JP7220885B2 - 役物装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、役物装置及びそれを備えた遊技機に関するものである。
従来の役物装置には、平面視円形で中央部分が低くなる旋回皿を用いるものがあった。この旋回皿の内周面には、複数の入球口が形成されており、旋回皿に流下してきた遊技球が内周面に沿って旋回した後、いずれかの入球口に落下する構成となっている。
特開平8-10401号公報
しかしながら、上記従来の役物装置は、遊技球が旋回皿内で旋回するのみであり、旋回皿内における遊技球の移動方向に意外性が無かった。そのため、遊技者にとって遊技の面白みに欠けるものであった。
そこで、遊技球の移動方向に意外性を持たせるために、例えば特許文献1のような遊技機が提案されている。この遊技機は、入球口に入球した遊技球に高速回転するように回転力を与える回転力付与手段と、回転力が与えられた遊技球が流下して旋回する椀状体と、を備えている。そして、椀状体に入球した遊技球は、自身の高速回転に基づいて、椀状体の内周面に沿って旋回した後、椀状体の内周面に形成された複数の入球口のいずれかに入球する。
しかしながら、特許文献1の遊技機では、遊技球の移動方向に一定の意外性を持たせることはできるが、遊技球が高速回転するため、遊技球の動きが速すぎて遊技球の動きを楽しめることができない。また、連続して複数の遊技球が椀状体に流下した場合には、衝突した遊技球同士で回転速度を弱め合うことが考えられ、十分な回転力を遊技球に付与できない虞があった。そのため、遊技者に面白みを与えることができなかった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、遊技球の移動方向に意外性を持たせるとともに、面白みを生じさせ得る役物装置および遊技機を提供することを目的とする。
本発明の役物装置は、
遊技盤の盤面に沿って流下する遊技球を受け入れ、周縁から略中央に向かって傾斜するように凹む球受け面を有する球受け部材と、
前記球受け面に受けられた遊技球を前記球受け部材の外方に送り出す球送出部材と、
前記球受け部材の外方に位置して、前記球送出部材によって前記球受け部材から外方に送り出された遊技球が入球する入球口を有する枠部材と、
を備え、
前記球受け部材又は前記球送出部材の少なくとも一方が回転することによって、前記球受け面に受けられた遊技球を前記球送出部材により前記球受け部材の外方の前記枠部材に送り出し、前記入球口に入球させるとともに、
前記球受け面の底部に球落下口が設けられ、
前記球受け部材および前記球送出部材は、前記球受け部材又は前記球送出部材の少なくとも一方が上下動することによって、前記球受け面と前記球送出部材との間隙が遊技球が通過可能な間隔に拡開して前記球落下口から遊技球が落下可能となる開放状態と、前記球受け面と前記球送出部材との間隙が前記球送出部材により遊技球が受け止められ前記球落下口から遊技球が落下不能となる閉鎖状態と、に変化することを特徴とする。
本発明の遊技機は、上記役物装置を備えることを特徴とする。
本発明の役物装置および遊技機は、球受け部材において周縁から略中央に向かって傾斜するように凹む球受け面に受けられた遊技球が、球送出部材によって球受け部材の外方に送り出される構成である。これにより、遊技球は、球受け面の傾斜に逆らって球受け部材の外方に移動していくことになる。そのため、遊技球は、周縁から略中央に向かって傾斜するように凹む球受け面において、通常想定される移動方向(球受け面の傾斜に沿って自重で流下する移動方向)とは異なる移動方向に移動するため、動きに意外性を持たせることができる。そして、このような意外性のある動きで遊技球が入球口に送り出されるため、入球口に至る過程に面白みを与えることができる。したがって、遊技球の移動方向に意外性を持たせるとともに、面白みを生じさせ得る役物装置および遊技機を実現することができる。
本発明の役物装置は、球受け面の底部に球落下口が設けられていてもよい。球受け部材および球送出部材は、球受け部材または球送出部材の少なくとも一方が上下動することによって、球受け面と球送出部材との間隙が遊技球が通過可能な間隔に拡開して球落下口から遊技球が落下可能となる開放状態と、球受け面と球送出部材との間隙が球送出部材により遊技球が受け止められ球落下口から遊技球が落下不能となる閉鎖状態と、に変化してもよい。
この構成によれば、球受け部材または球送出部材の少なくとも一方が上下動することによって、球受け面と球送出部材との間隙が遊技球が通過可能な間隔に拡開して球落下口から遊技球が落下可能となる開放状態となることで、球受け面の底部に流下してきた遊技球は、球送出部材によって外方に送り出される前に、球落下口から落下することになる。一方で、球受け部材および球送出部材は、球受け面と球送出部材との間隙が球送出部材により遊技球が受け止められて球落下口から遊技球が落下不能となる閉鎖状態となることで、落下を回避した遊技球に対して球送出部材によって球受け部材の外方に送り出す機会を与えることができる。したがって、球受け部材および球送出部材は、開放状態と閉鎖状態との間で変化することによって、入球口への入球の期待感を変化させることができ、演出効果を高めることができる。
本発明の役物装置は、球送出部材が、球受け部材および球送出部材が開放状態であるときに、球受け面と球送出部材との間隙の一部を閉鎖し、球落下口から遊技球が落下することを阻止する阻止片を有していてもよい。
この構成によれば、球受け部材および球送出部材が開放状態であっても、阻止片によって球落下口から遊技球が落下することを阻止することができる。そのため、球受け部材および球送出部材の間隙が遊技球が球落下口から落下し得る状態であっても、阻止片によって落下することを阻止された遊技球を球送出部材によって球受け部材の外方(入球口)に送り出す機会を与えることができる。したがって、演出効果をより一層高めることができる。
本発明の役物装置は、球受け部材が、球受け面における底部から、遊技球を枠部材に送り出す開放端部に向かって遊技球の一部が嵌まる浅溝状の案内路を有していてもよい。
この構成によれば、球送出部材によって遊技球を球受け部材の外方(枠部材)に送り出す際に、遊技球の一部が案内路に嵌まることで、遊技球が底部から球受け部材の開放端部まで案内路に沿うように案内されて枠部材に送り出されることになる。そのため、案内路に沿って所望の移動経路で安定的に遊技球を送り出すことができる。
本発明の役物装置は、球受け部材が、複数の案内路を有していてもよい。複数の案内路は、球送出部材により遊技球が送られる側の縁部が溝部から遊技球が外れ難い角形状である第1案内路と、遊技球が送られる側の縁部が第1案内路よりも遊技球が外れ易い曲面形状である第2案内路と、を含んでいてもよい。
この構成によれば、遊技球が第1案内路に沿って底部から球受け部材の開放端部まで案内されて送り出される場合に、遊技球が第1案内路から外れ難いため、遊技球が入球口に入球する期待感を高めることができる。一方で、遊技球が第2案内路に沿って底部から球受け部材の開放端部まで案内されて送り出される場合に、第1案内路に案内されて送り出されるより遊技球が第2案内路から外れ易いため、遊技球が入球口に入球するドキドキ感を高めることができる。したがって、第1案内路又は第2案内路のいずれかに遊技球が嵌まるかによって、遊技球が入球口に入球する確率を変化させて、演出効果を高めることができる。
本発明の役物装置は、案内路が、遊技球の送り方向とは反対側に向かって凸となる湾曲放射状であってもよい。
この構成によれば、案内路は、遊技球の送り方向に対して滑らかに傾斜する形状となるため、遊技球の送り方向に対して直交するような形状に比べて、遊技球の送り方向に遊技球を外し出すような作用が生じ難くなる。そのため、案内路に沿って遊技球を安定して送り出すことができる。
本発明の役物装置は、球送出部材が、遊技球を送り出す作用片を備え、作用片が球受け面に略平行となるように配置されていてもよい。
この構成によれば、作用片が球受け面に略平行となるように配置されることで、作用片が球受け面に沿うように遊技球を送り出すことができる。そのため、球受け面に対する作用片の位置が安定した状態で維持され、作用片によって遊技球を安定して送り出すことができる。
本発明の役物装置は、作用片が、遊技球の送り方向に凸となる湾曲状であってもよい。
この構成によれば、作用片は、遊技球の送り方向に対して滑らかに傾斜しつつ、遊技球の送り方向とは反対側で外方に向く形状となるため、遊技球の送り方向に対して直交するような形状に比べて、案内路から遊技球の送り方向に遊技球を外し出すような作用が生じ難い状態で外方に送り出し易くなる。したがって、遊技球を案内路に沿って安定して送り出すことができる。
本発明の役物装置は、作用片が、球送出部材に対して遊技球を滞留させるように支持する支持段部を具備していてもよい。
この構成によれば、支持段部によって球送出部材に対して遊技球を滞留させる状態にすることで、遊技球が作用片から離れ難くなり、球送出部材によって遊技球を安定して送り出すことができる。
本発明の役物装置は、球送出部材が、複数の作用片を有していてもよい、複数の作用片は、支持段部を具備する第1作用片と、支持段部を具備しない第2作用片と、を含んでいてもよい。
この構成によれば、第1作用片によって遊技球を送り出す場合には、支持段部に遊技球を滞留させることで、遊技球を安定して球受け部材から送り出すことができる。一方で、第2作用片によって遊技球を送り出す場合には、支持段部を利用しないため、第1作用片と比して遊技球を球受け部材から送り出す安定感に差ができる。したがって、第1作用片又は第2作用片のいずれで遊技球を送り出すかによって、遊技球の送り出しにおける安定度が異なるため、ゲーム性をより一層高めることができる。
本発明の役物装置は、球送出部材が、球受け面の底部の近傍に位置する部位に、底部に近づく遊技球に接触して拡散させる接触片を有していてもよい。
この構成によれば、球受け面の底部の近傍に流下してきた遊技球を、接触片が接触して拡散させて球受け面の底部よりも上方に移動させることで、遊技球を球送出部材によって球受け部材の外方に送り出す機会を与えることができる。これにより、ゲーム性をより一層高めることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る遊技機を例示する正面図である。 図2は、図1の役物装置を前方側且つ斜め上方側から見た斜視図である。 図3は、図1の役物装置を前方側且つ斜め上方側から見た分解斜視図である。 図4は、図1の役物装置を前方側且つ斜め下方側から見た分解斜視図である。 図5は、図1の役物装置の駆動機構を斜め下方側から見た斜視図である。 図6(A)は、球受け部材が上昇位置に位置するときの、図1の役物装置の正面図であり、図6(B)は、球受け部材が下降位置に位置するときの正面図である。 図7(A)は、球送出部材が所定の回転位置に位置する状態の平面図であり、図7(B)は、図7(A)に示す状態から球送出部材が所定角度回転した状態の平面図である。 図8(A)は、球受け部材が上昇位置に位置するときの図7(A)のA-A断面に相当する側断面図であり、図8(B)は、球受け部材が下降位置に位置するときの図7(A)のA-A断面に相当する側断面図である。 図9(A)は、球受け部材が上昇位置に位置するときの図7(A)のB-B断面に相当する側断面図であり、図9(B)は、球受け部材が下降位置に位置するときの図7(A)のB-B断面に相当する側断面図である。 図10(A)は、第2実施形態に係る球送出部材を上方側から見た斜視図であり、図10(B)は、平面図である。 図11(A)は、第3実施形態に係る球送出部材を上方側から見た斜視図であり、図11(B)は、平面図である。 図12(A)は、第4実施形態に係る球送出部材を上方側から見た斜視図であり、図12(B)は、平面図である。 図13は、他の実施形態に係る球受け部材の平面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る役物装置、及び遊技機を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されており、遊技者側に配される前面枠2に形成された窓部3に透明板(ガラス板等)が配置されている。また、透明板の後方(奥側)には、遊技盤4が配置され、この遊技盤4上にガイドレール等によって区画された遊技領域4a(遊技球が流下可能な領域)が形成され、遊技者が透明板を介して遊技領域4aを視認できるように構成されている。遊技領域4aの中央付近には、中央役物12が配設され、それぞれ後述する電動チューリップ9、排出流路11、特別入賞口13、及び役物装置20が設けられている。中央役物12の下方には、作動口5a,5bが設けられている。中央役物12の右下側には、アタッカーとして構成される大入賞口6が設けられている。また、窓部3の下方には、遊技球を受ける遊技球受皿7が設けられており、この遊技球受皿7の右側下方には回転操作によって球を打ち出す発射ハンドル8が設けられている。
なお、本明細書では、遊技盤4の前面(盤面)と直交する方向を前後方向とし、遊技盤4の前面(盤面)に対し遊技者が位置するべき側を前方側、それとは反対側(即ち、遊技機1奥側)を後方側とする。また、遊技領域4aを遊技球が流下する方向(鉛直方向)を上下方向とする。また、上記「前後方向」及び「上下方向」と直交する方向を左右方向とし、遊技機1前方側から見て左側を左方向、右側を右方向とする。
作動口5a,5bは、遊技領域4aを流下する遊技球を入球させて、入球した遊技球を検出するように機能する。作動口5a,5bは、入球した遊技球を検出すると、図示しない制御装置(CPUやメモリ等を備えた装置)に球検知信号を送信する。作動口5a,5bから球検知信号を受信した制御装置は、所定個数の賞球の払い出しの制御と、後述する電動チューリップ9の開放動作の制御を行う。なお、作動口5aに遊技球が入球した場合、電動チューリップ9の羽根9aの開放動作が1回行われ、作動口5bに遊技球が入球した場合、電動チューリップ9の羽根9aの開放動作が2回行われる。
電動チューリップ9は、図示しない電気的駆動源(例えばソレノイド)の動作に応じて、遊技球が入賞口9bに入賞し易い状態と、遊技球が入賞口9bに入賞し難い状態とに変化するように羽根9aが開閉する構成である。遊技領域4aを流下して入賞口9bに入り込んだ遊技球は、図示しない球検出センサで入球が検出されて、排出流路11を介して、役物装置20の上方に排出されるようになっている。排出流路11は、管状に構成され、電動チューリップ9に入賞した遊技球を役物装置20に導くように機能する。
以下、役物装置20について詳しく説明する。
図2に示す役物装置20は、球受け部材70に受けられた遊技球を球送出部材80が回転することによって、球受け部材70の外方の枠部材40に送り出し、入球口42に入球させるように動作する装置である。役物装置20は、図3、図4に示すように、ベース部材30と、枠部材40と、リンク部材50と、昇降部材60と、球受け部材70と、球送出部材80と、を備えている。以下、役物装置20を構成する部材について詳しく説明する。
ベース部材30は、図2に示すように、役物装置20を構成する他の部材を支持する土台として構成され、遊技領域4aにおける中央役物12の開口凹部12aに固定されている(図1参照)。ベース部材30は、図3、図4に示すように、略円筒状であり、主に、ベース部材30の外殻を構成する外筒状部31と、外筒状部31の内側に位置する内筒状部32と、外筒状部31と内筒状部32を跨ぐ略リング板状の上壁部33と、内筒状部32の底壁部34と、一部が後述する球通路30dを構成するカバー部材35と、から構成されている。外筒状部31は、内筒状部32と上壁部33を介して連なっている。具体的には、外筒状部31の上端が上壁部33の外縁につながり、内筒状部32の上端が上壁部33の内縁につながっている。底壁部34は、内筒状部32の下側の開放部分を、下端よりも僅かに上方の位置で閉塞するように形成されている。カバー部材35は、図8に示すように、内筒状部32における底壁部34よりも下方の開放部分を閉塞している。
ベース部材30は、図3に示すように、上壁部33の上面から周方向の一部を除いて上方に立ち上がる支持周壁部30aと、底壁部34の略中心位置から上方に立ち上がる円筒形状の軸受部30bと、後述するモータ36の駆動軸36bが臨む挿通孔30c(図4参照)と、球通路30d(図4参照)と、後述するモータ37の駆動軸37bが臨む挿通孔30e(図9参照)と、外筒状部31の周壁に球通路30dと連通するように開口した球排出口30fと、が形成されている。支持周壁部30aには、図3に示すように、所定の間隔(中心周りに120°等配)で上方に開放するスリット30gが形成されており、後述する昇降部材60の昇降をガイドする。軸受部30bは、図8、図9に示すように、下端は底壁部34の下方側に開放されている。挿通孔30cは、図4、図8に示すように、底壁部34において、軸受部30bよりも外側の位置で壁厚方向に貫通する孔である。球通路30dは、図8に示すように、後述するカバー部材35の傾斜板部35bとともに、内筒状部32の上端付近から、球排出口30fへと径方向に延びる通路を構成している。挿通孔30eは、図9に示すように、上壁部33において、壁厚方向に貫通する孔である。球排出口30fは、外筒状部31の下端において、四角形状に切り欠かれて形成されている。
カバー部材35は、図3、図4に示すように、外縁の一部が径方向に突出した略円板状に形成され、円形の板状部35aと、傾斜板部35bと、を備えている。板状部35aは、内筒状部32の下側の開放部分を閉塞している。板状部35aの中心には、後述する球送出部材80の回転軸84に第2ギヤ36dをビス着するための円形の貫通孔35cが形成されている。板状部35aにおける貫通孔35cよりも外側には、後述する第1ギヤ36cの軸部が臨む円形の貫通孔35dが形成されている。傾斜板部35bは、上面が外側に向かうにつれて低位置となるように傾斜している。
ベース部材30は、図8に示すように、モータ36を内筒状部32内に収容するとともに、図9に示すように、モータ37を外筒状部31と内筒状部32の間に収容している。モータ36は、公知のモータとして構成されている。具体的には、モータ36は、駆動力を発生させる本体部36aと、本体部36aの動作によって回動軸線G1(図8参照)回りに回動する駆動軸36bと、を備えている。本体部36aは、図8に示すように、底壁部34上に下向き配置され、駆動軸36bが挿通孔30cに挿通されている。駆動軸36bは、第1ギヤ36cが組み付けられている。第1ギヤ36cは、貫通孔35dに一部が挿通した状態で、底壁部34と板状部35aの間に収容されている。第2ギヤ36dは、後述する球送出部材80の回転軸84の先端に組付けられ、第2ギヤ36dの軸部が貫通孔35cに臨んだ状態で、底壁部34と板状部35aの間に収容されている。
モータ37は、正逆回転する公知のモータとして構成されている。モータ37は、図3、図4に示すように、駆動力を発生させる本体部37aと、本体部37aの動作によって回動軸線G2(図9参照)回りに回動する駆動軸37bと、を備えている。本体部37aは、図9に示すように、上壁部33の下面に上向き状態で固定され、駆動軸37bが挿通孔30eに挿通されている。駆動軸37bは、第3ギヤ37cが組み付けられている。第3ギヤ37cは、上壁部33と後述するリンク部材50の間に配置されている。
枠部材40は、図3、図4に示すように、円形リング状であり、円形リング状の通路部41と、通路部41に形成された入球口42と、円形リング状の壁部である周壁部43と、を備えている。通路部41は、上方が開放された球通路である。入球口42は、通路部41の外周部分の所定位置において外側に開口する開口部分である。通路部41を構成する底壁部は、入球口42に向かって低位置となるように傾斜している。周壁部43は、周方向に沿うように、通路部41の下面から下方に延出する壁部である。枠部材40は、図8に示すように、周壁部43がベース部材30の支持周壁部30aを囲うように上壁部33上に固定されている。
リンク部材50は、図3、図4に示すように、筒状の周壁部51と、周壁部51の上端から外側に張り出す上張出部52と、周壁部51の下端から内側に張り出す下張出部53と、上張出部52の所定位置から外側に突出する3つの突出部54と、を備えている。3つの突出部54は、上張出部52の外周面において、中心周りに120°等配で形成される突起である。リンク部材50は、突出部54の内側から周壁部51を下方に沿って延びるように切り欠かれ、さらに周壁部51の周方向に沿って切り欠かれたガイド溝55が形成されている。ガイド溝55は、図6に示すように、周壁部51の周方向の一方側(上方から見て時計回り側)に向かうにつれて低位置となる傾斜部55aを備えている。下張出部53の下面の一部(ガイド溝55の長さと同じ程度の長さ部分)には、図4に示すように、周方向に沿って外向きの歯部が並ぶギヤ部56が形成されている。リンク部材50は、図8に示すように、ベース部材30の支持周壁部30a内に配置され、上張出部52が支持周壁部30a上に位置するようにして、上壁部33の上面に周設されたリブ33aによって回転自在に支持されている。
昇降部材60は、図3、図4に示すように、主に、球受け部材70を支持する擂鉢状の支持部63の中央に円筒状の窪部61が形成され、その中心を上下に貫くように内筒部62が形成されている。内筒部62は、図8、図9に示すように、軸受部30bが挿通される。窪部61の周壁面の所定位置には、遊技球が通過可能な開口が形成され、窪部61の底部は開口に向かって下傾している。また、開口に連通するように窪部61の径方向外側且つ下側に突出する通路部64が形成されている。通路部64は、図8に示すように、ベース部材30の球通路30dに連通する。支持部63には、外縁の所定位置から垂下する3つの延出片65が形成されている。3つの延出片65は、支持部63の外周において、中心周りに120°等配で形成される。延出片65には、外側に突出する被ガイド部66が形成されている。各被ガイド部66は、図5、図6に示すように、リンク部材50の各ガイド溝55に挿通され、ガイド溝55(具体的には、傾斜部55a)によってガイドされる。
球受け部材70は、図3、図4に示すように、平面視円形のすり鉢状の皿形をしており、排出流路11から排出された遊技球を受ける構成である(図8(A)参照)。球受け部材70は、中央側から外側に向かうにつれて高位置となる傾斜状(実施例では約30度の傾斜角度)の球受け面71と、球受け面71の外縁に連なる周壁部72と、を備えている。球受け面71は、言い換えれば周縁から略中央(底部)に向かって下傾するように凹んでおり、底部には、昇降部材60の窪部61と連通する円形の球落下口75が形成されている。球受け部材70は、図8、図9に示すように、例えばネジ等によって昇降部材60に固定されており、昇降部材60と共にリンク部材50の稼動により昇降する。
球受け面71には、図7に示すように、底部(球落下口75の縁部)から球受け部材70の外縁(開放端部)に向かって延びるように遊技球の一部が嵌まる浅溝状の第1案内路73および第2案内路74が形成されている。本実施形態1では、球受け面71に、2つの第1案内路73、および4つの第2案内路74が形成されている。第1案内路73および第2案内路74は、球受け部材70の外縁(開放端部)に遊技球を送り出す送出端部73c,74cがそれぞれ形成されている。第1案内路73および第2案内路74は、遊技球の送り方向(図7では時計回り側)とは反対側(図7では反時計回り側)に向かって凸となる湾曲放射状である。すなわち、第1案内路73および第2案内路74は、時計回りに進むにつれて外方に向かう構成である。第1案内路73および第2案内路74は、それぞれの遊技球の送り側とは反対側の縁部73b,74bが曲面形状である。すなわち、縁部73b,74bは、球受け面71に対して滑らかに連なっている。第1案内路73は、遊技球の送り側の縁部73aが遊技球の外れ難い角形状である。すなわち、縁部73aは、球受け面71とともに角部を構成している。一方で、第2案内路74は、遊技球の送り側の縁部74bが第1案内路73よりも遊技球の外れ易い曲面形状である。すなわち、縁部74bは、球受け面71に対して滑らかに連なっている。なお、第1案内路73および第2案内路74は、球受け面71の底部(球落下口75の縁部)から、球落下口75を中心として90度回転した外縁に向かって長く形成され、遊技者が少しでも長く溝部を遊技球が移動するのを楽しめるようにしている。また、第1案内路73および第2案内路74を、球落下口75から外方に向かう方向において重なるように設けることで、遊技球が第1案内路73または第2案内路74から外れて球落下口75に向かっても隣設する第1案内路73または第2案内路74に再度嵌まり、外方の枠部材40に送られるチャンスを得ることができる。
球送出部材80は、図3、図4に示すように、球受け部材70の球受け面71に受けられた遊技球を球受け部材70の外方に送り出すように機能する。球送出部材80は、図3、図4に示すように、略円柱形状の本体部81と、球受け部材70の外方に遊技球を送り出す第1作用片82および第2作用片83と、回転軸84と、を備えている。本実施形態1では、球送出部材80は、1つの第1作用片82、および2つの第2作用片83を備えている。第1作用片82および第2作用片83は、本体部81の外周から外方に湾曲放射状に延出し、遊技球の送り側(回転方向、図7では時計回り)に凸となる湾曲状の羽根である。第1作用片82および第2作用片83は、球受け部材70の球受け面71に略平行となるように外方に向かうにつれて回転軸84と離れる方向(上向き方向)に傾斜している。第1作用片82および第2作用片83は、本体部81の周方向に120°等配で形成されている。第1作用片82は、図7に示すように、球送出部材80に対して遊技球を滞留させるように支持する2つの支持段部82aが形成されている。支持段部82aは、遊技球の送り側とは反対側に凹となる湾曲状部分である。2つの支持段部82aは、第1作用片82の先端側において、先端側から基端側に並んで形成されている。第2作用片83は、支持段部82aのような部分が形成されておらず、滑らかに湾曲している。第1作用片82および第2作用片83は、図2、図8に示すように、球受け面71に略平行となるように配置されている。
回転軸84は、図3、図4に示すように、細長い円柱状で、本体部81の一方面(図3、図4では下面)の中心から延出している。回転軸84は、図8、図9に示すように、軸受部30bに挿通して軸受けされている。球送出部材80の中心軸(回転軸84の中心軸)と球受け部材70の中心軸(球落下口75を通る中心軸)は、同軸上に位置する。本体部81の上部にはドーム状のキャップ85が嵌め込まれており、本体部81と回転軸84とを固着するビスを隠蔽している。また、本体部81には、球落下口75と球送出部材80(本体部81)との間隙の一部を閉鎖し、球落下口75から遊技球が落下することを阻止する阻止片86を備えている。阻止片86は、本体部81における一方面側の縁の一部から下方に延出する壁部である。阻止片86は、第1作用片82の基端部付近から、隣の第2作用片83の基端部付近に亘って形成されている。
次に、球受け部材70の昇降動作について説明する。
球受け部材70は、図6(A)(B)に示すように、昇降動作を行う。具体的には、図6(A)に示すように、被ガイド部66がガイド溝55内の傾斜部55aの上端付近に位置する状態において、被ガイド部66が傾斜部55aに支持されることで、昇降部材60および球受け部材70が上昇位置に位置している。図6(A)に示す状態から、モータ37が図5矢印Aに示す第1回転方向(上方から見て時計回りの回転方向)に回転すると、駆動軸37bに固定された第3ギヤ37cも第1回転方向に回転することになる。第3ギヤ37cが第1回転方向に回転すると、第3ギヤ37cに噛み合っているギヤ部56が第2回転方向(上方から見て反時計回りの回転方向)に回転することになる。ギヤ部56が第2回転方向に回転するように作用を受けることで、リンク部材50が第2回転方向に回転力を付与されることになる。すると、リンク部材50は、支持周壁部30aを中心として第2回転方向に回転する。被ガイド部66は、図6(B)に示すように、傾斜部55aに沿って傾斜部55aの下端位置まで移動することになる。これにより、図8(B)に示すように、球受け部材70がリンク部材50に対して下方に移動して下降位置に位置し、球送出部材80と球受け面71(球落下口75の開口端)との間隙が、球落下口75から遊技球が落下可能となる開放状態となる。
そして、図6(B)に示す状態から、モータ37が図5矢印Bに示す第2回転方向に回転すると、駆動軸37bに固定された第3ギヤ37cも第2回転方向に回転することになる。第3ギヤ37cが第2回転方向に回転すると、第3ギヤ37cに噛み合っているギヤ部56が第1回転方向に回転することになる。ギヤ部56が第1回転方向に回転するように作用を受けることで、リンク部材50が第1回転方向に回転力を付与されることになる。すると、リンク部材50は、支持周壁部30aを中心として第1回転方向に回転する。被ガイド部66は、図6(A)に示すように、傾斜部55aに沿ってガイド溝55(傾斜部55a)の上端位置まで移動することになる。これにより、球受け部材70がリンク部材50に対して上方に移動して上昇位置に位置し、球送出部材80と球受け面71(球落下口75の開口端)の間隙が、球落下口75から遊技球が落下不能となる閉鎖状態となる。以上のようなモータ37の正逆動作を繰り返すことによって、球受け部材70は、ベース部材30に回転自在に組み付けられた球送出部材80に対して、昇降動作を行なう。このとき、被ガイド部66はベース部材30のスリット30g内を上下するため、球受け部材70は回転することなく昇降動作のみを行う。なお、実施例においては、リンク部材50の回転制御は、モータ37のステップ数を制御して行っているが、リンク部材50の回転位置又は球受け部材70(リンク部材50)の昇降位置をセンサで検知して、モータ37を正逆させるようにしてもよい。
次に、役物装置20の回転動作について説明する。
球送出部材80は、図7に示すように、球受け部材70に対して回転動作を行なう。具体的には、モータ36が図5矢印Cに示す第2回転方向に回転すると、駆動軸36bに固定された第1ギヤ36cも第2回転方向に回転することになる。第1ギヤ36cが第2回転方向に回転すると、第1ギヤ36cに噛み合っている第2ギヤ36dが図5矢印Dに示す第1回転方向に回転することになる。第2ギヤ36dが第1回転方向に回転することで、第2ギヤ36dが固定されている回転軸84が第1回転方向に回転作用を受ける。そして、球送出部材80は、球受け部材70に対して、回転軸線G3(図8参照)を中心に第1回転方向(図7では時計回り)に回転することになる。第1作用片82および第2作用片83は、球受け面71に略平行な状態で球受け面71に沿って回転する。この時のモータ36の回転速度は、例えば100pps(pulse per sec)となるように制御されており、遊技者が球送出部材80により送られる遊技球の動きを楽しむように球送出部材80をゆっくり回転させるようにしている。
次に、役物装置20による遊技球の球送り動作について説明する。
まず、作動口5a,5bへの入賞により電動チューリップ9の羽根9aが所定回数開放し、遊技領域4aを流下して入賞口9bに入り込んだ遊技球は、図8(A)に示す遊技球B1のように、排出流路11を介して役物装置20の上方に排出され、球受け面71に受けられる。ここで、上述したように球受け部材70が球送出部材80に対して昇降動作を行うことで、図8に示すように、遊技球が球落下口75に落下可能な状態と落下不能な状態とに変化することになる。具体的には、役物装置20は、図8(A)に示すように、球受け部材70が上昇位置に位置する場合、球送出部材80(より具体的には、本体部81における一方面(図8では下面)側の縁)と球受け面71(球落下口75の開口端)の間隙S1が遊技球の直径よりも小さくなる。これにより、役物装置20は、間隙S1から球落下口75に遊技球が落下不能である閉鎖状態となる。例えば、図8(A)に示す遊技球B5は、間隙S1から球落下口75に落下せず、その後、球送出部材80によって球受け部材70から送り出されることになる。
一方で、役物装置20は、図8(B)に示すように、球受け部材70が下降位置に位置する場合、間隙S1が遊技球の直径よりも大きくなる。これにより、球受け部材70および球送出部材80は、間隙S1から球落下口75に遊技球が落下可能である開放状態となる。例えば、図8(B)に示す遊技球B5は、間隙S1から球落下口75に落下する。その後、遊技球B5は、窪部61から通路部64および球通路30dを通過して、例えば外れ口として構成される球排出口30fから外れ球として排出される。
なお、球受け部材70および球送出部材80は、図9(B)に示すように、間隙S1が遊技球の直径よりも大きくなる開放状態となっていても、その間隙S1の一部を阻止片86によって球落下口75に遊技球が落下することを阻止する構成となっている。すなわち、阻止片86は、球受け部材70および球送出部材80が開放状態であるときに、球送出部材80と球受け面71(球落下口75の開口端)の間隙の一部を閉鎖して間隙S2を形成する。例えば、図9(A)に示すように、球受け部材70および球送出部材80が閉鎖状態にあるときに、遊技球B6は、間隙S1を介して球落下口75から落下しない。そして、図9(B)に示すように、球受け部材70および球送出部材80が閉鎖状態にあるときに、遊技球B6は、遊技球の直径よりも大きくなった間隙S1を介して球落下口75から落下する。しかしながら、阻止片86と球落下口75との間隙S2は、遊技球の直径よりも小さくなるため、間隙S2から遊技球B7が球落下口75に落下しない。
球送出部材80と球落下口75の間隙を介して球落下口75から落下しない遊技球は、球送出部材80(具体的には、第1作用片82または第2作用片83)によって球受け部材70の外方に送り出される。例えば、図7(A)に示すように、球受け面71に受けられた遊技球B2は、第1作用片82によって、球受け部材70の外方に送り出される。遊技球B2は、第1案内路73に一部が嵌まり込んで、底部(球落下口75の縁部)から送出端部73cまで第1案内路73に沿うように案内されて送り出される。これにより、遊技球B2は、第1案内路73に沿った移動経路で安定的に送り出される。特に、第1作用片82は、2つの支持段部82aのいずれかに遊技球を滞留させることで、遊技球を枠部材40(入球口42)に向かってより一層安定的に送り出すことができる。図7(B)に示すように、第1作用片82によって球受け部材70から枠部材40に送り出された遊技球B3は、図7(B)に示す遊技球B3のように、枠部材40の通路部41を入球口42に向かって前方に転がり、入球口42に入球する。入球口42に入球した遊技球は、特別入賞口13(図1参照)に入球し、大入賞口6が開放する大当たり状態となる。
また、例えば、図7(A)に示すように、球受け面71に受けられた遊技球B4は第2作用片83によって、球受け部材70の外方に送り出される。遊技球B4は、第2案内路74に一部が嵌まり込んで、図7(A)に示す位置から図7(B)に示す位置への移動のように、第2案内路74に沿うように案内されて送り出される。具体的には、遊技球B4は、底部(球落下口75の縁部)から送出端部74cまで第2案内路74に沿うように案内されて送り出される。これにより、遊技球B4は、第2案内路74に沿った移動経路で枠部材40に送り出される。第2作用片83によって球受け部材70から送り出された遊技球B4は、図7(B)に示す遊技球B3のように、枠部材40の通路部41を入球口42に向かって前方に転がり、入球口42に入球する。入球口42に入球した遊技球は、図1に示すように、特別入賞口13に入球し、大入賞口6が開放する大当たり状態となる。
このように、球送出部材80によって遊技球が第1案内路73又は第2案内路74に沿って送り出されることで、遊技球は、球受け面71の傾斜に逆らって球受け部材70の外方に移動していくことになる。そのため、遊技球は、周縁から略中央に向かって傾斜するように凹む球受け面71において、通常想定される移動方向(球受け面71の傾斜に沿って自重で流下する移動方向)とは異なる移動方向に移動するため、動きに意外性を持たせることができる。そして、このような意外性のある動きで遊技球が入球口42に送り出されるため、入球口42に至る過程に面白みを与えることができる。したがって、遊技球の移動方向に意外性を持たせるとともに、面白みを生じさせ得る役物装置20を実現することができる。
第1案内路73および第2案内路74は、図7に示すように、遊技球の送り側(図7では時計回り側)とは反対側に向かって凸となる湾曲放射状である。これにより、遊技球の送り方向(図7では時計回り)に対して滑らかに傾斜する形状であるため、遊技球の送り方向に対して直交するような形状(径方向に延びる放射形状)に比べて、遊技球の送り方向に遊技球を外し出すような作用が生じ難くなる。そのため、第1案内路73および第2案内路74に沿って安定して遊技球を送り出すことができる。
なお、第1案内路73における遊技球の送り側の縁部73bは、遊技球の外れ難い角形状であるため、縁部74bが曲面形状である第2案内路74と比べて、第1作用片82によって送出端部73cから送り出され易くなっている。そのため、第1案内路73又は第2案内路74のいずれかに遊技球が嵌まるかによって、遊技球が入球口42に入球する期待感を変化させて、演出効果を高めることができる。
また、第1作用片82および第2作用片83は、図2、図8に示すように、球受け面71に略平行となるように配置されているため、第1作用片82および第2作用片83が球受け面71に沿うように遊技球を送り出すことができる。そのため、球受け面71に対する第1作用片82および第2作用片83の位置が安定した状態で維持され、第1作用片82および第2作用片83によって遊技球を安定して送り出すことができる。
また、第1作用片82および第2作用片83は、本体部81の外周から外方に湾曲放射状に延出し、遊技球の送り側(回転方向、図7では時計回り)に凸となる湾曲状の羽根である。そのため、第1作用片82および第2作用片83は、遊技球の送り方向に対して滑らかに傾斜しつつ、遊技球の送り側とは反対側で外方に向く形状となるため、遊技球の送り方向に対して直交するような形状に比べて、第1案内路73および第2案内路74から遊技球の送り方向に遊技球を外し出すような作用が生じ難い状態で外方に送り出し易くなる。したがって、遊技球を第1案内路73および第2案内路74に沿って安定して送り出すことができる。特に、図7に示すように、第1案内路73および第2案内路74が、遊技球の送り側(図7では時計回り側)とは反対側に向かって凸となる湾曲放射状であるため、第1作用片82および第2作用片83が、常に第1案内路73および第2案内路74に対して略直交するように交わる構成となる。そのため、第1案内路73および第2案内路74から遊技球の送り方向に遊技球を外し出すような作用が、非常に生じ難い状態で遊技球を枠部材40に向かって外方に送り出すことができる。
(第1実施形態の主な効果)
本第1実施形態の役物装置20及び遊技機1は、球受け部材70において周縁から略中央に向かって傾斜するように凹む球受け面71に受けられた遊技球が、球送出部材80によって球受け部材70の外方に送り出される構成である。これにより、遊技球は、球受け面の傾斜に逆らって球受け部材70の外方に移動していくことになる。そのため、遊技球は、周縁から略中央に向かって傾斜するように凹む球受け面71において、通常想定される移動方向(球受け面71の傾斜に沿って自重で流下する移動方向)とは異なる移動方向に移動するため、動きに意外性を持たせることができる。そして、このような意外性のある動きで遊技球が入球口42に送り出されるため、入球口42に至る過程に面白みを与えることができる。したがって、遊技球の移動方向に意外性を持たせるとともに、面白みを生じさせ得る役物装置20および遊技機1を実現することができる。
また、役物装置20は、球受け面71の底部に球落下口75が設けられている。球受け部材70および球送出部材80は、球受け部材70または球送出部材80の少なくとも一方が上下動することによって、球受け面71と球送出部材80との間隙が遊技球が通過可能な間隔に拡開して球落下口75から遊技球が落下可能となる開放状態と、球受け面71と球送出部材80との間隙が球送出部材80により遊技球が受け止められ球落下口75から遊技球が落下不能となる閉鎖状態と、に変化する。
これによれば、球受け部材70および球送出部材80が上下動することによって、球受け面71と球送出部材80との間隙が遊技球が通過可能な間隔に拡開して球落下口75から遊技球が落下可能となる開放状態となることで、球受け面71の底部に流下してきた遊技球は、球送出部材80によって外方に送り出される前に、球落下口75から落下することになる。一方で、球受け部材70および球送出部材80は、球受け面71と球送出部材80との間隙が球送出部材80により遊技球が受け止められ球落下口75から遊技球が落下不能となる閉鎖状態となることで、落下を回避した遊技球に対して球送出部材80によって球受け部材70の外方に送り出す機会を与えることができる。したがって、球受け部材70および球送出部材80は、開放状態と閉鎖状態との間で変化することによって、入球口42への入球の期待感を変化さえることができ、演出効果を高めることができる。
また、球送出部材80は、球受け部材70および球送出部材80が開放状態であるときに、球受け面71と球送出部材80との間隙の一部を閉鎖し、球落下口75から遊技球が落下することを阻止する阻止片86を有する。
これによれば、球受け部材70および球送出部材80が開放状態であっても、阻止片86によって球落下口75から遊技球が落下することを阻止することができる。そのため、球受け部材70および球送出部材80の間隙が遊技球が球落下口75から落下し得る状態であっても、阻止片86によって落下することを阻止された遊技球を球送出部材80によって球受け部材70の外方(入球口42)に送り出す機会を与えることができる。したがって、演出効果をより一層高めることができる。
また、球受け部材70は、球受け面71における底部から、遊技球を枠部材40に送り出す送出端部73c,74cにそれぞれ向かって遊技球の一部が嵌まる浅溝状の第1案内路73および第2案内路74を有する。
これによれば、球送出部材80によって遊技球を球受け部材70の外方(枠部材40)に送り出す際に、遊技球の一部が第1案内路73又は第2案内路74に嵌まることで、遊技球が底部から球受け部材70の開放端部まで第1案内路73又は第2案内路74に沿うように案内されて送出端部73c又は送出端部74cから枠部材40に送り出されることになる。そのため、第1案内路73又は第2案内路74に沿って所望の移動経路で安定的に遊技球を送り出すことができる。
また、球受け部材70は、複数の案内路を有している。案内路は、球送出部材80により遊技球が送られる側の縁部73aが溝部から遊技球が外れ難い角形状である第1案内路73と、遊技球が送られる側の縁部74aが第1案内路73よりも遊技球が外れ易い曲面形状である第2案内路74と、を含む。
これによれば、遊技球が第1案内路73に沿って底部から送出端部73c(球受け部材70の開放端部)まで案内されて送り出される場合に、遊技球が第1案内路73から外れ難いため、遊技球が入球口42に入球する期待感を高めることができる。一方で、遊技球が第2案内路74に沿って底部から送出端部74c(球受け部材70の開放端部)まで案内されて送り出される場合に、第1案内路73に案内されて送り出されるより遊技球が第2案内路74から外れ易いため、遊技球が入球口42に入球するドキドキ感を高めることができる。したがって、第1案内路73又は第2案内路74のいずれかに遊技球が嵌まるかによって、遊技球が入球口42に入球する確率を変化させて、演出効果を高めることができる。
また、第1案内路73又は第2案内路74は、遊技球の送り方向とは反対側に向かって凸となる湾曲放射状である。
これによれば、第1案内路73又は第2案内路74は、遊技球の送り方向に対して滑らかに傾斜する形状となるため、遊技球の送り方向に対して直交するような形状に比べて、遊技球の送り方向に遊技球を外し出すような作用が生じ難くなる。そのため、第1案内路73又は第2案内路74に沿って遊技球を安定して送り出すことができる。
また、球送出部材80は、遊技球を送り出す第1作用片82および第2作用片83を備え、第1作用片82および第2作用片83が球受け面71に略平行となるように配置されている。
これによれば、第1作用片82および第2作用片83が球受け面71に略平行となるように配置されることで、第1作用片82および第2作用片83が球受け面71に沿うように遊技球を送り出すことができる。そのため、球受け面71に対する第1作用片82および第2作用片83の位置が安定した状態で維持され、第1作用片82および第2作用片83によって遊技球を安定して送り出すことができる。
また、第1作用片82および第2作用片83は、遊技球の送り方向に凸となる湾曲状である。
これよれば、第1作用片82および第2作用片83は、遊技球の送り方向に対して滑らかに傾斜しつつ、遊技球の送り方向とは反対側で外方に向く形状となるため、遊技球の送り方向に対して直交するような形状に比べて、第1案内路73および第2案内路74から遊技球の送り方向に遊技球を外し出すような作用が生じ難い状態で外方に送り出し易くなる。したがって、遊技球を第1案内路73又は第2案内路74に沿って安定して送り出すことができる。
また、第1作用片82は、球送出部材80に対して遊技球を滞留させるように支持する支持段部82aを具備している。
これによれば、支持段部によって球送出部材80に対して遊技球を滞留させる状態にすることで、遊技球が作用片から離れ難くなり、球送出部材80によって遊技球を安定して送り出すことができる。
また、球送出部材80は、複数の作用片を有している。複数の作用片は、支持段部82aを具備する第1作用片82と、支持段部82aを具備しない第2作用片83と、を含んでいる。
これによれば、第1作用片82によって遊技球を送り出す場合には、支持段部82aに遊技球を滞留させることで、遊技球を安定して球受け部材70から送り出すことができる。一方で、第2作用片83によって遊技球を送り出す場合には、支持段部を利用しないため、第1作用片82と比して遊技球を球受け部材70から送り出す安定感に差ができる。したがって、第1作用片82又は第2作用片83のいずれで遊技球を送り出すかによって、遊技球の送り出しにおける安定度が異なるため、ゲーム性をより一層高めることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態の役物装置は、球送出部材の構成が主に第1実施形態の役物装置20と異なっている。したがって、第1実施形態と同一の部分については第1実施形態と同一の符号を付し、適宜、図1~9を参照し、詳細な説明は省略する。
第2実施形態の球送出部材280は、図10に示すように、球受け面71の底部(球落下口75)に近づく遊技球に接触して拡散させる4つの接触片287を備えている。接触片287は、本体部81の外周面から径方向に突出する板片である。接触片287は、第1実施形態と同様に、球送出部材280が球受け部材70に組み付けられた状態において、球受け部材70の球受け面71の底部(球落下口75)の近傍に位置する部位に形成されている。このような構成によって、球受け面71の底部(球落下口75)の近傍に流下してきた遊技球を、接触片287が接触して拡散させて球受け面71の底部(球落下口75)よりも上方に移動させることで、球落下口75から落下しそうな遊技球を再度球送出部材280によって球受け部材70の外方に送り出す機会を与えることができる。これにより、ゲーム性をより一層高めることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
第2実施形態の球送出部材280は、4つの接触片287を備えていたが、図11に示す第3実施形態の球送出部材380のように、接触片287よりもサイズの大きな接触片387を2つ備える構成であってもよい。具体的には、第3実施形態の球送出部材280は、接触片387が、本体部81の外周面において一方の第2作用片83の近傍から他方の第2作用片83の近傍に亘って、略円弧状で径方向に突出する板片である。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。
第2実施形態の球送出部材280は、板片状の接触片287を備えていたが、図12に示す第4実施形態の球送出部材480のように、突起形状の接触片487を備える構成であってもよい。具体的には、第4実施形態の接触片487は、本体部81の外周面において一方の第2作用片83の近傍から他方の第2作用片83の近傍に亘って、略円弧状で外方に湾曲放射状に延出している。すなわち、接触片487は、遊技球の送り側(回転方向、図12(B)では時計回り)に凸となる湾曲状の羽根である。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上述した第1実施形態において、球送出部材80が回転することで、回転しない球受け部材70から遊技球が送り出される構成であったが、球受け部材70が回転することで、回転しない球送出部材80によって球受け部材70から遊技球が送り出される構成であってもよい。例えば、球送出部材80がベース部材30に固定されており、モータによる駆動によって球受け部材70がベース部材30等に対して回転するような構成であってもよい。また、球送出部材80および球受け部材70が両方回転する構成であってもよい。
上述した第1実施形態では、球受け部材70が球送出部材80に対して昇降動作を行なうことで、球送出部材80と球受け面71(球落下口75の開口端)の間隙が、遊技球が球落下口75から落下可能な状態と落下不能な状態とに変化する構成であった。しかしながら、球送出部材80が球受け部材70に対して昇降動作を行なうことで、球送出部材80と球受け面71(球落下口75の開口端)の間隙が、遊技球が球落下口75から落下可能な状態と落下不能な状態とに変化する構成であってもよい。
上述した第1実施形態では、球受け部材70に2つの第1案内路73、および4つの第2案内路74が形成されている構成を示したが、案内路の数や組合せのパターンは、この構成以外であってもよい。例えば、図13に示すように、球受け部材270に、第2案内路74と同様の構成の第2案内路574が3つ形成されるような構成であってもよい。
上述した第1実施形態では、球送出部材80が、1つの第1作用片82、および2つの第2作用片83を備えている構成を示したが、案内路の数や組合せのパターンは、この構成以外であってもよい。
上述した第1実施形態では、球送出部材80によって球受け部材70から送り出された遊技球が、通路部41を介して入球口42に入球する構成を示したが、入球口42とは異なる入球口に入球する構成であってもよい。例えば、枠部材40に入球口を複数設けて、入球口42とは異なる入球口を外れ口としてもよく、球送出部材80によって送り出された遊技球が入球口42または外れ口に入球する構成であってもよい。また、第1実施形態では、常に球受け部材70の昇降動作を行うようにしたが、所定条件により球落下口と球送出部材との間隙を球落下口から遊技球が落下不能となる閉鎖状態として、球受け部材に受けられた遊技球が球落下口から落下することなく、球送出部材によって枠部材に送り出し入球口に入球するチャンスを増大させるようにしてもよく、所定時間後に球落下口と球送出部材との間隙を球落下口から遊技球が落下可能となる開放状態にして、球受け部材に受けられた遊技球を球落下口から落下させるようにしてもよい。このように制御することで、「チャンスタイム」として遊技者の興趣を高めることができる。
上述した第1実施形態では、モータ37の正逆回転(第1回転方向および第2回転方向への回転)によって球受け部材70の昇降動作を行なう構成を示したが、その他の構成によって球受け部材70の昇降動作を行なってもよい。例えば、リンク部材50の一方向のみの回転によって昇降部材60を昇降させる機構が設けられており、一方向のみ回転するモータの駆動によってリンク部材50を回転させる構成であってもよい。
1…遊技機
4…遊技盤
20…役物装置
40…枠部材
42…入球口
70,270…球受け部材
71…球受け面
75…球落下口
73…第1案内路(案内路)
73a,74a…縁部
73c,74c…送出端部(開放端部)
74…第2案内路(案内路)
80,280,380,480…球送出部材
82…第1作用片(作用片)
82a…支持段部
83…第2作用片(作用片)
86…阻止片
287,387,487…接触片

Claims (11)

  1. 遊技盤の盤面に沿って流下する遊技球を受け入れ、周縁から略中央に向かって傾斜するように凹む球受け面を有する球受け部材と、
    前記球受け面に受けられた遊技球を前記球受け部材の外方に送り出す球送出部材と、
    前記球受け部材の外方に位置して、前記球送出部材によって前記球受け部材から外方に送り出された遊技球が入球する入球口を有する枠部材と、
    を備え、
    前記球受け部材又は前記球送出部材の少なくとも一方が回転することによって、前記球受け面に受けられた遊技球を前記球送出部材により前記球受け部材の外方の前記枠部材に送り出し、前記入球口に入球させるとともに、
    前記球受け面の底部に球落下口が設けられ、
    前記球受け部材および前記球送出部材は、前記球受け部材又は前記球送出部材の少なくとも一方が上下動することによって、前記球受け面と前記球送出部材との間隙が遊技球が通過可能な間隔に拡開して前記球落下口から遊技球が落下可能となる開放状態と、前記球受け面と前記球送出部材との間隙が前記球送出部材により遊技球が受け止められ前記球落下口から遊技球が落下不能となる閉鎖状態と、に変化することを特徴とする役物装置。
  2. 前記球送出部材は、前記球受け部材および前記球送出部材が前記開放状態であるときに、前記球受け面と前記球送出部材との間隙の一部を閉鎖し、前記球落下口から遊技球が落下することを阻止する阻止片を有することを特徴とする請求項に記載の役物装置。
  3. 前記球受け部材は、前記球受け面における底部から、遊技球を前記枠部材に送り出す開放端部に向かって遊技球の一部が嵌まる浅溝状の案内路を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の役物装置。
  4. 前記球受け部材は、複数の前記案内路を有し、
    複数の前記案内路は、前記球送出部材により遊技球が送られる側の縁部が溝部から遊技球が外れ難い角形状である第1案内路と、遊技球が送られる側の縁部が前記第1案内路よりも遊技球が外れ易い曲面形状である第2案内路と、を含むことを特徴とする請求項に記載の役物装置。
  5. 前記案内路は、遊技球の送り方向とは反対側に向かって凸となる湾曲放射状であることを特徴とする請求項又は請求項に記載の役物装置。
  6. 前記球送出部材は、遊技球を前記枠部材に送り出す作用片を備え、前記作用片が前記球受け面に略平行となるように配置されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の役物装置。
  7. 前記作用片は、遊技球の送り方向に凸となる湾曲状であることを特徴とする請求項に記載の役物装置。
  8. 前記作用片は、前記球送出部材に対して遊技球を滞留させるように支持する支持段部を具備することを特徴とする請求項又は請求項に記載の役物装置。
  9. 前記球送出部材は、複数の前記作用片を有し、
    複数の前記作用片は、前記支持段部を具備する第1作用片と、前記支持段部を具備しない第2作用片と、を含むことを特徴とする請求項に記載の役物装置。
  10. 前記球送出部材は、前記球受け面の底部の近傍に位置する部位に、前記底部に近づく遊技球に接触して拡散させる接触片を有することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の役物装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の役物装置を備えることを特徴とする遊技機。
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