JP2010190320A - 締結部材、及び、締結部材の表面処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボルト2は、鉄を含む金属材料からなる基材と、ケイ素化合物を含むバインダ及び亜鉛含有金属フレークを含み、基材の表面に形成された防錆層と、ケイ素化合物及び合成樹脂を含み、防錆層に重ねて形成された表面層と、を備える。
【選択図】図2
Description
上記の課題に鑑み、本発明は、防錆性能及び耐久性に富み、かつ、被締結部材への影響が軽微であり、締結能力に関する要求を満たすことが可能な締結部材、及び、締結部材の表面処理方法を提供することを目的とする。
この構成によれば、基材の表面に耐久性及び防錆性能に富む防錆層を形成した上で、さらに合成樹脂を含む表面層を形成したことにより、締結する被締結部材との接触面における被締結部材への攻撃性を抑制することが可能である。さらに、防錆層及び表面層がいずれもケイ素化合物を含むことから、防錆層と表面層とが強固に接合されるため、表面層と防錆層の耐久性が高められ、長期にわたって防錆性能を発揮できる。また、締め直しを行っても表面層及び防錆層が損傷しにくいので、複数回の取り外しと締め直しを行った場合も良好な締結能力を維持できる。
この場合、表面層が合成樹脂とワックスを含むことにより表面の摩擦係数が低く、この締結部材を締め込んだ場合に座面に対する攻撃性が低くなる。また、ケイ素化合物としてコロイダルシリカを含むので、合成樹脂及びワックスの間にケイ素化合物が入り込んだ構造を実現することができ、このケイ素化合物と防錆層のケイ素化合物との親和性によって、表面層と防錆層との間に強い結合を生じさせ、強固な被膜を得ることができる。
この場合、厳しい環境に晒される締結部材において高い耐久性と防錆性能を実現することができ、さらに、被締結部材への攻撃性を抑えることで被締結部材の表面被膜を破壊することがなく、被締結部材においても腐食を生じにくくなる。
この方法によれば、基材の表面に耐久性及び防錆性能に富む防錆層を形成した上で、さらに合成樹脂を含む表面層を形成するので、締結する被締結部材との接触面における被締結部材への攻撃性が低く、防錆層と表面層とが強固に接合された強い被膜を得ることができる。これにより、表面層と防錆層の耐久性が高められ、長期にわたって防錆性能を発揮でき、複数回の取り外しと締め直しを行った場合も良好な締結能力を維持できる締結部材を得ることができる。
また、表面層が合成樹脂とワックスを含むことにより表面の摩擦係数が低く、この締結部材を締め込んだ場合に座面に対する攻撃性が低くなる上、ケイ素化合物としてコロイダルシリカを含むことで合成樹脂及びワックスの間にケイ素化合物が入り込んだ構造を実現し、表面層と防錆層との間に強い結合を生じさせ、強固な被膜を得ることができる。
さらに、厳しい環境に晒される締結部材において高い耐久性と防錆性能を実現することができ、さらに、被締結部材への攻撃性を抑えることで被締結部材の表面被膜を破壊することがなく、被締結部材においても腐食を生じにくくなる。
また、基材の表面に耐久性及び防錆性能に富む防錆層を形成した上で、さらに合成樹脂を含む表面層を形成するので、締結する被締結部材との接触面における被締結部材への攻撃性が低く、防錆層と表面層とが強固に接合された強い被膜を得ることができる。これにより、表面層と防錆層の耐久性が高められ、長期にわたって防錆性能を発揮でき、複数回の取り外しと締め直しを行った場合も良好な締結能力を維持できる締結部材を得ることができる。
図1は、本発明を適用した実施態様としてのエンジン1の外観図である。
この図1に示すエンジン1は、シリンダブロック11とクランクケース12とを備えて構成される単気筒の内燃機関であり、自動二輪車や四輪車を含む車両に搭載され、エンジンマウント1a、1bを介して固定される。エンジン1は上記車両の駆動軸(図示略)にドライブチェーン14を介して連結されており、このドライブチェーン14により駆動力を伝達する。
本実施形態のボルト2は、ねじ頭21の下にフランジ22を有するフランジ付き六角ボルトである。ボルト2には、ねじ頭21、フランジ22、及び、ねじ部23を含むフランジ下の全体にわたって、表面処理が施されている。
図3Aに示すように、ボルト2は、鉄製の基材5の表面に、表面コート層3(表面層)と防錆処理層4(防錆層)とが重ねて形成された構成を有する。ここで、基材5は、鉄または鉄を含む合金であり、具体的には各種鋼材やステンレスが挙げられる。
基材5の表面に形成された防錆処理層4は、亜鉛を含有する金属フレーク43、45と、これら金属フレーク43、45の隙間を埋めるとともに金属フレーク43、45を結合させるバインダ41とを含んでいる。金属フレーク43、45は、同種または異種の金属フレークであり、好ましい例としては、アルミフレーク、亜鉛フレーク、アルミ合金亜鉛フレーク、アルミ−SiO2−亜鉛合金フレーク、ニッケル混合亜鉛フレーク、コバルト混合亜鉛フレーク等が挙げられる。また、金属フレーク43、45の平均長径は、3〜20μ、平均厚みは0.1〜3μの範囲とするのが好ましく、更にアスペクト比(長径/厚さ)は、5〜20の範囲とするのが好ましい。防錆処理層4においては、金属フレーク43、45が層をなして重なり、これら金属フレーク43、45がバインダ41によって相互に結着され、強固で耐久性の高い被膜を形成している。
また、バインダ41には、ケイ素化合物と、接着剤が含まれる。バインダ41に含まれるケイ素化合物としては、例えば、シリカ(SiO2)、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、珪酸リチウム、アルカリシリコーン、シリコーンエマルジョン、水溶性シリコーン等が挙げられる。さらに、上記水溶液には、レベリング剤、チキソトロピー性付与剤、増粘剤、タレ防止剤、防かび剤、成膜助剤、安定剤等を添加してもよい。
防錆処理層4の形成に用いる処理用水溶液として、例えば、日本ダクロシャムロック社の商品であるジオメット(登録商標)を用いることができる。
表面コート層3に含まれるコロイダルシリカ33は、防錆処理層4のバインダ41を構成するケイ素化合物との親和性が高いので、防錆処理層4と表面コート層3との境界においてはコロイダルシリカ33がバインダ41に浸透し、表面コート層3と防錆処理層4とが強固に接合されている。
上述したアクリル樹脂エマルジョン中では、図4Aに示すように、アクリル樹脂37の粒子は表面張力により球体形状となっており、コロイダルシリカ33が付着している。また、ポリエチレンワックス35はエマルジョン中を浮遊している。
ボルト2の防錆処理層4上に付着したアクリル樹脂エマルジョン中では、図4Bに示すように、アクリル樹脂37同士の融着が進む。また、アクリル樹脂37の表面にコロイダルシリカ33及びポリエチレンワックス35が付着するとともに、コロイダルシリカ33及びポリエチレンワックス35の配向が起こる。その後、乾燥が進行する過程で、アクリル樹脂37及びポリエチレンワックス35のフィルム化が進行して、図4Cに示すように薄い層が形成され、このポリエチレンワックス35及びアクリル樹脂37の層にコロイダルシリカ33が分散して含まれた状態となる。
また、図4に示す一連の過程において、表面コート層3の最も表層にあたる部分では、図3Bに示したように、ポリエチレンワックス35が集まってポリエチレンの層を形成する。従って、表面コート層3の表面にはポリエチレンワックス35が露出し、ボルト2の表面の摩擦係数は低くなっている。
なお、表面コート層3に含まれる合成樹脂はアクリル樹脂に限定されず、メタクリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ケトン樹脂、その他の水系・非水系樹脂を用いることができる。また、表面コート層3に含まれるワックスはポリエチレンワックスに限定されず、ポリプロピレンやポリスチレン等の各種炭化水素樹脂、ウレタン樹脂、パラフィン等を用いることも可能である。
さらに、ボルト2は、クランクケースカバー13に締め込んだ場合のトルク係数が好ましい範囲に収まる。トルク係数が過大であると、得られる軸力に対して締め付け時のトルクが大きいので、座面を損傷する可能性が高い。一方、トルク係数が過小であると、締め付け時のトルクに対して大きな軸力が得られる反面、軸力F(図2)が過大になってボルトの破断を招くおそれがあり、締め付けトルクの管理を厳密に行う必要がある。本実施形態のボルト2は、好ましい程度のトルク係数が得られるので、被締結部材の座面の損傷およびボルト2の破断を招くおそれがなく、速やかに締め付け作業を行える。
さらに、ボルト2は、締め付けを繰り返し行った場合も、安定したトルクで締め付けを行うことが可能であるため、締め直される可能性がある場所に用いても安定した締結能力を発揮できる。
さらにまた、ボルト2は、締め付けた状態で熱が加わった場合にも緩みを生じないので、安定した軸力で締結状態を保つことができるので、温度変化の激しい場所に特に好適である。本実施形態で説明したエンジン1のクランクケースカバー13は、エンジン1の動作中には高温になり、停車中には外気温に応じて相当な低温になることがある。このような場所においても緩みを生じない点で、ボルト2は優れた締結部材である。
鉄材で構成されるM6フランジ付き六角ボルトを、エタノールによって超音波洗浄をしてから自然乾燥させることで、脱脂処理を行った。脱脂処理後のボルトを、ジオメット(登録商標)720(商品名:株式会社日本ダクロシャムロック製)の処理液に浸漬した。処理液から取り出したボルトを遠心乾燥機に収容し、300rpmにて30秒間振り切りすることでボルト表面に付着している余分な処理液を除去した後、100℃で5分間、大気中にて仮乾燥した。次いで、仮乾燥後のボルトを、320℃で10分間、大気中にて加熱して、その後室温において放冷し、熱処理を行った。熱処理後のボルトを再びジオメット(登録商標)720の処理液に浸漬して300rpmで30秒間の振り切りを行い、上記条件で仮乾燥し、さらに上記条件の熱処理を施して、亜鉛微粒子分散珪酸被膜を形成した。形成された亜鉛微粒子分散珪酸被膜の膜厚は10.3μmであった(n=3の平均値)。
実施例1で防錆処理層を形成したボルトを、ハイシール272(商品名:日本表面化学株式会社製)の処理液に浸漬し、遠心乾燥機に収容して300rpmにて30秒間振り切りすることで、ボルト表面に付着している余分な処理液を除去した後、80℃で5分間、大気中にて乾燥し、表面コート層を形成した。形成された表面コート層の膜厚は1〜3μmであった(n=3の平均値)。
実施例2で表面コート層を形成したボルトをクランクケースカバーの締結に用いた場合の座面の損傷を試験した。比較例として、実施例1で防錆処理層を形成した状態のボルトを用いた。
試験に用いたクランクケースカバーはアルミニウム製であり、その表面に、膜厚32〜45μmのアクリル塗装が施されたものを用いた。
実施例2のボルト、及び、比較例1のボルトを、軸力6〜16kNとなるようトルクを調整しながらクランクケースカバーに締め付けて、その後、ボルトを緩めてクランクケースカバーから取り外した。ボルトを取り外した後のクランクケースカバーの表面のうち、座面、すなわちボルトのフランジ下面に接する部分において、塗装が剥離しているか否かを目視により確認した。
試験の結果、実施例2のボルトを用いた場合には座面における塗装の剥離は見られなかった。さらに、実施例2のボルトを用い、締め付けと取り外しを5回繰り返した場合も、座面における塗装の剥離は見られなかった。これに対し、比較例1のボルトを用いた場合には、1回の締め付けを行った場合に、座面の塗装の剥離が認められた。
実施例2で表面コート層を形成したボルトに対し、塩水噴霧試験(SST)を実行した。120時間経過後、240時間経過後、480時間経過後のいずれの場合も、赤錆の発生は見られなかった。このことから、ボルトの基材である鉄材の腐食を防止できていることが明らかになった。
実施例2で得られたボルトについて、繰り返し締め付けを行った場合のトルク係数を測定し、トルク係数の変化を試験した。
実施3と同様のクランクケースカバーに対し、締め付けトルク1.2kg・m(0.1177N・m)で上記ボルトを締め付け、これを緩めて取り外す操作を5回繰り返し行い、締め付け時のトルク係数を測定した。この測定を、4つのサンプルを用いて行った。なお、トルク係数は、下記式(1)により求めた。
トルク係数=軸力(kN)÷トルク(N・m) …(1)
このトルク係数試験の結果を図5の図表に示す。
図5のグラフによれば、4つのサンプルを用いた場合のいずれも、5回の締め付けを繰り返す間にトルク係数が大きく変化することがなく、トルク係数が良好な範囲に保たれている。上述したように、トルク係数が大きい場合は、必要な軸力を得るために大きなトルクを要するので、被締結部材であるクランクケースカバーの座面を損傷する可能性があり、トルク係数が小さいと締め付け時に軸力が過大になりやすいので、締め付けトルクを厳しく管理する必要が生じる。このため、トルク係数には望ましい範囲があり、本実施例によれば、実施例2のボルトのトルク係数は好ましい範囲で安定していることが明らかになった。また、4つのサンプル間のばらつきは軽微であり、安定した品質のボルトを作成可能であることも明らかになった。
実施例2で得られたボルトについて、繰り返し締め付けを行った場合のトルクの変化を試験した。
実施3と同様のクランクケースカバーに対し、締め付けトルク1.2kg・m(0.1177N・m)を目標として上記ボルトを締め付け、これを緩めて取り外す操作を5回繰り返し行い、締め付け時のトルクを測定した。この測定を、4つのサンプルを用いて行った。
このトルク変化の試験の結果を図6の図表に示す。
図6のグラフによれば、4つのサンプルを用いた場合のいずれも、5回の締め付けを繰り返す間にトルクが大きく変化することがなく、全ての場合において、基準値を上回るトルクであった。従って、繰り返し締め付けを行った場合にも、安定したトルクで締め付けを行うことが可能であることが明らかになった。また、4つのサンプル間のばらつきは小さく、安定した品質のボルトを作成可能であることも明らかになった。
実施例2で得られたボルトについて、締め付け後に熱を加えた場合の緩みを試験した。
実施3と同様のクランクケースカバーに対し、締め付けトルク1.2kg・m(0.1177N・m)で上記ボルトを締め付けて試験体とした。この状態で試験体に熱を加えて放冷する熱履歴サイクルを実行した。
1回の熱履歴サイクルでは、試験体の温度を、40分間かけて30℃から100℃まで上昇させ、100℃を10分間保ち、その後、80分間かけて30℃まで冷却した。この熱履歴サイクルを、3回実行し、1回の熱履歴サイクルを実行する毎に軸力を測定した。この測定を、4つのサンプルを用いて行った。
この緩み試験の結果を図7の図表に示す。
図7のグラフによれば、4つのサンプルを用いた場合のいずれも、3回の熱履歴サイクルを経過しても概ね70%以上の軸力が残存しており、試験体が堅固に締結された状態を保つことが明らかになった。特に、1回目の熱履歴サイクルの実行後から3回目の熱履歴サイクルの実行後まで、軸力が低下した例がほとんど見られず、安定した軸力を保てることが明らかになった。また、4つのサンプル間のばらつきは小さく、安定した品質のボルトを作成可能であることも明らかになった。
2 ボルト
3 表面コート層(表面層)
4 防錆処理層(防錆層)
5 基材
11 シリンダブロック
12 クランクケース
13 クランクケースカバー(被締結部材)
22 フランジ
31 ポリエチレン層
32 アクリル樹脂層
33 コロイダルシリカ
35 ポリエチレンワックス
37 アクリル樹脂
41 バインダ
43、45 金属フレーク
Claims (4)
- 鉄を含む金属材料からなる基材と、
ケイ素化合物を含むバインダ及び亜鉛含有金属フレークを含み、前記基材の表面に形成された防錆層と、
ケイ素化合物及び合成樹脂を含み、前記防錆層に重ねて形成された表面層と、
を備えることを特徴とする締結部材。 - 前記表面層は、前記ケイ素化合物としてのコロイダルシリカと、ワックスと、前記合成樹脂とを含んで構成されること、
を特徴とする請求項1記載の締結部材。 - 車両の外部に露出する車両部品を締結する車両用締結部材であること、
を特徴とする請求項1または2記載の締結部材。 - 鉄を含む金属からなる締結部材の基材の表面に、ケイ素化合物を含むバインダ及び亜鉛含有金属フレークを含む防錆層を形成する工程と、
前記防錆層を覆うように、ケイ素化合物及び合成樹脂を含む表面層を形成する工程と、
を含むことを特徴とする締結部材の表面処理方法。
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