JP7221909B2 - 売上金管理システム、自動機及び売上金管理方法 - Google Patents

売上金管理システム、自動機及び売上金管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、売上金管理システム、自動機及び売上金管理方法に関する。
複数のテナント(店舗)が入っているショッピングモールやデパートなどの商業施設では、各々のテナントが自テナントの釣銭準備金や売上金などを管理しているが、商業施設のオーナー自身も、全体の釣銭準備金、売上金などを管理している。
例えば、特許文献1には、大型店舗のテナント店毎で釣銭準備金を取出す技術が記載されている。また、特許文献2には、複数店舗が入金機を共同利用する技術が記載されている。また、特許文献3には、管理権限が異なる釣銭準備金と売上金とに区分して収納する現金処理装置に関する技術が記載されている。
特開2013-239053号公報 特開2005-234792号公報 特開2010-113605号公報
複数のテナントが利用する小売店の売上金入金機の中に、所有者の異なる現金が混在している場合がある。
例えば、自動機運用者であるデパートの釣銭準備金とデパート内の各テナントの売上金が含まれている場合、売上金回収業者が収納庫に入っている全ての現金を回収すると、デパートの釣銭準備金も回収されてしまう。この結果、自動機運用者の資金管理が複雑になってしまう。
本発明の目的は、売上金管理システムにおいて、自動機運用者の資金管理を容易に行うことにある。
本発明の一態様の売上金管理システムは、複数のテナントを有する商業施設内に設置された自動機に接続された売上金管理システムであって、前記売上金管理システムは、前記商業施設の自動機運用者が釣銭準備金として予め取り置きすべき釣銭取り置き額を計算して前記自動機に送り、前記自動機は、複数の前記テナントから入金された売上金と区別可能なように、前記釣銭取り置き額を表示することを特徴とする。
本発明の一態様の自動機は、複数のテナントを有する商業施設内に設置された自動機であって、前記自動機は、複数の前記テナントから入金された売上金と、前記商業施設の自動機運用者が釣銭準備金として予め取り置きすべき釣銭取り置き額とを区別可能なように、前記釣銭取り置き額を表示することを特徴とする。
本発明の一態様の売上金管理方法は、複数のテナントを有する商業施設内に設置された自動機に接続された売上金管理システムを用いた売上金管理方法であって、前記売上金管理システムにより、前記商業施設の自動機運用者が釣銭準備金として予め取り置きすべき釣銭取り置き額を計算して前記自動機に送るステップと、前記自動機により、複数の前記テナントから入金された売上金と区別可能なように、前記釣銭取り置き額を表示するステップと、を有することを特徴とする。
本発明に一態様によれば、売上金管理システムにおいて、自動機運用者の資金管理を容易に行うことができる。
実施例1における売上金管理システムの全体構成例を示す図である。 実施例1におけるデータベース105のデータテーブルの構成例を示す図である。 実施例1におけるデータベース105を構成するユーザ情報データテーブルの例を示す図である。 実施例1におけるデータベース105を構成する取引履歴データテーブルの例を示す図である。 実施例1におけるデータベース105を構成する釣銭返却要否データテーブルの例を示す図である。 実施例1におけるデータベース105を構成する取引集計データテーブルの例を示す図である。 実施例1における釣銭準備金装填フローの例を示す図である。 実施例1における釣銭出金フローの例を示す図である。 実施例1における釣銭返却フローの例を示す図である。 実施例1における売上金入金フローの例を示す図である。 実施例1における釣銭分取り置きフローの例を示す図である。 実施例1における釣銭分取り置き額の計算方法を示す図である。 実施例1における釣銭取り置き時の金種選択画面の例を示す図である。 実施例2における売上金管理システムの全体構成例を示す図である。
複数のテナントを抱えるデパート(商業施設)のオーナーは、各テナントの売上金を回収している。また、デパートのオーナー自身は、現金回収会社を介して、回収した売上金を各テナントに振り込んだり、各テナントに対する釣銭準備金を用意したりして、資金を管理している。
この際に、釣銭準備金はオーナー自身の資金である場合は、テナントの売上金とオーナーの資金である釣銭準備金が共通の自動機の中に混在する。このため、現金回収会社が自動機内の全ての現金を回収してしまうと、オーナー自身の資金が管理しにくいという課題がある。
そこで、本発明は、現金回収の前に、自動機運用者であるオーナー自身の資金を取り出すことで、テナントと、オーナー自身の資金を区別して管理する。
また、オーナー自身の資金を事前に取り出す際に、翌日以降の各テナントに用意する(貸し付ける)釣銭準備金を効率的に残しておくために、少額金種を事前に取り置きしておく。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1を参照して、実施例1における売上金管理システムの全体構成について説明する。
商業施設101は、複数のテナント106(店舗)を備えるデパートやショッピングモール等である。本実施例では、商業施設101を管理するオーナーおよびオーナーから自動機運用を任された自動機運用者のことも、商業施設101として表現する。
現金警送者102は、商業施設101に対し、所定の時刻に所定の現金107を受け渡し、所定の時刻に現金108を回収する。現金108は、基本的に各テナント106の売上金111で構成され、現金警送者102は、現金108を回収後、各テナント106の売上金情報に基づいて、各テナントに売上金を入金する。なお、現金の受け渡し、回収の時刻が同じ場合は、差額を回収することになる。
現金警送者102が基本的に現金の受け渡しと銀行への売上金入金の代行のみを行う場合、現金107は商業施設101の所有となる。そのため、現金警送者102が現金108を回収する際に、現金108に売上金以外の例えば、商業施設101が釣銭用として現金警送者102に用意させた現金107が含まれている場合がある。この場合、売上金111以外の現金を、現金取り置分109として取り置く必要がある。
自動機103は、商業施設101によって運用されており、各テナントが釣銭準備金出金110、売上金111、両替112に利用する。自動機103は売上金管理システム104に繋がっており、自動機103での取引記録は逐一売上金管理システム104のデータベース105に記録される。
各テナント106は営業時間前に釣銭準備金110の出金により、小額金種の現金を借用し、営業時間中に自動機103に返却する。営業時間中に釣銭が不足した場合は、高額金種から小額金種への両替112を行う。営業時間終了後に、売上金111を自動機103に入金する。一連のテナントによる自動機103利用により、自動機103内の高額金種が増加し、小額金種が減少する。このため、商業施設101は現金警送者102に小額金種の現金107持ち込みを依頼する。
図2は、データベース105を構成するデータテーブルの例を示す。
データベース105は、ユーザ情報データテーブル201、取引履歴データテーブル202、釣銭返却要否データテーブル203、取引集計データテーブル204等で構成される。
ユーザ情報データテーブル201には、自動機を利用できるユーザが登録されている。取引履歴データテーブル202には、自動機で行われた取引の履歴が記録されている。釣銭返却要否データテーブル203には、前回装置の現金回収を行った後から現在までの各テナントの出金状況と釣銭返却状況が記録されている。取引集計データテーブル204には、前回装置内の現金を空にして現金回収を行ってから、次に現金回収を行った時までの各取引の集計データが記録されている。これらの情報は、図1の売上金管理システム104上で表示される。
図3は、ユーザ情報データテーブル201の例を示す。
ユーザID301に対し、使用するユーザの名前302、各ユーザの装置取扱い権限303、テナント名304が紐づいている。
図4は、取引履歴データテーブル202の例を示す。
取引番号401は取引が行われる度に連番で自動的に割り振られる。各取引の履歴は、日時402、ユーザID403、入金額404、出金額405、取引種別406、入金金種の枚数407、408、出金金種の枚数409、410等で構成される。入金金種407、408および出金金種409、410には自動機103で取扱っている金種全てが記録される。
図5は、釣銭返却要否テーブル203の例を示す。
各テナントID501、テナント名502、釣銭出金限度額503、釣銭出金額合計504、釣銭返却額合計505、未返却額506、釣銭要返却フラグ507等で構成される。釣銭要返却フラグ507のデータは3種類ある。出金した釣銭を全て返却している場合には、返却済のフラグが付く。出金した金額のうち、一部返却済の場合は、一部未返却フラグが付く。出金した金額全てを返却していない場合は、未返却のフラグが付く。
図6は、取引集計データテーブル204の例を示す。
現金回収日時601、前回現金回収日時602、装填入金合計603、釣銭出金合計604、釣銭返却合計605、売上金入金合計606、釣銭取り置き出金合計607等で構成される。装填入金合計603、釣銭出金合計604、釣銭返却合計605、売上金入金合計606、釣銭取り置き出金合計607は、それぞれ前回現金回収を行ってから、次に現金回収が行われるまでに取引された金額の合計金額である。装填入金が複数回行われた場合は、複数回の合計金額が装填入金合計603に表示される。釣銭出金、釣銭返却、売上金入金についても同様に、複数回取引が行われた場合は、複数回の合計金額が表示される。前回現金回収を行ってから、未だ現金回収を行っていない場合は、現金回収日時601には現在の時刻が表示され、釣銭取り置き出金合計607には釣銭取り置き出金予定の金額が記録される。
図6において、1行目は、前回現金回収してから今回現金回収するまでの記録である。使途は、取り置き出金分の算出である。2行目以下は、日毎の現金回収記録である。
図7は、実施例1の釣銭準備金装填フローの例を示す。
テナント701、自動機運用者702、自動機703、売上金管理システム704は、図1と同一のものと考えて良い。
まず、現金装填開始(705)では、自動機運用者702が、管理者IDと生体情報を入力する(706)。自動機703は入力されたID、生体情報を売上金管理システム704に照会し(707)、照合OK(708)であれば、現金投入画面を表示する(709)。自動機運用者702は釣銭準備金のために用意した現金を投入する(710)。
自動機703は投入された現金を計数し、収納し(711)、入金額を売上金管理システム704に通知する(712)。売上金管理システム704は入金額の通知(712)を受けると、装填入金額を記録する(713)。これにより、図2の取引履歴データテーブル202、取引集計データテーブル204が更新される。管理者IDと生体情報の認証(708)にて照合NGの場合は、売上金管理システム704は認証NG(714)を自動機703に通知し、自動機703で認証NGが表示され(715)、取引が終了する。釣銭準備金装填は自動機運用中に複数回行われることもあり、その度に装填入金額が記録(713)され、図2の取引履歴データテーブル202、取引集計データテーブル204が更新される。
図8は、実施例1の釣銭出金フローの例を示す。
テナント801、自動機運用者802、自動機803、売上金管理システム804は、図1と同一のものと考えて良い。釣銭出金開始(805)後、テナント801のユーザは、ユーザID、パスワードを入力する(806)。自動機803は入力されたIDとパスワード情報を売上金管理システム804により照合(807)し、認証OKだった場合は、売上金管理システム804に対して、テナント情報照会を行う(808)。
図3のユーザ情報データテーブル201にて、各ユーザIDがテナント名と結びついているため、ユーザIDとパスワードの入力により、テナント情報照会(808)が出来る。売上金管理システム804はテナント情報照会(808)の通知を受けると、図5の釣銭返却要否データテーブルを参照し、釣銭返却状況をチェックする(809)。
売上金管理システム804は、釣銭要返却フラグ507が返却済の場合は、釣銭出金限度額503に書かれた金額を自動機803に通知し(810)、釣銭要返却フラグ507が一部返却済の場合は、釣銭出金限度額503から未返却額506の金額を差し引いた額を自動機803に通知する(810)。
自動機803は売上金管理システム804から通知された金額を出金可能額として自動機803の画面上に表示する(811)。テナント801は出金可能額の範囲で現金を出金し、現金を受け取る(812)。テナントが現金を受け取ると(812)、自動機803は、売上金管理システム804に釣銭出金額を通知し(816)、売上金管理システム804は釣銭出金額を記録する(813)。これにより、図2の取引履歴データテーブル202、釣銭返却要否データテーブル203、取引集計データテーブル204が更新される。
(809)にて釣銭返却状況が未返却だった場合は、売上金管理システム809は自動機に対して未返却額と出金不可を通知する(814)。自動機803は、売上金管理システム804から出金不可通知を受けると、「前回の釣銭金額¥30、000円が未返却のため、出金できません。」等の文言を表示する。
図9は、実施例1の釣銭返却フローの例を示す。
テナント901、自動機運用者902、自動機903、売上金管理システム904は、図1と同一のものと考えて良い。釣銭返却開始(905)後、テナント901のユーザは、ユーザID、パスワードを入力する(906)。自動機903は入力されたIDとパスワード情報を売上金管理システム904により照合し(907)、認証OKだった場合は、売上金管理システム904に対して、テナント情報照会を行う(908)。売上金管理システム904はテナント情報照会(908)の通知を受けると、図5の釣銭返却要否データテーブルを参照し、釣銭返却状況をチェックする(909)。
売上金管理システム904は、釣銭要返却フラグ507が返却済の場合は、自動機903に対し、釣銭返却済の通知を行い(917)、自動機903は釣銭返却済を画面に表示する(910)。釣銭要返却フラグ507が未返却または一部未返却の場合は、未返却額506に記録された金額を自動機903に通知する(911)。
自動機903は、売上金管理システム904から通知された金額を画面に表示し(912)、テナントのユーザは返却のための釣銭を投入する(913)。自動機903は、投入された現金を計数した後収納し(914)、入金された金額として売上金管理システム904に通知する(915)。売上金管理システム904は、入金額通知915を受けると、釣銭返却額を記録する(916)。これにより、図2の取引履歴データテーブル202、釣銭返却要否データテーブル203、取引集計データテーブル204が更新される。
図10は、実施例1の売上金入金フローの例を示す。
テナント1001、自動機運用者1002、自動機1003、売上金管理システム1004は、図1と同一のものと考えて良い。売上金入金開始(1005)後、テナント1001のユーザは、ユーザID、パスワードを入力する(1006)。自動機1003は入力されたID、パスワードを売上金管理システム1004に照会し(1007)、照合OK(1008)であれば、現金投入画面を表示する(1009)。
テナント1001が売上金を投入すると(1010)、自動機1003は現金を計数した後収納し(1011)、入金額を売上金管理システム1004に通知する(1012)。売上金管理システム1004は、自動機1003から入金額通知を受けると(1012)、入金額を記録する(1013)。これにより、図2の取引履歴データテーブル202、取引集計データテーブル204が更新される。ユーザIDとパスワードの認証(1008)にて照合NGの場合は、売上金管理システム1004は、認証NG(1014)を自動機1003に通知し、自動機1003で認証NGが表示され(1015)、取引が終了する。
図11は、実施例1の釣銭分取り置きフローの例を示す。
現金回収者1101、自動機運用者1102、自動機1103、売上金管理システム1104は、図1と同一のものと考えて良い。
釣銭分取り置き出金開始(1105)後、自動機運用者1102は、管理者ID、生体情報を入力する(1106)。自動機1103は入力されたID、生体情報を売上金管理システム1104に照会する(1107)。売上金入金管理システム1104は、管理者IDと生体情報を照合し(1108)、OKであれば、釣銭取り置き額を計算し(1109)、自動機1103に通知する。自動機1103は通知された釣銭取り置き額(1109)を受けて、金種選択画面を表示する(1110)。自動機運用者1102は、釣銭取り置き額(1109)の変更はできないが、金種選択画面(1110)にて、金種の変更が可能である。金種選択画面(1110)にて取り置きする金額と金種を確認したうえで、釣銭取り置き分として現金を受け取る(1111)。
自動機運用者1102が釣銭を受け取ると(1111)、自動機1103は売上金管理システム1104に釣銭取り置き分の出金額を売上金管理システム1104に通知し(1115)、売上金管理システム1104は、釣銭分出金額を記録する(1112)。これにより、図2の取引履歴データテーブル202、取引集計データテーブル204が更新される。
(1108)における照合がNGの場合、売上金管理システム1104は、認証NGを自動機1103に通知し(1113)、自動機1103は認証NGを画面に表示する(1114)。
図12は、実施例1の図11中における釣銭分取り置き額計算1109方法を説明するための装置内有高推移1201を示す。
まず、釣銭準備金装填後1202、装置には、装填額Xが入っている。装填額Xは図7の入金額記録713の合計であり、図6の取引集計データテーブル内の装填入金合計603と同一のものと考えて良い。
次に、各テナントが釣銭出金を行い、合計Yが釣銭出金されたとすると、釣銭出金後1203、釣銭取り置き額はX-Yとなる。釣銭出金分Yは図8の釣銭出金額記録813の合計であり、図6の取引集計データテーブル内の釣銭出金合計604と同一のものと考えて良い。
その後、釣銭返却により合計Zが装置内に戻されたとすると、釣銭返却後1204、釣銭取り置き額は、X-Y+Zとなる。釣銭返却額Zは図9の釣銭返却額記録916の合計であり、図6の取引集計データテーブル内の釣銭返却合計605と同一のものと考えて良い。
さらにその後、売上金入金が行われたとしても、売上金入金後1205の釣銭取り置き分はX-Y+Zのままである。
ここで、図12は自動機内に入っている釣銭取り置き額を説明するために描いた簡素化した図であり、必ずしも、図示した装置内有高推移1201の順番で推移する必要はない。
具体的には、図12では、釣銭準備金装填→釣銭出金→釣銭返却→売上金入金という流れになっている。しかし、必ずしもこの流れである必要はなく、釣銭準備金装填、釣銭出金、釣銭返却、売上金入金の取引が前後する形になっていても良い。例えば、釣銭準備金装填(1回目少なく準備)→釣銭出金→釣銭準備金装填(2回目)→釣銭出金→売上金入金→釣銭返却という順番でも良い。あるいは、釣銭準備金装填→売上金入金→釣銭出金→釣銭返却という順番でも良い。
図13は、図11中の金種選択画面1110の例である。
金種選択画面1301の釣銭取り置き額1302欄には、図6の釣銭取り置き出金合計が表示される。テナントからの未返却金額が0で且つ装填した各金種全てが自動機103に残っている場合、金種選択画面1301の各金種の枚数入力欄1303には装填した金種が自動で表示される。
テナントからの未返却金額が0だが、装填した金種のうち残っていない金種がある場合、残っていない金種よりも1金種高額金種の枚数を増やし、不足金種を減らして表示する。テナントからの未返却金がある場合は、装填した各金種をベースに枚数設定した後、高額金種から優先的に未返却額分を減らして表示する。
例えば、¥1が100枚しかない場合、残りの900円分は、1金種上位の¥5にて180枚追加表示される。¥5が200枚しかない場合は、¥10が90枚追加される。
これにより、商業施設101すなわち装置運用者は、出来る限り額面の小さい現金を取り置くことができ、売上金回収後に再度釣銭として利用することが出来る。
図14を参照して、実施例2における売上金管理システムの全体構成について説明する。
実施例1においては、自動機運用者を商業施設101とし、自動機103の利用者はテナント106とした。実施例2では、現金警送者にユーザIDを付与し、図14に示すように、小額金種から高額金種への両替1407を可能とする。その他の構成は、図1に示す実施例1の売上金管理システムの構成と同じなのでその説明は省略する。
実施例2によれば、実施例1と同様に商業施設1401による現金取り置き1409を小額金種で行うことで、現金警送者が持ち込んで両替する現金1407を減らすことが出来る。
上記実施例によれば、複数のテナントを備えた商業施設が運用する自動機によって、複数のテナントの売上金や釣銭準備金及び自動機運用者である商業施設の資金を管理する際に、より確実に現金取り置きを実現することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明する為に詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置換することも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、各構成を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
101 商業施設
102 現金警送者
103 自動機
104 売上金管理システム
105 DB
106 テナント
107、108 現金
109 現金取置き
110 釣銭準備金
111 売上金
112 両替

Claims (12)

  1. 複数のテナントを有する商業施設内に設置された自動機に接続された売上金管理システムであって、
    前記売上金管理システムは、
    前記商業施設の自動機運用者が釣銭準備金として予め取り置きすべき釣銭取り置き額を計算して前記自動機に送り、
    前記自動機は、
    複数の前記テナントから入金された売上金と区別可能なように、前記釣銭取り置き額を表示することを特徴とする売上金管理システム。
  2. 前記売上金管理システムは、
    前記釣銭準備金を前記自動機に装填した後の装填額の合計を釣銭入金額X、前記テナントによる釣銭出金後の釣銭出金額の合計を釣銭出金額Y、前記テナントから前記自動機内に戻された釣銭返却額の合計を釣銭返却額Zとした場合、
    前記釣銭取り置き額として、釣銭装填額X-釣銭出金額Y+釣銭返却額Zを計算することを特徴とする請求項1に記載の売上金管理システム。
  3. 前記売上金管理システムは、
    取引集計データテーブルを格納するデータベースを有し、
    前記取引集計データテーブルは、
    前記釣銭入金額X、前記釣銭出金額Y及び前記釣銭返却額Zを記録し、
    前記売上金管理システムは、
    前記取引集計データテーブルから、前記釣銭入金額X、前記釣銭出金額Y及び前記釣銭返却額Zを読み出して、前記釣銭取り置き額として、前記釣銭入金額X-前記釣銭出金額Y+前記釣銭返却額Zを計算することを特徴とする請求項2に記載の売上金管理システム。
  4. 前記取引集計データテーブルは、
    前記売上金と前記釣銭取り置き額を区別可能なように、前記売上金が前記自動機に入金された場合、入金された前記売上金と、前記売上金が入金された後の前記釣銭取り置き額を記録することを特徴とする請求項3に記載の売上金管理システム。
  5. 前記売上金管理システムは、
    釣銭の返却状況を判定し、
    前記釣銭の返却状況の判定の結果、
    前記釣銭が返却済の場合は、釣銭出金限度額を前記自動機に通知し、
    前記釣銭が一部返却済の場合は、前記釣銭出金限度額から未返却額の金額を差し引いた金額を前記自動機に通知し、
    前記自動機は、
    前記売上金管理システムから通知された金額を表示し、
    前記売上金管理システムは、
    前記取引集計データテーブルに、前記自動機から出金された前記釣銭出金額Yを記録することを特徴とする請求項3に記載の売上金管理システム。
  6. 前記売上金管理システムは、
    前記釣銭の返却状況の判定の結果、
    前記釣銭の返却状況が未返却だった場合は、前記未返却額と出金不可を前記自動機に通知し、
    前記自動機は、
    前記未返却額と前記出金不可を表示することを特徴とする請求項5に記載の売上金管理
    システム。
  7. 前記売上金管理システムは、
    釣銭の返却状況を判定し、
    前記釣銭の返却状況の判定の結果、
    前記釣銭の返却状況が一部未返却の場合は、釣銭未返却金額を前記自動機に通知し、
    前記自動機は、
    前記釣銭未返却金額を表示し、
    前記売上金管理システムは、
    前記取引集計データテーブルに、前記自動機から投入された前記釣銭未返却金額を前記釣銭返却額Zとして記録することを特徴とする請求項3に記載の売上金管理システム。
  8. 前記売上金管理システムは、
    前記釣銭の返却状況を判定し、
    前記釣銭の返却状況の判定の結果、
    前記釣銭の返却状況が返却済の場合は、前記自動機に釣銭返却済の通知を行い、
    前記自動機は、
    前記釣銭返却済であることを表示することを特徴とする請求項7に記載の売上金管理システム。
  9. 前記自動機は、
    前記自動機運用者が前記釣銭取り置き額の金種の変更が可能なように、前記釣銭取り置き額を金種選択画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の売上金管理システム。
  10. 前記金種選択画面は、
    前記釣銭取り置き額を表示するための釣銭取り置き額表示欄と、
    前記釣銭取り置き額の前記金種の枚数を設定するための枚数設定ボタンと、を有することを特徴とする請求項9に記載の売上金管理システム。
  11. 複数のテナントを有する商業施設内に設置された自動機であって、
    前記自動機は、
    複数の前記テナントから入金された売上金と、前記商業施設の自動機運用者が釣銭準備金として予め取り置きすべき釣銭取り置き額とを区別可能なように、前記釣銭取り置き額を表示することを特徴とする自動機。
  12. 複数のテナントを有する商業施設内に設置された自動機に接続された売上金管理システムを用いた売上金管理方法であって、
    前記売上金管理システムにより、前記商業施設の自動機運用者が釣銭準備金として予め取り置きすべき釣銭取り置き額を計算して前記自動機に送るステップと、
    前記自動機により、複数の前記テナントから入金された売上金と区別可能なように、前記釣銭取り置き額を表示するステップと、
    を有することを特徴とする売上金管理方法。
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