JP2016015435A - ファイバレーザ発振器,ファイバレーザ加工装置,及びファイバレーザ発振器の除湿方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドライエアによるファイバレーザモジュール内の除湿を省電力で行うファイバレーザ発振器を提供する。
【解決手段】ケース(2a)を有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュール(2)と、複数のファイバレーザモジュール(2)を内部に収容する筐体(KT)と、各ケース(2a)の内部に配管された冷却流路(RF2)と、各ケース(2a)の内部にドライエアを導入するエア導入路(AR3a)と、ドライエア導入の許容と禁止とを選択的に切り替えるバルブ(32)と、筐体(KT)の内部温度(T1)及び相対湿度を測定し筐体温湿度情報(J2)として出力するセンサ部(1a)と、ケース(2a)の内部温度(T2)を測定しモジュール温度情報(J1)として出力する温度センサ(2b)と、筐体温湿度情報(J2)とモジュール温度情報(J1)とに基づきバルブ(32)の切り替えを制御する制御部(SG)とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】ケース(2a)を有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュール(2)と、複数のファイバレーザモジュール(2)を内部に収容する筐体(KT)と、各ケース(2a)の内部に配管された冷却流路(RF2)と、各ケース(2a)の内部にドライエアを導入するエア導入路(AR3a)と、ドライエア導入の許容と禁止とを選択的に切り替えるバルブ(32)と、筐体(KT)の内部温度(T1)及び相対湿度を測定し筐体温湿度情報(J2)として出力するセンサ部(1a)と、ケース(2a)の内部温度(T2)を測定しモジュール温度情報(J1)として出力する温度センサ(2b)と、筐体温湿度情報(J2)とモジュール温度情報(J1)とに基づきバルブ(32)の切り替えを制御する制御部(SG)とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、ファイバレーザ発振器,ファイバレーザ加工装置,及びファイバレーザ発振器の除湿方法に係り、特に、低露点化したエアを用いてファイバレーザ発振器の筐体内を除湿する技術に関する。
ファイバレーザ発振器(以下、FL発振器とも称する)は、内蔵するファイバレーザモジュール(以下、FLモジュールとも称する)のレーザ発振に伴う発熱が比較的大きい。
そのため、FLモジュールの筐体内のファイバやレーザダイオードを、コールドプレートに冷却水を流すなどして冷却するようになっている。
冷却水の温度は、一般的に25℃程度に維持管理されるが、FLモジュールの筐体内の空気が高湿度の場合、レーザ発振中にも結露が発生してファイバやレーザダイオードの故障を招く虞があった。
そのため、FLモジュールの筐体内のファイバやレーザダイオードを、コールドプレートに冷却水を流すなどして冷却するようになっている。
冷却水の温度は、一般的に25℃程度に維持管理されるが、FLモジュールの筐体内の空気が高湿度の場合、レーザ発振中にも結露が発生してファイバやレーザダイオードの故障を招く虞があった。
そこで、この結露発生を防止すべく、FLモジュールの筐体内の空気を除湿する工夫が検討されてきている。
例えば、特許文献1には、コンプレッサで生成したパージエアを除湿によりドライエア化し、そのドライエアをFLモジュールの筐体内に導入することで除湿を行うFL発振器が記載されている。
例えば、特許文献1には、コンプレッサで生成したパージエアを除湿によりドライエア化し、そのドライエアをFLモジュールの筐体内に導入することで除湿を行うFL発振器が記載されている。
詳しく説明すると、特許文献1に記載されたFL発振器における除湿方法は、パージエアを乾燥させて得た低露点の圧縮空気を、ファイバレーザ発振器内に備えられたFLモジュールの筐体内に導入し、その筐体内の空気の露点温度を、冷却のためFLモジュールの内部に配管された水路に流通させる冷却水の最低管理温度よりも低く維持する、という方法である。
ところで、FL発振器は、結露の影響をできるだけ受けないようにするため、FLモジュールの筐体内の空気を、冷却によっても結露が生じないように低湿度にし、その低湿度の状態(低露点化状態)においてレーザの発振を開始するようになっている。
従って、レーザ加工装置の立ち上げ時には、短時間でレーザ発振が可能となるように、FLモジュール内の空気をできるだけ短時間に除湿して低露点化することが望まれる。
従って、レーザ加工装置の立ち上げ時には、短時間でレーザ発振が可能となるように、FLモジュール内の空気をできるだけ短時間に除湿して低露点化することが望まれる。
また、FLモジュールの筐体内の空気が、除湿により所望の低い露点温度になった後は、その筐体の密閉度が比較的高いことから、ドライエアの外部からの導入が仮に停止していたとしても、露点温度の上昇にはかなりの時間を要する。
従って、省電力化の観点からは、FLモジュール内の空気を効率的に除湿すると共に、その空気の湿度を、露点温度が所望値以下となるように維持するため、コンプレッサの動作制御を含めたドライエアの導入制御の最適化が望まれる。
特許文献1にはこの制御について詳細な言及がなく、記載されたファイバレーザ発振器には更なる改善が期待されている。
従って、省電力化の観点からは、FLモジュール内の空気を効率的に除湿すると共に、その空気の湿度を、露点温度が所望値以下となるように維持するため、コンプレッサの動作制御を含めたドライエアの導入制御の最適化が望まれる。
特許文献1にはこの制御について詳細な言及がなく、記載されたファイバレーザ発振器には更なる改善が期待されている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ドライエアを用いたファイバレーザモジュール内の除湿を省電力で行うことができるファイバレーザ発振器,ファイバレーザ加工装置,及びファイバレーザ発振器の除湿方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成及び手順を有する。
1) モジュールケースを有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュールと、
前記複数のファイバレーザモジュールを内部に収容する筐体と、
各前記モジュールケースの内部に配管された冷却流路と、
各前記モジュールケースの内部にドライエアを導入するエア導入路と、
外部からの制御により前記ドライエアの導入の許容と禁止とを選択的に切り替えるバルブと、
前記筐体の内部の温度及び相対湿度を測定し筐体温湿度情報として出力するセンサ部と、
前記モジュールケースの内部の温度を測定しモジュール温度情報として出力する温度センサと、
前記筐体温湿度情報と前記モジュール温度情報とに基づいて、前記バルブの切り替えを制御する制御部と、
を備えたファイバレーザ発振器である。
2) 前記制御部は、前記筐体温湿度情報から前記筐体の内部の露点温度を取得し、前記モジュール温度情報から得られる前記モジュールケースの内部の温度が、前記露点温度よりも高い場合に、前記バルブを、前記ドライエアの導入を禁止するよう制御することを特徴とする1)に記載のファイバレーザ発振器である。
3) 前記ドライエアは、パージエアを低露点化して生成されたものであることを特徴とする1)又は2)記載のファイバレーザ発振器である。
4) レーザ光を出力するレーザ発振器と、
ワークを支持するテーブルと、
前記テーブルに支持された前記ワークに対して前記レーザ発振器から出力された前記レーザ光を照射して加工するレーザ加工ヘッドと、
ドライエアを生成して前記レーザ発振器に供給するエアユニットと、
を備え、
前記レーザ発振器は、
モジュールケースを有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュールと、
前記複数のファイバレーザモジュールを内部に収容する筐体と、
各前記モジュールケースの内部に配管された冷却流路と、
各前記モジュールケースの内部に前記エアユニットから供給された前記ドライエアを導入するエア導入路と、
外部からの制御により前記ドライエアの導入の許容と禁止とを選択的に切り替えるバルブと、
前記筐体の内部の温度及び相対湿度を測定し筐体温湿度情報として出力するセンサ部と、
前記モジュールケースの内部の温度を測定しモジュール温度情報として出力する温度センサと、
前記筐体温湿度情報と前記モジュール温度情報とに基づいて、前記バルブの切り替えを制御する制御部と、
を備えたファイバレーザ加工装置である。
5) モジュールケースを有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュールと、前記複数のファイバレーザモジュールを収容する筐体と、各前記モジュールケースの内部に配管された冷却流路と、各前記モジュールケースの内部にドライエアを導入するエア導入路と、を有するファイバレーザ発振器の除湿方法であって、
前記ドライエアの導入の許容と禁止とを選択的に切り替え可能なバルブを設け、
前記筐体の内部の温度及び相対湿度を測定する筐体温湿度測定ステップと、
前記モジュールケースの内部の温度を測定するモジュール温度測定ステップと、
前記筐体温湿度測定ステップで得た温度及び相対湿度に基づいて前記筐体の内部の露点温度を取得する露点温度取得ステップと、
前記モジュールケースの内部の温度と前記露点温度とを比較し、前記内部の温度が前記露点温度よりも高い場合に、前記バルブを前記ドライエアの導入を禁止するよう制御する判定ステップと、
を含むことを特徴とするファイバレーザ発振器の除湿方法である。
1) モジュールケースを有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュールと、
前記複数のファイバレーザモジュールを内部に収容する筐体と、
各前記モジュールケースの内部に配管された冷却流路と、
各前記モジュールケースの内部にドライエアを導入するエア導入路と、
外部からの制御により前記ドライエアの導入の許容と禁止とを選択的に切り替えるバルブと、
前記筐体の内部の温度及び相対湿度を測定し筐体温湿度情報として出力するセンサ部と、
前記モジュールケースの内部の温度を測定しモジュール温度情報として出力する温度センサと、
前記筐体温湿度情報と前記モジュール温度情報とに基づいて、前記バルブの切り替えを制御する制御部と、
を備えたファイバレーザ発振器である。
2) 前記制御部は、前記筐体温湿度情報から前記筐体の内部の露点温度を取得し、前記モジュール温度情報から得られる前記モジュールケースの内部の温度が、前記露点温度よりも高い場合に、前記バルブを、前記ドライエアの導入を禁止するよう制御することを特徴とする1)に記載のファイバレーザ発振器である。
3) 前記ドライエアは、パージエアを低露点化して生成されたものであることを特徴とする1)又は2)記載のファイバレーザ発振器である。
4) レーザ光を出力するレーザ発振器と、
ワークを支持するテーブルと、
前記テーブルに支持された前記ワークに対して前記レーザ発振器から出力された前記レーザ光を照射して加工するレーザ加工ヘッドと、
ドライエアを生成して前記レーザ発振器に供給するエアユニットと、
を備え、
前記レーザ発振器は、
モジュールケースを有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュールと、
前記複数のファイバレーザモジュールを内部に収容する筐体と、
各前記モジュールケースの内部に配管された冷却流路と、
各前記モジュールケースの内部に前記エアユニットから供給された前記ドライエアを導入するエア導入路と、
外部からの制御により前記ドライエアの導入の許容と禁止とを選択的に切り替えるバルブと、
前記筐体の内部の温度及び相対湿度を測定し筐体温湿度情報として出力するセンサ部と、
前記モジュールケースの内部の温度を測定しモジュール温度情報として出力する温度センサと、
前記筐体温湿度情報と前記モジュール温度情報とに基づいて、前記バルブの切り替えを制御する制御部と、
を備えたファイバレーザ加工装置である。
5) モジュールケースを有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュールと、前記複数のファイバレーザモジュールを収容する筐体と、各前記モジュールケースの内部に配管された冷却流路と、各前記モジュールケースの内部にドライエアを導入するエア導入路と、を有するファイバレーザ発振器の除湿方法であって、
前記ドライエアの導入の許容と禁止とを選択的に切り替え可能なバルブを設け、
前記筐体の内部の温度及び相対湿度を測定する筐体温湿度測定ステップと、
前記モジュールケースの内部の温度を測定するモジュール温度測定ステップと、
前記筐体温湿度測定ステップで得た温度及び相対湿度に基づいて前記筐体の内部の露点温度を取得する露点温度取得ステップと、
前記モジュールケースの内部の温度と前記露点温度とを比較し、前記内部の温度が前記露点温度よりも高い場合に、前記バルブを前記ドライエアの導入を禁止するよう制御する判定ステップと、
を含むことを特徴とするファイバレーザ発振器の除湿方法である。
本発明によれば、ドライエアを用いたファイバレーザモジュール内の除湿を省電力で行うことができる、という効果が得られる。
本発明の実施形態に係るファイバレーザ発振器及びファイバレーザ加工装置を、それぞれの実施例であるファイバレーザ発振器1及びファイバレーザ加工装置51により図1〜図6を参照して説明する。
以下、ファイバレーザ発振器1をFL発振器1とも称し、ファイバレーザ加工装置51をFL加工装置51とも称する。
以下、ファイバレーザ発振器1をFL発振器1とも称し、ファイバレーザ加工装置51をFL加工装置51とも称する。
まず、FL加工装置51について図1を参照して説明する。
図1に示されるように、FL加工装置51は、ワークWに対してレーザ加工を行うファイバレーザ加工機10(以下、FL加工機10とも称する)と、FL加工機10に対しレーザ光を、プロセスファイバFB1を介して供給するFL発振器1と、低露点のドライエアを、エア供給路AR1を介してFL発振器1に供給すると共にエア供給路AR2を介してFL加工機10に供給するエアパージユニット20と、FL発振器1の筐体KT内の空気を除湿するクーラCと、を備えて構成されている。
図1に示されるように、FL加工装置51は、ワークWに対してレーザ加工を行うファイバレーザ加工機10(以下、FL加工機10とも称する)と、FL加工機10に対しレーザ光を、プロセスファイバFB1を介して供給するFL発振器1と、低露点のドライエアを、エア供給路AR1を介してFL発振器1に供給すると共にエア供給路AR2を介してFL加工機10に供給するエアパージユニット20と、FL発振器1の筐体KT内の空気を除湿するクーラCと、を備えて構成されている。
FL加工機10は、プロセスファイバFB1の出口端面から拡がって出射したレーザ光Lを、コリメータレンズ12で平行光にするコリメータユニット13と、コリメータレンズ12により平行光にされたレーザ光を反射するベンドミラー14と、ベンドミラー14で反射したレーザ光を集光レンズ15で高エネルギ密度のレーザ光に集光するレーザ加工ヘッド16と、集光したレーザ光を照射して加工を施すワークWを支持する加工テーブル18とを備えている。
また、レーザ加工ヘッド16は、エア供給路AR2から供給された低露点のドライエアを内部に導入可能として光学系への塵埃の付着を防止するようになっている。
また、レーザ加工ヘッド16は、エア供給路AR2から供給された低露点のドライエアを内部に導入可能として光学系への塵埃の付着を防止するようになっている。
次に、FL発振器1について図2を主に参照して説明する。
図2において、FL発振器1は、筐体KTと、筐体KTの内部に収容された、光エンジンEG,FL発振器1の動作を制御する制御部SG,電源部PW,及び冷却部RFと、を有している。制御部SG及び電源部PWについても、それぞれ筐体SG1及び筐体PW1を有し、その内部は比較的高い密閉状態とされている。
図2において、FL発振器1は、筐体KTと、筐体KTの内部に収容された、光エンジンEG,FL発振器1の動作を制御する制御部SG,電源部PW,及び冷却部RFと、を有している。制御部SG及び電源部PWについても、それぞれ筐体SG1及び筐体PW1を有し、その内部は比較的高い密閉状態とされている。
光エンジンEGは、複数(この例では四つ)のファイバレーザモジュール2(以下、FLモジュール2とも称する)と、各FLモジュール2で生成されたレーザ光をそれぞれ伝送する複数のユニットファイバFB2と、複数のユニットファイバFB2を1つに融接して纏めるコンバイナ3と、を有している。
コンバイナ3とプロセスファイバFB1との間には、フィードファイバFB3及びビームスイッチ4とが直列的に接続されて設けられており、コンバイナ3から一つに纏められて出力されたレーザ光は、フィードファイバFB3及びビームスイッチ4を経てプロセスファイバFB1内へ出力されるようになっている。
コンバイナ3とプロセスファイバFB1との間には、フィードファイバFB3及びビームスイッチ4とが直列的に接続されて設けられており、コンバイナ3から一つに纏められて出力されたレーザ光は、フィードファイバFB3及びビームスイッチ4を経てプロセスファイバFB1内へ出力されるようになっている。
冷却部RFは、冷媒として水を用いて、冷却水供給部RF1と、その冷却水供給部RF1から各FLモジュール2及び電源部PWの内部を巡るようにそれぞれに配管された冷却流路である水路系RF2と、を有する。
冷却水供給部RF1は、水路系RF2内に冷却水を循環流通させて各FLモジュール2及び電源部PWの冷却を行う。また、冷却水供給部RF1は、冷却水を所定の管理温度Taで維持管理する。管理温度Taは例えば25℃である。
冷媒は水に限定されない。水以外の周知の冷却用熱冷媒を用いることができる。
冷却水供給部RF1は、水路系RF2内に冷却水を循環流通させて各FLモジュール2及び電源部PWの冷却を行う。また、冷却水供給部RF1は、冷却水を所定の管理温度Taで維持管理する。管理温度Taは例えば25℃である。
冷媒は水に限定されない。水以外の周知の冷却用熱冷媒を用いることができる。
筐体KT内には、エアパージユニット20から低露点のドライエアがエア供給路AR1を介して供給される。
具体的には、筐体KT内に、バルブユニット31とディストリビュータ5とが設けられており、エア供給路AR1がバルブユニット31に接続され、バルブユニット31及びエア供給路AR3を介してディストリビュータ5にドライエアが供給されるようになっている。
具体的には、筐体KT内に、バルブユニット31とディストリビュータ5とが設けられており、エア供給路AR1がバルブユニット31に接続され、バルブユニット31及びエア供給路AR3を介してディストリビュータ5にドライエアが供給されるようになっている。
バルブユニット31の詳細構成は、図3に示される。
図3に示されるように、バルブユニット31の内部では、エア供給路AR1側から、バルブとしての開閉弁32,除湿フィルタ33,及び流量計34の順に接続配管されている。流量計34にはエア供給路AR3が接続され、エア供給路AR3からドライエアが外部に出力される。
開閉弁32は、エア供給路AR1から供給されるドライエアの流量を制御するバルブの一例であり、例えば外部から制御可能な電磁開閉弁が用いられ、ドライエアの供給の許容及び禁止を選択的に実行する。
制御部SGは、開閉弁32を動作させるための動作信号SN1を出力する。この動作信号SN1によって、開閉弁32の開閉動作は制御部SGに制御される。
流量計34で計測された流量情報J3は、制御部SGに供給される。
図3に示されるように、バルブユニット31の内部では、エア供給路AR1側から、バルブとしての開閉弁32,除湿フィルタ33,及び流量計34の順に接続配管されている。流量計34にはエア供給路AR3が接続され、エア供給路AR3からドライエアが外部に出力される。
開閉弁32は、エア供給路AR1から供給されるドライエアの流量を制御するバルブの一例であり、例えば外部から制御可能な電磁開閉弁が用いられ、ドライエアの供給の許容及び禁止を選択的に実行する。
制御部SGは、開閉弁32を動作させるための動作信号SN1を出力する。この動作信号SN1によって、開閉弁32の開閉動作は制御部SGに制御される。
流量計34で計測された流量情報J3は、制御部SGに供給される。
図2に戻り、ディストリビュータ5は、低露点のドライエアを所定の機器や部位へ分配する。
具体的には、ディストリビュータ5へエア供給路AR3を経て供給された低露点のドライエアは、複数のFLモジュール2それぞれのモジュールケース2a内に、エア供給路AR3から分岐させた複数のエア導入路AR3aを介して導入される。
具体的には、ディストリビュータ5へエア供給路AR3を経て供給された低露点のドライエアは、複数のFLモジュール2それぞれのモジュールケース2a内に、エア供給路AR3から分岐させた複数のエア導入路AR3aを介して導入される。
FLモジュール2は、筐体としてのモジュールケース2aを有し、そのモジュールケース2a内に、半導体レーザによる励起光源,駆動回路,ヒートシンク,及び共振器等(いずれも図示せず)を有している。
モジュールケース2aによってその内部空間は、導入されたドライエアが緩やかに排出する程度の比較的高い密閉度とされている。
さらに、FLモジュール2のモジュールケース2a内には、そのモジュールケース2a内の空気の温度を測定する温度センサ2bが設けられている。
各FLモジュール2の温度センサ2bからは、測定したモジュールケース2a内の温度情報であるモジュール温度情報J1が制御部SGに向け出力される。
モジュールケース2aによってその内部空間は、導入されたドライエアが緩やかに排出する程度の比較的高い密閉度とされている。
さらに、FLモジュール2のモジュールケース2a内には、そのモジュールケース2a内の空気の温度を測定する温度センサ2bが設けられている。
各FLモジュール2の温度センサ2bからは、測定したモジュールケース2a内の温度情報であるモジュール温度情報J1が制御部SGに向け出力される。
一つのFLモジュール2の出力は例えば約数百W(例えば350W)である。
図2に示された例では四つのFLモジュール2を備えているので、各FLモジュール2の出力が350Wの場合、それらから出力されたレーザ光は、コンバイナ3で纏められた後、プロセスファイバFB1から1.4kWの出力で出射される。
もちろん、一つのFLモジュール2の出力は、任意に設定可能な設計事項であって、例えば数kWとしてよい。また、コンバインするFLモジュール2の数は、五つ以上でもよく、任意に設定可能な設計事項である。
従って、プロセスファイバFB1から出射されるレーザ光の出力は、広範囲に設定可能であり、例えば数kW以上としてもよい。
図2に示された例では四つのFLモジュール2を備えているので、各FLモジュール2の出力が350Wの場合、それらから出力されたレーザ光は、コンバイナ3で纏められた後、プロセスファイバFB1から1.4kWの出力で出射される。
もちろん、一つのFLモジュール2の出力は、任意に設定可能な設計事項であって、例えば数kWとしてよい。また、コンバインするFLモジュール2の数は、五つ以上でもよく、任意に設定可能な設計事項である。
従って、プロセスファイバFB1から出射されるレーザ光の出力は、広範囲に設定可能であり、例えば数kW以上としてもよい。
図1及び図2に示されるように、FL発振器1の筐体KT内の空気は、クーラCにより除湿される。クーラCの動作は制御部SGにより制御される。
また、図2に示されるように、FL発振器1の筐体KTには、筐体KT内の空気の温度及び相対湿度を測定する温湿度センサ1aが設けられている。以下の説明において、「湿度」の記載は「相対湿度」を意味する。
また、温度を測定する温度センサと湿度を測定する湿度センサとは別体であってもよい。ここでは便宜的に、温度センサと湿度センサとを含むセンサ部として、温湿度センサ1aと称することにする。
温湿度センサ1aで測定した筐体KT内の温度及び湿度の情報は、制御部SGに向け筐体温湿度情報J2として出力される。
また、温度を測定する温度センサと湿度を測定する湿度センサとは別体であってもよい。ここでは便宜的に、温度センサと湿度センサとを含むセンサ部として、温湿度センサ1aと称することにする。
温湿度センサ1aで測定した筐体KT内の温度及び湿度の情報は、制御部SGに向け筐体温湿度情報J2として出力される。
次に、エアパージユニット20について図4を主に参照して説明する。
エアパージユニット20は、活性炭槽21とオイルミストフィルタ22と低露点化部23と分岐部24とを有している。
また、エアパージユニット20は入力側として供給ポートP1を、また、出力側として二つの送出ポートP2a,P2bを有している。
エアパージユニット20は、活性炭槽21とオイルミストフィルタ22と低露点化部23と分岐部24とを有している。
また、エアパージユニット20は入力側として供給ポートP1を、また、出力側として二つの送出ポートP2a,P2bを有している。
供給ポートP1には、圧縮空気Aが供給される。供給された圧縮空気Aは、活性炭槽21及びオイルミストフィルタ22を通過して、油分,粉塵,オイルミスト等が除去され、その後、低露点化部23を通過する。
低露点化部23は、気体分離膜モジュール23aを有している。その気体分離膜として、例えば、ポリイミド系樹脂の中空糸膜や多孔性フッ素系樹脂の中空糸膜を用いることができる。
低露点化部23は、気体分離膜モジュール23aを有している。その気体分離膜として、例えば、ポリイミド系樹脂の中空糸膜や多孔性フッ素系樹脂の中空糸膜を用いることができる。
気体分離膜モジュール23aの一端側から内部に、オイルミストフィルタ22を通過した圧縮空気A1を供給すると、水蒸気(H2O)などが筒状壁から外部へ抜け出し(矢印Aa参照)、水蒸気濃度が低下した低露点のドライエアA2となって他端側から排出される。
低露点化部23から排出された低露点のドライエアA2は、分岐部24により2系統に分岐され、それぞれ送出ポートP2a,P2bに送出される。
送出ポートP2aに供給されたドライエアは、エア供給路AR2を介してFL加工機10に向け送出される。
送出ポートP2bに供給されたドライエアは、エア供給路AR1を介してFL発振器1のバルブユニット31に向け送出される。
送出ポートP2aに供給されたドライエアは、エア供給路AR2を介してFL加工機10に向け送出される。
送出ポートP2bに供給されたドライエアは、エア供給路AR1を介してFL発振器1のバルブユニット31に向け送出される。
エアパージユニット20の供給ポートP1に供給される圧縮空気Aは、エア供給源P側のコンプレッサCP(図2参照)で生成され、エアパージユニット20に供給される前にプレフィルタ30を通過するようになっている。
プレフィルタ30では、圧縮空気に混合した比較的大きな、油分,異物,オイルミスト,及び水滴などの異物が除去される。
プレフィルタ30では、圧縮空気に混合した比較的大きな、油分,異物,オイルミスト,及び水滴などの異物が除去される。
パージエアを生成するコンプレッサCPの動作は、エア供給路AR1及びエア供給路AR2それぞれの流量に応じ、制御部SGとは別のパージエア供給系の制御部SG2(図2参照)で制御される。
上述の構成において、制御部SGは、FLモジュール2内の空気の除湿動作を、開閉弁32の開閉制御などによって実行する。
この除湿動作の手順について、フロー図である図5を主に参照して説明する。
ここでは、コンプレッサCPの動作は、上述のように制御部SG2によって独立制御されているものとする。
この除湿動作の手順について、フロー図である図5を主に参照して説明する。
ここでは、コンプレッサCPの動作は、上述のように制御部SG2によって独立制御されているものとする。
<除湿動作>
(StepA1):作業者などによりFL加工装置51に電源が投入される。
(StepA2):制御部SGは、開閉弁32を開とする。これにより、パージエア由来の低露点の圧縮空気であるドライエアが、エア供給路AR1,バルブユニット31,及びエア供給路AR3を通じてディストリビュータ5に供給される。このドライエアの供給開始によって、FLモジュール2のモジュールケース2a内の除湿が開始される。
(StepA3):制御部SGは、クーラCを稼働する。これにより筐体KT内の除湿が開始される。
この(StepA3)と(StepA2)との実行順は逆でもよい。また、同時でもよい。
(StepA4):制御部SGは、温度センサ2bから供給されるモジュール温度情報J1に基づいて、FLモジュール2のモジュールケース2aにおける内部空気の温度T2を把握する。
(StepA1):作業者などによりFL加工装置51に電源が投入される。
(StepA2):制御部SGは、開閉弁32を開とする。これにより、パージエア由来の低露点の圧縮空気であるドライエアが、エア供給路AR1,バルブユニット31,及びエア供給路AR3を通じてディストリビュータ5に供給される。このドライエアの供給開始によって、FLモジュール2のモジュールケース2a内の除湿が開始される。
(StepA3):制御部SGは、クーラCを稼働する。これにより筐体KT内の除湿が開始される。
この(StepA3)と(StepA2)との実行順は逆でもよい。また、同時でもよい。
(StepA4):制御部SGは、温度センサ2bから供給されるモジュール温度情報J1に基づいて、FLモジュール2のモジュールケース2aにおける内部空気の温度T2を把握する。
(StepA5):制御部SGは、温湿度センサ1aから供給される筐体温湿度情報J2に基づいて、FL発振器1の筐体KTにおける内部空気の露点温度T1dを取得する。
具体的には、制御部SGは、この露点温度T1dを、例えば、周知の算出式で算出する、又は、予め制御部SG内の記憶部(図示せず)に記憶させておいた温度と相対湿度と露点温度との関係を示すテーブルを参照する、などして取得する。
具体的には、制御部SGは、この露点温度T1dを、例えば、周知の算出式で算出する、又は、予め制御部SG内の記憶部(図示せず)に記憶させておいた温度と相対湿度と露点温度との関係を示すテーブルを参照する、などして取得する。
(StepA6):制御部SGは、(StepA5)で取得した露点温度T1dが、冷却水の温度を温度Twとしたときの(Tw−da)未満か否かを判定する。
ここで、daは、必要な場合に温度差の余裕分として予め設定しておく0≦daなる数値である。例えば5K(ケルビン)や10K(ケルビン)に設定する。
冷却水の温度Twは、例えば、冷却水供給部RF1が冷却水温度を維持管理する際の管理温度Taとする。
温度Twは、これに限定されず、予め設定された温度又は水路系RF2に設けられた温度センサRFa(図2参照)などによる実測値を採用してもよい。
制御部SGは、判定が未満(Yes)の場合、(StepA7)へ移行する。
制御部SGは、判定が否(No)の場合、(StepA4)へ移行する。
ここで、daは、必要な場合に温度差の余裕分として予め設定しておく0≦daなる数値である。例えば5K(ケルビン)や10K(ケルビン)に設定する。
冷却水の温度Twは、例えば、冷却水供給部RF1が冷却水温度を維持管理する際の管理温度Taとする。
温度Twは、これに限定されず、予め設定された温度又は水路系RF2に設けられた温度センサRFa(図2参照)などによる実測値を採用してもよい。
制御部SGは、判定が未満(Yes)の場合、(StepA7)へ移行する。
制御部SGは、判定が否(No)の場合、(StepA4)へ移行する。
(StepA7):制御部SGは、温度T2が露点温度T1d以下か、否か、を判定する。
以下(Yes)の場合、(StepA8)へ移行する。
否(No)の場合、(StepA11)へ移行する。
以下(Yes)の場合、(StepA8)へ移行する。
否(No)の場合、(StepA11)へ移行する。
(StepA8):制御部SGは、開閉弁32が開状態か閉状態かを判定する。
開状態と判定した場合、(StepA10)へ移行する。
閉状態と判定した場合、(StepA9)へ移行する。
(StepA9):制御部SGは、閉状態の開閉弁32を開状態とする。これにより、後述する(StepA12)の指示によるFLモジュール2内の除湿動作の一時停止状態が解除され、再度除湿が開始される。
(StepA10):FL加工装置51に対する作業者等からの電源切断指示の有無を判定する。有の場合、除湿動作を終了する。無の場合、(StepA4)へ戻る。
開状態と判定した場合、(StepA10)へ移行する。
閉状態と判定した場合、(StepA9)へ移行する。
(StepA9):制御部SGは、閉状態の開閉弁32を開状態とする。これにより、後述する(StepA12)の指示によるFLモジュール2内の除湿動作の一時停止状態が解除され、再度除湿が開始される。
(StepA10):FL加工装置51に対する作業者等からの電源切断指示の有無を判定する。有の場合、除湿動作を終了する。無の場合、(StepA4)へ戻る。
(StepA7)の判定が否(No)の場合、除湿動作を一時停止状態にするための指示群を実行する。
すなわち、(StepA2)の指示で開始する除湿動作では、モジュールケース2a内部にドライエアが導入される。そのため、FLモジュール2におけるモジュールケース2a内の空気の露点温度T2dは、筐体KT内の空気の露点温度T1dと同じかそれより低くなっている。
従って、(StepA7)の判定がNoの場合、モジュールケース2a内の空気の温度T2は、必ずその空気の露点温度T2dよりも高くなっていると推定される。
これにより、FLモジュール2の内部に結露が生じる虞がなく、レーザ発振が可能な状態になっていると判断され、制御部SGは、除湿動作を一時停止可能とする。
すなわち、(StepA2)の指示で開始する除湿動作では、モジュールケース2a内部にドライエアが導入される。そのため、FLモジュール2におけるモジュールケース2a内の空気の露点温度T2dは、筐体KT内の空気の露点温度T1dと同じかそれより低くなっている。
従って、(StepA7)の判定がNoの場合、モジュールケース2a内の空気の温度T2は、必ずその空気の露点温度T2dよりも高くなっていると推定される。
これにより、FLモジュール2の内部に結露が生じる虞がなく、レーザ発振が可能な状態になっていると判断され、制御部SGは、除湿動作を一時停止可能とする。
除湿動作一時停止手順は次の(StepA11)〜(StepA14)で示される。
(StepA11)制御部SGは、開閉弁32が開状態か閉状態かを判定する。
開状態と判定した場合、(StepA12)へ移行する。
閉状態と判定した場合、(StepA13)へ移行する。
(StepA12):制御部SGは、開閉弁32を閉状態とする。これにより、FLモジュール2内へのドライエアの導入が停止し、除湿動作が一時停止状態となる。また、エア供給路AR2へのエア供給がない場合、制御部SG2の制御の下、コンプレッサCPが停止して省電力状態となる。
(StepA13):制御部SGは、FL加工装置51が既にレーザ加工可能な状態にされているか否かを判定する。
可能な状態にされている(Yes)と判定した場合、(StepA15)へ移行する。
否(No)と判定した場合、(StepA14)へ移行する。
(StepA14):制御部SGは、FL加工装置51の動作モードを、レーザ加工可能状態へ移行する。この移行により、FL加工装置51は、レーザ加工が可能な状態となり、作業者などによる外部からの加工指示が受諾される。
(StepA11)制御部SGは、開閉弁32が開状態か閉状態かを判定する。
開状態と判定した場合、(StepA12)へ移行する。
閉状態と判定した場合、(StepA13)へ移行する。
(StepA12):制御部SGは、開閉弁32を閉状態とする。これにより、FLモジュール2内へのドライエアの導入が停止し、除湿動作が一時停止状態となる。また、エア供給路AR2へのエア供給がない場合、制御部SG2の制御の下、コンプレッサCPが停止して省電力状態となる。
(StepA13):制御部SGは、FL加工装置51が既にレーザ加工可能な状態にされているか否かを判定する。
可能な状態にされている(Yes)と判定した場合、(StepA15)へ移行する。
否(No)と判定した場合、(StepA14)へ移行する。
(StepA14):制御部SGは、FL加工装置51の動作モードを、レーザ加工可能状態へ移行する。この移行により、FL加工装置51は、レーザ加工が可能な状態となり、作業者などによる外部からの加工指示が受諾される。
(StepA15):FL加工装置51に対する作業者等からの電源切断指示の有無を判定する。有の場合、除湿動作を終了する。無の場合、(StepA4)へ戻る。
上述の手順において、コンプレッサCPの動作は、制御部SGとは別のパージエア供給系の制御部SG2で、可能な限り省電力となるように制御される。
すなわち、開閉弁32が閉じられると、エア供給路AR2からレーザ加工ヘッド16にドライエアが供給される場合を除き、制御部SG2の制御によって、パージエアを生成するコンプレッサCPが停止状態にされる。
従って、上述の除湿動作により、省電力化を図ることができる。
すなわち、開閉弁32が閉じられると、エア供給路AR2からレーザ加工ヘッド16にドライエアが供給される場合を除き、制御部SG2の制御によって、パージエアを生成するコンプレッサCPが停止状態にされる。
従って、上述の除湿動作により、省電力化を図ることができる。
上述の除湿動作を検証するため、試験として、FLモジュール2におけるモジュールケース2a内の空気の温度及び湿度を測定する温湿度センサを設けた。そして、その温湿度センサの検出値などからモジュールケース2a内の空気の露点温度T2dを求め、その露点温度T2dと筐体KT内の空気の露点温度T1dとについて、除湿動作を実行した際の時間推移を調べた。
図6は、その試験結果のグラフである。冷却水の温度Twは、25℃で一定に維持管理されている。
図6は、その試験結果のグラフである。冷却水の温度Twは、25℃で一定に維持管理されている。
図6に示されるように、時間t0において、(StepA3)及び(StepA2)の実行でクーラCが稼動し開閉弁32が開状態にされると、筐体KT内及びモジュールケース2a内の空気が除湿され、温度Tw以上の約35℃であった露点温度T1d,T2dが徐々に低下する。
時間経過に伴い、時間t1において、露点温度T1dが温度Twより低くなり、かつ、それらの温度差が温度da以上となる(StepA6)。
さらに、時間t1以降の時間t2において、モジュールケース2a内の空気の温度T2(図6には不図示)が露点温度T1dを超えると(StepA7:No)、開閉弁32が閉じられ(StepA12)、除湿動作が一時停止状態とされる。
また、FL加工装置51は、レーザ加工可能状態とされる(StepA14)。
時間経過に伴い、時間t1において、露点温度T1dが温度Twより低くなり、かつ、それらの温度差が温度da以上となる(StepA6)。
さらに、時間t1以降の時間t2において、モジュールケース2a内の空気の温度T2(図6には不図示)が露点温度T1dを超えると(StepA7:No)、開閉弁32が閉じられ(StepA12)、除湿動作が一時停止状態とされる。
また、FL加工装置51は、レーザ加工可能状態とされる(StepA14)。
そして、時間t2から除湿が一時停止状態となることで、モジュールケース2a内の空気の湿度は徐々に増加し、露点温度T2dも上昇する。
時間経過に伴い、時間t3において、上昇する露点温度T1dが温度T2を超えると(StepA7:Yes)、開閉弁32が開けられ(StepA9)、除湿動作が再開される。
時間経過に伴い、時間t3において、上昇する露点温度T1dが温度T2を超えると(StepA7:Yes)、開閉弁32が開けられ(StepA9)、除湿動作が再開される。
従って、時間t2〜時間t3の間は、FLモジュール2内の除湿動作が停止しており、コンプレッサCPが実質的に停止状態となっている。
この開閉弁32の開閉動作の繰り返しにより、図6においては、同様に時間t4〜時間t5,時間t6〜(以降同様)において、コンプレッサCPが実質的に停止状態となり、省電力化が図られる。
この開閉弁32の開閉動作の繰り返しにより、図6においては、同様に時間t4〜時間t5,時間t6〜(以降同様)において、コンプレッサCPが実質的に停止状態となり、省電力化が図られる。
FL加工装置51の設置環境によっては、パージエアの供給が、コンプレッサCPから直接供給ではなく、高圧空気としてタンクに蓄えられている場合もある。
この場合、上述の除湿動作を実行すれば、パージエアの供給が一時停止している期間を獲得できるので、タンク内に蓄えた高圧空気を無駄に消費することがない。
そのため、FL加工装置51の立ち上げ時の急速除湿において、パージエアが潤沢に供給され得る。これにより、FL加工装置51を短時間でレーザ加工可能状態に移行させることができ、稼動効率が向上する。
この場合、上述の除湿動作を実行すれば、パージエアの供給が一時停止している期間を獲得できるので、タンク内に蓄えた高圧空気を無駄に消費することがない。
そのため、FL加工装置51の立ち上げ時の急速除湿において、パージエアが潤沢に供給され得る。これにより、FL加工装置51を短時間でレーザ加工可能状態に移行させることができ、稼動効率が向上する。
制御部SGは、バルブユニット31から供給される流量情報J3に基づいて、開閉弁32が正常に動作しているかを連続的又は断続的に確認する。
制御部SGは、例えば閉状態指示後に、流量情報J3で流量有が示された場合などには、動作異常が生じたと判定して、外部にアラーム等を出力する。
制御部SGは、例えば閉状態指示後に、流量情報J3で流量有が示された場合などには、動作異常が生じたと判定して、外部にアラーム等を出力する。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよい。
筐体KT内を除湿するためのクーラCは、必ずしも動作させなくてもよい。
すなわち、制御部SGは、図5に示される手順の(StepA3)をパスしてもよい。
クーラCを動作させた方が、露点温度をより速く低下させることができるが、クーラCを動作させない場合でも、筐体KT内の露点温度T1dに対しFLモジュール2のモジュールケース2a内の空気の露点温度T2dが高くなることはないので、省電力化について同様の効果を得ることができる。
すなわち、制御部SGは、図5に示される手順の(StepA3)をパスしてもよい。
クーラCを動作させた方が、露点温度をより速く低下させることができるが、クーラCを動作させない場合でも、筐体KT内の露点温度T1dに対しFLモジュール2のモジュールケース2a内の空気の露点温度T2dが高くなることはないので、省電力化について同様の効果を得ることができる。
冷却水の設定温度ではなく実際の温度Twaを測定する温度センサを、水路系RF2に温度センサRFa(図2参照)として設ける、又は各FLモジュール2のコールドプレート(図示せず)にセンサ2c(図2参照)として設ける。
そして、実測した冷却水の温度Twaを(StepA6)の温度Twに適用してもよい。
冷却水の温度は、所定のばらつきをもって水路系RF2を循環しているので、実測の温度Twaを採用することは、高精度の除湿動作制御の観点で好ましい。
また、水路系RF2に異常が生じた場合も、その異常を早期に検出できるので好ましい。
そして、実測した冷却水の温度Twaを(StepA6)の温度Twに適用してもよい。
冷却水の温度は、所定のばらつきをもって水路系RF2を循環しているので、実測の温度Twaを採用することは、高精度の除湿動作制御の観点で好ましい。
また、水路系RF2に異常が生じた場合も、その異常を早期に検出できるので好ましい。
除湿動作でFLモジュール2内に導入されるドライエアは、パージエア由来の空気に限定されるものではない。
また、そのパージエアの低露点化の方法は、上述の低露点化部23を用いるものに限定されず、周知の低露点化方法を適用してよい。
FL加工装置51において、バルブユニット31内の除湿フィルタ33とエアパージユニット20内の低露点化部23とは、上述のように両方備えられるものに限らず、いずれか一方のみ備えられていればよい。
また、そのパージエアの低露点化の方法は、上述の低露点化部23を用いるものに限定されず、周知の低露点化方法を適用してよい。
FL加工装置51において、バルブユニット31内の除湿フィルタ33とエアパージユニット20内の低露点化部23とは、上述のように両方備えられるものに限らず、いずれか一方のみ備えられていればよい。
FLモジュール2に導入されるドライエアの配管は、外気と十分に熱交換可能な態様にしておくとよい。
具体的には、エア供給路AR2又はエア供給路AR3の一部を、筐体KTから外部に引出して外気と接触させ、各供給路内を流れるドライエアと外気との温度がほぼなくなるように熱交換可能な状態にする。
従って、除湿動作において、FLモジュール2のモジュールケース2a内には、外気とほぼ同温度の低露点空気が導入される。
これにより、メンテナンス等で筐体KTに設けた扉を開けた場合に、筐体KT内に流入する外気が、FLモジュール2に導入されるドライエアよりも低温であることによってFLモジュール2が冷やされ結露が生じてしまう、という虞がなくなる。
具体的には、エア供給路AR2又はエア供給路AR3の一部を、筐体KTから外部に引出して外気と接触させ、各供給路内を流れるドライエアと外気との温度がほぼなくなるように熱交換可能な状態にする。
従って、除湿動作において、FLモジュール2のモジュールケース2a内には、外気とほぼ同温度の低露点空気が導入される。
これにより、メンテナンス等で筐体KTに設けた扉を開けた場合に、筐体KT内に流入する外気が、FLモジュール2に導入されるドライエアよりも低温であることによってFLモジュール2が冷やされ結露が生じてしまう、という虞がなくなる。
エアパージユニット20に二つの低露点化部23を設け、エア供給路AR1とエア供給路AR2とをそれぞれ別々の低露点化部23でドライエア化してもよい。
この場合、二つの低露点化部23は、同種の気体分離膜を用いた同じ構造のものに限らず、異種の気体分離膜を用いた異なる構造のものであってもよい。
この場合、二つの低露点化部23は、同種の気体分離膜を用いた同じ構造のものに限らず、異種の気体分離膜を用いた異なる構造のものであってもよい。
1 ファイバレーザ発振器(FL発振器)、 1a 温湿度センサ
2 ファイバレーザモジュール(FLモジュール)
2a モジュールケース、 2b 温度センサ、 2c センサ
3 コンバイナ
5 ディストリビュータ
10 ファイバレーザ加工機(FL加工機)
12 コリメータレンズ
13 コリメータユニット
14 ベンドミラー
15 集光レンズ
16 レーザ加工ヘッド
18 加工テーブル
20 エアパージユニット
21 活性炭槽
22 オイルミストフィルタ
23 低露点化部、 23a 気体分離膜モジュール
24 分岐部
30 プレフィルタ
31 バルブユニット
32 開閉弁
33 除湿フィルタ
34 流量計
51 ファイバレーザ加工装置(FL加工装置)
A 圧縮空気、 A2 ドライエア
AR1〜AR3 エア供給路、 AR3a エア導入路
C クーラ、 CP コンプレッサ
EG 光エンジン
FB1 プロセスファイバ、 FB2 ユニットファイバ
FB3 フィードファイバ
J1 モジュール温度情報、 J2 筐体温湿度情報、 J3 流量情報
KT 筐体
P1 供給ポート、 P2a,P2b 送出ポート
PW 電源部、 PW1 筐体
RF 冷却部
RFa 温度センサ、 RF1 冷却水供給部、 RF2 水路系
SG,SG2 制御部、 SG1 筐体
SN1 動作信号
Ta 管理温度、 Tw,Twa (冷却水の)温度
T1d,T2d 露点温度、 T2 温度
W ワーク
2 ファイバレーザモジュール(FLモジュール)
2a モジュールケース、 2b 温度センサ、 2c センサ
3 コンバイナ
5 ディストリビュータ
10 ファイバレーザ加工機(FL加工機)
12 コリメータレンズ
13 コリメータユニット
14 ベンドミラー
15 集光レンズ
16 レーザ加工ヘッド
18 加工テーブル
20 エアパージユニット
21 活性炭槽
22 オイルミストフィルタ
23 低露点化部、 23a 気体分離膜モジュール
24 分岐部
30 プレフィルタ
31 バルブユニット
32 開閉弁
33 除湿フィルタ
34 流量計
51 ファイバレーザ加工装置(FL加工装置)
A 圧縮空気、 A2 ドライエア
AR1〜AR3 エア供給路、 AR3a エア導入路
C クーラ、 CP コンプレッサ
EG 光エンジン
FB1 プロセスファイバ、 FB2 ユニットファイバ
FB3 フィードファイバ
J1 モジュール温度情報、 J2 筐体温湿度情報、 J3 流量情報
KT 筐体
P1 供給ポート、 P2a,P2b 送出ポート
PW 電源部、 PW1 筐体
RF 冷却部
RFa 温度センサ、 RF1 冷却水供給部、 RF2 水路系
SG,SG2 制御部、 SG1 筐体
SN1 動作信号
Ta 管理温度、 Tw,Twa (冷却水の)温度
T1d,T2d 露点温度、 T2 温度
W ワーク
Claims (5)
- モジュールケースを有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュールと、
前記複数のファイバレーザモジュールを内部に収容する筐体と、
各前記モジュールケースの内部に配管された冷却流路と、
各前記モジュールケースの内部にドライエアを導入するエア導入路と、
外部からの制御により前記ドライエアの導入の許容と禁止とを選択的に切り替えるバルブと、
前記筐体の内部の温度及び相対湿度を測定し筐体温湿度情報として出力するセンサ部と、
前記モジュールケースの内部の温度を測定しモジュール温度情報として出力する温度センサと、
前記筐体温湿度情報と前記モジュール温度情報とに基づいて、前記バルブの切り替えを制御する制御部と、
を備えたファイバレーザ発振器。 - 前記制御部は、前記筐体温湿度情報から前記筐体の内部の露点温度を取得し、前記モジュール温度情報から得られる前記モジュールケースの内部の温度が、前記露点温度よりも高い場合に、前記バルブを、前記ドライエアの導入を禁止するよう制御することを特徴とする請求項1記載のファイバレーザ発振器。
- 前記ドライエアは、パージエアを低露点化して生成されたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のファイバレーザ発振器。
- レーザ光を出力するレーザ発振器と、
ワークを支持するテーブルと、
前記テーブルに支持された前記ワークに対して前記レーザ発振器から出力された前記レーザ光を照射して加工するレーザ加工ヘッドと、
ドライエアを生成して前記レーザ発振器に供給するエアユニットと、
を備え、
前記レーザ発振器は、
モジュールケースを有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュールと、
前記複数のファイバレーザモジュールを内部に収容する筐体と、
各前記モジュールケースの内部に配管された冷却流路と、
各前記モジュールケースの内部に前記エアユニットから供給された前記ドライエアを導入するエア導入路と、
外部からの制御により前記ドライエアの導入の許容と禁止とを選択的に切り替えるバルブと、
前記筐体の内部の温度及び相対湿度を測定し筐体温湿度情報として出力するセンサ部と、
前記モジュールケースの内部の温度を測定しモジュール温度情報として出力する温度センサと、
前記筐体温湿度情報と前記モジュール温度情報とに基づいて、前記バルブの切り替えを制御する制御部と、
を備えたファイバレーザ加工装置。 - モジュールケースを有しレーザ光を出力する複数のファイバレーザモジュールと、前記複数のファイバレーザモジュールを収容する筐体と、各前記モジュールケースの内部に配管された冷却流路と、各前記モジュールケースの内部にドライエアを導入するエア導入路と、を有するファイバレーザ発振器の除湿方法であって、
前記ドライエアの導入の許容と禁止とを選択的に切り替え可能なバルブを設け、
前記筐体の内部の温度及び相対湿度を測定する筐体温湿度測定ステップと、
前記モジュールケースの内部の温度を測定するモジュール温度測定ステップと、
前記筐体温湿度測定ステップで得た温度及び相対湿度に基づいて前記筐体の内部の露点温度を取得する露点温度取得ステップと、
前記モジュールケースの内部の温度と前記露点温度とを比較し、前記内部の温度が前記露点温度よりも高い場合に、前記バルブを前記ドライエアの導入を禁止するよう制御する判定ステップと、
を含むことを特徴とするファイバレーザ発振器の除湿方法。
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-
2014
- 2014-07-03 JP JP2014137482A patent/JP2016015435A/ja active Pending
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