JP7229848B2 - クレセント錠のカバー - Google Patents

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Description

本発明は、クレセント錠のカバーに関する。
従来より、引き違い窓等を施錠するためにクレセント錠が用いられることが知られている。クレセント錠の操作によって、開錠と施錠の状態にすることができる。引き違い窓等は、開閉可能であるとともに、小さな子供や年配の人が誤って開錠してしまわない構成が望まれている。例えば、特許文献1には、クレセント錠2を覆いかぶせるようなクレセント錠用カバー付き鍵1を用いて、防犯機能を向上させることが開示されている。
特開2006-257742号公報
しかしながら、特許文献1に記載のクレセント錠用カバー付き鍵1は、防犯機能を目的であることから、クレセント錠用カバー付き鍵1は、ピン3を用いてクレセント錠2を覆う金属カバーを固定し、ピン3の表面にカバーを被せた構成である。そのため、防犯機能は向上するものの、クレセント錠用カバー付き鍵1は、その部品数が多く、装着させたり、取り外したりする作業に手間がかかってしまう恐れがある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、クレセント錠のカバーを容易に装着することができつつ、不必要なクレセント錠の開閉を防ぐことである。
かかる目的を達成するために本発明のクレセント錠のカバーは、台座と、前記台座に軸支され、開錠状態と施錠状態との間を回動可能な回動部材を備えるクレセント錠のカバーであって、前記クレセント錠の少なくとも一部を覆う外装部と、前記回動部材と前記台座との間に挿入可能な突出部と、前記クレセント錠に係合可能な係合部と、を有することを特徴とするクレセント錠のカバーである。
本発明によれば、挿入可能な突出部がクレセント錠に対するクレセント錠のカバーの取り付け位置を規定しつつ、係合部でクレセント錠に係止させることができるため、クレセント錠のカバーを容易に装着することができる。そして、クレセント錠のカバーを取り付けられたクレセント錠は、その少なくとも一部が覆われているため、クレセント錠が視認されにくくなり、不必要な開閉を防ぐことができる。
図1Aは、カバー10を取り付けた状態の建具1aの図である。図1Bは、カバー10を取り付けた状態の建具1bの図である。 図2Aは、建具1aのクレセント錠5を室内側から見た図である。図2Bは、建具1aのクレセント錠5にカバー10を取り付ける様子を説明する図である。 図3Aは、上流側から見たカバー10の斜視図である。図3Bは、下流側から見たカバー10の斜視図である。 図4は、装着状態のカバー10を上方から見た図である。 図5Aは、装着状態のカバー10を左右方向の一方側から見た図である。図5Bは、装着状態のカバー10を下流側から見た図である。 図6は、クレセント錠5と係合部12との係合の解除について説明する図である。 図7Aは、上流側から見たカバー20の斜視図である。図7Bは、下流側から見たカバー20の斜視図である。 図8は、装着状態のカバー20を上方から見た図である。 図9Aは、装着状態のカバー20を左右方向の一方側から見た図である。図9Bは、装着状態のカバー20を下流側から見た図である。
本発明の実施形態に係るクレセント錠のカバー(以下、単に「カバー」ともいう。)10を取り付けた建具1(1a、1b)について図面を参照して説明する。図1Aは、カバー10を取り付けた状態の建具1aの図である。図1Bは、カバー10を取り付けた状態の建具1bの図である。以下、クレセント錠5にカバー10を取り付けた状態を「装着状態」ともいう。また、クレセント錠5の開閉動作やカバー10の取付けや取り外しを行う者を「操作者」ともいう。
図1A及び図1Bは、それぞれ閉じられた状態の建具1a、1bを室内側から見た図である。図2Aは、建具1aのクレセント錠5を室内側から見た図であり、図2Bは、建具1aのクレセント錠5にカバー10を取り付ける様子を説明する図である。建具1aは、左右方向に開閉可能な2つの引違い窓を上下方向に並べて配置しており、建具1bは、上下方向に開閉可能な上げ下げ窓である。建具1bに設けられたクレセント錠5は、建具1aに設けられたクレセント錠5を90度回転させた状態で設置されている。
建具1(1a、1b)は、それぞれ窓枠2(2a、2b)と、窓枠2の内部に開閉可能に配置された1又は2の障子3(3a、3b)と、障子3の召合せ框に固定されたクレセント錠5を備える。以下の説明において、左右方向とは各建具1a、1bの左右方向であり、上下方向とは建具1a、1bの高さ方向をいう。見込み方向とは、建具1a、1bの奥行に沿った方向である。
図2Aに示すように、クレセント錠5は、一方側の障子3の召合せ框に固定された台座51、回動部材52、及び他方側の障子3の召合せ框に固定された錠受け55(図4)を備える。クレセント錠5は、回動部材52の回動軸方向における一方側(第1方向側)に回動部材52を備え、回動軸方向における他方側(第2方向側)に台座51を備える。
クレセント錠5の見込み方向は、建具1の見込み方向でもある。クレセント錠5の左右方向は、建具1の左右方向である。例えば、建具1aに設けられたクレセント錠5の左右方向は、回転軸方向であり、建具1aの左右方向でもある。また、クレセント錠5の上下方向は、建具1の上下方向である。例えば、建具1aに設けられたクレセント錠5の上下方向は、回転軸方向と直交する方向であり、建具1aの上下方向でもある。
回動部材52は、台座51の上下方向における略中央部で軸支されており、開錠状態と施錠状態との間を回動可能な部材である。回動部材52は、回動部材52を回動操作させるためのハンドル部53と、錠受け55に係合可能な鎌錠部54を備える。回動部材52を軸支している台座51の上下方向における略中央部を除き、台座51と回動部材52との間に、隙間sを設けて、回動部材52の回動を円滑に行えるようにしている。
図2Bに示すように、見込み方向の室内側から屋外側に向かってクレセント錠5にカバー10を取付けることができる。図1A及び図1Bに示すように、装着状態において、クレセント錠5を室内側から視認することができず、建具1a、1bのクレセント錠5の操作を行うことができない状態となっている。建具1a、1bにカバー10を取り付けることで、例えば、乳幼児や年配の方等が誤って窓を開けて外に出てしまうような恐れを軽減させることができる。また、図1Aに示す建具1aのように、複数の窓を有する建具の場合には、例えば、上側の引違い窓には、カバー10を装着せず、下側の引違い窓にカバー10を取り付けたりして、カバー10を取り付ける窓と、取付けない窓とを設けてもよい。このようにすることで、乳幼児の手が届かない上側は、開閉可能な通常の引違い窓とし、乳幼児の手が届く下側は、開閉できないFix窓のようにすることができる。
以下、建具1aに取り付けるカバー10について説明する。図3Aは、上流側から見たカバー10の斜視図である。図3Bは、下流側から見たカバー10の斜視図である。なお、カバー10の室内側から屋外側へ向かう方向(見込み方向)は、カバー10をクレセント錠5に取付ける際の挿入方向でもある。また、カバー10の上下方向は、クレセント錠5の上下方向に沿っており、建具1の上下方向にも沿っている。なお、建具1bに取付けるカバー10の場合は、クレセント錠5の向きに合わせて、建具1aに取付けるカバー10を90度回転させた状態で取り付ける。
図3A及び図3Bに示すように、カバー10は、上下方向の中央について対称な形状である。カバー10は、一対の突出部11、係合部12、一対の延出部13、切欠き部15、及び外装部18を有する。
外装部18は、装着状態において、クレセント錠5を覆っており、上面18a、下面18b、側面18c、18d、18eを備えている。外装部18は、必ずしも上面18a、下面18b、側面18b、18c、18dを全て備える必要はなく、少なくとも1つ以上の面を有していればよい。ただし、全ての面を備える場合は、図3A等に示すように、装着状態のカバー10は、上面18a、下面18b、側面18b、18c、18dがクレセント錠5を室内側から視認不能となるように覆うことができるため、室内側からの意匠性を向上させることができる。また、乳幼児や年配の方に、クレセント錠5の存在を認識しづらくさせ、誤って開錠して外に出てしまう恐れを軽減させることができる。
一対の突出部11は、第1突出部11aと第2突出部11bである。第1突出部11aは、側面18eから挿入方向の上流側から下流側に向かって突出し、且つ、上面18aから下方に向かって突出しており、挿入方向に沿った面を有している。第2突出部11bも同様に、側面18eから挿入方向の上流側から下流側に向かって突出し、且つ下面18bから上方に向かって突出しており、挿入方向に沿った略矩形状の面を有している。各突出部11の回転軸方向における長さ(厚み)は、隙間sより短い。
係合部12は、側面18dから挿入方向の上流側から下流側に向かって突出しており、上下方向において、略中央部で、第1突出部11aと第2突出部11bとの間に設けられており、左右方向において、突出部11と切欠き15との間に設けられている。係合部12の下流側の端部は、回転軸方向の突出部11側に向かって更に突起した突起部12pを備えている。突出部11の挿入方向についての長さは、係合する際に接触するクレセント錠5の部分との距離に応じて決められている。
図4は、装着状態のカバー10を上方から見た図である。図5Aは、装着状態のカバー10を左右方向の一方側から見た図である。図5Bは、装着状態のカバー10を下流側から見た図である。便宜上、図4では上面18aを除いた状態のカバー10を示し、図5Aでは、側面18cと側面18dを除いた状態のカバー10を示している。また、図4では、カバー10のみ実線で示し、他の部材を点線で示している。図5Bでは、カバー10及びクレセント錠5を実線で示し、他の部材を点線で示している。
図4等に示すように、カバー10の一対の突出部11を回動部材52と台座51との間の隙間sに挿入し、係合部12をクレセント錠5に係合させることで、カバー10をクレセント錠5に取付けることができる。具体的には、第1突出部11aを上側の隙間sに、第2突出部11bを下側の隙間sに挿入すると、係合部12の突起部12pが左右方向の一方側から他方側に向かってハンドル部53の屋外側に面に引っ掛かり、ハンドル部53に係合することができる。つまり、突出部11を挿入することで、クレセント錠5に対するカバー10の位置を規定しつつ、係合部12でカバー10をクレセント錠5に係止させて、固定させる。これによって、カバー10が装着状態となる。操作者は、クレセント錠5に向かってカバー10を挿入させるという簡単な動作で、容易に装着状態とすることができる。そして、カバー10の装着によって、室内側からクレセント錠5を視認しづらくなり、ハンドル部53の操作が困難となるため、クレセント錠5の不必要な開閉を防ぐことができる。
なお、係合部12は、回動部材52の回動軸方向において、台座51が位置する側とは反対側から回動部材52に係合することが好ましい。つまり、係合部12を上下方向において回動部材52と重なる部分に設けて、係合部12を回動部材52に係合させる。これによって、係合部12を回動部材52より上下方向の外側に設ける必要がないため、係合部12を回動部材52より上下方向の外側に設ける場合よりもカバー10の上下方向の長さを短くすることができ、カバー10をコンパクトな大きさにすることができる。
図1A等に示すように、外装部18により装着状態のクレセント錠5と係合部12との係合状態を視認することができない。そのため、外装部18が係合位置を示す切欠き部15を備えることがより好ましい。切欠き部15は、係合部12の位置と対応した位置に設けられている。図3Bに示すように、カバー10は、側面18cの、係合部12と上下方向において重なる位置に切欠き部15が設けられているため、操作者は、装着状態のクレセント錠5と係合部12との係合位置を認識することができる。
図6は、クレセント錠5と係合部12との係合の解除について説明する図である。図6に示すように、操作者は、切欠き部15によってクレセント錠5と係合部12とが係合した位置を認識して、切欠き部15からカバー10の内部に解除部材70等を挿入させることで、クレセント錠5と係合部12との係合を容易に解除することができる。解除部材70は、六角レンチ等のL字状の部材が好ましい。なお、必ずしも解除部材70を用いる必要はない。例えば、係合位置を認識した操作者が指で係止部を解除するものであってもよい。ただし、装着状態からの解除に、解除部材70等の部材を要することで、乳幼児や年配の方が、誤ってカバー10をクレセント錠5から取り外してしまう恐れをより軽減させることができる。
回転軸方向において、突出部11に対して、係合部12とは反対側に設けられた一対の延出部13を備えることが好ましい。各延出部13は、側面18eから挿入方向の上流側から下流側に向かって延出し、挿入方向に沿った面を有している。図5Aに示すように、係合部12は、カバー10の挿入方向の下流側の部位に係合可能であり、延出部13は、カバー10の挿入方向の上流側の部位に当接可能である。具体的には、係合部12は、ハンドル部53の屋外側の面に係合可能であり、延出部13の下流側の端部は、台座51の上流側の面に当接可能である。この延出部13が設けられたカバー10を所定距離だけクレセント錠5に向かって挿入すると、延出部13の下流側の端部が台座51の上流側の面に当接して、それ以上挿入方向に押し込むことができない。つまり、延出部13を設けることで、カバー10を挿入方向に押し込みすぎて、カバー10やクレセント錠5を破損させてしまう恐れを軽減させることができる。
また、カバー10は、図2Aに示す回動軸方向に対して一方側に回動部材52、他方側に台座51が設けられたクレセント錠5への装着に限られない。回動軸方向に対して一方側に台座51、他方側に回動部材52が設けられたクレセント錠にもカバー10の装着が可能である。そのような場合、図2A等に示すクレセント錠5に装着させるカバー10の上下を反転させることで、回動部材52と台座51との間の隙間sのうち、上側の隙間sに第2突出部11bを挿入させ、下側の隙間sに第2突出部11aを挿入させ、係合部12をクレセント錠に係合させることができる。つまり、回動部材と台座との回転軸方向に対する位置関係に関わらず、カバー10の装着が可能である。
上述のカバー10は、係合部12を回動部材52に係合させたが、これに限られない。図7Aは、上流側から見たカバー20の斜視図である。図7Bは、下流側から見たカバー20の斜視図である。図8は、装着状態のカバー20を上方から見た図である。図9Aは、装着状態のカバー20を左右方向の一方側から見た図である。図9Bは、装着状態のカバー20を下流側から見た図である。便宜上、図8では、上面28aを除いた状態のカバー20を示し、図9Aでは、側面28cと側面28dを除いた状態のカバー20を示している。また、図8では、カバー20のみを実線で示し、他の部材を点線で示している。図9Bでは、カバー20及びクレセント錠5を実線で示し、他の部材を点線で示している。
カバー20は、カバー10と同様に、上下方向の中央について対称な形状であり、一対の突出部21、一対の係合部22、一対の延出部23、一対の切欠き部25、及び外装部28を有する。図7等に示すように、一対の突出部21(21a、21b)、一対の延出部23、及び外装部28(28a~28e)は、カバー10の一対の突出部11(11a、11b)、一対の延出部13、及び外装部18(18a~18e)とそれぞれ同様の構成である。一対の切欠き部25は、上面28aと下面28eの、挿入方向の下流側端部、且つ、回転軸方向の他方側端部にそれぞれ設けられている。
一対の係合部22は、第1係合部22aと第2係合部22bであり、カバー20の上下方向における端部で、且つ、延出部23と上面28a及び延出部23と下面28bとの間にそれぞれ設けられている。係合部22の下流側の端部は、上下方向の内側に向かって更に突起した突起部22pをそれぞれ備えている。
図8等に示すように、カバー20の一対の突出部21を回動部材52と台座51との間の隙間sに挿入し、係合部22(22a、22b)をクレセント錠5に係合させることで、カバー20をクレセント錠5に取付けることができる。具体的には、第1突出部21aを上側の隙間sに、第2突出部21bを下側の隙間sに挿入し、第1係合部22aと第2係合部22bのそれぞれ突起部22pを上下方向における外側からクレセント錠5の台座51の上下方向における端部に引っ掛けるようにすることで係合することができる。このとき、カバー10の挿入方向における台座51の下流側の部位に係合させることが好ましい。これによって、操作者は、クレセント錠5に向かってカバー20を挿入させるという簡単な動作で容易に装着状態とすることができる。また、カバー20の係合部22を、クレセント錠5のうち、障子3に固定された台座51に係合させることができるため、回動部材52に係合部22を係合させた場合より、カバー20をより安定した装着状態とすることができる。
なお、カバー10は1つの係合部12を有し、カバー20は2つの係合部22を有したが、これに限られない。係合部の数は、クレセント錠5の形状や、装着環境等に応じて適宜変更可能である。また、カバー10とカバー20は、それぞれ略矩形状の一対の突出部11、21を備えたが、これに限られない。突出部の数や形状は、クレセント錠5の形状や大きさ等に応じて適宜変更可能である。
さらに、カバー10及びカバー20においては、突出部11、21と、係合部12、22とをそれぞれ別の部材として設けたが、これに限られない。突出部11、21と係合部12、22が一体となった部材でもよい。例えば、カバー20の突出部21の挿入方向の端部に係合部22を設け、突出部11を回動部材52と台座51との間に挿入し、台座51の左右方向の一方側から他方側に向かって係合部22を係合させる構成であってもよい。台座51に係合部22を係合させたカバー20は、回動部材52に係合させた場合より安定した状態の装着状態とすることができる。また、突出部21と係合部22を一体形状とすることで、カバー20の部品数を減らすことができ、より安価に製造することができる。
本実施形態には、少なくとも以下の発明が含まれる。
台座と、前記台座に軸支され、開錠状態と施錠状態との間を回動可能な回動部材を備えるクレセント錠のカバーであって、前記クレセント錠の少なくとも一部を覆う外装部と、前記回動部材と前記台座との間に挿入可能な突出部と、前記クレセント錠に係合可能な係合部と、を有することを特徴とするクレセント錠のカバーである。
このようなクレセント錠のカバーによれば、挿入可能な突出部がクレセント錠に対するクレセント錠のカバーの取り付け位置を規定しつつ、係合部でクレセント錠に係止させることができるため、クレセント錠のカバーを容易に装着することができる。そして、クレセント錠のカバーを取り付けられたクレセント錠は、その少なくとも一部が覆われているため、クレセント錠が視認されにくくなり、不必要な開閉を防ぐことができる。
かかるクレセント錠のカバーであって、前記係合部は、前記回動部材の回動軸方向において、前記台座が位置する側とは反対側から前記回動部材に係合可能であることを特徴とする。
このようなクレセント錠のカバーによれば、台座が位置する側とは反対側から回動部材に係合可能な係合部とすることで、カバー10をよりコンパクトな大きさにすることができる。
かかるクレセント錠のカバーであって、前記係合部が、前記台座に係合可能であることを特徴とする。
このようなクレセント錠のカバーによれば、クレセント錠のカバーを台座に係合させることで、台座は固定された部材であるため、回動部材にクレセント錠のカバーを係合させる場合より、クレセント錠のカバーを安定な状態とすることができる。
かかるクレセント錠のカバーであって、前記回動部材の回動軸方向において、第1方向側に前記台座が設けられ、第2方向側に前記回動部材が設けられたクレセント錠、及び前記回動部材の回動軸方向において、第1方向側に前記回動部材が設けられ、第2方向側に前記台座が設けられたクレセント錠のいずれについても、前記突出部を前記回動部材と前記台座との間に挿入可能であり、且つ、前記係合部を前記クレセント錠に係合可能であることを特徴とする。
このようなクレセント錠のカバーによれば、回動軸方向において回動部材を台座に対してどちらに設けられていても、クレセント錠のカバーを設置することが可能となる。
かかるクレセント錠のカバーであって、前記外装部が、前記外装部が、切欠き部を有し、前記切欠き部が、前記係合部の位置と対応した位置に設けられていることを特徴とする。
このようなクレセント錠のカバーによれば、クレセント錠のカバーの外観から係合部の位置を認識しやすくなり、クレセント錠と係合部との係合をより容易に解除することができる。
かかるクレセント錠のカバーであって、前記カバーの挿入方向に延出した延出部を有し、前記係合部は、前記挿入方向の下流側の部位に係合可能であり、前記延出部は、前記挿入方向の上流側の部位に当接可能であることを特徴とする。
このようなクレセント錠のカバーによれば、延出部とクレセント錠のカバーとの接触によって、クレセント錠のカバーを挿入しすぎてしまう恐れを軽減させることができる。
1 建具、2 窓枠、3 障子、5 クレセント錠、51 台座、52 回動部材、53 ハンドル部、54 鎌錠部、55 錠受け、10 カバー(クレセント錠のカバー)、11 突出部、11a 第1突出部、11b 第2突出部12 係合部、12p 突起部、13 延出部、15 切欠き部、18 外装部、18a 上面、18b 下面、18c 側面、18d 側面、18e 側面、20 カバー(クレセント錠のカバー)、21 突出部、21a 第1突出部、21b 第2突出部、22 係合部、22a 第1係合部、22b 第2係合部、23 延出部、25 切欠き部、28 外装部、28a 上面、28b 下面、28c 側面、28d 側面、28e 側面、70 解除部材、s 隙間

Claims (5)

  1. 台座と、
    前記台座に軸支され、開錠状態と施錠状態との間を回動可能な回動部材を備えるクレセント錠のカバーであって、
    前記クレセント錠の少なくとも一部を覆う外装部と、
    前記回動部材と前記台座との間に挿入可能な突出部と、
    前記クレセント錠に係合可能な係合部と、
    を有し、
    前記外装部は、前記係合部と上下方向において重なる位置に切欠き部を有することを特徴とするクレセント錠のカバー。
  2. 請求項1に記載のクレセント錠のカバーであって、
    前記係合部は、前記回動部材の回動軸方向において、前記台座が位置する側とは反対側から前記回動部材に係合可能であることを特徴とするクレセント錠のカバー。
  3. 請求項1に記載のクレセント錠のカバーであって、
    前記係合部が、前記台座に係合可能であることを特徴とするクレセント錠のカバー。
  4. 請求項2又は3に記載のクレセント錠のカバーであって、
    上下方向の中央について対称な形状をなしており、
    前記回動部材の回動軸方向において、第1 方向側に前記台座が設けられ、第2 方向側に前記回動部材が設けられたクレセント錠、及び
    前記回動部材の回動軸方向において、第1 方向側に前記回動部材が設けられ、第2 方向側に前記台座が設けられたクレセント錠のいずれについても、
    前記突出部を前記回動部材と前記台座との間に挿入可能であり、且つ、前記係合部を前
    記クレセント錠に係合可能であることを特徴とするクレセント錠のカバー。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載のクレセント錠のカバーであって、
    前記カバーの挿入方向に延出した延出部を有し、
    前記係合部は、前記挿入方向の下流側の部位に係合可能であり、
    前記延出部は、前記挿入方向の上流側の部位に当接可能であることを特徴とするクレセント錠のカバー。
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