JP7507676B2 - 土留構造及び土留構造の構築方法 - Google Patents
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Description
(土留構造100)
図1は、実施の形態1に係る土留構造100の斜視図である。図2は、実施の形態1に係る土留構造100の平面図(a)及び側面図(b)である。図3は、実施の形態1に係る土留構造100を構成する土留部材50の一例の斜視図である。図1~図3を用いて土留構造100について説明する。土留構造100は、例えば構造物の基礎を構築するための立坑又は地中に構築される集水井等の土木構造物であって、地盤92を掘削して形成された縦穴90に構築されるものである。
図3に示されている土留部材50の波付き部50aは、長手方向に垂直な断面においてサインカーブ状の波形が付されている。図3に示される土留部材50は、サインカーブ状の波形が付されており、地山側からの土圧による荷重に対抗することができる。波付き部50aは、波形が付されていることにより、単純な平板状の断面形状に形成されるよりもr方向に掛かる荷重に対する強度及び剛性が高い。
図6は、実施の形態1に係る土留構造100の土留部材50を連結する連結金具20の斜視図である。図7は、図6の連結金具20の上面図である。図8は、図6の連結金具20の側面図である。図9は、図6の連結金具20の底面図である。図6~図9に示されるx方向及びy方向により形成される平面は、連結金具20の連結金具本体22に沿った平面であり、z方向は、x方向及びy方向に垂直方向を示している。また、x方向は、挟持部23の幅方向に一致しており、連結金具20が横フランジ部51に取り付けられた状態において土留構造100のθ方向と略一致する。実施の形態1において、連結金具20は、板金を折り曲げて形成された金具である。連結金具20は、エンボス加工により形成された凸部26を備える連結金具本体22と、連結金具本体22のy方向の一方の端部からz方向逆向きに向かって折り曲げられた差込み部25と、連結金具本体22のy方向の他方の端部からz方向逆向きに向かって折り曲げられた挟持部23と、を備える。換言すると、連結金具20は、部材の一端を連結金具本体22の一方面側に折り曲げることにより形成された差込み部と、連結金具本体22を構成する部材の他端を、一方面側にU字状に折り曲げることにより形成された挟持部23と、を備える。
図10は、実施の形態1に係る封止部材10の断面図である。封止部材10は、連結孔55に挿入できるように形成された筒状部11と、筒状部11の中心軸方向の一方の端部に筒状部11の外周面14から突出するように形成された鍔部12と、を備える。筒状部11の外周面14は、封止材料13により構成されている。外周面14は、土留部材50の連結孔55に挿入できる程度の外径寸法Dで形成されている。
図11は、実施の形態1に係る土留構造100に取り付けられた封止部材10及び連結金具20の斜視図である。土留部材50のフランジ部に形成された連結孔55には、封止部材10が嵌め込まれている。そして、封止部材10の筒状部11の内側に連結金具20の差込み部21が挿通されている。封止部材10の筒状部11は、内側に連結金具20を挿通できるように構成されている。例えば、封止部材10の筒状部11の内径は、連結金具20の幅寸法よりも大きく形成されている。
図12は、実施の形態1に係る土留構造100の封止部材10及び連結金具20の設置箇所の断面図である。実施の形態1に係る土留構造100は、複数の土留部材50により構成され、ある所定の区間が完成したところで土留構造100と縦穴90との間の空間93にモルタル等の充填材が充填される。この時、図12に示すように、土留部材50の横フランジ部51を重ねた部分に隙間94が生じる場合がある。
封止部材10を用いて複数の土留部材50を連結して構築される土留構造100は、端縁に横フランジ部51が形成されている複数の土留部材50のそれぞれの横フランジ部51を重ねた状態にして連結金具20で連結して形成されるものであり、その土留構造100は、以下の手順で構築される。
実施の形態2に係る土留構造200及び封止部材210について説明する。実施の形態2に係る土留構造200は、実施の形態1の土留構造100に対し封止部材10の構造を変更したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
Claims (11)
- 端縁にフランジ部が形成されている複数の土留部材と、
前記複数の土留部材のそれぞれの前記フランジ部を重ねた状態で連結する連結金具と、
前記フランジ部に形成された連結孔に挿通される筒状部を備え、前記筒状部の内側に前記連結金具が挿通される封止部材と、を備え、
前記連結金具は、
連結金具本体と、
前記連結金具本体を構成する部材の一端を前記連結金具本体の一方面側に折り曲げることにより形成された差込み部と、
前記連結金具本体を構成する部材の他端を、前記一方面側にU字状に折り曲げることにより形成された挟持部と、を備え、
前記差込み部は、
隣接して位置する前記複数の土留部材のそれぞれに形成された前記連結孔に挿通された前記封止部材の前記筒状部の内側に挿通され、
前記挟持部は、
隣接して位置する前記複数の土留部材のそれぞれの前記フランジ部を重ねた状態で挟持し、
前記封止部材の前記筒状部は、
前記複数の土留部材の前記フランジ部の前記連結孔の内側に位置し、前記フランジ部を重ねた状態で生じる当該フランジ部の間の隙間を塞ぐ、土留構造。 - 前記封止部材の前記筒状部は、
中心軸方向の長さ寸法が前記複数の土留部材の前記フランジ部の厚さ寸法よりも大きく形成されている、請求項1に記載の土留構造。 - 前記封止部材は、
前記筒状部の中心軸方向の一方の端部に、前記筒状部の外周面から突出して形成される鍔部を備える、請求項1又は請求項2に記載の土留構造。 - 前記封止部材は、
少なくとも前記筒状部の外周面が弾性を有する封止材料で構成される、請求項1~請求項3の何れか1項に記載の土留構造。 - 前記封止部材は、
少なくとも前記筒状部の外周面が膨張性を有する封止材料で構成され、
前記封止材料は、
液体を吸収して膨張する、請求項1~請求項4の何れか1項に記載の土留構造。 - 前記封止部材は、
金属材料の表面に前記封止材料を成形して構成される、請求項4又は請求項5に記載の土留構造。 - 前記封止部材は、
前記鍔部と前記筒状部の先端部を変形させて形成された第2鍔部との間に、重ねた状態の前記フランジ部が配置される、請求項3に記載の土留構造。 - 前記封止部材の前記筒状部の先端部は、
切り欠きが形成されている、請求項1~請求項3の何れか1項に記載の土留構造。 - 端縁にフランジ部が形成されている複数の土留部材のそれぞれの前記フランジ部を重ねた状態にして連結金具で連結して形成される土留構造の構築方法であって、
前記複数の土留部材のうち既に固定されている第1土留部材の前記フランジ部に第2土留部材の前記フランジ部を重ね、前記フランジ部に形成された連結孔の位置を合わせた状態で仮固定を行う仮止め工程と、
前記仮止め工程の後に、前記フランジ部に形成されている前記連結孔に筒状部を備える封止部材を挿入する封止部材設置工程と、
前記封止部材の前記筒状部の内側に前記連結金具を挿通する、挿通工程と、を備える、土留構造の構築方法。 - 前記挿通工程は、
前記封止部材設置工程の前に行われ、
前記封止部材設置工程は、
前記封止部材を前記連結孔に挿入するとともに、前記連結金具の差込み部を前記連結孔に挿入する、請求項9に記載の土留構造の構築方法。 - 前記封止部材設置工程の後に、前記封止部材の先端部を変形させて第2鍔部を形成する封止部材固定工程を備える、請求項10に記載の土留構造の構築方法。
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