JP7231387B2 - 添接板の防食構造 - Google Patents

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Description

本発明は、添接板の防食構造に関し、特に、鋼材の連結部に配置される添接板の防食構造に関する。
橋梁、水門、船舶、プラント等の鋼構造物において、大気に曝される暴露部の防食方法として塗装が一般的に用いられている。しかしながら、鋼材の連結部に配置される添接板の周辺は構造が複雑であり、塗膜が薄くなり易いうえに水分や汚れが溜まり易く、早期に腐食を生じ易い傾向にある。供用後30年以上を経過した鋼構造物の性能低下は大きな課題であり、今後さらなる長寿命化、適切な維持管理及びライフサイクルコストの低減が求められている。
かかる添接板の防食方法として、例えば、特許文献1には、防水性、防食性及び耐候性に優れ且つ接合部のボルト・ナット配列間隔と等しい間隔でワッシャー径より若干大きめの穴があいた防食シートもしくはテープにより添接板を被い、内周面がボルト又はナット部外周面と嵌合し得る外被体と外被体の口部から外側に向けて形成した鍔部と鍔の下面に形成した発泡体と外被体内部天部に防錆コンパウンドを充填してなる防錆キャップによりボルト及びナット部外周面を被うことからなる防食構造が提案されている。
特開平5-272522号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された防食構造では、添接板と防錆キャップ(以下、防食キャップという)との接続部を被覆することができるものの、添接板と鋼材との境界部を被覆することができず、添接板の腐食を抑制することが困難である。
本発明は、上述の課題に鑑み創案された発明であり、添接板と防食キャップとの接続部及び添接板と鋼材との境界部の両方を被覆することができる、添接板の防食構造を提供することを目的とする。
本発明によれば、鋼材の連結部に配置され締結部材によって固定される添接板の防食構造であって、前記添接板の表面を覆う中心部と、前記添接板の側面及び前記添接板と前記鋼材との境界部を覆う拡張部と、前記中心部の前記締結部材が固定される箇所に形成された開口部と、備える防食シートと、前記添接板の表面に露出した前記締結部材の露出部を覆う防食キャップと、を含み、前記防食シートは、金属箔と、該金属箔の両面に形成された樹脂層と、を備え、前記添接板及び前記鋼材の形状に沿って屈曲させることができ、その形状を保持することができるように構成されている、ことを特徴とする添接板の防食構造が提供される。
前記金属箔は、アルミニウム箔であってもよい。
前記拡張部は、前記添接板の側面に貼り付けられる第一拡張部と、前記添接板の側面に隣接する前記鋼材の表面に貼り付けられる第二拡張部と、を含んでいてもよい。
前記防食シートは、十字形状の外形を有していてもよい。
前記開口部は、前記露出部の径より大きく前記防食キャップの径よりも小さい径を有していてもよい。
上述した本発明に係る添接板の防食構造によれば、添接板の側面及び添接板と鋼材との境界部を覆う拡張部と、締結部材が固定される箇所に形成された開口部と、備える防食シートを用いることにより、添接板の表面に貼り付けた防食シートの上に防食キャップを接着することができるとともに、防食シートの拡張部により、添接板の側面及び添接板と鋼材との境界部を覆うことができる。
したがって、本発明によれば、添接板と防食キャップとの接続部及び添接板と鋼材との境界部の両方を被覆することができ、複雑な形状の添接板の周辺を容易に防食することができる。
本発明の一実施形態に係る添接板の防食方法を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る防食構造の構成部品を示す図であり、(a)は防食シートの平面図、(b)は防食キャップの側面図、である。 添接板の固定状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、である。 防食シートを貼り付けた状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、である。 防食キャップを取り付けた状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、である。 添接板の防食構造の変形例を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について図1~図6を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態に係る添接板の防食方法を示すフロー図である。図2は、本発明の一実施形態に係る防食構造の構成部品を示す図であり、(a)は防食シートの平面図、(b)は防食キャップの側面図、である。図3は、添接板の固定状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、である。図4は、防食シートを貼り付けた状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、である。図5は、防食キャップを取り付けた状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、である。
本発明の一実施形態に係る添接板1の防食方法は、図1~図5(b)に示したように、鋼材2の連結部に配置され締結部材3によって固定される添接板1の防食方法であって、添接板1の表面11を覆う中心部41と、添接板1の側面12及び添接板1と鋼材2との境界部13を覆う拡張部42と、中心部41の締結部材3が固定される箇所に形成された開口部43と、備える防食シート4を用意する第一準備工程Step1と、添接板1の表面11に露出した締結部材3の露出部31を覆う防食キャップ5を用意する第二準備工程Step2と、添接板1を鋼材2に固定する固定工程Step3と、防食シート4を貼り付ける箇所に接着剤を塗布する塗布工程Step4と、添接板1の表面11及び側面12並びに境界部13を覆うように防食シート4を折り曲げながら貼り付ける防食シート貼付工程Step5と、締結部材3の露出部31を覆うように防食キャップ5を取り付ける防食キャップ取付工程Step6と、を備えている。
第一準備工程Step1は、例えば、図2(a)に示した防食シート4を製作・加工する工程である。例えば、第一準備工程Step1は、金属箔の両面に樹脂層を形成した矩形形状の防食シート(前躯体)を製作する製作工程Step11と、矩形形状の防食シート(前躯体)に拡張部42及び開口部43を形成する加工工程Step12と、を含んでいる。
製作工程Step11において、防食シート(前躯体)は、例えば、接着剤を塗布した矩形形状の金属箔を樹脂液に含浸させることによって製作される。具体的には、防食シート(前躯体)は、接着剤を塗布した金属箔を加熱処理した後、樹脂液(例えば、ポリ塩化ビニル樹脂)を蓄えた樹脂液槽に含浸させ、所定時間経過後、金属箔を樹脂液槽から取り出し、乾燥又は冷却することによって製作される。なお、所定の厚さの樹脂層を形成するために、金属箔を樹脂液に複数回含浸させるようにしてもよい。
防食シート(前躯体)は、基本的な構造として、二つの樹脂層の中間に金属箔が配置された構成を有している。金属箔の素材には、例えば、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、チタン、銅等の金属又はこれらの合金が使用される。特に、金属箔としてアルミニウム箔を使用することにより、追従性及び柔軟性の付与に加え、軽量化及び耐腐食性の向上を図ることができる。
樹脂層の素材としては、例えば、ポリ塩化ビニルが好適であるが、これに限定されるものではない。ポリ塩化ビニルは、防食キャップ(防錆キャップ)として十分な実績があり、防食効果及び耐用年数の面で十分な機能を有し、比較的安価であり、加工も容易であることから、防食シートに適している。
このように、金属箔を樹脂層で挟持した構造の防食シートを使用することにより、添接板1及び鋼材2の形状に沿って屈曲させ易く形状を保持し易い(形状追従性に優れる)、水分・塩分・汚れ等の腐食因子を透過しにくい(環境遮断効果に優れる)、塗装と比較して素地調整の簡素化を図ることができる等の利点を得ることができる。
加工工程Step12は、例えば、中心部41及び拡張部42を有する十字形状の外形に防食シート(前躯体)を切り取る工程と、露出部31の径より大きく防食キャップ5の径よりも小さい径を有する開口部43を中心部41に形成する工程と、を含んでいる。拡張部42を含む幅広の部分を有する防食シート(前躯体)を製作することにより、防食シート(前躯体)の四つの角部を矩形に切り取ることによって、十字形状の防食シート4を容易に形成することができる。
防食シート4の中心部41は、添接板1の表面と一致する形状を有している。すなわち、中心部41の角部(隣接する拡張部42の分岐点P~S)は添接板1の表面11の角部に一致するように形成されている。拡張部42は、添接板1の側面12に貼り付けられる第一拡張部421と、添接板1の側面12に隣接する鋼材2の表面に貼り付けられる第二拡張部422と、を含んでいる。なお、図2(a)における一点鎖線は、防食シート4の貼り付け時に折り曲げる屈曲予定線である。
本実施形態では、矩形形状の防食シート(前躯体)を製作した後、拡張部42及び開口部43を形成する場合について説明しているが、予め拡張部42及び開口部43を形成した金属箔を樹脂層に含浸することによって、加工工程を省略するようにしてもよい。
第二準備工程Step2は、例えば、図2(b)に示した防食キャップ5を用意する工程である。かかる防食キャップ5は、いわゆるボルト・ナットキャップ(防錆キャップ)であり、市販されているものを使用することができる。また、防食キャップ5は、防食シート4と同じ素材(例えば、ポリ塩化ビニル)であることが好ましい。なお、第一準備工程Step1と第二準備工程Step2とは順序を入れ替えてもよい。
防食キャップ5と防食シート4の樹脂層とを同じ素材にすることにより、ポリ塩化ビニルと相性のよい接着剤を用いることによって防食キャップ5と防食シート4との密着性を向上させることができる。なお、図2(b)では、添接板1の固定に四つの締結部材3を使用していることから、四つの防食キャップ5を図示してある。
防食キャップ5は、例えば、締結部材3の露出部31を覆うキャップ部51と、防食シート4の表面に接着される鍔部52と、を備えている。この鍔部52の径は、防食シート4の開口部43の径よりも大きく形成されている。したがって、防食キャップ5は、添接板1の表面11に防食シート4を貼り付けた後、防食キャップ5を露出部31に取り付けることによって、鍔部52は防食シート4の表面に接触することができるように形成されている。
固定工程Step3は、図3(a)及び図3(b)に示したように、鋼材2の連結部に添接板1を締結部材3で固定する工程である。締結部材3は、例えば、ボルト3b、ワッシャー3w及びナット3nである。鋼材2の連結部及び添接板1には、予めボルト孔が穿孔されている。鋼材2の連結部である突き合わせ部に添接板1を宛がった後、添接板1の反対側の面からボルト孔にボルト3bを挿通し、添接板1の表面11側に突出したボルト3bの先端にワッシャー3wを挿入し、ナット3nを螺合させることによって、添接板1は鋼材2の連結部に固定される。
したがって、添接板1の表面11には、ワッシャー3w、ナット3n及びボルト3bの先端が露出し、露出部31を構成する。かかる露出部31においては、ワッシャー3wが最も大きな径を有することから、防食シート4の開口部43は、ワッシャー3wの径よりも僅かに大きな径に形成される。
塗布工程Step4は、添接板1の表面11及び側面12並びに添接板1の側面12に隣接する鋼材2の表面(防食シート4が貼付される範囲)に接着剤を塗布する工程である。接着剤には、例えば、ポリ塩化ビニルと相性のよいエポキシ樹脂を主成分とする一液又は二液混合タイプの接着剤が使用される。
接着剤には、要求される防食効果に応じて、亜硝酸化合物等の防錆剤、ヒドラジン系や非ヒドラジン系(亜硫酸塩、糖類系、天然植物系等)の脱酸素剤、亜鉛粉等の酸化膜を形成する金属粉、耐食性に優れたガラスフレークやリーフィングアルミニウム等の機能性顔料を混合するようにしてもよい。
防食シート貼付工程Step5は、図2(a)に示した防食シート4を図3(a)及び図3(b)に示した添接板1及び添接板1に隣接する鋼材2の表面に貼り付ける工程である。具体的には、図4(a)及び図4(b)に示したように、防食シート4の開口部43を露出部31に位置合わせしながら、添接板1の表面11に防食シート4の中心部41を貼り付け、拡張部42(第一拡張部421)を折り曲げながら添接板1の側面12に貼り付け、残りの拡張部42(第二拡張部422)を折り曲げながら鋼材2の表面に貼り付ける。
なお、図4(a)及び図4(b)では、説明の便宜上、防食シート4を灰色に塗り潰して表示してある。また、防食シート4を予め折り曲げた後、添接板1の上から被せるようにして貼り付けるようにしてもよい。
本実施形態では、図4(a)及び図4(b)に示したように、図の左右方向の拡張部42は、谷折りされて鋼材2の表面に貼り付けられる。それに対して、図の上下方向の拡張部42は、添接板1の側面12から鋼材2の側面を被覆しつつ鋼材2の裏面に折り曲げられるようにして鋼材2に貼り付けられる。
このように、防食シート4に拡張部42を形成し、添接板1の側面12に隣接する鋼材2の表面まで防食シート4を貼り付けることにより、添接板1と鋼材2との境界部13を防食シート4で被覆することができ、防食効果を向上させることができる。
本実施形態では、鋼材2と添接板1との図の上下方向幅が同じ長さを有していることから、拡張部42は山折りされて鋼材2の裏面まで貼り付けられる。このように拡張部42を鋼材2の裏面まで折り回すことによって、防食シート4の剥離を抑制することができる。なお、拡張部42の貼り付け方法は、添接板1の接続部の形状によって適宜変更することができる。
ここで、図6は、添接板の防食構造の変形例を示す正面図である。例えば、図6に示したように、鋼材2の連結部の一部に添接板1が固定される場合には、防食シート4の図の左右方向に位置する拡張部42及び図の上下方向に位置する拡張部42は、両方とも山折りされた後で谷折りされることによって、添接板1の側面12及び添接板1に隣接する鋼材2の表面に貼り付けられる。なお、図6では、説明の便宜上、防食シート4及び防食キャップ5を灰色に塗り潰して表示してある。
本実施形態によれば、防食シート4の拡張部42により、添接板1の側面12及び添接板1と鋼材2との境界部13を覆うことができ、従来の塗装による防食方法では、塗膜が薄くなり易かった添接板1のエッジ部や境界部13を防食シート4で被覆することができ、防食効果を向上させることができる。
防食キャップ取付工程Step6は、図5(a)及び図5(b)に示したように、防食キャップ5を締結部材3の露出部31に取り付ける工程である。具体的には、防食キャップ5の鍔部52に接着剤を塗布し、キャップ部51を露出部31に被せることによって、鍔部52を防食シート4の上に接着させる。かかる処理により、添接板1と締結部材3との接続部周辺を防食シート4及び防食キャップ5で被覆することができ、締結部材3周辺の防食効果を向上させることができる。
なお、図5(a)及び図5(b)では、説明の便宜上、防食シート4及び防食キャップ5を灰色に塗り潰して表示してある。また、防食キャップ5が防食シート4と同じ素材(例えば、ポリ塩化ビニル)である場合には、ポリ塩化ビニルと相性のよい接着剤を用いることにより、防食キャップ5と防食シート4との密着性を向上させることができる。
上述した本実施形態に係る添接板1の防食方法によれば、添接板1の表面11を覆う中心部41と、添接板1の側面12及び添接板1と鋼材2との境界部13を覆う拡張部42と、中心部41の締結部材3が固定される箇所に形成された開口部43と、備える防食シート4と、添接板1の表面11に露出した締結部材3の露出部31を覆う防食キャップ5と、を含む添接板1の防食構造が提供される。
上述した実施形態では、添接板1の表面11及び側面12の全面を防食シート4で覆う場合について説明しているが、添接板1の配置箇所によっては、施工作業が困難な場合もある。したがって、本実施形態に係る防食シート4は、添接板1の表面11及び側面12のうち少なくとも一部(例えば、四辺のうち少なくとも一辺)にのみ、添接板1の表面11及び側面12並びに境界部13を覆う拡張部42を有していればよい。
また、上述した実施形態において、鋼材2は、例えば、橋梁、水門、船舶、プラント等の鋼構造物に使用される鋼材であり、特に、大気に曝される暴露部に使用される鋼材に適している。
また、既設の添接板1に上述した実施形態に係る防食構造を適用する場合には、固定工程Step3の後に、第一準備工程Step1及び第二準備工程Step2を行うことは当然である。また、既設の添接板1に上述した防食方法を適用する場合には、防食シート4及び防食キャップ5を配置する箇所を予めブラスト(研磨)するようにしてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 添接板
2 鋼材
3 締結部材
3b ボルト
3n ナット
3w ワッシャー
4 防食シート
5 防食キャップ
11 表面
12 側面
13 境界部
31 露出部
41 中心部
42 拡張部
43 開口部
51 キャップ部
52 鍔部
421 第一拡張部
422 第二拡張部
Step1 第一準備工程
Step11 製作工程
Step12 加工工程
Step2 第二準備工程
Step3 固定工程
Step4 塗布工程
Step5 防食シート貼付工程
Step6 防食キャップ取付工程


Claims (5)

  1. 鋼材の連結部に配置され締結部材によって固定される添接板の防食構造であって、
    前記添接板の表面を覆う中心部と、前記添接板の側面及び前記添接板と前記鋼材との境界部を覆う拡張部と、前記中心部の前記締結部材が固定される箇所に形成された開口部と、備える防食シートと、
    前記添接板の表面に露出した前記締結部材の露出部を覆う防食キャップと、を含み、
    前記防食シートは、金属箔と、該金属箔の両面に形成された樹脂層と、を備え、前記添接板及び前記鋼材の形状に沿って屈曲させることができ、その形状を保持することができるように構成されている、
    ことを特徴とする添接板の防食構造。
  2. 前記金属箔は、アルミニウム箔である、請求項1に記載の添接板の防食構造。
  3. 前記拡張部は、前記添接板の側面に貼り付けられる第一拡張部と、前記添接板の側面に隣接する前記鋼材の表面に貼り付けられる第二拡張部と、を含む請求項1に記載の添接板の防食構造。
  4. 前記防食シートは、十字形状の外形を有する、請求項1に記載の添接板の防食構造。
  5. 前記開口部は、前記露出部の径より大きく前記防食キャップの径よりも小さい径を有している、請求項1に記載の添接板の防食構造。
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