン本体2は、シリンダヘッド、シリンダブロック、クランクケース等の構造部品と、その内部に収容されたピストン、クランクシャフト、動弁機構等の可動部品と、含む。
また、内燃機関1は、シリンダヘッドの上部に固定されたヘッドカバー10と、ヘッドカバー10の上面部に固定されたオイルセパレータ20と、を備える。
吸気通路3は、シリンダヘッドに接続された吸気マニホールド3aと、吸気マニホールド3aの上流端に接続された吸気管3bと、により主に画成される。吸気マニホールド3aは、吸気管3bから送られてきた吸気を各気筒の吸気ポートに分配供給する。吸気管3bには、上流側から順に、エアクリーナ3c、ターボチャージャ5のコンプレッサ5C、及びインタークーラ3dが設けられる。
排気通路4は、シリンダヘッドに接続された排気マニホールド4aと、排気マニホールド4aの下流側に配置された排気管4bと、により主に画成される。排気マニホールド4aは、各気筒の排気ポートから送られてきた排気を集合させる。排気マニホールド4aと排気管4bの間には、ターボチャージャ5のタービン5Tが設けられる。
ヘッドカバー10は、上面視で前後方向に長い略矩形状に形成される。ヘッドカバー10は、シリンダヘッドの上部に固定される枠部11と、枠部11の上端を閉止する天井部12と、を有する。
また、ヘッドカバー10の下面部には、内燃機関1のブローバイガスからオイルを分離するためのオイル分離室13が設けられる。周知のように、ブローバイガスは、エンジン本体2においてシリンダとピストンとの隙間からクランクケース内に漏れ出たガスである。図示しないが、クランクケース内のブローバイガスは、シリンダブロック及びシリンダヘッドに形成されたブローバイガス通路を通じて、ヘッドカバー10内に送られる。
また、ヘッドカバー10の下面部には、オイル分離室13に隣接して、ガス通路14が設けられる。
図1及び図2に示すように、オイル分離室13は、ヘッドカバー10の天井部12と、ヘッドカバー10の枠部11の内側に設けられた側壁部15と、側壁部15の下端を閉止する底板部16と、により画成される。また、図示しないが、オイル分離室13の内部には、ブローバイガスの流れ方向を変える複数のバッフル壁部が設けられる。
天井部12には、オイルセパレータ20を取り付けるための開口部12aが形成される。開口部12aは、丸孔状に形成される。
側壁部15及びバッフル壁部(不図示)は、天井部12の下面から下方に延びて一体に形成される。底板部16は、ネジ部材17を用いて、側壁部15及びバッフル壁の下端に締結される。
図1に示すように、底板部16には、ガス入口18及び複数(図示例では、3つ)のオイル出口19が形成される。但し、ガス入口18及びオイル出口19は、側壁部15に形成されても良い。
オイル分離室13では、ガス入口18を通じてヘッドカバー10内からブローバイガスが導入され、ブローバイガスが側壁部15及びバッフル壁に衝突する。これにより、ブローバイガスからオイルが概ね分離される。オイル分離後のブローバイガスは、オイル分離室13からオイルセパレータ20に送られる。また、オイル分離室13で分離されたオイルは、オイル出口19を通じてヘッドカバー10内に排出された後、ブローバイガス通路を通じてクランクケース内に戻される。
オイルセパレータ20は、コンプレッサ5Cで生成された圧縮空気を利用して、オイル分離室13で分離し切れずにブローバイガスに残留したオイルを分離する。
オイルセパレータ20には、圧縮空気を導入するための導入管6と、圧縮空気と共にオイル分離後のブローバイガスを排出するための排出管7と、が接続される。
導入管6の上流端は、インタークーラ3dよりも下流側に位置する吸気管3bに接続される。
図2に示すように、オイルセパレータ20は、ブローバイガスからオイルを分離するための本体部21と、圧縮空気を導入して負圧を生成し、その負圧により、本体部21でオイルが分離された後のブローバイガスを吸引するための負圧発生部22と、を備える。
本体部21は、上下方向に延びる円筒状の側壁部21aと、側壁部21aの下端を閉止する底壁部21bと、側壁部21aの上端を閉止する天井部21cと、を有する。
底壁部21bには、オイル分離室13からブローバイガスを導入するためのガス導入口23が形成される。
図示しないが、本体部21は、ガス導入口23から導入したブローバイガスを壁に衝突させて、ブローバイガスからオイルを分離するようになっている。また、本体部21は、ブローバイガスから分離されたオイルをオイル分離室13に排出するようになっている。
負圧発生部22は、水平方向に延びる管状に形成され、本体部21上に支持される。負圧発生部22の一端部22aには、導入管6の出口部6outが嵌合固定される。負圧発生部22の他端部22bには、排出管7の入口部7inが嵌合固定される。なお、負圧発生部22の両端部22a,22bは、本体部21の側壁部21aの径方向において、側壁部21aよりも外側に突出している。
図示しないが、負圧発生部22は、導入管6から導入した圧縮空気をオリフィスから噴出し、これによって生じた負圧で本体部21からオイル分離後のブローバイガスを吸引するようになっている。負圧発生部22に吸引されたブローバイガスは、圧縮空気と共に排出管7に排出される。
排出管7の出口部7outは、ヘッドカバー10の上面部に形成された、ガス通路14の入口14inに接続される。
一方、図1に示すように、ガス通路14の出口14outには、下流端が大気開放されたガス管8が接続される。但し、ガス管8の下流端は、エアクリーナ3cとコンプレッサ5Cとの間に位置する吸気管3b、または排気管4bに接続されても良い。
本実施形態では、オイルセパレータ20から排出管7に排出された圧縮空気及びブローバイガスが、ガス通路14を通過してガス管8から大気に放出される。
次に、図2~図4を参照して、オイルセパレータ20をヘッドカバー10に固定する固定構造100を説明する。
図2に示すように、固定構造100は、オイルセパレータ20の外周部に設けられた凸部30と、凸部30に係合する係合部材40と、を備える。また、固定構造100は、ヘッドカバー10に貫通形成された挿通孔としてのボルト挿通孔50と、係合部材40の底面部に形成された雌ネジ60と、ボルト挿通孔50に挿通されて雌ネジ60に螺合される締結具としてのボルト70と、を備える。
図2及び図3に示すように、凸部30は、本体部21の側壁部21aの一部の外径を拡大させて成り、周方向に1周する環状に形成される。また、凸部30は、本体部21の下端の近傍位置に形成される。また、凸部30の外周部には、後述する位置決め用の突起部31(図4を参照)が設けられる。
凸部30の下面は、開口部12a周辺のヘッドカバー10の上面に全周に亘って当接される。これにより、オイルセパレータ20がヘッドカバー10の上面部に支持される。
凸部30よりも下方の側壁部21aには、ヘッドカバー10の開口部12aに嵌合する嵌合部32が形成される。嵌合部32には、側壁部21aの一部の外径を縮小させて成るリング溝33が形成される。リング溝33には、Oリング等の環状のシール部材34が取り付けられる。これにより、オイルセパレータ20とヘッドカバー10との隙間がシールされる。
係合部材40は、オイルセパレータ20の外周部に沿って延びる環状に形成される。本実施形態の係合部材40は、円環状に形成され、L字状の断面形状を有する。係合部材40の内周側の下端部には、凸部30に係合するための切り欠き部41が形成される。
切り欠き部41は、凸部30の形状と同じ形状に切り欠いて形成され、凸部30の上面及び外周面に全周に亘って当接される。
また、係合部材40は、切り欠き部41よりも上方の内周面において、本体部21の側壁部21aの外周面に全周に亘って当接される。また、係合部材40は、切り欠き部41よりも外周側の下面(底面)において、ヘッドカバー40の上面に全周に亘って当接される。
また、図3及び図4に示すように、本実施形態の係合部材40は、周方向に分割可能に形成される。具体的には、係合部材40は、周方向に2つに分割された半円環状の分割係合部材40a,40bで構成される。
また、係合部材40には、周方向の1箇所に、位置決め用の凹溝部42が形成される。凹溝部42は、切り欠き部41よりも外周側の係合部材40に形成され、凸部30に形成された位置決め用の突起部31に係合する。これにより、オイルセパレータ20及び係合部材40の周方向の相対移動が規制される。
ボルト挿通孔50は、ヘッドカバー10の天井部12に貫通形成される。また、ボルト挿通孔50は、ヘッドカバー10の開口部12aを囲むように、周方向に複数(図示例では、4つ)形成される。
雌ネジ60は、係合部材40を凸部30に係合させた状態で、各ボルト挿通孔50と同軸となる位置にそれぞれ形成される。また、本実施形態の雌ネジ60は、2つの分割係合部材40a,40bに、それぞれ複数(図示例では、2つずつ)形成される。
図2に示すように、雌ネジ60は、切り欠き部41よりも外周側の係合部材40に形成される。また、雌ネジ60は、係合部材40の底面から上方に延び、且つ、係合部材40の上面まで貫通しないように形成される。すなわち、係合部材40において、雌ネジ60の上端は閉止される。
ボルト70は、ヘッドカバー20の下面側から、ボルト挿通孔50に挿通されて雌ネジ60に締め込まれる。その結果、係合部材40は、ヘッドカバー10の上面部に固定され、凸部30は、係合部材40によってヘッドカバー10の上面に押し付けられる。これにより、オイルセパレータ20がヘッドカバー20に固定される。なお、符号71は、ボルト70の頭部とヘッドカバー10の下面との間に介在されたパッキンまたはワッシャである。
ところで、図示しないが、一般的に、オイルセパレータをヘッドカバーに固定する固定構造では、ヘッドカバーの上面側から、オイルセパレータがヘッドカバーにボルト止め固定される。例えば、ヘッドカバーの上面部に雌ネジが形成され、係合部材に貫通形成されたボルト挿通孔が設けられ、ヘッドカバーの上面側から、ボルトがボルト挿通孔に挿通されて雌ネジに螺合される。
しかしながら、このような固定構造では、ヘッドカバーの上面側からボルトを弛めて、簡単にヘッドカバーからオイルセパレータを取り外すことができる。そのため、例えば、内燃機関の整備の際、整備者によってオイルセパレータがヘッドカバーから取り外される可能性がある。
しかし、その後、誤ってオイルセパレータがヘッドカバーに正常に組み付けられていない状態で内燃機関が稼働された場合、オイルセパレータとヘッドカバーとの隙間からブローバイガス及びオイルが大気に流出する虞がある。
これに対して、図2に示したように、本実施形態に係る固定構造100では、ヘッドカバー10にボルト挿通孔50が形成され、係合部材40の底面部に雌ネジ60形成されており、ヘッドカバー20の下面側からボルト70が締め込まれている。そのため、ヘッドカバー10の上面側からボルト70を弛めることができず、簡単にヘッドカバー10からオイルセパレータ20が取り外されるのを防止できる。
そして、本実施形態では、ヘッドカバー10からオイルセパレータ20を取り外そうとする場合、ヘッドカバー10の下面側からボルト70を弛める必要がある。
具体的には、先ず、ヘッドカバー10をシリンダヘッド(不図示)から取り外す必要がある。また、ボルト70は、オイル分離室13の内部に配置されているので、ネジ部材17を弛めて、オイル分離室13の側壁部15の下端から底板部16を取り外す必要がある。この状態になって、初めて、ボルト70を弛めることが可能になる。この作業は、比較的面倒である。
よって、本実施形態であれば、ヘッドカバー10からオイルセパレータ20を取り外し難くすることができる。これにより、例えば、内燃機関の整備の際に、オイルセパレータ20がヘッドカバー10から取り外されるのを抑制できる。その結果、誤ってオイルセパレータ20がヘッドカバー10に正常に組み付けられていない状態で内燃機関1が稼働されるのを回避できる。そして、オイルセパレータ10とヘッドカバー20との隙間からブローバイガス及びオイルが大気に流出するのを抑制できる。
他方、図示しないが、仮に、係合部材40を用いない場合には、オイルセパレータ自体の設計を変更して、オイルセパレータの底面部にボルト挿通孔50と同軸に雌ネジを形成する必要がある。そのため、既存のオイルセパレータをそのまま流用することができない。
これに対して、本実施形態によれば、係合部材40を用いることで、オイルセパレータ20自体の設計を変更することなく、既存のオイルセパレータをそのまま流量できる。
また、図3及び図4に示したように、係合部材40は、周方向に分割可能に形成される。そのため、本実施形態の負圧発生部22のように、本体部21の側壁部21aよりも外側に突出した部品があっても、それに干渉することなく、オイルセパレータ20に係合部材40を取り付けることができる。
他方、上述した実施形態は、以下のような変形例またはその組み合わせとすることができる。なお、下記の説明においては、上記の実施形態と同一の構成要素に同じ符号を用い、それらの詳細な説明は省略する。
(第1変形例)
図5に示すように、第1変形例のオイルセパレータ20の外周部には、凹部80が設けられる。また、第1変形例の係合部材40の内周部には、凹部80に係合する凸部43が設けられる。これらオイルセパレータ20の凹部80及び係合部材40の凸部43は、それぞれ周方向に1周する環状に形成される。
第1変形例では、係合部材40の凸部43がオイルセパレータ20の凹部80に係合することで、上記の基本実施形態と同様の作用効果が得られる。
(第2変形例)
図示しないが、第2変形例の係合部材40は、周方向に分割可能に形成されない。但し、第2変形例では、オイルセパレータ20に係合部材40を取り付ける際に、係合部材40が負圧発生部22に干渉するのを避けるため、例えば、係合部材40の内周部に、負圧発生部22が通過可能な切り欠きを設ける必要がある。
(第3変形例)
オイルセパレータは、コンプレッサで生成された圧縮空気を利用するものに限定されず、フィルタエレメント等を備えた任意の種類であって良い。
(第4変形例)
オイルセパレータの固定位置は、ヘッドカバーの上面部に限定されず、例えば、ヘッドカバーの外周部であっても良い。この場合、オイルセパレータを取り付けるための開口部、及びボルト挿通孔は、ヘッドカバーの枠部に形成される。
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示の実施形態は上述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本開示の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本開示に含まれる。従って、本開示は、限定的に解釈されるべきではなく、本開示の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 内燃機関
10 ヘッドカバー
20 オイルセパレータ
30 凸部
40 係合部材
50 ボルト挿通孔(挿通孔)
60 雌ネジ
70 ボルト(締結具)
100 固定構造
A 吸気、圧縮空気
B ブローバイガス

Claims (2)

  1. 内燃機関のブローバイガスからオイルを分離するためのオイルセパレータを、ヘッドカバーに固定する固定構造であって、
    前記オイルセパレータの外周部に設けられた凸部または凹部と、
    前記凸部または前記凹部に係合する係合部材と、
    前記ヘッドカバーに貫通形成された挿通孔と、
    前記係合部材の底面部に形成された雌ネジと、
    前記ヘッドカバーの下面側から前記挿通孔に挿通されて前記雌ネジに螺合される締結具と、を備え、
    前記オイルセパレータは、本体部と、前記本体部の径方向外側に突出する部分とを有し、
    前記係合部材は、前記オイルセパレータの外周部に沿って延びる環状に形成され、且つ、周方向に分割可能に形成される
    ことを特徴とする固定構造。
  2. 前記部分は、負圧発生部により形成され、前記負圧発生部は、圧縮空気を導入して負圧を生成し、その負圧により、前記本体部でオイルが分離された後のブローバイガスを吸引する
    請求項1記載の固定構造。
JP2019166424A 2019-09-12 2019-09-12 固定構造 Active JP7234873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019166424A JP7234873B2 (ja) 2019-09-12 2019-09-12 固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019166424A JP7234873B2 (ja) 2019-09-12 2019-09-12 固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021042731A JP2021042731A (ja) 2021-03-18
JP7234873B2 true JP7234873B2 (ja) 2023-03-08

Family

ID=74863046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019166424A Active JP7234873B2 (ja) 2019-09-12 2019-09-12 固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7234873B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247623A (ja) 2006-03-20 2007-09-27 Kojima Press Co Ltd ブローバイガス用オイルセパレータ
JP2010103267A (ja) 2008-10-23 2010-05-06 Mitsubishi Electric Corp ガスレーザ発振装置
JP2012002128A (ja) 2010-06-16 2012-01-05 Toyota Boshoku Corp 樹脂製シリンダヘッドカバーの浮き上がり防止構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812658U (ja) * 1981-07-16 1983-01-26 日産自動車株式会社 ロツカ−カバ−
JPS6087103U (ja) * 1983-11-14 1985-06-15 三菱電機株式会社 水中照明器具
JPH0542621U (ja) * 1991-10-31 1993-06-11 株式会社土屋製作所 合成樹脂製ロツカーカバー
JPH08158853A (ja) * 1994-12-05 1996-06-18 Tsuchiya Mfg Co Ltd ブローバイガスにおけるオイルの分離装置
JPH0968101A (ja) * 1995-08-30 1997-03-11 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関のロッカカバー構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247623A (ja) 2006-03-20 2007-09-27 Kojima Press Co Ltd ブローバイガス用オイルセパレータ
JP2010103267A (ja) 2008-10-23 2010-05-06 Mitsubishi Electric Corp ガスレーザ発振装置
JP2012002128A (ja) 2010-06-16 2012-01-05 Toyota Boshoku Corp 樹脂製シリンダヘッドカバーの浮き上がり防止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021042731A (ja) 2021-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6412478B1 (en) Breather for internal combustion engine
US8408190B2 (en) Air-oil separator for extracting oil from engine blowby gas
EP2664776B1 (en) Reflux structure for blow-by gas
US10344640B2 (en) Oil strainer support structure for internal combustion engine
US6374815B1 (en) Air cleaner base assembly with crankcase breather vents
US20140290634A1 (en) Crankcase breather
US5937816A (en) Combination carburetor backing plate and crankcase breather
JP2010121537A (ja) Pcvバルブユニットの取り付け構造
JP7234873B2 (ja) 固定構造
JP2010174734A (ja) 内燃機関のブローバイガス還元装置
JP2013151905A (ja) ブローバイガス処理装置のオイルセパレータ
JP2010168920A (ja) 内燃機関
JP5927935B2 (ja) ブローバイガス還元装置
CA2841155C (en) Intake apparatus
CN109695523B (zh) 内燃机的进气装置
CN201486683U (zh) 汽油发动机气缸盖罩
JP3154004B2 (ja) 内燃機関のブリーザ装置
JP5757607B2 (ja) 内燃機関における吸気装置
JPH02252961A (ja) エンジンの吸気装置
JPH0968101A (ja) 内燃機関のロッカカバー構造
KR102467498B1 (ko) 오일 세퍼레이터 일체형 실린더 헤드를 갖는 엔진
JP6319012B2 (ja) エンジンのブリーザ室レイアウト構造
CN210264939U (zh) 一种内置pcv通道的合并式缸盖
JP7180585B2 (ja) 車両用内燃機関
US11549413B1 (en) Internal combustion engine

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190912

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20221018

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7234873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150