JP7224358B2 - バイオ医薬液バッグ用の保護容器 - Google Patents

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Description

本発明は、バイオ医薬液バッグ用の保護容器の分野、保護容器とバイオ医薬液バッグを一体化する保護組立体の分野、ならびに保護容器とバイオ医薬液バッグを一体化する保護組立体の組立て方法の分野に関する。
第1の従来技術によれば、一方では、互いに組み立てられた2つの上側および下側のシェル、ならびにこれらのシェルの内側に位置して、2つのバイオ医薬液バッグを締め付ける2枚の弾性プラスチックフィルムを含む、バイオ医薬液バッグ用保護容器が知られている。これらのバイオ医薬液バッグは、フィルムの間に適所に保持されて、一方で、上側シェルと上側フィルムの間、他方で、下側シェルと下側フィルムの間にそれぞれ保持されるスペースによって、保護容器の外部からの侵入や衝撃から保護される。この保護容器は、内部のバイオ医薬液バッグの良好な保持を確保する。しかしながら、この保護容器は、シェルの各々に固定される弾性プラスチックフィルムのために、複雑で繊細な構造シェルを有するとともに、上側フィルムと上側シェル間のスペースと、下側フィルムと下側シェルの間のスペースの、互いに積層された2つの空のスペースのために、頂部に大きな容積を有する。
例えば、特許出願EP1993921に示されている第2の従来技術によれば、一方で、互いに組み立てられた2つの上側シェルと下側シェルを含み、バイオ医薬液バッグを締結する、バイオ医薬液バッグ用の保護容器が知られている。この保護容器には、一方で、(各シェルはハウジングの一部のみを画定する)2つのシェルを係合させることによるバッグのハウジングの構成により、バイオ医薬液バッグの側方保持が不十分であるか(バッグがシェル間の利用可能なスペースよりも小さい場合)、またはバイオ医薬液バッグにシェルから直接かかる圧力が高すぎる(バッグがシェル間の利用可能なスペースに合わせてサイズ調整されている場合)という欠点、および、他方、ピンとボアクリアランス(bore clearance)の係合による2つのシェルの厳密で正確な重合わせを必要とする装着の困難さという欠点がある。
文献WO2015/160348により、設置可能デバイスを閉止するアーティキュレイテッド容器(articulated container)を備えた設置解決案が知られている。容器自体の下方レセプタクルは、下方レセプタクルのハウジングと厳密に一致する規定容積で事前充填される、設置可能なデバイスを受け入れるための容積だけを規定し、上方カバーは平坦である。このタイプの解決案は、充填状態において通常は湾曲しているバッグ(特に、1リットルを超えるバッグ)にはあまり適していない。さらに、このレセプタクルでは、あるバッグと別のバッグにおいて充填変動がある場合に必要とされる可能性がある、容積の適合が可能ではない。
本発明はその状況を改善する。
この目的で、本発明は、
底および側壁を含む、下側シェルと、
上側シェルであって、
バッグを覆うことのできる部(単一の中心部)を含み、
上側シェルが、下側シェルに位置する支持要素上に置かれることによって、下側シェルの側壁の上部に保持されるように、下側シェルに挿入可能である、前記上側シェルと
を含む、バイオ医薬液バッグ用の保護容器を提案する。
これらの配設のおかげで、バイオ医薬液バッグは、上側シェルを過度に拘束することなく、2つのシェルの壁の間で横方向に保持される。さらに、上側シェルの部により、バッグを可能な衝撃から保護しながら、2つのシェルを互いに組み立てたときの、バッグのアーティキュレーション(articulation)を回避することが可能になる。2つの部品のみで構成された保護容器によって、容器の装着を容易にし、製造コストを抑えることができる。
「上部」とは、側壁の中間より上方か、または側壁の中間より上方、および中間あたりのいずれかに位置する、側壁を構成する壁要素の一部を意味する。
任意選択で、側壁は、例えば、長方形または正方形、場合によっては角に丸みを付けられた、フレーム形式を有する。典型的には、側壁は、容器の頂部において寸法を規定することのできる、中心軸のまわりに環状に延びている。
下側シェルにおける2つの上方縦縁部と、上側シェルにおける2つの上方縦縁部とが、典型的には設けられている(部に対して外方向に離れている)。各対の縦縁部は、平行とすること、好ましくは直線状とすることができる。
下側シェル側壁は内表面を有し、上側シェルは、外表面を有する上側シェル側壁を有し、これらの内表面および外表面は、相補的な固定要素を備えている。そのような相補的な固定要素は、下側シェルおよび上側シェルの相互に対する移行(translation)(縦方向または横方向の動き)を防止するように設計および配設されている。
実施態様によれば、部は、下側シェルの底に面する凹形状を有する。
このように、部は、バイオ医薬液で充填されたバッグの湾曲形状を模倣し、一方で、かなりの量のバイオ医薬液を含むバッグを覆うことを可能にするとともに、他方で、部が、2つのシェルの間にバッグをくさび止めすることができるように、バッグの少なくとも1つの表面と直接接触することを可能にする。
典型的には、上側シェルの側壁は、(下側シェルの側壁に沿って)下側シェルの内部容積に(少なくとも部分的に)収容される、挿入・案内部を含むか、または形成する。好ましくは、挿入・案内部は、互いに平行な、2つの縦壁要素を含み、この縦壁要素は、上側シェルの一方の縦端部から他方の縦端部まで延びて、それぞれが、上側シェルの縦上縁部と、(下面の面から底に向かって突出するいくつかのラグ(lug)または局所的な突起を除き、実質的に平坦とすることができる)下面との間に延びる。
特異形態によれば、下側シェルはその側壁に開口を有さず、好ましくは縦平面に延びる環状上縁部を有し、上側シェルのみが、上縁部の下でシェル間で組立状態まで延びる、アクセス開口を有する。
任意選択で、挿入・案内部は、上側シェルの側壁内に形成されて、少なくとも、バッグのハウジングのまわりの、U形にされた(シェル間の)相互連結領域において、下側シェルの側壁の内面を連続的に延ばすようにされている。
特異形態によれば、挿入部は、任意選択で下側シェルの底に向かって突出する、ラグまたは類似の突起が設けられた、挿入フレームからなる。
任意選択で、上側シェルは、部を形成するために、その周辺が挿入・案内部に接続されている底または底部を有し、シェルの組立て状態において、部は、2つの縦壁要素が、上側シェルの底または底部の中心ゾーンに接近することによって、延長されるにつれて、部の高さが増大するような、上部プロフィールを有する。これによって、2つの縦壁要素から等距離の、縦中央ゾーン内で、容器のバッグハウジングの高さを増大させることが可能であることが理解される。
実施態様によれば、支持要素は、下側シェルの周辺の上に配設される。
実施態様によれば、下側シェルの側壁は、上側シェルの周辺当接部がその上に置かれる、前記支持要素を形成する空洞を有する。
これは、下側シェルの全体にわたり、結果的には、保護容器の全体わたって、力をより良く分散させるのを助ける。
実施態様によれば、下側シェルの4つの側壁の内の少なくとも3つは、上側シェルの周辺当接部がその上に置かれる、支持要素を形成する空洞を有する。
この3つの側壁は、特に、2つの最長の側壁、および下側シェルの後方側壁である。これらの空洞は、特に、下側シェルの構造を剛直化するのに使用される。
実施態様によれば、下側シェルの側壁の内表面と、上側シェルの側壁の外表面とは、相互に対するシェルの移行を防止する、相補的固定要素を備えている。
このようにして、下側および上側のシェルの不適切な取り外しは不可能である。これによって、2つのシェル間でのバッグの保持を増大させることも可能になる。
実施態様によれば、下側シェルの側壁の内表面、および上側シェルの側壁の外表面が、シェルの相互の垂直移行を防止する相補的な固定要素を備えている。
実施態様によれば、固定要素はクリップを含む。
実施態様によれば、固定要素は、保護容器の開口のいずれかの側に位置し、かつ/または保護容器の開口の反対側の端部に位置する。
実施態様によれば、下側シェルの側壁の内表面、および上側シェルの側壁の外表面が、シェルの相互に対する水平移行を防止する相補的固定要素を備えている。
実施態様によれば、固定要素は、互いに係合するラグとリセプタクルの組を含む。
実施態様によれば、上側シェルは、頂部において下側シェルの外面を越えないように、下側シェルに挿入可能である。
これによって、特に、いくつか容器を、スペースを失うことなく、互いに積層することができるようになる。
実施態様によれば、上側シェルは、開口を画定するように、少なくともその幅の一部にわたり、下側シェルよりも短くして、容器の内部に外部からアクセス可能にされている。
上側シェルのレベルにおける開口の作成によって、下側シェルのレベルにおいて開口を設ける必要がないので、特に、全体的にシールされた下側シェルを得ることが可能になる。この開口の位置も、容器の内部へのアクセスを容易にすることができる。
実施態様によれば、下側シェルの側壁は、少なくとも下側シェルの底のレベルにおいて、少なくとも1つの傾斜部分を有する。
実施態様によれば、傾斜部分は、バッグチューブの出口のレベルに位置する、縦端部のレベルに位置する。
実施態様によれば、下側シェルの底は、シールされて、少なくとも5リットルに等しい水量を保持するのに十分な高さを有する。
実施態様によれば、下側シェルの底はシールされており、少なくとも10リットルに等しい水量を保持するのに十分な高さを有する。
実施態様によれば、下側シェルの底はシールされており、少なくとも20リットルに等しい水量を保持するのに十分な高さを有する。
実施態様によれば、下側シェルの底はシールされており、少なくとも50リットルに等しい水量を保持するのに十分な高さを有する。
すなわち、下側シェルのレベルに配置された開口と組み合わせて、傾斜部分はまた、外部から容器の内容物へのアクセス可能性を向上させることができる。傾斜部分はまた、傾斜部分に対してバッグを直接的にくさび止めすることによって、その前端部のレベルにおいてバッグを保持する機能を有する。最終的に、これにより、下側シェル上に開口が必要ないので、下側シェルをシールさせることも可能になる。すなわち、バイオ医薬液で充填されたバッグに穿孔する場合に、下側シェルは、こぼれることなくバイオ医薬液の完全性を保持することができる。
下側シェルは、さらに、保持され得る水量に加えて、水の20%を保持できるように寸法決めされている。
実施態様によれば、下側シェルは、バッグチューブの出口のレベルに位置する縦端部のレベルにおいて少なくとも1つの当接部を含み、上側シェルの開口の外周部が前記当接部と接触する。
実施態様によれば、当接部は、丸みを付けられた縁部を含む。
当接部はまた、上側シェルおよび下側シェルとの接触を可能にする。バッグの前端部もまた、当接部と接触することが可能であり、当接部の上を通過する、バッグのチューブは、当接部の丸みを付けられた縁部のために、この接触によって損傷されるおそれがない。
実施態様によれば、上側シェルは、バッグのチューブの一端部のコネクタを受け入れて保持することのできる、複数の空洞を含む。
実施態様によれば、空洞は、上側シェルの開口のいずれかの側に配設され、かつ/または開口の反対側の端部に配設される。
上側シェル上に直接的に一体化された空洞によって、完全に機能する容器の配設が可能となり、スペースを失うことなく、複数のコネクタをくさび止めすることが可能になる。
実施態様によれば、空洞は、上側シェルの開口のいずれかの側に配設されるが、開口の反対側の端部には配設されず、部はX形状である。
この実施態様は、有利には、5リットルの容量を保持することのできる、保護容器用に使用される。上側シェル上のX形状は、小サイズの保護容器の場合に配設がより困難である、バッグのチューブを設置するのを可能にする。
実施態様によれば、上側シェルが下側シェルに挿入されるとき、シケイン(chicane)が、バッグの少なくとも1つのチューブを部のまわりの定位置に保持できるように、部のまわりに配設される。
これらの配設によって、チューブ(複数を含む)は、定位置に正しく保持されることによって、保護容器内に格納することもできる。このようなチューブの定位置での正しい保持によって、バッグを保護する上側シェルに対する、バッグの保持も改善される。
実施態様によれば、上側シェルは、上側シェルの2つの側壁の間、有利には2つの最長の側壁の間に延びる、少なくとも1つのアーチ、好ましくは少なくとも2つまたは3つのアーチを含む。
実施態様によれば、アーチは、別の容器の下側シェルの底の外表面を受け入れることのできる、平坦上部を含む。
実施態様によれば、アーチは、上側シェルの部の上に載せられている。
実施態様によれば、アーチの平坦上部が、さらに別の容器の下側シェルの底の外表面上に設けられた空洞に挿入されることができる、突出部を含む。
このようにして、容器の下側シェルを別の容器の上側シェルの上に載せて、多数の容器を、相互に積層することができる。下側シェルと上側シェル上に相補的な突出部および空洞を作成することにより、積層された容器を保持するための追加の部品を必要とすることなく、それらを定位置で保持することが確実になる。
実施態様によれば、側壁の少なくとも一部が、把持ゾーンを含み、好ましくは少なくとも傾斜部分および下側シェルの開口の反対側の端部が、そのような把持ゾーンを含み、この把持ゾーンは、有利には、互いに間隔を空けられたいくつかの空洞を含む。
すなわち、保護容器は、管理者によって容易に取り扱いが可能である。
実施態様によれば、最も高い下側シェルの固定要素が、最も低い下側シェルの固定要素の上に置かれるように、異なる保護容器の下側シェルを、相互に積層することが可能である。
実施態様によれば、最も高い上側シェルの固定要素が最も低い上側シェルの固定要素の上に置かれるように、異なる保護容器の上側シェルを、相互に積層することができる。
この配設は、下側シェルまたは上側シェルの全体にわたり力をよく分散させて、結果として、それらが積層されるときのシェルの劣化を回避するのを助ける。さらに、このことは、積層体の高さを制限することを可能にする。
実施態様によれば、異なる保護容器が相互に積層されるときに、オペレータの手に対してアクセス可能にチューブを保持するように、2つの隣接する下側シェルに沿って、これらの隣接する下側シェルの間にスペースが形成されるように、下側シェルの2つの最長の側壁が、その下部において相互に向かって傾斜している。
このようにして、管理者は、いくつかの保護容器が互いに積層されているときに、バッグチューブへのアクセスが容易になる。このスペースは、2つの積層された保護容器の2つの離接する下側シェルの間に手を通すことができるほど、十分に広くすることができる。
本発明はまた、
先行請求項の一項に記載の保護容器と、
前記保護容器内で下側シェルの内側に設置され、上側シェルによって覆われた、バイオ医薬液を受け入れるように意図された空のバッグと
を含む、バイオ医薬液を受け入れるように意図された、空のバッグと
を含む、保護組立体を目的とする。
変形形態においては、保護容器内に満杯のバッグを設置することが可能である。
実施態様によれば、
バッグの前端部が下側シェルの当接部に当接し、
チューブの出口と反対側の端部において折り畳まれたバッグが、下側シェルおよび上側シェルの間で圧着される
ように、バッグが、容器の縦端部において保持される。
すなわち、これによって、容器内でのバッグの縦方向アーティキュレーションを回避して、これにより、バッグの横方向保持が改善される。
本発明はまた、保護容器を製造する方法であって、
下側シェルおよび上側シェルが、熱成形によって製造され、
下側シェルおよび上側シェルの周囲がバリ取りされており、
少なくともその他の切削ステップはない、方法を目的とする。
製造方法は、切断ステップを含まず、すなわち製造コストがかなり低減される。さらに、保護容器は、2つの部品、すなわち上側シェルおよび下側シェルだけを含み、やはり製造コストが低減される。
本発明のその他の特徴および利点は、以下の図面を参照して示される説明から明らかになるであろう。
図1は、本発明の実施態様によるバッグ無し保護容器例を模式的に表わす、分解図である。 図2は、本発明の実施態様によるバッグを一体化した保護容器例を模式的に表わす、組立図である。 図3は、本発明の実施態様によるバッグを一体化した保護容器例を模式的に表わす、上面図である。 図4aは、上側シェルと接触する下側シェルの当接部の例を模式的に表わす、詳細横断面図である。 図4bは、上側シェルと接触する下側シェルの当接部の例を模式的に表わす、斜視図である。 図5aは、本発明の一実施態様によるバッグの保護組立体の組立て方法の例の4つの連続ステップを模式的に表わす、上面図である。 図5bは、本発明の一実施態様によるバッグの保護組立体の組立て方法の例の4つの連続ステップを模式的に表わす、上面図である。 図5cは、本発明の一実施態様によるバッグの保護組立体の組立て方法の例の4つの連続ステップを模式的に表わす、上面図である。
図6は、本発明の第2の実施態様によるバッグ無し保護容器例を模式的に表わす、分解図である。 図7は、本発明の第2の実施態様によるバッグを一体化した保護容器例を模式的に表わす、上面図である。 図8は、本発明の第2の実施態様によるバッグを一体化した保護容器例を模式的に表わす、底面図である。 図9は、本発明の第3の実施態様による保護容器の下側シェルを模式的に示す側面図である。 図10aは、本発明の第3の実施態様による保護容器の上側シェルを模式的に示す底面図である。 図10bは、本発明の第3の実施態様による保護容器を模式的に示す上面図である。 図11は、本発明の第4の実施態様によるバッグ無し保護容器例を模式的に示す分解図である。
図12は、本発明の第4の実施態様による保護容器を模式的に示す上面図である。 図13は、本発明の第4の実施態様による保護容器の後方部を模式的に示す横断面図である。 図14は、互いの上に連結された複数の下側シェルを模式的に示す詳細斜視図である。 図14aは、互いの上に連結された複数の上側シェルを模式的に示す詳細断面図である。 図15は、互いの中に連結された複数の上側シェルを模式的に示す詳細斜視図である。 図15aは、互いの上に連結された複数の下側シェルを模式的に示す詳細断面図である。 図16は、本発明の実施態様によるバッグを一体化したいくつかの保護容器の相互の積層例を模式的に表わす、斜視図である。
図1は、本発明の第1の実施態様によるバッグ無し保護容器の分解図を模式的に表わす。
以下の記述において、用語「前(方)(front)」は、バッグのチューブの出口のレベルに位置する保護容器の部分を指すのに使用され、用語「後(方)(rear)」は、バッグのチューブの出口と反対側の容器の部分を指すのに使用される。すなわち、保護容器1は、その後端部とその前端部との間に、縦延長方向を有する。
保護容器1は、下側シェル2と、部4を含む上側シェル3とを含む。図1には表わされていない、バイオ医薬液バッグは、下側シェル2の底20に設置され、部4によって覆われるように上側シェル3で覆われ、上側シェル3は、下側シェル2内に挿入される。上側シェル3は、下側シェル2内に、その頂部を越えることなく、またはそれをほとんど越えることなく、挿入することができる。下側シェル2は、底20と4つの側壁21を備え、その中には、側方の側壁21、または最長の側壁に加えて、前方および後方の側壁21がある。下側シェル2の側壁21は、少なくとも下側シェル2の底20のレベルにおいて、少なくとも1つの傾斜部分22を有し、これを通して、特に、バッグのチューブが外に出ることができる。
例えば、傾斜部分22は、チューブの出口のレベルに位置する縦端部のレベルに位置している。より具体的には、前方側壁21は、そのような傾斜部分22を含む。
側方の側壁21は、上側シェル3をその上に設置することのできる、空洞23を有する。空洞23は、上側シェル3が下側シェル2の空洞23上に置かれるときに、上側シェルが、下側壁2の側壁21の頂部において保持されるように、高さhを有する。
側方の側壁21の内表面は、シェル2、3の相互に対する垂直移行を防止する固定要素24も有する。固定要素24は、固定部材24bを含む、変位部24aを含む。固定部材は、例えば、クリップである。
側方の側壁21の内表面は、シェル2、3が組み立てられるときに上側シェルの縁部35をその上に載せることのできる、水平肩部25も含む。
下側シェル2は、バッグチューブの出口のレベルに、すなわち下側シェル2の前方側壁21のレベルに位置する、縦端部のレベルにおける少なくとも1つの当接部26をさらに含む。上側シェル3は、当接部26と接触することができる。
上側シェル3は、部4を含む。部4は、下側シェル2の底20に面する、凹形状を有する。
上側シェル3はまた、典型的には、いくつかの側壁要素、ここでは、詳細には、例えば、側壁32の2つの最長要素である、側壁32の2つの縦壁要素32a、32bと、後方側壁要素32cとを備える、4つの側壁要素で構成された、環状側壁32を有する。
環状側壁32は、例えば、長方形または正方形であって、場合によっては角において丸みを付けられた縁部を備える、フレーム形式を有してもよい。このことは、下側シェル2の側壁21に対しても同様である。典型的には、各側壁21、32は、保護容器1の頂部において寸法を規定することのできる、中心軸のまわりに環状に延びる。
2つの上方縦縁部B2が、典型的には、下側シェル2内に設けられるとともに、(縁部35のレベルにおける)2つの上方縦縁部B3が上側シェル3内に設けられ、これらは図1において見ることができる。各対の縦縁部は、平行であって、好ましくは直線状とすることができる。下側シェル2における上縁部B2は、シェル2、3の組立て状態において、例えば、約1cmまたはそれ以上のレベルの差で、上側シェル3の上縁部B3の上方に位置させることができる。
典型的には、例えば図6において見られるように、上側シェル3の側壁32は、側壁21に沿って、下側シェル2の内部容積V2内に(少なくとも部分的に)収容される、挿入・案内部を含むか、または形成する。好ましくは、挿入・案内部は、互いに平行な、2つの縦壁要素321、322を含み、これらは、上側シェル3の縦端部から他方の縦端部まで延びて、それぞれが、上側シェル3の対応する縦上縁部B3と、上側シェル3のそれぞれの下面F31、F32(図10aに見られるように、この下面の面から底に向かって突出する、いくつかのラグ62aまたは局所突起を除き、実質的に平坦である、下面F31、F32)との間に延びている。
挿入・案内部は、任意選択で下側シェル2の底に向かって突出する、ラグ62aまたは類似の突起が設けられた、挿入フレームの形態で提示されることによって、側壁32を形成することができる。
開口30を画定して、外部から容器1の内部にアクセスできるように、例えば、少なくともその幅の一部において、上側シェル3は、下側シェル2よりも短い。開口30は、例えば、上側シェル3の前端部(後方壁要素32cの反対側の縦端部)に位置する。
開口は、上側シェル3の少なくとも1つの、さらには2つの前端部分38によって包囲されたままとなる。
開口30は、特に、下側シェル2の傾斜部分22に少なくとも部分的に面して位置することによって、バッグのチューブがそれによって部4から外に出ることができる通路31を作成して、保護容器の外部に開口することを可能にする。
開口30は、下側シェル2の当接部26に押し付けられるように意図された外周部30aを含む。
上側シェルの側方の側壁32は、下側シェル2の空洞23に載せることのできる、周辺当接部33も含む。
上側シェル3の側壁32はまた、下側シェル2の固定要素24の相補的固定要素34を含む。固定要素34は、同様に、下側シェル2の相補的固定要素24の変位部24aに接触することのできる変位部34aに加えて、相補的固定部材24bと係合する固定部材34bも含む。
側壁の周辺当接部33は、部4の側方の側壁41の突出部36と係合して、シケイン45を形成し、そこを、バッグチューブが通過して、定位置に保持されることが可能である。上側シェル3の部4と側壁32の間に、環状スペース37が位置しており、そこに、1つまたは2つ以上のバッグチューブを配設することができる。したがって、この環状スペース37は、バッグのチューブの全部または一部のための保管スペースである。
バッグ50を覆うことを意図した、部4は、ここでは天井位置に、底40と、側方の側壁41と、通路31がそこから始まる前方側壁43と、バッグの後部がそれに当たる部4の後方部を形成する、後方側壁42とを有する。
上側シェル3の底または底部40は、挿入・案内部に接続された周辺部を有する。この底は、側壁21と接触する挿入・案内部からある距離において延びる、部4を形成することを可能にする。
図2は、本発明の実施態様によるバッグ50を一体化した保護容器例1の組立て状態の斜視図を模式的に表わす。
上側シェル3は、下側シェル2の中に完全に挿入されている。上側シェル3が下側シェル2の空洞23上に置かれると、上側シェル3の側壁32は、下側シェル2の側壁21に沿ってスライドして、実際的にはそれに当たって位置している。
シェル2、3の組立て状態において、図2および6において、部4の高さが、上側シェル3の2つの縦壁要素321、322が互いに接近するにつれて、増大するような、および底40の中心ゾーンが接近するような、高さプロフィールを、部4が有することを見ることができる。容器のバッグハウジングの高さは、このプロフィールによって、縁部B2から、および2つの縦壁要素321、322から等距離の縦中央ゾーン内で、選択的に、増大する。部4のプロフィールにおける高さ差は、上縁部B2と、下側シェルの内部容積V2内に完全に設置された、上縁部B3の間の高さ差に対応させることができる。
図2では見ることができないバッグ50は、部4によって覆われ、上側シェル3と下側シェル2の間に位置している。バッグのチューブ51は、通路31を通って外に出て、シケイン45と突出部36の間を通過することにより、環状スペース37内で部4の回りを進む前に、下側シェル2の当接部26と、上側シェル3の開口30を包囲する部分38の上を通過する。したがって、チューブ端部51のコネクタ52は、上側シェル3の空洞39に固定される。空洞39は、例えば、上側シェル3の開口30のいずれかの側に配設される。より具体的には、開口を包囲する上側シェルの部分38は、ダクトを形成するように、そのような空洞39を含む。上側シェル3の後端部のレベルに、より多くの空洞39を配設することができる。例えば、部4の底40は、そのような空洞39、例えば2つを含む。
図3は、本発明の実施態様によるバッグを一体化した保護容器例の、組立て状態の上面図を模式的に表わす。
上側シェル3は、下側シェル内に挿入されており、上側シェル3の側壁32は、下側シェル2の側壁21に実際的に接している。部4によって覆われたバッグ50に取り付けられた、チューブ51は、通路31を通り外に出て、当接部26および開口を包囲する部分38の上方を通過し、シケイン45と突出部36とを通過することによって、ハウジングまたは部4の壁41~43の壁と、上側シェル3の側壁32の間に位置する、環状スペース37内の部4のまわりを少なくとも部分的に進み、この目的で設けられた空洞39の1つにおいて、チューブのコネクタ52によって閉鎖される。
図4aおよび4bは、通路31、下側シェル2の当接部26、および上側シェル3の開口30を包囲する部分38の1つを、より具体的に説明する。
上側シェル3の部分38は、開口30の外周部が当接部26と直接接触するように、側縁32と当接部26の間に置かれている。当接部26は、環状スペース37内でバッグ50のチューブ51を部4に巻き付けるときに、それらを弱めるのを避けるために、丸みを付けられた縁部を有する。
当接部26はまた、部4と下側シェル2の底20とによって境界を定められるスペース内にバッグ50を保持することを可能にし、実際に、バッグ50の前部を、当接部26に押し付けることを可能にする。バッグ50の前部を、傾斜部分22に直接、押し付けるので、下側シェル2の傾斜部分22は、バッグ50を保持する役割も果たす。
図5aから5cは、本発明の実施態様によるバッグの保護組立体の組立て方法の例の4つの連続するステップを、上面図として、模式的に表わす。
図5aにおいて、バッグ50は、下側シェル2の底20に配設されている。上側バッグ50開口53から、コネクタ52で終端するチューブ51が始まり、これらのチューブ51は、下側シェル2の傾斜部分22のレベルにおいて外に出る。バッグ50の後部は、下側シェル2の後方側壁21の側にある。
図5bにおいては、上側シェル3がバッグ50を覆っており、したがってバッグ50は見ることができない。上側シェル3から通路31を通って外に出るチューブ51だけを、まだ見ることができる。環状スペース37は、部4を包囲する。シケイン45を備える、この環状スペースは、まだチューブ51を収納していないので、空である。バッグ50の後方部は、実際には、下側シェル2の底20と上側バッグ3の後方側壁32との間で、折り畳まれ、圧着されて、これによって、バッグ50の保持を、その後方部のレベルにおいて確保している。
図5cにおいて、チューブ51は、開口30を通り通路31から外に出て、これらのチューブ51の1つのコネクタ52が、この目的で設けられた空洞39の1つにおいて閉鎖される前に、上側シェル3の側壁32の内側のハウジング4の周りを回り、シケイン45と突出部36とを通過する。いくつかの他のチューブ51またはコネクタ52は、環状スペース38内または空洞39内に、くさび止めすることもできる。
バッグ50には、保護容器を閉止した後に、バイオ医薬製品を充填することができる。変形形態においては、バッグ50は、下側シェル2の底20内に配置される前に、または上側シェル3を設置する前に、充填することができる。
下側シェル2の傾斜部分22は、さらに、前記容器1内にバイオ医薬製品を放出する場合、例えば、バッグ50が穿孔される場合に、バイオ医薬製品の保持を確保することに留意すべきである。保持容積は、少なくとも5リットル、さらに10リットル、さらに20リットル、さらに50リットルに等しくてもよい。
下側シェル2は、保持容積に加えて、保持容積の20%に等しい容積を保持することができるように、サイズが決められている。
以下の記述において、すべての実施態様において同一である要素、およびすでに記載した要素については記載せず、同一の参照数字を使用する。
図6~8を参照すると、保護容器1例が、本発明の第2の実施態様に応じて記述されている。
下側シェル2の側壁21は、上側シェル3をその上に設置することのできる、空洞54を有する。空洞54は、上側シェル3が下側シェル2の空洞54上に置かれるときに、上側シェル3が、下側シェル2の側壁21の頂部に保持されるように、高さEを有する。
空洞54の高さEは、第1の実施態様に関係して記述された、空洞23の高さhよりも大きい。空洞の高さEは、一方で、下側シェル2の構造を剛直化することを可能にする。しかしながら、空洞の高さEは、側壁2の高さよりも小さいままである。例えば、空洞54の上端部と、側壁21の上端部の間には、少なくとも1cmに等しい距離がまだ残っている。
この距離は、特に、いくつかの容器を互いに最適に積層することを可能にするために選択される。実際、いくつかの保護容器1の最適な積層を可能にするために、上側シェル3のアーチ44は、下側シェルの側壁21の上端部の頂部を越えてはならないか、またはほとんど越えてはならない。例えば、突出部44bは、いくつかの保護容器1の相互連結を可能にするために、保護容器1を越える。
空洞54は、下側シェル2の4つの側壁21の内の少なくとも3つに位置することができる。例えば、空洞54は、図7に見られるように、側方および後方の側壁21上に位置する。
空洞54は、その上端部に位置決めオリフィス54aをさらに含むことができる。この位置決めオリフィス54aは、下側シェル2の外表面に設けられた相補的なピン54bを受け入れることができる。このことは、下側シェルが互いに積み重ねられるときに、それらを一緒に位置決めすること、および保持することを改善することができる。
上側シェルの縁部35は、シェル2、3が組み立てられるときに、空洞54の上端部に載せることができる。
側壁21の内表面はまた、シェル2、3の相互に対する水平移行を防止する、固定要素55を有する。固定要素55は、上側シェル3の相補的な固定要素を受け入れることができるレセプタクル55aを含む。
図8に見られるように、レセプタクル57はまた、当接部26のいずれかの側、および側方の側壁21の後端部にも設けられる。レセプタクル57は、上側シェルに設けられたラグ60と係合する。レセプタクル57およびラグ60は、それらが下側シェル2および上側シェル3の垂直移行を防止するように係合する。レセプタクル57およびラグ60は、例えば、クリップを含む。
あるいは、より多数のレセプタクル57およびラグ60を設けることができる。 例えば、レセプタクル57およびラグ60は、当接部26のいずれかの側、および側方の側壁21の後端部に設けられたレセプタクル57に加えて、それぞれ下側シェル2の側方の側壁21に沿うとともに、上側シェル3の側方の側壁32に沿ってそれぞれ設けることができる。この代替実施態様を図11および12に示す。
一実施形態によれば、クリップは不可逆的とすることができる。 より具体的には、ラグ60およびレセプタクル57は、下側シェルおよび上側シェルが相互に切り離されるのを防止する。
別の実施形態によれば、クリップは、可逆的にすることができる。 より具体的には、下側シェルと上側シェルは、組立て後に、相互に切り離すことができる。
下側シェル2はまた、好ましくは傾斜部分22のレベルに位置する、少なくとも1つの把持ゾーン56を含む。把持ゾーン56は、有利には、図8に示されるように、互いに間隔を空けられたいくつかの空洞を含む。別の把持ゾーン56を、底20の外表面のレベルに、特に下側シェル2の背後に配置することもできる。把持ゾーン56はまた、互いに間隔を空けられた空洞を含むことができる。把持ゾーンは、作業者が保護容器を簡単に保持して取り扱うことを可能にする。
上側シェル3の側壁32は、下側シェル2の空洞54の上に載せることができる、周辺当接部58を含む。
上側シェル3の後方側壁32は、下側シェル2の後方側壁21上に位置する空洞54と係合する、周辺当接部58も含むこともできる。
周辺アバットメント58には、その上端部に位置決めオリフィス58aを含めることができる。これらの位置決めオリフィス58aは、上側シェル3に設けられた相補的なピン(図示せず)を受け入れることができる。これにより、上側シェルを互いに積層したときの、それらの位置決めと保持を向上させることができる。
上側シェル3の側壁32は、下側シェル2の固定要素55の相補的な固定要素59も含む。固定要素59は、下側シェル2の固定要素55のレセプタクル55aに挿入することができるラグ59aを含む。
ラグ60はまた、上側シェル3の2つの前端部分38上、ならびに側方の側壁32の後端部のレベルに設けられている。ラグ60は、シェル2および3の相互に対する垂直方向の移行を防止するように、下側シェル2のレセプタクル57に挿入することができる。上側シェル3の側壁32は、第1の実施態様の側壁32よりも高い。したがって、上側シェル3の側壁32の縁部35は、アーチ44の突出部44bが、保護容器1を越えるように、下側シェル2の空洞54の上に載せることができる。
図9は、本発明の第3の実施態様による保護容器の下側シェル2の側面図である。
下側シェル2は、より小さな容量、典型的には5リットルのバッグを収納することを特に意図している。
下側シェル2の側壁21は、上側シェル3に設けられた固定要素62と係合する固定要素61を含む。固定要素61は、例えば、下側シェルの側方の側壁21上に設けられる。
固定要素61は、それらが組み立てられたときの上側シェルおよび下側シェルの保持を確実にし、下側シェルおよび上側シェルの相互に対する水平移行を防止することを可能にする。
固定要素61は、上側シェル3の相補的なラグを受け入れることができる、レセプタクル61aを含む。レセプタクル61aは、上側シェル上に設けられたラグ62aと係合する。レセプタクル61aおよびラグ62aは、それらが下側シェル2および上側シェル3の垂直移行を防止するように係合する。レセプタクル61aおよびラグ62aは、例えば、クリップを含む。
上側シェル3は、図10aにおいては底面図として表わされている。
上側シェル3の側壁32は、下側シェル2に設けられた固定要素61と係合する、固定要素62を含む。固定要素62は、例えば、上側シェルの側方の側壁32に設けられる。
上側シェル3の固定要素62は、特に、下側シェル2のレセプタクル61aと係合する、ラグ62aを含む。
保護容器は、図10bに上面図として表されている。
この図では、上側シェル3の部4のX形状を見ることができる。この実施態様は、小型の保護容器の場合に配設することがより困難である、バッグのコネクタ52およびチューブ51を設置することを可能にする。
図11~13を参照して、本発明の第4の実施態様による保護容器1の例を説明する。
この第4の実施態様による保護容器1は、例えば、特に、50リットル未満の容量のバッグを収納することを意図している。
この実施態様例では、下側シェル2の側壁21は、空洞73と、先の実施態様を参照して説明された空洞54とを有する。例えば、側方の側壁21は、例えば、側方の側壁21の長さの中央のレベルに位置する、少なくとも1つの空洞73を含むことができる。
空洞73は、隆起部(excrescence)73aを含む。 隆起部73aの高さは、隆起部73aの上端部が水平肩部25を越えて延びるように、空洞54の高さよりも高い。隆起部73aの高さは、下側シェル2の側壁21の高さよりも低い。
空洞73は、上側シェル3の側壁32の周辺当接部63と係合する。周辺当接部63は、下側シェルの空洞73の隆起部73aの相補的な隆起部63Aを含む。空洞63、73の隆起部63a、73aの係合により、上側シェル3および下側シェル2の相互に対する水平移行を回避することが可能になる。すなわち、隆起部63aおよび73aが相補的な固定要素を形成して、シェル2、3の相互に対する移行を防止することに留意されたい。
下側シェル2の側壁21はまた、上側シェル3の側壁32上に含まれる剛直化要素64と係合する、剛直化要素74を含むことができる。剛直化要素64は、周辺当接部を形成する。 剛直化要素74は、空洞を形成して、支持要素を形成する。
剛直化要素64、74は、例えば、シェル2、3の後方側壁21、32上に位置する。例えば、少なくとも1つの剛直化要素64、74が、シェル2、3の後方側壁のレベルに設けられ、好ましくは少なくとも2つの剛直化要素64、74が設けられる。
下側シェル2の剛直化要素74の高さは、上側シェル3の剛直化要素64の高さが側壁32の縁部35の高さよりも低くなるように、水平肩部25の高さよりも低くなっている。この実施形態では、下側シェルの後方側壁21は、水平肩部25を含まない。
図13により具体的に示されるように、下側シェル2の剛直化要素74は、上側シェル3の剛直化要素64の支持部分64aがその上に載せられる、支持部分74aを含む。
下側シェル2の剛直化要素74は、支持部分74aからの突出部を形成する、挿入部分74bをさらに含み、その上に、剛直化要素64の相補的挿入部分64bを挿入することができる。下側シェル2に上側シェル3を挿入した後、挿入部分64b、74bが2つのシェル2、3の相互に対する水平移行方向を防止するように、挿入部分64b、74bは、相補的な形状である。すなわち、挿入部分64b、74bは、シェルの相互に対する移行を防止する、相補的な固定要素を形成することに留意されたい。
これらの剛直化要素64、74は、容器1の構造を剛直化することを可能にし、いくつかの容器1が互いに積層されたときに抵抗力を分散させることを可能にする。
一方、下側シェル2の挿入部分74bはまた、保護容器の後部におけるバッグの保持を向上させることができる。有利には、バッグハンドルを、それが2つのシェル2、3の間で圧着されて保持されるように、突出する挿入部分74bの周りを通過させることができる。図13が示すように、上側シェル3が下側シェル2に挿入されるとき、スペース67が、下側シェル2の支持部分74aと上側シェル3の縁部35の間に存在する。したがって、バッグの端部を、容器1の外面を越えることなく、このスペース67に収納することができる。
下側シェル2はまた、当接部26の少なくとも1つの上、または2つの当接部26の上に設けられた、トラフ(trough)66も含む。トラフ66は、例えば、下側シェルの傾斜部分22から、当接部26と上側シェル3との接触点まで延びる。上側シェル3が下側シェル2に挿入されると、トラフ66の端部が、上側シェル3の開口30の外周部30aに接触する。トラフ66は、例えば、「無針」タイプのチューブコネクタを受け入れるように意図されている。これにより、このチューブコネクタに簡単にアクセスできるようになる。
図11および12にさらに具体的に示されているように、上側シェル3には、例えば部4の前端部のレベルに位置する、少なくとも1つの補強部65を含めることができる。有利には、上側シェル3は、少なくとも2つの補強部65を含む。補強部65は、例えば、開口30に隣接するアーチ44に取り付けられる。補強部65は、例えば、アーチ44まで横方向に延びる。したがって、いくつかの容器1を互いに積層する場合、アーチ44によって支持される容器1の重量はまた、補強部65の上に分散される。補強部65はまた、保護容器1の剛性も高める。
変形形態では、補強部65はアーチ44に取り付けられていない。他の補強部65を、特に部4の後端部のレベルに、またはアーチ44の間に設けることもできる。
図14および14aは、第1の実施態様によるいくつかの下側シェル2の相互の積層の例を、斜視図として模式的に表わす。
5つの下側シェル2が互いに積層されている。下側シェル2には、バッグは含まれていない。上方の下側シェル2の側方の側壁21の固定要素24は、上方の下側シェル2の側方の側壁21の固定要素24の上に置かれている。より具体的には、上方の下側シェルの固定要素の固定部材24bは、下方の下側シェル2の固定要素の空洞24a上に置かれている。この配置によれば、上方の下側シェル2の側壁21は、下方の下側シェルの側壁21に接する。この特定の配設により、いかなるスペースも失うことなく、いくつかの下側シェル2を連結することが可能になる。
図15および15aは、第1の実施態様によるいくつかの上側シェル3の積層の例を、斜視図として、模式的に表わす。
5つの上側シェル3が相互に積層されている。 上方の上側シェル3の側方の側壁32の固定要素34は、上方の上側シェル3の側方の側壁32の固定要素34の上に置かれている。より具体的には、上方の上側シェルの固定要素34の固定部材34bが、下方の上側シェルの固定要素34の空洞34aの上に置かれている。この配設によれば、上方の上側シェル2の側壁32は、下方の上側シェル3の側壁32に接する。この特定の配置により、いかなるスペースを失うこともなく、いくつかの上側シェル3を連結することが可能になる。また、積層内の2つの連続する下面F31間の距離は、壁要素321の高さよりも小さく、より一般的には、側壁32の高さよりも小さいことが分かる。
図16は、本発明の第1の実施態様による、バッグを一体化したいくつかの保護容器の相互の積層の例を、斜視図として模式的に表わす。
上側シェル3は、少なくとも1つのアーチ44、好ましくは少なくとも2つまたは3つのアーチ44をさらに含む。アーチ44は、上側シェル3の2つの側壁32の間、例えば側方の2つの側壁32の間に延びる。アーチ44は、実際には、部4の上に載せられる。アーチ44は、図16に示されているように、保護容器における1つの下側シェル2の底20の外表面を受け入れることができる、上側平坦部44aを含む。アーチ44の上側平坦部44aは、さらに別の容器の下側シェル2の底20の外表面上に設けられた相補的な空洞27に挿入されるのに適した、突出部44bを含む。
相補的な空洞27と係合するこれらの突出部44bは、保護容器1の相互の積層の安定性を確保することを可能にする。
異なる保護容器を相互に積層すると、オペレーターの手でアクセス可能にチューブを保持するように、2つの隣接する下側シェルの間に、これら2つの隣接する下側シェルに沿って、スペースが形成されるように、下側シェルの2つの最長の側壁は、その下部において互いに向かって傾斜している。
このようにして、いくつかの保護容器が相互に積層されているときに、管理者はバッグチューブに容易にアクセスできる。スペースは、2つの積層された保護容器の2つの隣接する下側シェルの間で手を通すことができるように、十分に幅広くすることができる。

Claims (33)

  1. バイオ医薬製品バッグ(50)用の保護容器(1)であって、
    底(20)および、側壁要素で構成された下側シェル側壁(21)を含む、下側シェル(2)と、
    上側シェル(3)であって、
    前記バッグ(50)を覆うことのできる凹部(4)を含み、上側シェル(3)が、前記下側シェル(2)内に位置する支持要素(23)上に置かれることによって、下側シェル(2)の側壁(21)の頂部に保持されるように、下側シェル(2)内に挿入可能である、前記上側シェル(3)と
    を含み、
    前記下側シェル側壁(21)は、内表面を有し、前記上側シェル(3)は外表面を有する上側側壁(32)を有し、前記内表面および外表面は、前記下側シェル(2)および前記上側シェル(3)が相互に向かって移行するのを防止するために、相補的固定要素(24、34、54、55、59、61、61a、62、62a、63a、73a、64b、74b)を備え、
    前記凹部(4)は、前記下側シェル(2)の前記底(20)に面する凹形状を有することを特徴と
    上側シェル(3)が、バッグ(50)のチューブ(51)の端部のコネクタ(52)を受け入れて保持することのできる、複数の空洞(39)を含む、
    前記保護容器(1)。
  2. 下側シェル(2)側壁(21)要素が、上側シェル(3)の周辺当接部(33、58、63、64)がその上に置かれる、前記支持要素を形成する空洞(23、54、73、74)を有する、請求項1に記載の保護容器(1)。
  3. 下側シェル側壁(21)が、4つの側壁要素で構成され、前記下側シェル(2)の前記4つの側壁要素(21)の少なくとも3つが、上側シェル(3)の周辺当接部(33、58、63、64)がその上に置かれる、前記支持要素を形成する空洞(23、54、73、74)を有する、請求項2に記載の保護容器(1)。
  4. 空洞(23、54、73、74)の高さが、空洞の上端部と、下側シェル(2)の側壁要素(21)の上端部との間に、少なくとも1センチメートルに等しい距離が残るように、下側シェル(2)の側壁要素の高さよりも低い、請求項2または3に記載の保護容器(1)。
  5. 下側シェル(2)の側壁(21)の側壁要素の内表面が、上側シェル(3)の縁部(35)が、下側シェル(2)と上側シェル(3)の間の組み立てられた状態でその上に載せることのできる、水平肩部(25)を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  6. 下側シェル(2)の側壁(21)の内表面、および上側シェル(3)の側壁(32)の外表面が、シェル(2、3)の相互の垂直移行を防止する、相補的固定要素(24、34、57、60、61a、62a)を備えている、請求項1から5のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  7. 固定要素(24、34、57、60、61a、62a)がクリップを含む、請求項6に記載の保護容器(1)。
  8. 固定要素(57、60、61a、62a)が、保護容器(1)の開口(30)のいずれかの側に位置し、かつ/または前記保護容器(1)の下側および上側のシェル(2、3)の側壁(21、32)に沿って位置する、請求項5および6のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  9. 下側シェル(2)の側壁(21)の内表面、および上側シェル(3)の側壁(32)の外表面が、シェル(2、3)の相互に対する水平移行を防止する、相補的固定要素(54、55、59、61、62、63a、73a、64b、74b)を備えている、請求項5に記載の保護容器(1)。
  10. 固定要素(54、55、59、61、62)が、互いに係合するラグ(59a、61)とリセプタクル(55a、62)の組を含む、請求項9に記載の保護容器(1)。
  11. 上側シェル(3)が、頂部において下側シェル(2)の外面を越えないように、下側シェル(2)に挿入可能である、請求項1から10のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  12. 上側シェル(3)が、開口(30)を画定するように、その幅の少なくとも一部において下側シェル(2)よりも短くして、容器(1)の内部を外部からアクセス可能にされている、請求項1から11のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  13. 下側シェル(2)の側壁要素(21)が、少なくとも、下側シェル(2)の底(20)のレベルにおいて、少なくとも1つの傾斜部分(22)を有する、請求項1から12のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  14. 傾斜部分(2)が、バッグ(50)チューブ(51)の出口のレベルに位置する、下側シェル(2)の縦端部のレベルに位置する、請求項13に記載の保護容器(1)。
  15. 下側シェル(2)の底(20)が、シールされており、
    5リットル、
    10リットル、
    20リットル、
    50リットル
    の1つおよび/またはその他に少なくとも等しい水量を保持するのに十分な高さを有する、請求項1から14のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  16. 下側シェル(2)が、バッグ(50)チューブの出口のレベルに位置する縦端部のレベルにおいて少なくとも1つの当接部(26)を含み、上側シェル(3)の開口(30)の外周部の一部が、前記当接部と接触する、請求項1から15のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  17. 当接部(26)が、丸みを付けられた縁部を有する、請求項16に記載の保護容器(1)。
  18. 当接部(26)が、下側シェル(2)の傾斜部分(22)に隣接する当接部(26)の縁部から、上側シェル(3)の開口(30)の外周部に隣接する当接部の縁部まで延びるトラフ(66)を含む、請求項16および17のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  19. 空洞(39)が、上側シェル(3)の開口(30)のいずれかの側に配設され、かつ/または前記開口(30)の反対側の端部に配設されている、請求項に記載の保護容器(1)。
  20. 凹部(4)が、バッグ(50)のチューブ(51)を保持することを可能にするように、X形状を有する、請求項19に記載の保護容器(1)。
  21. 少なくとも、上側シェル(3)が下側シェル(2)に挿入されるときに、シケイン(33、36)が、バッグ(50)の少なくとも1つのチューブ(51)を凹部(4)のまわりの定位置に保持することができるように、前記凹部(4)のまわりに配置されている、請求項1から19のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  22. 上側シェル(3)が、前記上側シェル(3)の2つの側壁(32)要素の間、有利には2つの最長の側壁(32)要素の間に延びる、少なくとも1つのアーチ(44)、好ましくは少なくとも2つまたは3つのアーチ(44)を含む、請求項1から21のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  23. アーチ(44)が、別の容器(1)の下側シェル(2)の底(20)の外表面を受け入れることのできる、平坦上部(44a)を含む、請求項22に記載の保護容器(1)。
  24. アーチ(44)が、上側シェル(3)の凹部(4)を圧迫する、請求項22および23のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  25. アーチ(44)の平坦上部(44a)が、別の容器(1)の下側シェル(2)の底(20)の外表面上に設けられた空洞(27)に挿入されることができる、突出部(44b)を含む、請求項22から24のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  26. 下側シェル(2)の側壁(21)要素の少なくとも一部が、把持ゾーン(56)を含み、好ましくは少なくとも傾斜部分(22)および開口(30)の反対側の端部が、そのような把持ゾーン(56)を含み、この把持ゾーン(56)は、有利には、互いに間隔を空けられたいくつかの空洞を含む、請求項13から25のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  27. 最も高い下側シェル(2)の固定要素(24、54、61)が、最も低い下側シェル(2)の固定要素(24、54、61)の上に置かれるように、異なる保護容器(1)の下側シェル(2)を、相互に積層することが可能であることを特徴とする、請求項4から26のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  28. 最も高い上側シェル(3)の固定要素(34、59、61)が最も低い上側シェル(3)の固定要素(34、59、61)の上に置かれるように、異なる保護容器(1)の上側シェル(3)を、相互に積層することが可能であること特徴とする、請求項4から27のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  29. 異なる保護容器(1)が相互に積層されるときに、オペレータの手に対してアクセス可能にチューブを保持するように、2つの隣接する下側シェル(2)に沿って、これらの2つの隣接する下側シェル(2)の間にスペースが形成されるように、下側シェル(2)の2つの最長の側壁(21)が、その下部において相互に向かって傾斜していることを特徴とする、請求項1から28のいずれか一項に記載の保護容器(1)。
  30. バイオ医薬液を受け入れることを意図されたバッグ(50)の保護組立体(1)であって、
    請求項1から29のいずれか一項に記載の保護容器(1)と、
    前記保護容器(1)内で、下側シェル(2)の内側に設置され、上側シェル(3)によって覆われた、バイオ医薬液を受け入れるように意図された、空のバッグ(50)と
    を含む、保護組立体。
  31. バッグ(50)の前端部が、下側シェル(2)の当接部(26)に当接し、
    チューブの出口と反対側の端部において折り畳まれた前記バッグ(50)が、下側シェル(2)と上側シェル(3)の間で圧着されるように、
    前記バッグ(50)が、容器(1)の縦端部において保持される、請求項30に記載の保護組立体(1)。
  32. 下側シェル(2)の高さが、バッグ(50)に孔をあける場合に、バッグ(50)に収納される容積の全体を、保護容器(1)内に保持できるようにされている、請求項30および31のいずれか一項に記載の保護組立体。
  33. 請求項1から29までのいずれか一項に記載の保護容器(1)を製造する方法であって、
    下側シェル(2)および上側シェル(3)は、熱成形によって製造され、
    前記下側シェル(2)および前記上側シェル(3)の周囲はバリ取りされており、
    少なくともその他の切削ステップがない、方法。
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