JP7227976B2 - 複数の溶解チャンバを有する飲料注出機 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる種類の飲料を調製する飲料装置に関し、各飲料は、1回分の可溶性粉末を希釈液で溶解チャンバ内に混合することによって得られる。
飲料調製装置の分野では、最大の装置は、消費者によって行われた選択に応じて、異なる種類の飲料の調製を可能にする。例えば、そのような装置は、コーヒー、ミルク、チョコレート、又は紅茶、及びそれらの飲料の混合物、通常、ミルクとコーヒー、チョコレート、又は紅茶との混合物の調製を選択的に可能にする。
異なる飲料のこの大きな選択を提供するために、装置は、コーヒー、紅茶、ミルク、及びチョコレートの可溶性粉末などの異なる飲料原材料を別々に貯蔵するいくつかの容器と、異なる飲料の調製にそれぞれ専用のいくつかの溶解チャンバと、を備える。
通常、装置は、異なる2つ又は3つの溶解チャンバと、異なる原材料を貯蔵する少なくとも4つの容器と、を備える。これは、いくつかのチャンバが異なる原材料を溶解することができる(例えば、同じチャンバを通常のコーヒー及びカフェイン除去したコーヒーに使用することができる)ためである。
日中、異なる種類の飲料は、好ましくは消費者によって注文される。午前中には、紅茶、チョコレート、及びブラックコーヒーが注文され、昼食後、基本的にコーヒー飲料(エスプレッソ、ブラックコーヒー、ラッテ、及びカプチーノ)が注文される。夜には、需要が低減し、コーヒー及び紅茶が好まれる。
消費者のこれらの習慣は、午前中の多様性、昼食後のコーヒー飲料、並びに夜のコーヒー及び紅茶という需要を満たすことを可能にするために、装置の操作者に、1日に数回、装置内に保持された溶解チャンバを取り外すことを強いる。
操作者が装置内にチャンバを再組み付けするたびに、操作者は、上記の容器が溶解チャンバに対応する飲料原材料を貯蔵しているか否かも同時に確認しなければならない。例えば、夜に使用されたコーヒー溶解チャンバが、翌朝ミルクチャンバと交換され、次いで、前日コーヒーを貯蔵した容器は、午前中にミルクを貯蔵する容器に交換しなければならない。専用でない原材料を溶解チャンバに間違って供給することにより、低品質の飲料、潜在的な溢れの問題、及びチャンバの交差汚染をもたらし、次回チャンバが洗浄されるときにより徹底した洗浄をするという結果を伴う。
現在、注出機が動作不能である期間を制限するために、取り外し及び再組み付け作業のための時間を短縮することが必要とされている。また、特定の操作者に訪問してマシンをカスタマイズするように依頼する必要がないように、任意の訓練されていない人によってこの作業を行わせることが必要とされている。作業は、洗浄作業に関して簡単に訓練された任意の人によって行われるべきである。
装置の飲料溶解チャンバを取り外して再組み付けする作業を改善することが必要とされている。
誤った再組み付け、具体的には、溶解チャンバと飲料原材料を貯蔵するその対応する容器との誤った関連付けを回避する装置を提供することが有利であろう。
操作者が、いくつかの飲料溶解チャンバのすぐに使えるアセンブリを用意することを可能にすることが有利であろう。
飲料調製装置と、複数の容器と、複数の溶解チャンバとを具備するシステムが提供される。
飲料調製装置は、装置の機能的構成要素を支持するメインフレームを備え、構成要素の一部は、
希釈液供給システムと、
フレーム内に少なくとも2つの取り外し可能な容器を配置するように構成された容器領域であって、容器が、可溶性飲料原材料を貯蔵及び分配するように構成されており、容器領域が、容器領域内に保持された各容器又は容器の組み合わせを識別する少なくとも1つの識別手段リーダ装置を備える、容器領域と、
少なくとも2つの取り外し可能な溶解チャンバを配置するように構成された溶解チャンバ領域であって、各溶解チャンバが、1つの容器の下に配置されるようになっており、溶解チャンバが、溶解チャンバの上に配置された容器から1回分の可溶性飲料原材料を受け入れるようになっており、各溶解チャンバ領域が、希釈液供給部への少なくとも1つの接続部を備え、溶解チャンバ領域が、溶解チャンバ領域内に配置された各溶解チャンバ又はチャンバの組み合わせを識別するように構成された少なくとも1つの識別手段リーダを備える、溶解チャンバ領域と、
ユーザインターフェースと、
を備える。
複数の容器では、各容器は、可溶性飲料原材料を貯蔵及び分配するように構成されており、各容器又は容器の組み合わせは、装置の容器領域内に取り外し可能に配置されるように設計されており、各容器又は容器の組み合わせは、容器が貯蔵するように設計されている、可溶性飲料原材料の性質を識別する識別手段を備える。
複数の溶解チャンバでは、各溶解チャンバは、1回分の可溶性飲料原材料及び1回分の希釈液から飲料を調製するように構成されており、各チャンバは、装置のチャンバ領域内に取り外し可能に配置されるように設計されており、各チャンバは、
チャンバ領域の希釈液供給部への少なくとも1つの接続部と取り外し可能に協働するように設計された、少なくとも1つの希釈液入口と、
チャンバ領域の上方の容器領域内に配置された容器から1回分の可溶性飲料原材料を受け入れるように設計された1つの粉末入口と、
1つの飲料注出出口と、
を備え、
各溶解チャンバは、1つの専用の種類の可溶性飲料原材料を溶解するように構成された内部設計を呈しており、
各溶解チャンバ又はチャンバの組み合わせは、装置のチャンバ領域内に取り外し可能に配置されるように設計されており、
各溶解チャンバ又はチャンバの組み合わせは、各溶解チャンバが溶解するように設計されている、可溶性飲料原材料の性質を識別する識別手段を備える。
システムでは、装置は、容器領域内に収容された容器と、容器領域の下に配置されたチャンバ領域内に収容され、容器から可溶性飲料原材料を受け入れる、溶解チャンバとの各対について、溶解チャンバ又はチャンバの組み合わせの識別手段と容器又は容器の組み合わせの識別手段とを比較するように構成された制御システムを備える。
通常、システムでは、溶解チャンバの数は、装置内のチャンバ領域内に配置することができるチャンバの数よりも多く、容器の数は、装置内の容器領域内に配置することができる容器の数よりも多い。結果として、容器及び溶解チャンバの異なる構成を装置内に設定することができ、その結果、装置は、装置内に設定された構成に応じて、異なる飲料を提供することができる。
本発明の飲料注出機は、飲料を調製するための様々な機能的要素が配置されているフレームを備える。
具体的には、フレームは、飲料を調製するために希釈液を提供する希釈液供給システムを支持する。希釈液は、可溶性飲料原材料を溶解するように適合された任意の好適な液体であってもよい。好ましい希釈液は、温水又は冷水のいずれかである。一般に、装置の希釈液供給システムは、少なくとも、希釈液タンク又は希釈液供給部(水道水など)、希釈液ポンプ、希釈液ヒータ及び/又は冷却器、並びに希釈液送達を作動させるためのバルブを備える。また、システムは、高温又は低温のいずれかで希釈液を送達するための選択弁を備えてもよい。
メインフレームは、フレーム内に取り外し可能な容器を配置するように構成された容器領域を備える。容器領域内に配置される容器は、可溶性飲料原材料を貯蔵するように構成されている。通常、各容器は、貯蔵タンク及び原材料出口を備える。通常、出口は、タンクの底部に配置される。容器は、一緒に取り付けられ、特定の容器の組み合わせを形成することができる。例えば、容器の組み合わせは、ミルク及びコーヒー飲料の専用の調製のために定義することができ、この組み合わせは、一方がミルク原材料、他方がコーヒー原材料を含む、2つの容器を備える。この2つの容器の組み合わせにより、装置内に2つの容器を同時に装填することが可能になる。組み合わせの容器は、取り外し可能な又は取り外し不可能な方法で、互いに取り付けることができる。特定の一実施形態では、容器は、国際公開第2013/014142号に記載されているものなどのドロアーに一緒に組み合わせることができる。
容器領域は、少なくとも1つの識別手段リーダ装置を備える。
容器領域内に配置される各容器は、容器が貯蔵するように設計されている、可溶性飲料原材料の性質を識別する識別手段を備える。容器の組み合わせの場合、組み合わせは、組み合わせの各容器が貯蔵するように設計されている可溶性飲料原材料の性質、及び容器の組み合わせの各容器の物理的位置を識別する識別手段を備える。
リーダ装置及び識別手段は、領域内に、及び容器又は容器の組み合わせに配置され、それにより、容器又は容器の組み合わせが領域内に置かれると、リーダは、識別手段を読み取ることができる。結果として、装置の制御システムは、容器領域内に保持された各容器、及び各容器が貯蔵するように設計されている可溶性飲料原材料の性質を識別することができる。
一般に、システムは、少なくとも1つの可溶性飲料原材料投入装置、好ましくは1つの容器当たり1つの投入装置を備える。投入装置は、投入された粉末を溶解チャンバに送達する。
原材料が粉末である場合、投入装置は、好ましくは回転式容積測定投入部材である。この投入用の装置は、投入スクリュー、投入オーガ、又は有孔ディスクのリスト中に含まれ得る。容器のタイプに応じて、投入装置は、容器の内側に一体化させるか、又は容器の出口に設けることができる。好ましい実施形態によれば、投入装置は、容器の内側に定置され、かつ容器の底部に配置されている。この投入装置は、好ましくは、バネ式又はスクリュー式オーガである。そのようなオーガは、ある体積の粉末を、容器から粉末出口に変位させる。容器及び投入装置で構成される、この部分アセンブリは、通常、現行の飲料注出機内では、キャニスタとして特定されるものである。
原材料が濃縮物である場合、投入装置は、好ましくは、濃縮物で充填された可撓性チューブと協働する蠕動ポンプである。
メインフレームは、装置内に取り外し可能な溶解チャンバを配置するように構成された溶解チャンバ領域を備え、それにより、各溶解チャンバは、1つの容器の下に配置され、溶解チャンバは、溶解チャンバの上に配置された容器から1回分の可溶性飲料原材料を受け入れる。溶解チャンバ領域は、容器領域の下に配置され、それにより、原材料は、容器からチャンバ内に、自然落下によって分配することができる。
加えて、溶解チャンバ領域は、希釈液供給部への少なくとも1つの接続部を備え、それにより、この領域内に配置された各チャンバは、希釈液供給システムに接続することができる。
溶解チャンバ領域内に配置される各溶解チャンバは、1回分の可溶性飲料原材料及び1回分の希釈液から飲料を調製するように構成されており、チャンバは、装置のチャンバ領域内に取り外し可能に配置されるように設計されている。通常、チャンバは、
チャンバ領域内の希釈液供給システムへの少なくとも接続部と取り外し可能に協働するように設計された、少なくとも1つの希釈液入口と、
チャンバ領域の上方の容器領域内に配置された容器から1回分の可溶性飲料原材料を受け入れるように設計された1つの粉末入口(通常、この入口は、チャンバの開放上部に対応する)と、
1つの飲料注出出口(通常、注出出口は、チャンバの底部に配置される)と、
を備える。
溶解チャンバは、通常、可溶性飲料原材料と希釈液とを効率的に接触させ、飲料を製造するための原材料の溶解を改善するように設計される。
好ましくは、溶解チャンバは、ジェットの形態で希釈液をチャンバ内に導入するように構成された、少なくとも1つの希釈液入口を備えることができる。このチャンバは、好ましくは、液体の渦流がチャンバ内に作り出され、この渦流に希釈液のジェットが衝突するように構成されている。そのような溶解チャンバは、国際公開第2008/071613号に記載されている。好ましい実施形態によると、この溶解チャンバは、チャンバの底部に近接して配置された、1つの希釈液入口を備える。代替的な実施形態では、このチャンバは、上部に近接して配置された追加の希釈液入口を備える。より高い入口を通じて導入される希釈液は、通常、飲料調製の後にチャンバをすすぐために、又は大きいサイズの飲料を調製するために使用される。
好ましくは、ホイッパは洗浄のためにより多くの時間を要するため、チャンバは、ホイッパを有さない。
一般的に、溶解チャンバの頂部が開放されることにより、粉末が、自然落下によって内側に自由に流れることができる。開放されるとは、例えば蓋によって、チャンバの頂部が覆われていないことを意味する。
各チャンバは、1つの専用の種類の可溶性飲料原材料を溶解するように構成された内部設計を呈する。したがって、少なくとも2つのチャンバは、それらの内部構成によって異なってもよい。これは、1つのチャンバがコーヒーを調製するように構成され、別のチャンバがミルクを調製するように構成されている場合である。上述したものなどの溶解チャンバでは、チャンバは、
それらの内部容積、チャンバが円筒形である場合、通常はそれらの内径、並びに/又は
それらの内面の設計、並びに/又は
チャンバ内の希釈液入口の向き(実際には、希釈液入口によって提供される水のジェットは、必要とされる溶解効果に応じてチャンバ内で異なるように傾斜することができる)、並びに/又は
飲料注出出口の断面及び/若しくは形状、
によって異なってもよい。
少なくともこの理由のため、
各溶解チャンバは、溶解チャンバが溶解するように設計されている、可溶性飲料原材料の性質を識別する識別手段を備える、又は
チャンバの各組み合わせは、組み合わせの溶解チャンバのそれぞれが溶解するように設計されている可溶性飲料原材料の性質、及びチャンバの組み合わせの各チャンバの物理的位置を識別する識別手段を備える。
加えて、溶解チャンバ領域は、その領域内に配置された溶解チャンバ又はチャンバの組み合わせを識別するように構成された少なくとも1つの識別手段リーダを備える。
容器と同様に、溶解チャンバは、一緒に取り付けて、特定のチャンバの組み合わせを形成することができる。例えば、チャンバの組み合わせは、ミルク及びコーヒー飲料の専用の調製のために定義することができ、この組み合わせは、一方がミルク原材料の溶解によってミルク飲料を調製し、他方がコーヒー原材料の溶解によってコーヒー飲料を調製するように構成された、2つのチャンバを備える。この2つのチャンバの組み合わせにより、装置内に2つのチャンバを同時に装填することが可能となる。組み合わせのチャンバは、取り外し可能な又は取り外し不可能な方法で、互いに取り付けることができる。
各チャンバ領域は、少なくとも1つの識別手段リーダ装置を備え、チャンバ領域内に配置される各チャンバ又はチャンバの組み合わせは、各チャンバ又はチャンバの組み合わせの各チャンバが溶解するように設計されている、可溶性飲料原材料の性質を識別する識別手段を備える。リーダ装置は、チャンバ内に配置され、識別手段は、チャンバ上又はチャンバの組み合わせ上の領域に配置され、それにより、チャンバ又はチャンバの組み合わせが領域内に置かれると、リーダは、識別手段を読み取ることができる。結果として、装置の制御システムは、チャンバ領域内に保持された各チャンバ、及び各チャンバが溶解するように設計されている可溶性飲料原材料の性質を識別することができる。
装置は、ユーザインターフェースを備える。このインターフェースは、消費者への情報、具体的には、飲料調製装置から注出することができる飲料の種類に関する情報の表示を可能にする。
このインターフェースはまた、消費者による選択の入力及び選択された飲料の注文を可能にする。
装置は、飲料調製動作を実行するために、装置内に保持された構成要素を制御するように動作可能な、制御システムを備える。
加えて、制御システムは、容器領域内に収容された容器と、容器領域の下に配置されたチャンバ領域内に収容され、容器から可溶性飲料原材料を受け入れる、溶解チャンバとの各対について、溶解チャンバの識別手段と容器の識別手段とを比較するように構成されている。
したがって、容器が容器領域内に配置され、溶解チャンバが溶解チャンバ領域内に配置されている飲料調製装置のシステムにおいて、制御システムは、容器と容器に関連付けられた溶解チャンバとの各対について、容器の識別手段及び溶解チャンバの識別手段を読み取ることができる。次いで、制御システムは、識別手段のこの対を比較することができる。
容器の組み合わせが容器領域内に配置されると、識別手段は、制御システムが各容器の物理的位置及びこの容器が貯蔵するように設計されている原材料を読み取ることを可能にする。
同様に、チャンバの組み合わせが容器領域内に配置されると、識別手段は、制御システムが各チャンバの物理的位置及びこのチャンバが溶解するように設計されている原材料を読み取ることを可能にする。
好ましくは、容器と容器から可溶性飲料原材料を受け入れる溶解チャンバとの1つの対について、溶解チャンバが溶解するように設計されている可溶性飲料原材料の性質と容器が貯蔵するように設計されている可溶性飲料原材料の性質との間の不一致が検出された場合、警告が飲料調製装置のユーザインターフェースによって表示される。
実際には、不一致は、溶解チャンバの種類が容器内に貯蔵された可溶性飲料原材料から飲料を調製するように構成されていないことを示す。制御システムは、容器内の原材料の性質及びチャンバ内で溶解することができる原材料の性質に関する情報をユーザインターフェース上に警告して表示するように構成することができ、それにより、操作者は、操作者が可溶性飲料原材料の容器又は溶解チャンバを取り外すことを所望するか否かを確認することができる。加えて、又は代わりに、制御システムは、操作者に容器(単数又は複数)又はチャンバ(単数又は複数)のいずれかをどのように変更するかを説明するように構成することができる。
好ましくは、容器と容器から可溶性飲料原材料を受け入れる溶解チャンバとの全ての対について、溶解チャンバが溶解するように設計されている可溶性飲料原材料の性質と容器が貯蔵するように設計されている可溶性飲料原材料の性質との間の不一致が検出されない場合、容器と溶解チャンバとの対によって調製することができる飲料の性質がユーザインターフェースによって表示される。
したがって、飲料の性質の表示により、消費者が自身の飲料を決めて選択することが可能になる。
1つの第1のモードでは、装置は、サブフレームを備え、サブフレームは、メインフレームに取り外し可能に取り付けられており、サブフレームは、装置の溶解チャンバ領域内に配置される溶解チャンバを保持するように構成されており、サブフレームは、1つの溶解チャンバ領域内に各チャンバを配置するように設計されており、チャンバのそれぞれは、識別手段を備え、サブフレームは、溶解チャンバ領域の識別手段リーダに対して、サブフレーム内に保持された各溶解チャンバの識別手段を配置するように設計されている。
したがって、サブフレームが装置のメインフレームから取り外されると、全てのチャンバは、装置から同時に取り外される。1つのジェスチャで、操作者は、全てのチャンバを取り外す。また逆に、全てのチャンバを保持するサブフレームにより、1つのジェスチャで装置内の全てのチャンバの配置及び取り付けが可能になる。
好ましくは、チャンバは、サブフレームから取り外し可能である。したがって、サブフレームが装置から取り外されると、サブフレームから各チャンバを分離することが容易になる。操作者は、テーブル上で又はシンクの片側で作業することができる。装置内での不便な取り扱いは、もはや必要ではない。
好ましくは、サブフレームは、サブエリアを備え、これらのサブエリアのそれぞれは、1つの溶解チャンバを受け入れ、かつチャンバの少なくとも1つの希釈液入口の導管を方向づけるように構成されている。
通常、サブエリアは、同一である。したがって、任意のチャンバを任意のサブエリアに保持することができ、これにより、操作者が洗浄後にチャンバをサブフレーム内に導入して戻すときのメンテナンスを容易にすることができる。
好ましくは、各サブエリアは、各チャンバが摺動することができる上部開口部を呈する。
好ましい実施形態によれば、各溶解チャンバに対して、少なくとも1つの希釈液入口は、チャンバの外面の外側に延びる導管を備える。この実施形態では、サブフレームの各サブエリアは、好ましくは、チャンバの少なくとも1つの希釈液入口の導管を方向づけるように構成されている。導管の向きは、液体供給システムとの接続部を提供するように、この導管が装置のフレームの対応する孔の内部に容易に嵌合することを可能にするために定義される。好ましくは、サブエリアは、導管をサブフレームの背面/平面に対して垂直に方向づけるように構成されている。その目的で、サブフレームのサブエリアのそれぞれは、導管を保持するための長手方向スロットを備えることができる。
好ましくは、全てのチャンバは、同じ外部構成を呈する。この同一の外部様相により、サブフレームのどのサブエリア内でもそれらの配置が可能になる。
好ましくは、全てのチャンバに対して、少なくとも1つの希釈液入口の導管は、同じ場所に配置され、かつ同じ方向に向けられ、チャンバの外部容積は同じである。通常、チャンバは、円筒形の外部様相を呈しており、全てのチャンバは、同じ外径を呈する。
したがって、各チャンバは、各サブエリア内に分け隔てなく配置することができ、希釈液供給孔に接続することができる。
その結果、サブフレームにより、装置の外側の第1の工程において、操作者が装置内に配置することを望む異なるチャンバを操作者が用意することが可能になる。マシンの外側で、例えばテーブル上でチャンバをサブフレーム内に導入し、次いで、サブフレームを装置内に導入することが非常に容易である。
一実施形態によれば、システムは、少なくとも2つのサブフレームを備えることができ、このサブフレームは、選択された溶解チャンバを保持し、サブフレームは、チャンバの選択によって異なっている。
この実施形態により、装置の新たな構成を得るために、1つの単一のサブフレームからチャンバを取り外し、次いで同じサブフレーム内に新しいチャンバを再導入しなければならない代わりに、1つの特定のサブフレームから別のサブフレームに単に変更することによって、操作者が飲料調製装置の構成を変更することが可能になる。
操作者は、すぐに使えるサブフレーム、例えば、通常午前中に注文される飲料の調製専用のチャンバを有する第1のサブフレーム、通常昼食後に注文される飲料用の別のサブフレーム、及び通常夜に注文される飲料用の第3のサブフレームを用意することができる。マシンの構成を変更する時間は、非常に短くなり、マシンを動作させることができない時間を短縮する。
好ましくは、サブフレームは、装置のメインフレームの受け入れ領域内に配置される。受け入れ領域は、装置内でサブフレーム及びサブフレーム内に保持されるチャンバを配置及び保持するための装置内部の容積を画定する。
好ましい実施形態によれば、サブフレームは、ドロアーであり、ドロアーは、メインフレーム内で水平に摺動することができる。
通常、サブフレーム及びフレームは、メインフレームからの引き抜き又はメインフレーム内への導入中のサブフレームのより良好な取り扱いを可能にするために、協働する案内手段を備える。
好ましくは、装置は、メインフレーム内にサブフレームをロックするための装置である。レバーなどの任意の既知のロック装置を使用することができる。
サブフレームの一実施形態によれば、
各チャンバの注出出口は、可撓性チューブと連通し、
各可撓性チューブは、サブフレームの一部であり、
各可撓性チューブに対して、装置は、受け入れ領域の表面内に及び表面から外に摺動することができる、対応するピンチアクチュエータを備える。
したがって、チャンバの出口は、ピンチバルブによって閉鎖される。このタイプのバルブは、サブフレームが取り外されたときに受け入れ領域の表面の背後に隠すことができるピンチアクチュエータによって命令される。
好ましくは、サブフレームは、少なくとも2つの注出導管を備え、各注出導管は、1つの専用チャンバの注出飲料出口と協働し、かつ最終飲料注出領域に飲料を供給し、注出導管は、サブフレームの注出ブロック内に設計されている。
特定の実施形態では、システムは、少なくとも2つのサブフレームを備えることができ、少なくとも2つのサブフレームは、注出ブロックの最終飲料注出領域の構成によって異なっており、
各サブフレームは、注出ブロックの最終飲料注出領域の構成を識別する識別手段を備え、
フレームは、サブフレームを識別することができる1つの識別手段リーダ装置を備え、
装置の制御システムは、ユーザインターフェースの表示を適応させるように構成されている。
1つの第2のモードでは、装置は、サブフレームを備え、サブフレームは、メインフレームに取り外し可能に取り付けられており、サブフレームは、装置の溶解チャンバ領域内に配置される溶解チャンバの組み合わせを保持するように構成されており、
チャンバは、サブフレームから取り外し不可能であり、
サブフレームは、チャンバの組み合わせの識別手段を備え、識別手段は、
組み合わせの溶解チャンバのそれぞれが溶解するように設計されている、可溶性飲料原材料の性質、及び
サブフレーム内の各チャンバの物理的位置
を識別しており、
サブフレームは、チャンバ領域内の1つの識別手段リーダに対して、識別手段を配置するように設計されている。
この第2のモードによれば、溶解チャンバは、取り外し不可能な方法でサブフレームに取り付けられる。好ましくは、溶解チャンバ及びサブフレームのアセンブリは、1つの単一材料部品で作製される。そのようなアセンブリは、射出成形することができる。
この第2のモードでは、操作者は、洗浄するため又は飲料オファーを用意するためにサブフレームからチャンバを取り外す必要がなく、サブフレーム全体が、使用する準備ができている。この実施形態では、サブフレームからチャンバを取り外し、洗浄後にそれらを再組み付けする作業は発生せず、操作者の時間を節約し、誤りをなくす。
好ましくは、サブフレームは、装置のメインフレームの受け入れ領域内に配置される。受け入れ領域は、装置内でサブフレームを配置及び保持するための装置内部の容積を画定する。
好ましい実施形態によれば、サブフレームは、ドロアーであり、ドロアーは、メインフレーム内で水平に摺動することができる。
通常、サブフレーム及びフレームは、メインフレームからの引き抜き又はメインフレーム内への導入中のサブフレームのより良好な取り扱いを可能にするために、協働する案内手段を備える。
好ましくは、装置は、メインフレーム内にサブフレームをロックするための装置である。レバーなどの任意の既知のロック装置を使用することができる。
好ましくは、システムは、複数のそのようなサブフレームを備え、これらのサブフレームは、各サブフレーム内に保持されたチャンバの種類及び/又は位置によって異なっている。
異なるサブフレームのセットを提供することができ、それにより、操作者は、飲料調製装置において提案される飲料をカスタマイズすることができる。例えば、1つのサブフレームは、異なる飲用受容器内にコーヒーを注出してコーヒーを調製するように両方とも設計された2つのチャンバを備えることができ、別のサブフレームは、コーヒーを調製するように設計された1つのチャンバと、同じ飲用受容器内に泡立てたミルクを調製するための1つのチャンバとを備えることができる。
サブフレームは、チャンバの種類、すなわち、サブフレームの溶解チャンバのそれぞれが溶解するように設計されている可溶性飲料原材料の性質、及びサブフレーム内の各チャンバの物理的位置を識別する1つの識別手段を備える。
一実施形態では、システムは、複数のそのようなサブフレームを備えることができ、これらのサブフレームは、各専用チャンバの注出飲料出口と協働して最終飲料注出領域に飲料を供給する、注出導管の向きによって異なっている。
サブフレームの識別手段は、注出導管の向きを識別することができる。したがって、装置の制御システムは、それに応じてユーザインターフェースの表示を適応させるように構成することができる。
本発明の装置で使用される飲料原材料は、可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物であってもよい。
このような可溶性飲料粉末は、インスタントコーヒー粉末、チョコレート粉末、乳粉末、インスタント茶粉末、フルーツ粉末、スープ粉末とすることができる。
このような飲料濃縮物は、コーヒー濃縮物、ミルク濃縮物、茶濃縮物、シロップとすることができる。
本明細書では、「内」、「外」、「後」、「前」、「底」、及び「上」という用語は、本発明の特徴の位置関係を説明するために用いられる。これらの用語は、図2、図3a、及び図3bに示されるように、飲料の製造のための装置内に配置されたときの、それらの通常の向きにある、装置の構成要素を指すものであると理解するべきである。
本発明の上記の諸態様は、任意の好適な組み合わせで組み合わせることができる。更には、本明細書における様々な特徴を、上記の諸態様のうちの1つ以上と組み合わせることにより、具体的に図示及び説明されたもの以外の組み合わせを提供することができる。本発明の更なる目的及び有利な特徴は、「特許請求の範囲」、「発明を実施するための形態」、及び添付図面から明らかとなるであろう。
本発明の特徴及び利点は、以下の図と関連して、更に良く理解されよう。
現況技術による飲料調製装置を示す。 現況技術による飲料調製装置を示す。 異なる動作状態における本発明によるシステムの概略図である。 異なる動作状態における本発明によるシステムの概略図である。 異なる動作状態における本発明によるシステムの概略図である。 異なる動作状態における本発明によるシステムの概略図である。 異なる動作状態における本発明によるシステムの概略図である。 図2a~図2eのシステムの制御システムの一実施形態の概略図である。 装置内に配置されたチャンバ及び容器の対の妥当性を確認するプロセスの例をブロック図として示す。 異なる動作状態におけるユーザインターフェースの外観を概略的に示す。 異なる動作状態におけるユーザインターフェースの外観を概略的に示す。 3つのチャンバを保持するサブフレームの第1のモードの前側の斜視図である。 3つのチャンバを保持するサブフレームの第1のモードの後側の斜視図である。 チャンバを有さない図6a~図6bのサブフレームを示す。 図6a~図6bの1つのチャンバの底面図である。 第2のモードによる2つのサブフレームのセットの側面図である。 第2のモードによる2つのサブフレームのセットの側面図である。
図1aは、現況技術による飲料調製装置1を示し、正面扉は、装置の内部を示すために開放されている。
内部では、装置のフレームは、異なる可溶性飲料原材料を貯蔵する5つの容器2を支持する。これらの容器の出口21は、下向きに配置された3つの溶解チャンバ3内に投入量の原材料を分配する。これらのチャンバは、飲料を調製し、飲料は、マニホールド8内に保持された飲料チューブを介して注出される。飲料は、装置の底部のドリップトレイ上に配置することができるカップ内に注出される。マニホールドは、次々に飲料の調製を可能にする。
容器は、インスタントコーヒー、乳粉末、インスタント紅茶粉末、ココア粉末などの粉末原材料を貯蔵することができる。これらの容器が同じ粉末原材料を貯蔵するため、又は容器がインスタントコーヒー及びカフェイン除去したインスタントコーヒーなどの同様の原材料を貯蔵するためのいずれかであるため、2つの溶解チャンバは、異なる2つの容器から分配される粉末を溶解するように構成されている。
そのような装置の洗浄は、各チャンバ3が次々に装置から取り外され、かつ各チャンバが更に分解されることを必要とする。分解、洗浄、及び再組み立て後、各チャンバは、装置内の正しい元の位置に戻して配置されなければならない。
別の工程では、マニホールド8も、分解され、洗浄され、再組み立てされ、装置内に戻して配置される。
容器はまた、再充填されるために、又は、装置によって供給される飲料オファーを変更するために特定の原材料を含む1つの容器を別の原材料を含む容器と交換するために、注出機から取り外すこともできる。
図1bは、チャンバ3、マニホールド8、及び更には容器2が、洗浄のため、又は装置の飲料オファーを再構成するためのいずれかのために取り外された工程の装置を示す。操作者がこれらの全ての要素を再び装置のフレーム1内に戻して導入すると、特定の原材料を貯蔵する容器をこの原材料の溶解に専用の溶解チャンバと正しく関連付けしないで、飲料の品質に直接影響を及ぼす危険性がある。
加えて、操作者が、例えば、朝食後及び昼食前に、消費者に新しい飲料オファーを提供する目的で、装置内の原材料及びチャンバを変更するとき、操作者は、消費者がこの新しいオファーに気付くように、それに応じてユーザインターフェースを変更すべきである。
これらの仕事は全て、時間がかかり、1日の2つの忙しい期間の間に発生して、装置内部での再組み付けの誤りを発生させるリスクを伴う。
図2a~図2dは、本発明によるシステムの概略図である。
図2aでは、飲料調製装置10は、正面図により表され、装置の正面扉は、除去されている。
装置10は、飲料を調製する準備ができている、その動作状態にある。これは、コーヒー、ミルク、カフェイン除去したコーヒーなどの、異なる可溶性飲料原材料A、B、及びCを貯蔵する3つの容器2を備える。これらの容器のそれぞれは、特定の容器領域11内のフレーム内に、又は1つの全体的な容器領域の特定の位置に配置される。容器は、貯蔵された原材料を容器出口21を介して3つの対応する溶解チャンバ3内に下向きに投与して分配するための投入装置を備える。原材料の投入量は、チャンバの上部を介して導入される。各チャンバ3は、1回分の飲料原材料を希釈液と混合して飲料を調製するように設計されている。各チャンバ3は、1つの専用の種類の可溶性飲料原材料を溶解するように構成された内部設計を呈しており、例えば、チャンバAは、可溶性原材料Aを溶解するように設計されている。各溶解チャンバは、特定のチャンバ領域12内のフレーム内に、又は1つの全体的なチャンバ領域の特定の位置に配置される。全てのチャンバは、メインフレーム1に取り外し可能に取り付けられたサブフレーム5によって支持される。このサブフレームは、各チャンバに接続された最終飲料出口57の特定の最終注出領域17への配向を可能にする注出ブロックを備える。図2aでは、注出ブロックは、全ての飲料を同じ位置で注出するように設計されており、1つのカップのみを充填することができる。
図2bは、注出ブロックが異なることを除いて、図2aの装置と同様の飲料調製装置を示し、注出ブロックは、異なる場所で異なるチャンバの飲料を注出するように設計されている。いくつかのカップを同時に注文して充填することができる。この種類の注出は、特に、1つの成分のみを含む飲料の高需要、例えば、朝食時のブラックコーヒー、紅茶、及びチョコレートの調製に答える要望のために、特に適合される。図2aの注出ブロックは、コーヒー及び泡立てたミルクなどの異なる成分を含むより複雑な飲料を調製するのに好ましく、この構成は、需要がより低いとき、例えば、午後又は夜に好ましい。
図2cは、フレーム1、原材料Aを貯蔵する容器2、及び原材料Aを溶解するように設計された対応するチャンバ3の間の接続を示す図2aの装置の垂直断面図である。容器2及びチャンバ3は、各装置を説明し、それらの相互作用を例示するために、フレーム1を除いて図示されている。
容器2は、タンク24及び粉末分配出口21を備える。
フレームは、容器2を配置するように構成された容器領域11を備える。容器は、タンク24と、粉末分配出口21と、一体化された投入装置22(例えば、タンクの底部を通って延びるオーガ)と、容器内に貯蔵された可溶性飲料原材料Aの性質を識別する識別手段23と、を備える。容器領域11は、投入装置アクチュエータ15及び識別手段リーダ13を備える。アクチュエータ及びリーダは、容器が領域11内に配置されたときに投入装置22及び識別手段23それぞれと嵌合するために、容器領域内に配置される。
フレームは、チャンバ3を配置するように構成された溶解チャンバ領域12を備える。チャンバ3は、上部希釈液入口31a及び底部希釈液入口31bを備える。しかし、チャンバの種類に応じて(特に、そのサイズ及びその内部形状に応じて)、チャンバは、1つの単一の希釈液入口31aのみを備えることができる。チャンバ3は、飲料出口を備える。
図示した実施形態によれば、飲料出口は、以下に記載されるように、ピンチバルブの一部である可撓性チューブ61に接続される。更に、より単純な実施形態によれば、飲料出口はまた、任意のバルブを有さない単純な開放導管であってもよい。
チャンバ3は、識別手段34を備える。溶解チャンバ領域11は、投入装置アクチュエータ15及び識別手段リーダ13を備える。アクチュエータ及びリーダは、容器が領域11内に配置されたときに投入装置22及び識別手段23それぞれと嵌合するために、容器領域内に配置される。
チャンバ領域12は、チャンバの各希釈液入口31a、31bを装置のフレーム1の内部に保持された希釈液供給システムに接続するために、希釈液入口と協働することができる迅速な接続手段を有する孔などの接続装置41a、41bを備える。上述したように、チャンバは、1つの希釈液入口71aのみを備えることができ、したがって、装置は、チャンバ当たり1つの接続装置41aのみを備えることができる。チャンバ領域12は、識別手段リーダ13を備える。接続装置41a、41b、及びリーダ13は、チャンバが領域12内に配置されたときに希釈液入口71a、71b、及び識別手段34それぞれと嵌合するために、チャンバ領域内に配置される。
図示した実施形態では、装置は、チャンバの出口に接続された可撓性チューブ61を挟持することができるピンチアクチュエータ62を備える。このアクチュエータ62は、装置のフレーム1内に保持される。チャンバの飲料出口が単純な開放導管である代替的な実施形態では、装置は、そのようなピンチアクチュエータを有さない。
装置の3つの容器領域11は、同一であり、容器に取り付けられた識別手段を読み取ることによって内部に配置された任意の容器の識別を可能にする。3つの容器は、外面的には同一であり、任意の容器領域内に配置することができる。
同様に、装置の3つの溶解チャンバ領域12は、同一であり、チャンバに取り付けられた識別手段を読み取ることによって内部に配置された任意のチャンバの識別を可能にする。3つのチャンバの幾何学的形状は、外面的には同一であり、結果として、チャンバは、任意のチャンバ領域内に配置することができる。
装置は、装置の構成要素を制御するように動作可能な制御システム18を備える。
一実施形態では、注出ブロック58は、最終飲料出口57の位置を構成し、3つのチャンバを支持するフレームは、サブフレーム5に取り外し可能に取り付けられ、サブフレーム5は、調製することができる飲料の選択に加えて、装置の構成の追加のレベルを提供する。上記実施形態によれば、取り外し可能な注出ブロック58は、注出ブロックの最終飲料注出領域の構成を識別する識別手段59を備えることが好ましい。フレームは、サブフレームに取り付けられた注出ブロックの識別手段59の読み取りを可能にする1つの識別手段リーダ7を備える。
図2d及び図2eは、飲料原材料B及びCそれぞれの貯蔵及び溶解に専用の容器とチャンバとの対を示す。チャンバは、異なる識別手段(34B、34C)を有し、容器もまた、異なる識別手段(23B、23C)を有する。
本システムは:
容器の数が装置内の容器領域11の数を上回る、複数の容器2と、
チャンバの数が装置内のチャンバ領域12の数を上回る、複数のチャンバ3と、
を備える。
したがって、操作者は、消費者への選択された飲料の特定のオファーに従って(1日の時間帯(朝食、昼食、夕食)、又は1年の期間(高温及び/又は低温飲料)に応じて)、装置の構成を選択することが可能になる。操作者は、容器領域11内にオファーの飲料に対応する飲料原材料容器2、及びチャンバ領域12内にその飲料の調製に対応するチャンバ3を導入する必要があるだけである。この最後の作業のために、サブフレーム5は、操作者が、選択されたチャンバを装置のフレーム1の内部に同時に導入するのを助けることができる。
この場合もやはり、サブフレーム5の注出ブロック58は、オファーの構成中に選択することもできる。
識別手段/リーダ
容器の識別手段、飲料溶解チャンバ、及び最終的には、サブフレームの注出ブロックは、バーコード、色、磁気又は誘導手段、RFIDタグ、凹部(単数又は複数)と隆起部(単数又は複数)との組み合わせなどの幾何学的形状、及びこれらの組み合わせなどのコードのリストで選択することができる。
容器の識別手段は、飲料溶解チャンバの識別手段とは異なる性質のものであってもよく、例えば、容器の識別手段は、特定の色であってもよく、飲料溶解チャンバの識別手段は、特定の形状であってもよい。注出ブロックの識別手段も同様である。
識別手段の性質に応じて、識別手段リーダは、
バーコードリーダ、カメラ、光を感知するセンサなどの光学リーダ、
導電性リーダ(識別手段は、電気回路の一部となることができ、かつ測定可能な変化を引き起こす、又は特定の回路を異なる回路から閉じることができる、導電部分を備えることができる。)、
RFIDリーダ
であってもよい。
制御システム
ここで図3を参照して、制御システム18について考察する。制御システムは、少なくとも、処理ユニット180と、電源19と、メモリ181とを含み、
具体的には、希釈液供給部4と、投入装置アクチュエータ15と、任意選択的に、ピンチバルブアクチュエータ62と、を含む飲料調製動作を実行するための第1のレベルの構成要素、並びに
識別手段リーダ13、14、及び任意選択的に7と、ユーザインターフェース16と、を含む第2のレベルの構成要素
を制御するように動作可能である。
ユーザインターフェース16は、操作者及び消費者がユーザインターフェース信号によって処理ユニット70とインターフェースすることを可能にするハードウェアを備える。より具体的には、ユーザインターフェースは、操作者又は消費者からコマンドを受信し、ユーザインターフェース信号は、このコマンドを入力として処理ユニット70に転送する。コマンドは、例えば、飲料調製プロセスを実行するための命令、及び/又は操作者のための飲料調製装置の動作パラメータを調整するための命令、及び/又は飲料調製装置の電源をオン若しくはオフするための命令とすることができる。また、処理ユニット180は、飲料調製プロセスの一部として、例えば、飲料調製プロセスが開始されたこと又はプロセスに関連するパラメータが選択されたことを示すために、フィードバックをユーザインターフェース16に対して出力することができる。
ユーザインターフェース16のハードウェアは、任意の好適なデバイス(単数又は複数)を備えてもよく、例えば、ハードウェアは、以下の入力手段:ジョイスティックボタン又は押しボタンなどのボタン、ジョイスティック、LED、グラフィック又はキャラクターLCD、タッチ感知及び/又はスクリーン縁部ボタンを有するグラフィックスクリーンのうちの1つ以上を備える。ユーザインターフェース16はまた、情報を提供するために少なくとも1つの出力手段を備え、この出力手段は、好ましくはグラフィック又はキャラクターLCD、タッチ感知及び/又はスクリーン縁部ボタンを有するグラフィックスクリーンである。
ユーザインターフェース16は、1つのユニット又は複数の離散的なユニットとして形成することができる。より複雑なハードウェア構成のために、ユーザインターフェース16は、マスタ処理ユニット180とインターフェースするための別個の処理ユニット(その例を以下に提示する)を備えることができる。
識別手段リーダ13、14、17は、各容器に貯蔵された原材料の性質、各チャンバが溶解するように設計されている原材料の性質、及び最終的にはチャンバを保持するサブフレーム内の注出ブロックの種類を識別する入力信号を処理ユニット180に提供するように動作可能である。入力信号は、アナログ信号又はデジタル信号とすることができる。
処理ユニット180は、入力、すなわちユーザインターフェース16からのコマンド並びに/又は識別手段リーダ13、14、及び任意選択的に7の信号を受信し、メモリユニット181に記憶されたプログラムコード(又はプログラムドロジック)に従って入力を処理し、一般的には飲料調製プロセスである出力を提供するように動作可能である。より具体的には、出力は、容器から可溶性飲料原材料を投入し、容器の下に配置された飲料溶解チャンバに投入量を供給するための投入装置アクチュエータ15の動作と、希釈液供給部4の動作(すなわち、流体をチャンバに供給するための希釈液ポンプ42及び希釈液ヒータ又は冷却器43の動作)と、最終的には、存在する場合には(飲料を飲用カップに注出するための)ピンチバルブアクチュエータ62の動作とを含むことができる。処理ユニット180は、メモリ181と、集積回路として、典型的にはマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラとして構成された入出力システム構成要素とを一般的に備える。処理ユニット180は、ASIC、FPGAなどのプログラマブルロジックデバイス、コントローラなどのアナログ集積回路などの他の好適な集積回路を備えることができる。また、処理ユニット180は、上記集積回路のうちの1つ以上を備えることができる。後者の例は、モジュール式に互いに通信するように構成されたいくつかの集積回路であり、例えば、ユーザインターフェース16を制御するためのスレーブ集積回路が、飲料調製部4、62、15に専用の構成要素を制御するためのマスタ集積回路と通信する。
処理ユニット180は、一般的に、プログラムコードとしての命令及び任意選択的にデータを記憶するためのメモリユニット181を備える。この目的のために、メモリユニット181は、典型的には、不揮発性メモリ、例えば、命令としてのプログラムコード及び動作パラメータの記憶のためのEPROM、EEPROM、又はFlashと、一時的データ記憶のための揮発性メモリ(RAM)とを備える。メモリユニットは、別個の及び/又は(例えば、半導体のダイ上に)集積されたメモリを備えることができる。プログラマブルロジックデバイスのために、命令をプログラムドロジックとして記憶することができる。
具体的には、メモリユニット181は、飲料の調製のためのレシピを記憶する。具体的には、メモリユニットは、特定の原材料から飲料の調製を可能にする、容器とチャンバとの各対に対するレシピを記憶する。1つの対の識別により、希釈液供給部などの構成要素、及び対応する飲料を調製するための投入アクチュエータの制御が可能になる。
電源19は、上記制御される構成要素、処理ユニット180、及びそれに関連する構成要素に電気エネルギーを供給するよう動作可能である。電源19は、主要電気供給部からのエネルギーを受け取って蓄積するためのバッテリ又はユニットなどの、様々な手段を備えることができる。電源19は、飲料調製装置1の電源をオン又はオフにするために、ユーザインターフェース16の一部に動作可能に連結されてもよい。
装置の制御システムは、容器領域内に収容された容器と容器領域の下に配置されたチャンバ領域内に収容された溶解チャンバとの各対について、図4を参照して説明するように、溶解チャンバの識別手段と容器の識別手段とを比較するように構成されている。
上記プロセスのための前提条件として、装置の特定の構成は、操作者によって手動で設定されており、すなわち、操作者は、装置によって調製される飲料の特定のオファーを定義しており、このオファーの飲料の調製を可能にする、容器及びチャンバを導入している。
容器及びチャンバが配置されると、各対について、制御システムは、工程S1で、容器の識別手段を読み取り、同時に工程S2で、制御システムは、容器の下に配置されたチャンバの識別手段を読み取る。両方の場合において、識別手段は、可溶性飲料原材料の性質、容器内に貯蔵された原材料、及びチャンバが溶解するように設計されている原材料を提供する。
容器内に貯蔵された原材料の性質と、チャンバが溶解するように設計されている原材料とは、工程S3で比較される。
比較の結果に基づいて、工程S4で、これらの性質間に不一致が存在するか否かが判断される。
これらの工程S1~S4は、装置内に配置されたチャンバと容器との各対について、連続的に又は同時にのいずれかで繰り返される。
工程S5で、全ての対に対する比較の結果が収集される。工程S4で少なくとも1つの不一致が検出された場合、工程S6で、1つ又は複数のアクションが取られる。装置のユーザインターフェース上に警告が表示される。好ましくは、ユーザインターフェースは、不一致が検出された対(単数又は複数)に関する情報を表示し、その対(単数又は複数)の、容器、チャンバ、又は更にはそれらの両方を変更するように操作者に促す。任意選択の工程S8では、ユーザインターフェースは、実施されるべき解決策を表示して、少なくとも2つの容器又は2つのチャンバを反転させるように操作者に勧告することができる。
全ての対について、性質間の不一致が検出されない場合、全ての容器及びチャンバが正しく選択されて装置内に配置されていると判断され、工程S7が実施される。ユーザインターフェースは、装置内に導入された対に対応する飲料のオファーを表示する。この時点で、操作者は、操作者が定義したオファーが設置されたものに対応するか否かを確認することができ、消費者は、このオファーから飲料を注文することができる。
図5a及び図5bは、工程S5及びS6それぞれにおけるユーザインターフェースの外観を概略的に示す。
これらの図は、チャンバ3及び容器2が対応するチャンバ及び容器領域内に配置されたときの、装置1の正面扉を示す。正面扉9は、チャンバ3と、容器2の一部とを隠す。扉9は、各チャンバの最終注出出口57が出現する注出領域17を画定する開口部を備え、飲用カップは、調製された飲料を受け入れるためにすぐ下に配置することができる。
扉は、操作者又は消費者に情報を提供するように構成されたディスプレイ16を備える。
図5aは、容器が異なる3つの可溶性飲料原材料A、B、及びCを収容し、操作者が装置内に3つの溶解チャンバを配置した状況を示し、原材料Cを貯蔵する容器の下に配置されたチャンバは、原材料Bを溶解するように設計されている。その状況において、工程S4で、制御システムが溶解チャンバの上に配置された容器と溶解チャンバとの各対について、溶解チャンバの識別手段と容器の識別手段とを比較すると、制御システムは、右の容器が貯蔵する原材料の性質(C)と、右のチャンバが溶解することができる原材料の性質(B)との間の差を検出する。更なる工程S5で、1つの不一致が存在することが認識され、工程S6が適用され、制御システムは、ディスプレイ16上に警告メッセージ又は情報を表示することによって操作者に警告する。好ましくは、各容器及びチャンバに対する原材料の性質も、操作者が、
右の容器又は右のチャンバのいずれかを変更しなければならないか否かを判定し、
他の容器及びチャンバが操作者が装填することを意図したものに対応するように制御する、
ことを助けるために表示される。
図5bbは、容器が異なる3つの可溶性飲料原材料A、B、及びCを収容し、かつ操作者が3つの溶解チャンバを装置内に正しく配置した状況を示す。その状況では、工程S4で、制御システムが溶解チャンバの上に配置された容器と溶解チャンバとの各対について溶解チャンバの識別手段と容器の識別手段とを比較すると、制御システムは、任意の対について不一致を検出しない。その状況では、更なる工程S5で、不一致が存在しないことが認識され、工程S7が適用され、制御システムは、注出機に注文することができる飲料の性質に関する情報をディスプレイ16に表示するように構成されている。
図6a~図6bは、図2a~図2dで述べた、3つのチャンバ3を保持しているサブフレーム5の第1のモードを示す。サブフレームは、各チャンバを配置することができる3つのサブエリア51を備える。具体的には、チャンバは、操作者の移動を案内する3つのリング内に上から摺動することができる。後側では、サブフレームは、3つのスロット52を有する。各スロットは、1つのチャンバの底部希釈液入口31bを受け入れるように設計される。これらのスロットは、好ましくは、希釈液入口31bをサブフレームの裏側に対して垂直に向けるために、サブフレーム内の希釈液入口の正しい向きを可能にする。したがって、操作者がフレームの受け入れ領域内にサブフレームを配置するとき、操作者の移動は、希釈液入口と受け入れ領域の表面の孔との容易な接続を可能にする、水平摺動移動である。
サブフレームは、他の上部希釈液入口31aがサブフレーム内で入れ子になることも可能にする、3つの窪み部53を備える。
チャンバは、サブフレーム内に良好に固定され、配向される。
サブフレームの裏側は、サブフレーム内に保持された可撓性チューブを挟持するためのピンチアクチュエータの導入及び取り外しを可能にする、3つの孔56を備える。可撓性チューブ61の下流では、導管が飲料を最終注出出口57に運ぶ。図示した実施形態では、3つの出口は、それらの飲料を同じ領域、例えば同じカップ内に注出する。あるいは、3つの出口は、それらの飲料を異なる領域、例えば、異なる3つのカップ内に注出するように設計することができる。
各チャンバ3は、識別部材34を備える。図示の実施形態では、識別手段は、バーコードである。サブフレームは、サブフレームが装置内に配置されると、装置のフレーム内の読み取り装置による識別手段の読み取りを可能にする。
図7は、チャンバが取り外されている、図6a~図6bのサブフレームを示す。サブフレームの底部は、チャンバの飲料出口33(図8a~図8bを参照)と協働するように設計され、かつピンチバルブの可撓性チューブにつながる、3つの導管54を備える。
図8は、1つのチャンバ3の底面図である。その底部に、チャンバは、サブフレームの出口44と協働する飲料出口32を備える。
図9a及び図9bは、本発明の第2のモードによる、2つのチャンバ3を保持している、図2a~図2dで述べた2つのサブフレーム5、5’のセットを示す。
図9aでは、サブフレーム5は、2つの溶解チャンバ3A、3Bを保持しており、サブフレーム5及び2つのチャンバ3A、3Bのアセンブリは、1つの単一材料部品で作製されている。サブフレームの中央では、2つのチャンバは、それらの外側側壁の外面によって互いに取り付けられている。
サブフレーム5の側面上には、ガイドレール59が、それらの外側側壁の外面上に成形されている。チャンバ3A、3Bは、具体的には、インスタントコーヒー及び乳粉末などの異なる原材料を溶解するために、異なる設計を呈する。装置(図示せず)では、受け入れ領域の前面は、3つの希釈液入口31と希釈液供給部との接続を可能にするように配置された孔を備える。
サブフレームは、各チャンバ3A又は3Bが溶解するように設計されている原材料の性質及びサブフレーム内のこれらのチャンバの物理的位置を識別する、バーコードなどの識別手段34を備える。サブフレーム5が装置のチャンバ領域内に配置されると、識別手段は、装置のリーダと協働する。
図9bでは、サブフレーム5’は、2つの同一のチャンバ3Bを備えることを除いて、先行するサブフレーム5と類似している。識別手段34は、チャンバ3Bが溶解するように設計されている原材料の性質及びサブフレーム内のこれらのチャンバの物理的位置を識別する。
両方のサブフレーム5、5’は、チャンバ領域がチャンバの希釈液入口31を受け入れるように配置された孔と、識別手段34、34’を読み取る識別手段リーダと、を備える、同じ装置に選択的に使用することができる。この異なるサブフレーム5、5’のセットにより、操作者は、飲料調製装置において提案される飲料を迅速にカスタマイズすることができる。装置内に原材料容器を導入する更なる工程では、システムは、容器及びチャンバが互いに一致することを操作者が確認するのを助ける。
本発明のシステムは、操作者が飲料オファーの操作者自身の構成を決定し、かつこのオファーを提供する装置を構築することを可能にする利点を提示する。
いくつかのサブフレームを使用するために、システムは、操作者が予め組み立てられた一連のチャンバを用意し、かつ一日の過程であるものから別のものへと迅速に変更することを可能にする。
本発明のシステムは、装置の製造者が、既に商品化された装置のオファーをアップグレード又は完了するために、予め組み立てられた一連のチャンバを有するサブフレームの販売を提案することを可能にする利点を提示する。
本発明は、上記で例示された実施形態を参照して説明されているが、請求される本発明は、決してこれらの例示された実施形態によって限定されるものではないことが理解されるであろう。
「特許請求の範囲」で定義されるような本発明の範囲を逸脱することなく、変形及び修正が実施可能である。更に、既知の均等物が特定の特徴に対して存在する場合、かかる均等物は、本明細書で具体的に言及されているかのように組み込まれる。
本明細書で使用するとき、用語「備える」、「備えている」、及び同様の語は、排他的又は包括的な意味で解釈されるべきではない。換言すれば、これらは、「~を含むが、それらに限定されない」ことを意味するものとする。
10 飲料調製装置
1 フレーム
11 容器領域
12 溶解チャンバ領域
13 容器識別手段リーダ装置
14 チャンバ識別手段リーダ装置
15 投入装置アクチュエータ
16 ユーザインターフェース
17 最終注出領域
18 制御システム
180 処理ユニット
181 メモリ
19 電源
2 容器
21 出口
22 投入装置
23 容器識別手段
24 タンク
3 チャンバ
31a、31b 希釈液入口
32 飲料出口
33 開放上部
34、34’ チャンバ識別手段
4 希釈液供給部
41a、41b 孔
42 ポンプ
43 ヒータ/冷却器
5、5’ サブフレーム
51 サブエリア
52 スロット
53 窪み部
54 出口
56 孔
57 最終注出出口
58 注出ブロック
59 注出ブロック識別手段
61 可撓性チューブ
62 ピンチアクチュエータ
7 注出ブロック識別手段リーダ
8 マニホールド
9 正面扉

Claims (10)

  1. 飲料調製装置と、複数の容器(2)と、複数の溶解チャンバ(3)とを具備するシステムであって、
    前記飲料調製装置が、前記装置の機能的構成要素を支持するメインフレーム(1)を備え、前記構成要素の一部が、
    希釈液供給システム(4)と、
    少なくとも2つの取り外し可能な容器(2)を前記フレーム内に配置するように構成された容器領域(11)であって、前記容器が、可溶性飲料原材料を貯蔵及び分配するように構成されており、前記容器領域が、前記容器領域内に保持された各容器又は容器の組み合わせを識別する少なくとも1つの識別手段リーダ装置(13)を備える、容器領域(11)と、
    少なくとも2つの取り外し可能な溶解チャンバ(3)を配置するように構成された溶解チャンバ領域(12)であって、各溶解チャンバが、1つの容器(2)の下に配置されるようになっており、前記溶解チャンバが、前記溶解チャンバの上に配置された前記容器から1回分の可溶性飲料原材料を受け入れるようになっており、各溶解チャンバ領域(12)が、前記希釈液供給システムへの少なくとも1つの接続部(41a、41b)を備え、前記溶解チャンバ領域が、前記溶解チャンバ領域内に配置された各溶解チャンバ又はチャンバの組み合わせを識別するように構成された少なくとも1つの識別手段リーダ(14)を備える、溶解チャンバ領域(12)と、
    ユーザインターフェース(16)と、
    を備え、
    各容器が、可溶性飲料原材料を貯蔵及び分配するように構成されており、各容器又は容器の組み合わせが、前記装置の前記容器領域(11)内に取り外し可能に配置されるように設計されており、各容器又は容器の組み合わせが、各容器が貯蔵するように設計されている、前記可溶性飲料原材料の性質を識別する識別手段(23)を備え、
    各溶解チャンバが、1回分の可溶性飲料原材料及び1回分の希釈液から飲料を調製するように構成されており、各チャンバが、
    前記チャンバ領域の前記希釈液供給システムへの少なくとも1つの接続部(41a、41b)と取り外し可能に協働するように設計された、少なくとも1つの希釈液入口(31a、31b)と、
    前記チャンバ領域の上方の前記容器領域内に配置された前記容器から前記1回分の可溶性飲料原材料を受け入れるように設計された1つの粉末入口(33)と、
    1つの飲料注出出口(32)と、
    を備え、
    各溶解チャンバが、1つの専用の種類の可溶性飲料原材料を溶解するように構成された内部設計を呈しており、
    各溶解チャンバ又はチャンバの組み合わせが、前記装置の前記チャンバ領域(12)内に取り外し可能に配置されるように設計されており、
    各溶解チャンバ又はチャンバの前記組み合わせが、各溶解チャンバが溶解するように設計されている、前記可溶性飲料原材料の性質を識別する識別手段(34)を備え、
    前記装置が、前記容器領域内に収容された容器と、前記容器領域の下に配置された前記チャンバ領域内に収容され、前記容器から前記可溶性飲料原材料を受け入れる、前記溶解チャンバとの各対について、前記溶解チャンバ又はチャンバの前記組み合わせの前記識別手段(34)と前記容器又は容器の前記組み合わせの前記識別手段(23)とを比較するように構成された制御システム(18)を備える、システム。
  2. 容器と前記容器から前記可溶性飲料原材料を受け入れる溶解チャンバとの1つの対について、前記溶解チャンバが溶解するように設計されている前記可溶性飲料原材料の性質と前記容器が貯蔵するように設計されている前記可溶性飲料原材料の性質との間の不一致が検出された場合、警告が前記ユーザインターフェースによって表示される、請求項1に記載のシステム。
  3. 容器と前記容器から前記可溶性飲料原材料を受け入れる溶解チャンバとの全ての対について、前記溶解チャンバが溶解するように設計されている前記可溶性飲料原材料の性質と前記容器が貯蔵するように設計されている前記可溶性飲料原材料の性質との間の不一致が検出されない場合、容器と溶解チャンバとの前記対によって調製することができる前記飲料の性質が前記ユーザインターフェースによって表示される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記装置が、サブフレーム(5)を備え、前記サブフレームが、前記メインフレーム(1)に取り外し可能に取り付けられており、前記サブフレームが、前記装置の前記溶解チャンバ領域(12)内に配置される溶解チャンバ(3)の組み合わせを保持するように構成されており、前記チャンバのそれぞれが、識別手段(34)を備え、前記サブフレームが、1つの識別手段リーダ(14)に対して、前記サブフレーム内に保持された各溶解チャンバの前記識別手段(34)を配置するように設計されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記サブフレームが、サブエリア(51)を備え、前記サブエリアのそれぞれが、1つの溶解チャンバ(3)を受け入れ、かつ前記チャンバの前記少なくとも1つの希釈液入口の前記導管(41a、41b)を方向づけるように構成されている、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記サブフレーム(5)が、少なくとも2つの注出導管(54)を備え、各注出導管が、1つの専用チャンバの前記注出飲料出口(32)と協働し、かつ最終飲料注出領域(17)に飲料を供給し、前記注出導管が、前記サブフレームの注出ブロック(58)内に設計されている、請求項4又は5に記載のシステム。
  7. 前記システムが、少なくとも2つのサブフレーム(5)を備え、前記少なくとも2つのサブフレームが、注出ブロック(58)の構成によって異なっており、
    各サブフレーム(5)が、前記注出ブロックの前記構成を識別する識別手段(59)を備え、
    前記フレームが、前記サブフレームを識別することができる1つの識別手段リーダ装置(7)を備え、
    前記装置の前記制御システム(18)が、前記ユーザインターフェースの表示を適応させるように構成されている、
    請求項6に記載のシステム。
  8. 前記装置が、サブフレーム(5)を備え、前記サブフレームが、前記メインフレーム(1)に取り外し可能に取り付けられており、前記サブフレームが、前記装置の前記溶解チャンバ領域(12)内に配置される溶解チャンバ(3)の組み合わせを保持するように構成されており、
    前記チャンバが、前記サブフレームから取り外し不可能であり、
    前記サブフレームが、チャンバの前記組み合わせの識別手段(34)を備え、前記識別手段が、
    前記組み合わせの前記溶解チャンバのそれぞれが溶解するように設計されている、前記可溶性飲料原材料の性質、及び
    前記サブフレーム内の各チャンバの物理的位置、
    を識別しており、
    前記サブフレームが、前記チャンバ領域内の1つの識別手段リーダ(14)に対して、前記識別手段(34)を配置するように設計されている、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記システムが、複数のサブフレーム(5)を備え、前記サブフレームが、各サブフレーム内に保持された前記チャンバ(3)の種類及び/又は位置によって異なっている、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記システムが、複数のサブフレーム(5)を備え、前記サブフレームが、各サブフレーム内に保持された前記チャンバ(3)の前記飲料出口の向きによって異なっている、請求項8又は9に記載のシステム。
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