JP7224626B2 - 底開き式コンテナ収集物搬出装置 - Google Patents
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Description
本発明を実施するための実施形態1に係る底開き式コンテナ収集物搬出装置100について、以下、図面を用いて説明する。図1および図2に示すように、本実施形態の底開き式コンテナ収集物搬出装置100は、フォークリフト300のフォーク310に取り付け、さらに、底開き式コンテナ200を吊って保持させることにより、底開き式コンテナ200をフォークリフト300に吊って運ぶことを可能にするものである。なお、以下の説明および図面に記載の方向は、図1および図2に示すように、フォークリフト300のフォーク310に、底開き式コンテナ収集物搬出装置100を取り付け、さらに、底開き式コンテナ200を吊ったときにおいて、フォークリフト300のフォーク310の先端から付け根に向かう方向を前方とし、前方の反対方向を後方とすると共に、この後方および前方に基づき、上方、下方、左方、右方を定める。前方、後方、上方、下方、左方、右方の各方向が記載されているすべての図において、各方向は同一の方向を示し、以下の説明において方向に関する記述はこれらの方向を基準とすることがある。また、以下の説明において、底開き式コンテナ収集物搬出装置100、底開き式コンテナ200、フォークリフト300の付随的な構成については、その図示および詳細な説明を省略する。
以下で詳細を説明する底開き式コンテナ200は、開閉可能な搬出口222を底壁220に有する箱であり、当該箱に設けられた第1吊具211と、第1吊具211に対する上下方向の相対位置を変更できる態様で上記箱に設けられた第2吊具232F,232Bと、上記相対位置に応じて搬出口222の開閉の度合いを変化させる開閉機構240と、を備える。ここで、開閉機構240は、第2吊具232F,232Bの上記相対位置が下側になるにつれ搬出口222が開くよう構成されている。
図1に示すように、底開き式コンテナ200は、上壁210と、底壁220と、側壁230とを備えており、前後方向および左右方向に対称に構成されている。図1に示すように、上壁210の中央部には、環状に形成された第1吊具211が設けられている。また、図1に示すように、上壁210の右側には、左端にてヒンジ連結されている(不図示)ことで開閉可能とされた板状の扉212Rと、この扉212Rを開閉しやすくするための取手213Rとが設けられている。ここで、扉212Rを開くことで、開口214Rが開くように構成されている。底開き式コンテナ200は、上記の右側と同様の構成を左側に備えており、上壁210の左側に、板状の扉212Lと、取手213Lと、扉212Lを開くことで開く開口214Lと、を備えている。以上で説明した上壁210の扉212R、212Lを開いて、開口214R、214Lから廃棄物や資材等の収集物を底開き式コンテナ200の内部に入れて、収集物を底開き式コンテナ200の内部に溜めることができる。
底開き式コンテナ収集物搬出装置100は、図1~図3に示すように、矩形の板状の基体部110と、第1ワイヤW1と、第2ワイヤW2(第2ワイヤW2F,W2B)と、フォークリフト300のリフトブラケット320等(図1参照)に係止させることができる係止部130と、を備えている。そして、図1に示すようにこれらの第1ワイヤW1、第2ワイヤW2F,W2B、係止部130は、基体部110に保持されている。
図3に示すように、第1ワイヤW1によっても、第2ワイヤW2F,W2Bによっても、底開き式コンテナ200を底開き式コンテナ200に吊ることができる。そして、図1~3を用いて上述した様に、底開き式コンテナ収集物搬出装置100の基体部110に固定された第1ワイヤ巻取機120が第1ワイヤW1を巻き取ることおよび巻き戻すことができる。図4には、第1ワイヤ巻取機120が第1ワイヤW1を巻き戻した状態の一例が示されている。ただし、図4においては、第1ワイヤW1と第2ワイヤW2Bとが一部で重なっている。図4に示すように、第1ワイヤ巻取機120が第1ワイヤW1を巻き戻して第1ワイヤW1を緩めるにつれ、底開き式コンテナ200は、第1ワイヤW1によって第1吊具211で上に吊られる力(図4には、第1吊具211の右上の小さい白抜きの矢印で示した)よりも、第2ワイヤW2F,W2Bによって第2吊具232Bで上に吊られる力(図4には、第2吊具232Bの左の大きい黒塗りの矢印で示し、図3にも大きい黒塗りの矢印で示した)が大きくなる。
上記の構成によれば、上記の連結状態かつ持ち上げ状態にすることで、フォークリフト300を用い、底開き式コンテナ200を持ち上げて移動させることができ、さらに底開き式コンテナ200の底壁220の搬出口222を開閉させ得る。従って、底開き式コンテナ収集物搬出装置100は、クレーンを用いずに、底開き式コンテナ200を持ち上げて移動させるとともに、底開き式コンテナ200の底壁220の搬出口222を開閉させ得る。
以下で説明するその他の実施形態において、上述した実施形態で説明した底開き式コンテナ収集物搬出装置100と実質的な構成及び作用が同じとなる箇所については、これらと同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所について詳しく説明することとする。
上記の実施形態1では、フォークリフト300のフォーク310が上記の底開き式コンテナ収集物搬出装置100を持ち上げることができるように、底開き式コンテナ収集物搬出装置100は、フォーク係合部111を備えている。そして、フォーク310に係合できるように、図1から図3に示すように、フォーク係合部111の穴状係合部111R,111Lは、基体部110の前後に貫通する貫通孔状に形成されている。フォーク係合部111の形状は、これに限らず、フォークリフト300のフォーク310に対して係合可能であればよい。実施形態2の底開き式コンテナ収集物搬出装置1100は、図6に示すように、フォーク係合部1111として、溝状フォーク係合部1111Rおよび溝状フォーク係合部1111Lを備えており、これらは、下面に開口備え、前後方向に延びる溝状に形成されている。そして、フォーク係合部1111(溝状フォーク係合部1111R,1111L)の溝に、下側からフォークリフト300のフォーク310をはめあわせることができる。
上記の実施形態1の底開き式コンテナ収集物搬出装置100は、第1ワイヤ巻取機120(上下動機構)が基体部110の上側に固定されているが、第1ワイヤ巻取機120(上下動機構)を固定する場所は、基体部110の上面に限らなくともよく、側面や下面に適宜変更できる。図7には、実施形態3の底開き式コンテナ収集物搬出装置2100を示した。図7に示すように、本実施形態では、第1ワイヤ巻取機120(上下動機構)を基体部110の下側に固定させている。また、雌螺子部111R1,雌螺子部111L1(不図示)、雄螺子部111R2,雄螺子部111L2(不図示)を、基体部110の前側に設けている(図7参照)。さらに、実施形態1の第2ワイヤW2Bおよび第2ワイヤW2Fに替えて、基体部110の上面に前後に架け渡されたひとつの第2ワイヤW2を備えている。第2ワイヤW2はその両端にフック(図示省略)が取り付けられている。
110 基体部
111 フォーク係合部
111R 穴状係合部
111R1 雌螺子部
111R2 雄螺子部
111L 穴状係合部
111L1 雌螺子部
111L2 雄螺子部
112 第1ワイヤ挿通穴
113 第2ワイヤ取付部
113F 第2ワイヤ取付部
113B 第2ワイヤ取付部
114 係止部取付部
120 第1ワイヤ巻取機(上下動機構)
121 ドラム部
122 モータ部
123 リモコン
130 係止部
131 輪
W1 第1ワイヤ(第1連結部)
W11 ワイヤ部(線状体)
W12 第1フック
W2 第2ワイヤ(第2連結部)
W2F 第2ワイヤ(第2連結部)
W2F1 ワイヤ部(線状体)
W2F2 第2フック
W2B 第2ワイヤ(第2連結部)
W2B1 ワイヤ部(線状体)
W2B2 第2フック
1100 底開き式コンテナ収集物搬出装置
1111 フォーク係合部
1111R 溝状フォーク係合部
1111L 溝状フォーク係合部
2100 底開き式コンテナ収集物搬出装置
200 底開き式コンテナ
210 上壁
211 第1吊具
212R 扉
213R 取手
214R 開口
212L 扉
213L 取手
214L 開口
220 底壁
221R 底壁右部
221L 底壁左部
222 搬出口
230 側壁
231F 前面部
231B 後面部
231B1 レール
232 第2吊具
232F 第2吊具
232F1 環状部
232B 第2吊具
232B1 環状部
240 開閉機構
241BR 後右連結棒
241BL 後左連結棒
241FR 前右連結棒
300 フォークリフト
310 フォーク
320 リフトブラケット
Claims (2)
- 開閉可能な搬出口を底壁に有する箱であり、当該箱の上壁の中央部に設けられた第1吊具と、当該第1吊具に対する上下方向の相対位置を変更できる態様で前記箱に設けられた第2吊具と、前記相対位置に応じて前記搬出口の開閉の度合いを変化させる開閉機構と、を備える底開き式コンテナに対して取り付けることが可能な底開き式コンテナ収集物搬出装置であって、
フォークリフトにより持ち上げられた持ち上げ状態とすることが可能な基体部を備え、
前記基体部は、
前記第1吊具に対して連結可能とされ、かつ、当該第1吊具に連結されているときには当該第1吊具を吊り上げ可能な第1連結部と、
前記第2吊具に対して連結可能とされ、かつ、当該第2吊具に連結されているときには当該第2吊具を吊り上げ可能な第2連結部と、
前記第1連結部が前記第1吊具に連結されている状態であり、かつ、前記第2連結部が前記第2吊具に連結されている状態である連結状態にあるときに、前記第1連結部および前記第2連結部のうちの少なくとも一方を上下方向に動かす上下動が可能な上下動機構と、を備え、
当該上下動機構は、前記連結状態にあるときに、前記上下動によって前記相対位置を変更でき、
前記第1連結部は、曲げ伸ばしが可能かつ巻き取り可能に構成された線状体を備え、
前記上下動機構は、前記線状体が取り付けられて、当該線状体の巻き取りおよび巻き戻しが可能に構成されていると共に、前記連結状態においては、前記線状体の巻き取りおよび巻き戻しによって前記上下動を実現させる巻取機であり、
前記基体部は、フォークリフトのフォークが貫通されて、このフォークの先端から付け根に向かう方向を前方とし、前方の反対方向を後方とした場合に、フォークの先端が前記基体部の後端よりも後方に位置された状態で保持されるものであり、
前記巻取機は、前記基体部の上方に位置されて、当該基体部の上面に固定され、
前記線状体は、前記巻取機に巻き取られることで当該巻取機を介して前記基体部に取り付けられ、
前記第1連結部は、前記基体部を上から下に挿し通されている、底開き式コンテナ収集物搬出装置。 - 請求項1に記載の底開き式コンテナ収集物搬出装置であって、
前記開閉機構が、前記第2吊具の前記相対位置が下側になるにつれ前記搬出口が開くよう構成されているものである場合に、
前記上下動機構は、前記上下動において、前記第1連結部を前記第1吊具および前記箱と一緒に上下させることで、前記相対位置の変更を実現させる、底開き式コンテナ収集物搬出装置。
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JPS4985871U (ja) * | 1972-11-13 | 1974-07-25 | ||
JPS5526397Y2 (ja) * | 1976-08-09 | 1980-06-25 | ||
JPH0643103Y2 (ja) * | 1986-01-21 | 1994-11-09 | 株式会社黒田鉄工所 | 土砂バケツの開閉装置 |
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