JP7224154B2 - 被縫製物搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、縫製が施される被縫製物の搬送を行う被縫製物搬送装置に関する。
縫製が行われる複数の生地を積層した状態でストックする載置台から、最上位の生地を取り上げて作業台に搬送する搬送機構と、搬送機構によって搬送された生地をミシンに供給する中継機構とを備える被縫製物搬送装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-117769号公報
上記被縫製物搬送装置は、中継機構がミシンに被縫製物を供給した後にはミシンの送り機構により被縫製物が搬送を継続する構成となっている。
この場合、被縫製物の、搬送方向に直交する方向における中央部に縫製を行う場合には、縫製中の搬送の際には被縫製物は適正に真っ直ぐに直進して送ることが可能である。
しかしながら、被縫製物の、搬送方向に直交する方向における片側端部に縫製を行う場合には、被縫製物は片側にのみ送り動作が付与されて真っ直ぐに縫製を行うことが困難となるおそれがあった。
本発明は、縫製時に被縫製物を適正に搬送することをその目的とする。
請求項1記載の発明は、被縫製物搬送装置において、
ミシンの針板に被縫製物を搬送するための作業台と、
前記作業台に供給された被縫製物を前記ミシンの針板まで搬送する中継機構とを備える被縫製物搬送装置において、
前記中継機構は、
前記搬送方向に沿って移動する移動体と、
前記移動体に支持され、前記作業台上の被縫製物を押さえる送り押さえと、
前記作業台上の被縫製物の前記搬送方向に対する直交方向の端部が突き当てられて当該直交方向について被縫製物の位置決めを行うガイドと、
前記ガイドに向かって被縫製物をエアーで送り込む突き当て用ノズルと、
を有し、
前記突き当て用ノズルから前記ガイドに向かうエアーの吹き付けを前記ミシンの縫製終了まで継続して行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の被縫製物搬送装置において、
前記中継機構は、
前記ガイドに向かって前記エアーと共に被縫製物を送り込む隙間を前記作業台の上面との間に形成する規制部材を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の被縫製物搬送装置において、
縫製の際に前記ミシンにより送られる被縫製物に対して張力を付与する張力付与機構を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の被縫製物搬送装置において、
前記中継機構は、
被縫製物を前記ミシンの針板まで搬送する際に、前記被縫製物のミシン側の端部に当該ミシン側に向けてエアーを吹き付ける送り用ノズルを有することを特徴とする。
本発明は、上記構成により、搬送方向に直交する方向について片側寄りの位置に縫製を行う場合であっても、被縫製物を適正に搬送しながら縫製を行うことが可能となる。
発明の実施形態である生地搬送装置の斜視図である。 図2(A)は生地の把持後であって搬送前の状態を示し、図2(B)は搬送途中の状態を示し、図2(C)は生地の解放状態を示す。 中継機構の斜視図である。 中継機構の一部の構成を省略した斜視図である。 中継機構の平面図である。 中継機構の正面図である。 生地搬送装置の制御系を示すブロック図である。 生地搬送装置の生地搬送動作を示すフローチャートである。
[本発明の実施の形態の概略]
以下、本発明の実施の形態である縫製システム1000について図面に基づいて説明する。
図1は縫製システム1000の全体構成を示す斜視図である。
縫製システム1000は、ミシン1と被縫製物搬送装置としての生地搬送装置10とから構成される。
上記生地搬送装置10は、ミシン等の縫製対象物となる被縫製物である複数の生地Cを積層状態でストックし、当該生地Cを一枚ずつ取り上げて所定の作業を行うミシン1に搬送するためのものである。
[ミシン]
ミシン1は、縫い針を保持する針棒と、針棒を上下動させる針上下動機構と、縫い目を形成する釜機構又はルーパ機構と、送り歯により生地Cを間欠的に送る送り機構等、ミシンにおける周知の構成を備えている。そして、ミシン1の縫い針の針落ち位置に対する生地Cの搬送方向上流側には上からベルトを供給するベルト供給機構(図示略)が配置されており、ミシン1は生地Cに対してベルトを縫着する縫製を行う。実施例の図では、ベルトは三本並んで供給され、ミシン1は、各ベルトの両側部に対して針落ちを行って縫着することから、合計六本の縫い針を有しているが、ベルト、縫い針の本数は限定しない。
なお、ベルト縫着は一例であり、送り機構により一定の直進方向に生地Cを送る形式のミシンであれば、いかなる種別のミシンを使用することも可能である。
なお、ミシン1は、後述する作業台21の前端部に配置され、当該作業台21から搬送される生地Cが滞りなくミシン1の針板に到達可能な程度の高低差しか生じないように高さが調整されている。
また、ミシン1の送り機構による生地Cの送り方向と後述する生地搬送装置10の搬送機構30の搬送方向とが一致している。
[生地搬送装置]
生地搬送装置10は、全体を支持するフレーム11と、複数の生地Cを積層可能である平坦な載置部としての載置板20と、載置板20の上で最上位に位置する生地Cを把持して搬送する搬送機構30と、搬送機構30により搬送された生地Cが載置される平坦な作業台21と、搬送機構30により作業台21に搬送された生地Cをミシン1の針板まで搬送する中継機構40と、上記各構成の動作を制御する制御装置100(図7参照)とを備えている。
なお、以下の説明において、水平且つ生地Cの搬送方向に平行な方向をY軸方向、水平且つY軸方向に直交する方向をX軸方向、鉛直上下方向をZ軸方向とする。
また、生地Cの搬送方向下流側を「前」、搬送方向上流側を「後」、前から見て左側を「左」、前から見て右側を「右」とする。
[フレーム]
フレーム11は、断面矩形の柱材を直方体形状に組み上げて構成されている。また、フレーム11は、その上部がY軸方向に長く、前側において作業台21を水平な状態で固定的に支持し、後側において、載置板20を水平な状態で着脱可能に支持している。
また、フレーム11は、後半分にはX軸方向に沿った柱材が設けられておらず、上方、後方及び下方について開放されている。
載置板20は、予め、複数の生地Cが積層された状態で図示しない台車に乗せられて生地搬送装置10に運搬される。フレーム11は、前述したように、後半分の上方、後方及び下方が開放されているので、フレーム11の後端部から内側に台車ごと載置板20を搬入し、当該載置板20をフレーム11にセットして、台車のみをフレーム11の後端部から搬出することができる構造となっている。
[載置板]
載置板20は長方形状の平板から構成されており、その平板面を水平に向けた状態でフレーム11の後部内側に設けられた図示しない支持機構により下から支持されている。
支持機構は、載置板20を上下動させる駆動源を有しており、載置板20上の最上位の生地Cが常に一定の高さを維持するように制御される。
[搬送機構]
搬送機構30は、三基の把持機構31を搬送モーター32(図7参照)によりY軸方向の任意の位置に搬送することができる。
各把持機構31は、二つの把持部材の一方又は両方をアクチュエータで互いに接離移動させて載置板20上の最上位の生地Cを把持する構造となっている。
また、搬送機構30は、積層された生地Cの前端部を押さえることで各把持機構31が載置板20上から生地Cを把持する際に、二枚以上の生地Cを把持することを防止する図示しない押さえ機構を備えている。
また、搬送機構30は、把持機構31が生地Cを把持して前方に移動する際に、把持された生地Cの下側にシート体を差し込んで、把持された生地Cから垂れ下がった後端部が把持されていない生地Cを引きずって積層状態を乱すことを防止する図示しないカバー機構を備えている。
これら押さえ機構やカバー機構は、特開2018-117769号公報に詳細が記載されているので、詳細な説明は省略する。
[作業台]
図2(A)~図2(C)は作業台21に生地Cが搬送される際の搬送動作を示した動作説明図である。
図1及び図2に示すように、作業台21は、長方形状の平板から構成されており、その平板面を水平に向けた状態でフレーム11の前側上部に固定支持されている。この作業台21の上面高さは、前述した載置板20の支持機構が載置板20上の最上位の生地Cを一定に維持する高さと一致している。
上記作業台21の後端部211と載置板20の前端部とは、離間しており、これらの間には、落差部212が形成されている。
生地Cの後端部は、搬送機構30による搬送時に、捲り上がりを生じる場合がある。このような場合に、生地Cの後端部が落差部212を通過すると、落差部212に生地Cの後端部が落ち込んで、垂れ下がり、捲り上がり状態が解消される。
また、作業台21の前端部近傍には、アクチュエータによりその一部が下方に倒れる回動板213を備えており、回動板213が下方に倒れると、開口を形成する。
生地Cの前端部は、搬送機構30による搬送時に下方に垂れ下がっており、この状態で作業台21上に置かれると、前端部が下側に潜り込んでしまう生じるおそれがある。
作業台21の回動板213は、生地Cの搬送時に下方に倒れた状態にあり、図2(C)に示すように、生地Cが置かれる際に、その前端部を開口部内に落とし込ませる。そして、回動板213を上方に復帰するように回動させると、生地Cの前端部は潜り込みを生じることなく平滑に広がった状態にすることができる。
[中継機構]
図3は中継機構40の斜視図、図4は中継機構40の一部の構成を省略した斜視図、図5は中継機構40の平面図、図6は正面図である。
中継機構40は、図1及び図3~図6に示すように、作業台21の上側近傍に配置されている。そして、この中継機構40は、作業台21の上方でX軸方向の全幅に渡って延在する柱状の支持フレーム41と、支持フレーム41の前側に設けられた第一枠体42及び第二枠体43と、支持フレーム41の両端部をY軸方向(搬送方向)に沿って滑動可能に支持する図示しないスライドガイドと、支持フレーム41のY軸方向移動の駆動源となる中継モーター44と、中継モーター44から動力を得て支持フレーム41をY軸方向に沿って移動させるベルト機構45とを備えている。
なお、上記支持フレーム41と第一枠体42及び第二枠体43は、搬送方向に沿って移動する移動体410を構成する。
さらに、中継機構40は、作業台21上の生地Cを押さえる第一及び第二の送り押さえ461,462と、X軸方向について生地Cの左側端部の位置決めを行うガイドとしての生地ガイド47と、生地ガイド47に向かって生地Cをエアーで送り込む第一及び第二の突き当て用ノズル48,49と、生地ガイド47に向かって被縫製物をエアーと共に送り込む隙間sを作業台21の上面との間に形成する平板状の規制部材50と、規制部材50を昇降させる二つのアクチュエータである規制部材昇降用エアシリンダー51,52と、生地Cのミシン1による縫製時の送り動作に対して、縫製の際にミシン1により送られる生地Cに対して張力を付与する張力付与機構としての錘機構70と、生地Cをミシン1の針板まで搬送する際に、生地Cの前端部(ミシン側の端部)に前方に向けてエアーを吹き付ける送り用ノズル53とを備えている。
移動体を構成する支持フレーム41は、スライドガイドと中継モーター44とベルト機構45の構成により、作業台21のY軸方向の全長に渡って移動可能であり、また、任意に位置決め可能である。
支持フレーム41の前面には、左右に並んで第一枠体42と第二枠体43がそれぞれボルト締めにより固定されている。第一枠体42は第二枠体43の左側に配置されている。
これら第一枠体42と第二枠体43は、それぞれ片持ち状態で前方に延出されている。また、第一枠体42と第二枠体43は、いずれもボルト締めによって固定されることから、支持フレーム41に対して着脱可能且つX軸方向における取り付け位置の調節が可能となっている。
例えば、生地Cの左縁部にベルト等の縫着物を縫着縫製する場合には、第一枠体42と第二枠体43は、支持フレーム41の左端部寄りの位置に取り付けられる。
第一枠体42の右側面には、二つのブラケット421,422を介して規制部材昇降用エアシリンダー51,52がそれぞれ支持されている。
これら規制部材昇降用エアシリンダー51,52は、いずれも進退動作を行うプランジャーが下方に向けられており、当該各プランジャーの先端部は平板状の規制部材50の上面に固定されている。
これにより、規制部材昇降用エアシリンダー51,52は、規制部材50を昇降させることができる。
規制部材50は、略長方形状の平板であり、規制部材昇降用エアシリンダー51,52により、その平板面がX-Y平面に沿った状態で支持されている。
そして、規制部材50の左端部には生地ガイド47が固定されている。生地ガイド47は、矩形の柱状ブロックであり、その長手方向がY軸方向に沿うように規制部材50に固定装備されている。
図6に示すように、生地ガイド47は、その底面が規制部材50の下面よりも低くなるように当該規制部材50に固定されている。
前述した規制部材昇降用エアシリンダー51,52は、規制部材50の下降動作の際には、生地ガイド47の底面が作業台21の上面に当接する高さまで規制部材50を下降させる。従って、規制部材50の下面と作業台21の上面との間には、隙間sが生じる様になっている。
中継機構40は、第一及び第二の突き当て用ノズル48,49から噴出される左斜め下に向けられたエアーの風圧によって生地CをX軸方向の左側に移動させて、生地Cの左端部をY軸方向に沿った生地ガイド47に当接させることで、当該生地Cの左端部をX軸方向について適正に位置決めさせることを特徴とする。
また、縫製中も第一及び第二の突き当て用ノズル48,49によるエアーの吹き付けを行い、生地Cの左端部が生地ガイド47に当接した状態を維持して搬送させることをさらなる特徴とする。
そして、規制部材50は、その下面と作業台21の上面との間に隙間sを形成し、当該隙間sの内側で生地Cが第一及び第二の突き当て用ノズル48,49から噴出されるエアーと共に左方に向かって送り込まれるように構成されている。
なお、図6では、生地ガイド47の右側に配置された昇降可能な錘71(後述)が下降した状態で図示されているため、規制部材50による隙間sが生地ガイド47まで達していないように図示されているが、実際には、規制部材50の右端部から生地ガイド47まで隙間sを形成することができる。
なお、規制部材50の右端部から吹き込まれたエアーが隙間sを通って左端部の生地ガイド47まで進行し易くするために、規制部材50の左端部には、図5に示すように、エアーの出口となる開口部501が上下に貫通して形成されている。図5では、開口部501は一つのみ図示されているが、実際には、開口部501は、Y軸方向に沿って複数箇所に形成されている。
また、エアーの出口は、規制部材50ではなく、生地ガイド47に設けてもよい。その場合には、例えば、生地ガイド47の右側面から左側面に貫通する開口部や切り欠きにより出口が形成される。
規制部材50の上面中央部にはY-Z平面に沿った錘昇降用エアシリンダー73が立設されており、規制部材50の上面右側には第一及び第二の突き当て用ノズル48,49を支持する支持部材55が立設されている。
支持部材55は、図5に示すように、規制部材50の前端部より幾分後方であって、右端部より幾分左側の上方で第一の突き当て用ノズル48を支持しており、規制部材50の後端部より幾分前方であって、右端部より幾分右側の上方で第二の突き当て用ノズル49を支持している。
そして、第一及び第二の突き当て用ノズル48,49は、いずれも、エアーの吹き出し方向を左斜め下方向に向けて支持されている。
これにより、第二の突き当て用ノズル49は、規制部材50の後側において右端部から隙間sにエアーを吹き込むことができる。
一方、第一の突き当て用ノズル48は、規制部材50の前側であって、左右方向における中間に貫通形成されたエアー吹き込み口502から隙間sにエアーを吹き込むことができる。
規制部材50の前端部であって、左側は、大きく矩形に切り欠かれた切り欠き部503が形成されており、当該切り欠き部503の内側には、左側に第一の送り押さえ461、右側に錘機構70の錘71が配置されている。
錘機構70は、上記規制部材50の切り欠き部503の内側に配置された錘71と、錘71を係止可能な係止部材72と、係止部材72を介して錘71を昇降させる錘昇降用エアシリンダー73とを備えている。
錘昇降用エアシリンダー73は、前述した支持壁54の前端部の右壁面の上部に固定支持されており、係止部材72は、錘昇降用エアシリンダー73のプランジャーに支持されている。
係止部材72は、錘71の上部に懸架状態で固定装備された矩形平板状の被係止部711をすくい上げるように持ち上げる係止爪721を備えている。
錘71は、板状であって、切り欠き部503の形状に略合致する矩形状に形成されている。錘71は規制部材50の隙間sに介挿された生地Cの上に載置されることにより、縫製時のミシン1による送り動作の際に、錘71の重量によって生地Cに張力を与えることが出来る。
錘71は、錘昇降用エアシリンダー73のプランジャーの上方退避時には、係止部材72によって上方に引き上げられ、錘71の底面が規制部材50の下面と同一高さとなるように設定されている。
また、錘昇降用エアシリンダー73のプランジャーの下方突出時には、錘71の底面が作業台21の上面に達する高さより僅かに下方まで係止部材72が下降するように設定されている。これにより、係止部材72は錘71の重量を殆ど支えない状態となり、錘71のほぼ全重量を生地Cに加えることができる。
なお、係止部材72の係止爪721は、爪の先端が上方に延出されているので、係止部材72の下降時にもY軸方向については被係止部711を拘束し、生地Cが前方に送られる場合でも、錘71が一緒に前方に移動しないように保持することができる。
第一の送り押さえ461は、生地ガイド47の右側に並んで配置されている。この第一の送り押さえ461は、生地ガイド47に支持された第一の送り押さえ昇降用エアシリンダー463のプランジャーに支持されており、下降することにより生地Cを上から押さえることができる。
また、前述した第二枠体43の前端部には、第二の送り押さえ昇降用エアシリンダー464を介してそのプランジャーに第二の送り押さえ462が支持されている。この第二の送り押さえ462は、規制部材50の右側前方において、下降することにより生地Cを上から押さえることができる。
これら第一及び第二の送り押さえ461,462が下降して生地Cを上から押さえた状態で移動体410が前方に移動することにより、生地Cを前方のミシン1に向かって搬送することができる。
また、規制部材50の前端部上方には、生地ガイド47に支持された送り用ノズル53が配置されている。この送り用ノズル53は、概ね、規制部材50のX軸方向の全幅に渡って延在する棒状を呈しており、その長手方向に沿って均一間隔で複数のエアー吹き出し口を有している。この送り用ノズル53のエアー吹き出し口は、いずれもエアーの吹き出し方向が前斜め下側に向けられている。
[生地搬送装置:制御系]
図7は生地搬送装置10の制御系を示すブロック図である。
図示のように、生地搬送装置10の制御装置100には、搬送機構30の搬送モーター32、中継機構40の中継モーター44が、ぞれぞれの駆動回路32a,44aを介して接続されている。
また、制御装置100には、第一の送り押さえ昇降用エアシリンダー463を作動させる電磁弁463a、第二の送り押さえ昇降用エアシリンダー464を作動させる電磁弁464a、規制部材昇降用エアシリンダー51,52を作動させる電磁弁51a,52a、錘昇降用エアシリンダー73を作動させる電磁弁73a、第一の突き当て用ノズル48からのエアーの吹き出しと停止を切り替える電磁弁48a、第二の突き当て用ノズル49からのエアーの吹き出しと停止を切り替える電磁弁49a、送り用ノズル53からのエアーの吹き出しと停止を切り替える電磁弁53aが、ぞれぞれの駆動回路463b,464b,51b,52b,73b,48b,49b,53bを介して接続されている。
なお、載置板20に併設された支持機構の駆動源、搬送機構30の把持機構31のアクチュエータ、カバー機構の駆動源、作業台21の回動板213を回動させるアクチュエータ等も制御装置100に接続されているが、ここでは図示を省略する。
また、制御装置100は、ミシン1とインターフェイス1aを介して接続されている。
さらに、ミシン1側には中継機構40から搬送された生地Cの先端が針板に到達したことを検出する生地搬入センサー56が設けられており、制御装置100は、当該生地搬入センサー56がインターフェイス56aを介して接続されている。
そして、制御装置100は、各モーター32,44と各エアシリンダー463,464,51,52,73の電磁弁463a,464a,51a,52a,73aと各ノズル48,49,53の電磁弁48a,49a,53aに対して所定の制御を行うCPU101と、当該制御を実行させる制御プログラム及び設定データが書き込まれているメモリ102とを備えている。
[生地搬送装置の動作制御]
生地搬送装置10の搬送作業を、制御装置100が実行する動作制御を踏まえて図8のフローチャートにより説明する。
まず、作業者により生地搬送の実行指令の入力や直前の生地Cの搬送の完了等、新たな生地Cの搬送を開始するための所定の条件が満たされると、制御装置100は、搬送機構30の把持機構31を載置板20の生地Cの上に移動させると共に把持機構31により最上位の生地Cの把持を実行する(ステップS1)。
生地Cが把持されると、制御装置100は、搬送モーター32を制御して、把持機構31と共に生地Cを作業台21上に搬送する(ステップS3)。
一方、中継機構40の移動体410は、当初はミシン1側の待機位置で待機している。
そして、把持機構31に把持された生地Cは、作業台21の落差部212を通過する際に、後端部が垂れ下がり、捲り上がり状態が解消される(図2(B)参照)。
そして、生地Cは、作業台21の回動板213による開口の位置で把持機構31から解放され、回動板213の上方への復帰回動により前端部の潜り込みが防止される(図2(C)参照)。
なお、搬送モーター32による把持機構31の把持と解放を行う停止位置への位置決めについては、各位置にセンサーを設け、把持機構31の到達を検出して行っても良い。また、搬送モーター32が、例えば、ステッピングモーターのように動作量の制御が可能なモーターである場合には、原点位置からの動作量によって、それぞれの目標位置に把持機構31を位置決めするよう制御しても良い。この場合、原点センサーを設け、予め、搬送モーター32の原点検索を行う必要がある。
生地Cが把持機構31から解放されると、制御装置100は、中継モーター44を制御して、移動体410を回動板213の上方まで後退移動させる(ステップS5)。
なお、この中継モーター44による移動体410の待機位置及び供給された生地Cに対する受け取り位置の位置決めの場合も、各位置にセンサーを設け、移動体410の到達を検出して行っても良い。また、中継モーター44が、例えば、ステッピングモーターのように動作量の制御が可能なモーターである場合には、原点位置からの動作量によって、それぞれの目標位置に移動体410を位置決めするよう制御しても良い。この場合も、原点センサーを設け、予め、中継モーター44の原点検索を行う必要がある。
そして、制御装置100は、電磁弁51a,52aの制御により規制部材昇降用エアシリンダー51,52を作動させて、生地ガイド47が作業台21の上面に当接する高さまで下降させる(ステップS7)。
これにより、規制部材50の下面と作業台21の上面との間には隙間sが形成される。
また、搬送された生地Cの左端部の一部が隙間sの内側となる。
そして、制御装置100は、第一及び第二の突き当て用ノズル48,49の電磁弁48a,49aを制御して、第一及び第二の突き当て用ノズル48,49からのエアーの吹き付けを開始する(ステップS9)。これにより、エアーが隙間s内に侵入し、生地Cは、生地ガイド47に向かって風圧で送り込まれる。これにより、生地Cの左端部が生地ガイド47に突き当てられ、Y軸方向に沿った状態になると共に、生地Cの左端部がX軸方向について縫製に適した位置に位置決めされる。
次いで、制御装置100は、電磁弁73aの制御により錘昇降用エアシリンダー73を作動させて、錘71を生地Cの上に載置する(ステップS11)。
さらに、電磁弁463a,464aの制御により第一及び第二の送り押さえ昇降用エアシリンダー463,464を作動させて、第一及び第二の送り押さえ461,462の下降によって生地Cを保持する(ステップS13)。
なお、錘71の載置動作を第一及び第二の送り押さえ461,462の下降よりも先に行っているが、錘71の載置動作は、第一及び第二の送り押さえ461,462の下降後、さらには、縫製の開始までのいずれかのタイミングで行っても良い。
生地Cを保持すると、制御装置100は、中継モーター44を制御して、移動体410を前進移動させて生地Cをミシン1に向かって搬送する(ステップS15)。さらに、電磁弁53aの制御により送り用ノズル53からの前方へのエアーの吹き付けを開始する(ステップS17)。この送り用ノズル53からのエアーにより、生地Cの前端部は作業台21の上面に倣った平坦状態となる。また、生地Cの前端部にカールが生じていた場合には、風圧によって前方に引き延ばされた状態に矯正される。
生地Cの搬送開始以降、制御装置100は、生地搬入センサー56によるミシン1の針板への到達の有無を監視する(ステップS19)。
制御装置100は、生地搬入センサー56によるミシン1の針板への到達が検出されるまで生地搬入センサー56の出力の監視を継続し、検出されると、中継モーター44により移動体410の前進移動を停止する(ステップS21)と共に、送り用ノズル53からの前方へのエアーの吹き付けを停止する(ステップS23)。
また、第一及び第二の送り押さえ昇降用エアシリンダー463,464を制御して、第一及び第二の送り押さえ461,462を上昇し、生地Cを解放する。
一方、制御装置100は、生地Cをミシン1の針板まで搬送した後も、第一及び第二の突き当て用ノズル48,49からのエアーの吹き付けを継続する。
そして、ミシン1による縫製が開始される(ステップS25)。
制御装置100は、縫製が開始されると、縫製の終了の監視する(ステップS27)。縫製の終了は、例えば、前述した生地搬入センサー56により、生地Cの後端部の通過を検出することで判断しても良いし、ミシン1側から縫製の終了を受信しても良い。
そして、縫製の終了が認識されると、制御装置100は、電磁弁48a,49aを制御して第一及び第二の突き当て用ノズル48,49からのエアーの吹き付けを停止させる(ステップS29)。またこのとき、制御装置100は、錘昇降用エアシリンダー73の電磁弁73aを制御して錘71を上方に持ち上げてそのまま待機状態とする。これにより、生地Cに対する一連の作業が終了する。
[実施形態の効果]
縫製システム1000の生地搬送装置10は、中継機構40が、作業台21上の生地CのX軸方向の端部が突き当てられてX軸方向について生地Cの位置決めを行う生地ガイド47と、生地ガイド47に向かって生地Cをエアーで送り込む第一及び第二の突き当て用ノズル48,49とを有している。
このため、生地Cの片側端部を生地ガイド47に突き当ててX軸方向について精度良く位置決めすることが可能となる。
また、生地ガイド47が生地Cの片側端部を位置決めするので、生地CのX軸方向における片側端部に縫製を行う場合であっても、縫製時にも適正な位置を縫製することができ、縫い品質を向上させることが可能となる。
さらに、制御装置100は、縫製中も第一及び第二の突き当て用ノズル48,49による生地ガイド47側へのエアーの吹き付けを継続するので、縫製中も生地Cの片側端部を生地ガイド47に突き当てて、正確な位置を維持することができるので、縫製時により適正な位置を維持することができ、縫い品質のさらなる向上を図ることが可能となる。
また、生地搬送装置10は、生地ガイド47に向かってエアーと共に生地Cを送り込む隙間sを作業台21の上面との間に形成する規制部材50を備えている。
このため、生地Cをエアーで生地ガイド47に送る場合に、生地Cを安定的に生地ガイド47に突き当てて適正な位置に導くことが可能となる。
また、生地搬送装置10は、縫製の際にミシン1により送られる生地Cに対して張力を付与する錘機構70を備えているので、縫製中に生地Cに適度に付与される張力により、弛みや皺の発生が抑制され、良好な縫製を行うことが可能となる。
また、中継機構40は、生地Cをミシン1の針板まで搬送する際に、生地Cのミシン側の端部に当該ミシン1側となる前方に向けてエアーを吹き付ける送り用ノズル53を有するので、生地Cの前端部の捲れ上がりの発生を抑制し、また、生地Cの先端部にカールが生じた場合でも、前端部を平坦に矯正することができる。これにより、縫製不良の発生を低減し、縫い品質の向上を図ることが可能となる。
[その他]
上記縫製システム1000の生地搬送装置10は、搬送機構30が作業台21に生地Cを供給する構成となっているが、作業台21に対する生地Cの供給は、例えば、作業者が手で行っても良い。
また、縫製システム1000の生地搬送装置10は、載置板20と搬送機構30とを持たない構成としても良い。
これらの場合、制御装置100は、前述した図8のフローチャートにおけるステップS9以降の動作制御を実行する構成としても良い。
また、中継機構40として、生地Cの左端部を生地ガイド47に突き当てる構成を例示したが、生地ガイド47を右側に配置し、その左側からエアーを吹き付けるように第一及び第二の突き当て用ノズル48,49を配置し、生地Cの右端部を突き当てて位置決めする構成としても良い。
その場合、規制部材50や錘機構70等の配置も左右の位置関係を逆にすることが望ましい。
1 ミシン
10 生地搬送装置
20 載置板
21 作業台
30 搬送機構
31 把持機構
32 搬送モーター
40 中継機構
410 移動体
44 中継モーター
461 第一の送り押さえ
462 第二の送り押さえ
47 生地ガイド(ガイド)
48 第一の突き当て用ノズル
49 第二の突き当て用ノズル
50 規制部材
501 開口部
53 送り用ノズル
70 錘機構(張力付与機構)
71 錘
100 制御装置
1000 縫製システム
C 生地(被縫製物)
s 隙間

Claims (4)

  1. ミシンの針板に被縫製物を搬送するための作業台と、
    前記作業台に供給された被縫製物を前記ミシンの針板まで搬送する中継機構とを備える被縫製物搬送装置において、
    前記中継機構は、
    縫製物の搬送方向に沿って移動する移動体と、
    前記移動体に支持され、前記作業台上の被縫製物を押さえる送り押さえと、
    前記作業台上の被縫製物の前記搬送方向に対する直交方向の端部が突き当てられて当該直交方向について被縫製物の位置決めを行うガイドと、
    前記ガイドに向かって被縫製物をエアーで送り込む突き当て用ノズルと、
    を有し、
    前記突き当て用ノズルから前記ガイドに向かうエアーの吹き付けを前記ミシンの縫製終了まで継続して行うことを特徴とする被縫製物搬送装置。
  2. 前記中継機構は、
    前記ガイドに向かって前記エアーと共に被縫製物を送り込む隙間を前記作業台の上面との間に形成する規制部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の被縫製物搬送装置。
  3. 縫製の際に前記ミシンにより送られる被縫製物に対して張力を付与する張力付与機構を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の被縫製物搬送装置。
  4. 前記中継機構は、
    被縫製物を前記ミシンの針板まで搬送する際に、前記被縫製物のミシン側の端部に当該ミシン側に向けてエアーを吹き付ける送り用ノズルを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の被縫製物搬送装置。
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