JP7220634B2 - 振動式角速度検出器 - Google Patents
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(角速度検出器1の構成)
図1に、実施例1にかかる角速度検出器1の平面図を示す。図1において、紙面が基板面であり、基板面に垂直な方向にZ軸、基板面上に図のようにY軸、X軸をとる。この角速度検出器1ではZ軸の回りの角速度ωが検出され、Y軸が励振軸、X軸が検出軸である。不図示の基板に対して振動可能に配設されたマス部10をY軸方向に励振させ、Z軸の回りの角速度をX軸方向に発生するコリオリ力に関連する物理量を検出することで、角速度を検出する。
図2のように、励振梁101~104の間に剛性ばらつきが存在する場合を想定する。図2の例では、左上の励振梁102と右下の励振梁103の梁剛性が高く、右上の励振梁101と左下の励振梁104の梁剛性が低い。マス部10が+Y軸方向に変位したとき、剛性が高い梁に比して剛性が低い梁の方が変位が大きいため、マス部10U(点線)に示すように+X軸方向への変位が生ずる。同様に、マス部10が-Y軸方向に変位したとき、マス部10L(点線)に示すように-X軸方向への変位が生ずる。この結果、検出方向(X軸方向)への漏れ振動が生ずる。この漏れ振動が検出電極131~134で検知されてしまうため、角速度が入っていない状態でも角速度が出力されてしまう(ゼロ点出力)。
図3のフローを用いて、角速度検出器1の動作を説明する。ステップS10において、角速度が入力されていない環境下で、マス部10を振動させる。
調整電極121~124によって、励振梁101~104の各々のバネ定数を個別に調整することができる。複数の励振梁の間で、剛性を均一化することができるため、検出方向への漏れ振動を抑制することが可能となる。よって、角速度印加が無いときのセンサ出力(ゼロ点出力)を最小とすることができる。その結果、微小な角速度出力を精度よく検出することが可能となる。また、励振および検出共振周波数の差が変化した場合や、環境温度が変化した場合に、ゼロ点出力が変化してしまうことに対して、実施例1の技術では、ゼロ点出力を最小化することで、ゼロ点の変動量を小さくすることができる。
実施例2Aは、励振梁がストレート型である実施例である。また、梁の側面に調整電極を配置する実施例である。実施例1と異なる点のみ説明する。図5Aに、実施例2Aに係る角速度検出器1Aを示す。実施例1の角速度検出器1(図1)と同様の部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。また図5Aでは、励振電極31および32、励振モニタ41および42、検出電極131~134(図1参照)は記載を省略している。
梁の側面に調整電極221~224を配置する構造を採用することにより、実施例1で示した調整電極121~124(図1)のような、櫛歯型の電極を不要とすることができる。このため、角速度検出器の小型化が可能となる。
実施例2Bは、実施例2Aの変形例である。実施例2Bが実施例2Aから異なる点は、調整電極221r~224rの構造のみである。他の構造は共通するため、説明を省略する。図5Bに、実施例2Bに係る角速度検出器1ARを示す。調整電極221rは、励振梁201の側面のうち、アンカー部201b近傍の領域にのみ配置されている。なお、調整電極222r~224rの構造は、調整電極221rと同様であるため、説明を省略する。
電気バネ効果による梁のバネ定数の調整は、前述の式(2)から分かるように、電極間距離dの3乗に反比例して変化する。すなわち、電極間距離dが小さくなるほど、同一のバネ定数の低下量をより低電圧で得ることができる。そこで実施例2Bの角速度検出器1ARでは、調整電極221rをアンカー部201b近傍の領域のみに配置している。理由を説明する。励振梁201の変位量は、アンカー部201bからの距離に比例して大きくなる。すると、アンカー部201b近傍の中点P2の方が、マス部10近傍の端点P1に比して、梁の変位量が約1/2に小さくなる。すなわち、調整電極221r(図5B)のように中点P2近傍まで調整電極を配置する場合の電極間距離D2は、調整電極221(図5A)のようにマス部10近傍まで調整電極を配置する場合の電極間距離D1に比して、約1/2に小さくすることができる。これにより、より低電圧でバネ定数を制御できるため、電源部141の回路を縮小することが可能となる。なお、調整電極221(図5A)に比して調整電極221r(図5B)は、電極面積Sが約1/2となる。しかし、式(2)から分かるように、バネ定数の調整は電極面積Sに比例する。よって、電極面積Sを小さくしても電極間距離dを小さくする方が、低電圧化には有利である。
実施例3は、励振梁がフォールデッド型である実施例である。また、梁の側面に調整電極を配置する実施例である。実施例1と異なる点のみ説明する。図6に、実施例3に係る角速度検出器1Bを示す。実施例1の角速度検出器1(図1)と同様の部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。また、図6では、励振電極31および32、励振モニタ41および42、検出電極131~134(図1参照)は記載を省略している。
励振梁301を構成する4本の梁351~354の各々が、調整電極321で挟まれている。よって、梁351~354の全てにおいて、電気バネ効果によりバネ定数を調整することができる。櫛歯電極が不要であり、非常に狭い面積に調整電極を設置することができるため、センサの小型化が可能となる。
実施例4は、調整電極の構造に関する第1の実施例である。実施例1と異なる点のみ説明する。また、実施例1の角速度検出器1(図1)と同様の部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。
延長部401Eによってリンク部401aのY軸方向への長さを延長することで、延長しない構成(図1のリンク部101a)に比して、励振梁電極421aの設置数を多くすることができる。電極面積を大きくすることができるため、より低電圧でバネ定数を制御することが可能となる。
実施例5は、調整電極の構造に関する第2の実施例である。実施例1と異なる点のみ説明する。また、実施例1の角速度検出器1(図1)と同様の部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。
噛み合わされた櫛歯電極に電圧を印加すると、両者に引力が発生する。本構成では、延長部101Eの両面に同数の櫛歯電極を配置しているため、+X軸方向に発生する引力F1と-X軸方向に発生するF2とを相殺することができる。励振梁101にX方向への引張り応力が発生しない。梁剛性が高くなってしまう事態や、非線形性が発現してしまう事態を防止することができる。
実施例6は、角速度検出器1の動作方法の実施例である。実施例1と異なる点のみ説明する。図1に示す角速度検出器1は、励振軸(Y軸)に対称に配置されている一対のペア梁(励振梁101および102のペア梁、および、励振梁103および104のペア梁)を備えている。調整電極121および123に、共通の制御電圧VRを印加する。これにより、マス部10の+X軸側に配置されている励振梁101および103のバネ定数を、一体に制御できる。また、調整電極122および124に、共通の制御電圧VLを印加する。これにより、マス部10の-X軸側に配置されている励振梁102および104のバネ定数を、一体に制御できる。
常に漏れ振動量を監視(S140)し、漏れ振動量に応じて励振梁のバネ定数を調整(S160)することができる。漏れ振動量が温度特性などによって変動する場合においても、漏れ振動の発生を常時抑制することが可能となる。
実施例7は、励振梁の変位量を検出可能な検出電極661~664を備えた実施例である。実施例1と異なる点のみ説明する。図10に、実施例7に係る角速度検出器1Cを示す。実施例1の角速度検出器1(図1)と同様の部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。また図10では、マス部10、励振電極31および32、励振モニタ41および42、検出電極131~134(図1参照)は記載を省略している。
図11を用いて、実施例7に係る動作フローの具体例を説明する。ステップS210において、調整電極121~124に、調整電圧V1~V4を印加する。調整電圧V1~V4は、所定の直流オフセット電圧(例:5[V])である。電気バネ効果により、励振梁101~104のバネ定数を一律に低下させることができる。ステップS220において、マス部10を振動させる。ステップS230において、角速度の計測を開始する。
検出電極131~134を用いる場合には、励振梁101~104の変位量のばらつき(すなわちバネ定数のばらつき)を、漏れ振動量によって間接的に測定することしかできない。本実施例では、検出電極661~664を備えることで、励振梁101~104の変位量のばらつきを直接に測定することができる。従って、励振梁101~104のバネ定数のばらつきを、より正確に測定することができる。バネ定数の測定精度を高めることができるため、バネ定数をさらに高精度に均一化することが可能になる。より高精度に漏れ振動を低減することができる。
実施例8は、励振梁と検出梁が一体化している実施例である。実施例1と異なる点のみ説明する。図12に、実施例8に係る角速度検出器1Dを示す。実施例1の角速度検出器1(図1)と同様の部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。また、図12では、励振モニタ41や42(図1参照)は記載を省略している。
調整電極221~224に調整電圧V1~V4を印加することで、電気バネ効果により、励振梁部分701~704のY軸方向のバネ定数を個別に調整することができる。具体的な内容は、実施例2と同様であるため、説明を省略する。
リンク部の延長部に調整電極を配置する形態(実施例4)において、調整電極の形状は様々であって良い。例えば、図13に示す、調整電極821のような構造であってもよい。図13において、実施例4(図7)と同様の部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。
調整電極の配置位置は、実施例1(図4)に示すようなリンク部に限られない。例えば、図14に示すように、励振梁101自体に配置してもよい。図14において、実施例1と同様の部位には同一符号を付すことで、説明を省略する。梁153の点P11には、+Y軸方向へ伸びる延長部901Eが接続されている。点P11は、リンク部101aよりもアンカー部101bに近い位置である。延長部901Eの+X軸方向の側面には、複数の励振梁電極121aが配置されている。
実施例6において、バネ定数を一体に制御する励振梁の組み合わせは、様々であって良い。例えば、調整電極121および124に、共通の制御電圧VRを印加してもよい。これにより、マス部10の対角線上に配置されている励振梁101および104のバネ定数を、一体に制御できる。また、調整電極122および123に、共通の制御電圧VLを印加してもよい。これにより、マス部10の対角線上に配置されている励振梁102および103のバネ定数を、一体に制御できる。そして、ステップS160(図9)において、制御電圧VRまたはVLの一方を制御すればよい。
Claims (12)
- 基板面上にX軸、X軸に垂直にY軸をとり、基板面に垂直にZ軸をとるとき、基板に対して振動可能に配設されたマス部をY軸方向に励振させ、Z軸の回りの角速度をX軸方向に発生するコリオリ力に関連する物理量を検出することで、前記角速度を検出する振動式角速度検出器であって、
前記マス部のX軸の正方向に位置する第1側面からX軸正方向に伸びる第1梁と、
前記マス部のX軸の負方向に位置する第2側面からX軸負方向に伸びる第2梁と、
前記第1梁に配置されている第1梁電極と、前記第1梁電極の近傍であって前記基板面に配置されている第1調整電極とを備え、電気バネ効果を用いて前記第1梁のバネ定数を調整可能な第1調整部と、
前記第2梁に配置されている第2梁電極と、前記第2梁電極の近傍であって前記基板面に配置されている第2調整電極とを備え、電気バネ効果を用いて前記第2梁のバネ定数を調整可能な第2調整部と、
を備え、
前記第1梁が前記第1梁電極として機能し、
前記第1調整電極は、前記第1梁の少なくとも一部を挟み込むように前記第1梁の両側に配置されており、
前記第2梁が前記第2梁電極として機能し、
前記第2調整電極は、前記第2梁の少なくとも一部を挟み込むように前記第2梁の両側に配置されている、振動式角速度検出器。 - 前記第1梁および前記第2梁は、リンク部で折れ返された構造を備えたフォールデッド梁である、請求項1に記載の振動式角速度検出器。
- 基板面上にX軸、X軸に垂直にY軸をとり、基板面に垂直にZ軸をとるとき、基板に対して振動可能に配設されたマス部をY軸方向に励振させ、Z軸の回りの角速度をX軸方向に発生するコリオリ力に関連する物理量を検出することで、前記角速度を検出する振動式角速度検出器であって、
前記マス部のX軸の正方向に位置する第1側面からX軸正方向に伸びる第1梁と、
前記マス部のX軸の負方向に位置する第2側面からX軸負方向に伸びる第2梁と、
前記第1梁に配置されている第1梁電極と、前記第1梁電極の近傍であって前記基板面に配置されている第1調整電極とを備え、電気バネ効果を用いて前記第1梁のバネ定数を調整可能な第1調整部と、
前記第2梁に配置されている第2梁電極と、前記第2梁電極の近傍であって前記基板面に配置されている第2調整電極とを備え、電気バネ効果を用いて前記第2梁のバネ定数を調整可能な第2調整部と、
を備え、
前記第1梁および前記第2梁は、リンク部で折れ返された構造を備えたフォールデッド梁であり、
前記リンク部に配置されている検出電極であって、前記リンク部のY軸方向の変位量を検出可能な前記検出電極をさらに備える、振動式角速度検出器。 - 前記第1梁電極、前記第2梁電極、前記第1調整電極および前記第2調整電極は、櫛歯電極である、請求項3に記載の振動式角速度検出器。
- 前記リンク部は、Y軸方向へ伸びている形状を備えた延長部を備えており、
前記延長部に前記櫛歯電極が配置されている、請求項4に記載の振動式角速度検出器。 - 前記リンク部は、Y軸方向へ伸びている形状を備えた延長部を備えており、
前記延長部のX軸の正方向の面および前記延長部のX軸の負方向の面に、前記櫛歯電極が配置されている、請求項4に記載の振動式角速度検出器。 - 前記第1調整部および第2調整部は、前記検出電極で検出される変位量が前記第1梁および前記第2梁で等しくなるようにバネ定数をフィードバック制御する、請求項3に記載の振動式角速度検出器。
- 基板面上にX軸、X軸に垂直にY軸をとり、基板面に垂直にZ軸をとるとき、基板に対して振動可能に配設されたマス部をY軸方向に励振させ、Z軸の回りの角速度をX軸方向に発生するコリオリ力に関連する物理量を検出することで、前記角速度を検出する振動式角速度検出器の調整方法であって、
前記振動式角速度検出器は、
前記マス部のX軸の正方向に位置する第1側面からX軸正方向に伸びる第1梁と、
前記マス部のX軸の負方向に位置する第2側面からX軸負方向に伸びる第2梁と、
前記第1梁に配置されている第1梁電極と、前記第1梁電極の近傍であって前記基板面に配置されている第1調整電極とを備え、電気バネ効果を用いて前記第1梁のバネ定数を調整可能な第1調整部と、
前記第2梁に配置されている第2梁電極と、前記第2梁電極の近傍であって前記基板面に配置されている第2調整電極とを備え、電気バネ効果を用いて前記第2梁のバネ定数を調整可能な第2調整部と、
を備えており、
前記第1梁が前記第1梁電極として機能し、
第1調整電極は、前記第1梁の少なくとも一部を挟み込むように前記第1梁の両側に配置されており、
前記第2梁が前記第2梁電極として機能し、
第2調整電極は、前記第2梁の少なくとも一部を挟み込むように前記第2梁の両側に配置されており、
前記第1調整部および前記第2調整部の少なくとも一方を用いて前記第1梁のバネ定数と前記第2梁のバネ定数とを等しくする、振動式角速度検出器の調整方法。 - 基板面上にX軸、X軸に垂直にY軸をとり、基板面に垂直にZ軸をとるとき、基板に対して振動可能に配設されたマス部をY軸方向に励振させ、Z軸の回りの角速度をX軸方向に発生するコリオリ力に関連する物理量を検出することで、前記角速度を検出する振動式角速度検出器の調整方法であって、
前記振動式角速度検出器は、
前記マス部のX軸の正方向に位置する第1側面からX軸正方向に伸びる第1梁と、
前記マス部のX軸の負方向に位置する第2側面からX軸負方向に伸びる第2梁と、
前記第1梁に配置されている第1梁電極と、前記第1梁電極の近傍であって前記基板面に配置されている第1調整電極とを備え、電気バネ効果を用いて前記第1梁のバネ定数を調整可能な第1調整部と、
前記第2梁に配置されている第2梁電極と、前記第2梁電極の近傍であって前記基板面に配置されている第2調整電極とを備え、電気バネ効果を用いて前記第2梁のバネ定数を調整可能な第2調整部と、
を備えており、
前記第1梁および前記第2梁は、リンク部で折れ返された構造を備えたフォールデッド梁であり、
前記振動式角速度検出器は、前記リンク部に配置されている検出電極であって、前記リンク部のY軸方向の変位量を検出可能な前記検出電極をさらに備えており、
前記第1調整部および前記第2調整部の少なくとも一方を用いて前記第1梁のバネ定数と前記第2梁のバネ定数とを等しくする、振動式角速度検出器の調整方法。 - 前記第1梁のバネ定数を調整することで前記第1梁のバネ定数と前記第2梁のバネ定数とを等しくする、または、前記第2梁のバネ定数を調整することで前記第1梁のバネ定数と前記第2梁のバネ定数とを等しくする、請求項8または9に記載の振動式角速度検出器の調整方法。
- 前記振動式角速度検出器は、前記第1梁および前記第2梁からなる一対のペア梁を複数備えており、
複数の前記第1梁の各々に備えられている前記第1調整部に共通の制御電圧を印加することで、複数の前記第1梁のバネ定数を一体に制御し、
複数の前記第2梁の各々に備えられている前記第2調整部に共通の制御電圧を印加することで、複数の前記第2梁のバネ定数を一体に制御することが可能である、
請求項8~10の何れか1項に記載の振動式角速度検出器の調整方法。 - 前記振動式角速度検出器は、前記第1梁および前記第2梁からなる一対のペア梁を複数備えており、
複数の前記第1梁の各々に備えられている前記第1調整部および複数の前記第2梁の各々に備えられている前記第2調整部に所定の直流オフセット電圧を印加することで、複数の前記第1梁および複数の前記第2梁のバネ定数を一律に低下させるオフセット電圧印加ステップを備え、
前記オフセット電圧印加ステップの後に、前記第1調整部および前記第2調整部の少なくとも一方を用いて前記第1梁のバネ定数と前記第2梁のバネ定数とを等しくする、請求項10に記載の振動式角速度検出器の調整方法。
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