JP7219141B2 - 鋼管矢板及び鋼管矢板の打設方法 - Google Patents
鋼管矢板及び鋼管矢板の打設方法 Download PDFInfo
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Description
上記矢板本体の側面の上部に設けられ、軸方向に延びるスリットを有する円形断面の鋼管で形成された継手と、
上記矢板本体の側面の下部に上記継手の延長上に設けられた被案内部材とを備えた鋼管矢板であって、
先行して打設された先行鋼管矢板に隣接して打設されるとき、上記被案内部材が、上記先行鋼管矢板の継手のスリットに嵌合することなく当該継手の外側面に接して摺動することにより、打設位置が案内されるように形成されていることを特徴としている。
第1の鋼管矢板を地中に打設する工程と、
上記第1の鋼管矢板に対して配列方向に所定間隔をおいて第2の鋼管矢板を地中に打設する工程と、
第3の上記鋼管矢板を、上記被案内部材が上記第1の鋼管矢板の継手と上記第2の鋼管矢板の継手に夫々接する状態で地上に設置する工程と、
上記第3の鋼管矢板を、この第3の鋼管矢板の被案内部材が上記第1の鋼管矢板の継手と上記第2の鋼管矢板の継手により案内されながら地中に打設する工程と、
上記第3の鋼管矢板の被案内部材が案内された上記第1の鋼管矢板の継手と上記第2の鋼管矢板の継手の上端に、上記記第3の鋼管矢板の継手の下端を嵌合する工程と、
上記第1の鋼管矢板の継手と上記第2の鋼管矢板の継手に上記記第3の鋼管矢板の継手が嵌合された状態で、上記第3の鋼管矢板を所定の打設深さまで打設する工程と
を備えることを特徴としている。
複数の鋼管矢板を配列する方向に延在する誘導部材を、上記鋼管矢板の軸方向に所定間隔をおいて複数段設置する工程と、
上記鋼管矢板を、上記矢板本体の側面が上記複数段の誘導部材に沿うように設置する工程と、
上記鋼管矢板を、上記矢板本体を複数段の誘導部材で誘導しながら地中に打設する工程と
を備える。
2 矢板本体
3 継手
4,24,34,44,54 被案内部材
14,25 接触部
15,26 固定部
45,55 板状体
56 連結部
71 導枠
72 導杭
Claims (9)
- 鋼管で形成された矢板本体と、
上記矢板本体の側面の上部に設けられ、軸方向に延びるスリットを有する円形断面の鋼管で形成された継手と、
上記矢板本体の側面の下部に上記継手の延長上に設けられた被案内部材とを備えた鋼管矢板であって、
先行して打設された先行鋼管矢板に隣接して打設されるとき、上記被案内部材が、上記先行鋼管矢板の継手のスリットに嵌合することなく当該継手の外側面に接して摺動することにより、打設位置が案内されるように形成されていることを特徴とする鋼管矢板。 - 請求項1に記載の鋼管矢板において、
上記被案内部材が、上記継手よりも大きい直径を有する鋼管で形成されていると共に上記継手の直径よりも小さい幅の軸方向に延在する開口を有する接触部を有し、上記先行鋼管矢板の継手を、上記開口を通して上記接触部の内側に収容するように形成されていることを特徴とする鋼管矢板。 - 請求項1に記載の鋼管矢板において、
上記被案内部材が、平面視において互いの間に角度を成して接続された2つの板状体で形成された接触部を有し、この接触部の2つの板状体が上記先行鋼管矢板の継手の外側面に夫々接するように形成されていることを特徴とする鋼管矢板。 - 請求項2又は3に記載の鋼管矢板において、
上記被案内部材が、上記矢板本体の径方向に延在して上記接触部を上記矢板本体に固定する板状の固定部を有することを特徴とする鋼管矢板。 - 請求項1に記載の鋼管矢板において、
上記被案内部材が、上記矢板本体の側面から突出すると共に長手方向に延在する板状体で形成され、上記先行鋼管矢板の継手の外側面に接するように形成されていることを特徴とする鋼管矢板。 - 請求項5に記載の鋼管矢板において、
上記被案内部材が、上記先行鋼管矢板の継手の両側に延在するように配置された2つの上記板状体で形成されていることを特徴とする鋼管矢板。 - 請求項6に記載の鋼管矢板において、
上記被案内部材の2つの上記板状体が、上記矢板本体の表面に沿って固定された連結部によって連結され、一体に形成されていることを特徴とする鋼管矢板。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の鋼管矢板を地中に打設する方法であって、
第1の鋼管矢板を地中に打設する工程と、
上記第1の鋼管矢板に対して配列方向に所定間隔をおいて第2の鋼管矢板を地中に打設する工程と、
第3の上記鋼管矢板を、上記被案内部材が上記第1の鋼管矢板の継手と上記第2の鋼管矢板の継手に夫々接する状態で地上に設置する工程と、
上記第3の鋼管矢板を、この第3の鋼管矢板の被案内部材が上記第1の鋼管矢板の継手と上記第2の鋼管矢板の継手により案内されながら地中に打設する工程と、
上記第3の鋼管矢板の被案内部材が案内された上記第1の鋼管矢板の継手と上記第2の鋼管矢板の継手の上端に、上記第3の鋼管矢板の継手の下端を嵌合する工程と、
上記第1の鋼管矢板の継手と上記第2の鋼管矢板の継手に上記第3の鋼管矢板の継手が嵌合された状態で、上記第3の鋼管矢板を所定の打設深さまで打設する工程と
を備えることを特徴とする鋼管矢板の打設方法。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の鋼管矢板を地中に打設する方法であって、
複数の鋼管矢板を配列する方向に延在する誘導部材を、上記鋼管矢板の軸方向に所定間隔をおいて複数段設置する工程と、
上記鋼管矢板を、上記矢板本体の側面が上記複数段の誘導部材に沿うように設置する工程と、
上記鋼管矢板を、上記矢板本体を複数段の誘導部材で誘導しながら地中に打設する工程と
を備えることを特徴とする鋼管矢板の打設方法。
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