JP7219607B2 - 樹脂組成物、及びマイクロレンズパターンを備える基板の製造方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の方法では、表面部に階段部を有する光屈折系の媒体からなる光透過部を形成したフォトマスクを用い、レジスト膜の露光が行われる。
特許文献1に記載の方法では、精密に設計された形状を備えるフォトマスクを使用する必要がある。かかるフォトマスクは、高価であって、また製造が困難である。しかし、上記の熱フローによる方法であれば、特許文献1に記載されるようなフォトマスクを使用する必要がない。
樹脂組成物が、樹脂(A)を含み、
樹脂組成物を用いて形成される樹脂膜の、下記の1)~4):
1)樹脂組成物を基板上にスピンコートして塗布膜を形成する工程、
2)塗布膜を100℃で90秒間加熱して樹脂膜を形成する工程、
3)得られた樹脂膜からガラス転移点測定用の試料を採取し、得られた試料を用いて示差走査熱量計(DSC)による測定を行い、リバースヒートフロー曲線を取得する工程、及び
4)得られたリバースヒートフロー曲線を温度で一次微分して導出される微分曲線における極小値をガラス転移温度Tgとして読み取り、ガラス転移温度Tgの値を決定する工程、
の工程からなる方法に従って測定されるガラス転移温度Tgが70℃以下である、樹脂組成物。
ドットパターンを加熱により熱フローさせる熱フロー工程と、を含むマイクロレンズパターンを備える基板の製造方法である。
樹脂組成物は、矩形のドットと、格子状のスペースとからなるドットパターンを加熱して、ドットパターンを熱フローさせることによるマイクロレンズパターンの形成方法において、ドットパターンの形成に用いられる。
ここで、マイクロレンズパターンは、所定の位置にそれぞれ配置された、2以上のマイクロレンズからなるパターンである。
また、樹脂組成物を用いて形成される樹脂膜の、下記の1)~4):
1)樹脂組成物を基板上にスピンコートして塗布膜を形成する工程、
2)塗布膜を100℃で90秒間加熱して樹脂膜を形成する工程、
3)得られた樹脂膜からガラス転移点測定用の試料を採取し、得られた試料を用いて示差走査熱量計(DSC)による測定を行い、リバースヒートフロー曲線を取得する工程、及び
4)得られたリバースヒートフロー曲線を温度で一次微分して導出される微分曲線における極小値をガラス転移温度Tgとして読み取り、ガラス転移温度Tgの値を決定する工程、
の工程からなる方法に従って測定されるガラス転移温度Tgは、70℃以下である。かかるTgの値は、68℃以下がより好ましく、66℃以下が特に好ましい。
また、Tgの下限は、40℃以上が好ましく、50℃以上がより好ましく、55℃以上がさらに好ましい。
また、スペースの幅をWとし、ドットの高さをHとする場合に、H/Wで表されるアスペクト比が1.0以上10.0以下であるのが好ましく、2.0以上8.0以下であるのがより好ましい。
ドットの高さHは、特に限定されないが、典型的には、0.25μm以上4.0μm以下が好ましく、0.5μm以上2.0μm以下がより好ましい。
なお、ドットパターンは基板上に形成される。ドットパターンを構成する各ドットは、通常、直方体形状、立方体形状、又はこれらの形状に類似する形状であって、ドットについての基板の厚さ方向と同方向の寸法をドットの高さHとする。
かかる範囲内の温度で、樹脂組成物を用いて形成されるドットパターンを熱フローさせる場合、ドットパターンの過度の熱フローを抑制しつつ、所望する程度にドットパターンを熱フローさせやすい。
アルカリ可溶性樹脂(A1)としては、カルボキシ基、フェノール性水酸基等のアルカリ可溶性基を有する樹脂であり、塩基性の溶液に可溶な樹脂であれば特に限定されない。
例えば、アルカリ可溶性樹脂(A1)としては、フェノール樹脂、アクリル樹脂、スチレンとアクリル酸との共重合体、ヒドロキシスチレンの重合体又は共重合体、及びポリビニルフェノール、ポリα-メチルビニルフェノール等が挙げられる。
で表される構成単位を含む(メタ)アクリル系樹脂を含むのが好ましい。
式(a1)で表される構成単位を含む(メタ)アクリル系樹脂における、式(a1)で表される構成単位の含有量の下限は、25質量%以上、又は30質量%以上であるのも好ましい。
式(a1)で表される構成単位を含む(メタ)アクリル系樹脂における、式(a1)で表される構成単位の含有量が上記の範囲内であると、感光性樹脂組成物を用いてドットパターンを形成する際の良好なパターニング特性と、ドットパターンの良好な低温熱フロー性とを両立しやすい。
この場合、感光性樹脂組成物を用いて、特に低温熱フロー性に優れるドットパターンを形成しやすい。
アルキルエステルを構成するアルキル基は、直鎖状であっても、分岐鎖状であってもよく、直鎖状が好ましい。
これらの中では、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n-プロピル、(メタ)アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸n-ペンチル、及び(メタ)アクリル酸n-ヘキシルが好ましい。
かかる他の構成単位を与える単量体としては、(メタ)アクリル酸の炭素原子数1以上10以下のアルキルエステル以外の、エポキシ基を有さない(メタ)アクリル酸エステル類、エポキシ基を有する不飽和化合物、(メタ)アクリルアミド類、アリル化合物、ビニルエーテル類、ビニルエステル類、スチレン類等が挙げられる。これらの化合物は、単独又は2種以上組み合わせて用いることができる。
エポキシ基を有する不飽和化合物としては、エポキシ基を含む脂環式基を有する(メタ)アクリル酸エステルも好ましい。
感光剤(B)は、露光によって感光性樹脂組成物のアルカリ現像液に対する溶解性を高めるものである。感光剤(B)は、キノンジアジド基含有化合物であることが好ましい。
かかる範囲の量の感光剤(B)を用いることにより、上記のTgが適切な値である樹脂組成物を調製しやすい。その結果、感光性樹脂組成物を用いてドットパターンを形成する際の良好なパターニング特性と、ドットパターンの良好な低温熱フロー性との両立が容易である。
樹脂(A)としてのアルカリ可溶性樹脂(A1)と、感光剤(B)とを含む、感光性樹脂組成物は、必要に応じて、アルカリ可溶性樹脂(A1)及び感光剤(B)以外の他の成分を含んでいてもよい。
他の成分としては、例えば、有機溶剤や、熱架橋剤が挙げられる。
感光性樹脂組成物が、熱架橋剤を含む場合、形成されるマイクロレンズの耐熱性を向上させることができ、ドットパターンの過度の熱フローを抑制しやすい。
特にアルコキシメチル化メラミン樹脂やアルコキシメチル化尿素樹脂等のアルコキシメチル化アミノ樹脂等が好適に使用できる。
中でも、熱架橋剤の好適な具体例としては、メトキシメチル化メラミン樹脂、プロポキシメチル化メラミン樹脂、ブトキシメチル化メラミン樹脂、メトキシメチル化尿素樹脂、エトキシメチル化尿素樹脂、プロポキシメチル化尿素樹脂、及びブトキシメチル化尿素樹脂等が挙げられる。
以上説明した樹脂組成物を用いて、マイクロレンズパターンを備える基板が製造される。
具体的には、マイクロレンズパターンを備える基板の製造方法は、
前述の樹脂組成物を用いて、基板上に、矩形のドットと、格子状のスペースとからなるドットパターンを形成する工程と、
ドットパターンを加熱により熱フローさせる熱フロー工程と、を含む。
好適な基板の一例としては、シリコン基板上に、固体撮像素子、第1の平坦化膜、カラーフィルタ、及び第2の平坦化膜が形成されている基板が挙げられる。
かかる基板では、シリコン基板上の所定の位置に点在する固体撮像素子を被覆するように、平坦な面を備える第1の平坦化膜が形成される。第1の平坦化膜上では、各固体撮像素子の位置の上方の位置にカラーフィルタが形成される。そして、カラーフィルタを被覆するように、平坦な面を備える第2の平坦化膜が形成される
なお、基板において、シリコン基板から第2の平坦化膜側への方向を上方とし、第2の平坦化膜からシリコン基板側への方向を下方とする。
図1(b)に記載されるように、基板10上にマイクロレンズパターンを形成するために、まず、基板上10に、上記の樹脂組成物を用いてドットパターン12を形成する。
ドットパターン12の形成方法は特に限定されない。
例えば、前述の通り、ドットパターン12は、インクジェット印刷法等の印刷法によって形成されてもよい。ドットパターン12は、露光及び現像によるパターニングを含むフォトリソグラフィー法によって形成されてもよい。
塗布方法としては特に限定されず、例えば、ロールコーターやスピンコーターを用いる周知方法を用いることができる。
揮発性の成分を除去する方法としては、塗布膜11を減圧雰囲気下に置く方法や、塗布膜11を加熱する方法が好ましい。ただし、ドットパターンが低温熱フロー性に優れるように、塗布膜11も低温でも熱フローしやすい。このため、塗布膜11から揮発性の成分を除去する際には、必要に応じて減圧された雰囲気下に置いて、塗布膜11を(Tg+50℃以下)の温度に、120秒以下、好ましくは90秒以下程度の短時間加熱するのが好ましい。
ブリーチングをすることで、樹脂組成物中に含まれていた、キノンジアジド基含有化合物のような感光剤(B)の光反応が生じドットパターン12の透明性が向上する。
ブリーチングの方法としては、具体的には、波長が300nm以上450nm以下の範囲内の紫外線を照射することが好ましい。
なお、ブリーチングを行わなくとも、ドットパターン12の透明性が良好である場合、ブリーチングを必要に応じて省略できる。
必要に応じてブリーチングされたドットパターン12に対して加熱を行うことで、ドットパターン12を熱フローさせる。かかる熱フローによって、基板10上にマイクロレンズパターン13が形成される。
かかる範囲内の温度で、樹脂組成物を用いて形成されるドットパターン12を熱フローさせる場合、ドットパターン12の過度の熱フローを抑制しつつ、所望する程度にドットパターン12を熱フローさせやすい。
実施例1~4では、以下に説明する、樹脂(A)、感光剤(B)、溶剤を均一に混合して、感光性樹脂組成物を調製した。
各実施例、及び比較例では、下式A-1、A-2、及びA-3で表される単位を、下表1に示される質量比で含む共重合体100質量部を樹脂(A)として用いた。各実施例、及び比較例で用いた共重合体の質量平均分子量(Mw)は、いずれも8,000であった。
各実施例、及び核比較例では、感光剤(B)として、下式で表される化合物が有する水酸基中の水素原子が、1,2-ナフトキノンジアジド-5-スルホニル基で置換された置換体を、表1に記載の量用いた。感光剤が有する水酸基中の水素原子の1,2-ナフトキノンジアジド-5-スルホニル基による置換率は、98.7モル%であった。
得られた樹脂組成物について、以下の方法に従って、低温熱フロー性を評価した。評価結果を表1に記す。
シリコン基板上に、各実施例及び各比較例の樹脂組成物をスピンコーターにより塗布した後、90℃90秒間のベークを行い、膜厚1.8μmの塗布膜を形成した。
形成された塗布膜に対して、位置選択的な露光を施した後、濃度2.38質量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液を用いて60秒間現像を行い、ドットパターンを形成した。
形成されたドットパターンを構成するドットの、基板の面方向と平行な面の形状は、4μm×4μmの正方形であった。また、ドット間のスペースの幅は0.5μmであった。
形成されたドットパターンを、表1に記載の条件で熱フローさせた後、基板の表面を、電子顕微鏡写真により観察した電子顕微鏡画像を取得した。得られた電子顕微鏡画像から、下記の基準に基づいて、低温熱フロー性を評価した。
◎ドットパターンを構成するドットの4辺が、スペース方向に突出する弧状に変形しており、且つ、ドット間のスペースが明確に視認できる。
○ドットパターンの熱フローは認められるが、ドット間のスペースが視認しにくい。
×ドットパターンを構成するドットの4辺がいずれも直線状であり、熱フローが認められない。
他方、比較例からは、上記Tgの値が70℃超である樹脂組成物を用いる場合、約(Tg+30)℃程度の低温では、樹脂組成物を用いて形成されたドットパターンがほとんど熱フローしないことが分かる。
11 塗布膜
12 ドットパターン
13 マイクロレンズパターン
Claims (11)
- 矩形のドットと、格子状のスペースとからなるドットパターンを加熱して、ドットパターンを熱フローさせることによるマイクロレンズパターンの形成方法において、前記ドットパターンの形成に用いられる樹脂組成物であって、
前記樹脂組成物が、樹脂(A)としてのアルカリ可溶性樹脂(A1)と、感光剤(B)とを含み、
前記アルカリ可溶性樹脂(A1)が、下記式(a1):
で表される構成単位と、(メタ)アクリル酸の炭素原子数2以上6以下のアルキルエステルに由来する構成単位とを含む(メタ)アクリル系樹脂を含有し、
前記(メタ)アクリル系樹脂の質量に対する、前記(メタ)アクリル酸の炭素原子数2以上6以下のアルキルエステルに由来する構成単位の質量の比率が、60質量%以上80質量%以下であり、
前記樹脂組成物を用いて形成される樹脂膜の、下記の1)~4):
1)前記樹脂組成物を基板上にスピンコートして塗布膜を形成する工程、
2)前記塗布膜を100℃で90秒間加熱して樹脂膜を形成する工程、
3)得られた前記樹脂膜からガラス転移点測定用の試料を採取し、得られた前記試料を用いて示差走査熱量計(DSC)による測定を行い、リバースヒートフロー曲線を取得する工程、及び
4)得られた前記リバースヒートフロー曲線を温度で一次微分して導出される微分曲線における極小値をガラス転移温度Tgとして読み取り、前記ガラス転移温度Tgの値を決定する工程、
の工程からなる方法に従って測定される、前記ガラス転移温度Tgが70℃以下である、樹脂組成物。 - 前記樹脂組成物における前記感光剤(B)の含有量が、前記樹脂(A)の質量に対して50質量%以下である、請求項1に記載の樹脂組成物。
- 前記(メタ)アクリル系樹脂の質量に対する、前記式(a1)で表される構成単位の質量の比率が、20質量%以上40質量%以下である、請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
- 前記(メタ)アクリル系樹脂が、さらに、エポキシ基を有する不飽和化合物に由来する構成単位を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 前記スペースの幅が0.2μm以上2.0μm以下であり、
前記前記スペースの幅をWとし、前記ドットの高さをHとする場合に、H/Wで表されるアスペクト比が1.0以上10.0以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載の樹脂組成物。 - 前記熱フローの温度が、(前記Tg+5)℃以上130℃以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 前記熱フローの温度が(前記Tg+5)℃以上100℃以下である、請求項6に記載の樹脂組成物。
- 請求項1~7のいずれか1項に記載の樹脂組成物を用いて、基板上に、矩形のドットと、格子状のスペースとからなるドットパターンを形成する工程と、
前記ドットパターンを加熱により熱フローさせる熱フロー工程と、を含むマイクロレンズパターンを備える基板の製造方法。 - 前記スペースの幅が0.2μm以上2.0μm以下であり、
前記前記スペースの幅をWとし、前記ドットの高さをHとする場合に、H/Wで表されるアスペクト比が1.0以上10.0以下であり、
請求項5に記載の樹脂組成物を用いて前記ドットパターンの形成を行う、請求項8に記載のマイクロレンズパターンを備える基板の製造方法。 - 前記熱フローの温度が、前記(Tg+5)℃以上130℃以下であり、
請求項6に記載の樹脂組成物を用いて前記ドットパターンの形成を行う、請求項8に記載のマイクロレンズパターンを備える基板の製造方法。 - 前記熱フローの温度が前記(Tg+5)℃以上100℃以下であり、
請求項7に記載の樹脂組成物を用いて前記ドットパターンの形成を行う、請求項8に記載のマイクロレンズパターンを備える基板の製造方法。
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