JP7228809B2 - レーザ装置及びそれを用いたレーザ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ装置及びそれを用いたレーザ加工装置に関する。
従来、大出力のレーザ装置では、温度上昇による性能低下を防止するため、内部のレーザ光源や光学部品を水冷して温度を安定化させる構成が採用されている。一方、レーザ装置の温度が所定値以下になると、内部で結露が生じ、レーザ光が結露水に吸収されたり散乱されたりして、レーザ出力が安定しないという問題があった。
そこで、特許文献1には、レーザ装置内のレーザモジュールを冷却するとともに、レーザモジュールを収容する筐体内の温度をエアコンで制御する構成が開示されている。この構成では、筐体0内に供給されるパージエアーから低露点のドライエアーを生成してレーザモジュールに供給し、レーザモジュール内部の露点を低下させている。また、筐体内の温度を制御することで、レーザモジュールの冷却効率を高めている。
特開2016-081993号公報
しかし、特許文献1に開示される従来の構成では、常時、ドライエアーを生成し、レーザ装置内に供給するため、レーザ装置の運転費用が高くなるおそれがあった。また、ドライエアー供給設備や設備内の部品のメンテナンスまたは交換周期が短くなり、レーザ装置のメンテナンス費用が増大するおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、その目的は、内部の湿度を所定の範囲に維持しつつ、運転費用やメンテナンス頻度が抑制可能なレーザ装置及びそれを用いたレーザ加工装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るレーザ装置は、レーザ光を発生するレーザモジュールと、前記レーザモジュールの内部に設けられた第1の湿度センサと、吸着剤を内部に有し、前記レーザモジュールの内部を除湿するための除湿器と、前記レーザモジュールと前記第1の湿度センサと前記除湿器とを内部に有するレーザ発振器と、前記レーザ発振器のレーザ発振を制御するとともに、前記第1の湿度センサで測定された前記レーザモジュールの内部の湿度に基づいて前記除湿器の運転を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記レーザモジュールの内部の湿度が第2の値を超えた場合は、前記除湿器の運転を開始する一方、前記第2の値よりも低い第1の値以下になった場合は、前記除湿器の運転を停止することを特徴とする。
この構成によれば、レーザ発振器から出射されるレーザ光出力を安定化できる。また、レーザモジュールの内部の湿度が第1の値以下になった場合、除湿器の運転を停止することで、除湿器、ひいてはレーザ装置の運転費用が増加するのを抑制できる。
また、本発明に係るレーザ加工装置は、前記レーザ装置と、前記レーザ光を受け取ってワークに向けて照射するレーザ加工ヘッドと、前記レーザ加工ヘッドを保持するとともに所望の位置に移動させるマニピュレータと、を少なくとも備えたことを特徴とする。
この構成によれば、安定した出力のレーザ光でワークを加工することができ、ワークの加工品質を高く維持できる。また、レーザ装置のメンテナンス頻度やメンテナンス費用が増加するのを抑制できるため、レーザ加工装置自体のメンテナンス費用を低減できる。
本発明のレーザ装置によれば、レーザ光出力を安定化できる。また、運転費用が増加するのを抑制できる。また、本発明のレーザ加工装置によれば、ワークの加工品質を高く維持できる。また、メンテナンス費用を低減できる。
本発明の実施形態1に係るレーザ加工装置の構成を示す模式図である。 レーザ装置の構成を示す模式図である。 レーザ装置の運転手順を示すフローチャートである。 レーザモジュールの内部の湿度とレーザ発振器から出射されたレーザ光出力との関係を示す図である。 本発明の実施形態2に係るレーザ装置の運転手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る制御部の機能ブロックの構成を示す模式図である。 レーザ発振器の内部の湿度とエアーポンプの寿命との関係を示す図である。 本発明の実施形態4に係るレーザ装置の構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態)
[レーザ加工装置及びレーザ装置の構成]
図1は、本実施形態に係るレーザ加工装置の構成を示し、レーザ加工装置1000は、レーザ装置100とレーザ加工ヘッド200と光ファイバ300とマニピュレータ400とロボット制御部500とを有している。
レーザ装置100は、光ファイバ300に接続され、レーザ発振器10(図2参照)で発生したレーザ光が光ファイバ300を介してレーザ加工ヘッド200に導光される。レーザ加工ヘッド200は、光ファイバ300で導光されたレーザ光をワークWに照射する。マニピュレータ400は、先端にレーザ加工ヘッド200が取り付けられ、レーザ加工ヘッド200を移動させる。ロボット制御部500は、マニピュレータ400の動作を制御する。なお、レーザ発振器10には、図示しない電源からレーザ発振のための電力が供給される。
レーザ加工装置1000は、レーザ加工ヘッド200が取付けられたマニピュレータ400を動作させて、レーザ装置100から出力されたレーザ光をワークWに向けて所望の軌跡で照射することで、ワークWの切断や溶接、穴あけ加工等を行うのに使用される。
光ファイバ300の一部はレーザ発振器10の内部に配置され、レーザ加工ヘッド200と光ファイバ300の残部とマニピュレータ400とはレーザ発振器10と隔てられた加工室600の内部に配置され、ロボット制御部500はレーザ発振器10及び加工室600と隔てられた制御室700の内部に配置されている。レーザ装置100のうち制御部30は制御室700の内部に配置されている。なお、制御室700は、レーザ光の一部が反射等されて入り込まないようにレーザ発振器10及び加工室600と光学的に遮蔽されている。
図2は、本実施形態に係るレーザ装置の構成の模式図を示し、レーザ装置100は、レーザ発振器10と除湿器20と制御部30とを有している。
レーザ発振器10は、複数のレーザモジュール11とビーム結合器12と集光光学ユニット13と除湿器20とを有している。また、レーザ発振器10はこれらを内部に収容する筐体50を有している。集光光学ユニット13には光ファイバ300の一端が接続され、レーザ光を図1に示すレーザ加工ヘッド200に導光する。なお、説明の便宜上、レーザモジュール11に電力を供給する電源の図示及び説明を省略する。
レーザモジュール11は、異なる波長のレーザビームを発する複数のレーザダイオードまたはレーザアレイからなり、レーザモジュール11内で波長合成されたレーザ光が各レーザモジュール11からそれぞれ出射される。また、複数のレーザモジュール11の内部にそれぞれ内部の湿度を測定する第1の温湿度センサTHS1が配設されている。
ビーム結合器12は、複数のレーザモジュール11からそれぞれ出射されたレーザ光を一つのレーザ光に結合して集光光学ユニット13に出射する。具体的には、各々のレーザ光の光軸を近接又は一致させるとともに、互いの光軸が平行になるように結合する。なお、レーザ光の波長域は、例えば900nm~1μmの間にある。
集光光学ユニット13は、内部に配設された集光レンズ(図示せず)によって、入射されたレーザ光のビーム径を所定の倍率で縮小し、光ファイバ300に入射する。また、集光光学ユニット13は図示しないコネクタを有し、コネクタには光ファイバ300の一端が接続されている。
レーザモジュール11とビーム結合器12と集光光学ユニット13とはそれぞれ連通している。また、レーザモジュール11の外部でかつ筐体50の内部に第2の温湿度センサTHS2が配設されている。第2の温湿度センサTHS2は、筐体50の内部、言い換えるとレーザ発振器10の内部の湿度を測定している。
レーザ発振器10をこのような構成とすることで、レーザ光出力が数kWを超える高出力のレーザ装置100を得ることができる。なお、本実施形態では、4つのレーザモジュール11がレーザ発振器10に搭載されているが、特にこれに限定されない。レーザモジュール11の搭載個数は、レーザ装置100に要求される出力仕様や、個々のレーザモジュール11の出力仕様によって適宜変更されうる。
なお、図示しないが、レーザ発振器10の内部には、集光光学ユニット13内の集光レンズを含め、数個~十数個の光学部品が配設されている。
除湿器20は、ドライエアー分配器21とエアーポンプ22とデシケータ23とを有しており、エアーポンプ22とデシケータ23とドライエアー分配器21とは配管24を介して直列に接続されている。また、ドライエアー分配器21から複数に分岐した配管24は、複数のレーザモジュール11のそれぞれに接続されている。エアーポンプ22から吐出された気流は、配管24を介してデシケータ23に流入される。デシケータ23の内部には図示しない吸着剤であるデシカントが配設されており、デシケータ23に流入した気流中の水分がデシカントに吸収されて、水分含有量が低下した気流がデシケータ23から吐出される。デシケータ23から吐出された気流は、ドライエアー分配器21と配管24とを介して、レーザモジュール11の内部に流入する。前述したように、各レーザモジュール11とビーム結合器12と集光光学ユニット13は連通しているため、水分含有量が低下した気流がこれらの内部を流れ、配管24及びドライエアー分配器21を介してエアーポンプ22の吸気口に流入する。
このように、エアーポンプ22を駆動して、除湿器20とレーザモジュール11の内部との間で気流を循環させることで、レーザモジュール11の内部の湿度は一定の飽和値に到るまで低下する。なお、本実施形態において、エアーポンプ22から吐出する気流は大気であるが、窒素ガスまたは他の不活性ガスであってもよい。
制御部30は、レーザモジュール11と除湿器20とに接続されており、除湿器20の運転を制御する。具体的には、エアーポンプ22に制御信号を出力して、エアーポンプ22の運転、例えば駆動開始や停止を制御する。また、制御部30は、第1の温湿度センサTHS1の出力信号を受け取って、レーザモジュール11の内部の温度や湿度及び露点を算出する。
また、制御部30は、レーザモジュール11のレーザ発振を制御する。具体的には、各々のレーザモジュール11に接続された図示しない電源に対して出力電圧やオン時間等の制御信号を供給することにより、レーザ発振制御を行う。なお、各々のレーザモジュール11に対して個別にレーザ発振制御を行うことも可能である。例えば、レーザモジュール11毎にレーザ発振出力やオン時間等を異ならせるようにしてもよい。
また、第2の温湿度センサTHS2は制御部30に接続されており、制御部30は、第2の温湿度センサTHS2の出力信号を受け取って、レーザ発振器10の内部の温度や湿度及び露点を算出する。また、筐体50には配管40が接続されており、図示しないドライエアー供給機構から、湿度が所定値以下、例えば、10%以下となるように制御されたドライエアーが筐体50の内部に供給可能に構成されている。なお、ドライエアーの代わりに、湿度が所定値以下となるように制御された窒素ガスまたは他の不活性ガスが筐体50の内部に供給されるようにしてもよい。なお、レーザ装置100の運転コストあるいは設置環境に鑑みて、配管40及びドライエアー供給機構を省略するようにしてもよい。
また、制御部30は、レーザ加工作業者等にデシカントの交換時期を知らせるためのアラームを報知する報知部31を有している。アラームを報知する条件等については後で詳述する。
[レーザ装置の運転方法]
図3は、本実施形態に係るレーザ装置の運転手順を示す。なお、図3に示すフローチャートにおいて、判定ステップは制御部30で実行される。また、以降の説明において、第1の値H1を5%、第2の値H2を10%、第3の値H3を20%、第4の値H4を30%とする。
まず、第1の温湿度センサTHS1によりレーザモジュール11の内部の湿度HLM(以下、単に湿度HLMと言うことがある。)を測定する(ステップS11)。湿度HLMが第2の値H2以上であるか否かを判定し(ステップS12)、ステップS12での判定結果が肯定的であれば、エアーポンプ22を駆動して除湿器20の運転を開始する(ステップS13)。ステップS13の実行後にステップS14に進む。なお、ステップS11の実行時点で、既に除湿器20の運転が開始されていれば、ステップS13をスキップしてステップS14に進む。また、ステップS12での判定結果が否定的、言い換えると、湿度HLMが第2の値H2未満である場合も同様に、ステップS13をスキップしてステップS14に進む。
次に、湿度HLMが第1の値H1以上、第2の値H2未満であるか否かを判定し(ステップS14)、判定結果が肯定的であれば、除湿器20の運転を停止する(ステップS15)。所定の時間経過後に、ステップS11に戻って、再度、湿度HLMを測定し、以降のステップに進む。
一方、ステップS14での判定結果が否定的であれば、湿度HLMが第3の値H3以下であるか否かを判定し(ステップS16)、判定結果が肯定的であれば、除湿器20を継続して運転する(ステップS17)とともに、所定の時間経過後に、ステップS11に戻って、再度、湿度HLMを測定し、以降のステップに進む。
一方、ステップS16での判定結果が否定的であれば、湿度HLMが第4の値H4以下であるか否かを判定し(ステップS18)、判定結果が肯定的であれば、制御部30は、報知部31にデシケータ23内のデシカントの交換時期を知らせるためのアラームを報知させる(ステップS19)。一方、ステップS18での判定結果が否定的であれば、制御部30はレーザ発振器10のレーザ発振、具体的にはレーザモジュール11のレーザ発振を停止させる(ステップS20)。また、制御部30は、報知部31にレーザ発振器10が停止した旨のアラームを報知させる。
ここで、第1の値H1と第2の値H2とを決定する要因について説明する。
図4は、レーザモジュールの内部の湿度とレーザ発振器から出射されたレーザ光出力との関係を示す。なお、レーザ光出力は、図1に示す光ファイバ300の出射端から出射されたレーザ光の出力で表わしている。
図4から明らかなように、湿度HLMが増加して10%を超えたあたりからレーザ光出力が低下し始める。この現象は、湿度HLMの増加に伴い、レーザ発振器10の内部でレーザ光の光路中に配設された光学部品の表面に吸着される水分量が増加し、レーザ光が吸着された水分に一部吸収されることに起因していると推定される。前述したように、レーザ発振器10の内部には多数の光学部品が存在しており、各々においてレーザ光が吸収されると、検出できる程度にレーザ光出力が低下するものと考えられる。
前述の第1の値H1及び第2の値H2は、この現象を勘案して決定されている。言い換えると、ステップS14では、湿度HLMが、予め求められた湿度HLMとレーザ光出力との関係に基づいて、レーザ光出力が一定かつ高い値を維持できる範囲内にあるか否かを判定していると言える。
なお、図4は、湿度HLMとレーザ光出力との関係の一例を示したものであり、レーザ発振器10の構成や除湿器20の仕様やレーザモジュール11の容積等に応じて、当該関係は変化しうる。つまり、第1の値H1及び第2の値H2は、前述した値(H1=5%、H2=10%)から適宜変更されうる。
また、第3の値H3は、デシカントが飽和状態に近づいたか否かを判定するための目安であり、除湿器20の寿命、具体的には、エアーポンプ22やデシカントの寿命に応じて、前述の値(H3=20%)から適宜変更されうる。また、第4の値H4は、レーザ光出力の許容下限やレーザ発振器10の内部の光学部品の光学損傷の程度等に応じて、前述の値(H4=30%)から適宜変更されうる。ただし、第1~第4の値H1~H4の間では、式(1)に示す関係が維持されるものとする。
H1<H2<H3<H4 ・・・(1)
[効果等]
以上説明したように、本実施形態のレーザ装置100は、レーザ光を発生するレーザモジュール11と、レーザモジュール11の内部に設けられた第1の温湿度センサTHS1と、吸着剤であるデシカントを内部に有し、レーザモジュール11の内部を除湿するための除湿器20と、レーザモジュール11と第1の温湿度センサTHS1と除湿器20とを内部に有するレーザ発振器10と、レーザ発振器10のレーザ発振を制御するとともに、第1の温湿度センサTHS1で測定された湿度HLMに基づいて除湿器20の運転を制御する制御部30と、を備えている。
制御部30は、湿度HLMが第2の値H2を超えた場合は、除湿器20の運転を開始する一方、第2の値H2よりも低い第1の値H1以下になった場合は、除湿器20の運転を停止する。
レーザ装置100をこのように構成することで、レーザ光出力が低下する前に除湿器20を運転させて、湿度HLMの上昇を抑制し、レーザ光出力を安定化できる。また、湿度HLMが第1の値H1以下になった場合、それ以上に湿度HLMを低下させる必要がないため、除湿器20の運転を停止することで、除湿器20、ひいてはレーザ装置100の運転費用が増加するのを抑制できる。また、デシカントの交換等、除湿器20のメンテナンスを行う期間を延ばせるとともに、除湿器20の残存寿命の減少速度を抑制することができる。このことにより、例えば、除湿器20の残存寿命を従来よりも1.5倍程度延ばすことができる。また、除湿器20、ひいてはレーザ装置100のメンテナンス頻度を低減でき、レーザ装置100のメンテナンス費用が増加するのを抑制できる。
なお、第1の値H1と第2の値H2とは、予め求められた湿度HLMとレーザ発振器10から出射されたレーザ光出力との関係に基づいて決定される。
また、レーザ装置100において、湿度HLMが第4の値H4を超えた場合は、レーザ発振器10のレーザ発振を停止させるようにしてもよい。
レーザ装置100をこのように構成することで、レーザ発振器10から許容下限を下回るレーザ光が出力されるのを防止できる。また、レーザ発振器10の内部の光学部品が破損等するのを抑制できる。前述したように、湿度HLMが第2の値H2を超えると、当該光学部品の表面に水分が吸着し、これにレーザ光の一部が吸収される。吸収されたレーザ光は熱に変換されるため、光学部品の表面は発熱する。湿度HLMが増加すると、水分の吸着量、ひいてはレーザ光の吸収量が増加してしまい、それとともに光学部品の発熱量も増加してしまう。その結果、光学部品に熱的損傷が加わり、光学特性が変化したり、極端な場合には光学部品が破損したりする。
本実施形態によれば、湿度HLMが第4の値H4を超えた場合に、レーザ発振器10のレーザ発振を停止させることで、光学部品の発熱及びそれに伴う損傷等の発生を抑制し、レーザ光出力を安定化できる。また、光学部品の交換頻度が増加するのを抑制して、レーザ装置100のメンテナンス頻度を低減できる。このことにより、レーザ装置100のメンテナンス費用が増加するのを抑制できる。
制御部30は、デシカントの交換時期を知らせるための報知部31を有しており、制御部30は、湿度HLMが第3の値H3を超えた場合に、報知部31にデシカントの交換時期を知らせるためのアラームを報知させる。
制御部30及び報知部31をこのように構成することで、デシケータ23内のデシカントの交換時期の到来をレーザ加工作業者等に確実に知らせることができる。
また、レーザ装置100は、レーザ発振器10の内部に湿度が所定値以下である気体を供給するための気体供給機構を備えていてもよい。
レーザモジュール11はビーム結合器12との連通部分を有しており、高い気密性を有しているわけではない。レーザモジュール11の内部と筐体50の内部とは、気体の出入りが可能に構成されている。また、筐体50とその外部の空間とは、レーザ光が漏れないように光学的に遮蔽されている一方、気体の出入りは可能に構成されている。
このような構成において、筐体50の外部の湿度が高い状態だと、筐体50の内部、つまりレーザ発振器10の内部も湿度が高くなり、ひいては、湿度HLMが増加して、除湿器20を常に運転させなければならなくなる。しかし、この場合、除湿器20のメンテナンス頻度やメンテナンス費用が増加してしまう。
一方、前述の気体供給機構を設けることで、レーザ発振器10の内部の湿度HLO(以下、単に湿度HLOと呼ぶことがある。)及び湿度HLMが増加するのを抑制して、除湿器20、ひいてはレーザ装置100のメンテナンス頻度やメンテナンス費用を低減できる。
また、本実施形態に係るレーザ加工装置1000は、レーザ装置100と、レーザ光を受け取ってワークに向けて照射するレーザ加工ヘッド200と、レーザ加工ヘッド200を保持するとともに所望の位置に移動させるマニピュレータ400と、を少なくとも備えている。
レーザ加工装置1000をこのように構成することで、安定した出力のレーザ光でワークを加工することができ、ワークの加工品質を高く維持できる。また、レーザ装置100の運転費用及びメンテナンス頻度やメンテナンス費用が増加するのを抑制できるため、レーザ加工装置1000自体の運転費用やメンテナンス費用を低減できる。
なお、デシカントの交換時期を知らせるアラームを報知させる条件は、本実施形態で示した以外にも種々の手法を取りうる。以降、実施形態2、3を通じて、これについてさらに説明する。
(実施形態2)
図5は、本実施形態に係るレーザ装置の運転手順を示す。なお、実施形態1に示すのと同様に、図5に示すフローチャートにおいて、判定ステップは制御部30で実行される。
図5に示すステップS21~S23は、図3に示すステップS11~S13と同様であるので、説明を省略する。なお、ステップS22での判定結果が否定的な場合にも、ステップS13に進む。また、ステップS21の実行時点で、既に除湿器20の運転が開始されていれば、ステップS23をスキップしてステップS24に進むのは実施形態1と同様である。
ステップS22の実行後に、除湿器20が運転された状態で所定の時間Tが経過した時点で、湿度HLMが低下しているか否かを判定し(ステップS24)、判定結果が肯定的であれば、ステップS25に進んで、湿度HLMが第1の値H1以下であるか否かを判定する。ステップS25での判定結果が肯定的であれば、除湿器20の運転を停止する(ステップS26)。所定の時間経過後に、ステップS21に戻って、再度、湿度HLMを測定し、以降のステップに進む。ステップS25での判定結果が否定的であれば、ステップS24に戻る。
一方、ステップS24での判定結果が否定的であれば、デシカントが飽和状態に近づいたと判定し、制御部30は、報知部31にデシケータ23内のデシカントの交換時期を知らせるためのアラームを報知させ(ステップS27)、順次、レーザ発振器10のレーザ発振を停止させる(ステップS28)。また、制御部30は、報知部31にレーザ発振器10が停止した旨のアラームを報知させる。
以上説明したように、本実施形態に係るレーザ装置100において、制御部30は、湿度HLMが第2の値H2以上でかつ除湿器20を所定の時間運転させても湿度HLMが低下しない場合に、報知部31にデシカントの交換時期を知らせるためのアラームを報知させる。
本実施形態によれば、除湿器20を運転させた状態で湿度HLMが低下しているか否かにより、デシカントの交換時期を判定するため、判定精度を高められる。このことにより、不要なデシカント交換を行わずに済み、レーザ装置100の運転費用及びメンテナンス頻度やメンテナンス費用が増加するのを抑制できる。なお、所定の時間Tが経過した後に湿度HLMが所定値以下に低下しているか否かにより、デシカントの交換時期を判定するようにしてもよい。例えば、ステップS24において、除湿器20が運転された状態で5分が経過した時点で、湿度HLMが10%以下に低下しているか否かを判定するようにしてもよい。
(実施形態3)
前述したように、レーザ発振器10の内部には第2の温湿度センサTHS2が設けられている。第2の温湿度センサTHS2で測定された湿度HLOに基づいて、デシカントの交換時期を知らせるためのアラームを報知させることもできる。
図6は、本実施形態に係る制御部の機能ブロックの模式図を示し、図7は、レーザ発振器の内部の湿度とエアーポンプの寿命との関係を示す。なお、図7において、除湿器20が未使用状態でのエアーポンプ22の寿命を示している。また、図7に示すエアーポンプ22の寿命はあくまでも一例であり、エアーポンプ22やデシカントの種類等により適宜変更されうる。
本実施形態に示す制御部30は、記憶部32を有している点で実施形態1に示す制御部30と異なり、記憶部32は、湿度HLMと湿度HLOとエアーポンプ22の運転積算時間Taとをパラメータとして、予め求められたエアーポンプ22及びデシカントの残存寿命をテーブル形式のデータとして保持している。なお、このデータは、実験的に求められるか、あるいはシミュレーションで算出されて求められている。
制御部30は、エアーポンプ22の残存寿命あるいはデシカントの残存寿命に基づいて、報知部31にエアーポンプ22の交換時期あるいはデシカントの交換時期を知らせるためのアラームを報知させる。例えば、エアーポンプ22の残存寿命が予め設定された所定値以下になった場合に、報知部31からにエアーポンプ22の交換時期を知らせるためのアラームが報知される。
本実施形態によれば、湿度HLMだけでなく、湿度HLOとエアーポンプ22の運転積算時間Taを用いて、エアーポンプ22の交換時期あるいはデシカントの交換時期を判定しているため、精度良く当該交換時期を判定できる。
また、前述したように、筐体50は、その外部の空間と気体の出入りが可能に構成されている。レーザ発振器10や加工室600は、特別な湿度管理がなされていない環境に設置されることが多い。例えば、運転コスト等の関係で、筐体50の内部にドライエアー等を供給する気体供給機構を省略するような場合、レーザ発振器10が設置された環境の大気が、そのまま、レーザ発振器10の内部やレーザモジュール11の内部に流入してしまう。
このような場合、例えば、図7に示すように、レーザ発振器10が高温多湿の雰囲気に設置された場合と低温かつ乾燥した雰囲気に設置された場合とでは、湿度HLOが大きく異なり、これに従って、湿度HLMやエアーポンプ22の寿命やデシカントの寿命にも違いが出てくる。なお、図7では、レーザ発振器10を有するレーザ加工装置1000が異なる地域(欧州や日本や東南アジア)に設置された場合に、湿度HLOに違いが生じる例を示している。
本実施形態によれば、第2の温湿度センサTHS2で測定された湿度HLOと、予め準備され、記憶部32に保存されたデータとに基づいて、エアーポンプ22やデシカントの残存寿命を推定し、エアーポンプ22の交換時期あるいはデシカントの交換時期を判定している。このため、レーザ発振器10が設置された環境、特に設置環境の湿度が大きく異なる場合にも、精度良くエアーポンプ22やデシカントの交換時期を判定して、レーザ加工作業者等に交換時期を報知することができる。このことにより、除湿器20のメンテナンスを適切な時期に行うことができ、レーザ装置100のメンテナンス頻度やメンテナンス費用が増加するのを抑制できる。
なお、本実施形態では、記憶部32が制御部30の内部に設けられた例を示したが、記憶部32が制御部30の外部に設けられていてもよい。制御部30とデータのやり取りが可能なように構成されていればよく、例えば、レーザ加工装置1000が設置された場所と異なる場所に設置されたサーバを記憶部32として利用するようにしてもよい。また、記憶部32に保存されたデータは、別の形式であってもよい。
また、記憶部32に上記以外のデータが保存されるようにしてもよい。例えば、レーザ発振器10の動作プログラムや、レーザ発振時の電力や内部温度等の時間経過が保存されるようにしてもよい。
(実施形態4)
図8は、本実施形態に係るレーザ装置の構成の模式図を示す。なお、説明の便宜上、レーザモジュール11と第1の温湿度センサTHS1と制御部30以外の構成部品等については、図示及び説明を省略する。また、実施形態1と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施形態では、4つのレーザモジュール11のそれぞれに取付けられた第1の温湿度センサTHS11~THS14で各レーザモジュール11の内部の湿度を測定し、測定された値の平均値を湿度HLMとしている点で、実施形態1に示す構成と異なる。
前述したように、レーザモジュール11は、それぞれビーム結合器12と連通しているため、互いに気体の出入りが可能に構成されている。従って、第1の温湿度センサTHS11~THS14で測定された値の平均値を湿度HLMとしても、実際の値と大きな差は生じない。また、このようにすることで、除湿器20の運転を簡便に制御できる。
また、第1の温湿度センサTHS11~THS14のうちの1つ、例えば、第1の温湿度センサTHS11での測定値HLM1と他の第1の温湿度センサTHS12~THS14での測定値HLM2~HLM4との比または差分が所定値以上である場合、第1の温湿度センサTHS11あるいはこれが取付けられたレーザモジュール11に何らかの異常が発生していると考えられる。
従って、このような場合に、制御部30が、報知部31に当該異常を知らせるためのアラームを報知させるようにすることで、レーザ装置100の点検やメンテナンスを適切に行うことができ、レーザ加工における不良の発生を未然に防ぐことができる。
(その他の実施形態)
なお、実施形態1~4において、報知部31がアラームを報知する形態として種々の形態を取りうる。例えば、画面の表示が可能なように報知部31を構成して、報知部31に警告画面が表示されるようにしてもよいし、音声の出力が可能なように報知部31を構成して、報知部31から警告音または警告音声が出力されるようにしてもよい。
また、実施形態1~4において、第1及び第2の温湿度センサTHS1,THS2で測定された湿度に基づいて除湿器20やレーザ装置100の運転制御を行う例を示したが、第1及び第2の温湿度センサTHS1,THS2の出力信号に基づいて、制御部30がレーザモジュール11の内部の露点やレーザ発振器10の内部の露点をそれぞれ算出し、当該露点に基づいて除湿器20やレーザ装置100の運転制御を行うようにしてもよい。また、温湿度センサの代わりに、レーザモジュール11及びレーザ発振器10に湿度センサが取付けられるようにしてもよい。
また、レーザ光の発生光源はレーザモジュール11でなくてもよく、単一のレーザ光源であってもよい。また、デシケータ23内の吸着剤はゼオライト系材料でも他のタイプの材料でもよい。
本発明に係るレーザ装置は、レーザ光出力を安定化でき、また、運転費用の増加を抑制できるため、金属加工等に用いられる大出力のレーザ装置に適用する上で有用である。
10 レーザ発振器
11 レーザモジュール
20 除湿器
22 エアーポンプ
23 デシケータ
30 制御部
31 報知部
32 記憶部
50 筐体
100 レーザ装置
200 レーザ加工ヘッド
300 光ファイバ
400 マニピュレータ
500 ロボット制御部
1000 レーザ加工装置
THS1 第1の温湿度センサ(第1の湿度センサ)
THS2 第2の温湿度センサ(第2の湿度センサ)

Claims (11)

  1. レーザ光を発生するレーザモジュールと、
    前記レーザモジュールの内部に設けられた第1の湿度センサと、
    吸着剤を内部に有し、前記レーザモジュールの内部を除湿するための除湿器と、
    前記レーザモジュールと前記第1の湿度センサと前記除湿器とを内部に有するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器のレーザ発振を制御するとともに、前記第1の湿度センサで測定された前記レーザモジュールの内部の湿度に基づいて前記除湿器の運転を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記レーザモジュールの内部の湿度が第2の値を超えた場合は、前記除湿器の運転を開始する一方、前記第2の値よりも低い第1の値以下になった場合は、前記除湿器の運転を停止することを特徴とするレーザ装置。
  2. 請求項1に記載のレーザ装置において、
    前記第1の値と前記第2の値とは、予め求められた前記レーザモジュールの内部の湿度と前記レーザ発振器から出射されるレーザ光出力との関係に基づいて決定されることを特徴とするレーザ装置。
  3. 請求項1または2に記載のレーザ装置において、
    前記レーザモジュールの内部の湿度が前記第2の値よりも高い第4の値を超えた場合は、前記レーザモジュールのレーザ発振を停止させることを特徴とするレーザ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のレーザ装置において、
    前記制御部は、前記吸着剤の交換時期を知らせるための報知部を有していることを特徴とするレーザ装置。
  5. 請求項4に記載のレーザ装置において、
    前記制御部は、前記レーザモジュールの内部の湿度が前記第2の値よりも高く第4の値よりも低い第3の値を超えた場合に、前記報知部に前記吸着剤の交換時期を知らせるためのアラームを報知させることを特徴とするレーザ装置。
  6. 請求項4または5に記載のレーザ装置において、
    前記制御部は、前記レーザモジュールの内部の湿度が前記第2の値以上でかつ前記除湿器を所定の時間運転させても前記レーザモジュールの内部の湿度が低下しない場合に、前記報知部に前記吸着剤の交換時期を知らせるためのアラームを報知させることを特徴とするレーザ装置。
  7. 請求項4ないし6のいずれか1項に記載のレーザ装置において、
    前記レーザモジュールの外部でかつ前記レーザ発振器の内部に設けられた第2の湿度センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記レーザモジュールの内部の湿度と前記レーザ発振器の内部の湿度と前記除湿器の運転積算時間とを用いて予め求められた前記除湿器の残存寿命に基づいて、前記報知部に前記除湿器の交換時期を知らせるためのアラームを報知させることを特徴とするレーザ装置。
  8. 請求項4ないし7のいずれか1項に記載のレーザ装置において、
    前記レーザモジュールの外部でかつ前記レーザ発振器の内部に設けられた第2の湿度センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記レーザモジュールの内部の湿度と前記レーザ発振器の内部の湿度と前記除湿器の運転積算時間とを用いて予め求められた前記吸着剤の残存寿命に基づいて、前記報知部に前記吸着剤の交換時期を知らせるためのアラームを報知させることを特徴とするレーザ装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載のレーザ装置において、
    前記レーザ発振器は、内部に複数のレーザモジュールを有し、
    前記複数のモジュールのそれぞれの内部に前記第1の湿度センサが設けられており、
    前記制御部は、複数の前記第1の湿度センサで測定された湿度の平均値を算出し、当該平均値に基づいて前記除湿器の運転を制御することを特徴とするレーザ装置。
  10. 請求項9に記載のレーザ装置において、
    複数の前記第1の湿度センサのうち一の第1の湿度センサでの測定値と他の第1の湿度センサでの測定値との比または差分が所定値以上である場合、
    前記制御部は、前記一の第1の湿度センサまたは前記一の第1の湿度センサが内部に設けられたレーザモジュールに異常が発生していると判定し、前記吸着剤の交換時期を知らせるための報知部に当該異常を知らせるためのアラームを報知させることを特徴とすることを特徴とするレーザ装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のレーザ装置と、
    前記レーザ光を受け取ってワークに向けて照射するレーザ加工ヘッドと、
    前記レーザ加工ヘッドを保持するとともに所望の位置に移動させるマニピュレータと、を少なくとも備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
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