JP7224922B2 - 高周波集積回路 - Google Patents

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    • H03K17/08122Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit in field-effect transistor switches

Description

実施形態は、概して高周波集積回路に関する。
スマートフォンなどの無線通信端末において、信号経路の切り替えを行うためのスイッチ回路を含んだ高周波集積回路が使用される。
特開平9-200021号公報
高速なスイッチングが可能な高周波集積回路を提供しようとするものである。
一実施形態による高周波集積回路は、第1スイッチ回路と、第2スイッチ回路と、第1回路と、を含む。上記第1スイッチ回路は、第1制御ノードに印される電位に応じて第1ノードと第2ノードの導通を制御する。上記第2スイッチ回路は、第2制御ノードに印される電位に応じて上記第1制御ノードと第1電位ノードの導通を制御する。上記第1回路は、上記第1制御ノードに接続された第1出力ノードおよび上記第2制御ノードに接続された第2出力ノードを含み、上記第1出力ノードにおいて第1電位を出力している間に上記第2出力ノードにおいて上記第2スイッチ回路を非導通にさせる電位を出力し、上記第2出力ノードにおいて上記第2スイッチ回路を導通させる電位を出力している間に上記第1出力ノードにおいて上記第1出力ノードが上記第1電位を出力している間のインピーダンスより高いインピーダンスを有する。上記第1回路は、上記第1出力ノードにおいて上記第1電位を出力している間および第2電位を出力している間に上記第2出力ノードにおいて上記第2スイッチ回路を非導通にさせる電位を出力する。上記第1電位ノードの電位は、上記第1電位より低く、上記第2電位より高い。
図1は、第1実施形態の集積回路の機能ブロックを示す。 図2は、第1実施形態の集積回路の適用の例を示す。 図3は、第1実施形態のスイッチ部の詳細を示す。 図4は、第1実施形態のスイッチ部の動作中の一状態を示す。 図5は、第1実施形態のスイッチ部の動作中の一状態を示す。 図6は、第1実施形態のスイッチ部の動作中の一状態を示す。 図7は、第1実施形態のスイッチ部のいくつかのノードの電位および信号を時間に沿って示す。 図8は、第1実施形態のスイッチ部のいくつかのノードの電位を時間に沿って詳細に示す。 図9は、参考用のスイッチ部を示す。 図10は、参考用のスイッチ部のいくつかのノードの電位を時間に沿って示す。 図11は、第2実施形態のスイッチ部の詳細を示す。 図12は、第2実施形態のスイッチ部の動作中の一状態を示す。 図13は、第2実施形態のスイッチ部の動作中の一状態を示す。 図14は、第2実施形態のスイッチ部の動作中の一状態を示す。 図15は、第2実施形態のゲート電位印回路の一例の一部の回路図である。 図16は、第2実施形態のゲート電位印回路の一例の一部の回路図である。 図17は、第2実施形態のゲート電位印回路の一例の一部の回路図である。 図18は、第2実施形態のゲート電位印回路の一例の一部の回路図である。 図19は、第2実施形態のスイッチ部のいくつかのノードの電位または信号を時間に沿って示す。
以下に実施形態が図面を参照して記述される。以下の記述において、略同一の機能および構成を有する構成要素は同一符号を付され、繰り返しの説明は省略される場合がある。。また、或る実施形態についての記述は全て、明示的にまたは自明的に排除されない限り、別の実施形態の記述としても当てはまる。
各機能ブロックは、ハードウェア、コンピュータソフトウェアのいずれかまたは両者を組み合わせたものとして実現することができる。このため、各機能ブロックがこれらのいずれでもあることが明確となるように、概してそれらの機能の観点から記述される。
本明細書および特許請求の範囲において、ある第1要素が別の第2要素に「接続されている」とは、第1要素が直接的または常時あるいは選択的に導電性となる要素を介して第2要素に接続されていることを含む。
(第1実施形態)
<1.1.構成>
図1は、第1実施形態の集積回路に含まれる機能ブロックを示す。集積回路10は、例えば半導体チップとして形成され、例えば、スマートフォンなどの無線通信端末などの装置100に含まれる。集積回路10は、例えば、LTE(登録商標)(long term evolution)および(または)Wifi用の無線通信端末において使用されることができる。
集積回路10は、出力部1、スイッチ部2、受信部3、および制御部4を含む。出力1部1は、任意の信号を出力する。出力部1から出力される信号は、スイッチ部2の第1ポート(または端子あるいはノード)P1に供給される。スイッチ部2は、第1ポートP1および第2ポートP2を含み、制御信号Contを受け取り、制御信号Contに基づいて、第1ポートP1と第2ポートP2の導通(接続)および非導通(非接続あるいは切断)を制御する。制御信号Contは、制御部4から供給される。スイッチ部2の第2ポートP2は、受信部3に接続されている。受信部3は、第2ポートP2からの信号を受け取る。
出力部1および受信部3は、任意の信号をそれぞれ出力および受信する任意の回路の組合わせであることができる。出力部1および受信部3は、高周波の信号、特に、300MHz以上の周波数の信号を授受することができ、例えば、LTEおよび(または)Wifiの規格で定められた周波数の信号を授受することができる。集積回路10は、このような高周波の信号を扱う高周波集積回路であることができる。
図2は、第1実施形態の集積回路10の適用の例を示す。図2に示されるように、集積回路10は、マルチプレクサ11、デュプレクサD、バッファB1、B2、B3、およびB4、ならびにRF(radio frequency)IC(integrated circuit)12を含む。
マルチプレクサ11は、ポートP11において、例えばアンテナTに接続され、ポートP12、P13、およびP14を含みポートP11をポートP12、P13、およびP14の選択された1つと接続することができる。
マルチプレクサ11は、トランジスタ等のスイッチS1、S2、およびS3を含む。スイッチS1は、ポートP11とポートP12との間に接続され、スイッチS2は、ポートP11とポートP13との間に接続され、スイッチS3は、ポートP11とポートP13との間に接続されている。
ポートP12は、バッファB1の入力と接続されている。バッファB1から出力される信号はRFIC12に供給される。ポートP13は、バッファB2の出力と接続されている。バッファB2の入力はRFIC12から信号を受け取る。
デュプレクサDは、ポートP14と接続されており、ポートP14とバッファB3の入力、およびポートP14とバッファB4の出力を選択的に接続する。バッファB3から出力される信号はRFIC12に供給される。バッファB4の入力はRFIC12から信号を受け取る。
図1の出力部1、受信部3、およびスイッチ部2は、集積回路10中の信号を出力する任意の第1回路と、当該信号を送信する任意の第2回路と、第1回路および第2回路の導通および非導通を制御する任意の第3回路にそれぞれ適用されることが可能である。具体的な例として、図1の出力部1、スイッチ部2、および受信部3は、それぞれ、図2のアンテナT、スイッチS1、およびバッファB1であることが可能である。または、図1の出力部1、スイッチ部2、および受信部3は、それぞれ、図2のバッファB2、スイッチS2、およびアンテナTであることが可能である。
図3は、第1実施形態のスイッチ部2の詳細を示し、スイッチ部2の詳細を機能ブロックと素子のシンボルにより示す。
図3に示されるように、スイッチ部2は、電位生成回路21、ゲート電位印回路22、ゲートスイッチ23、パルス発生回路24、放電スイッチ25、抵抗(抵抗素子)R1、およびスイッチ回路26を含む。
スイッチ回路26は、第1端、第2端、および制御ノードを有し、制御ノードで受け取られる電位に基づいて、第1端と第2端との間の導通および非導通にする。スイッチ回路26は、FET(field effect transistor)であることが可能であり、以下の記述および図はこの例に基づく。
電位生成回路21は、例えば、集積回路10の外部から電源電位を受け取り、電源電位を使用して、正電位Vpおよび負電位Vnを生成する。正電位Vpは、トランジスタ26を十分にオンさせる大きさを有する。負電位Vnは、トランジスタ26を第1ポートP1の電位および(または)第2ポートP2の電位によらずに十分にオフさせる大きさを有する。より具体的には、負電位Vnは、第1ポートP1および(または)第2ポートP2の電位によらずに、トランジスタ26を確実にカットオフさせる大きさを有する。
ゲート電位印回路22は、電位生成回路21から、正電位Vpおよび負電位Vnを受け取る。ゲート電位印回路22はまた、制御部4から制御信号Contを受け取る。制御信号Contは、例えばディジタル信号であり、ゲート電位印回路22は、制御信号Contのレベルに基づいて、出力ノードNvoutにおいて、正電位Vpまたは負電位Vnを出力する。ゲート電位印回路22は、制御信号Contが第1レベルである間、負電位Vnを出力ノードNvoutにおいて出力し、制御信号Contが第2レベルである間、正電位Vpを出力ノードNvoutにおいて出力する。より具体的な例として、ゲート電位印回路22は、制御信号Contがローレベルである間、負電位Vnを出力ノードNvoutにおいて出力し、制御信号Contがハイレベルである間、正電位Vpを出力ノードNvoutにおいて出力する。
出力ノードNvoutは、ゲートスイッチ23の第1端に接続されている。ゲートスイッチ23は、制御ノードおよび第2端をさらに有し、制御ノードで受け取られる信号のレベルに基づいて、第1端と第2端とを導通または非導通にする。ゲートスイッチ23は、例えば、FETなどのトランジスタであることが可能であり、p型のFETであることが可能である。この場合、ゲートスイッチ23の第1端および第2端はそれぞれ電流経路の一端および他端であり、制御ノードはゲート電極である。
ゲートスイッチ23の第2端は、抵抗R1を介してトランジスタ26のゲート電極に接続されている。トランジスタ26のゲート電極に印される電位は、ゲート電位Vgとして引用される。トランジスタ26の第1端(電流経路の一端)は、第1ポートP1として機能し、トランジスタ26の第2端(電流経路の他端)は、第2ポートP2として機能する。
ゲートスイッチ23の第2端はまた、放電スイッチ25の第1端に接続されている。放電スイッチ25は、制御ノードおよび第2端をさらに有し、制御ノードで受け取られる信号のレベルに基づいて、第1端と第2端とを導通または非導通にする。放電スイッチ25の第2端は、定電位ノードNFに接続されている。定電位ノードNFは、正電位Vpと負電位Vnの間の電位を有し、例えばグランド(接地電位のノード)の電位Gndのノードである。
放電スイッチ25は、例えば、FETなどのトランジスタであることが可能であり、n型のFETであることが可能である。この場合、放電スイッチ25の第1端および第2端はそれぞれ電流経路の一端および他端であり、制御ノードはゲート電極である。
制御信号Contはまた、パルス発生回路24に供給される。パルス発生回路24は、出力ノードNpoutを有し、制御信号Contから或るパルス状のディジタル信号を生成し、生成されたパルス信号を出力ノードNpoutにおいて出力する。パルス発生回路24は、制御信号Contのレベルの変化から予め定められた或る期間に亘ってパルス信号を発生させる。より具体的な例として、パルス発生回路24は、制御信号Contがローレベルからハイレベルに変化したときから、およびハイレベルからローレベルに変化したときから、或る期間に亘ってハイレベルの信号を出力ノードNpoutにおいて出力する。
パルス発生回路24の出力ノードNpout上の信号Poutは、ゲートスイッチ23に供給され、ゲートスイッチ23の制御信号として機能する。信号Poutは、また、放電スイッチ25に供給され、放電スイッチ25の制御信号として機能する。ゲートスイッチ23と放電スイッチ25は、排他的にオンする。すなわち、信号Poutが第1レベルの間、ゲートスイッチ23はオンしており、放電スイッチ25はオフしている。信号Poutが第2レベルの間、ゲートスイッチ23はオフしており、放電スイッチ25はオンしている。例えば、第1レベルはローレベルで、第2レベルはハイレベルである。
<1.2.動作>
図4から図6は各々、第1実施形態のスイッチ部2の一状態を示し、図3のスイッチ部2の動作中の一状態を示す。図4は、トランジスタ26をオフに維持している間の状態を示す。図5は、トランジスタ26のオンとオフとの切り替わりの間に生じる状態を示す。図6は、トランジスタ26をオンに維持している間の状態を示す。
図4に示されるように、制御信号Contは、ゲート電位印回路22に負電位Vnを印させることを指示するレベル(ローレベル)を有しており、このため、出力ノードNvoutは、負電位Vnを有する。また、パルス発生回路24からの信号Poutは、ゲートスイッチ23を導通(オン)させるとともに放電スイッチ25を非導通にさせる(オフさせる)レベル(ローレベル)を有しており、このため、ゲートスイッチ23はオンしているとともに放電スイッチ25はオフしている。よって、トランジスタ26のゲートには負電位Vnが印されており、トランジスタ26はオフしている。上記のように、負電位Vnは、トランジスタ26を第1ポートP1および(または)第2ポートP2の大きさによらずに十分にオフさせる大きさを有しており、トランジスタ26は、第1ポートP1と第2ポートP2を十分に分離している。
図5に示されるように、信号Poutは、ゲートスイッチ23をオフさせるとともに放電スイッチ25をオンさせるレベル(ハイレベル)を有しており、このため、ゲートスイッチ23はオフしているとともに放電スイッチ25はオンしている。制御信号Contのレベルはハイレベルの場合もあるし、ローレベルの場合もある。いずれの場合にせよ、ゲートスイッチ23がオフしてトランジスタ26のゲートの先はハイインピーダンス状態となっており、ゲートスイッチ23がオンしている状態のインピーダンスより高いインピーダンスの状態となっている。このため、出力ノードNvout上の電位は、トランジスタ26のゲートには印されていない。代わりに、トランジスタ26のゲートは、放電スイッチ25を介して、定電位ノードNF(例えばグランド)に接続されている。
図6に示されるように、制御信号Contは、ゲート電位印回路22に正電位Vpを印させることを指示するレベル(ハイレベル)を有しており、このため、出力ノードNvoutは、正電位Vpを有する。また、パルス発生回路24からの信号Poutは、ゲートスイッチ23をオンさせるとともに放電スイッチ25をオフさせるレベルを有しており、このため、ゲートスイッチ23はオンしているとともに放電スイッチ25はオフしている。よって、トランジスタ26のゲートには正電位Vpが印されており、トランジスタ26はオンしており、トランジスタ26は、第1ポートP1と第2ポートP2を電気的に接続している。
図7は、第1実施形態のスイッチ部2のいくつかのノードの電位および信号を時間に沿って示す。図7の電位および信号は、図4、図5、または図6の状態を含むいくつかの状態の切り替えを制御するための例に過ぎない。なお、図7は、理解を促進するために電位または信号の変化の際の遅延を省略して描いている。いくつかの電位および信号の遅延が考慮された波形は別の図に示されている。
時刻t0において、制御信号Contは、ローレベルであり、よって出力ノードNvoutは、負電位Vnを有する。時刻t0は、時刻t0の前に制御信号Contがローレベルになってから一定の時間を経過した後であり、よって、ノードNpoutの電位(信号Pout)はローレベルを有する。このため、放電スイッチ25はオフしていて定電位ノードNFから分離されているとともに、ゲートスイッチ23はオンしていて出力ノードNvoutの電位がトランジスタ26のゲートに印されており、トランジスタ26のゲート電位Vgは、負電位Vnである。
時刻t0から後続の時刻t1までの状態は図4の状態に相当する。
時刻t1において、制御信号Contがハイレベルに変化する。この変化により、出力ノードNvoutの電位は、正電位Vpに変化する。また、制御信号Contのレベルの変化に起因して、時刻t1から信号Poutはハイレベルになる。信号Poutのハイレベルは、時刻t2まで継続する。
信号Poutがハイレベルに変化したことにより、ゲートスイッチ23はオフし、トランジスタ26のゲートはゲート電位印回路22の出力ノードNvoutから分離され、トランジスタ26のゲートから見てゲートスイッチ23はハイインピーダンス状態になる。また、信号Poutがハイレベルに変化したことにより、放電スイッチ25がオンし、トランジスタ26のゲートは定電位ノードNFに接続される。上記のように、定電位ノードNFの電位は、正電位Vpと負電位Vnの間の大きさを有し、例えばグランド電位Gndである。このため、ゲート電位Vgは、定電位に向かって放電され、グランド電位Gndを有する状態に至る。図4は、定電位がグランド電位Gndの例を示し、以下の記述は、この例に基づく。時刻t1から時刻t2までの状態は図5の状態に相当する。
時刻t2において、信号Poutがローレベルに変化する。信号Poutのローレベルへの変化により、放電スイッチ25はオフし、ゲート電位Vgの放電スイッチ25を介した放電は終了する。また、信号Poutのローレベルへの変化により、ゲートスイッチ23はオンし、トランジスタ26のゲートはゲート電位印回路22の出力ノードNvoutに電気的に接続される。この結果、ゲート電位印回路22の出力ノードNvoutの電位がトランジスタ26のゲートに転送され、ゲート電位Vgは正電位Vpへと上昇する。時刻t2の状態は、時刻t3まで継続する。時刻t2から時刻t3までの状態は、図6の状態に相当する。
時刻t3において、制御信号Contがローレベルに変化する。この変化により、出力ノードNvoutの電位は、負電位Vnに変化する。また、制御信号Contのレベルの変化に起因して、時刻t3から信号Poutはハイレベルになる。信号Poutのハイレベルは、時刻t4まで継続する。
信号Pout3がローレベルに変化したことにより、ゲートスイッチ23はオフし、トランジスタ26のゲートはゲート電位印回路22の出力ノードNvoutから分離され、トランジスタ26のゲートから見てゲートスイッチ23はハイインピーダンス状態になる。また、放電スイッチ25がオンする。このときのゲートスイッチ23および放電スイッチ25の状態は、図5に示される状態と同じである。ゲートスイッチ23がオフであるとともに放電スイッチ25がオンであるため、ゲート電位Vgは放電されてグランド電位Gndを有することになる。時刻t3の状態は時刻t4まで継続する。
時刻t4において、信号Poutがローレベルに変化する。信号Poutのローレベルへの変化により、放電スイッチ25はオフし、ゲート電位Vgの放電スイッチ25を介した放電は終了する。また、信号Poutのローレベルへの変化により、ゲートスイッチ23はオンし、トランジスタ26のゲートはゲート電位印回路22の出力ノードNvoutに電気的に接続される。この結果、ゲート電位印回路22の出力ノードNvoutの電位がトランジスタ26のゲートに転送され、ゲート電位Vgは負電位Vnへと低下する。時刻t4以降の状態は、図4の状態に相当する。
図8は、第1実施形態のスイッチ部2のいくつかのノードの電位を時間に沿って詳細に示す。図8は、時刻t0以降で時刻t3前の期間について示す。
図8の出力ノードNvpは、電位生成回路21の正電位Vpを出力するノードである。出力ノードNvpは、時刻t0において、正電位Vpを有する。
時刻t1において、トランジスタ26のゲートは、放電スイッチ25を介してグランド電位Gndのノードに接続される。このため、トランジスタ26のゲートの負電荷がグランドに流れ込み、負電位Vnであったゲート電位Vgは、グランド電位Gndへと速やかに上昇する。
また、時刻t1から時刻t2までの間、出力ノードNvpは、トランジスタ26のゲートと接続されておらず、正電位Vpを保つ。
時刻t2において、トランジスタ26のゲートの放電スイッチ25を介したグランド電位Gndのノードへの接続が終了するとともに、トランジスタ26のゲートは出力ノードNvpに接続される。このため、出力ノードNvp中の正電荷がトランジスタ26のゲートに流れ込み、出力ノードNvpの電位は一時的に下降する。正電荷がトランジスタ26のゲートに流れ込むことにより、時刻t2からゲート電位Vgは上昇する。
時刻t11において、ゲート電位Vgと出力ノードNvpの電位が等しくなった後は、ゲート電位Vgと出力ノードNpの電位は、スイッチ部2の素子により定まる時定数に基づく傾きで上昇し、時刻t12において正電位Vpに達する。時刻t1から時刻t12までの期間は、スイッチング時間と称される。
<1.3.効果>
第1実施形態によれば、以下に記述されるように、スイッチング時間の短いスイッチ部2を含んだ集積回路10が提供されることができる。
図9は、参考用のスイッチ部2Cを示す。図9に示されるように、スイッチ部2Cは図3のスイッチ部2と同じく第1ポートP1と第2ポートP2との間の導通および非導通を制御する。一方、スイッチ部2Cは、スイッチ部2のゲートスイッチ23、パルス発生回路24、および放電スイッチ25を含まない。そして、ゲート電位印回路22の出力ノードNvoutは、抵抗R1に直接接続されている。
図10は、スイッチ部2Cのいくつかのノードの電位を時間に沿って詳細に示す。より具体的には、図10は、制御信号Contがローレベルからハイレベルに変化する時刻t1の前後の期間を示す。
時刻t1において、ゲート電位Vgには負電位Vnが印されている。そして、時刻t1において、制御信号Contがローレベルからハイレベルに変化することに応じて、出力ノードNvoutの電位は、負電位Vnから正電位Vpに変化する。これに伴い、ゲート電位Vgに印される電位は、負電位Vnから正電位Vpに向かって上昇する。
このとき、ゲート電位Vgの電位を変化させるのは電位生成回路21であり、電位生成回路21は電源電位などから生成された正電位Vpを使用して、ゲート電位Vgを負電位Vnから正電位Vpへと引き上げる。このため、ゲート電位Vgの上昇に時間がかかり、ゲート電位Vgは、図9の時刻t12より後の時刻t13において、正電位Vpに達する。すなわち、スイッチング時間は、時刻t1から時刻t13であり、第1実施形態(図8)のケースのスイッチング時間より長い。
第1実施形態によれば、トランジスタ26のゲートに印されるべき電位が負電位Vnと正電位Vpとの間で切り替えられる直前に、ゲートはゲート電位印回路22の出力ノードNvoutから切断されるとともに放電スイッチ25により、負電位Vnと正電位Vpの間の電位のノード、典型例としてグランド電位Gndのノードに接続される。このため、切り替わり後の負電位Vnまたは正電位Vpがゲートに印される時点で、ゲートは定電位ノードNFの電位(例えばグランド電位Gnd)に放電済みである。よって、切り替わり後の正電位Vpまたは負電位Vnのトランジスタ26のゲートへの印後、速やかに、ゲート電位Vgは目的の電位に達する。このため、トランジスタ26のスイッチング時間は、図9および図10の参考例のスイッチング時間よりも短く、トランジスタ26を高速でオンおよびオフさせることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、スイッチ部2の第1実施形態と同様の動作を実現するための構成の点で、第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる特徴が主に記述される。
図11は、第2実施形態のスイッチ部2の詳細を示し、スイッチ部2の詳細を機能ブロックと素子のシンボルにより示す。以下、第2実施形態のスイッチ部2は、スイッチ部2aとして引用され、第1実施形態のスイッチ部2と区別される。
図11に示されるように、スイッチ部2aは、図3の第1実施形態のスイッチ部2のゲート電位印回路22に代えてゲート電位印回路31を含み、ゲートスイッチ23およびパルス発生回路24を含まない。
ゲート電位印回路31は、3ステートのうちの選択された1つのステートにとどまるように構成されている。具体的には、ゲート電位印回路31は、第1実施形態と同じく、電位生成回路21から正電位Vpおよび負電位Vnを受け取り、制御信号Contに基づいて、第1ステートまたは第2ステートにとどまる。ゲート電位印回路31は、第1ステートおよび第2ステートにおいて、それぞれ、正電位Vpおよび負電位Vnを出力ノードNvoutにおいて出力する。第3ステートでは、ゲート電位印回路31は、出力ノードNvoutにおいてハイインピーダンス状態にあり、第1および第2ステートでの出力ノードNvoutのインピーダンスより高いインピーダンスを有する状態にある。以下、ゲート電位印回路31が出力ノードNvoutにおいてハイインピーダンス状態にある状態は、ゲート電位印回路31が出力ハイインピーダンス状態にあると称される場合がある。
ゲート電位印回路31は、制御信号Contのレベルの変化から予め定められた或る期間に亘ってハイインピーダンス状態、すなわち第3ステート、にある。また、ゲート電位印回路31は、第1実施形態と同じく、制御信号Contが第1レベルである間、負電位Vnを出力ノードNvoutにおいて出力し、制御信号Contが第2レベルである間、正電位Vpを出力ノードNvoutにおいて出力する。より具体的には、ゲート電位印回路31は、制御信号Contがローレベルである間、負電位Vnを出力ノードNvoutにおいて出力し、制御信号Contがハイレベルである間、正電位Vpを出力ノードNvoutにおいて出力する。
ゲート電位印回路31の出力ノードNvoutは、抵抗R1を介してトランジスタ26のゲートに接続されている。
ゲート電位印回路31は、ノードNpoutを有し、制御信号Contからディジタルの信号Poutを生成し、信号PoutをノードNpoutにおいて出力する。信号Poutは、放電スイッチ25の制御ノードに供給される。信号Poutは、ゲート電位印回路31が第1ステートまたは第2ステートにある間、ローレベルを有し、第3ステートにある間(出力ハイインピーダンス状態にある間)、ハイレベルを維持する。
スイッチ部2aによっても、第1実施形態のスイッチ部2と同じ動作が実現されることができる。例えば、第1実施形態の図7のような制御信号Contの時間に沿った変化により、第2実施形態においても、信号VoutおよびPout、ならびにゲート電位Vgは図7と同じように時間に沿って変化する。
図12から図14は各々、第2実施形態のスイッチ部2aの一状態を示し、図11のスイッチ部2aの動作中の一状態を示す。図12は、トランジスタ26をオフに維持している間の状態を示す。図13は、トランジスタ26のオンとオフとの切り替わりの間に生じる状態を示す。図14は、トランジスタ26をオンに維持している間の状態を示す。
図12に示されるように、制御信号Contは、ゲート電位印回路31に負電位Vnを印させることを指示するレベル(ローレベル)を有しており、このため、出力ノードNvoutは、負電位Vnを有する。また、パルス発生回路24からの信号Poutは、放電スイッチ25をオフさせるレベル(ローレベル)を有しており、このため、放電スイッチ25はオフしている。よって、トランジスタ26のゲートには負電位Vnが印されており、トランジスタ26はオフしている。
図13に示されるように、信号Poutは放電スイッチ25をオンさせるレベル(ハイレベル)を有している。よって、トランジスタ26のゲートは、放電スイッチ25を介して、グランド電位Gndのノードに接続されている。また、信号Poutが放電スイッチ25をオンさせるレベルを有している間、ゲート電位印回路31は出力ハイインピーダンス状態にある。このため、トランジスタ26のゲートの電荷がゲート電位印回路31に出力ノードNvoutから流入することは抑制されている。
図14に示されるように、制御信号Contは、ゲート電位印回路31に正電位Vpを印させることを指示するレベル(ハイレベル)を有しており、このため、出力ノードNvoutは、正電位Vpを有する。また、信号Poutは、放電スイッチ25をオフさせるレベル(ローレベル)を有しており、このため、放電スイッチ25はオフしている。よって、トランジスタ26のゲートには正電位Vpが印されており、トランジスタ26はオンしている。
次に、ゲート電位印回路31の具体的な構成の例が、記述される。
図15から図18は、各々、第2実施形態のゲート電位印回路31の一例の一部の回路図である。図15に示されるように、ゲート電位印回路31は、p型のMOSFET TP1、TP2、TP3、TP4、TP5、およびTP6、n型のMOSFET TN1、TN2、TN3、TN4、TN5、およびTN6、抵抗R11、R12、R13、およびR14、ならびにインバータ回路IV1を含む。
正電位Vpを受け取るノードN11とノードN12との間に、抵抗R11およびトランジスタTP1がこの順で直列に接続されている。ノードN12は、トランジスタTN1の第1端に接続されており、トランジスタTN1の第2端はグランド電位Gndのノードに接続されている。トランジスタTN1のゲートは、ノードd1に接続されている。
ノードN11とノードN13との間に、抵抗R12およびトランジスタTP2がこの順で直列に接続されている。トランジスタTP2のゲートはノードN12に接続されている。ノードN13は、トランジスタTP1のゲートに接続されているとともに、トランジスタTN2の第1端に接続されている。トランジスタTN2は、第2端においてグランド電位Gndのノードに接続されており、ゲートにおいてノードd2に接続されている。
ノードd3とノードN14との間にトランジスタTP3が接続されている。トランジスタTP3のゲートは、グランド電位Gndのノードに接続されている。ノードN14と負電位Vnを受け取るノードN15との間に、トランジスタTN3および抵抗R13がこの順で直列に接続されている。
ノードd4とノードN16との間にトランジスタTP4が接続されている。トランジスタTP4のゲートは、グランド電位Gndのノードに接続されている。ノードN16は、トランジスタTN3のゲートに接続されている。ノードN16とノードN15との間に、トランジスタTN4および抵抗R14がこの順で直列に接続されている。トランジスタTN4のゲートは、ノードN14に接続されている。
ノードN11とグランド電位Gndのノードとの間に、トランジスタTP5およびTN5がこの順に直列に接続されている。トランジスタTP5およびTN5はノードNxで接続されている。トランジスタTP5のゲートおよびトランジスタTN5のゲートは、ノードN12に接続されている。ノードNxはインバータ回路IV1の高電位側の電源電位を受け取るノードに接続されている。
グランド電位GndのノードとノードN15との間に、トランジスタTP6およびTN6がこの順に直列に接続されている。トランジスタTP6およびTN6はノードNyで接続されている。トランジスタTP6のゲートおよびトランジスタTN6のゲートは、ノードN14に接続されている。ノードNyはインバータ回路IV1の低電位側の電源電位を受け取るノードに接続されている。
インバータ回路IV1の入力はグランド電位Gndのノードに接続されており、インバータ回路IV1の出力はゲート電位印回路31の出力ノードNvoutとして機能する。
図16に示されるように、ゲート電位印回路31は、インバータ回路IV11、IV12、およびIV13をさらに含む。インバータ回路IV11、IV12、およびIV13はみな、高電位側の電源電位を受け取るノードにおいて内部電源電位Vd_intのノードに接続されているとともに、低電位側の電源電位を受け取るノードにおいてグランド電位Gndのノードに接続されている。
インバータ回路IV11は、入力においてノードINAと接続されており、インバータ回路IV11の出力は、ノードd1として機能する。インバータ回路IV12は、入力においてノードINAと接続されており、出力においてインバータ回路IV13の入力に接続されている。インバータ回路IV13の出力はノードd2として機能する。
図17に示されるように、ゲート電位印回路31は、インバータ回路IV21、IV22、およびIV23をさらに含む。インバータ回路IV21、IV22、およびIV23はみな、高電位側の電源電位を受け取るノードにおいて内部電源電位Vd_intのノードに接続されているとともに、低電位側の電源電位を受け取るノードにおいてグランド電位Gndのノードに接続されている。
インバータ回路IV21は、入力においてノードINBと接続されており、インバータ回路IV21の出力は、ノードd3として機能する。インバータ回路IV22は、入力においてノードINBと接続されており、出力においてインバータ回路IV23の入力に接続されている。インバータ回路IV23の出力はノードd4として機能する。
図18に示されるように、ゲート電位印回路31は、遅延回路DC、排他的論理和(XOR)ゲートXO、論理積(AND)ゲートAD、および論理和(OR)ゲートORをさらに含む。
遅延回路DCは、制御信号Contを受け取り、ノードNBにおいて制御信号Contが或る時間遅延された信号を出力する。
XORゲートXOは、第1入力において制御信号Contを受け取り、第2入力においてノードNBに接続されている。XORゲートXOの出力は、ノードNpoutとして機能する。
ANDゲートADは、第1入力においてノードNBに接続されており、第2入力において制御信号Contを受け取る。ANDゲートADの出力は、ノードINAとして機能する。
ORゲートORは、第1入力においてノードNBに接続されており、第2入力において制御信号Contを受け取る。ORゲートORの出力は、ノードINBとして機能する。
図19は、第2実施形態のスイッチ部2aのいくつかのノードの電位または信号を時間に沿って示す。
図19に示されるように、第1実施形態の図7と同じく、制御信号Contは、時刻t0から時刻t1に亘って、および時刻t3以降、ローレベルに維持され、時刻t1から時刻t3に亘って、ハイレベルに維持される。このような制御信号Contのレベルの変化により、他のノードの電位は、以下のように、変化する。
ノードNBの信号は、時刻t0から時刻t2に亘って、および時刻t4以降、ローレベルを有し、時刻t2から時刻t4に亘ってハイレベルを有する。ノードINAの信号は、時刻t0から時刻t2に亘って、および時刻t3以降、ローレベルを有し、時刻t2から時刻t3に亘ってハイレベルを有する。ノードINBの信号は、時刻t0から時刻t1に亘って、および時刻t4以降、ローレベルを有し、時刻t1から時刻t4に亘ってハイレベルを有する。
ノードd1の信号は、時刻t0から時刻t2に亘って、および時刻t3以降、ハイレベルを有し、時刻t2から時刻t3に亘って、ローレベルを有する。ノードd2の信号は、時刻t0から時刻t2に亘って、および時刻t3以降、ローレベルを有し、時刻t2から時刻t3に亘って、ハイレベルを有する。ノードd3の信号は、時刻t0から時刻t1に亘って、および時刻t4以降、ハイレベルを有し、時刻t1から時刻t4に亘って、ローレベルを有する。ノードd4の信号は、時刻t0から時刻t1に亘って、および時刻t4以降、ローレベルを有し、時刻t1から時刻t4に亘って、ハイレベルを有する。
ノードNB、INA、INB、d1、d2、d3、およびd4の信号のこのような変化により、ノードNxは、時刻t0から時刻t2に亘って、および時刻t3以降、グランド電位Gndを有し、時刻t2から時刻t3に亘って、正電位Vpを有する。また、ノードNyは、時刻t0から時刻t1に亘って、および時刻4以降、負電位Vnを有し、時刻t1から時刻t4に亘って、グランド電位Gndを有する。このような、ノードNxおよびNyの電位の変化により、出力ノードNvoutは、時刻t0から時刻t1に亘って、および時刻t3以降、負電位Vnを有し、また、時刻t2から時刻t3に亘って正電位Vpを有する。
時刻t1から時刻t2に亘って、および時刻t3から時刻t4に亘って、ノードVxおよびVyがともにグランド電位Gndを有するため、図11のインバータ回路IV1は動作せず、出力ノードNvoutはハイインピーダンス状態となる。
また、ノードNB、INA、およびINBの信号の上記のような変化により、第1実施形態の図7と同じく、ノードNpoutは、時刻t0から時刻t1に亘って、時刻t2から時刻t3に亘って、および時刻4以降、ローレベルを有し、時刻t1から時刻t2に亘っておよび時刻t3から時刻t4に亘って、ハイレベルを有する。このため、時刻t1から時刻t2の間、および時刻t3から時刻t4の間、放電スイッチ25がオンする。
以上のような、ノードNpoutおよび出力ノードNvoutの電位の変化により、ゲート電位Vgは、時刻t0からt1に亘っておよび時刻t4以降は負電位Vnを有し、時刻t1から時刻t2に亘っておよび時刻t3から時刻t4に亘ってグランド電位Gndを有し、時刻t2から時刻t3に亘って正電位Vpを有する。このような電位の変化は、第1実施形態(図7)と同じである。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同じく、トランジスタ26のゲートに印されるべき電位が負電位Vnと正電位Vpとの間で切り替えられる直前に、ゲートと接続されたゲート電位印回路31の出力ノードNvoutがハイインピーダンス状態にされるともに、負電位Vnと正電位Vpの間の電位のノード、典型例としてグランド電位Gndのノードに接続される。このため、第1実施形態と同じ利点を得られる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…出力部、2…スイッチ部、3…受信部、4…制御部、10…集積回路、100…装置、11…マルチプレクサ、D…デュプレクサ、B1、B2、B3、B4…バッファ、12…RFIC、T…アンテナ、21…電位生成回路、22、31…ゲート電位印回路、23…ゲートスイッチ、24…パルス発生回路、25…放電スイッチ、R1…抵抗、26…スイッチ回路。

Claims (6)

  1. 第1制御ノードに印加される電位に応じて第1ノードと第2ノードの導通を制御する第1スイッチ回路と、
    第2制御ノードに印加される電位に応じて前記第1制御ノードと第1電位ノードの導通を制御する第2スイッチ回路と、
    前記第1制御ノードに接続された第1出力ノードおよび前記第2制御ノードに接続された第2出力ノードを含み、前記第1出力ノードにおいて第1電位を出力している間に前記第2出力ノードにおいて前記第2スイッチ回路を非導通にさせる電位を出力し、前記第2出力ノードにおいて前記第2スイッチ回路を導通させる電位を出力している間に前記第1出力ノードにおいて前記第1出力ノードが前記第1電位を出力している間のインピーダンスより高いインピーダンスを有する、第1回路と、
    を備え、
    前記第1回路は、前記第1出力ノードにおいて前記第1電位を出力している間および第2電位を出力している間に前記第2出力ノードにおいて前記第2スイッチ回路を非導通にさせる電位を出力し、
    前記第1電位ノードの電位は、前記第1電位より低く、前記第2電位より高い、
    周波集積回路。
  2. 前記第1回路は、前記第1出力ノードにおいて前記第1電位を出力している状態から前記第2電位を出力している状態との間または前記第2電位を出力している状態から前記第1電位を出力している状態の間に、前記第2出力ノードにおいて前記第2スイッチ回路を導通させる前記電位を出力する、
    請求項の高周波集積回路。
  3. 前記第1電位は正電位であり、
    前記第2電位は負電位である、
    請求項または請求項の高周波集積回路。
  4. 前記第1電位ノードの前記電位は、グランド電位である、
    請求項の高周波集積回路。
  5. 第1制御ノードに印加される電位に応じて第1ノードと第2ノードの導通を制御する第1スイッチ回路と、
    第2制御ノードに印加される電位に応じて前記第1制御ノードと第1電位ノードの導通を制御する第2スイッチ回路と、
    前記第1制御ノードに接続された第1出力ノードおよび前記第2制御ノードに接続された第2出力ノードを含み、前記第1出力ノードにおいて第1電位を出力している間に前記第2出力ノードにおいて前記第2スイッチ回路を非導通にさせる電位を出力し、前記第2出力ノードにおいて前記第2スイッチ回路を導通させる電位を出力している間に前記第1出力ノードにおいて前記第1出力ノードが前記第1電位を出力している間のインピーダンスより高いインピーダンスを有する、第1回路と、
    を備え、
    前記第1回路は、
    第3ノードにおいて前記第1電位を出力する第1電位回路と、
    前記第3ノードと前記第1出力ノードとの間の、前記第2スイッチ回路と排他的に導通になる第3スイッチ回路と、
    前記第2出力ノードを含んだ第2回路と、
    を備え、
    前記第1電位回路は、第1信号のレベルに基づいて前記第3ノードにおいて前記第1電位または第2電位を出力し、
    前記第2回路は、前記第1信号の前記レベルの変化から第1期間に亘って第1レベルの電位を前記第2出力ノードで発生させる、
    周波集積回路。
  6. 前記第1スイッチ回路は、FETである、
    請求項1乃至請求項のいずれか1項の高周波集積回路。
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