JP7221418B2 - モータ駆動装置および空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、モータを駆動するモータ駆動装置および空気調和機に関する。
空気調和機の室外機は、モータを駆動するモータ駆動装置を備えている。特許文献1に記載のモータ駆動装置は、交流電源を整流するコンバータ回路と、コンデンサの機能を用いてコンバータ回路から出力された電圧を昇圧する昇圧回路と、昇圧された電圧を用いてモータを駆動するインバータ回路とを備えている。
特開2019-88047号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、昇圧回路を用いる場合であっても、昇圧回路を用いない場合と同じ容量のコンデンサを用いて電荷を蓄えているので、昇圧の際に電荷を蓄えるコンデンサを小型化することができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、昇圧回路を用いつつ、昇圧の際に電荷を蓄えるコンデンサを小型化することができるモータ駆動装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のモータ駆動装置は、交流電源を整流するコンバータ回路と、コンバータ回路から出力された電荷を蓄える第1のコンデンサと、第1のコンデンサを充電することで、コンバータ回路から出力された電圧を昇圧する昇圧回路と、第1のコンデンサから供給される電圧を用いてモータを駆動するインバータ回路と、を備える。第1のコンデンサは、昇圧回路の後段に配置されており、昇圧回路から出力された電荷が第1のコンデンサに蓄えられ、蓄えられた電荷がインバータ回路に供給されることで、コンバータ回路から出力された電圧が昇圧された状態でインバータ回路に供給される。Nを1よりも大きな数として昇圧回路がコンバータ回路から出力された電圧をN倍に昇圧する場合の第1のコンデンサの容量を第1の容量とし、昇圧回路が無い場合の第2のコンデンサの容量を第2の容量とすると、第1の容量は、第2の容量よりも小さく、かつ第2の容量のN分の1以上である。
本発明にかかるモータ駆動装置は、昇圧回路を用いつつ、昇圧の際に電荷を蓄えるコンデンサを小型化することができるという効果を奏する。
実施の形態にかかる空気調和機の構成を示す図 実施の形態にかかるモータ駆動装置の構成を示す図 昇圧回路を備えていないモータ駆動装置の構成を示す図 昇圧回路を備えていないモータ駆動装置の、コンデンサ出力電圧の概略的な波形を示す図 実施の形態にかかるモータ駆動装置の、コンデンサ出力電圧の概略的な波形を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるモータ駆動装置および空気調和機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、実施の形態にかかる空気調和機の構成を示す図である。空気調和機100は、室内機1と、室外機4と、表示装置8とを備えている。空気調和機100は、室内機1と室外機4とが分かれたセパレートタイプの空気調和機である。
室内機1内には、室内制御装置2と、室内ファン3とが設けられている。室外機4内には、室外ファン5と、室外制御装置6と、圧縮機7と、モータ14とが設けられている。室内制御装置2は、室外制御装置6および表示装置8に接続されている。
室内制御装置2は、室内機1を制御し、室内ファン3は、室内の空気を循環させる。室外制御装置6は、室外機4を制御し、室外ファン5は、室外機4に空気を供給する。圧縮機7は、冷媒を圧縮して空気の温度を変化させる。
表示装置8は、空気調和機100の運転等の情報を表示する。表示装置8は、空気調和機100の使用者によって目視可能となっている。室外機4は、圧縮機7を動作させるモータ14を備えており、室外制御装置6は、モータ14を駆動するモータ駆動装置200を備えている。
図2は、実施の形態にかかるモータ駆動装置の構成を示す図である。モータ駆動装置200は、ブリッジダイオード10と、昇圧回路11と、電荷蓄積部12と、インバータ回路13とを備えている。モータ駆動装置200は、基板上に、ブリッジダイオード10、昇圧回路11、電荷蓄積部12、およびインバータ回路13が配置されることで構成されている。
ブリッジダイオード10は、交流電源9および電荷蓄積部12に接続されており、電荷蓄積部12は、昇圧回路11およびインバータ回路13に接続されている。また、インバータ回路13は、昇圧回路11、電荷蓄積部12、およびモータ14に接続されている。
ブリッジダイオード10は、コンバータ回路の機能を有しており、交流電源9から印加される三相交流電圧を整流して直流電圧に変換する。ブリッジダイオード10では、6個のダイオードがブリッジ接続されている。なお、交流電源9から印加される交流電圧が単相である場合、ブリッジダイオード10は、4個のダイオードがブリッジ接続される。
昇圧回路11は、ブリッジダイオード10から出力される電圧を、例えば2倍の電圧に昇圧する回路である。すなわち、昇圧回路11の例は、倍電圧回路である。なお、昇圧回路11は、ブリッジダイオード10から出力される電圧を1.5倍、4倍等の2倍以外の倍数の電圧に昇圧してもよい。すなわち、昇圧回路11は、ブリッジダイオード10から出力される電圧より大きな電圧に昇圧するのであれば、何倍に昇圧してもよい。
昇圧回路11は、リアクタ11aと、正極側のスイッチング素子であるスイッチング素子11bと、負極側のスイッチング素子であるスイッチング素子11cと、ダイオード11dと、ダイオード11eとを有している。スイッチング素子11bが第1のスイッチング素子であり、スイッチング素子11cが第2のスイッチング素子である。また、ダイオード11dが第1のダイオードであり、ダイオード11eが第2のダイオードである。なお、昇圧回路11は、リアクタ11aを有していなくてもよい。
リアクタ11aは、ブリッジダイオード10の正極側出力に接続されている。ダイオード11dは、アノード側が、正極側の接続点21を介してリアクタ11aに接続されている。また、ダイオード11dは、カソード側が正極側の接続点23を介して電荷蓄積部12に接続されている。
ダイオード11eは、カソード側が、負極側の接続点22を介してブリッジダイオード10の負極側出力に接続されている。また、ダイオード11eは、アノード側が、負極側の接続点24を介して電荷蓄積部12に接続されている。接続点21が第1の接続点であり、接続点22が第2の接続点である。
接続点21と接続点22との間には、スイッチング素子11bと、スイッチング素子11cとが直列に接続されている。具体的には、正極側のスイッチング素子11bが、接続点21および接続点25に接続され、負極側のスイッチング素子11cが接続点22および接続点25に接続されている。すなわち、スイッチング素子11bは、接続点21を介してダイオード11dのアノード側に接続され、スイッチング素子11cは、接続点22を介してダイオード11eのカソード側に接続されている。
電荷蓄積部12は、昇圧回路11から送られてくる電荷を蓄える。電荷蓄積部12は、正極側の平滑電解コンデンサであるコンデンサ12aと、負極側の平滑電解コンデンサであるコンデンサ12bとを有している。
電荷蓄積部12では、コンデンサ12aとコンデンサ12bとが、接続点23と接続点24との間に直列に接続されている。具体的には、正極側のコンデンサ12aが、接続点23および接続点26に接続され、負極側のコンデンサ12bが接続点24および接続点26に接続されている。接続点23は、ダイオード11dのカソード側およびインバータ回路13に接続されており、接続点24は、ダイオード11eのアノード側およびインバータ回路13に接続されている。すなわち、コンデンサ12aは、接続点23を介して昇圧回路11の正極側出力に接続され、コンデンサ12bは、接続点24を介して昇圧回路11の負極側出力に接続されている。接続点26は、接続点25に接続されている。
モータ駆動装置200では、昇圧回路11から出力された電荷がコンデンサ12a,12bに蓄えられ、蓄えられた電荷がインバータ回路13に供給されることで、ブリッジダイオード10から出力された電圧が昇圧された状態でインバータ回路13に供給される。この場合において、ダイオード11d,11eは、コンデンサ12a,12bに蓄えられた電荷が昇圧回路11に戻らないよう、コンデンサ12a,12bで保持させる。
インバータ回路13は、電荷蓄積部12によって平滑された直流電圧を交流電圧に変換してモータ14に印加する。このように、モータ14へは、電荷蓄積部12からインバータ回路13を介して電源が供給される。
インバータ回路13は、複数のトランジスタとダイオードをそれぞれ並列に接続し、かつ三相ブリッジにした回路である。具体的には、インバータ回路13は、3つのレグを有しており、各レグが、正極側の母線と負極側の母線との間で並列に接続されている。第1のレグは、U相の上アームスイッチング素子と、U相の下アームスイッチングとが直列に接続された回路部である。第2のレグは、V相の上アームスイッチング素子と、V相の下アームスイッチングとが直列に接続された回路部である。第3のレグは、W相の上アームスイッチング素子と、W相の下アームスイッチングとが直列に接続された回路部である。インバータ回路13の正極側の母線は、接続点23に接続されており、インバータ回路13の負極側の母線は、接続点24に接続されている。
なお、図2では、交流電源9を三相電源としているが、交流電源9は、単相電源でもよい。交流電源9が単相電源である場合、コンバータ回路であるブリッジダイオード10は、単相電源に合わせた構成とされる。モータ14の一例は、三相モータである。
次に、空気調和機100の動作について説明する。空気調和機100では、室外機4の室外制御装置6が、室外ファン5および圧縮機7を駆動し、室内制御装置2が、室外制御装置6から送られてくる信号を受信して室内ファン3を駆動して室内の空気調和を行う。
また、室外制御装置6では、ブリッジダイオード10が交流電源9を全波整流し、昇圧回路11が昇圧を行う。そして、電荷蓄積部12が全波整流および昇圧された電圧を平滑する。さらに、室外制御装置6では、インバータ回路13が、昇圧および平滑された直流電圧を交流電圧に変換してモータ14に印加することでモータ14を駆動する。
図3は、昇圧回路を備えていないモータ駆動装置の構成を示す図である。図3に示すようにモータ駆動装置201は、ブリッジダイオード10と、電荷蓄積部12Xと、インバータ回路13とを備えている。すなわち、モータ駆動装置201は、モータ駆動装置200と比較して、昇圧回路11を備えていない。
モータ駆動装置201では、ブリッジダイオード10が、交流電源9、電荷蓄積部12Xおよびインバータ回路13に接続されており、インバータ回路13が、電荷蓄積部12Xおよびモータ14に接続されている。
ブリッジダイオード10の正極側出力は、正極側の接続点31を介してインバータ回路13に接続されている。また、ブリッジダイオード10の負極側出力は、負極側の接続点32を介してインバータ回路13に接続されている。
電荷蓄積部12Xは、ブリッジダイオード10から出力された電荷を蓄える。電荷蓄積部12Xは、正極側の平滑電解コンデンサであるコンデンサ12cと、負極側の平滑電解コンデンサであるコンデンサ12dとを有している。
電荷蓄積部12Xでは、コンデンサ12cとコンデンサ12dとが、接続点31と接続点32との間に直列に接続されている。具体的には、正極側のコンデンサ12cが、接続点31および負極側のコンデンサ12dに接続され、負極側のコンデンサ12dが接続点32および正極側のコンデンサ12cに接続されている。すなわち、コンデンサ12cは、接続点31を介してブリッジダイオード10の正極側出力およびインバータ回路13の正極側の母線に接続されている。コンデンサ12dは、接続点32を介してブリッジダイオード10の負極側出力およびインバータ回路13の負極側の母線に接続されている。
コンデンサ12c,12dの容量は、昇圧回路11が配置されない場合に要求される大きさである。従来、モータ駆動装置201に昇圧回路を配置した場合であっても、容量の大きなコンデンサ12c,12dをそのまま採用していた。本実施の形態では、モータ駆動装置200に昇圧回路11を配置しつつ、第1のコンデンサであるコンデンサ12a,12bの第1の容量を、第2のコンデンサであるコンデンサ12c,12dの第2の容量よりも小容量としている。例えば、昇圧回路11が、ブリッジダイオード10から出力される電圧を2倍の電圧に昇圧する場合、コンデンサ12a,12bの容量は、コンデンサ12c,12dの容量の2分の1である。
つぎに、モータ駆動装置200の電荷蓄積部12でのコンデンサ12a,12bによる電圧の平滑処理、およびモータ駆動装置201の電荷蓄積部12Xでのコンデンサ12c,12dによる電圧の平滑処理について説明する。図4は、昇圧回路を備えていないモータ駆動装置の、コンデンサ出力電圧の概略的な波形を示す図である。図5は、実施の形態にかかるモータ駆動装置の、コンデンサ出力電圧の概略的な波形を示す図である。
図4では、破線で示した電圧波形52が全波整流された電圧波形であり、実線で示した電圧波形42がコンデンサ12c,12dで平滑された後の電圧波形(コンデンサ出力電圧)である。また、図5では、破線で示した電圧波形51が全波整流された電圧波形であり、実線で示した電圧波形41がコンデンサ12c,12dで平滑された後の電圧波形である。ここでは、モータ駆動装置200,201において、交流電源9の出力がピーク電圧100Vであり、インバータ回路13への入力電圧が80Vである場合について説明する。
昇圧回路を有さないモータ駆動装置201においては、電荷蓄積部12Xで平滑された電圧は、図4に示した電圧波形42となり、80Vを維持するために、あるいは80V以下に低下するのを回避するために、リプルを小さくする必要がある。
昇圧回路11を有するモータ駆動装置200においては、ブリッジダイオード10を介した交流電源9の出力電圧は、昇圧回路11によってピーク電圧200Vの電圧に変換される。そして、モータ駆動装置200の電荷蓄積部12で平滑された電圧は、図5に示した電圧波形41となり、大きなリプルでもインバータ回路13への入力電圧として80Vを得ることができる。
コンデンサの容量は、以下の式(1)により求めることができる。式(1)において、Cはコンデンサの容量、Pはコンデンサの出力電力、tはコンデンサにおける放電時間、V0はコンデンサへの充電電圧、V1はコンデンサの放電電圧である。
Figure 0007221418000001
昇圧回路を有さないモータ駆動装置201と、昇圧回路11を有するモータ駆動装置200とで、インバータ回路13およびモータ14が同じであるとすると、コンデンサ12a,12bとコンデンサ12c,12dとで、出力電力P、放電時間t、放電電圧V1は同じとなる。ところが、昇圧回路11を有する場合のコンデンサ12a,12bの充電電圧V0は、昇圧回路を有さない場合のコンデンサ12c,12dの充電電圧V0の2倍となる。コンデンサ12a,12bの充電電圧V0が第1の充電電圧であり、コンデンサ12c,12dの充電電圧V0が第2の充電電圧である。
式(1)より、出力電力P、放電時間t、放電電圧V1が同じで、充電電圧V0が2倍になった場合、電解コンデンサの容量は2分の1に小さくなる。これにより、昇圧回路11を有するモータ駆動装置200では、コンデンサ12a,12bの容量を、昇圧回路を有さないモータ駆動装置201のコンデンサ12c,12dの容量よりも小容量にすることができる。
このように、本実施の形態では、モータ駆動装置200において、昇圧回路11を配置するとともに、昇圧回路11を配置しない場合のコンデンサ12c,12dよりもコンデンサ12a,12bの容量を小さくしている。例えば、Nを1よりも大きな数として昇圧回路11がブリッジダイオード10から出力される電圧をN倍の電圧に昇圧する場合、コンデンサ12a,12bの容量をコンデンサ12c,12dの容量のN分の1としておく。これにより、昇圧回路11による昇圧の大きさに応じて、コンデンサ12a,12bの容量を小さくすることができる。なお、コンデンサ12a,12bの容量は、コンデンサ12c,12dの容量のN分の1以上であり、かつコンデンサ12c,12dの容量よりも小さければ何れの容量であってもよい。コンデンサ12a,12bの容量をC1とし、コンデンサ12c,12dの容量をC2とした場合、コンデンサ12a,12bの容量の例は、(1/N)×C2≦C1<C2を満たす容量である。
コンデンサの外形は容量に比例して大きくなるため、コンデンサが小容量になることで、コンデンサを小型化することが可能となる。したがって、コンデンサ12a,12bの外形寸法は、コンデンサ12c,12dの外形寸法よりも小さくすることができる。
従来、モータ駆動装置201に昇圧回路を配置した場合であっても、容量の大きなコンデンサ12c,12dをそのまま採用していたのでコンデンサ12c,12dの外形は大きなままであった。
なお、本実施の形態で説明した交流電源9のピーク電圧の値、インバータ回路13への入力電圧の値等は一例であり、モータ駆動装置200へは、他のいかなる値を適用してもよい。
なお、本実施の形態では、コンデンサ12a,12bが電解コンデンサである場合について説明したが、コンデンサ12a,12bを電解コンデンサではなく、フィルムコンデンサとしてもよい。本実施の形態では、コンデンサ12a,12bを小容量にできるので、コンデンサ12a,12bをフィルムコンデンサ等とした場合であっても必要な容量を確保することができる。
また、本実施の形態のモータ駆動装置200は、モータ14等の負荷の種類によっては、スイッチング素子11b,11cを高速にスイッチングさせるといった使い方はしない。このため、モータ駆動装置200では、負荷の種類によってスイッチング素子11b,11cの発熱およびノイズが大きくなるようなことはない。したがって、スイッチング素子11b,11cの寿命が短くなることはない。
このように実施の形態では、Nを1よりも大きな数として昇圧回路11がブリッジダイオード10から出力された電圧を2倍に昇圧する場合のコンデンサ12a,12bの容量が、昇圧回路が無い場合の容量の2分の1である。したがって、モータ駆動装置200において、昇圧回路11を用いつつ、昇圧の際に電荷を蓄えるコンデンサ12a,12bを小型化することができる。
また、小容量のコンデンサ12a,12bを使用できるので、平滑電解コンデンサに限らず、フィルムコンデンサ等を適用することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 室内機、2 室内制御装置、3 室内ファン、4 室外機、5 室外ファン、6 室外制御装置、7 圧縮機、8 表示装置、9 交流電源、10 ブリッジダイオード、11 昇圧回路、11a リアクタ、11b,11c スイッチング素子、11d,11e ダイオード、12,12X 電荷蓄積部、12a,12b,12c,12d コンデンサ、13 インバータ回路、14 モータ、21~26,31,32 接続点、41,42,51,52 電圧波形、100 空気調和機、200,201 モータ駆動装置。

Claims (7)

  1. 交流電源を整流するコンバータ回路と、
    前記コンバータ回路から出力された電荷を蓄える第1のコンデンサと、
    前記第1のコンデンサを充電することで、前記コンバータ回路から出力された電圧を昇圧する昇圧回路と、
    前記第1のコンデンサから供給される電圧を用いてモータを駆動するインバータ回路と、
    を備え、
    前記第1のコンデンサは、前記昇圧回路の後段に配置されており、前記昇圧回路から出力された電荷が前記第1のコンデンサに蓄えられ、蓄えられた電荷が前記インバータ回路に供給されることで、前記コンバータ回路から出力された電圧が昇圧された状態で前記インバータ回路に供給され、
    Nを1よりも大きな数として前記昇圧回路が前記コンバータ回路から出力された電圧をN倍に昇圧する場合の前記第1のコンデンサの容量を第1の容量とし、前記昇圧回路が無い場合の第2のコンデンサの容量を第2の容量とすると、
    前記第1の容量は、前記第2の容量よりも小さく、かつ前記第2の容量のN分の1以上であるモータ駆動装置。
  2. 前記第1のコンデンサは、電解コンデンサである、
    請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記第1のコンデンサは、フィルムコンデンサである、
    請求項1に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記昇圧回路は、前記コンバータ回路から出力された電圧を2倍に昇圧する倍電圧回路である、
    請求項1から3の何れか1つに記載のモータ駆動装置。
  5. 前記昇圧回路は、
    前記コンバータ回路の正極出力側にアノードが接続された第1のダイオードと、
    前記コンバータ回路の負極出力側にカソードが接続された第2のダイオードと、
    前記第1のダイオードのアノードと前記正極出力側とを接続する第1の接続点を介して前記正極出力側に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記第2のダイオードのカソードと前記負極出力側とを接続する第2の接続点を介して前記負極出力側に接続された第2のスイッチング素子と、
    を有する、
    請求項1から4の何れか1つに記載のモータ駆動装置。
  6. 前記昇圧回路は、
    前記コンバータ回路の正極出力側と前記第1の接続点との間にリアクタが接続されている、
    請求項5に記載のモータ駆動装置。
  7. 請求項1から6の何れか1つに記載のモータ駆動装置と、
    前記モータ駆動装置により駆動されるモータを有した圧縮機と、
    を備える空気調和機。
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