JP7223617B2 - ヒンジ構成部品組付方法、及び、ヒンジガイド - Google Patents
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ヒンジは、リフトオフヒンジ(抜き差し蝶番)と呼ばれるヒンジであり、枠に取付けられた枠側ヒンジ構成部品の差し込みシャフトに、扉に取付けられた扉側ヒンジ構成部品のシャフト嵌合部を差し込むようにして、枠側ヒンジ構成部品と扉側ヒンジ構成部品とを組付けることで構成される。
しかしながら、扉を持ち上げた状態のまま、例えば扉の側面の上部、下部、中央部に取付けられた扉側ヒンジ構成部品と枠の内側面の上部、下部、中央部に取付けられた枠側ヒンジ構成部品とを位置合わせする作業を行わなければならないため、作業が困難である。特に、扉が重い場合には、扉を持ち上げた状態のまま位置合わせを行う作業は、作業者にとっては、困難であるばかりでなく、安全性の面でも課題があった。
また、ヒンジガイドとして、枠又は扉の上下方向に沿って隣り合うように設けられた2つのヒンジ構成部品に亘って延在する長さのガイド部を備えたヒンジガイドを用いたことを特徴とする。
本発明に係るヒンジ構成部品組付方法によれば、扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品とを組付ける際に、扉を持ち上げた状態のまま扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品との位置合わせを容易に行え、組付作業を安全かつ容易に行えるようになる。
また、本発明のヒンジガイドは、上述したヒンジ構成部品組付方法に使用するヒンジガイドであって、取付部と、取付部より延長するように設けられて扉側ヒンジ構成部品を枠側ヒンジ構成部品に導くガイド部とを備え、取付部が、枠側ヒンジ構成部品の下側軸部と固定板部との境界部近傍である固定板部の根元部を避けて下側軸部の外周面を囲むか、あるいは、扉側ヒンジ構成部品の管部と固定板部との境界部近傍である固定板部の根元部を避けて管部の外周面を囲む囲み部と、枠側ヒンジ構成部品の下側軸部の底面と接触するか、あるいは、扉側ヒンジ構成部品の管部の上端面と接触する底板部とを備えたことを特徴とする。
また、ガイド部は、枠又は扉の上下方向に沿って隣り合うように設けられた2つのヒンジ構成部品に亘って延在する長さに形成されたことを特徴とする。
また、ヒンジガイドは、取付部をヒンジ構成部品に固定するための固定手段を備えたことを特徴とする。
また、枠側ヒンジ構成部品の下側軸部の外周面、又は、扉側ヒンジ構成部品の管部の外周面と対向する囲み部の内周面に設けられた緩衝部材を備えたことを特徴とする。
また、ガイド部は、延長方向と直交する断面が凹状に形成されたことを特徴とする。
本発明に係るヒンジガイドによれば、上述したような、扉を持ち上げた状態のまま扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品との位置合わせを容易に行えるヒンジ部品組付方法を実現できるようになる。
実施形態1に係るヒンジ部品組付方法は、図1に示すように、枠1に取付けられた複数の枠側ヒンジ構成部品2,2…に、扉3に取付けられた複数の扉側ヒンジ構成部品4,4…を組付けて、枠1に対して扉3を開閉自在に取付けるヒンジ5(図5(e)参照)を構成するヒンジ構成部品組付方法であって、扉側ヒンジ構成部品4を枠側ヒンジ構成部品2に導くヒンジガイド6を用いて扉側ヒンジ構成部品4を枠側ヒンジ構成部品2に組付けるようにした。
尚、本明細書においては、上、下、左、右、前、後は、図1に示した方向と定義して説明する。
図1に示すように、枠側ヒンジ構成部品2は、枠1の左内側面14又は右内側面の上下方向に沿って、所定間隔を隔てて、上部、中央部、下部の3箇所や3箇所以上の複数個所に設けられたり、あるいは、上部、下部の2箇所に設けられる。同様に、扉側ヒンジ構成部品4は、扉3の左端面34又は右端面の上下方向に沿って、所定間隔を隔てて、上部、中央部、下部の3箇所や3箇所以上の複数個所に設けられたり、あるいは、上部、下部の2箇所に設けられる。
軸部21は、下側軸部23と、下側軸部23の上端面より上方に延長して設けられて下側軸部23の径よりも小径で下側軸部23と同心(中心軸が同一)の上側軸部24とを備えて構成される。即ち、軸部21は、一端側が大径の下側軸部23に形成されて他端側が下側軸部23の径よりも小径で下側軸部23と同心の上側軸部24(特許文献1の差し込みシャフトに相当)に形成されている。
羽根と呼ばれて枠1の左内側面14(又は右内側面)に固定される固定板部22は、下側軸部23の外周面における下側軸部23の中心軸25に沿って延長する部位より突出して、当該中心軸25に沿った方向及び当該中心軸25と直交する方向に延在する例えば矩形状の板面を有した平板により形成される。
管部41は、外径寸法が、枠側ヒンジ構成部品2の下側軸部23の外径寸法と同じ寸法に形成され、内径寸法が、枠側ヒンジ構成部品2の上側軸部24の外径寸法よりも若干大きい寸法に形成された、下端開口上端閉塞の管により形成される。
羽根と呼ばれて扉3の左端面34(又は右端面)に固定される固定板部42は、管部41の外周面における管部41の中心軸45に沿って延長する部位より突出して、当該中心軸45に沿った方向及び当該中心軸45と直交する方向に延在する矩形状の板面を有した平板により形成される。
図1に示すように、枠側ヒンジ構成部品2は、軸部21の中心軸25(=下側軸部23の中心軸25)が枠1の左側縁13と平行に位置されるように、固定板部22の板面と枠1の左内側面14又は右内側面とを面接触させた状態で、取付ねじ11を固定板部22の貫通孔12(図4参照)に通して枠1にねじ込むことにより、固定板部22が枠1に固定され、枠側ヒンジ構成部品2が枠1に取付けられる。
同様に、扉側ヒンジ構成部品4は、管部41の中心軸45が扉3の左側縁33と平行に位置されるように、固定板部42の板面と扉3の左端面34とを面接触させた状態で、取付ねじ11を固定板部42の貫通孔12に通して扉3にねじ込むことにより、固定板部42が扉3に固定され、扉側ヒンジ構成部品4が扉3に取付けられる。
そして、上側軸部24が管部41の下端開口44を介して管部41内に差し込まれて、管部41が軸部21の中心軸25を回転中心として回転可能なように扉側ヒンジ構成部品4の管部41と枠側ヒンジ構成部品2の上側軸部24とが緩嵌合状態に組付けられて、ヒンジ5が構成されることになる。
図4(a)に示すように、囲み部61Aは、例えば、内径寸法が枠側ヒンジ構成部品2の下側軸部23の外径寸法よりも若干大きい寸法の円筒の外周面における当該円筒の中心軸に沿って延長する部位に、固定板部22の根元部22aを避けるためのスリット61Sが形成された、断面円弧状で上下方向に延長する中空体に形成される。尚、固定板部22の根元部22aとは、下側軸部23と固定板部22との境界部近傍である固定板部22側の部位のことである。
換言すれば、囲み部61Aは、例えば、金属板材を円弧状に湾曲するように曲げて金属板材の両方の端縁61a,61aがスリット61Sを介して対向するように形成される。
底板部61Bは、囲み部61Aの下端(一端)より囲み部61Aの中心軸65に近づく方向に延長して囲み部61Aの中心軸65と直交する板面により形成された内底面61bを備えた構成である。
即ち、ガイド部62は、扉側ヒンジ構成部品4の管部41の外周面をガイドするガイド面となる内面62uが、管部41の外周面の円弧に対応した断面半円弧状の面に形成されている。
囲み部61Aの中心軸65に沿った上下方向の高さ寸法は、例えば、下側軸部23の中心軸25に沿った上下方向の高さ寸法と同程度の長さに形成される。
また、ガイド部62の中心軸65に沿った上下方向の高さ寸法は、例えば、上側軸部24の中心軸25に沿った方向の高さ寸法の2倍程度の長さに形成される。
このように、ねじ部63aの先端面に緩衝部材63cを備えた構成としたので、ねじ部63aが締結された場合に、緩衝部材63cが枠側ヒンジ構成部品2の下側軸部23の外周面に接触するため、当該下側軸部23の外周面に傷が付いてしまうことを防止できるようになる。
このように、囲み部61Aの内周面に緩衝部材61Cを設けた構成としたので、枠側ヒンジ構成部品2の下側軸部23の下方からヒンジガイド6の囲み部61Aを下側軸部23に装着する際に、緩衝部材61Cが枠側ヒンジ構成部品2の下側軸部23の外周面に接触するため、当該下側軸部23の外周面に傷が付いてしまうことを防止できるようになる。
例えば、図5(a)に示すように、枠側ヒンジ構成部品2が、枠1の左内面14における下側、中央側、上側にそれぞれ取付けられている場合、図5(b)に示すように、枠1の左内面14における下側及び上側に取付けられている枠側ヒンジ構成部品2,2にそれぞれヒンジガイド6を取付ける。
即ち、ヒンジガイド6の取付部61を枠側ヒンジ構成部品2の下方に位置させて、枠側ヒンジ構成部品2の下側軸部23の中心軸25とヒンジガイド6の囲み部61Aの中心軸65とを一致させた状態でヒンジガイド6を上方に移動させることにより、囲み部61Aの内面と下側軸部23の外周面とを対向させた状態に設定する。尚、この際、取付部61の底板部61Bの内底面61bと下側軸部23の底面とを接触させることが好ましいが、接触させなくとも良い。この状態で、固定手段63の摘み63bを回してねじ部63aの先端面に取付けられた緩衝部材63cを下側軸部23の外周面に押し付けることにより、ヒンジガイド6が枠側ヒンジ構成部品2に取付けられる。
このようにして、枠1の左内面14における下側及び上側に取付けれている枠側ヒンジ構成部品2,2にそれぞれヒンジガイド6,6を取付けた後、図5(c)に示すように、扉3を持ち上げて、扉3の左端面34の上側及び下側に取付けられた扉側ヒンジ構成部品4,4の管部41,41の外周面と上下のヒンジガイド6,6のガイド面となるガイド部62,62の内面62u,62uとを接触させた状態に設定する(図4(a)参照)。この状態から、図5(d)に示すように、扉3を上下のヒンジガイド6,6のガイド部62,62の内面62u,62uに沿って下降させることにより、下側、中央側、上側の扉側ヒンジ構成部品4,4,4の管部41,41,41の内側に下端開口44,44,44を介して下側、中央側、上側の枠側ヒンジ構成部品2,2,2の上側軸部24,24,24が挿入される(図4(b)参照)。
以上により、図5(e)に示すように、枠1の左内面14における下側、中央側、上側にそれぞれ取付けられている枠側ヒンジ構成部品2,2,2と扉3の左端面34における下側、中央側、上側にそれぞれ取付けられている扉側ヒンジ構成部品4,4,4とが組付けられて、枠1の開口を開閉可能なように扉3の左側の上中下を回転可能に支持するヒンジ5,5,5が構成される。そして、組付作業が終了した後、ヒンジガイド6を枠側ヒンジ構成部品2から取り外す。
実施形態1に係るヒンジ部品組付方法では、ヒンジガイド6を枠側ヒンジ構成部品2に取付けるようにしたが、図6に示すように、ヒンジガイド6を扉側ヒンジ構成部品4に取付けるようにしてもよい。
この場合、図6に示すように、ヒンジガイド6を上下逆にして使用する。
即ち、ヒンジガイド6の取付部61を扉側ヒンジ構成部品4の上方に位置させて、扉側ヒンジ構成部品4の管部41の中心軸45とヒンジガイド6の囲み部61Aの中心軸65とを一致させた状態でヒンジガイド6を下方に移動させることにより、囲み部61Aの内面と管部41の外周面とを対向させた状態に設定する。尚、この際、取付部61の底板部61Bの内底面61bと管部41の上端面とを接触させることが好ましいが、接触させなくとも良い。この状態で、固定手段63の摘み63bを回してねじ部63aの先端面に取付けられた緩衝部材63cを管部41の外周面に押し付けることにより、ヒンジガイド6を扉側ヒンジ構成部品4に取付ける。
そして、扉3を持ち上げて、枠1に取付けられた上下の枠側ヒンジ構成部品2,2の下側軸部23,23の外周面とヒンジガイド6のガイド部62の内面62uとを接触させた状態に設定する。この状態で枠側ヒンジ構成部品4の管部41の外周面とガイド部62の内面62uとを接触させながら扉3を下降させることにより、扉側ヒンジ構成部品4,4の管部41,41の内側に枠側ヒンジ構成部品2,2の上側軸部24,24が挿入される。
尚、この場合、扉側ヒンジ構成部品4の管部41の外周面と対向する囲み部61Aの内周面に緩衝部材61Cを設けた取付部61を用いる。
ヒンジガイドとして、図7に示すように、例えば、枠1の下側に取付けられた枠側ヒンジ構成部品2と枠1の中央側に取付けられた枠側ヒンジ構成部品2とに亘って延在する長さのガイド部62Lを備えたヒンジガイド6Lを用いるようにしてもよい。
即ち、枠1又は扉3の上下方向に沿って隣り合うように設けられた2つのヒンジ構成部品に亘って延在する長さのガイド部62Lを備えたヒンジガイド6Lを用いる。
実施形態3のヒンジガイド6Lによれば、取付部61を1つのヒンジ構成部品に対して着脱すればよいので、ヒンジガイドのヒンジ構成部品に対する着脱作業を短縮化できるようになる。
そして、固定手段63及び緩衝部材61Cを備えない取付部の場合、囲み部61Aの内周面と下側軸部23の外周面又は管部41の外周面との摩擦抵抗により、ヒンジガイド6が枠側ヒンジ構成部品2又は扉側ヒンジ構成部品4に取付けられる構成としてもよい。
また、枠1及び扉3の上側、下側にヒンジ構成部品が取付けられている場合においては、ヒンジガイド6は、上側及び下側のヒンジ構成部品のうちの1つ以上に取付ければよい。
即ち、管部41の下端開口44を上に向けて上述した扉側ヒンジ構成部品4を枠1に取付けることによって当該扉側ヒンジ構成部品4を枠側ヒンジ構成部品として使用するとともに、上側軸部24を下にして上述した枠側ヒンジ構成部品2を扉3に取付けることによって当該枠側ヒンジ構成部品2を扉側ヒンジ構成部品として使用するようにした構成としてもよい。
つまり、扉側ヒンジ構成部品は、上側軸部と、上側軸部の下端面より下方に延長して設けられて上側軸部の径よりも小径で上側軸部と同心の下側軸部と、上側軸部の外周面における上側軸部の中心軸に沿って延長する部位から当該中心軸に沿った方向及び当該中心軸と直交する方向に延在する板面を有して扉に固定される固定板部とを備え、枠側ヒンジ構成部品は、上端開口の管部と、当該管部の外周面における管部の中心軸に沿って延長する部位から当該中心軸に沿った方向及び当該中心軸と直交する方向に延在する板面を有して枠に固定される固定板部とを備え、扉側ヒンジ構成部品の下側軸部が枠側ヒンジ構成部品の管部の上端開口から管部内に差し込まれて扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品とを組付けることによりヒンジが形成される構成であってもよい。
6 ヒンジガイド、22,42 固定板部、23 下側軸部、24 上側軸部、
25 中心軸、41 管部、61 取付部、61A 囲み部、61C 緩衝部材、
62 ガイド部。
Claims (7)
- 枠に取付けられた枠側ヒンジ構成部品と扉に取付けられた扉側ヒンジ構成部品とを組付けて、枠に対して扉を開閉自在に取付けるヒンジを構成するヒンジ構成部品組付方法において、
扉側ヒンジ構成部品を枠側ヒンジ構成部品に導くヒンジガイドを用いて扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品とを組付ける方法であって、
扉側ヒンジ構成部品は、下端開口の管部と、当該管部の外周面における管部の中心軸に沿って延長する部位から当該中心軸に沿った方向及び当該中心軸と直交する方向に延在する板面を有して扉に固定された固定板部とを備え、
枠側ヒンジ構成部品は、下側軸部と、下側軸部の上端面より上方に延長して設けられて下側軸部の径よりも小径で下側軸部と同心の上側軸部と、下側軸部の外周面における下側軸部の中心軸に沿って延長する部位から当該中心軸に沿った方向及び当該中心軸と直交する方向に延在する板面を有して枠に固定された固定板部とを備え、
ヒンジガイドとして、取付部と、取付部より延長するように設けられて扉側ヒンジ構成部品を枠側ヒンジ構成部品に導くガイド部とを備え、取付部が、枠側ヒンジ構成部品の下側軸部と固定板部との境界部近傍である固定板部の根元部を避けて下側軸部の外周面を囲むか、あるいは、扉側ヒンジ構成部品の管部と固定板部との境界部近傍である固定板部の根元部を避けて管部の外周面を囲む囲み部と、枠側ヒンジ構成部品の下側軸部の底面と接触するか、あるいは、扉側ヒンジ構成部品の管部の上端面と接触する底板部とを備えて構成されたヒンジガイドを用い、
囲み部の内面と下側軸部の外周面とを対向させるとともに底板部の内底面と下側軸部の底面とを接触させることでヒンジガイドを枠側ヒンジ構成部品に取付けるか、あるいは、囲み部の内面と管部の外周面とを対向させるとともに底板部の内底面と管部の上端面とを接触させることでヒンジガイドを扉側ヒンジ構成部品に取付けた後、当該ヒンジガイドのガイド部を介して、扉側ヒンジ構成部品を枠側ヒンジ構成部品に近づく方向に移動させることにより、枠側ヒンジ構成部品の上側軸部が扉側ヒンジ構成部品の管部の下端開口から管部内に差し込まれて扉側ヒンジ構成部品と枠側ヒンジ構成部品とが組付けられたヒンジが構成されることを特徴とするヒンジ構成部品組付方法。 - ヒンジガイドとして、枠又は扉の上下方向に沿って隣り合うように設けられた2つのヒンジ構成部品に亘って延在する長さのガイド部を備えたヒンジガイドを用いたことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ構成部品組付方法。
- 請求項1又は請求項2に記載のヒンジ構成部品組付方法に使用するヒンジガイドであって、
取付部と、取付部より延長するように設けられて扉側ヒンジ構成部品を枠側ヒンジ構成部品に導くガイド部とを備え、
取付部が、
枠側ヒンジ構成部品の下側軸部と固定板部との境界部近傍である固定板部の根元部を避けて下側軸部の外周面を囲むか、あるいは、扉側ヒンジ構成部品の管部と固定板部との境界部近傍である固定板部の根元部を避けて管部の外周面を囲む囲み部と、
枠側ヒンジ構成部品の下側軸部の底面と接触するか、あるいは、扉側ヒンジ構成部品の管部の上端面と接触する底板部とを備えたことを特徴とするヒンジガイド。 - ガイド部は、枠又は扉の上下方向に沿って隣り合うように設けられた2つのヒンジ構成部品に亘って延在する長さに形成されたことを特徴とする請求項3に記載のヒンジガイド。
- 取付部をヒンジ構成部品に固定するための固定手段を備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のヒンジガイド。
- 枠側ヒンジ構成部品の下側軸部の外周面、又は、扉側ヒンジ構成部品の管部の外周面と対向する囲み部の内周面に設けられた緩衝部材を備えたことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載のヒンジガイド。
- ガイド部は、延長方向と直交する断面が凹状に形成されたことを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか一項に記載のヒンジガイド。
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