JP2020022671A - 遊技球振分装置 - Google Patents
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Description
下記特許文献1に示された遊技球振分装置は、クルーンと称されるスリ鉢状の皿が上下2段に配置され、該各皿の中央部には3つの球流落口が形成されていて、上段のクルーンに流入した遊技球はその3つの球流落口のうちの特定の球流落口に入ると下段のクルーンに導かれ、さらにその遊技球が3つの球流落口のうちの特定の球流落口に入ると、特定遊技状態に移行するように構成され、該各クルーンにおける遊技球の動きを遊技者が視認できるように構成したものである。
また、下記特許文献2に示された遊技球周回装置は、クルーンの中央に電動モータによって回転駆動される円筒状の回転リングを配置し、該回転リングには上方に突出する突出部が三角波状(鋸歯状)に形成され、該突出部の間を遊技球が通過可能にし、該回転リングの中心部に遊技球が流落する3つの球流落口が開設され、遊技球がどの球流落口に入るかにより遊技球が振り分けられるようにしたものである。
なお、一般に電子回路により常に一定の確率で大当たりや確変等の遊技者にとって有利な状況が到来するように構成された弾球遊技機もまた単調になり易いので、遊技に面白味がないという問題がある。
また、特許文献2に示された装置は、遊技球の動きが画一的になり易いとともに、回転リングの中心部に複数の球流落口を接近して設けねばならないので、遊技球が高速で激しく動くことと相俟って、遊技球が球流落口に入る瞬間が見届けられないため、どの球流落口に入ったのかが分かりにくく、そのために十分な娯楽性が得られないという問題がある。
そして非循環球流入孔80は前記回転円盤66aが回転した際に前記流入阻止球保持孔と相対するように開設されており、その相対した状態の時に後述する流路切替機構12から分岐した遊技球Pを受け入れることとなる。また、循環球流入孔81は前記回転円盤66aが回転した際に前記戻入球保持孔または排出球保持孔と相対するように開設されており、その相対した状態の時に後述する流路切替機構12から分岐した遊技球Pを受け入れることになる。
なお非循環球流入孔80は下部円盤体63aの外周縁の上面上部から上部円盤体64aの外周縁に亘って相対するように開設されているのに対し、循環球流入孔81は上部円盤体64aの外周縁にだけ相対するように開設されている。また、同様にケース体61aを前記組付板50aの傾斜に合わせてに固定した状態で外周壁面78の斜め下方位置となる部位に非循環球流出孔83と球流出孔84aを上下の高低差をもって開設している。また球流出孔84aは前記循環球流入孔81と同じく上部円盤体64aの外周縁にだけ相対するように開設されている。そして、非循環球流出孔83は前記非循環球流出孔80と同じく前記回転円盤66aが回転した際に前記流入阻止球保持孔と相対するように開設されており、該非循環球流出孔83には前記開閉弁60が設けられ、該開閉弁60により非循環球流出孔83が開閉され、該非循環球流出孔83が開動することによって前記流入阻止球保持孔にストックされていた遊技球Pを排出可能にしている。また球流出孔84aは前記循環球流入孔81と同じく前記戻入球保持孔または排出球保持孔と相対するように開設されている。そして、該球流出孔84aを前記球通路31aと連通させ、該球流出孔84aと前記排出球保持孔69,70,72,73,75,76とが相対した状態で該排出球保持孔69,70,72,73,75,76にて受け入れられていた遊技球Pは排出され前記球通路31aにより第2ゾーン側へ導かれる。
なおその一方の球流出孔83は前記非循環球流入孔80と同じく下部円盤体63aの外周縁の上面上部から上部円盤体64aの外周縁に亘って相対するように開設され、該非循環球流出孔83の外側に前記開閉弁60が対峙し、該開閉弁60により該非循環球流出孔83が開閉されるようにしている。
前記戻入球保持孔68,71,74と前記排出球保持孔69,70,72,73,75,76は、遊技領域から後述する流路切替機構12によって前記循環球流入孔81へ導かれた遊技球Pと球受皿10aの外周縁である切欠開口10a′からケース体61aの球受入口87aへ導かれた遊技球Pとを受け入れるように構成されており、前記戻入球保持孔68,71,74と前記排出球保持孔69,70,72,73,75,76は、受け入れた遊技球Pを遊技球振分装置内で循環する循環球として取り扱う循環球保持孔としての役割を有している。
また、前記流入阻止球保持孔69′,70′,72′,73′,75′,76′は、遊技領域から後述する流路切替機構12によって前記非循環球流入孔80へ導かれた遊技球Pしか受け入れることができないように構成されており、前記流入阻止球保持孔69′,70′,72′,73′,75′,76′は、受け入れた遊技球Pを前記開閉弁60が開動するまで前記球戻機構11a内にて保持し非循環球として取り扱う非循環球保持孔としての役割を有している。
なお、球戻機構11aを水平状に配置した場合には、循環球保持孔(排出球保持孔・戻入球保持孔)と非循環球保持孔(流入阻止球保持孔)との高低差は、循環球流入孔81と非循環球流入孔80の高低差に一致する。
さらに、球流出孔84aと非循環球流出孔83から排出される遊技球Pの排出位置との高低差とも一致する。
前記戻入球保持孔91,92,94,95,97,98と排出球保持孔93,96,99は、球受皿10bの外周縁である切欠開口10b′からケース体61bの球受入口87bへ導かれた遊技球Pしか受け入れることができないように構成されており、前記戻入球保持孔91,92,94,95,97,98と排出球保持孔93,96,99は、受け入れた遊技球Pを遊技球振分装置内で循環する循環球として取り扱う循環球保持孔としての役割を有している。
なお、球戻機構11bを水平状に配置した場合には、循環球保持孔(排出球保持孔・戻入球保持孔)の取付板50bからの高さは、球排出孔84bの取付板50bからの高さに一致する。
このように排出球保持孔69,70,72,73,75,76については遊技球Pが先に流入阻止球保持孔69′,70′,72′,73′,75′,76′に保持されているかどうかでその排出球保持孔69,70,72,73,75,76に入球できるかが変わる。従って流入阻止球保持孔69′,70′,72′,73′,75′,76′に遊技球Pが保持されていればいるほど排出球保持孔69,70,72,73,75,76に遊技球Pが入球しないこととなり戻入球保持孔68,71,74へ入球する確率を上昇させることを可能としている。なお、こうした遊技球Pの保持状況はケース体61aが透明であることから遊技者は見ることができる。
なお、前記球流落口14a,14bの周囲に形成された障害部18a,18bは、流入しようとする遊技球Pが該障害部18a,18b(図4,図5)に衝突し、該遊技球Pを跳ね飛ばす可能性があるので、該遊技球Pの挙動を一律でなく一層複雑で興味あるものにする。
また、回転体13a,13bの回転速度が遅いと遊技球Pは球流落口14a,14bに流入し易くなり、回転速度が速いと該球受皿10a,10b内における遊技球Pの動きが活発になるので、遊技球Pは球流落口14a,14bに流入し難くなる。このため回転体13a,13bの回転速度を変化させることにより遊技性に優れた興味深い趣向性の高いものとなる。
また、前記ロータリーソレノイド59を作動させ球流出孔83を開くことにより、流入阻止球保持孔69′,70′,72′,73′,75′,76′に保持された遊技球Pは該球流出孔83から排出されるが、どのタイミングで排出するかや排出された遊技球Pの処遇をどのように設定するかは、遊技機の機種に従い様々で多種多様に設定し得る。
また、前記流路切替機構12の前記ソレノイド105,110をどのような契機で作動させるかについても機種の要望に従い自由に設定可能であるが、例えば、遊技機に設けられたディスプレイに抽選表示をし、前記非循環球流入孔80に流入させる遊技球Pの数が該抽選の結果に従って決定され、ソレノイド105,110が作動することでその抽選結果どうり遊技球Pが該流路切替機構12より球戻機構11aに送給されるようにすることができる。このため、例えば非循環球流入孔80または循環球流入孔81に1分毎に1個ずつ遊技球Pが供給されるようにすることで、遊技者にとって有利または不利な状況を時間の経過に従い変化させることが可能となる。そして、ソレノイド105を作動させることで遊技球Pが追加的に多数投入され、ソレノイド110を作動させることによっては該遊技球Pの投入先が前記戻入球保持孔または排出球保持孔と連通する循環球保持孔81か、流入阻止球保持孔と連通する非循環球流入孔80かのいずれかに導かれるように切り替えられ、これによっても有利または不利な状況、確率が変化する。このため遊技者が持つワクワクする期待感を増大させたり、或いは時として失望させるなど、遊技者を常に飽きることなく楽しませることができる。
また、球受皿10aおよび球受皿10bに入った遊技球Pは、回転体上面との摩擦により遠心力やスピンが掛かることで継続的に転動するとともに、面白い動きをするので、遊技者を大いに楽しませることができる。
なおこの実施形態では、前記球受皿10a,10bにそれぞれ一つの球流落口14a,14bを形成したが、複数の球流落口が形成されていてもよい。
なおこの実施形態では、流入阻止球保持孔は排出球保持孔に対してのみその下方位置に連通するように設けられたが、戻入球保持孔に対しても設けることができる。
なおこの実施形態では、流入阻止球保持孔は排出球保持孔に対してその下方位置に連通するように所定の角度をずらし省スペース化を実現するよう設けられているが、所定の角度をずらすことなくその直下に位置させて形成することもできる。
Claims (5)
- スリ鉢形に形成された球受皿と、該球受皿の中央部に上面が該球受皿の底面部と連なるように配設された円形状の回転体と、該回転体を水平面内で回転させる回転駆動機構とからなり、該回転体の中心部に球流落口が形成され、該球受皿内に流入した遊技球は該回転体が回転する際に該回転体の上面との摩擦により遠心力やスピンが掛かることで該球受皿内にて継続的に転動し、該球受皿の外周縁より流出したり前記球流落口に流落するようにしたことを特徴とする遊技球振分装置。
- 前記遊技球振分装置を隣接して複数個配置し、該遊技球振分装置の前記球受皿の外周縁から流出した遊技球を他の遊技球振分装置の球受皿に移動可能に設け、一方の遊技球振分装置の球流落口に遊技球が流落した場合に他方の遊技球振分装置の球流落口に遊技球が流落するよりも遊技者にとって有利になるように球流落口に優劣の差異を設けてなることを特徴とする請求項1に記載した遊技球振分装置。
- 外周縁部に形状の異なる複数種類の球保持孔が形成された回転円盤を傾斜面内で回転動するように支持した球戻機構を前記球受皿の一側縁に設け、前記球受皿の外周縁から流出した遊技球が前記回転円盤の球保持孔に保持され、該球保持孔には受け入れられた遊技球を前記遊技球振分装置内で循環する循環球として導く循環球保持孔を有し、該循環球保持孔には形状に従い前記球受皿に戻す戻入球保持孔と、他の部位に排出する排出球保持孔との種別を有することを特徴とする請求項1または2に記載した遊技球振分装置。
- 前記回転円盤の循環球保持孔に隣接し形成され、遊技領域から遊技球が入球することで該遊技球が隣接する循環球保持孔に遊技球が入球するのを阻止する流入阻止球保持孔を有し、該流入阻止球保持孔は入球した遊技球を前記遊技球振分装置内で循環させることのない非循環球とする非循環球保持孔として前記循環球保持孔と高低差をもって配設し、
遊技領域からの遊技球を前記回転円盤の循環球保持孔又は非循環球保持孔のいずれかに流入させるよう切り替え可能とする流路切替機構を備えていることを特徴とする請求項3に記載した遊技球振分装置。 - 前記球戻機構は傾斜状に形成されたケース体内にて前記回転円盤が回転動するように設けられ、該ケース体の下縁部に前記球受皿から流出した遊技球を該回転円盤の球保持孔に流入させる球受入口を形成するとともに、該ケース体の上縁部に球開放口を形成し、該ケース体の中央部に傾斜スロープを形成し、前記球開放口から放出された遊技球が該傾斜スロープ上を滑落し前記球受入口を飛び越すようにジャンプすることで前記球受皿に戻されるようにしたことを特徴とする請求項3乃至4のいずれかに記載した遊技球振分装置。
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