JP7225166B2 - 電線の製造方法および電線製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電線の製造方法および電線製造装置に関する。
従来、レーザ等によって電線を溶融させる技術がある。特許文献1には、電線導体部の先端近傍に高エネルギー密度ビームを照射し、電線導体部の先端を溶融させて、溶融金属の表面張力により溶融一体化して凝固させる電線導体部先端同士の溶接方法が開示されている。
特許第5794843号公報
溶融した芯線が固化するときの形状を制御できることが望ましい。例えば、芯線を所望の形状で固化させることができれば、電線の性能のばらつきを抑制することができる。
本発明の目的は、溶融した芯線が固化するときの形状を制御できる電線の製造方法および電線製造装置を提供することである。
本発明の電線の製造方法は、複数の素線を有する芯線を筒形状の治具の内部に配置する工程と、前記治具の内部に配置された前記芯線の先端に対して前記芯線の軸方向に沿ってレーザ光を照射し、複数の前記素線を一体化する接合部を形成する工程と、を含み、前記配置する工程において、前記治具の内壁面と前記芯線の外周面との間に隙間を設け、かつ前記芯線の先端を水平よりも上側に向けて前記芯線を配置し、かつ前記芯線は、保持機構によって前記治具の内壁面との間に当該芯線の外周面の全周にわたって延びる環状の前記隙間が設けられるように保持され、前記接合部を形成する工程において、前記隙間に前記素線の溶融物を充填させて前記接合部を形成する。
本発明に係る電線の製造方法は、接合部を形成する工程において、治具の内壁面と芯線の外周面との間の隙間に素線の溶融物を充填させて接合部を形成する。本発明に係る電線の製造方法によれば、溶融した芯線が固化するときの形状を制御できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電線製造装置の概略構成図である。 図2は、実施形態に係る治具の正面図である。 図3は、芯線を配置する工程の図である。 図4は、治具の内部に配置された芯線を示す図である。 図5は、治具の内部に配置された芯線を示す図である。 図6は、接合する工程の説明図である。 図7は、形成された接合部を示す図である。 図8は、形成された接合部を示す断面図である。 図9は、治具から抜き出された接合部を示す図である。 図10は、端子の一例を示す斜視図である。 図11は、電線に対して加締められた端子を示す斜視図である。 図12は、電線に対して溶接された端子を示す斜視図である。 図13は、圧接端子の一例を示す斜視図である。 図14は、圧接端子に対して圧接された電線を示す斜視図である。 図15は、電線の集合体を形成する工程の説明図である。 図16は、電線の集合体を形成する工程の説明図である。 図17は、電線の集合体を形成する工程の説明図である。 図18は、実施形態の第1変形例に係る電線製造装置による接合工程を示す図である。 図19は、実施形態の第1変形例において形成される接合部を示す図である。 図20は、実施形態の第1変形例に係る電線の集合体を形成する工程を示す図である。 図21は、実施形態の第2変形例に係る治具の正面図である。 図22は、実施形態の第2変形例に係る接合工程を説明する図である。 図23は、実施形態の第2変形例において形成される接合部を示す図である。 図24は、実施形態の第2変形例に係る他の接合工程を説明する図である。 図25は、実施形態の第2変形例において形成される他の接合部を示す図である。 図26は、電線の集合体同士を接合する工程を示す図である。 図27は、実施形態の第3変形例に係る治具の正面図である。 図28は、実施形態の第3変形例に係る治具の正面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る電線の製造方法および電線製造装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図17を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、電線の製造方法および電線製造装置に関する。図1は、実施形態に係る電線製造装置の概略構成図、図2は、実施形態に係る治具の正面図、図3は、芯線を配置する工程の図、図4は、治具の内部に配置された芯線を示す図、図5は、治具の内部に配置された芯線を示す図、図6は、接合する工程の説明図、図7は、形成された接合部を示す図、図8は、形成された接合部を示す断面図、図9は、治具から抜き出された接合部を示す図、図10は、端子の一例を示す斜視図である。
図11は、電線に対して加締められた端子を示す斜視図、図12は、電線に対して溶接された端子を示す斜視図、図13は、圧接端子の一例を示す斜視図、図14は、圧接端子に対して圧接された電線を示す斜視図、図15は、電線の集合体を形成する工程の説明図、図16は、電線の集合体を形成する工程の説明図、図17は、電線の集合体を形成する工程の説明図である。図8には、図7のVIII-VIII断面が示されている。
図1に示すように、本実施形態に係る電線製造装置1は、照射部2、保持機構3、および治具4を有する。図6等に示すように、電線製造装置1は、電線20の芯線21に対してレーザ光10を照射する装置である。照射されたレーザ光10により、芯線21の素線22が互いに接合して接合部24が形成される。
治具4は、筒状の部材であり、接合部24の形成を制御する機能を有する。図1および図2に示すように、例示された治具4の形状は、円筒形状である。以下の説明では、治具4の軸方向を「軸方向X」と称する。芯線21に対してレーザ光10が照射されるときに、素線22が溶断してしまうことがある。本実施形態の電線製造装置1は、治具4によって芯線21を覆いながらレーザ光10を照射することで、素線22の飛散を抑制することができる。
例示された治具4は、レーザ光10が透過可能な透明な部材である。治具4は、レーザ光10の透過率が所定値以上である材料によって形成されている。所定値は、例えば、90%である。照射部2が照射するレーザ光10の波長は、任意であり、素線22を溶融させることができればよい。治具4の材料は、例えば、透明な石英ガラスである。透明な石英ガラスは、他のガラス類(例えば、けい酸塩ガラス類)と比較して、紫外線および赤外線を含む全波長にわたって光透過率が高いという特長がある。石英ガラスは、レーザ光10の大部分を透過させ、レーザ光10をほぼ吸収しない。
治具4の融点は、芯線21の融点よりも高い。芯線21は、例えば、銅やアルミニウム等の導電性の金属で形成されている。銅の融点は1,085[℃]、アルミニウムの融点は660[℃]である。これに対して、石英ガラスの軟化温度は、例えば、1,600[℃]である。従って、石英ガラスを溶融させることなく芯線21を溶融させることが可能である。また、石英ガラスは、フッ酸等の限られた薬品を除いて侵食されず、化学的に安定である。
なお、治具4の材料は、石英ガラス以外の材料であってもよい。治具4の材料は、例えば、赤外線、紫外線領域における透過率が所定値以上であり、かつ芯線21の融点よりも高い融点を有する材料から選択される。治具4の材料は、フッ化物ガラスやカルコゲナイドガラスであってもよい。
照射部2は、レーザ光10を生成して照射する。照射部2は、例えば、半導体レーザによりレーザ光10を生成する。照射部2が照射するレーザ光10は、例えば、レーザビームである。照射部2は、治具4に収容された芯線21に向けてレーザ光10を照射する。照射部2は、軸方向Xにおける治具4の延長線上に位置している。照射部2は、例えば、レーザ光10の光軸が治具4と同軸上になるように配置されている。
保持機構3は、芯線21を保持する機構である。例示された保持機構3は、図3に示すように、被覆23を介して芯線21を保持する。例示された電線20は、芯線21および被覆23を有する。被覆23は、芯線21の末端部を露出させて芯線21を覆っている。被覆23は、例えば、絶縁性の合成樹脂である。芯線21は、複数の素線22を有する。複数の素線22の直径の大きさは、例えば、同じである。
図1に示すように、保持機構3は、保持部30と、駆動部31と、を有する。保持部30は、電線20を保持する部分である。保持部30は、例えば、電線20を挟み込むことにより芯線21を保持する。駆動部31は、保持部30を動作させる機構を有する。駆動部31は、保持部30によって電線20を挟み込ませる機構や、保持部30を移動させる機構を有する。駆動部31は、例えば、保持部30を軸方向Xに沿って移動させることにより芯線21を治具4に挿入し、あるいは治具4から芯線21を抜き出す。
本実施形態の電線製造装置1では、治具4が鉛直方向に沿って延在している。照射部2は、鉛直方向の下方に向けてレーザ光10を照射する。これにより、以下に説明するように、芯線21と治具4との隙間を埋めるように接合部24が形成される。よって、本実施形態に係る電線製造装置1は、電線20の軸方向に沿った広い領域に接合部24を形成し、電線20の電気的な性能を向上させることができる。また、電線製造装置1は、芯線21の溶融物が固化するときの形状を治具4によって制御することができる。
本実施形態に係る電線の製造方法は、配置工程と、接合部を形成する工程と、を含む。配置工程は、治具4の内部に電線20の芯線21を配置する工程である。図3から図5を参照して説明するように、配置工程は、保持機構3によって実行される。保持機構3は、保持部30によって電線20を保持し、芯線21を治具4に挿入する。図3および図4に示すように、保持部30は、芯線21の先端面21bを上方に向けて電線20を保持する。保持機構3は、治具4に対して下方から芯線21を挿入する。保持機構3は、図4に示す位置で芯線21を停止させて芯線21を保持する。
挿入が完了した状態で、芯線21の先端面21bは、上方を向いている。また、先端面21bは、治具4の第一端面4aよりも下方に位置している。第一端面4aは、治具4が有する二つの端面4a,4cのうち、上方に位置する端面である。第二端面4cは、下方に位置する端面である。芯線21の先端面21bは、治具4の内周面4bによって囲まれる。内周面4bは、治具4の内壁面であり、形成される接合部24の形状を制御する面である。保持機構3は、芯線21の基端部21aが治具4から突出している状態で電線20を停止させる。ただし、芯線21の基端部21aが治具4の内部に位置付けられてもよい。
図5に示すように、芯線21の直径D2は、治具4の内径D1よりも小さい。芯線21は、芯線21の外周面21cと治具4の内周面4bとの間に隙間7を設けて配置される。芯線21は、例えば、外周面21cの全周にわたって隙間7が存在するように保持される。隙間7の幅G1は、周方向に沿って一律に分布していてもよい。保持機構3は、外周面21cの一部を治具4の内周面4bと接触させて電線20を保持してもよい。
接合部を形成する工程では、図6に示すように、照射部2が芯線21の先端面21bに対してレーザ光10を照射する。レーザ光10は、芯線21の素線22を溶融させる。素線22の溶融物は、矢印AR1で示すように、隙間7に流れ込む。素線22の溶融物は、治具4の内周面4bに沿って流れ落ちながら、隙間7を充填していく。また、溶融物は、素線22,22の隙間に流れ込み、素線22,22の隙間を充填していく。
素線22の溶融物が固化すると、図7および図8に示すように、接合部24が形成される。接合部24は、複数の素線22が互いに接合した部分である。接合部24の形状は、治具4の内周面4bの形状に応じた形状となる。治具4の形状が円筒形状である場合、接合部24の形状は円柱形状である。接合部24の直径D3は、芯線21の直径D2よりも大きい。接合部24の直径D3は、例えば、治具4の内径D1と同様の大きさである。
接合工程が完了すると、図9に示すように、芯線21が治具4から取り出される。保持機構3は、電線20を下方に移動させて芯線21を治具4から抜き出す。形成された接合部24は、芯線21の軸方向に沿って広がっている。本実施形態に係る電線の製造方法によれば、素線22の溶融物が治具4の内周面4bに沿って流れ落ちながら接合部24を形成する。よって、芯線21の軸方向に沿った広い範囲に接合部24が形成される。また、隙間7に溶融物が充填されることで、周方向に沿って連続した接合部24が形成される。接合部24は、長さL3が直径D3よりも大きくなるように形成されてもよい。
また、治具4によって囲まれた芯線21に対してレーザ光10が照射されることで、素線22が飛散しにくい。また、芯線21が治具4によって囲まれていることで、接合部24の形状がばらつきにくい。よって、本実施形態に係る電線の製造方法は、電線20の電気的な性能を向上させ、かつ性能のばらつきを抑制することができる。
接合部24が形成された電線20には、端子が接続されてもよい。接合部24に対して端子を接続する工程を「接続工程」と称する。接続工程では、例えば、電線20に対して図10に示す端子5が接続される。端子5は、端子接続部50、芯線接続部51、および被覆接続部52を有する。端子接続部50、芯線接続部51、および被覆接続部52は、導電性の金属板から形成されている。端子接続部50は、相手方の端子に対して接続される部分である。芯線接続部51は、電線20の芯線21に対して接続される部分である。芯線接続部51は、一対の加締片51a,51aを有する。被覆接続部52は、電線20の被覆23に対して接続される部分である。被覆接続部52は、一対の加締片52a,52aを有する。
図11には、電線20に対して接続された端子5が示されている。芯線接続部51の加締片51a,51aは、接合部24に対して加締められている。この場合、接続工程は、接合部24に対して加締片51a,51aを加締める工程を含む。加締片51a,51aは、例えば、所謂Bクリンプと称される態様で接合部24に加締められ、圧着される。芯線接続部51は、接合部24に対して物理的および電気的に接続される。
被覆接続部52の加締片52a,52aは、被覆23に対して加締められる。加締片52a,52aは、例えば、加締片52a,52aの先端を突き合わせるようにして被覆23に対して加締められる。電線20に対して端子5を加締める工程は、例えば、アンビルおよびクリンパを有する端子圧着装置によって実行される。端子圧着装置は、電線20に対して端子5を加締めて端子付き電線6を製造する。
芯線接続部51は、レーザ溶接等の溶接によって接合部24に接続されてもよい。この場合、接続工程は、接合部24に対して加締片51a,51aを溶接する工程を含む。芯線接続部51を接合部24に対して溶接する場合、例えば、図12に示すように、一対の加締片51a,51aによって接合部24が覆われる。加締片51a,51aの間には、隙間が設けられてもよい。そして、加締片51a,51aおよび接合部24に対してレーザ光が照射される。レーザ光によって加締片51a,51aおよび接合部24が溶融し、加締片51a,51aが接合部24と一体化される。被覆接続部52の加締片52a,52aは、被覆23に対して加締められる。
接合部24は、端子に対して圧接されてもよい。この場合、接続工程は、接合部24を圧接端子に対して圧接させる工程を含む。図13には、圧接端子として構成された端子5が示されている。端子5は、端子接続部50、芯線接続部51、および被覆接続部52を有する。端子接続部50および被覆接続部52は、図10を参照して説明した端子接続部50および被覆接続部52と同様に構成されている。
図13に示す芯線接続部51は、一対の側壁53,53を有する。一対の側壁53,53は、端子5の幅方向において互いに対向している。芯線接続部51は、一対の第一圧接刃54,54、および一対の第二圧接刃55,55を有する。第一圧接刃54および第二圧接刃55は、側壁53の一部を折り曲げて形成されている。第一圧接刃54,54の先端は、端子5の幅方向において互いに対向している。第二圧接刃55,55の先端は、端子5の幅方向において互いに対向している。
図14に示すように、電線20の接合部24は、一対の第一圧接刃54,54の隙間、および一対の第二圧接刃55,55の隙間に圧入される。第一圧接刃54,54および第二圧接刃55,55は、接合部24を保持し、接合部24に対して電気的に接続される。被覆接続部52の加締片52a,52aは、被覆23に対して加締められる。
図15から図17を参照して説明するように、接合部24は、他の電線20の接合部24と接合されてもよい。複数の接合部24を接合させることにより、相互に接続された電線の集合体が形成される。電線の集合体を形成する工程では、例えば、図15に示すように、第一の電線20Aに形成された接合部24と、第二の電線20Bに形成された接合部24と、が接合される。この場合、例えば、二つの接合部24,24の先端面24a,24aが突き合わせられる。先端面24a,24aを突き合わせた状態で、接合部24の先端部に対してレーザ光10が照射される。このレーザ光10は、電線製造装置1によって照射されてもよく、他の装置によって照射されてもよい。レーザ光10によって二つの接合部24,24が溶接されて一体化される。
電線の集合体を形成する工程において、図16に示すように、二つの接合部24,24の側面24b,24bが溶接されてもよい。例えば、第一の電線20Aと、第二の電線20Bとが直線状に接続される。この場合、第一の電線20Aは、接合部24から軸方向Xの一方側に向けて延在し、第二の電線20Bは、接合部24から軸方向Xの他方側に向けて延在する。電線の集合体を形成する工程では、まず、一方の接合部24の側面24bと、他方の接合部24の側面24bとを接触させる。二つの接合部24,24の側面24b,24bを接触させた状態で、接触部に対してレーザ光10が照射される。これにより、二つの接合部24,24が側面24bにおいて溶接され、二つの接合部24,24が一体化される。
図17に示すように、二つの接合部24,24は、接合部24,24の中心軸線X1,X2がねじれの位置にあるように接合されてもよい。例えば、第一の電線20Aおよび第二の電線20Bは、被覆23を並列させて接続される。第一の電線20Aの接合部24は、中心軸線X1を有する。第二の電線20Bの接合部24は、中心軸線X2を有する。二つの中心軸線X1,X2は、交わらず、かつ平行でもない。電線の集合体を形成する工程において、二つの接合部24,24は、このような位置関係で側面24b,24bを接触させ、レーザ光10によって溶接される。
以上説明したように、本実施形態に係る電線の製造方法は、配置する工程と、接合部を形成する工程と、を含む。配置する工程では、複数の素線22を有する芯線21が筒形状の治具4の内部に配置される。接合部を形成する工程では、治具4の内部に配置された芯線21の先端に対して芯線21の軸方向に沿ってレーザ光10が照射され、複数の素線22が一体化する接合部24が形成される。
配置する工程において、治具4の内周面4bと芯線21の外周面21cとの間に隙間7を設け、かつ芯線21の先端を水平よりも上側に向けて芯線21が配置される。接合部を形成する工程では、隙間7に素線22の溶融物を充填させて接合部24が形成される。本実施形態に係る電線の製造方法は、溶融した芯線21が固化するときの形状を治具4によって制御することができる。
配置する工程において、芯線21の外周面21cの全周にわたって治具4の内周面4bと芯線21の外周面21cとの間に隙間7が設けられてもよい。この場合、接合部を形成する工程において、外周面21cの全周にわたって溶融物が充填される。
電線の製造方法は、接合部24に対して端子5を接続する工程を含んでもよい。端子を接続する工程では、端子5が接合部24に圧着され、または接合部24が端子5に圧接される。接合部24の形状が制御されていることで、端子5と接合部24との接続が容易となる。
電線の製造方法は、第一の電線20Aに形成された接合部24と、第二の電線20Bに形成された接合部24と、を接合させる工程を含んでもよい。接合部24の形状が制御されていることで、接合部24,24を接合させる工程が容易となる。
本実施形態に係る電線製造装置1は、治具4と、保持機構3と、照射部2と、を有する。治具4は、筒形状を有し、複数の素線22を有する芯線21を芯線21の先端を水平よりも上側に向けて収容する部材である。保持機構3は、治具4の内周面4bと芯線21の外周面21cとの間に隙間7を設けて芯線21を保持する機構である。照射部2は、治具4の内部に配置された芯線21の先端に対して芯線21の軸方向に沿ってレーザ光10を照射し、隙間7に素線22の溶融物を充填させて接合部24を形成する。本実施形態に係る電線製造装置1は、溶融した芯線21が固化するときの形状を治具4によって制御することができる。
なお、電線20は、被覆23を有するものには限定されない。電線20の集合体を形成する工程において、三つ以上の接合部24が相互に溶接されてもよい。この場合、三つ以上の接合部24は、一度の溶接で一体化されてもよく、複数回の溶接により一体化されてもよい。
[実施形態の第1変形例]
実施形態の第1変形例について説明する。図18は、実施形態の第1変形例に係る電線製造装置による接合工程を示す図、図19は、実施形態の第1変形例において形成される接合部を示す図、図20は、実施形態の第1変形例に係る電線の集合体を形成する工程を示す図である。実施形態の第1変形例において、上記実施形態と異なる点は、例えば、接合工程において芯線21を鉛直方向に対して傾斜させる点である。
図18に示すように、実施形態の第1変形例に係る電線製造装置1は、少なくとも接合工程において、治具4を傾斜させる。電線製造装置1において、治具4は常時傾斜していてもよく、治具4の傾斜角度θが可変であってもよい。水平方向に対する軸方向Xの傾斜角度θは、0°よりも大きく、かつ90°よりも小さい。傾斜角度θは、例えば、30°とされてもよい。保持機構3は、芯線21を治具4に挿入し、治具4の内部に芯線を配置する。芯線21は、先端面21bを水平よりも上側に向けて保持される。芯線21の傾斜角度は、治具4の傾斜角度θと同じ角度であることが好ましい。照射部2は、軸方向Xに沿ってレーザ光10を照射する。レーザ光10は、芯線21の先端面21bに対して照射され、素線22を溶融させる。
素線22の溶融物は、矢印AR2に示すように、芯線21と治具4との間の隙間7に充填される。更に、素線22の溶融物は、素線22,22の隙間に流れ込み、素線22,22を接合する。図19に示すように、接合部24の先端面24aは、傾斜角度θに応じた傾斜面となる。先端面24aは、軸方向Xに対して傾斜した面であり、例えば、水平な面である。実施形態の第1変形例に係る電線の製造方法および製造装置1は、大きな面積の先端面24aを形成することができる。
二つの接合部24,24を接合する場合、例えば、図20に示すように先端面24a,24aが突き合わせられる。例えば、第一の電線20Aと第二の電線20Bとが直線状に延在するように先端面24a,24aが突き合わせられる。先端面24a,24aを突き合わせた状態で、接合部24の先端部に対してレーザ光10が照射される。先端面24aの面積が広いことで、接合面積が広くなり、強固な接合が可能となる。
[実施形態の第2変形例]
実施形態の第2変形例について説明する。図21は、実施形態の第2変形例に係る治具の正面図、図22は、実施形態の第2変形例に係る接合工程を説明する図、図23は、実施形態の第2変形例において形成される接合部を示す図、図24は、実施形態の第2変形例に係る他の接合工程を説明する図、図25は、実施形態の第2変形例において形成される他の接合部を示す図、図26は、電線の集合体同士を接合する工程を示す図である。
図21に示すように、実施形態の第2変形例に係る治具4は、複数の芯線21を収容可能な収容空間42を有する。軸方向Xと直交する断面における収容空間42の断面形状は、略長円形状である。
図22に示すように、治具4の内部に複数の芯線21が配置される。例示された治具4は、鉛直方向に沿って延在している。治具4の内部には、例えば、二本の芯線21が配置される。一方の芯線21は、第一の電線20Aが有する第一の芯線21Aである。他方の芯線21は、第二の電線20Bが有する第二の芯線21Bである。第一の芯線21Aおよび第二の芯線21Bは、例えば、外周面21cを接触させた状態で並列して配置される。
照射部2は、芯線21A,21Bの先端面21bに対して鉛直方向に沿ってレーザ光10を照射する。レーザ光10は、第一の芯線21Aおよび第二の芯線21Bの素線22を溶融させる。素線22の溶融物は、矢印AR3で示すように、芯線21A,21Bと治具4との間の隙間7に流れ込む。素線22の溶融物は、治具4の内周面4bに沿って流れ落ちながら、隙間7を充填していく。また、溶融物は、素線22,22の隙間に流れ込み、素線22,22の隙間を充填していく。その結果、図23に示すように、第一の芯線21Aと第二の芯線21Bとが一体化された接合部24が形成される。
接合部24は、治具4の内部を閉塞するように形成される。形成される接合部24の形状は、治具4の内周面4bの形状に応じた形状である。例示された治具4は、断面形状が長円形状の接合部24を形成する。
複数の芯線21を接合する接合工程において、図24に示すように、治具4を傾斜させてもよい。水平方向に対する軸方向Xの傾斜角度θは、0°よりも大きく、かつ90°よりも小さい。傾斜角度θは、例えば、30°とされてもよい。保持機構3は、傾斜角度θで芯線21を保持する。照射部2は、軸方向Xに沿ってレーザ光10を照射する。レーザ光10は、芯線21A,21Bの先端面21bに対して照射され、素線22を溶融させる。
素線22の溶融物は、矢印AR4で示すように、芯線21と治具4との間の隙間7に充填される。更に、素線22の溶融物は、素線22,22の隙間に流れ込み、第一の芯線21Aと第二の芯線21Bとを接合する。図25に示すように、第一の芯線21Aと第二の芯線21Bとが一体化された接合部24が形成される。接合部24において第一の電線20Aと第二の電線20Bとが接続されて電線の集合体25が形成される。接合部24の先端面24aは、傾斜角度θに応じた傾斜面となる。先端面24aは、軸方向Xに対して傾斜した面であり、例えば、水平な面である。
形成された電線の集合体25は、他の電線の集合体25と接合されてもよい。例えば、図26に示すように、第一の電線の集合体25Aと、第二の電線の集合体25Bとが接合される。この場合、例えば、二つの接合部24,24の先端面24a,24aが突き合わせられる。先端面24a,24aを突き合わせた状態で、接合部24の先端部に対してレーザ光10が照射される。レーザ光10によって二つの接合部24,24が溶接されて一体化され、第一の電線の集合体25Aと、第二の電線の集合体25Bとが接続される。
以上説明したように、実施形態の第2変形例に係る電線の製造方法では、配置する工程において、治具4の内部に芯線21が複数配置され、かつそれぞれの芯線21A,21Bの外周面21cと治具4の内周面4bとの間に隙間7が設けられる。接合部を形成する工程において、複数の芯線21A,21Bの先端に対してレーザ光10が照射され、複数の芯線21A,21Bを一体化する接合部24が形成される。よって、複数の芯線21A,21Bを一体化する接合部24の形状が制御される。
[実施形態の第3変形例]
実施形態の第3変形例について説明する。図27および図28は、実施形態の第3変形例に係る治具の正面図である。治具4の形状は、上記実施形態や上記の変形例で例示された形状には限定されない。治具4は、例えば、図27に示すように角筒形状を有していてもよい。図27に示す治具4は、角柱形状の接合部24を形成することができる。
治具4は、図28に示すように、分割式であってもよい。図28に示す治具4は、第一部材44および第二部材45を有する。第一部材44および第二部材45の形状は、何れも半筒形状である。例示された第一部材44および第二部材45の断面形状は、半円形状である。従って、第一部材44と第二部材45とが組み合わされることで円筒形状の治具4が構成される。
図28に示す治具4を用いる場合、芯線21を配置する工程において、第一部材44および第二部材45が芯線21を挟み込む。例えば、第一部材44に対して芯線21が載置され、その後に第二部材45が第一部材44に対して組み合わされる。芯線21は、第一部材44および第二部材45によって形成された収容空間42に収容される。
治具4は、レーザ光10を透過させない材料や、レーザ光10の透過率が高くない材料で形成されてもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 電線製造装置
2 照射部
3 保持機構
4 治具
4a:第一端面、 4b:内周面、 4c:第二端面
5 端子
6 端子付き電線
7 隙間
10 レーザ光
20:電線、 20A:第一の電線、 20B:第二の電線
21:芯線、 21A:第一の芯線、 21B:第二の芯線
21a:基端部、 21b:先端面、 21c:外周面
25:電線の集合体
30:保持部、 31:駆動部
42 収容空間
44:第一部材、 45:第二部材
50:端子接続部、 51:芯線接続部、 52:被覆接続部
53:側壁、 54:第一圧接刃、 55:第二圧接刃
D1:治具の内径、 D2:芯線の直径、 D3:接合部の直径
X 軸方向

Claims (6)

  1. 複数の素線を有する芯線を筒形状の治具の内部に配置する工程と、
    前記治具の内部に配置された前記芯線の先端に対して前記芯線の軸方向に沿ってレーザ光を照射し、複数の前記素線を一体化する接合部を形成する工程と、
    を含み、
    前記配置する工程において、前記治具の内壁面と前記芯線の外周面との間に隙間を設け、かつ前記芯線の先端を水平よりも上側に向けて前記芯線を配置し、かつ前記芯線は、保持機構によって前記治具の内壁面との間に当該芯線の外周面の全周にわたって延びる環状の前記隙間が設けられるように保持され、
    前記接合部を形成する工程において、前記隙間に前記素線の溶融物を充填させて前記接合部を形成する
    電線の製造方法。
  2. 複数の素線を有する芯線を筒形状の治具の内部に配置する工程と、
    前記治具の内部に配置された前記芯線の先端に対して前記芯線の軸方向に沿ってレーザ光を照射し、複数の前記素線を一体化する接合部を形成する工程と、
    を含み、
    前記配置する工程において、前記治具の内壁面と前記芯線の外周面との間に隙間を設け、かつ前記芯線の先端を水平よりも上側に向けて前記芯線を配置し、
    前記接合部を形成する工程において、前記隙間に前記素線の溶融物を充填させて前記接合部を形成し、かつ
    前記配置する工程において、前記治具の内部に前記芯線を複数配置し、かつそれぞれの前記芯線の外周面と前記治具の内壁面との間に前記隙間を設け、
    前記接合部を形成する工程において、複数の前記芯線の先端に対してレーザ光を照射し、複数の前記芯線を一体化する前記接合部を形成する
    電線の製造方法。
  3. 複数の素線を有する芯線を筒形状の治具の内部に配置する工程と、
    前記治具の内部に配置された前記芯線の先端に対して前記芯線の軸方向に沿ってレーザ光を照射し、複数の前記素線を一体化する接合部を形成する工程と、
    を含み、
    前記配置する工程において、前記治具の内壁面と前記芯線の外周面との間に隙間を設け、かつ前記芯線の先端を水平よりも上側に向けて前記芯線を配置し、
    前記接合部を形成する工程において、前記隙間に前記素線の溶融物を充填させて前記接合部を形成し、かつ
    前記接合部に対して端子を接続する工程を含み、
    前記端子を接続する工程において、前記端子を前記接合部に圧着させ、または前記接合部を前記端子に圧接させる
    電線の製造方法。
  4. 複数の素線を有する芯線を筒形状の治具の内部に配置する工程と、
    前記治具の内部に配置された前記芯線の先端に対して前記芯線の軸方向に沿ってレーザ光を照射し、複数の前記素線を一体化する接合部を形成する工程と、
    を含み、
    前記配置する工程において、前記治具の内壁面と前記芯線の外周面との間に隙間を設け、かつ前記芯線の先端を水平よりも上側に向けて前記芯線を配置し、
    前記接合部を形成する工程において、前記隙間に前記素線の溶融物を充填させて前記接合部を形成し、かつ
    第一の電線に対して、前記芯線を配置する工程と、前記接合部を形成する工程と、を行って当該第一の電線に前記接合部を形成する工程と、
    第二の電線に対して、前記芯線を配置する工程と、前記接合部を形成する工程と、を行って当該第二の電線に前記接合部を形成する工程と、
    前記第一の電線に形成された前記接合部と、前記第二の電線に形成された前記接合部と、を接合させる工程と、を含む
    電線の製造方法。
  5. 前記配置する工程および前記接合部を形成する工程において、レーザ光が透過可能な透明な前記治具を使用する
    請求項1からの何れか1項に記載の電線の製造方法。
  6. 筒形状を有し、複数の素線を有する芯線を前記芯線の先端を水平よりも上側に向けて収容する治具と、
    前記治具の内壁面と前記芯線の外周面との間に当該芯線の外周面の全周にわたって延びる環状の隙間が設けられるように前記芯線を保持する保持機構と、
    前記治具の内部に配置された前記芯線の先端に対して前記芯線の軸方向に沿ってレーザ光を照射し、前記隙間に前記素線の溶融物を充填させて接合部を形成する照射部と、
    を備える電線製造装置。
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