JP2906313B2 - 両開き扉装置の自動フランス落とし装置 - Google Patents

両開き扉装置の自動フランス落とし装置

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JP2906313B2 JP14552393A JP14552393A JP2906313B2 JP 2906313 B2 JP2906313 B2 JP 2906313B2 JP 14552393 A JP14552393 A JP 14552393A JP 14552393 A JP14552393 A JP 14552393A JP 2906313 B2 JP2906313 B2 JP 2906313B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉の向こう側が階段で
ある場合の防火用両開き扉装置の,先に閉扉される方の
扉の開閉側の上部角部または下部角部に取着しておい
て、火災等で防火用両開き扉が閉じた際に、ロックピン
がピン軸方向に自動スライドして扉枠に穿設された鍵孔
に突出嵌合し該一方の扉を閉扉状態に自動ロックするよ
うになっていて、扉が閉じた後に避難する人が多数殺到
してもロックされていない方の扉しか開かないことによ
り避難する人が階段へ多数殺到するのを回避できて安全
を確保できる,両開き扉装置の自動フランス落とし装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両開き扉装置において、先に閉じ
る方の扉を閉扉状態にロックし、後から閉じる方の扉し
か開かないようにするためには、フランス落としが用い
られている。フランス落としとは、先に閉じる方の扉の
開閉側の上部または下部に取着されていて、縦軸である
ロックピンと該ロックピンを軸方向スライド可能に抱持
しかつスライドの両端でロックピンを位置決めロックし
得るようにガイドするフランス落とし本体とを有してな
り、手動により、ロックピンをピン軸方向にスライドし
て扉枠に穿設された鍵孔に突出嵌合しロックピンをロッ
クすることにより、前記先に閉じる方の扉を閉扉状態に
ロックし得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】火災等が発生し防火用
両開き扉装置が自動閉扉すると、その後に避難する人
は、どちらかの扉を手で開いて通ることになる。避難す
る人が多数殺到すると、両方の扉を押し開けて通ろうと
するが、扉の向こう側が階段であるときは、避難する人
が階段で将棋倒しになるなどの危険が予測される。そこ
で、防火用両開き扉の向こう側が階段である場合には、
防火用両開き扉の先に閉じる方の扉の扉閉じ合わせ端面
にフランス落としを取着しておいて、火災等で防火用両
開き扉が閉じた際に、フランス落としのロックピンがピ
ン軸方向に自動スライドして扉枠に穿設された鍵孔に突
出嵌合し先に閉じる方の扉が閉扉状態に自動ロックする
機能を備えていることが要望される。しかしながら、従
来のフランス落としは、火災等で防火用両開き扉が閉じ
た際にロックピンを自動スライドして閉扉状態に自動ロ
ックし得る機能は有していないので、扉の向こう側が階
段である場合の防火用両開き扉には採用されていなかっ
た。
【0004】本発明は、上述した点に鑑み案出したもの
で、扉の向こう側が階段である場合の防火用両開き扉装
置の,先に閉扉される方の扉の開閉側の上部角部または
下部角部に取着しておいて、火災等で防火用両開き扉が
閉じた際に、ロックピンがピン軸方向に自動スライドし
て扉枠に穿設された鍵孔に突出嵌合し該一方の扉を閉扉
状態に自動ロックするようになっていて、扉が閉じた後
に避難する人が多数殺到してもロックされていない方の
扉しか開かないことにより通る人数を制限でき、避難す
る人が階段へ多数殺到するのを回避できて安全を確保で
きる,防火用両開き扉装置の自動フランス落とし装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段として、両開き扉の先に閉扉される
方の扉の開閉側の上部角部と下部角部の少なくともいず
れか一方に取着される筐体10を備えているとともに、
該筐体10内に、ロックピン21がロックピン突出用ば
ね22の付勢により筐体10の上または下の端面部に穿
設されたロックピン突出用孔23より筐体外方へ所要寸
法突出し得るとともに、ロックピン21にリンクされた
リセットアーム24を揺動するように構成されたピンロ
ック装置20と、トリガー31がトリガー突出用ばね3
2により付勢されてトリガー頭部31aが筐体10の扉
閉じ合わせ側の端面部に穿設されたトリガー突出用孔3
3より筐体外方へ突出していて、トリガー頭部31aが
押動されることにより、トリガー31と一体的に設けら
れたフック部34aが、前記ロックピン21と一体的に
設けられた突出防止ピン25に対する係止を解除してロ
ックピン21がロックピン突出用ばね22の付勢により
ロックピン突出用孔23から突出するのを許すように構
成されたトリガー装置30と、前記筐体10の扉閉じ合
わせ端面に穿設されたリセットボタン押し込み用孔43
に臨んで設けられたリセットボタン41を、指頭で押圧
すると、リセットボタン押し込み用孔43の方向へ押圧
しているリセットボタン用ばね42の付勢に抗してリセ
ットボタン41が押し込まれて、リセットボタン41と
一体的に設けられた押し戻し板44が、前記リセットア
ーム24を揺動復帰させてロックピン21をロックピン
突出用孔23より筐体内方へ引っ込ませるように構成さ
れたリセット装置40を備えていることを特徴とする両
開き扉装置の自動フランス落とし装置を提供するもので
ある。
【0006】
【作用】本発明の自動フランス落とし装置は、扉の向こ
う側が階段である場合の両開き扉の先に閉扉される方の
扉の開閉端の上または下の角部に取着されるものであ
る。火災等が発生して煙感知器が煙を感知し両開き扉が
閉じられると、後から閉じられる方の扉の開閉端でトリ
ガー頭部31aが押し込められることにより、フック部
34aが突出防止ピン25に対する係止を解除するか
ら、ロックピン21がロックピン突出用ばね22の付勢
によりピン軸方向に自動スライドして突出し扉枠に穿設
された鍵孔に嵌合し該一方の扉を閉扉状態に自動ロック
する。このため、扉が閉じた後に避難する人が多数殺到
してもロックされていない方の扉しか開かないことによ
り通る人数を制限でき、避難する人が階段へ多数殺到す
るのを回避できて安全を確保できる。閉扉状態に自動ロ
ックされた該一方の扉を開扉するには、リセットボタン
41を指頭で押し込む。すると、押し戻し板44がリセ
ットアーム24を揺動復帰させてロックピン21を引っ
込ませるから、ロックピン21の扉枠に穿設された鍵孔
に対する嵌合ロックを解除でき、フック部34aが突出
防止ピン25に対して再び係止し、ロックピン21が扉
枠の方向にスライドできないようにロックされる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例にかかる両開き扉装置の自動
フランス落とし装置を図面を参照して説明する。先ず、
図1,図2を参照して構成を説明する。図1は、先に閉
じられる右側の扉a2の開閉端の上下の角部に上下勝手
反対に一対の本発明の自動フランス落とし装置B1,B
2を上下一対に装備した両開き扉装置Aを示す。両開き
扉装置Aは、扉枠a1に二枚の扉a2,扉a3が中心吊
りヒンジa4,a4,・・で取り付けられ、通常時は全
開されていて右側の扉a2及び左側の扉a3に付設され
た係止具C,Cと、通路壁Wの所要箇所に設置された煙
感知器(図示しない)の検知信号に基づいて解錠される
扉係止装置D,Dにより係止されていて、火災等が発生
して煙感知器が煙を感知すると、扉係止装置D,Dが解
錠しドアクローザa5,a5の働きで、右側の扉a2及
び左側の扉a3が閉扉していき、その際、閉扉順序捌き
装置a6の働きで右側の扉a2が先に閉じてから左側の
扉a3が閉扉するようになっていて、左側の扉a3が閉
扉する際に、右側の扉a2に取り付けられた上下一対の
自動フランス落とし装置B1,B2のトリガー頭部31
aが右方へ押圧されてロックピン21,21がばねの付
勢により扉枠a1,a1の方向に自動スライドして扉枠
a1に穿設された鍵孔に嵌合して右側の扉a2の閉扉状
態をロックするようになっており、さらに、左側の扉a
3を開扉してリセットボタン41,41を右方へ押し込
むと、ロックピン21,21が引っ込んだ状態になり、
右側の扉a2も再び開扉できるようになっている。上側
の自動フランス落とし装置B2と下側の自動フランス落
とし装置B1は、同一品が逆さに取り付けられており、
いずれか一方が備えられていれば足りる。
【0008】図2は、下に取り付けられる自動フランス
落とし装置を示す。図2(a)に示すように、自動フラ
ンス落とし装置Bは、弁当箱程度の大きさの筐体10内
に、ピンロック装置20とトリガー装置30とリセット
装置40とを内蔵していて、トリガー頭部31aを押し
込むとフック部34aが突出防止ピン25に対する係止
を解除してロックピン21が下へ突出するとともに、リ
セットアーム24を揺動し、リセットボタン41を押し
込むとリセットアーム24が揺動復帰してロックピン2
1が引き上るように構成されている。以下、詳細に説明
する。
【0009】筐体10は、上下左右の辺がプレスにより
折り曲げられた箱形の主体10aに、ピンロック装置2
0とトリガー装置30とリセット装置40とを内蔵して
から、蓋板10bが被せられ、主体10a内に収まる四
本の連結軸10c,10c,・・により主体10aと蓋
板10bが固定され、ステンレス帯板製のアングル形の
化粧板10dが主体10aの側面及び底面に重ねられ、
リベット10e,10e・・により固定され、化粧板1
0dの垂直辺部と水平辺部が主体10aよりも長く延び
ていて扉取り付け部10d’,10d’がねじ10f,
10fにより扉へ取り付けられるようになっている。
【0010】ピンロック装置20は、ロックピン21が
ロックピン突出用ばね22により付勢されてロックピン
突出用孔23より突出でき、かつ、リセットアーム24
を揺動するようになっている。ロックピン21は、縦軸
状に設けられ、ロックピン21の内端平滑部に押出しプ
レート26が重ねられねじ27で固定されている。押出
しプレート26に上下配置に固設された突出防止ピン2
5とガイドピン28が筐体10に開設された縦長スリッ
ト10g,10hに係合案内されることにより、ロック
ピン21が上下にスライド可能となっている。さらに、
ロックピン突出用ばね22は、押出しプレート26に付
設されたばね係止用突起29aと筐体10に固設された
ブラケット29bに付設されたばね係止用突起29cと
の間に弾着されていて、ロックピン21を下方へ付勢し
てロックピン21の下端を筐体10の下の端面部に穿設
されたロックピン突出用孔23より筐体外方へ突出し得
るようになっている。リセットアーム24は、L字形に
形成されていて屈曲部に付設されたボス24aに回転中
心となる連結軸10cが嵌挿されていて、アーム水平辺
部の端部に穿設された長孔24bが前記ガイドピン28
に嵌合されているとともに、アーム垂直辺部の端部にリ
セットストライカー24cがねじ止めされている。リセ
ットアーム24は、ロックピン21の下端がロックピン
突出用孔23より筐体外方へ突出に連動して揺動し、リ
セットストライカー24cをリセット装置40の押し戻
し板44の正面に近接するようになっている。
【0011】トリガー装置30は、横長なロックピン係
止プレート34に穿設された横長なガイド孔34b,3
4bに筐体10に固定された二本のガイドピン35,3
5が挿通されてロックピン係止プレート34が横スライ
ド可能に取り付けられ、該ロックピン係止プレート34
の対扉取付時に外端側となる一端にトリガー31がねじ
36で接続固定され、トリガー頭部31aが筐体10の
扉閉じ合わせ側の端面部に穿設されたトリガー突出用孔
33より筐体外方へ突出していて、ロックピン係止プレ
ート34の他端に付設されたばね係止用突起37aと筐
体10に付設されたばね係止用突起37bとの間に弾着
されたトリガー突出用ばね32により、トリガー31が
付勢されている。トリガー装置30は、ロックピン係止
プレート34の下端に一体的に延設されたフック部34
aを備えていて、該フック部34aが、筐体内に引っ込
められたロックピン21と一体的に設けられた突出防止
ピン25に対して下側に入り込んでロックピン21の下
降をロックするようになっており、トリガー頭部31a
が筐体内方へ押動されると、フック部34aが突出防止
ピン25の下位置から側方へ逃げて係止解除し、ロック
ピン21がロックピン突出用ばね22の付勢によりロッ
クピン突出用孔23から突出するのを許すようになって
いる。
【0012】リセット装置40は、筐体10内面に固定
されたアングル形のブラケット46が、帯板の両端を直
角に折り曲げた形状の押し戻し板44の矩形窓44aに
通され該押し戻し板44を案内するととも、押し戻し板
44の一端に穿設された小孔に内端小軸部41aが嵌合
されスナップリング47で連結されたリセットボタン4
1が筐体10内面に固定されたガイドプレート45のガ
イド孔に摺動可能に嵌合され、前記ブラケット46に付
設されたばね係止用突起48と前記内端小軸部41aと
の間に弾着されたリセットボタン用ばね42により、リ
セットボタン41が筐体10の扉閉じ合わせ端面に穿設
されたリセットボタン押し込み用孔43よりも引っ込ん
だ状態に筐体外方へ付勢されている。そうして、リセッ
ト装置40は、リセットボタン押し込み用孔43を通し
てリセットボタン41がリセットボタン用ばね42の付
勢に抗して押し込まれると、押し戻し板44の正面に近
接位置するリセットストライカー24cを元位置へ押し
戻してリセットアーム24を揺動復帰させてロックピン
21をロックピン突出用孔23より筐体10内方へ引っ
込ませるように構成されている。
【0013】次に、上記のように構成された実施例の両
開き扉装置の自動フランス落とし装置の作用を図3を参
照して説明する。図3(a)は、火災等が発生して煙感
知器が煙を感知し両開き扉が閉じられて、自動フランス
落とし装置Bが取り付けられた右側の扉a2が先に閉じ
られ、左側の扉が閉じられていない状態を示す。右側の
扉a2の下の角部に取り付けられた自動フランス落とし
装置Bは、トリガー頭部31aが押し込められていない
ので、フック部34aが突出防止ピン25の下側に来て
係止し、ロックピン21がロックピン突出用孔23から
突出しない。図3(b),(c)は、左側の扉a3が閉
じられた状態を示す。左側の扉a3が閉じられると、図
3(b)に示すように、自動フランス落とし装置Bは、
左側の扉a3の開閉端によってトリガー頭部31aがト
リガー突出用ばね32の付勢に抗して押し込められ、ト
リガー31と一体的に設けられたフック部34aが、ロ
ックピン21と一体的に設けられた突出防止ピン25に
対する係止を解除し、次いで、図3(c)に示すよう
に、ロックピン21がロックピン突出用ばね22の付勢
によりピン軸方向に自動スライドしてロックピン突出用
孔23から突出し扉枠a1に穿設された鍵孔a1’に突
出嵌合し右側の扉a2を閉扉状態に自動ロックする。他
方、リセットアーム24を揺動して押し戻し板44の正
面にリセットストライカー24cが近接位置する。図3
(d)は、左右の扉が自動閉扉した後に、避難する人が
左側の扉a3を開いた状態を示す。右側の扉a2を自動
ロックする自動フランス落とし装置Bは、左側の扉a3
が開かれると、トリガー突出用ばね32の付勢によりト
リガー頭部31aが当初の突出状態に復帰する。しか
し、自動フランス落とし装置Bによる右側の扉a2の自
動ロックに変化がない。従って、扉が閉じた後に避難す
る人が多数殺到してもロックされていない方の扉しか開
かないことにより通る人数を制限でき、避難する人が階
段へ多数殺到するのを回避できて安全を確保できる。図
3(e)は、火災等の事件が一段落した後、左側の扉を
開いてから右側の扉a2の自動フランス落とし装置Bに
よる自動ロックを解除した状態を示す。指頭でリセット
ボタン押し込み用孔43を通してリセットボタン41を
リセットボタン用ばね42の付勢に抗して押し込むと、
押し戻し板44がリセットストライカー24cを元位置
へ押し戻し、リセットアーム24が揺動復帰してロック
ピン21をロックピン突出用ばね22の付勢に抗して筐
体10内方へ引っ込ませ、その際、突出防止ピン25が
フック部34aの傾斜面を押し、楔作用でフック部34
aを右方へ押動してロックピン21が上昇復帰し、突出
防止ピン25に対してフック部34aが下側に来て係止
し、ロックピン21を下降できないようにロックするの
で、扉のロック解除が維持される。なお、リセットボタ
ン41は指頭が離れるとリセットボタン用ばね42の付
勢により元位置に復帰する。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の両開
き扉装置の自動フランス落とし装置によれば、扉の向こ
う側が階段である場合の防火用両開き扉装置の左右の扉
の中、先に閉じる方の扉の開閉側の上部角部または下部
角部の少なくとも一方に取着しておいて、防火用両開き
扉装置が火災等で閉扉する際に,先に閉扉する方の扉の
自動ロック装置となるもので、後から閉じる方の扉の端
面でトリガー頭部が押圧されて、ロックピンがピン軸方
向に自動スライドして扉枠に穿設された鍵孔に突出嵌合
し閉扉状態に自動ロックするようになっているから、扉
が閉じた後に避難する人が多数殺到してもロックされて
いない方の扉しか開かないことにより通る人数を制限で
き、避難する人が階段へ多数殺到するのを回避できて安
全を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動フランス落とし装置を装備し
た両開き扉装置の正面図。
【図2】(a)は本発明に係る両開き扉装置の自動フラ
ンス落とし装置を縦断正面図、(b)は左側面図、
(c)は下面図、(d)は図(a)におけるIId−IId
断面図、(e)は図(a)におけるIIe−IIe断面図、
(f)は図(a)におけるIIf−IIf断面図。
【図3】本発明に係る両開き扉装置の自動フランス落と
し装置を動作工程図。
【符号の説明】
10 ・・・筐体、 20 ・・・ピンロック装置、 21 ・・・ロックピン、 22 ・・・ロックピン突出用ばね、 23 ・・・ロックピン突出用孔、 24 ・・・リセットアーム、 30 ・・・トリガー装置、 31 ・・・トリガー、 31a ・・・トリガー頭部、 32 ・・・トリガー突出用ばね、 33 ・・・トリガー突出用孔、 34a ・・・フック部、 40 ・・・リセット装置、 41 ・・・リセットボタン、 42 ・・・リセットボタン用ばね、 43 ・・・リセットボタン押し込み用孔、 44 ・・・押し戻し板、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両開き扉装置の先に閉扉される方の扉の
    開閉側の上部角部と下部角部の少なくともいずれか一方
    に取着される筐体を備えているとともに、該筐体内に、
    ロックピンがロックピン突出用ばねの付勢により筐体の
    上または下の端面部に穿設されたロックピン突出用孔よ
    り筐体外方へ所要寸法突出し得るとともに、ロックピン
    にリンクされたリセットアームを揺動するように構成さ
    れたピンロック装置と、トリガーがトリガー突出用ばね
    により付勢されてトリガー頭部が筐体の扉閉じ合わせ側
    の端面部に穿設されたトリガー突出用孔より筐体外方へ
    突出していて、トリガー頭部が押動されることにより、
    トリガーと一体的に設けられたフック部が、前記ロック
    ピンと一体的に設けられた突出防止ピンに対する係止を
    解除してロックピンがロックピン突出用ばねの付勢によ
    りロックピン突出用孔から突出するのを許すように構成
    されたトリガー装置と、前記筐体の扉閉じ合わせ端面に
    穿設されたリセットボタン押し込み用孔に臨んで設けら
    れたリセットボタンを、指頭で押圧すると、リセットボ
    タン押し込み用孔の方向へ押圧しているリセットボタン
    用ばねの付勢に抗してリセットボタンが押し込まれて、
    リセットボタンと一体的に設けられた押し戻し板が、前
    記リセットアームを揺動復帰させてロックピンをロック
    ピン突出用孔より筐体内方へ引っ込ませるように構成さ
    れたリセット装置を備えていることを特徴とする両開き
    扉装置の自動フランス落とし装置。
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